JP2833857B2 - 送信電力制御機能付き電力増幅器 - Google Patents

送信電力制御機能付き電力増幅器

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動無線装置等の送信機に関し、特に送信
電力を制御する機能を有する電力増幅器に関する。
〔従来の技術〕
送信電力制御機能付き電力増幅器の従来の実施例につ
いて、第2図のブロック図を用いて説明する。
高周波信号は高周波信号入力端子Aに入力され、電力
増幅器1によって増幅された後、進行波結合器2の主路
を通って、負荷端子Bに出力され、負荷に結合される。
一般に高周波の電力増幅器1の送信電力制御を行うに
は、まず電力増幅器1の出力側に接続された進行波結合
器2より電力増幅器1の送信電力の一部を取り出し、検
波器4にて検波する。得られた検波電圧v1と、基準電圧
vr2とは、電圧比較器1によって電圧比較され、その比
較結果の制御信号電圧vc1を得る。そして制御信号電圧v
c1を電力増幅器1の送信電力制御入力端子Cに入力し、
例えば電力増幅器1の電源電圧を変化させる等の手段に
より、高周波の送信電力が一定になるように電力増幅器
1を制御している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の送信電力制御付き電力増幅器は、出力
電力の一部のみを取り出して送信電力が一定になるよう
に制御するため、電力増幅器の負荷が変動したり、オー
プンになったりすることで、負荷からの反射波が増大し
ても高周波電力を出力し続ける。そのため電力増幅器の
動作に不安定をきたし結果として電力増幅器を故障させ
たり、あるいは寿命を縮めることがあった。又、この問
題を解決するために、止むを得ず電力増幅器の出力側に
アイソレータを挿入する等を行うと、部品点数の増加と
コストアップにつながることになる。本発明は上記の問
題を解決するために成されたものであり、負荷が変動し
たりオープンになることがあっても電力増幅器の故障や
寿命短縮を招くことのない送信電力制御機能付き電力増
幅器の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の送信電力制御機能付き電力増幅器は、高周波
を増幅する電力増幅器と、前記電力増幅器の出力電力の
レベルを検出する出力レベル検出手段と、前記検出され
た出力レベルと予め定められた第1の基準電圧とを比較
し送信電力制御信号を発生する第1の比較手段とを備
え、前記送信電力制御信号を前記電力増幅器の制御信号
入力端子に入力することによって送信電力を一定に制御
する送信電力制御機能付き電力増幅器において、負荷か
ら反射される反射電力のレベルを検出する反射レベル検
出手段と、前記検出された反射レベルが予め定められた
過大反射レベル以上となり且つ前記過大反射レベルの持
続時間が所定の時間以上持続する場合には前記電力増幅
器の送信電力を低下させるか又は断とさせる基準制御電
圧を発生させる負荷変動制御手段とを付加し、前記基準
制御電圧を前記第1の基準電圧に代えて前記第1の比較
手段に入力することによって前記電力増幅器の送信電力
を制御している。
〔実施例〕
以下本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
第2図の従来の実施例において説明した同一符号は、第
1図においても同一構成要素を表す。3は負荷端子Bか
らの負荷の反射波の一部を取り出す反射波結合部、5は
負荷からの反射波のレベルを直流の反射レベル電圧v2
変換する検波器である。
負荷変動制御部15は、電力増幅器1に害を与える反射
波のレベルである,過大反射レベルに相当する予め定め
られた基準電圧vr2を発生する基準電圧発生器7,反射レ
ベル電圧v2と基準電圧vr2を比較し反射レベル電圧v2
基準電圧vr2より大きい過大反射レベルのときオン信号
“1"を出力する比較器6,オン信号“1"の持続時間を計測
し、その過大反射レベル持続時間が所定の時間以上にな
ると「パワーダウン」信号STを送出する時間計測制御器
10,「パワーダウン」信号STを受けて比較器11に入力す
る基準制御電圧vc0を発生すると共に基準電圧切替器10
を基準電圧発生器12から基準電圧制御器9に切り替える
基準電圧制御器9および前述の基準電圧切替器10から構
成されている。
電力制御部16は既に第2図に述べた電圧比較器11と基
準電圧発生器12から構成されている。
上記構成において、負荷が正常な状態であり、反射レ
ベルの検出電圧である反射レベル電圧v2が予め定められ
た基準電圧発生器7の発生する基準電圧vr2より低い場
合には、負荷変動制御部15は動作しない。即ち基準電圧
切替器10はa側に接続されて基準電圧発生器12と電圧比
較器11が接続され、従来通りの送信電力制御を行う。
一方、負荷端子Bの負荷が変動するか、あるいはオー
プン状態となり、負荷からの反射波が増大すると、検波
器5で検波された反射レベル電圧v2が増加してくる。反
射レベル電圧v2が予め定められた過大反射レベルに相当
