JP4351692B2 - 開閉二重窓 - Google Patents

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本発明は、障子を室外側に向けて開閉自在なすべり出し窓等の開閉二重窓に関する。
従来のすべり出し窓は、窓枠に障子が室外(屋外)側に向けて開閉自在に設けられ、前記障子の框には、複層ガラスが、互いの間に断熱のための空気層を形成するように、所定間隔を有して設けられてなるものである(例えば、特許文献1参照)。
また、開閉二重窓として、窓枠に、外障子と内障子とが、丁番を介してそれぞれ設けられ、外障子と内障子とは、同じ方向(室内側)に開閉するものも周知である(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−308171号公報 特許第3167922号公報
前記特許文献1に記載のすべり出し窓の障子は、框に複層ガラスがシール材で固定されているため、複層ガラスの空気層側の面に、内部結露が発生した場合、清掃をすることができなかった。このため、障子が寿命となり障子全体を新しいものと交換しなければならなかった。
前記特許文献2に記載の開閉二重窓は、窓枠に、外障子と内障子とが、丁番を介して室内側に開閉する構成であるため、仮にかかる開閉窓を、屋外側に開閉する構成とした場合、内障子が邪魔になり、屋内側から外障子と内障子とのそれぞれのガラスの対向する面を掃除するのは困難である。
本発明は、障子が室外側に向けて開閉自在に設けられ、その障子の外障子の第1ガラスと、内障子の第2ガラスとの対向する空気層側の面に、内部結露が発生した場合や埃等が付着した場合、室内側から外障子に支持された内障子を開けることにより、それぞれの空気層側の面を掃除できることを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、窓枠に、障子が室外側に向けて開閉自在に設けられた開閉二重窓において、前記障子は、第1ガラスが框に保持されてなる外障子と、第2ガラスが框に保持されてなる内障子とからなり、前記第1ガラスと第2ガラスとの間に、断熱のための空気層が形成され、前記外障子と前記内障子とは一体的に開閉自在で、且つ、前記障子を開放した際に、前記内障子は、前記第2ガラスの空気層側の面が室内側を向くように、前記外障子に開閉自在に設けられ、前記外障子の第1ガラスを保持する框内に、前記内障子の第2ガラスを保持する框が収納される構成であり、前記外障子の第1ガラスを保持する框の内周面で且つ室外側の面から固定片が突設され、前記第1ガラスは、前記框の内周面および固定片に、接着性を有するシール材で室内側から接着され、前記内障子の第2ガラスを保持する框の内周面で且つ室内側の面から固定片が、前記外障子側の固定片と間隔を有して対向するように突設され、前記第2ガラスは、前記框の内周面および固定片に、接着性を有するシール材で室外側から接着され、前記第1ガラスと前記第2ガラスとの間には、スペーサが介在され、前記内障子の框が室外側から前記窓枠に支持されたことにある。
前記本発明は、通常の窓開閉では、一般窓と同様の操作で内外障子が一体となって開閉する。また、第1ガラスと第2ガラスとの対向する空気層側の面を掃除する場合には、必要に応じて、内障子を開閉する。
本発明の前記外障子の第1ガラスを保持する框内に、前記内障子の第2ガラスを保持する框が収納される構成である。
前記本発明は、障子全体の見込み寸法が大きくならないようにでき、既築のサッシ窓リフォーム等において、窓枠をそのまま利用し、障子のみを交換することで、窓枠の交換が不要となり、工事費の低減も図れる。
本発明の前記外障子は、すべり出し丁番により前記窓枠に連結され、しかも、前記内障子は、すべり出し丁番により前記外障子に連結されている。
本発明の前記第1ガラスは、シール材で前記框側に接着され、前記第2ガラスは、シール材で前記框側に接着されるとともに、前記第1ガラスと前記第2ガラスとの間には、スペーサが介在され、前記内障子の框が室外側から前記窓枠に支持される。
前記本発明は、室外側から強風等による外圧が第1ガラスに作用しても、その外圧力は、第1ガラス、スペーサ、第2ガラス、内障子11の各框に順次伝わり、その外圧力は、最終的には室内側窓枠で受け止めることとなる。このため、仮にガラスと框側との接着強度が低下した場合であっても、開閉二重窓は十分な強度が得られ外圧に十分耐え得るものとなる。
