JP2010196334A - 建具 - Google Patents
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Abstract
【課題】建具体を枠体に横軸を支点として回転可能に取付ける作業が簡単で、短時間に取付けできるようにした建具とする。
【解決手段】枠体1の縦枠12に、横軸ガイド凹部4と横軸ガイド面5を長手方向に連続して形成すると共に、前記縦枠12に軸受7を取付け、建具体の左右の縦部に取付けた横軸3を、前記横軸ガイド面5に沿って移動することで連通部5から横軸ガイド凹部4内に入り込み、その横軸ガイド凹部4に沿って下方に移動することで軸受7に回転可能に嵌まり合うようにすることで、建具体を枠体1に簡単で、短時間に取付けできるようにする。
【選択図】図3
【解決手段】枠体1の縦枠12に、横軸ガイド凹部4と横軸ガイド面5を長手方向に連続して形成すると共に、前記縦枠12に軸受7を取付け、建具体の左右の縦部に取付けた横軸3を、前記横軸ガイド面5に沿って移動することで連通部5から横軸ガイド凹部4内に入り込み、その横軸ガイド凹部4に沿って下方に移動することで軸受7に回転可能に嵌まり合うようにすることで、建具体を枠体1に簡単で、短時間に取付けできるようにする。
【選択図】図3
Description
本発明は、枠体に、障子、網戸、ガラリなどの建具体を、横軸を支点として回転可能に取付けた建具に関する。
従来、枠体に建具体を横軸を支点として回転可能に取付けた建具としては、特許文献1に開示したように、窓枠(枠体)の左右縦枠に軸受を取付け、障子(建具体)の左右縦框に横軸を取付け、この横軸を、前記軸受の開口部から支承部に挿入し、その横軸を軸受によって回転可能に支承することで、障子を枠体に、横軸を支点として回転可能に取付けたものが提案されている。
前述した従来の建具における軸受は、室内外側方向に開口した開口部と、この開口部と連続した下向きの縦ガイド部と、この縦ガイドの下部と連続した半円形状の軸受部を有した形状で、横軸を開口部に挿入して縦ガイド部に沿って下方に移動して軸受部に接して回転可能に支承するようにしてある。
このようであるから、障子を窓枠に取付けるには、作業者が障子を手で持って上下、左右に移動することで左右の横軸を左右の軸受の開口部にそれぞれ位置合わせし、その状態で左右の横軸を左右の軸受の開口部に挿入するので、横軸と軸受の開口部との位置合わせが面倒である。
このようであるから、障子を窓枠に取付けるには、作業者が障子を手で持って上下、左右に移動することで左右の横軸を左右の軸受の開口部にそれぞれ位置合わせし、その状態で左右の横軸を左右の軸受の開口部に挿入するので、横軸と軸受の開口部との位置合わせが面倒である。
本発明の目的は、建具体を枠体に、横軸を支点として回転可能に取付ける作業が簡単で、短時間に取付けできるようにした建具とすることである。
本発明は、枠体に建具体を横軸を支点として回転可能に取付けた建具であって、
前記建具体の左右縦部における上下中間部に横軸をそれぞれ取付け、前記枠体の左右縦部には、面内方向の内側に開口した横軸ガイド凹部と、面外方向の一方に向かう横軸ガイド面が長手方向に連続してそれぞれ有し、前記横軸ガイド凹部を面外方向の一方に開口した連通部で、前記横軸ガイド面に連続し、前記枠体の左右縦部における前記横軸ガイド凹部内に、前記横軸が上方から下方に向けて移動することで回転可能に嵌まり合う形状の軸受をそれぞれ取付け、前記軸受は、前記開口部よりも下方に位置することを特徴とする建具である。
前記建具体の左右縦部における上下中間部に横軸をそれぞれ取付け、前記枠体の左右縦部には、面内方向の内側に開口した横軸ガイド凹部と、面外方向の一方に向かう横軸ガイド面が長手方向に連続してそれぞれ有し、前記横軸ガイド凹部を面外方向の一方に開口した連通部で、前記横軸ガイド面に連続し、前記枠体の左右縦部における前記横軸ガイド凹部内に、前記横軸が上方から下方に向けて移動することで回転可能に嵌まり合う形状の軸受をそれぞれ取付け、前記軸受は、前記開口部よりも下方に位置することを特徴とする建具である。
