JP2834480B2 - 熱転写記録装置及び該装置を用いたフアクシミリ装置 - Google Patents

熱転写記録装置及び該装置を用いたフアクシミリ装置

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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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    • B41J2/38Preheating, i.e. heating to a temperature insufficient to cause printing

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクシートの有するインクを記録媒体に転
写して、記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置及
び該装置を用いたフアクシミリ装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、熱転写プリンタは熱溶融性(熱昇華性)イン
クをベースフイルムに塗布したインクシートを使用し、
サーマルヘツドによりそのインクシートを画像信号に対
応して選択的に加熱し、溶融(昇華)したインクを記録
紙に転写して画像記録を行つている。通常、このインク
シートは、1回の画像記録により完全にインクが記録紙
に転写されるもの(所謂ワンタイムシート)であるた
め、1文字或いは1ラインの記録終了後、その記録され
た長さに対応する分だけインクシートを搬送し、次に記
録する位置に確実にインクシートの未使用部分をもつて
くる必要があつた。このため、インクシートの使用量が
増大し、感熱紙に記録する通常の感熱プリンタに比べ、
熱転写プリンタのランニングコストが高くなる傾向があ
つた。
このような問題点を解決するために、特開昭57−8347
1号や特開昭58−201686号公報及び特公昭62−58917号公
報にみられるように、記録紙とインクシートとを速度差
を設けて搬送するようにした熱転写プリンタが提案され
ている。
[発明が解決しようとする課題] 複数(n)回の画像記録が可能なインクシート(所謂
マルチプリントシール)が知られており、このインクシ
ートを用いれば、記録長さLを連続して記録するとき、
各画像記録の終了後あるいは画像記録中に搬送されるイ
ンクシートの搬送長をその長さLよりも小さく(L/n:n
>1)して記録することができる。これにより、インク
シートの使用効率が従来のn倍になり、熱転写プリンタ
のランニングコストの低下が期待できる。以下、この記
録方式をマルチプリントという。
このようなインクシートによるマルチプリントの場合
は、インクシートのインク層のインクがn回に分けて加
熱される。そして、この各加熱ごとに、インク層の溶融
(昇華)されたインクと溶融(昇華)されないインク間
での剪断力を発生させて記録紙に転写を行つている。こ
のため、例えば1ラインの記録後、次のラインの記録ま
での時間が長くなつてインクの温度が低下すると、溶融
(昇華)されたインクと溶融(昇華)されないインクと
の間の剪断力が大きくなり、インクシートと記録紙とが
離れにくくなるという問題がある。これは特に、1ライ
ンの記録データに黒情報が多いときに顕著に発生し、ま
たフアクシミリ装置などのように、現ラインと次ライン
間の時間間隔が一定でなく、その時間間隔が比較的長く
なるような装置では問題になる。
本発明は画像を記録する際に、次記録画像の構築状況
によっては記録ヘッドの不必要な発熱駆動を抑えた適正
な発熱駆動を行えるようにし、インクシートと記録媒体
とが分離しやすいようにでき、しかも、高品位な画像記
録を行うことができる熱転写記録装置及び該装置を用い
たファクシミリ装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の熱転写記録装置は
以下の様な構成からなる。すなわち、 インクシートの有するインクを記録媒体に転写して、
前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置であっ
て、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段
と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 記録すべき画像情報に基づき、前記インクシートに作
用して前記記録媒体に画像記録を行う記録手段と、 前記記録手段による画像記録後、次に記録すべき画像
情報が構築されたか否かを判断する判断手段と、 該判断手段によって、次記録画像情報が構築中である
と判断したとき、前記記録手段を画像情報の記録時より
も少ないエネルギーで発熱駆動し、前記発熱駆動を所定
回数繰返した後は、次記録画像情報が構築中であって
も、前記発熱駆動を実行せず、前記発熱駆動を前記所定
回数繰返す前に、次記録画像情報が構築された場合に
は、残りの前記発熱駆動を中止する第1の発熱制御手段
と、 次記録画像情報が構築されるまでに、前記第1の発熱
制御手段による前記所定回数の前記発熱駆動に要する時
