JP2834408B2 - 車両のフロントガラス用モールディング - Google Patents

車両のフロントガラス用モールディング

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JP2834408B2
JP2834408B2 JP6182429A JP18242994A JP2834408B2 JP 2834408 B2 JP2834408 B2 JP 2834408B2 JP 6182429 A JP6182429 A JP 6182429A JP 18242994 A JP18242994 A JP 18242994A JP 2834408 B2 JP2834408 B2 JP 2834408B2
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Japan
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windshield
molding
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直久 宮川
祥介 瀬戸
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Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
Tokai Kogyo Co Ltd
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Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
Tokai Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は各種車両における車体
パネルとフロントガラスとの間に介装される車両のフロ
ントガラス用モールディングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6と図7に示すように、この種
の車両等のフロントガラス12のモールディングは、車
体パネル13とフロントガラス12とを接着剤を以て接
合するものでは、車体パネル13の開口縁とフロントガ
ラス12との境界に生ずる隙間を閉塞する目的と外観を
綺麗にするためにモールディングを被嵌するものであ
る。前記モールディングは、フロントガラス12の左右
両側部に対応する左右の両側部モールディング10にお
いては、フロントガラス12に嵌合する凹溝と、その凹
溝の前側に隣接して雨水受溝を設けたものが使用されて
いる。前記前後二段の溝付の側部モールディング10
は、同じフロントガラス12の上縁部には使用できない
ため、別個の横断面形状を有する上縁部モールディング
11をコーナー継手16を以て連接する構成となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ものにおいて、フロントガラスのモールディングは、左
右の両側部モールディング10と上縁部モールディング
11及びコーナー継手16の三種類の部品によって構成
される構造となっている。従って、この種のフロントガ
ラス12に装着されているモールディングのコーナー部
においては、コーナー継手16によって外観が不体裁と
なると共に、継手16の部分が容易に破損しやすい欠点
がある。また、三種類で五つの部品10,11,16が
必要なため高価となる等の欠点がある。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、フロントガラスに対する左右両側部と上縁部とを一
つのモールディングによって構成することで、外観美麗
に仕上がることができ、且つコーナー継手を不要とする
ことによって、体裁の優れた強固なモールディングを得
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係わる車両のフロントガラス用モールデ
ィングは、車体パネルとフロントガラスとの間に介装さ
れるモールディングであって、前記モールディングは、
合成樹脂を以て形成されており、前記フロントガラスの
上縁部から左右両側部にわたって伸びる長さを有して長
手帯状に一体に連続するとともに、頭部と脚部とを一体
に備え、しかも、前記モールディングの前記フロントガ
ラスの前記左右両側部に装設される部分では、その頭部
が前記フロントガラスのガラス前面に離反して雨水受部
を形成するために、脚部が長く形成され、その長い脚部
には上下・二つの支持突片が前記フロントガラスの側に
向けて張出されることで、これら上下・二つの支持突片
の間にフロントガラスの左右両側部がそれぞれ挿嵌され
る溝が形成され、前記モールディングの前記フロントガ
ラスの前記上縁部に装設される部分では、その頭部が前
記フロントガラスのガラス前面に接して雨水受部のない
構造とするために、脚部が短く形成され、その短い脚部
には一つの支持突片のみが前記フロントガラスの側に向
けて張出されることで、その一つの支持突片と前記頭部
との間に前記上部が挿嵌される溝が形成され、さら
に、前記モールディングの上縁部から左右両側部にわた
る前記頭部の全長においてその頭部の頂面は継ぎ目なく
連続していることを特徴とする。
【0006】
【作用】このモールディングは、車体パネルとフロント
ガラスとの間に装設されたときに、1本の連続したモー
ルディングでありながら、フロントガラスの上縁部で雨
水受部がなく、左右両側縁部で雨水受部のある構造を実
現する。即ち、1本のモールディングにおいて、フロン
トガラスの左右両側部に装設される部分では、その長い
脚部から張り出した上下・二つの支持突片の間の溝にフ
ロントガラスの左右両側部が挿嵌され、この結果、頭部
がガラス前面から離反し、これによって雨水受部が形成
される。コーナー部では、コーナーに沿って容易に屈曲
されて、左右両側部に装設される部分から上縁部に装設
される部分に向けてなめらかに連続する。フロントガラ
スの上縁部に装設される部分では、その短い脚部から張
り出した一つの支持突片と頭部との間の溝にフロントガ
ラスの上縁部が挿嵌されることで、頭部がガラス前面に
接して雨水受部がなくなる。このモールディングによる
と、従来のモールディングと異なり、上縁部に装設され
