JP2656732B2 - 車両のフロントガラス用モールディングの製造方法 - Google Patents

車両のフロントガラス用モールディングの製造方法

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JP2656732B2
JP2656732B2 JP6193122A JP19312294A JP2656732B2 JP 2656732 B2 JP2656732 B2 JP 2656732B2 JP 6193122 A JP6193122 A JP 6193122A JP 19312294 A JP19312294 A JP 19312294A JP 2656732 B2 JP2656732 B2 JP 2656732B2
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Japan
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windshield
molding
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直久 宮川
祥介 瀬戸
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Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
Tokai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
Tokai Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は各種車両における車体
パネルとフロントガラスとの間に介装される車両のフロ
ントガラス用モールディングの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6と図7に示すように、この種
の車両等のフロントガラス12のモールディング1は、
車体パネル13とフロントガラス12とを接着剤を以て
接合するものでは、車体パネル13の開口縁とフロント
ガラス12との境界とに生ずる隙間を閉塞する目的と外
観を綺麗にするためにモールディング1を被嵌するもの
である。前記モールディング1は、フロントガラス12
の左右両側部に対応する左右の両側部モールディング1
0においては、フロントガラス12に嵌合する凹溝と、
その凹溝の前側に隣接して雨水受溝を設けたものが使用
されている。前記前後二段の溝付の側部モールディング
10は、同じフロントガラス12の上縁部には使用でき
ないため、別個の断面形状を有する上縁部モールディン
グ11をコーナー継手16を以て連接する構成となって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ものにおいて、フロントガラスのモールディングは、左
右の両側部モールディング10と上縁部モールディング
11及びコーナー継手16の三種類の部品によって構成
される構造となっている。従って、この種のフロントガ
ラス12に装着されているモールディング1のコーナー
部においては、コーナー継手16によって外観が不体裁
となると共に、継手16の部分が容易に破損しやすい欠
点がある。また、三種類で五つの部品10,11,16
が必要なため高価となる等の欠点がある。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、フロントガラスに対する左右両側部と上縁部とを一
のモールディングによって構成することで、外観美麗
に仕上がることができ、且つコーナー継手を不要とする
ことによって、体裁の優れた強固なモールディングを容
易に製造することができる製造方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る車両のフロントガラス用モールディ
ングの製造方法は、車体パネルとフロントガラスとの間
に介装されかつ前記フロントガラスの上縁部から左右両
側部にわたって一体に連続するとともに、前記フロント
ガラスの上縁部では雨水受部がなく同フロントガラスの
左右両側部では雨水受部を形成するフロントガラス用モ
ールディングを製造する方法であって、前記フロントガ
ラスの上縁部から左右両側部にわたる長さを有しかつ
部と脚部とを一体に有し、その脚部に上下・二つの支持
突片を有する一様断面のモールディング体を形成し、
記フロントガラスの左右両側部に対応する前記モールデ
ィング体の左右両側部では、前記上下・二つの支持突片
の間に前記フロントガラスが挿入される溝を形成すると
ともに、前記頭部がフロントガラスに対し離反して雨水
受部を形成し、 前記フロントガラスの上縁部に対応する
前記モールディング体の上縁部では、前記頭部と前記上
の支持突片との間に前記フロントガラスが挿入される溝
を確保しながら前記脚部の下部を切除することでモール
ディングを製造することを特徴とする。
【0006】
【作用】前記したように構成される車両のフロントガラ
ス用モールディングの製造方法によれば、頭部、脚部及
び上下・二つの支持突片を有して一様断面のモールディ
ング体を形成してから、フロントガラスに対応する上縁
部では脚部の下部を切除することで、フロントガラスに
対応する左右両側部では雨水受部を有し、上縁部では雨
水受部がないモールディングを一つのモールディングに
よって構成することができるとともに、そのモールディ
ングを容易に製造することができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図5にし
たがって説明する。図1と図2において、各種の車両の
車体パネル13とフロントガラス12との間に介装され
るモールディング1は合成樹脂等を以て長尺の帯状に成
形され、ガラス前面に露出する頭部2と、隙間に挿着す
る脚部3とが一体に形成されている。前記脚部3の片側