本発明の前記外障子の各框と前記内障子の各框との間には、前記内障子を前記外障子に収納した際に前記外障子の各框と前記内障子の各框とが接触するのを防止する気密材が介在されているのが好ましい。かかる場合には、外障子の各框と、内障子の各框とをアルミ等の金属製としても、外障子の各框と、内障子の各框との間には、気密材が介在されているため、外障子の各框と内障子の各框との間が断熱され、外気温度が外障子側から内障子側に伝わるのが防止できる。
本発明の前記第1ガラスと前記固定片とは、止水性および膨張吸収性を有する二次シール材が介在され、前記第2ガラスと前記固定片とは、止水性および膨張吸収性を有する二次シール材が介在されていることにある。
本発明の前記内障子の框の室内側外周には、フランジ片が突設され、該フランジ片は、前記窓枠に室外側に向けて設けられた気密材に支持されている。
かかる場合には、内障子のフランジ片は気密材に密着することから、フランジ片の外径は窓枠の開口よりも大きくなり、内障子の框の枠径を大きくできる。そのため、障子見付け寸法(障子の外周面からガラスまでの寸法)を小さくでき、その分だけガラスの採光面積を大きくできる。
本発明は、外障子の第1ガラスと、内障子の第2ガラスとの対向する空気層側の面に、内部結露が発生した場合や、埃等が付着した場合、屋内側から内障子を開けることにより、各空気層側の面を容易且つ迅速に掃除できる利点がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1〜図6は、本発明に係る第1実施形態を示し、図1は、開閉二重窓としての縦すべり出し窓の概略構成を示す斜視図、図2は同縦断面図、図3は、図2のC−C線断面図である。
縦すべり出し窓1は、例えばアルミ製の窓枠2と、この窓枠2に、その開口2aを開閉すべく設けられた障子3とを備えている。図1において、A方向が屋外(室外)、B方向が屋内(室内)側を表している。
窓枠2は、室内側窓枠5と室外側窓枠7とから矩形に形成され、建物開口部に適宜取り付けられる。室内側窓枠5は、上枠5a、下枠5c、右縦枠5b及び左縦枠5dからなる。室外側窓枠7は、上枠7a、下枠7c、右縦枠7b及び左縦枠7dとからなる。室内側窓枠5と室外側窓枠7との間には、枠全周にわたって樹脂注入方式により設けられた断熱材8が介在されている。
障子3は、外障子10と、内障子11とからなり、窓枠2内に収納できるように矩形に形成されている。障子3は、図示省略のハンドルと、ギアケースおよび複数のロッドからなる開閉機構により、室外側に開閉できるように構成されており、室内側のハンドルを回すことによって、障子3をスムーズに開閉させることが可能である。また、障子3の開閉操作は、手動で行なうようにしてもよい。
外障子10は、例えばアルミ製の上框10a、下框10c、右縦框10b及び左縦框10dと、各框で形成される開口を閉塞する第1ガラス12とからなる。各框10a、10b、10c、10dの内周面で且つ室外側の面から固定片15が突設されている。
第1ガラス12は、各框10a、10b、10c、10dの内周および固定片15に、室内側から固定されている。第1ガラス12と、各框10a、10b、10c、10dの内周面および固定片15は、接着性を有する一次シール材13で接着されるとともに、第1ガラス12と固定片15とは、止水性および膨張吸収性を有する二次シール材14が介在されている。
外障子10と室外側窓枠7との間には、リンク機構からなる上下一対のすべり出し丁番6、6が取り付けられている。このすべり出し丁番6は、複数のリンクをピン連結したリンク機構からなりすべり出し窓用に一般に用いられているものである。すべり出し丁番6は、図1および図4に示すように、室外側窓枠7の上枠7a、下枠7c側にそれぞれ取り付けられる取り付け部材20と、外障子10の上框10a、下框10c側にそれぞれ取り付けられるプレート21と、取り付け部材20に沿って摺動し且つプレート21の一端に連結されたスライダー22と、取り付け部材20とプレート21との間に設けられて外障子10の最大揺動角度を規制するアーム23とで構成されている。
