JP2578953B2 - 熱転写記録装置及び該装置を用いたフアクシミリ装置 - Google Patents

熱転写記録装置及び該装置を用いたフアクシミリ装置

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JP2578953B2 JP63281374A JP28137488A JP2578953B2 JP 2578953 B2 JP2578953 B2 JP 2578953B2 JP 63281374 A JP63281374 A JP 63281374A JP 28137488 A JP28137488 A JP 28137488A JP 2578953 B2 JP2578953 B2 JP 2578953B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクシートの有するインクを記録媒体に転
写して、記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置及
び該装置を用いたフアクシミリ装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、熱転写プリンタは熱溶融性(熱昇華性)イン
クをベースフイルムに塗布したインクシートを使用し、
サーマルヘツドによりそのインクシートを画像信号に対
応して選択的に加熱し、溶融(昇華)したインクを記録
紙に転写して画像記録を行つている。一般に、このイン
クシートは、1回の画像記録により完全にインクが記録
紙に転写されるもの(所謂ワンタイムシート)であるた
め、1文字或いは1ラインの記録終了後、その記録され
た長さに対応する分だけインクシートを搬送し、次に記
録する位置に確実にインクシートの未使用部分をもつて
くる必要があつた。このため、インクシートの使用量が
増大し、感熱紙に記録する通常の感熱プリンタに比べ、
熱転写プリンタのランニングコストが高くなる傾向があ
つた。
このような問題点を解決するために、特開昭57−8347
1号や特開昭58−201686号公報及び特公昭62−58917号公
報にみられるように、記録紙とインクシートとを速度差
を設けて搬送するようにした熱転写プリンタが提案され
ている。
本願発明は前記公報に記載されている発明を更に発展
させたものである。
[発明が解決しようとしている課題] 複数(n)回の画像記録が可能なインクシート(所謂
マルチプリントシート)が知られており、このインクシ
ートを用いれば、記録長さLを連続して記録するとき、
各画像記録の終了後あるいは画像記録中に搬送されるイ
ンクシートの搬送長をその長さLよりも小さく(L/n:n
>1)して記録することができる。これにより、インク
シートの使用効率が従来のn倍になり、熱転写プリンタ
のライニングコストの低下が期待できる。以下、この記
録方式をマルチプリントという。
このようなインクシートによるマルチプリントの場合
は、インクシートのインク層のインクがn回に分けて加
熱される。そして、この各加熱ごとに、インク層の溶融
(昇華)されたインクと溶融(昇華)されないインク間
での剪断力を発生させて記録紙に転写を行つている。こ
のため、例えば1ラインの記録後、次のラインの記録ま
での時間が長くなつてインクの温度が低下すると、溶融
(昇華)されたインクと溶融(昇華)されないインクと
の間の剪断力が大きくなり、インクシートと記録紙とが
離れにくくなるという問題がある。これは特に、1ライ
ンの記録データに黒情報が多いときに顕著に発生し、ま
たフアクシミリ装置などのように、現ラインと次ライン
間の時間間隔が一定でなく、その時間間隔が比較的長く
なるような装置では問題になる。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録終
了後、所定時間以上、記録動作が行なわれない時は、次
の記録動作までの間に記録ヘッドを発熱させてインクシ
ートを加熱することにより、画像記録後におけるインク
シートと記録媒体との分離を容易にした熱転写記録装置
及び該装置を用いたファクシミリ装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の熱転写記録装置は
以下のような構造を備える。即ち、 インクシートのインクを記録媒体に転写して、前記記
録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置であって、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段
と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 画像データに応じて記録ヘッドを発熱駆動して前記イ
ンクシートに作用することにより前記記録媒体に画像の
記録を行う記録手段と、 前記記録手段によって所定画像の記録を行った後の経