本発明においては、前記軸受は、取付部と支承部を備え、その支承部は、上方に開口したほぼC字形状で、かつ離隔する方向に弾性変形可能な一対の支承片を有し、この一対の支承片で横軸を回転可能で、かつ上下に動かないように支承する構成とすることができる。
このようにすれば、建具体を回転するときに横軸が軸受に対して上下方向に動くことがなく、建具体をスムーズに回転できる。
このようにすれば、建具体を回転するときに横軸が軸受に対して上下方向に動くことがなく、建具体をスムーズに回転できる。
本発明においては、前記横軸は、小径軸部と、この小径軸部よりも突出した大径軸部を有し、前記横軸ガイド凹部の開口部の面外方向の寸法は、前記小径軸部の径よりも大きく、かつ大径軸部の径よりも小さく、その大径軸部が横軸ガイド凹部内に位置するとともに前記支承片にて支承され、小径軸部が開口部から突出するようにし、前記連通部の上下寸法は、前記大径軸部の径よりも大きいようにできる。
このようにすれば、横軸の大径軸部を横軸ガイド面に沿って移動することで、その大径軸部が連通部を通って横軸ガイド凹部内に挿入し、小径軸部が開口部から突出するので、横軸を横軸ガイド凹部に沿って下方に移動する際に横軸が横軸ガイド凹部から外れることがない。
本発明においては、前記横軸ガイド凹部及び横軸は金属製とし、前記支承部は樹脂製とすることができる。
このようにすれば、弾性変形可能な支承部を容易に構成することができる。また、万が一支承部が破損したとしても、金属製の横軸が金属製の横軸ガイド凹部で支持されるため、建具体が枠体から脱落することがない。
このようにすれば、横軸の大径軸部を横軸ガイド面に沿って移動することで、その大径軸部が連通部を通って横軸ガイド凹部内に挿入し、小径軸部が開口部から突出するので、横軸を横軸ガイド凹部に沿って下方に移動する際に横軸が横軸ガイド凹部から外れることがない。
本発明においては、前記横軸ガイド凹部及び横軸は金属製とし、前記支承部は樹脂製とすることができる。
このようにすれば、弾性変形可能な支承部を容易に構成することができる。また、万が一支承部が破損したとしても、金属製の横軸が金属製の横軸ガイド凹部で支持されるため、建具体が枠体から脱落することがない。
本発明によれば、建具体に取付けた一対の横軸を枠体の横軸ガイド面に沿って移動することで、その横軸を連通部を通して横軸ガイド凹部内に挿入し、その横軸を横軸ガイド凹部に沿って下方に移動することで軸受に回転可能に嵌合することができるから、建具体を枠体に、横軸を支点として回転可能に取付ける作業が簡単で、短時間に取付けできる。
図1に示すように、枠体1に建具体、例えば障子2が横軸を支点として回転可能に取付けた建具、例えば横軸回転窓としてある。
前記枠体1は、上枠10と下枠11と左右の縦枠12を有している。
前記障子2は、上框20と下框21と左右の縦框22を矩形状に連結し、その内部にガラス23が装着してある。
前記左右の縦框22の上下中間部、つまり建具体の左右縦部における上下中間部には、横軸3がそれぞれ取付けてある。
前記枠体1は、上枠10と下枠11と左右の縦枠12を有している。
前記障子2は、上框20と下框21と左右の縦框22を矩形状に連結し、その内部にガラス23が装着してある。
前記左右の縦框22の上下中間部、つまり建具体の左右縦部における上下中間部には、横軸3がそれぞれ取付けてある。
図2と図3に示すように、前記左右の縦枠12、つまり枠体1の左右縦部には、面内方向の内側に開口した横軸ガイド凹部4を長手方向に連続して有し、左右の横軸ガイド凹部4は相対向している。
この横軸ガイド凹部4の上下方向の中間部は、連通部5によって面外側方向の一方に開口している。この連通部5は前記横軸3が挿通する大きさである。
