JP5234656B2 - 自然換気用窓 - Google Patents
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Description
前記自然換気用窓の下枠又は無目の室内側に、前記障子を閉状態から開状態とする開操作及び/又は障子を開状態から閉状態とする閉操作を行う障子開閉装置を取り付け、
前記障子開閉装置を覆うためのカバー材を取り付けるとともに、このカバー材を支持部材として網戸が設けられていることを特徴とする自然換気用窓が提供される。
〔自然換気用窓1の構造〕
図1は自然換気用窓1の内観図、図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図である。
前記自然換気用窓1Aは、図1〜図3に示されるように、上枠2A、下枠2B及び縦枠2C、2Dを四方組した窓枠2の内部側に、上框3A、下框3B及び縦框3C、3Dを四方組し、内部にガラスGを嵌め込んだ障子3を収容するとともに、障子3の下框3B側が外側に向かって辷り出して開くようにしたものである。
(障子3の閉窓状態)
図10及び図11に示される閉窓状態では、前記上部側アーム4には、縦框側枢着点Aに作用する障子自重w(W/4)によって、縦枠側枢着点Bを中心として上部側アーム4を外側方向に回動させるモーメントM1(w・S1)が発生する。また、前記下部側アーム5においては、鉛直に配向するか、或いは上部側アームとは逆に僅かに縦框側枢着点(上部側)を室内側に傾けた状態で配置しているため、下部側アーム5にはモーメントは発生しないか、僅かに室内側に回動させる方向のモーメントが発生するだけである。前記上部側アーム4に発生するモーメントM1は、下部側アームの縦框側枢着点Cを中心として、障子3の下框3B側を閉じる方向の力として作用するため、閉窓状態で障子3単独では閉状態を保持する構造となっている。なお、障子3は前記障子開閉装置40により施錠状態が保持されている。
図12及び図13に示されるように、前記障子開閉装置40により障子が解錠されると、前記煽り止め装置17は、第1バネ部材24がスライダー26を障子開方向側に付勢するため、アーム部材20が突き出されることによって障子3が開き始める。これに伴って、下部側アーム5が外側に傾き、下部側アーム5にも障子3を外側方向に回動させる開方向モーメントM2(w・S2)が発生する。また、下部側アーム5の縦框側枢着点Cにワイヤ張力Pによって障子3を閉じる方向に作用させる閉方向モーメントM4(P・S4)が発生する。さらに、障子3の重心Kが下部側アーム5の縦框側枢着点Cよりも室外側に移動することによって、障子3を閉じる方向に作用させる閉方向モーメントM3(W・S3)が発生する。
図14及び図15に示されるように、障子3が自動的に開窓し始め、所定の開度(L2)になると、障子3を閉める方向に作用する閉方向モーメントM1、M3、M4が増大し、障子3を開く方向に作用させる開方向モーメントM2と釣り合う。すなわち、ΣM1〜4=0となって力の釣り合いが取れた平衡状態で静止状態を保持するようになる。
障子3を開窓状態から閉止状態としたい場合は、前記障子開閉装置40により障子3の下框3Bを窓枠2側に引込み、そのまま施錠を図る。引込み構造としては、ワイヤー方式やアーム方式等を挙げることができる。
(1)上記形態例では、単一の窓について説明したが、横方向に障子3,3…を連接した連窓窓に対しても同様に適用することができる。この場合は、前記上下位置調整機構12によって、障子3の開度を調整することにより、各障子3,3…を綺麗に整列させることが可能となる。
(2)上記自然換気用窓では、前記第1バネ部材24及び第2バネ部材25を異なるバネ弾性力、長さのものと取り換えることによって、付勢力の調整及び付勢力の作動範囲の調整が可能となる。
(3)上記形態例では、前記障子開閉装置40は前記障子3を閉状態から下框側を外部へ向って押出して開状態とする開操作及び障子3を開状態から下框側を窓枠側に引き込んで閉状態とする閉操作を行うようにしたが、障子3が閉状態から自動的に開窓を始めるような換気窓の場合は、前記障子開閉装置40は障子3を開状態から下框側を窓枠側に引き込んで閉状態とする閉操作のみを行う装置としてもよい。
前記障子開閉装置40は、下枠又は無目の室内側に突出して設けられるため、本形態では、前記障子開閉装置40をカバー材41によって外部から隠蔽するとともに、前記カバー材41を支持部材として網戸44が設けられている。
(1)上記形態例では、前記カバー材41は、下面材41aと、正面材41bと、上面材41cとからなる断面コ字状の部材とし、前記上面材41cに網戸下端側固定部45を設けるようにしたが、図16に示されるように、カバー材41を下面材41aと、正面材41bとからなる断面略L字状部材とし、前記正面材41bの上端部に網戸固定部45を設けるようにしてもよい。この場合は、網戸44の位置をカバー材41の正面とほぼ面一とすることができるようになる。
Claims (6)
- 建物の外壁に取り付けられる窓枠と、この窓枠に収容され下框側が外部へ向って辷り出して開くとともに、開窓時に力の釣り合いが取れた平衡状態で静止状態を保持し、この静止状態から外部側又は内部側からの風圧によって自動的に開度を調整する障子とからなる自然換気用窓において、
前記自然換気用窓の下枠又は無目の室内側に、前記障子を閉状態から開状態とする開操作及び/又は障子を開状態から閉状態とする閉操作を行う障子開閉装置を取り付け、
前記障子開閉装置を覆うためのカバー材を取り付けるとともに、このカバー材を支持部材として網戸が設けられていることを特徴とする自然換気用窓。 - 前記カバー材は、前記障子開閉装置の下面を覆う下面材と、正面を覆う正面材と、上面を覆う上面材とからなり、前記上面材に網戸固定部が設けられている請求項1記載の自然換気用窓。
- 前記カバー材は、前記障子開閉装置の下面を覆う下面材と、正面を覆う正面材とからなり、前記正面材に網戸固定部が設けられている請求項1記載の自然換気用窓。
- 前記カバー材は、少なくとも下面材を有し、この下面材に網戸固定部が設けられている請求項1記載の自然換気用窓。
- 前記網戸の上框及び両縦框を固定する網戸固定部は窓枠に一体的に付設された部材に設けられている請求項2〜4いずれかに記載の自然換気窓。
- 前記窓枠に一体的に付設された部材は、窓枠の室内側に周方向に沿って設けられた膳板である請求項5記載の自然換気窓。
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- 2009-07-22 JP JP2009171334A patent/JP5234656B2/ja active Active
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