には、上部支持突片4を突設して頭部2との間に雨水を
受け流す雨水受部としての雨水受溝5が形成されてい
る。この上部支持突片4の下方に水平の下部支持突片6
が突設され、その間にフロントガラスが挿入される溝
が形成されている。符号8は、上部のモールディング部
分にフロントガラス12を挿入する時において該上部支
持突片4の下方位置を切断する個所を示す切断線を示す
ものである。符号10は、モールディング1の左右両側
部を示し、11はモールディング1の上縁部を示すもの
である。14は、車体パネル13と脚部3との間に注入
された接着剤である。
【0008】したがって、図1に示すように車体パネル
13とフロントガラス12との間にモールディング1が
装着された状態において、フロントガラス12の左右両
側部に対するモールディング1の左右両側部10,10
では、図4に示すように、上部支持突片4と下部支持突
片6との間の溝7にフロントガラス12の左右の両側部
が嵌込まれ、頭部2がガラス前面より離反することで、
雨水受溝5が設けられている。また、モールディング1
はコーナー部分で屈曲され、そのコーナー部分を境とす
る上縁部11では、図5に示すように、脚部3の下部の
切断部8より切除することで、モールディング1の上部
支持突片4と頭部2との間の溝5にフロントガラス12
の上縁部が嵌込まれることで、頭部2の背面がガラス前
面に接する。すなわち、前記実施例のモールディング1
は、次のようにして製造される。まず、フロントガラス
12の上縁部から左右両側部にわたる長さを有する一
断面のモールディング体を形成する。このモールディン
グ体は、その断面において、頭部2と脚部3とを一体に
備え、脚部3の片側には上部支持突片4と下部支持突片
6とが突設されている。前記したように長尺で一様断面
のモールディング体を形成した後、フロントガラス12
の上縁部に対応するモールディング体の上縁部では頭部
2と上部支持突片4との間にフロントガラスが挿入され
る溝5を確保しながらモールディング体の上縁部の断面
のうち、脚部3の下部を図5に示すように切断部8にお
いて除去することで、前記実施例のモールディング1が
容易に製造される。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
フロントガラスの左右両側部に対応する部分では雨水受
部をもち、フロントガラスの上縁部に対応する上縁部で
は雨水受部のない構造のモールディングを一つのモール
ディングによって構成することができるとともに、その
モールディングを容易に製造することができるため、従
来と異なり、コーナー継手部を使用する必要がなく、モ
ールディングを屈曲して使用するため仕上がりが大変に
美麗であると共に、強固に装着できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のモールディングを使用し
た車両のフロント部を示す正面図である。
【図2】同じくフロントガラスにモールディングが装着
された状態を破断して示す斜視図である。
【図3】同じくモールディングを示す斜視図である。
【図4】同じくモールディングの左右両側部を示す断面
図である。
【図5】同じくモールディングの上縁部を示す断面図で
ある。
【図6】従来のモールディングを使用した車両のフロン
ト部を示す正面図である。
【図7】同じく従来のモールディングがフロントガラス
に装着された状態を破断して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 モールディング 2 頭部 3 脚部 5 雨水受溝(雨水受部) 10 モールディングの左右両側部 11 モールディングの上縁部 12 フロントガラス 13 車体パネル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルとフロントガラスとの間に介
    装されかつ前記フロントガラスの上縁部から左右両側部
    にわたって一体に連続するとともに、前記フロントガラ
    スの上縁部では雨水受部がなく同フロントガラスの左右
    両側部では雨水受部を形成するフロントガラス用モール
    ディングを製造する方法であって、 前記フロントガラスの上縁部から左右両側部にわたる長
    さを有しかつ頭部と脚部とを一体に有し、その脚部に上
    下・二つの支持突片を有する一様断面のモールディング
    体を形成し、前記フロントガラスの左右両側部に対応する前記モール
    ディング体の左右両側部では、前記上下・二つの支持突
    片の間に前記フロントガラスが挿入される溝を形成する
    とともに、前記頭部がフロントガラスに対し離反して雨
    水受部を形成し、 前記フロントガラスの上縁部に対応する前記モールディ
    ング体の上縁部では、前記頭部と前記上の支持突片との
    間に前記フロントガラスが挿入される溝を確保しながら
    前記脚部の下部を切除することでモールディングを製造
    すること を特徴とする車両のフロントガラス用モールデ
    ィングの製造方法。
JP6193122A 1994-08-17 1994-08-17 車両のフロントガラス用モールディングの製造方法 Expired - Lifetime JP2656732B2 (ja)

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JPH0769048A JPH0769048A (ja) 1995-03-14
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JPS634712U (ja) * 1986-06-27 1988-01-13
JPS6337313U (ja) * 1986-08-28 1988-03-10

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