前記連通部5の開口縁と連続して横軸ガイド面6が上下方向に連続して有する。
この横軸ガイド面6は面外方向の一方に向かう面で、前記横軸3が上下動可能に接する。
この横軸ガイド凹部4の上下方向の中間部は、連通部5によって面外側方向の一方に開口している。この連通部5は前記横軸3が挿通する大きさである。
前記連通部5の開口縁と連続して横軸ガイド面6が上下方向に連続して有する。
この横軸ガイド面6は面外方向の一方に向かう面で、前記横軸3が上下動可能に接する。
前記左右の縦枠12には軸受7が、前記横軸ガイド凹部4内に位置するようにそれぞれ取付けてある。
前記軸受7は、前記横軸3が上から下に向けて移動することで回転可能に嵌まり合う形状で、この軸受7は、前記連通部5よりも下方に位置している。
つまり、枠体1に障子2を回転可能に取付けた状態では、横軸3と軸受7は上下方向に同一高さ位置に設けてあると共に、前記連通部5は軸受7よりも上方に形成してある。
前記軸受7は、前記横軸3が上から下に向けて移動することで回転可能に嵌まり合う形状で、この軸受7は、前記連通部5よりも下方に位置している。
つまり、枠体1に障子2を回転可能に取付けた状態では、横軸3と軸受7は上下方向に同一高さ位置に設けてあると共に、前記連通部5は軸受7よりも上方に形成してある。
前記障子2は、次のようにして枠体1に取付ける。
前述したように、左右の縦框22に横軸3をそれぞれ取付けた障子2を手で持ち、前記枠体1の面外方向の一方側からその左右の横軸3を左右の横軸ガイド面6にそれぞれ接し、例えば障子2を上方に移動して横軸3を横軸ガイド面6に沿って上方に向けて摺動することで、その横軸3を連通部5から横軸ガイド凹部4内に挿入する。この際、横軸3を横軸ガイド面6に沿って上方に向けて摺動することで、その横軸3を連通部5から横軸ガイド凹部4内に挿入するようにしたが、これに限らず、横軸3を横軸ガイド面6に沿って下方に向けて摺動することで、その横軸3を連通部5から横軸ガイド凹部4内に挿入するようにしても良い。
この状態で障子2を下方に移動して横軸3を横軸ガイド凹部4に沿って下方に移動し、横軸3を軸受7に回転可能に嵌め込むことで、障子2を枠体1に、横軸3を支点として回転可能に取付けできる。
前述したように、左右の縦框22に横軸3をそれぞれ取付けた障子2を手で持ち、前記枠体1の面外方向の一方側からその左右の横軸3を左右の横軸ガイド面6にそれぞれ接し、例えば障子2を上方に移動して横軸3を横軸ガイド面6に沿って上方に向けて摺動することで、その横軸3を連通部5から横軸ガイド凹部4内に挿入する。この際、横軸3を横軸ガイド面6に沿って上方に向けて摺動することで、その横軸3を連通部5から横軸ガイド凹部4内に挿入するようにしたが、これに限らず、横軸3を横軸ガイド面6に沿って下方に向けて摺動することで、その横軸3を連通部5から横軸ガイド凹部4内に挿入するようにしても良い。
この状態で障子2を下方に移動して横軸3を横軸ガイド凹部4に沿って下方に移動し、横軸3を軸受7に回転可能に嵌め込むことで、障子2を枠体1に、横軸3を支点として回転可能に取付けできる。
このように、横軸3と軸受7の位置合わせが不要で、横軸3を横軸ガイド面6、横軸ガイド凹部4に沿って上下に移動すれば良いので、障子2を枠体1に、横軸3を支点として回転可能に取付ける作業が簡単で、短時間に取付けできる。
次に、各部を詳細に説明する。
前記横軸3は、図2、図3に示すように、取付部30と、この取付部30に面内方向に向けて設けた小径軸部31と、この小径軸部31の先端部に設けた大径軸部32を有している。
前記取付部30が縦框22の面外方向の一側面22a,例えば室内外側方向の室内側面に固着具で固着して取付け、その小径軸部31が縦框22の面内方向の外側面22bよりも面内方向の外側に突出している。前記取付部30はカバー体33で覆われている。