過時間を計時する計時手段と、 前記計時手段により所定時間以上の時間が計時された
ときのみ、前記所定画像に対応する画像データと同一デ
ータで前記記録ヘッドを発熱させて前記インクシートを
加熱する制御手段とを有する。
また本発明のファクシミリ装置は以下のような構成を
備える。即ち、 インクシートのインクを記録媒体に転写して、該記録
媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置を用いたファク
シミリ装置であって、 原稿画像を読み取って入力する画像入力手段と、 画像信号を送受信する送受信手段と、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段
と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 前記画像入力手段あるいは前記送受信手段からの画像
データに応じて記録ヘッドを発熱駆動して前記インクシ
ートに作用することにより前記記録媒体に画像の記録を
行う記録手段と、 前記記録手段によって所定画像の記録を行った後の経
過時間を計時する計時手段と、 前記計時手段により所定時間以上の時間が計時された
時のみ、前記所定画像に対応する画像データと同一デー
タで前記記録ヘッドを発熱させて前記インクシートを加
熱する制御手段とを有する。
[作用] 以上の構成において、本発明の熱転写記録装置は、画
像データに応じて記録ヘッドを発熱駆動してインクシー
トに作用することにより記録媒体に所定画像の記録を行
った後、計時手段により所定時間以上の時間が計時され
たときのみ、所定画像に対応する画像データと同一デー
タで記録ヘッドを発熱させてインクシートを加熱するよ
うに動作する。
また本発明のファクシミリ装置は、画像入力手段ある
いは送受信手段からの画像データに応じて記録ヘッドを
発熱駆動してインクシートに作用することにより記録媒
体に所定画像の記録を行った後、計時手段により所定時
間以上の時間が計時された時のみ、その所定画像に対応
する画像データと同一データで記録ヘッドを発熱させて
インクシートを加熱するように動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
[フアクシミリ装置の説明(第1図〜第4図)] 第1図〜第4図は本発明の一実施例を用いた熱転写プ
リンタを、フアクシミリ装置に適用した例を示す図で、
第1図はフアクシミリ装置の制御部101と記録部102との
電気的接続を示す図、第2図はフアクシミリ装置の概略
構成を示すブロツク図、第3図はフアクシミリ装置の側
断面図、そして第4図は記録紙とインクシートの搬送機
構を示す図である。
まず、第2図をもとにフアクシミリ装置の概略構成を
説明する。
図において、100は原稿を光電的に読取つてデジタル
画像信号として制御部101に出力する読取部で、原稿搬
送用モータやCCDイメージセンサなどを備えている。次
に、この制御部101の構成を説明する。110は画像データ
の各ラインのイメージデータを格納するラインメモリ
で、原稿の送信あるいはコピーのときは読取部100より
の1ライン分のイメージデータが格納され、画像データ
の受信のときは復号された受信画像データの1ラインデ
ータが格納される。そして、格納されたデータが記録部
102に出力されることによつて画像形成が行われる。111
は送信する画像情報とMH符号化などにより符号化すると
ともに、受信した符号化画像データを復号してイメージ
データに変換する符号化/復号化部である。また、112
は送信する或いは受信された符号化画像データを格納す
るバツフアメモリである。これら制御部101の各部は、
例えばマイクロプロセツサなどのCPU113により制御され
ている。制御部101にはこのCPU113の他に、CPU113の制
御プログラムや各種データを記憶しているROM114、CPU1
13のワークエリアとして各種データを一時保存するRAM1
15などを備えている。
102はサーマルラインヘツドを備え、熱転写記録法に
より記録紙に画像記録を行う記録部である。この構成は
第3図を参照して詳しく後述する。103は送信開始など
の各種機能指示キーや電話番号の入力キーなどを含む操
作部、103aは使用するインクシート14の種類を指示する
スイツチで、スイツチ103aがオンのときはマルチプリン
トのインクシートが、オフのときは通常のインクシート
が装着されていることを示している。104は通常、操作
部103に隣接して設けられており、各種機能や装置の状
態などを表示する表示部である。105は装置全体に電力
を供給するための電源部である。また、106はモデム
(変復調器)、107は網制御部(NCU)、108は電話器で
ある。
次に、第3図を参照して記録部102の構成を詳しく説
明する。なお、第2図と共通な部分は同一図番で示して
いる。
図において、10は普通紙である記録紙11をコア10aに