間よりも長い所定時間以上要した場合、次記録画像情報
の記録動作の直前に前記記録手段を画像情報の記録時よ
りも少ないエネルギーで発熱駆動し、次記録画像情報の
構築迄に前記所定時間以上要しない場合は、前記記録動
作直前の前記記録手段の発熱駆動を行わない第2の発熱
制御手段とを備える。
また、本発明のファクシミリ装置は以下の構成を備え
る。すなわち、 インクシートの有するインクを記録媒体に転写して、
前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置を用い
たファクシミリ装置であって、 原稿画像を読み取って画像を入力する画像入力手段
と、 原稿画像を送受信する送受信手段と、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段
と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 記録すべき画像情報に基づき、前記インクシートに作
用して前記画像入力手段或いは前記送受信手段よりの画
像情報に基づいて前記記録媒体に画像の記録を行う記録
手段と、 前記記録手段による画像記録後、次に記録すべき画像
情報が構築されたか否かを判断する判断手段と、 該判断手段によって、次記録画像情報が構築中である
と判断したとき、前記記録手段を画像情報の記録時より
も少ないエネルギーで発熱駆動し、 前記発熱駆動を所定回数繰返した後は、次記録画像情
報が構築中であっても、前記発熱駆動を実行せず、前記
発熱駆動を前記所定回数繰返す前に、次記録画像情報が
構築された場合には、残りの前記発熱駆動を注意する第
1の発熱制御手段と、 次記録画像情報が構築されるまでに、前記第1の発熱
制御手段による前記所定回数の前記発熱駆動に要する時
間よりも長い所定時間以上要した場合、次記録画像情報
の記録動作の直前に前記記録手段を画像情報の記録時よ
りも少ないエネルギーで発熱駆動し、次記録画像情報の
構築迄に前記所定時間以上要しない場合は、前記記録動
作直前の前記記録手段の発熱駆動を行わない第2の発熱
制御手段とを備える。
[作用] かかる本発明の構成において、画像記録後、第1の発
熱制御手段は所定回数記録ヘッドを発熱駆動する。そし
て、この発熱駆動中に次記録画像情報が構築された場合
には、残りの回数の駆動を中止し、次記録画像情報に基
づく記録を行なう。また、第1の発熱制御手段による所
定回数の記録ヘッドの発熱駆動を行なったのちに次記録
画像の構築中である場合には、発熱駆動を行なわない。
そして、前記所定回数の前記発熱駆動に要する時間より
も長い所定時間以上要した場合には、次記録画像による
記録前に、第2の発熱制御手段が記録時よりも少ないエ
ネルギーで発熱駆動する。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明に係る実施例を詳細に
説明する。
<フアクシミリ装置の説明(第1図〜第4図)> 第1図〜第4図は本発明の一実施例を用いた熱転写プ
リンタを、フアクシミリ装置に適用した例を示す図で、
第1図はフアクシミリ装置の制御部101と記録部102との
電気的接続を示す図、第2図はフアクシミリ装置の概略
構成を示すブロツク図、第3図はフアクシミリ装置の側
断面図、そして第4図は記録紙及びインクシートの搬送
機構と制御部101との関係を示す図である。
まず、第2図をもとにフアクシミリ装置の概略構成を
説明する。
図において、100は原稿を光電的に読取つてデジタル
画像信号として制御部101に出力する読取部で、原稿搬
送用モータやCCDイメージセンサなどを備えている。次
に、この制御部101の構成を説明する。110は画像データ
の各ラインのイメージデータを格納するラインメモリ
で、原稿の送信あるいはコピーのときは読取部100より
の1ライン分のイメージデータが格納され、画像データ
の受信のときは復号された受信画像データの1ラインデ
ータが格納される。そして、格納されたデータが記録部
102に出力されることによつて画像形成が行われる。111
は送信する画像情報をMH符号化などにより符号化すると
ともに、受信した符号化画像データを復号してイメージ
データに変換する符号化/復号化部である。また、112
は送信する或いは受信された符号化画像データを格納す
るバツフアメモリである。これら制御部101の各部は、
例えばマイクロプロセツサなどのCPU113により制御され
ている。制御部101にはこのCPU113の他に、CPU113の制
御プログラムや各種データを記憶しているROM114、CPU1
13のワークエリアとして各種データを一時保存するRAM1
15などを備えている。
102はサーマルラインヘツドを備え、熱転写記録法に
より記録紙に画像記録を行う記録部である。この構成及
びその動作概要については後述する。
103は送信開始などの各種機能指示キーや電話番号の
入力キーなどを含む操作部、103aは使用するインクシー
ト14の種類を指示するスイツチで、スイツチ103aがオン
のときはマルチプリントのインクシートが、オフのとき
は通常のインクシートが装着されていることを示してい
る。104は通常、操作部103に隣接して設けられており、
各種機能や装置の状態などを表示する表示部である。10
5は装置全体に電力を供給するための電源部である。ま