なお、図4は、室外側窓枠7の下枠7cと、外障子10の下框10cとを連結するすべり出し丁番6を示す。すべり出し丁番6、6は上下勝手違いのものが使用されている。
外障子10の各框10a、10b、10c、10dの外周には、フランジ片16が突設され、このフランジ片16には断面C字状の取付部17が設けられ、取付部17に気密材18が室内向きに固定されている。気密材18は、外障子10を閉じた際に、室外側窓枠7の各枠7a、7b、7c、7dに室外側から密着される。
内障子11は、例えばアルミ製の上框11a、下框11c、右縦框11b及び左縦框11dと、各框11a、11b、11c、11dで形成される開口を閉塞する第2ガラス25とからなる。上框11a、下框11c、右縦框11b及び左縦框11dは、矩形に形成されており、外障子10の框10a、10b、10c、10dの内周面で形成される開口に、室内側から収納されるようになっている。すなわち、上框11a、下框11c、右縦框11b及び左縦框11dは、外障子10の上框10a、下框10c、右縦框10b及び左縦框10dにそれぞれ重なり合い、障子全体の見込み寸法が大きくならないようになっている。
各框11a、11b、11c、11dの内周面で且つ室内側の面から固定片19が突設されている。なお、この固定片19は、前記外障子10側の固定片15と所定の間隔有して対向している。
第2ガラス25は、各框11a、11b、11c、11dの内周面および固定片19に、室外側から固定されている。第2ガラス25と、各框11a、11b、11c、11dの内周面および固定片19は、接着性を有する一次シール材26で接着されるとともに、第2ガラス25と固定片19とは、止水性および膨張吸収性を有する二次シール材27が介在されている。
内障子11と外障子10との間にも、内障子11が外障子10に対して開閉自在となるように、すべり出し丁番6A、6Aが設けられている。図1、図5および図6に示すように、すべり出し丁番6Aの取り付け部材20は、外障子10の上框10a、下框10c側に取り付けられ、ステー21は、内障子11の上框11a、下框11c側に取り付けられている。なお、前記すべり出し丁番6と同一部材は、同一符号を付して説明は省略する。
内障子11は、図2に示すように、各框11a、11b、11c、11dが、外障子10の框10a、10b、10c、10d内に収納される収納位置と、図1に示すように、外障子10の戸先側から吊り元側に所定距離移動し、外障子10に対して略90°回動する開放位置とに、位置変更自在になっている。
内障子11の各框11a、11b、11c、11dの室外側には、断面C字状の取付部32が設けられ、この取付部32には気密材33が固定されている。また、外障子10の各框10a、10b、10c、10dには、気密材33と対応するフランジ片34が突設されている。内障子11を閉じた際には、気密材33はフランジ片34に密着されており、外障子10の各框10a、10b、10c、10dと、内障子11の各框11a、11b、11c、11dとが直接に接触するのが防止されている。
外障子10の第1ガラス12と、内障子11の第2ガラス25との間には、両方のガラス12、25間に断熱のための空気層29を確保するとともに、第1ガラス12側に作用する外圧力を第2ガラス25側に伝達する合成樹脂製等のスペーサ30が介在されている。スペーサ30は内障子11の第2ガラス25側に固定されている。内障子11を閉じた際には、スペーサ30の先端面が、第1ガラス12の空気層側の面12aに当接し、内障子11の収納位置を維持するようになっている。
室内側窓枠5の各枠5a、5b、5c、5dの内側には、フランジ片35が設けられ、このフランジ片35には、室内側窓枠5の開口を縁取る気密材36が、室外側に向けて取り付けられている。また、内障子11の各框11a、11b、11c、11dの室内側外周には、前記気密材36が密着されるフランジ片37が突設されている。