ロール状に捲回したロール紙である。このロール紙10
は、プラテンローラ12の矢印方向への回転により記録紙
11をサーマルヘツド部13に供給できるように、回転自在
に装置内に収納されている。なお、10bはロール紙装填
部であつて、ロール紙10を着脱可能に装填している。さ
らに12はプラテンローラであつて、記録紙11を矢印b方
向に搬送するとともに、サーマルヘツド13の発熱体132
との間で、インクシート14や記録紙11を押圧するもので
ある。サーマルヘツド13の発熱により画像記録の行われ
た記録紙11は、プラテンローラ12のさらなる回転によつ
て排出ローラ16(16a,16b)方向に搬送され、1頁分の
画像記録が終了するとカツタ15(15a,15b)の噛合によ
つて頁単位に切断される。
17はインクシート14を捲回しているインクシート供給
ロール、18はインクシート巻取ロールであつて、後述す
るインクシート搬送用モータにより駆動され、インクシ
ート14を矢印a方向に巻取るものである。なお、このイ
ンクシート供給ロール17及びインクシート巻取りロール
18は、装置本体内のインクシート装填部70に着脱可能に
装填されている。さらに、19はインクシート14の残量検
出やインクシート14の搬送速度を検出するためのセンサ
である。また、20はインクシート14の有無を検出するた
めのインクシートセンサ、21はスプリングで、記録紙11
やインクシート14を介して、プラテンローラ12に対して
サーマルヘツド13を押圧するものである。また、22は記
録紙の有無を検出するための記録紙センサである。
次に読取部100の構成を説明する。
図において、30は原稿32を照射する光源で、原稿32で
反射された光は光学系(ミラー50,51,レンズ52)を通し
てCCDセンサ31に入力され、電気信号に変換される。原
稿32は図示しない原稿搬送用モータにより駆動される搬
送用ローラ53,54,55,56により、原稿32の読取り速度に
対応して搬送される。なお、57は原稿積載台であつて、
この積載台57に積載された複数枚の原稿32は搬送用ロー
ラ54と押圧分離片58との協動によつて1枚ずつに分離さ
れて、読取部100へ搬送される。
41は制御部101の主要部を構成する制御基板で、この
制御基板41より装置の各部に各種制御信号が出力され
る。また、106はモデム基板ユニツト、107はNCU基板ユ
ニツトである。
さらに、第4図はインクシート14と記録紙11の搬送機
構の詳細を示す図である。
図において、24はプラテンローラ12を回転駆動し、記
録紙11を矢印a方向とは反対の矢印b方向に搬送するた
めの記録紙搬送用モータである。また、25はインクシー
ト14をキヤプスタンローラ71、ピンチローラ72により、
矢印a方向に搬送するためのインクシート搬送用モータ
である。さらに、26,27は記録紙搬送用モータ24の回転
をプラテンローラ12に伝達する伝達ギア、73,74はイン
クシート搬送用モータ25の回転をキヤプスタンローラ71
に伝達する伝達ギアである。また、75は滑りクラツチユ
ニツトである。
ここで、ギア75aの回転により巻取りロール18に巻取
られるインクシート14の長さを、キヤプスタンローラ71
により搬送されるインクシート長よりも長くなるように
ギア74と75の比を設定しておくことにより、キヤプスタ
ンローラ71により搬送されたインクシート14が確実に巻
取りロール18に巻取られる。そして、巻取りロール18に
よるインクシート14の巻取り量と、キヤプスタンローラ
71により送られたインクシート14の差分量に相当する分
が、滑りクラツチユニツト75で吸収される。これによ
り、巻取りロール18の巻取り径の変動によるインクシー
ト14の搬送速度(量)の変動を抑えることができる。
第1図は実施例のフアクシミリ装置における制御部10
1と記録部102との電気系の接続を示す図で、他の図面と
共通する部分は同一図番で示している。
サーマルヘツド13はラインヘツドである。そして、こ
のサーマルヘツド13は、制御部101よりの1ライン分の
シリアル記録データやシフトクロツク43を入力するため
のシフトレジスタ130、ラツチ信号44によりシフトレジ
スタ130のデータをラツチするラツチ回路131、1ライン
分の発熱抵抗体からなる発熱素子132を備えている。こ
こで、発熱抵抗体132は132−1〜132−mmで示されたm
個のブロツクに分割して駆動されている。また、133は
サーマルヘツド13に取付けられている、サーマルヘツド
13の温度を検出するための温度センサである。この温度
センサ133の出力信号42は、制御部101内でA/D変換され
て前記CPU113に入力される。これによりCPU113はサーマ
ルヘツド13の温度を検知し、その温度に対応してストロ
ーブ信号47のパルス幅を変更したり、あるいはサーマル
ヘツド13の駆動電圧などを変更して、インクシート14の
特性に応じてサーマルヘツド13への印加エネルギーを変