るモールディングと、左右の両側部に装設されるモール
ディングをそれぞれ別個に形成しておく必要がなくな
る。あるいは、部分毎に別々に形成しておいたモールデ
ィングをコーナ継手によって連結する必要がなくなる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図5にし
たがって説明する。図1と図2において、各種の車両の
車体パネル13とフロントガラス12との間に介装され
るモールディング1は合成樹脂等を以て長尺の帯状に成
形され、ガラス前面に露出する頭部2と、隙間に挿着す
る脚部3とが一体に形成されている。前記脚部3の片側
には、上部支持突片4を突設して頭部2との間に雨水を
受け流す雨水受溝5が形成されている。この上部支持突
片4の下方に水平の下部支持突片6が突設され、その間
に硝子嵌入溝7が形成されている。符号8は、上部のモ
ールディング部分にフロントガラス12を挿入する時に
おいて該上部支持突片4の下方位置を切断する個所を示
す切断線を示すものである。符号10は、モールディン
グ1の左右両側部を示し、11はモールディング1の上
縁部を示すものである。14は、車体パネル13と脚部
3との間に注入された接着剤である。
【0008】この実施例のモールディング1は上述した
ように構成される。したがって図1に示すように車体パ
ネル13とフロントガラス12との間にモールディング
1が装着された状態において、フロントガラス12の左
右両側部に対するモールディング1の左右両側部10,
10では、図4に示すように、上部支持突片4と下部支
持突片6との間の硝子嵌入溝7にフロントガラス12の
左右の両側部が嵌込まれ、頭部2がガラス前面より離反
することで、雨水受溝5が設けられている。また、モー
ルディング1はコーナー部分で屈曲され、そのコーナー
部分を境とする上縁部11では、図5に示すように、脚
部3の下方の切断部8より切除され上部支持突片4と頭
部2との間の溝5にフロントガラス12の上縁部が挿嵌
されることで、頭部2の背面がガラス前面に接する。
【0009】
【発明の効果】の発明によるとフロントガラスに装
設されたときに、フロントガラスの左右両側部では雨水
受部が形成され、フロントガラスの上縁部では雨水受部
のない構造を実現するモールディングを一つののモール
ディングによって構成することができるために、従来の
ものと異なり、コーナー継手を使用する必要がなくな
り、フロントガラスに装設する際にモールディングを
ーナー部で屈曲して使用するために仕上がりが大変に美
麗である共に、強固に装着できる。また屈曲前のモール
ディングは長手帯状の一種類のモールディングであるこ
とからの、保管・搬送にも適した品質に優れたものを著
しく安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のモールディングを使用し
た車両のフロント部を示す正面図である。
【図2】同じくフロントガラスにモールディングが装着
された状態を破断して示す斜視図である。
【図3】同じくモールディングを示す斜視図である。
【図4】同じくモールディングの左右両側部を示す断面
図である。
【図5】同じくモールディングの上縁部を示す断面図で
ある。
【図6】従来のモールディングを使用した車両のフロン
ト部を示す正面図である。
【図7】同じく従来のモールディングがフロントガラス
に装着された状態を破断して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 モールディング 2 頭部 3 脚部 4 上部支持突片 5 雨水受溝(雨水受部) 6 下部支持突片 10 モールディングの左右両側部 11 モールディングの上縁部 12 フロントガラス 13 車体パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−70528(JP,A) 特開 昭59−114040(JP,A) 特開 昭59−182722(JP,A) 実開 昭63−4712(JP,U) 実開 昭63−37313(JP,U) 実開 昭59−83519(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 1/00 - 1/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体パネルとフロントガラスとの間に介装
    されるモールディングであって、 前記モールディングは、合成樹脂を以て形成されてお
    り、前記フロントガラスの上縁部から左右両側部にわた
    って伸びる長さを有して長手帯状に一体に連続するとと
    もに、頭部と脚部とを一体に備え、 しかも、前記モールディングの前記フロントガラスの前
    記左右両側部に装設される部分では、その頭部が前記フ
    ロントガラスのガラス前面に離反して雨水受部を形成す
    るために、脚部が長く形成され、その長い脚部には上下
    ・二つの支持突片が前記フロントガラスの側に向けて張
    出されることで、これら上下・二つの支持突片の間にフ
    ロントガラスの左右両側部がそれぞれ挿嵌される溝が形
    成され、 前記モールディングの前記フロントガラスの前記上縁部
    に装設される部分では、その頭部が前記フロントガラス
    のガラス前面に接して雨水受部のない構造とするため
    に、脚部が短く形成され、その短い脚部には一つの支持
    突片のみが前記フロントガラスの側に向けて張出される
    ことで、その一つの支持突片と前記頭部との間に前記フ
    ロントガラスの上縁部が挿嵌される溝が形成され、 さらに、前記モールディングの上部から左右両側部に
    わたる前記頭部の全長においてその頭部の頂面は継ぎ目
    なく連続していることを特徴とする車両用フロントガラ
    ス用モールディング。
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JPS6337313U (ja) * 1986-08-28 1988-03-10
JPS63291721A (ja) * 1988-04-15 1988-11-29 Tokiwa Chem Kogyo Kk 車輌のフロント硝子用モールデイング
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