前記のように、外障子10の各框10a、10b、10c、10d内に、内障子11の各框11a、11b、11c、11dを収納し、内障子11のフランジ片37で室内側窓枠5の気密材36を受けて支持する構成であるため、外障子10および内障子11が一体的に外側に開く構成となる。また、内障子11のフランジ片37は気密材36に密着することから、フランジ片37の外径は室内側窓枠5の開口よりも大きくなり、内障子11の各框の枠径を大きくできる。そのため、障子3の見付け寸法(障子3の外周面からガラスまでの寸法)Lを小さくでき、その分だけガラスの採光面積を大きくできるようになっている。また、障子3は室外側に開くことより、室内側窓枠5の開口よりも大きく設計することができる。
しかも、障子3は、外障子10と内障子11とが一体的に室外側に開き、しかも、室外向き状態にある外障子10から内障子11を開く構成であるため、窓枠2に設けた開閉機構のハンドルやギアケース等が支障となることはなく内障子11を開閉できる。
次に、前記構成からなる縦すべり出し窓1を使用する場合について説明する。
先ず、障子3を閉じた状態(このとき、内障子11も閉じている。)において、気密材18、33、36の機能により、室内外が十分にシールされるとともに、外障子10の第1ガラス12と、内障子11の第2ガラス25との間に設けられた空気層29は、断熱機能を奏するとともに、外部騒音の室内への伝播を軽減する機能も備える。しかも、外障子10の各框10a、10b、10c、10dと、内障子11の各框11a、11b、11c、11dとの間には、気密材33が介在されているため、外障子10の各框と、内障子11の各框との間が断熱され、外気温度が外障子10から内障子11に伝わるのが防止される。
また、外障子10の第1ガラス12は、各框10a、10b、10c、10dに室内側から接着(片面接着)されているだけであるが、両方のガラス12、25間にはスペーサ30が介在され、第2ガラス25を室内側から支持する内障子11の各框10a、10b、10c、10dは、フランジ片37を介して室内側窓枠5の気密材36に室外側から当接している。
従って、室外側から強風等による外圧が第1ガラス12に作用しても、その外圧力は、第1ガラス12、スペーサ30、第2ガラス25、内障子11の各框10a、10b、10c、10dに順次伝わり、その外圧力は、最終的には室内側窓枠5で受け止めることとなる。このため、仮に第1ガラス12の接着強度が低下した場合であっても、外障子10および内障子11の各框を大きくして強度を増さなくても、外圧に十分耐え得る。
障子3を室外側に向けて開放すると、障子3は、すべり出し丁番6の機能により、窓枠2から離間しつつ室外側に略90°回動せることができる(図4参照)。通常の窓開閉では、内外障子10、11が一体となって開閉される。
さらに、外障子10の第1ガラス12と内障子11の第2ガラス25の空気層側の面12a、25aに、内部結露が発生した場合や埃等が付着した場合等には、障子3を開放した姿勢において、収納位置にある内障子11を手前(外障子10の吊り元側)の戸先側から開放する(図5参照)。内障子11は、すべり出し丁番6Aの機能により、所定の距離だけ窓枠2側に接近しながら解放位置まで室外側に回動する。
内障子11は、外障子10に対して略直角となるとともに、窓枠2と略平行となり、第2ガラス25の空気層側の面25aが、室内側を向いた状態となる(図6参照)。また、このとき、外障子10の第1ガラス12の空気層側の面12aも開放される。従って、室内側から、接近した第2ガラス25の空気層側の面25aや、外障子10の第1ガラス12の空気層側の面12aを清掃することができる。なお、第2ガラス25の空気層側の面25aが、室内側を向いた状態となるとは、空気層側の面25aが室内方向に対して傾斜した状態であってもよい。
また、内障子11を閉じた際には、外障子10の框内に内障子11の框を収納することができるため、障子全体の見込み寸法を、従来品と同じ大きさに設定することができ、既築のサッシ窓リフォーム等において、窓枠をそのまま利用し、障子のみを交換することで、本実施の形態で示した開閉二重窓に変更することができる。このため、断熱性の向上を図れるとともに、窓枠の交換が不要となることから、工事費の低減も図れる。
図7および図8は、第2実施の形態を示す。なお、第1実施の形態と同一部材は、同一符号を付してそれぞれの部材の説明は省略し、相違する構成について説明する。