更している。116はプログラマブル・タイマで、CPU113
より計時時間がセツトされ、計時の開始が指示されると
計時を開始する。そして、指示された時間ごとにCPU113
に割込み信号やタイムアウト信号などを出力するように
動作する。
なお、インクシート14の種類(特性)は、前述した操
作部103のスイツチ103aや、インクシート14に印刷され
たマークなどを検出して判別するようにしても良く、ま
たインクシートのカートリツジに付されたマークや切り
欠きあるいは突起などを判別して行うようにしても良
い。
46は制御部101よりサーマルヘツド13の駆動信号を入
力し、サーマルヘツド13を各ブロツク単位で駆動するス
トローブ信号47を出力する駆動回路である。なお、この
駆動回路46は制御部101の指示により、サーマルヘツド1
3の発熱素子132に電流を供給する電源線45に出力する電
圧を変更してサーマルヘツド13の印加エネルギーを変更
することができる。36はカツタ15を噛合させて駆動する
駆動回路で、カツタ駆動用のモータなどを含んでいる。
39は排紙用ローラ16を回転駆動する排紙用モータであ
る。35,31,32はそれぞれ対応する排紙用モータ39、記録
紙搬送用モータ24及びインクシート搬送用モータ25を回
転駆動するドライバ回路である。なお、これら排紙用モ
ータ39や記録紙搬送用モータ24及びインクシート搬送用
モータ25は、この実施例ではステツピングモータである
が、これに限定されるものではなく、例えばDCモータな
どであつても良い。
[記録動作の説明(第1図〜第5図、第8図)] 第5図はこの実施例のフアクシミリ装置における1頁
分の記録処理を示すフローチヤートで、この処理を実行
する制御プログラムは制御部101のROM114に記憶されて
いる。
この処理は記録する1ライン分のイメージデータがラ
インメモリ110に格納されて、記録動作が開始できる状
態になることにより開始され、マルチインクシート14が
装着されていることが、スイツチ103aなどにより制御部
101で判別されているものとする。
まずステツプS1で1ライン分の記録データをシリアル
でシフトレジスタ130に出力する。そして、1ラインの
記録データの転送が終了すると、ステツプS2でラツチ信
号44を出力して、ラツチ回路131に1ライン分の記録デ
ータを格納する。次にステツプS3で、インクシート搬送
用モータ25を駆動してインクシート14を1/nライン分搬
送する。そしてステツプS4で、記録紙11を1ライン分搬
送する。なお、この1ラインの長さは、フアクシミリ装
置では約(1/15.4)mmにセツトされており、記録紙11と
インクシート14の搬送量は、それぞれ記録紙搬送用モー
タ24とインクシート搬送用モータ25の励磁パルス数を変
更することにより設定できる。
次にステツプS5で発熱抵抗体132の1つのブロツクに
通電して画像の記録を行い、ステツプS6でサーマルヘツ
ド13の全ブロツクの通電が終了したかをみる。ステツプ
S6で、サーマルヘツド13の全ブロツクの通電が終了して
いなければステツプS7に進み、次のラインの記録データ
の準備ができたかどうかを調べる。そして、準備ができ
ていればステツプS8に進み、次ラインの記録データを順
次サーマルヘツド13に転送する。このサーマルヘツド13
へのデータ転送中にステツプS9で1ブロツクの通電時間
が経過したかをみる。通電時間(約600μs)が経過し
ていなければステツプS7に戻るが、通電時間が経過する
とステツプS5に戻り、次のブロツクの発熱駆動処理を実
行する。なお、この実施例では、サーマルヘツド13は4
ブロツクに分けて通電駆動されており、1ラインの記録
に要する所要時間はほぼ2.5msとなつている。
ステツプS6で全ブロツクへの通電が終了して1ライン
の記録が終了していればステツプS10に進み、タイマ116
に所定時間(ここでは20ms)をセツトして計時を開始さ
せる。次にステツプS11に進み、1頁の画像記録が終了
したかをみる。1頁の画像記録が終了していなければス
テツプS12に進み、次のラインの画像データが全てサー
マルヘツド13に転送されているかをみる。そして、転送
されていなければステツプS13で、次のラインのデータ
の準備ができるごとにサーマルヘツド13に転送するデー
タ転送処理を実行する。こうして次に記録されるべき1
ライン分の画像データがサーマルヘツド13に転送される
とスイツチS14に進み、タイマ116がタイムアウト、即
ち、20msが経過しているかどうかをみる。20msが経過し
ていなければステツプS2に戻り、前述した記録処理を実
行する。
しかし、20msが経過したときはステツプS15に進み、
サーマルヘツド13をブロツク単位に通電する。このと
き、サーマルヘツド13のラツチ回路131のデータは、直
前に記録した1ライン分の画像データに等しいため、こ
こで同じ画像データが再度記録されることになる。な