た、106はモデム(変復調器)、107は網制御部(NC
U)、108は電話器である。
次に、第3図を参照して記録部102の構成とその動作
概要を説明する。尚、第2図と共通な部分については同
一図番で示している。
図において、10は普通紙である記録紙11をコア10aに
ロール状に捲回したロール紙である。このロール紙10
は、プラテンローラ12の矢印方向への回転により記録紙
11をサーマルヘツド部13に供給できるように、回転自在
に装置内に収納されている。なお、10bはロール紙装填
部であつて、ロール紙10を着脱可能に装填している。さ
らに12はプラテンローラであつて、記録紙11を矢印b方
向に搬送するとともに、サーマルヘツド13の発熱体132
との間で、インクシート14や記録紙11を押圧するもので
ある。サーマルヘツド13の発熱により画像記録の行われ
た記録紙11は、プラテンローラ12のさらなる回転によつ
て排出ローラ16(16a,16b)方向に搬送され、1頁分の
画像記録が終了するとカツタ15(15a,15b)の噛合によ
つて頁単位に切断される。
17はインクシート14を捲回しているインクシート供給
ロール、18はインクシート巻取ロールであつて、後述す
るインクシート搬送用モータにより駆動され、インクシ
ート14を矢印a方向に巻取るものである。なお、このイ
ンクシート供給ロール17及びインクシート巻取りロール
18は、装置本体内のインクシート装填部70に着脱可能に
装填されている。さらに、19はインクシート14の残量検
出やインクシート14の搬送速度を検出するためのセンサ
である。また、20はインクシート14の有無を検出するた
めのインクシートセンサ、21はスプリングで、記録紙11
やインクシート14を介して、プラテンローラ12に対して
サーマルヘツド13を押圧するものである。また、22は記
録紙の有無を検出するための記録紙センサである。
次に、読取部100の構成を説明する。
図において、30は原稿32を照射する光源で、原稿32で
反射された光は光学系(ミラー50,51レンズ52)を通し
てCCDセンサ31に入力され、電気信号に変換される。原
稿32は図示しない原稿搬送用モータにより駆動される搬
送用ローラ53,54,55,56により、原稿32の読取り速度に
対応して搬送される。尚、57は原稿積載台であつて、こ
の積載台57に積載された複数枚の原稿32は搬送用ローラ
54と押圧分離片58との協動によつて1枚ずつに分離され
て、読取部100へ搬送される。
41は制御部101の主要部を構成する制御基板で、この
制御基板41より装置の各部に各種制御信号が出力され
る。また、106はモデム基板ユニツト、107はNCU基板ユ
ニツトである。
さらに、第4図はインクシート14及び記録紙11の搬送
機構とその制御部101との関係を示している。
図において、24はプラテンローラ12を回転駆動し、記
録紙11を矢印a方向とは反対の矢印b方向に搬送するた
めの記録紙搬送用モータである。また、25はインクシー
ト14をキヤプスタンローラ71、ピンチローラ72により、
矢印a方向に搬送するためのインクシート搬送用モータ
である。これら各モータはドライバ回路48,49により駆
動される。さらに、26,27は記録紙搬送用モータ24の回
転をプラテンローラ12に伝達する伝達ギア、73,74はイ
ンクシート搬送用モータ25の回転をキヤプスタンローラ
71に伝達する伝達ギアである。また、75は滑りクラツチ
ユニツトである。
実施例では、ギヤ73,74による減速比iIの値とギヤ26,
27による減速比iPの値を適当に設定することにより、マ
ルチプリントの回数nを設定することができる。
ここで、ギア75aの回転により巻取りロール18に巻取
られるインクシート14の長さを、キヤプスタンローラ71
により搬送されるインクシート長よりも長くなるように
ギア74と75の比を設定しておくことにより、キヤプスタ
ンローラ71により搬送されたインクシート14が確実に巻
取りロール18に巻取られる。そして、巻取りロール18に
よるインクシート14の巻取り量と、キヤプスタンローラ
71により送られたインクシート14の差分量に相当する分
が、滑りクラツチユニツト75で吸収される。これによ
り、巻取りロール18の巻取り径の変動によるインクシー
ト14の搬送速度(量)の変動を抑えることができる。
説明が前後するが、記録紙11とインクシート14の搬送
方向を互いに逆にすることにより、記録紙11に記録され
る方向(矢印a方向)とインクシートの搬送方向が一致
する。ここで、記録紙11の搬送速度VPを、 VP=−n・VI とすると(但し、VIはインクシート14の搬送速度で、
“−”符号は記録紙11の搬送方向とインクシート14の搬
送方向が逆であることを示している)、サーマルヘツド
13からみた記録紙11とインクシート14の相対速度V
PIは、 VPI=VP−VI=(1+1/n)・VP で表わされ、相対速度VPは従来のインクシートと記録紙
の搬送速度を同一方向とした時の相対速度VPI′=(1
+1/n)・VPよりもきくなつていることがわかる。
記録部102内のサーマルヘツド13、記録紙搬送用モー
タ24及びインクシート搬送用モータ25等と制御部101と
の接続関係の詳細を第1図に示す。ただし、他の図面と