前記横軸3は、図2、図3に示すように、取付部30と、この取付部30に面内方向に向けて設けた小径軸部31と、この小径軸部31の先端部に設けた大径軸部32を有している。
前記取付部30が縦框22の面外方向の一側面22a,例えば室内外側方向の室内側面に固着具で固着して取付け、その小径軸部31が縦框22の面内方向の外側面22bよりも面内方向の外側に突出している。前記取付部30はカバー体33で覆われている。
前記枠体1の縦枠12は、その面内方向の内側面12aに第1内向板13と第2内向板14が面内方向の内側に向けて一体的に設けてあり、この第1内向板13と第2内向板14の突出方向の中間が連結板15が連結されて前述の横軸ガイド凹部4を形成している。
前記連結板15が横軸ガイド凹部4の底部4bで、前記第1・第2内向板13,14の内端部分(面内方向の内側端部分)は鉤形に折曲して横軸ガイド凹部4はあり溝形状で、その開口部4aの面外方向の寸法が底部寄り部の面外方向の寸法よりも小さい。
前記第1内向板13が面外方向の一方である室内側に位置し、その第1内向板13が前述の横軸ガイド面6である。
前記第1内向板13の一部が切欠きされ、その切欠き部13aが前述の連通部5である。
前記連結板15が横軸ガイド凹部4の底部4bで、前記第1・第2内向板13,14の内端部分(面内方向の内側端部分)は鉤形に折曲して横軸ガイド凹部4はあり溝形状で、その開口部4aの面外方向の寸法が底部寄り部の面外方向の寸法よりも小さい。
前記第1内向板13が面外方向の一方である室内側に位置し、その第1内向板13が前述の横軸ガイド面6である。
前記第1内向板13の一部が切欠きされ、その切欠き部13aが前述の連通部5である。
前記開口部4aの面外方向の寸法は、前記横軸3の小径軸部31の径よりも大きく、大径軸部32の径よりも小さく、その大径軸部32が横軸ガイド凹部4内に位置し、小径軸部31が開口部4aから突出し、かつ開口部4aに沿って長手方向に移動可能で、前記大径軸部32は開口部4aから面内方向に抜け出ることがない。
したがって、横軸3を横軸ガイド凹部4に沿って移動するときに横軸3が横軸ガイド凹部4から外れることがない。
前記切欠き部13a(連通部5)の上下寸法は、前記大径軸部32の径よりも大きく、その大径軸部32は連通部5から横軸ガイド凹部4内に入り込むことができる。
このようであるから、横軸3を横軸ガイド面6に沿って上方に摺動することで連通部5から横軸ガイド凹部4内に入り込むことができる。
したがって、横軸3を横軸ガイド凹部4に沿って移動するときに横軸3が横軸ガイド凹部4から外れることがない。
前記切欠き部13a(連通部5)の上下寸法は、前記大径軸部32の径よりも大きく、その大径軸部32は連通部5から横軸ガイド凹部4内に入り込むことができる。
このようであるから、横軸3を横軸ガイド面6に沿って上方に摺動することで連通部5から横軸ガイド凹部4内に入り込むことができる。
前記軸受7は、図3、図4、図5に示すように、取付部40と支承部41を備え、その取付部40が連結板15(横軸ガイド凹部4の底部4b)に固着具42で固着して取付けてある。
前記支承部41は、取付部40の上面と連続した上向きの一対の支承片43を有し、この支承片43は離隔する方向に弾性変形可能で、ほぼC字形状で、一対の支承片43と取付部40の上面とで上部が開口した円形部44を形成している。
前記一対の支承片43の上部は離隔し、その一対の支承片43の上部間に横軸3の大径軸部32が押し込められることで一対の支承片43が離隔する方向に弾性変形(拡開変形)する。
前記円形部44に横軸3の大径軸部32が回転可能で、上下に動かないように嵌まり合う。
尚、支承部41の上部の開口は、垂直方向に上方に開口する形態に限らず、斜め上方に向けて開口する構成であっても良い。また、一対の支承片43の上端から更に上方に向けてガイド片を設け、このガイド片で横軸3の大径軸部32を一対の支承片43間に案内する構成であっても良い。