お、このステツプS15におけるサーマルヘツド13への通
電処理は、次のラインの記録データがサーマルヘツド13
のシフトレジスタ130に転送された後に実行されるた
め、次のラインの記録処理の直前に実行されることにな
る。この直前とは、ステツプS15からステツプS5までの
処理時間による遅延分に相当している。また、ステツプ
S15におけるサーマルヘツド13への通電時間は、ステツ
プS5での通電時間と同じであつても良く、あるいはそれ
より短くても良い。
次にステツプS11で1頁分の画像記録が終了するとス
テツプS16に進み、記録紙11を所定量排紙ローラ16a、16
b方向に搬送する。そして、ステツプS17でカツタ15a、1
5bを駆動して噛合させ、記録紙11を頁単位に切断する。
次にステツプS18で、記録紙搬送用モータ24を反転駆動
し、記録紙11をサーマルヘツド13とカツタ15の間隔に相
当する距離だけ戻す、記録紙11のカツタ処理を実行す
る。
このように本実施例によれば、各ラインごとの記録時
間間隔が所定の時間以上になると、サーマルヘツド13を
再加熱することにより、インク層におけるインク同士の
剪断力を小さくして、ステツプS3及びS4でのインクシー
ト14及び記録紙11の搬送時に、インクシート14と記録紙
11との分離が良くなるようにしている。
なお、ステツプS15におけるサーマルヘツド13の駆動
時には、発熱体132への印加エネルギーを実際の記録時
より小さくして、画像の記録を行わない程度にしても良
い。また、ステツプS15でのサーマルヘツドの駆動時に
は、前ラインと同じ記録データとし、そのうちの一部の
黒ドツトに対応する発熱抵抗体132に通電して、インク
が固まるのを防止するようにしても良い。
第8図はこの実施例の記録処理におけるサーマルヘツ
ド13への通電タイミングを示す図で、ここではサーマル
ヘツド13の発熱抵抗体132は4つのブロツクに分割され
て通電される。なお、ストローブ信号1〜4のそれぞれ
は、サーマルヘツド13の発熱抵抗体132の各ブロツクの
通電信号に対応している。
タイミングT1は、現ラインの記録終了後、次のライン
の記録データがサーマルヘツド13に転送されて、次のラ
インの記録が可能になつた時点を示している。このと
き、現のラインの記録終了後から、所定の時間(例えば
20ms)が経過していれば、90で1ラインの再記録命令を
出力する。これにより91で示すように、サーマルヘツド
13の4つのブロツクに通電する(ステツプS15)。タイ
ミングT2はステツプS4での、記録紙搬送用モータ24の励
磁相の切換えタイミングを示している。次にタイミング
T3でラツチ回路131にラツチされている1ラインのデー
タをもとに、92で次のラインの記録処理を開始する(ス
テツプS5)。
次の場合も同様にして、タイミングT4は更に次のライ
ンの記録データがサーマルヘツド13に転送完了されたタ
イミングを示している。このとき前の場合と同様に、現
のライン(92で記録されたライン)の記録終了後から所
定の時間(例えば20ms)が経過していれば、93で1ライ
ンの再記録命令を出力する。これにより94で示すよう
に、サーマルヘツド13の4つのブロツクに通電する(ス
テツプS15)。こうして、タイミングT5(ステツプS4)
で記録紙搬送用モータ24が1ステツプ駆動され、タイミ
ングT6でラツチ回路131にラツチされている次のライン
データが、95で示すようにして記録される(ステツプS
5)。以下、これらが順次繰返されて記録が行われる。
なお、これら91や94におけるサーマルヘツド13の各ブ
ロツクへの通電時間t1は、92や95で示された実際の記録
時の通電時間t2と同じであつても良く、実際の記録時t2
よりも短くても良い。
[他の実施例の説明(第6図、第7図)] 第6図及び第7図は、第5図のステツプS12の変形処
理を示す他の実施例の処理フローチヤートである。
第6図では、次のラインデータをサーマルヘツド13に
転送が終了する所定時間前かどうかを調べ、その時間の
ときはステツプS14に進むようにしている。これは、例
えば原稿画像のサイズがA4判のときは、次のラインのデ
ータ1600ビツトまでがサーマルヘツド13に転送されたか
どうかにより判定している。
さらに第7図は第6図の変形例で、画像データの1ラ
イン分の白から黒へのビツト変化点の数を計数し、その
数がa1以下のときはhをb1(1650)とし(ステツプS31,
S32)、a1とa2の間の値のときはhをb2(1600)に(ス
テツプS35)、それ以外はhをb3(1550)にしている
(ステツプS36)。こうしてステツプS33で、次のライン
データがhビツトまで転送されたかどうかを調べ、hビ
ツトまで転送されたときはステツプS14に進んで、20ms
が経過したかどうかをみるようにしている。
また、ステツプS15のサーマルヘツド13の駆動時に、
例えばサーマルヘツド13の各ブロツクへの通電時間を30
0μsとすると、第6図のステツプS21及び第7図のhの