同様、共通する部分には同一図番を示している。
サーマルヘツド13はラインヘツドである。そして、こ
のサーマルヘツド13は、制御部101よりの1ライン分の
シリアル記録データやシフトクロツク43を入力するため
のシフトレジスタ130、ラツチ信号44によりシフトレジ
スタ130のデータをラツチするラツチ回路131、1ライン
分の発熱抵抗体からなる発熱素子132を備えている。こ
こで、発熱抵抗体132は132−1〜132−mで示されたm
個のブロツクに分割して駆動されている(実施例では、
このmを“4"としている)。また、133はサーマルヘツ
ド13に取付けられている、サーマルヘツド13の温度を検
出するための温度センサである。この温度センサ133の
出力信号42は、制御部101内でA/D変換されて前記CPU113
に入力される。これによりCPU113はサーマルヘツド13の
温度を検知し、その温度に対応してストローブ信号47の
パルス幅を変更したり、あるいはサーマルヘツド13の駆
動電圧などを変更して、インクシート14の特性に応じて
サーマルヘツド13への印加エネルギーを変更している。
116はプログラマブル・タイマで、CPU113より計時時間
がセツトされ、計時の開始が指示されると計時を開始す
る。そして、指示された時間ごとにCPU113に割込み信号
やタイムアウト信号などを出力するように動作する。
尚、インクシート14の種類(特性)は、前述した操作
部103のスイツチ103aや、インクシート14に印刷された
マークなどを検出して判別するようにしても良く、また
インクシートのカートリツジに付されたマークや切り欠
きあるいは突起などを判別して行うようにしても良い。
46は制御部101よりサーマルヘツド13の駆動信号を入
力し、サーマルヘツド13を各ブロツク単位で駆動するス
トローブ信号47を出力する駆動回路である。なお、この
駆動回路46は制御部101の指示により、サーマルヘツド1
3の発熱素子132に電流を供給する電源線45に出力する電
圧を変更してサーマルヘツド13の印加エネルギーを変更
することができる。36はカツタ15を噛合させて駆動する
駆動回路で、カツタ駆動用のモータなどを含んでいる。
39は排紙用ローラ16を回転駆動する排紙用モータであ
る。35,31,32はそれぞれ対応する排紙用モータ39、記録
紙搬送用モータ24及びインクシート搬送用モータ25を回
転駆動するドライバ回路である。なお、これら排紙用モ
ータ39や記録紙搬送用モータ24及びインクシート搬送用
モータ25は、この実施例ではステツピングモータである
が、これに限定されるものでなく、例えばDCモータなど
であつても良い。
<記録動作の説明(第1図〜第6図)> 以上説明した構成において、本実施例ではサーマルヘ
ツド13の発熱抵抗体132に適時、その状態に応じて発熱
をさせることで、インクシートを良好な状態に保とうと
するものである。
NCU107を介して受信したデータは符号化/複号化部11
1により順次複号処理され、印刷すべき1ライン分のデ
ータをラインメモリ110に構築し、それを記録部102のラ
ツチ回路131にラツチさせる。しかしながら、複号化処
理で1ライン分のイメージデータを発生させるために要
する時間は、その符号化データの状態によつて異なる。
すなわち、或るラインを記録してからその次のライン用
のイメージデータが構築されるまでの時間は変動すると
いうことである。すると、インクシートが冷え固まる割
合が大きい場合と小さい場合とが発生するわけである。
本実施例ではこれを改善しようとするものである。
これを実現するための本実施例における動作処理手順
を第5図(a)〜(d)のフローチヤートに従つて説明
する。尚、このフローチヤートに係る処理手順はプログ
ラムとして制御部101のROM114に記憶されている。
また、この処理は記録する1ライン分のイメージデー
タがラインメモリ110に格納されて、記録動作が開始で
きる状態になることにより開始され、マルチインクシー
ト14が装着されていることが、スイツチ103aなどにより
制御部101で判別されているものとする。また、実施例
における記録処理であるが、1ライン分記録するのに、
発熱抵抗体132の各ブロツク(4ブロツクとしている)
を2回スキヤンさせるものである。
また、以下にその詳細を説明するが、ブロツクカウン
タは発熱抵抗体のどのブロツクに通電させる(させてい
る)か示すデータが、分割数カウンタは何回目のスキヤ
ンかを示すデータが、発熱フラグは現在の発熱中である
か否かを示すデータが格納されており、これらは全て制
御部101のRAM115の所定アドレス位置に確保されている
ものである。
さて、ステツプS1では、1ライン分の記録データをシ
リアルでシフトレジスタ130に出力する。そして、1ラ
インの記録データの転送が終了すると、ステツプS2でラ
ツチ信号44を出力して、ラツチ回路131に1ライン分の
記録データを格納する。次にステツプS3で、インクシー
ト搬送用モータ25を駆動してインクシート14を1/nライ
ン分搬送する。そしてステツプS4で、記録紙11を1ライ
ン分搬送する。尚、この1ラインの長さは、フアクシミ
リ装置では約1/15.4mmにセツトされており、記録紙11と
インクシート14の搬送量は、それぞれ記録紙搬送用モー
タ24とインクシート搬送用モータ25の励磁パルス数を変