前記支承部41は、取付部40の上面と連続した上向きの一対の支承片43を有し、この支承片43は離隔する方向に弾性変形可能で、ほぼC字形状で、一対の支承片43と取付部40の上面とで上部が開口した円形部44を形成している。
前記一対の支承片43の上部は離隔し、その一対の支承片43の上部間に横軸3の大径軸部32が押し込められることで一対の支承片43が離隔する方向に弾性変形(拡開変形)する。
前記円形部44に横軸3の大径軸部32が回転可能で、上下に動かないように嵌まり合う。
尚、支承部41の上部の開口は、垂直方向に上方に開口する形態に限らず、斜め上方に向けて開口する構成であっても良い。また、一対の支承片43の上端から更に上方に向けてガイド片を設け、このガイド片で横軸3の大径軸部32を一対の支承片43間に案内する構成であっても良い。
このようであるから、図4に2点鎖線で示すように、横軸3の大径軸部32が横軸ガイド面6に沿って移動することで、その大径軸部32が連通部5から横軸ガイド凹部4内に入り込む。
その状態で横軸3を横軸ガイド凹部4に沿って下方に移動することで、大径軸部32が一対の支承片43を拡開変形し、円形部44内に入り込み、取付部40の上方で位置決めされると共に、一対の支承片43が弾性復元し、大径軸部32を回転可能で、かつ上下に動くことがないように支承する。
その状態で横軸3を横軸ガイド凹部4に沿って下方に移動することで、大径軸部32が一対の支承片43を拡開変形し、円形部44内に入り込み、取付部40の上方で位置決めされると共に、一対の支承片43が弾性復元し、大径軸部32を回転可能で、かつ上下に動くことがないように支承する。
前述のようであるから、障子2が左右の横軸3を支点として回転可能に枠体1に取付けられるので、その障子2は図3に実線で示す閉じ姿勢から、上部が面外方向の一方(室内側)となるように回転することで仮想線で示すように開き姿勢とすることができる。
しかも、前述のように障子2を上下に回転するときに横軸3が軸受7に対して上下に動くことがないので、障子2をスムーズに上下に回転できる。
また、横軸ガイド凹部4及び横軸3は金属で形成され、軸受7(支承部41)は樹脂で形成されている。このようであるから、弾性変形可能な支承片43(支承部41)を容易に構成することができる。また、万が一支承片43(支持部41)が破損したとしても、金属製の横軸3が金属製の横軸ガイド凹部4で支持されるため、障子2(建具体)が枠体1から脱落することがない。
しかも、前述のように障子2を上下に回転するときに横軸3が軸受7に対して上下に動くことがないので、障子2をスムーズに上下に回転できる。
また、横軸ガイド凹部4及び横軸3は金属で形成され、軸受7(支承部41)は樹脂で形成されている。このようであるから、弾性変形可能な支承片43(支承部41)を容易に構成することができる。また、万が一支承片43(支持部41)が破損したとしても、金属製の横軸3が金属製の横軸ガイド凹部4で支持されるため、障子2(建具体)が枠体1から脱落することがない。
前記縦框22の面外方向の一側面22aに横軸3が取付けられ、その横軸3は前記一側面22aよりも面外方向の一方側に位置し、その横軸3が縦框22の面内方向の外側面22bと対向することがないので、前記横軸ガイド凹部4を縦枠12における縦框22と対向した部分よりも面外方向の一方側(本実施形態では面外方向の室内側)にずれた部分に形成することができる。
したがって、縦框22の面外方向の外側面22bの全面を縦枠12と縦框22との間のシールとして有効利用でき、横軸3、縦軸ガイド凹部4を設けたにもかかわらず縦枠12と縦框22との間を確実にシールできる。
例えば、縦枠12に面外方向一側シール材16と面外方向他側シール材17を取付け、その各シール材16,17を、縦框22の面内方向の外側面22bにおける面外方向の両側寄りに接してシールする。