値は、さらに大きく設定される。
[記録原理の説明(第9図)] 第9図はこの実施例における記録紙11とインクシート
14の搬送方向を逆にして画像の記録を行うときの画像記
録状態を示す図である。
図示したように、プラテンローラ12とサーマルヘツド
13との間には記録紙11とインクシート14が挾持されてお
り、サーマルヘツド13はスプリング21により所定圧でプ
ラテンローラ12に押圧されている。ここで、記録紙11は
プラテンローラ12の回転により矢印b方向に速度VPで搬
送される。一方、インクシート14はインクシート搬送用
モータ25の回転により矢印a方向に速度VIで搬送され
る。
いま、サーマルヘツド13の発熱抵抗体132に電源105か
ら通電されて加熱されると、インクシート14の斜線部91
で示す部分が加熱される。ここで、14aはインクシート1
4のベースフイルム、14bはインクシート14のインク層を
示している。発熱抵抗体132に通電することにより加熱
されたインク層91のインクは溶融し、そのうち92で示す
部分が記録紙11に転写される。この転写されるインク層
部分92は91で示すインク層のほぼ1/nに相当している。
この転写時において、インク層14bの境界線93で、イ
ンクに対する剪断力を生じさせて92で示す部分だけを記
録紙11に転写する必要がある。しかしながら、この剪断
力はインク層の温度により異なり、インク層の温度が高
いほど剪断力が小さくなる傾向にある。そこで、インク
シート14の加熱時間を短くするとインク層内での剪断力
が大きくなることから、インクシート14と記録紙11の相
対速度を大きくすれば、転写すべきインク層をインクシ
ート14から確実に剥離させることができる。
この実施例によれば、フアクシミリ装置におけるサー
マルヘツド13の加熱時間は約0.6msと短いため、インク
シート14と記録紙11の搬送方向を対向させることによ
り、インクシート14と記録紙11との相対速度を上げるよ
うにしている。
[インクシートの説明(第10図)] 第10図は本実施例のマルチプリントに使用されるイン
クシートの断面図で、ここでは4層で構成されている。
まず第2層はインクシート14の支持体となるベースフ
イルムである。マルチプリントの場合、同一個所に何回
も熱エネルギーが印加されるため、耐熱性の高い芳香族
ポリアミドフイルムやコンデンサ紙が有利であるが、従
来のポリエステルフイルムでも使用に耐える。これらの
厚さは、媒体という役割から、なるべく薄い方が印字品
質の点で有利となるが、強度の点から3〜8μmが望ま
しい。
第3層は記録紙(記録シート)にn回分の転写が可能
な量のインクを含有したインク層である。この成分は、
接着剤としてのEVAなどの樹脂、着色のためのカーボン
ブラツクやニグロシン染料、バインデイング材としての
カルナバワツクス、パラフインワツクスなどを主成分と
して同一個所でn回の使用に耐えるように配合されてい
る。この塗布量は4〜8g/m2が望ましいが、塗布量によ
つて感度や濃度が異なり、任意に選択できる。
第4図は印字をしない部分で記録紙に第3層のインク
が圧力転写されるのを防止するためのトツプコーテイン
グ層であり、透明なワツクスなどで構成される。これに
より、圧力転写されるのは透明な第4層だけとなり、記
録紙の地汚れを防止できる。第1層はサーマルヘツド13
の熱から、第2層のベースフイルムを保護する耐熱コー
ト層である。これは、同一個所にnライン分の熱エネル
ギーが印加される可能性のある(黒情報が連続したと
き)マルチプリントには好適であるが、用いるか用いな
いかは適宜選択できる。また、ポリエステルフイルムの
ように比較的耐熱性の低いベースフイルムには有効とな
る。
なお、インクシート14の構成はこの実施例に限定され
るものでなく、例えばベース層及びベース層の片側に設
けられたインクが含有された多孔性インク保持層とから
なるものでも良く、ベースフイルム上に微細多孔質網状
構造を有する耐熱性インク層を設け、そのインク層内に
インクを含有させたものでもよい。また、ベースフイル
ムの材質としては、例えばポリアミド、ポリエチレン、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、トリアセチルセルロー
ス、ナイロンなどからなるフイルムまたは紙であつても
よい。さらに、耐熱コート層は必ずしも必要でないが、
その材質としては、例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹
脂、フツソ樹脂、エトロセルロースなどであつてもよ
い。
また、熱昇華性インクを有するインクシートの一例と
しては、ポリエチレンテレフタート、ポリエチレンナフ
タレート、芳香族ポリアミドフイルムなどで形成された
基材上に、グアナミン系樹脂とフツソ系樹脂で形成した
スペーサ粒子及び染料を含有する色材層を設けたインク
シートが挙げられる。