更することにより設定できる。例えば、記録紙搬送用モ
ータ24とインクシート搬送用モータ25が共に1−2相励
磁で駆動され、記録紙11が1回分の励磁で1ライン搬送
され、インクシート14が同じ長さ搬送されるのに20回励
磁されるものとする。このとき、マルチプリントの回数
nが“5"である場合において、記録紙11が1ライン搬送
されるときに、インクシート14は4回励磁されて1/(1
5.4×5)mm搬送される。
こうして記録紙11及びインクシートの搬送が終わる
と、処理はステツプS5に進んで、分割数カウンタに初期
値として“2"を格納する。そして、ステツプS6におい
て、ブロツクカウンタにも“1"を格納する。この後、ス
テツプS7に進んで、発熱抵抗体132のブロツクカウンタ
の値で指定されたブロツクに通電させる(対応するブロ
ツクに対してストローブ信号を出力する)と共に、ステ
ツプS8で一回当りの通電時間としてタイマ116に0.3mSを
セツトする。そして、ステツプS9でこの通電時間が経過
したか否かを判断する。
通電期間中であると判断した場合、処理はステツプS1
0に進んで、次ラインのサーマルヘツド13に転送すべき
データの有無を判断する。有りの場合、その転送すべき
データをサーマルヘツドに転送する処理を施す(ステツ
プS11)。尚、このとき、複号処理も合せて行なわれて
いる。
こうして、ステツプS9において、通電時間が経過した
と判断されるまで、次ラインの転送処理を繰り返すこと
になる。さて、発熱抵抗体132の1ブロツクの通電が終
了すると、ステツプS12に進み、ブロツクカウンタ12の
値が“4"になつたか否かを判断する。否の場合には、ス
テツプS13でもつて、その値を1インクリメントして次
のブロツクに対する通電処理を行なう。こうして、4ブ
ロツクに対する通電がなされると、ステツプS12の判断
は“YES"となり、処理はステツプS14に進む。ここで
は、分割数カウンタの値が“1"であるか否かを判断す
る。そしてその値が“1"でない場合には、ステツプS15
に進んで、分割数カウンタを1デイクリメントし、ステ
ツプS6以下の処理を行なう。ステツプS6では、ブロツク
カウンタの値を“1"とするから、結局、1ライン分の記
録で発熱抵抗体132の各ブロツクは2回づつ通電される
ことになる。
第6図のタイミングチヤートで示すと、上述した2回
スキヤンによる記録処理は、期間61,64,或いは期間66に
対応している。
各ブロツクに対応するストローブ信号のパルス幅はタ
イマ116にセツトした値0.3mSになつている。
さて、ステツプS14で、分割数カウンタが“1"になつ
たと判断、換言すれば各々のブロツクが0.3mSの期間が
2回づつ通電させたと判断した場合には、処理はステツ
プS16に進み、タイマ116に今度は20mSをセツトし計時さ
せると共に、ステツプS17で発熱フラグを“0"にする。
この後、ステツプS18で、1ページ分の記録が終了し
たか否かを判断し、否の場合には、ステツプS19以降の
処理は、1ページ分の記録が終了したと判断した場合に
は、ステツプS43に進む。
ここでは、未だ1ページ分の記録が完了していないも
のとして説明する。この場合、ステツプS19に進んで、
次ラインのイメージデータの転送が終了したか否かを判
断する。
転送終了と判断した場合には、ステツプS19に進ん
で、セツトした時間(20mS)が経過したか否かを判断す
る。
こうして、次ラインのデータの転送が終了し、尚且
つ、1ライン記録から20mS経過していないと判断した場
合、発熱抵抗体132、特にインクシートは十分な温度に
あると判断し、次ラインの記録処理を行なうべく、ステ
ツプS2に戻る。
1ライン記録中(期間61等)に次ラインのイメージデ
ータの転送が完了していない場合には、処理はステツプ
S19からステツプS21に進む。
ステツプS21では、次ラインのデータを転送(受信及
び複号化処理を含む)する処理を行ない、ステツプS22
で発熱フラグが“2"であると判断するまで、発熱抵抗体
132の保温処理を行なう。
基本的には、先の1ラインの記録と同様で、分割数カ
ウンタに“2"をセツトし、ブロツクカウンタを“1"に
し、各ブロツクに対する通電時間を“0.08mS"とした。
そして、次ラインのデータの転送が終了したと判断され
るまで、ブロツクカウンタに指定された発熱抵抗体にこ
のセツトした期間だけ通電させ保温する。
尚、第5図(c)のデータ転送及び保温処理における
処理概要は第5図(a)のそれとほとんど同じであるの
で、その説明は割愛する。但し、発熱フラグであるが、
保温処理の初期段階においては“0"となつているので、
パラメータの設定を行なう処理をする(例えばステツプ
S23等)。また、実際の保温処理中はこのパラメータの
設定処理をしないように“1"となる。そして、保温処理
のために2スキヤンが終了したときには、発熱フラグは
“2"となる。これによつて、未転送データが存在すると
判断されるまで、ステツプS19→S21→S22→S19をループ
することになる。
こうして、次ラインのデータの転送中においても、発
熱抵抗体には0.08mSづつのストローブ信号が出力され、
これによつてその温度が下がりきることを防いでいる。
この次ラインデータ転送中における保温期間は第6図