しかも、横軸3を取付けるために縦框22の見込み寸法(室内外側方向の寸法)を必要以上に大きくすることがない。
さらに、回転機構部(横軸3、軸受7)が、各シール材16,17よりも室内側に位置しているため、障子2が閉じた状態において、この横軸3及び軸受7が雨水や砂埃等にさらされる恐れがない。このようであるから、横軸3及び軸受7の故障が起こり難くなっている。
したがって、縦框22の面外方向の外側面22bの全面を縦枠12と縦框22との間のシールとして有効利用でき、横軸3、縦軸ガイド凹部4を設けたにもかかわらず縦枠12と縦框22との間を確実にシールできる。
例えば、縦枠12に面外方向一側シール材16と面外方向他側シール材17を取付け、その各シール材16,17を、縦框22の面内方向の外側面22bにおける面外方向の両側寄りに接してシールする。
しかも、横軸3を取付けるために縦框22の見込み寸法(室内外側方向の寸法)を必要以上に大きくすることがない。
さらに、回転機構部(横軸3、軸受7)が、各シール材16,17よりも室内側に位置しているため、障子2が閉じた状態において、この横軸3及び軸受7が雨水や砂埃等にさらされる恐れがない。このようであるから、横軸3及び軸受7の故障が起こり難くなっている。
前述の実施の形態では建具体を障子としたが、建具体は網戸やガラリ等とすることもできる。
また、軸受7を樹脂製としたが、軸受7の取付部40と支承部41を別体で形成し、取付部40を金属製とし支承部41を樹脂製としても良い。尚、軸受7の全てを金属で構成しても良い。
また、横軸ガイド凹部4及び横軸3を金属製としたが、一部分に樹脂を設けても良い。尚、横軸ガイド凹部4及び横軸3の全てを金属以外の剛性体で構成しても良い。
また、軸受7を樹脂製としたが、軸受7の取付部40と支承部41を別体で形成し、取付部40を金属製とし支承部41を樹脂製としても良い。尚、軸受7の全てを金属で構成しても良い。
また、横軸ガイド凹部4及び横軸3を金属製としたが、一部分に樹脂を設けても良い。尚、横軸ガイド凹部4及び横軸3の全てを金属以外の剛性体で構成しても良い。
1…枠体、2…障子(建具体)、3…横軸、4…横軸ガイド凹部、4a…開口部、4b…底部、5…連通部、6…横軸ガイド面、7…軸受、30…取付部、31…小径軸部、32…大径軸部、40…取付部、41…支承部、42…固着具、43…支承片、44…円形部。
Claims (4)
- 枠体に建具体を横軸を支点として回転可能に取付けた建具であって、
前記建具体の左右縦部における上下中間部に横軸をそれぞれ取付け、
前記枠体の左右縦部には、面内方向の内側に開口した横軸ガイド凹部と、面外方向の一方に向かう横軸ガイド面が長手方向に連続してそれぞれ有し、
前記横軸ガイド凹部を面外方向の一方に開口した連通部で、前記横軸ガイド面に連続し、
前記枠体の左右縦部における前記横軸ガイド凹部内に、前記横軸が上方から下方に向けて移動することで回転可能に嵌まり合う形状の軸受をそれぞれ取付け、
前記軸受は、前記開口部よりも下方に位置することを特徴とする建具。 - 前記軸受は、取付部と支承部を備え、その支承部は、上方に開口したほぼC字形状で、かつ離隔する方向に弾性変形可能な一対の支承片を有し、
この一対の支承片で横軸を回転可能で、かつ上下に動かないように支承する構成とした請求項1記載の建具。 - 前記横軸は、小径軸部と、この小径軸部よりも突出した大径軸部を有し、
前記横軸ガイド凹部の開口部の面外方向の寸法は、前記小径軸部の径よりも大きく、かつ大径軸部の径よりも小さく、その大径軸部が横軸ガイド凹部内に位置するとともに前記支承片にて支承され、小径軸部が開口部から突出するようにし、
前記連通部の上下寸法は、前記大径軸部の径よりも大きい請求項1又は2記載の建具。 - 前記横軸ガイド凹部及び横軸は金属製とし、前記支承部は樹脂製とした請求項2又は3記載の建具。
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