なお、熱転写プリンタにおける加熱方式は、前述した
サーマルヘツドを用いるサーマルヘツド方式に限定され
るものでなく、例えば通電方式あるいはレーザ転写方式
を用いても良い。
また、この実施例では、サーマルラインヘツドを使用
したときの例で説明したがこれに限定されるものでな
く、所謂シリアル型の熱転写プリンタであつても良い。
また、本実施例ではマルチプリントの場合で説明したが
これに限定されるものでなく、ワンタイムシートによる
通常の熱転写記録の場合にも適用できることは勿論であ
る。
さらに、前述した実施例では、熱転写プリンタをフア
クシミリ装置に適用した場合で説明したがこれに限定さ
れるものでなく、例えば本発明の熱転写記録装置はワー
ドプロセツサ、タイプライタあるいは複写装置などにも
適用できる。
また、記録媒体としては記録紙に限らずに、インク転
写が可能な材質であれば、例えば布、プラスチツクシー
トなどが挙げられる。また、インクシートは実施例で示
したロール構成に限定されずに、例えば記録装置本体に
着脱可能なインクシートを筺体内に内蔵して、この筺体
ごと記録装置本体に着脱する、所謂インクシートカセツ
トタイプなどであつても良い。
以上説明したようにこの実施例によれば、熱転写プリ
ンタにおいて、記録時間間隔が所定時間以上になつたと
き、再度そのラインの画像を記録することにより、イン
クシートと記録紙とを容易に分離できる。また、これに
より、充分な画像濃度を得ることができる。
またこの実施例によれば、前ラインの記録が終了した
後、所定時間以上が経過すると、次のラインの記録直前
にサーマルヘツドに通電することにより、記録紙あるい
はインクシートの搬送時に、インクシートと記録紙がく
っつかないようにできる。
さらに本実施例によれば、次の記録情報が転送される
までの時間を予測し、その転送完了前のあるタイミング
で、前の記録終了時間より所定時間が経過していれば、
再度サーマルヘツドに通電することにより、サーマルヘ
ツドの再加熱後、次の記録動作までの遅延時間をより少
なくすることができる。これにより、次の記録時におけ
る記録紙あるいはインクシートの搬送時にインクの温度
が低下しないようにして、記録紙とインクシートとの接
着力をより確実に少なくできる。
また、この実施例は、1ラインの画像データの時間間
隔が不均一で長くなる可能性のあるフアクシミリ等の記
録装置において有効となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、記録終了後、所
定時間以上、記録動作が行なわれない時は、次の記録動
作までの間に記録ヘッドを発熱させてインクシートを加
熱することにより、画像記録後におけるインクシートと
記録媒体との分離を容易にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の制御部と記録部との電気的接続を示す
図、 第2図は実施例のフアクシミリ装置の概略構成を示すブ
ロツク図、 第3図は実施例のフアクシミリ装置の機構部を示す側断
面図、 第4図はインクシートと記録紙の搬送系の構造を示す
図、 第5図は実施例の記録処理を示すフローチヤート、 第6図及び第7図は他の実施例を示すフローチヤート、 第8図は本実施例の記録処理におけるサーマルヘツドへ
の通電タイミングを示す図、 第9図はこの実施例の記録時における記録紙とインクシ
ートとの状態を示す図、そして 第10図はこの実施例で使用したマルチインクシートの断
面図である。 図中、10……ロール状記録紙、11……記録紙、12……
プラテンローラ、13……サーマルヘツド、14……インク
シート、15……カツタ、16……排出ローラ、17……イン
クシート供給ロール、18……インクシート巻取ロール、
19……インクシートセンサ、20……インクシート有無セ
ンサ、21……スプリング、22……記録紙有無センサ、24
……記録紙搬送用モータ、25……インクシート搬送用モ
ータ、35,48,49……ドライバ回路、36……駆動回路、39
……排紙用モータ、100……読取部、101……制御部、10
2……記録部、103……操作部、104……表示部、105……
電源、106……モデム、107……NCU、110……ラインメモ
リ、111……符号化/復号化部、112……バツフアメモ
リ、113……CPU、114……ROM、115……RAM、116……タ