の期間62,65,67に対応している。特に期間65は、1回の
スキヤン中に次ラインのデータ転送が終了した場合を示
している。
さて、いずれにせよ次ラインのデータの転送が終了す
ると、処理はステツプS20に進む。ここでは、ステツプS
16で設定した20mSが経過したか否かを判断する。未経過
であると判断した場合いは、未だインクは十分な温度を
有しているものとし、処理は次ラインの記録のため、ス
テツプS2に戻る。
他方、この期間が経過したと判断した場合、インクは
かなり冷えていることになる。このまま次のラインの記
録を行ない、記録紙とインクシートの搬送を行なうと、
それらがくつついてしまうので、問題になる。
このため、ステツプS34以降では、インクをとかすた
めの処理を行なう。
具体的には、発熱抵抗体132の各ブロツク各々を2回
づつスキヤンすることは本記録処理と同じであるが、そ
の各通電時間を0.15mSとした。第6図で示すと、期間6
0,63がこの期間に相当する。尚、分割して発熱するの
は、各ブロツク間の温度誤差を少なくするためである。
なぜなら、分割しないと、最後のブロツクの印字を終了
したときに、最初のブロツクは冷えてしまうからであ
る。また、印加するエネルギーはインクの種類により、
その目的を実現するのに必要なエネルギーとし任意に設
定して良い。
処理手順を説明すると、先ず、ステツプS34で分割カ
ウンタを“2"にし、ステツプS35でブロツクカウンタを
“1"にする。以下、ステツプS36でブロツクカウンタに
よつて指定された発熱抵抗体132のブロツクに0.15mS
(ステツプS37で設定する)の期間通電させる。そし
て、ステツプS39でブロツクカウンタが“4"になつたと
判断し、尚且つステツプS41で分割数カウンタが“1"と
なつたと判断したとき、ステツプS2に戻り、次ラインの
記録処理を行なう。尚、ブロツクカウンタの更新はステ
ツプS40、分割数カウンタの更新はステツプS42で行な
う。
こうして、次々と各ラインを記録していつて、最終的
に1ページ分の記録が終了したと判断すると、処理はス
テツプS18からステツプS43に進み、記録紙11を所定量排
紙ローラ16a,16b方向に搬送する。そして、ステツプS44
でカツタ15a,15bを駆動して噛合させ、記録紙11をペー
ジ単位に切断する。次に、ステツプS45に進んで、記録
紙搬送用モータ24を反転駆動することで、記録紙11をサ
ーマルヘツド13とカツタ15との間隔に相当する距離だけ
戻す処理を行なう。
尚、第6図において、タイミングT1,T2,T3では記録紙
搬送用モータ24の励磁相が切り換えられて、記録紙が1
ライン分搬送される。
<インクシートの説明(第7図)> 第7図は本実施例のマルチプリントに使用されるイン
クシートの断面図で、ここでは4層で構成されている。
まず第2層はインクシート14の支持体となるベースフ
イルムである。マルチプリントの場合、同一個所に何回
も熱エネルギーが印加されるため、耐熱性の高い芳香族
ポリアミドフイルムやコンデンサ紙が有利であるが、従
来のポリエステルフイルムでも使用に耐える。これらの
厚さは、媒体という役割から、なるべく薄い方が印字品
質の点で有利となるが、強度の点から3〜8μmが望ま
しい。
第3層は記録紙(記録シート)にn回分の転写が可能
な量のインクを含有したインク層である。この成分は、
接着剤としてのEVAなどの樹脂、着色のためのカーボン
ブラツクやニグロシン染料、バインデイング材としての
カルナバワツクス、パラフインワツクスなどを主成分と
して同一個所でn回の使用に耐えるように配合されてい
る。この塗布量は4〜8g/m2が望ましいが、塗布量によ
つて感度や濃度が異なり、任意に選択できる。
第4層は印字をしない部分で記録紙に第3層のインク
が圧力転写されるのを防止するためのトツプコーテイン
グ層であり、透明なワツクスなどで構成される。これに
より、圧力転写されるのは透明な第4層だけとなり、記
録紙の地汚れを防止できる。第1層はサーマルヘツド13
の熱から、第2層のベースフイルムを保護する耐熱コー
ト層である。これは、同一個所にnライン分の熱エネル
ギーが印加される可能性のある(黒情報が連続したと
き)マルチプリントには好適であるが、用いるか用いな
いかは適宜選択できる。また、ポリエステルフイルムの
ように比較的耐熱性の低いベースフイルムには有効とな
る。
尚、ンクシート14の構成はこの実施例に限定されるも
のでなく、例えばベース層及びベース層の片側に設けら
れたインクが含有された多孔性インク保持層とからなる
ものでも良く、ベースフイルム上に微細多孔質網状構造
を有する耐熱性インク層を設け、そのインク層内にイン
クを含有させたものでもよい。また、ベースフイルムの
材質としては、例えばポリアミド、ポリエチレン、ポリ
エステル、ポリ塩化ビニル、トリアセチルセルロース、
ナイロンなどからなるフイルムまたは紙であつてもよ
い。さらに、耐熱コート層は必ずしも必要でないが、そ
の材質としては、例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹
脂、フツソ樹脂、エトロセルロースなどであつてもよ
い。
また、熱昇華性インクを有するインクシートの一例と
しては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、芳香族ポリアミドフイルムなどで形成され