する基準電圧vr2以上になると、電圧比較器6はオン信
号“1"を出力する。この信号を受けた時間計測制御器8
は、オン信号“1"が入力されている過大反射レベル持続
時間を計測する。その計測時間が所定の時間以上になる
と時間計測制御器8は「パワーダウン」信号STを基準電
圧制御器9に出力する。「パワーダウン」信号STを受け
た電圧制御器9は基準電圧切替器10をbに切り替え、そ
れと共に電力増幅器1の送信電力を低下させるか、ある
いは断とするに相当する基準制御電圧vc0を基準電圧切
替器10のb端子に出力する。その結果として電力増幅器
1は、反射波のないときの基準電圧vr1に代る新たな基
準制御電圧vc0を基準とした電圧比較器11の出力である
制御信号vc1により制御され、送信電力は低下あるいは
断となる。「過大反射レベル」の有り無しの短時間の反
復による出力電力の短時間の変動はこの電力増幅器の運
用において支障が生じることがある。その場合には、時
間計測制御器8の出力する「パワーダウン」信号STを一
定時間継続させることも電力増幅器の運用において有効
である。
又、本実施例においては過大反射レベル時には新たな
基準電圧vc0を、時間計測制御器8から出力される「パ
ワーダウン」信号STに従って基準電圧発生器9によって
発生させているが、これは基準電圧発生器12の発生する
基準電圧を「パワーダウン」信号STの制御により、新た
な基準電圧vc0に変更することによって実現してもよ
い。
尚、本実施例においては進行波結合器2と反射波結合
器3は個別に構成されているが、反射波の出力を例えば
進行波結合器2のアイソレーション端子を使用すること
も可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、電力増幅器の負
荷が変動したり、オープンになることがあっても、電力
増幅器の送信出力を適正に制御することができ、電力増
幅器の故障の減少,寿命の短縮防止のために大いに役立
つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は従来
の実施例のブロック図である。 1…電力増幅器、2…進行波結合器、3…反射波結合
器、4,5…検波器、6,11…電圧比較器、7,12…基準電圧
発生器、8…時間計測制御器、9…基準電圧制御器、10
…基準電圧切替器、15…負荷変動制御部、16…電力制御
部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波を増幅する電力増幅器と、前記電力
    増幅器の出力電力のレベルを検出する出力レベル検出手
    段と、前記検出された出力レベルと予め定められた第1
    の基準電圧とを比較し送信電力制御信号を発生する第1
    の比較手段とを備え、前記送信電力制御信号を前記電力
    増幅器の制御信号入力端子に入力することによって送信
    電力を一定に制御する送信電力制御機能付き電力増幅器
    において、負荷から反射される反射電力のレベルを検出
    する反射レベル検出手段と、前記検出された反射レベル
    が予め定められた過大反射レベル以上となり且つ前記過
    大反射レベルの持続時間が所定の時間以上持続する場合
    には前記電力増幅器の送信電力を低下させるか又は断と
    させる基準制御電圧を発生させる負荷変動制御手段とを
    付加し、前記基準制御電圧を前記第1の基準電圧に代え
    て前記第1の比較手段に入力することによって前記電力
    増幅器の送信電力を制御することを特徴とする送信電力
    制御機能付き電力増幅器。
  2. 【請求項2】前記負荷変動制御手段は、予め定められた
    前記過大反射レベルに相当する第2の基準電圧を発生さ
    せる第2の基準電圧発生器と、前記反射レベルと前記第
    2の基準電圧を比較し比較電圧を発生する第2の比較手
    段と、前記比較電圧から前記反射レベルが前記第2の基
    準電圧より大きい過大反射レベルの持続時間を計測し前
    記過大反射レベルの持続時間が所定の時間より長い場合
    には「パワーダウン」信号を発生する時間計測制御器
    と、前記第1の比較手段に供給される前記第1の基準電
    圧と前記基準制御電圧とを切り替える基準電圧切替器
    と、前記「パワーダウン」信号を受けて予め定められた
    前記基準制御電圧を発生すると共に前記基準電圧切替器
    を制御する基準電圧制御器から構成されることを特徴と
    する請求項1記載の送信電力制御機能付き電力増幅器。
  3. 【請求項3】前記電力増幅器の送信出力および前記負荷
    から反射される反射電力の検出手段は、方向性結合器
    と、前記方向性結合器の結合端子とアイソレーション端
    子にそれぞれ結合された検波器によって構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の送信電力制御機能付き
    電力増幅器。
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