イマ、132……発熱抵抗体(発熱素子)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 和田 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 横山 実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 朝田 昭宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 石田 靖 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 粟井 孝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−3969(JP,A) 特開 昭62−185459(JP,A) 特開 昭63−149171(JP,A) 特開 昭63−317362(JP,A) 特開 昭60−9772(JP,A) 実開 昭63−148433(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクシートのインクを記録媒体に転写し
    て、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置で
    あって、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 画像データに応じて記録ヘッドを発熱駆動して前記イン
    クシートに作用することにより前記記録媒体に画像の記
    録を行う記録手段と、 前記記録手段によって所定画像の記録を行った後の経過
    時間を計時する計時手段と、 前記計時手段により所定時間以上の時計が計時されたと
    きのみ、前記所定画像に対応する画像データと同一デー
    タで前記記録ヘッドを発熱させて前記インクシートを加
    熱する制御手段と、 を有することを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】前記所定画像に対応する画像データと同一
    データでの前記記録ヘッドの発熱は、次の画像の記録を
    行う直前に成されることを特徴とする請求項1に記載の
    熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】次の画像記録を行うための記録データが前
    記記録手段に転送完了したときの前記計時手段の計時値
    が所定時間以上であるときに、前記制御手段は前記次の
    画像記録に先駆けて前記所定画像に対応する画像データ
    を同一データで前記記録ヘッドを発熱させる請求項1に
    記載の熱転写記録装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は次の画像記録を行うための
    記録データが前記記録手段に転送されるまでの転送完了
    時間を予想し、前記転送完了時間の所定時間前に前記計
    時手段の計時値が所定時間以上である時に、前記次の画
    像記録に先駆けて前記所定画像に対応する画像データと
    同一データで前記記録ヘッドを発熱させる請求項1に記
    載の熱転写記録装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は前記記録ヘッドの発熱を通
    常の記録時よりも、発熱エネルギーを低下させて行わせ
    る請求項1又は3に記載の熱転写記録装置。
  6. 【請求項6】インクシートのインクを記録媒体に転写し
    て、該記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置を用
    いたファクシミリ装置であって、 原稿画像を読み取って入力する画像入力手段と、 画像信号を送受信する送受信手段と、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 前記画像入力手段あるいは前記送受信手段からの画像デ
    ータに応じて記録ヘッドを発熱駆動して前記インクシー
    トに作用することにより前記記録媒体に画像の記録を行
    う記録手段と、 前記記録手段によって所定画像の記録を行った後の経過
    時間を計時する計時手段と、 前記計時手段により所定時間以上の時間が計時された時
    のみ、前記所定画像に対応する画像データと同一データ
    で前記記録ヘッドを発熱させて前記インクシートを加熱
    する制御手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】前記所定画像に対応する画像データと同一
    データでの前記記録ヘッドの発熱は、次の画像の記録を
    行う直前に成されることを特徴とする請求項6に記載の
    ファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】次の画像記録を行うための記録データが前
    記記録手段に転送完了したときの前記計時手段の計時値
    が所定時間以上であるときに、前記制御手段は前記次の
    画像記録に先駆けて前記所定画像に対応する画像データ
    と同一データで前記記録ヘッドを発熱させる請求項6に
    記載のファクシミリ装置。
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