本第2実施の形態の縦すべり出し窓1は、外障子10の各框10a、10b、10c、10dが、室内側窓枠5の気密材36に密着している。また、内障子11のフランジ片37は、室内側窓枠5の開口よりも小さくなっている。このように、内障子11のフランジ片37を室内側窓枠5の開口よりも小さくすることにより、フランジ片37は、室内側窓枠5の開口内を室内側に移動可能となり、障子3を閉じた状態において、内障子11を、図8に仮想線で示すように、開放位置まで室内側に開放することができる。
そして、室内側から、第2ガラス25の空気層側の面25aや、外障子10の第1ガラス12の空気層側の面12aを清掃することができる。
なお、本第2実施の形態の縦すべり出し窓1においても、障子3を室外側に開放した状態で、内障子11を開放できるのは、本第1実施の形態の縦すべり出し窓1と同様である。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、両方のガラス12、25間にブラインドまたはスクリーン等を組み込み、ブラインドまたはスクリーン内蔵サッシにすることも可能である。このとき、ブラインド等がスペーサの機能も備える。
また、縦すべり出し窓1を例示したが、横すべり出し窓も可能である。しかも、開閉二重窓は、すべり出し窓に限定されるもではなく、通常の丁番で障子を開閉することも可能である。また、内障子11の開閉構造も、通常の丁番で行なってもよい。
本発明の第1実施の形態における縦すべり出し窓の概略構成を示す斜視図である。 同縦すべり出し窓の閉塞状態を示す縦断面図である。 図2のC−C線断面図である。 本実施の形態における縦すべり出し窓の障子を開放した概略構成を示す断面平面図である。 同障子を開放した状態で内障子を開放する途中の状態を示す断面平面図である。 同障子を開放した状態で内障子を開放した状態を示す断面平面図である。 2実施の形態におけるすべり出し窓の閉塞状態を示す縦断面図である。 図7のD−D線断面図である。
符号の説明
1 開閉二重窓
2 窓枠
3 障子
10 外障子
11 内障子
12 第1ガラス
12a 空気層側の面
25 第2ガラス
25a 空気層側の面
29 空気層

Claims (5)

  1. 窓枠に、障子が室外側に向けて開閉自在に設けられた開閉二重窓において、前記障子は、第1ガラスが框に保持されてなる外障子と、第2ガラスが框に保持されてなる内障子とからなり、前記第1ガラスと第2ガラスとの間に、断熱のための空気層が形成され、前記外障子と前記内障子とは一体的に開閉自在で、且つ、前記障子を開放した際に、前記内障子は、前記第2ガラスの空気層側の面が室内側を向くように、前記外障子に開閉自在に設けられ、
    前記外障子の第1ガラスを保持する框内に、前記内障子の第2ガラスを保持する框が収納される構成であり、
    前記外障子の第1ガラスを保持する框の内周面で且つ室外側の面から固定片が突設され、前記第1ガラスは、前記框の内周面および固定片に、接着性を有するシール材で室内側から接着され、
    前記内障子の第2ガラスを保持する框の内周面で且つ室内側の面から固定片が、前記外障子側の固定片と間隔を有して対向するように突設され、前記第2ガラスは、前記框の内周面および固定片に、接着性を有するシール材で室外側から接着され、
    前記第1ガラスと前記第2ガラスとの間には、スペーサが介在され、前記内障子の框が室外側から前記窓枠に支持されたことを特徴とする開閉二重窓。
  2. 前記外障子は、すべり出し丁番により前記窓枠に連結され、しかも、前記内障子は、すべり出し丁番により前記外障子に連結されている請求項1に記載の開閉二重窓。
  3. 前記外障子の框と前記内障子の框との間には、前記内障子を前記外障子に収納した際に前記外障子の框と前記内障子の框とが接触するのを防止する気密材が介在されている請求項1または2に記載の開閉二重窓。
  4. 前記第1ガラスと前記固定片とは、止水性および膨張吸収性を有する二次シール材が介在され、前記第2ガラスと前記固定片とは、止水性および膨張吸収性を有する二次シール材が介在されている請求項1〜3の何れか一つに記載の開閉二重窓。
  5. 前記内障子の框の室内側外周には、フランジ片が突設され、該フランジ片は、前記窓枠に室外側に向けて設けられた気密材に支持される請求項1〜4の何れか一つに記載の開閉二重窓。
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