た基材上に、グアナミン系樹脂とフツソ系樹脂で形成し
たスペーサ粒子及び染料を含有する色材層を設けたイン
クシートが挙げられる。
尚、熱転写プリンタにおける加熱方式は、前述したサ
ーマルヘツドを用いるサーマルヘツド方式に限定される
ものでなく、例えば通電方式あるいはレーザ転写方式を
用いても良い。
また、本実施例では、サーマルラインヘツドを使用し
たときの例で説明したがこれに限定されるものでなく、
所謂シリアル型の熱転写プリンタであつても良い。ま
た、本実施例ではマルチプリントの場合で説明したがこ
れに限定されるものでなく、ワンタイムシートによる通
常の熱転写記録の場合にも適用できることは勿論であ
る。
さらに、前述した実施例では、熱転写プリンタをフア
クシミリ装置に適用した場合で説明したがこれに限定さ
れるものでなく、例えば本発明の熱転写記録装置はワー
ドプロセツサ、タイプライタあるいは複写装置などにも
適用できる。
また、記録媒体としては記録紙に限らずに、インク転
写が可能な材質であれば、例えば布、プラスチツクシー
トなどが挙げられる。また、インクシートは実施例で示
したロール構成に限定されずに、例えば記録装置本体に
着脱可能なインクシートを筺体内に内蔵して、この筺体
ごと記録装置本体に着脱する、所謂インクシートカセツ
トタイプなどであつても良い。
また、上述した実施例では、本記録、保温及びインク
をとかすための発熱の分割数を全て“2"としたが、これ
以外であつても良いことは勿論であり、且つ各々の発熱
における通電時間も任意に変更して構わない。
また、固まつたインクをとかすための発熱エネルギー
は、直前のラインの記録終了時点から経過時間に応じて
制御させても良い。すなわち、経過時間が長いときに
は、加えるエネルギーをアツプさせる。これは、アナロ
グ的に通電時間を制御しても良く、また、スキヤン回数
を変えることで制御しても良い。
更には、実施例においては副走査線密度を15.4本
()/mmとしたが、7.7/mm、3.85/mmとしても良
い。この場合は、記録のための発熱は、7.7/mmの場合
には2回、3.75/mmの場合には4回行ない、その前後
に必要に応じてかたまつたインクをとかすための発熱と
保温のための発熱を行なう。
以上説明したようにこの実施例によれば、記録すべき
イメージデータの準備に応じて、かたまつたインクをと
かすために記録ヘツドを発熱させたり、保温のために発
熱させたりするので、濃度が不均一になつたり、インク
と記録紙とがはりついてしまう等の不具合が解消され、
高品位の画像を得ることが可能となる。
また、この実施例は、1ラインの画像データの記録時
間間隔が不均一で、長くなる可能性のあるフアクシミリ
等の記録装置において特に有効となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、画像を記録する
際に、次記録画像の構築状況によっては記録ヘッドの不
必要な発熱駆動を抑えた適正な発熱駆動を行えるように
し、インクシートと記録媒体とが分離しやすいようにで
き、しかも、高品位な画像記録を行うことができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の制御部と記録部との電気的接続を示す
図、 第2図は実施例のフアクシミリ装置の概略構成を示すブ
ロツク図、 第3図は実施例のフアクシミリ装置の機構部を示す側断
面図、 第4図はインクシート及び記録紙の搬送系と制御部との
関係を示す図、 第5図(a)〜(d)は実施例の記録処理を示すフロー
チヤート、 第6図は実施例におけるサーマルヘツドの各ブロツク毎
の通電タイミングを示す図、 第7図は実施例におけるインクシートの構造を示す図で
ある。 図中、10……ロール状記録紙、11……記録紙、12……プ
ラテンローラ、13……サーマルヘツド、14……インクシ
ート、15……カツタ、16……排出ローラ、17……インク
シート供給ロール、18……インクシート巻取ロール、19
……インクシートセンサ、20……インクシート有無セン
サ、21……スプリング、22……記録紙有無センサ、24…
…記録紙搬送用モータ、25……インクシート搬送用モー
タ、35,48,49……ドライバ回路、36……駆動回路、39…
…排紙用モータ、100……読取部、101……制御部、102
……記録部、103……操作部、104……表示部、105……
電源、106……モデム、107……NCU、110……ラインメモ
リ、111……符号化/復号化部、112……バツフアメモ
リ、113……CPU、114……ROM、115……RAM、116……タ
イマ、132……発熱抵抗体(発熱素子)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 智之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小野 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 石田 靖 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 横山 実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 朝田 昭宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山田 昌克 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 粟井 孝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−124268(JP,A) 特開 昭59−153376(JP,A) 特開 昭60−13572(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/38,17/12 H04N 1/23

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクシートの有するインクを記録媒体に
    転写して、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録
    装置であって、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 記録すべき画像情報に基づき、前記インクシートに作用
    して前記記録媒体に画像記録を行う記録手段と、 前記記録手段による画像記録後、次に記録すべき画像情
    報が構築されたか否かを判断する判断手段と、 該判断手段によって、次記録画像情報が構築中であると
    判断したとき、前記記録手段を画像情報の記録時よりも
    少ないエネルギーで発熱駆動し、前記発熱駆動を所定回
    数繰返した後は、次記録画像情報が構築中であっても、
    前記発熱駆動を実行せず、前記発熱駆動を前記所定回数
    繰返す前に、次記録画像情報が構築された場合には、残
    りの前記発熱駆動を中止する第1の発熱制御手段と、 次記録画像情報が構築されるまでに、前記第1の発熱制
    御手段による前記所定回数の前記発熱駆動に要する時間
    よりも長い所定時間以上要した場合、次記録画像情報の
    記録動作の直前に前記記録手段を画像情報の記録時より
    も少ないエネルギーで発熱駆動し、次記録画像情報の構
    築迄に前記所定時間以上要しない場合は、前記記録動作
    直前の前記記録手段の発熱駆動を行わない第2の発熱制
    御手段と を備えることを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】前記第1、第2の発熱制御手段は従前に記
    録した画像情報で前記記録手段を発熱するようにしたこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載の熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】前記第1、第2の発熱制御手段は前記記録
    手段による通常の記録時よりも低い発熱エネルギーで前
    記インクシートに作用し、第2の発熱制御手段の熱エネ
    ルギーは第1の発熱制御手段の熱エネルギーより大きい
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の熱転写記録装
    置。
  4. 【請求項4】インクシートの有するインクを記録媒体に
    転写して、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録
    装置を用いたファクシミリ装置であって、 原稿画像を読み取って画像を入力する画像入力手段と、 原稿画像を送受信する送受信手段と、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 記録すべき画像情報に基づき、前記インクシートに作用
    して前記画像入力手段或いは前記送受信手段よりの画像
    情報に基づいて前記記録媒体に画像の記録を行う記録手
    段と、 前記記録手段による画像記録後、次に記録すべき画像情
    報が構築されたか否かを判断する判断手段と、 該判断手段によって、次記録画像情報が構築中であると
    判断したとき、前記記録手段を画像情報の記録時よりも
    少ないエネルギーで発熱駆動し、 前記発熱駆動を所定回数繰返した後は、次記録画像情報
    が構築中であっても、前記発熱駆動を実行せず、前記発
    熱駆動を前記所定回数繰返す前に、次記録画像情報が構
    築された場合には、残りの前記発熱駆動を注意する第1
    の発熱制御手段と、 次記録画像情報が構築されるまでに、前記第1の発熱制
    御手段による前記所定回数の前記発熱駆動に要する時間
    よりも長い所定時間以上要した場合、次記録画像情報の
    記録動作の直前に前記記録手段を画像情報の記録時より
    も少ないエネルギーで発熱駆動し、次記録画像情報の構
    築迄に前記所定時間以上要しない場合は、前記記録動作
    直前の前記記録手段の発熱駆動を行わない第2の発熱制
    御手段と を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
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