JPH0766649A - 自動出力レベル制御回路 - Google Patents
自動出力レベル制御回路Info
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- JPH0766649A JPH0766649A JP22816893A JP22816893A JPH0766649A JP H0766649 A JPH0766649 A JP H0766649A JP 22816893 A JP22816893 A JP 22816893A JP 22816893 A JP22816893 A JP 22816893A JP H0766649 A JPH0766649 A JP H0766649A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は増幅器の入力側に設けられたアッテ
ネータの減衰量を制御して、増幅器の出力レベルを常に
一定に制御する自動出力レベル制御回路に関し、レベル
収束後にクロックを停止することにより、スプリアス成
分の発生を防止した自動出力レベル制御回路を提供する
ことを目的とする。 【構成】 アッテネータ11の減衰量は、ダイオード1
3bよりの検波電圧が比較器14の基準電圧とほぼ等し
くなるように、D/Aコンバータ16からの制御電流に
より制御される。上記の検波電圧がRF出力レベル許容
範囲に対応する電圧範囲内であるときには、コンパレー
タ25、26の出力信号が”L”レベルとなり、AND
回路27がゲート「閉」状態となる。これにより、端子
28よりのクロックはAND回路27により遮断される
ため、U/Dカウンタ16は計数動作を停止し、その出
力計数値をその直前の値に保持する。
ネータの減衰量を制御して、増幅器の出力レベルを常に
一定に制御する自動出力レベル制御回路に関し、レベル
収束後にクロックを停止することにより、スプリアス成
分の発生を防止した自動出力レベル制御回路を提供する
ことを目的とする。 【構成】 アッテネータ11の減衰量は、ダイオード1
3bよりの検波電圧が比較器14の基準電圧とほぼ等し
くなるように、D/Aコンバータ16からの制御電流に
より制御される。上記の検波電圧がRF出力レベル許容
範囲に対応する電圧範囲内であるときには、コンパレー
タ25、26の出力信号が”L”レベルとなり、AND
回路27がゲート「閉」状態となる。これにより、端子
28よりのクロックはAND回路27により遮断される
ため、U/Dカウンタ16は計数動作を停止し、その出
力計数値をその直前の値に保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動出力レベル制御回路
に係り、特に増幅器の入力側に設けられたアッテネータ
の減衰量を制御して増幅器の出力レベルを常に一定に制
御する自動出力レベル制御回路に関する。
に係り、特に増幅器の入力側に設けられたアッテネータ
の減衰量を制御して増幅器の出力レベルを常に一定に制
御する自動出力レベル制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の自動出力レベル制御回路の
一例の回路系統図を示す。同図において、自動出力レベ
ル制御回路はRF入力端1からのRF信号を増幅し、端
子2よりのカウンタ用クロックに基づいて一定レベルに
制御した増幅信号をRF出力端3へ出力する回路であ
り、アッテネータ11、増幅器12、出力検波回路1
3、比較器14、アップダウンカウンタ15、D/Aコ
ンバータ16、増幅器17よりなる一巡のフィードバッ
クループからなる構成である(例えば、特開昭61−1
73507号公報)。
一例の回路系統図を示す。同図において、自動出力レベ
ル制御回路はRF入力端1からのRF信号を増幅し、端
子2よりのカウンタ用クロックに基づいて一定レベルに
制御した増幅信号をRF出力端3へ出力する回路であ
り、アッテネータ11、増幅器12、出力検波回路1
3、比較器14、アップダウンカウンタ15、D/Aコ
ンバータ16、増幅器17よりなる一巡のフィードバッ
クループからなる構成である(例えば、特開昭61−1
73507号公報)。
【0003】アッテネータ11はpinダイオードを用
いて構成された減衰回路で、その減衰量が増幅器17よ
りの制御信号により可変制御される。増幅器12は入力
RF信号を所要レベルに増幅する。出力検波回路13
は、カップラ13a、ダイオード13b、増幅器13c
よりなり、増幅器12の出力RF信号をカップラ13a
により2分岐し、一方をRF出力端3へ出力し、他方を
ダイオード13bにより包絡線検波させる。
いて構成された減衰回路で、その減衰量が増幅器17よ
りの制御信号により可変制御される。増幅器12は入力
RF信号を所要レベルに増幅する。出力検波回路13
は、カップラ13a、ダイオード13b、増幅器13c
よりなり、増幅器12の出力RF信号をカップラ13a
により2分岐し、一方をRF出力端3へ出力し、他方を
ダイオード13bにより包絡線検波させる。
【0004】比較器14はダイオード13bよりの検波
電圧を基準電圧とレベル比較し、Hレベル又はLレベル
の信号を出力する。アップダウンカウンタ(U/Dカウ
ンタ)15は、比較器14よりの信号が制御端子に入力
され、比較器14の出力信号がHレベルのとき例えば端
子2よりのクロックを加算計数し、比較器14の出力信
号がLレベルのとき上記クロックを減算計数する。
電圧を基準電圧とレベル比較し、Hレベル又はLレベル
の信号を出力する。アップダウンカウンタ(U/Dカウ
ンタ)15は、比較器14よりの信号が制御端子に入力
され、比較器14の出力信号がHレベルのとき例えば端
子2よりのクロックを加算計数し、比較器14の出力信
号がLレベルのとき上記クロックを減算計数する。
【0005】D/Aコンバータ16はU/Dカウンタ1
5の出力計数値を電流変換し、増幅器17を介してアッ
テネータ11の制御端子に供給し、その減衰量を可変制
御する。これにより、ダイオード13bよりの検波電圧
が基準電圧とほぼ等しくなるように、アッテネータ11
の減衰量が制御され、その結果RF出力端の出力信号レ
ベルが一定に制御されることとなる。
5の出力計数値を電流変換し、増幅器17を介してアッ
テネータ11の制御端子に供給し、その減衰量を可変制
御する。これにより、ダイオード13bよりの検波電圧
が基準電圧とほぼ等しくなるように、アッテネータ11
の減衰量が制御され、その結果RF出力端の出力信号レ
ベルが一定に制御されることとなる。
【0006】この従来の自動出力レベル制御回路10に
よれば、バースト動作を伴う送信オン/オフ制御を行う
場合、バースト間オフ時においてもU/Dカウンタ15
のクロック停止に伴う計数値のホールド機能により、オ
フ直前のレベルに伴うアッテネータ11の減衰量を回路
がメモリしており、次のバーストオン時においてアッテ
ネータ11が抜けきるところからレベル収束機能が始ま
ることによる出力レベルのオーバーシュートを防止する
ことができる。
よれば、バースト動作を伴う送信オン/オフ制御を行う
場合、バースト間オフ時においてもU/Dカウンタ15
のクロック停止に伴う計数値のホールド機能により、オ
フ直前のレベルに伴うアッテネータ11の減衰量を回路
がメモリしており、次のバーストオン時においてアッテ
ネータ11が抜けきるところからレベル収束機能が始ま
ることによる出力レベルのオーバーシュートを防止する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の自動出力レベル制御回路では、レベル収束後も常にU
/Dカウンタ15がクロック周波数に同期して1ステッ
プ毎に、出力計数値が上下するため、アッテネータ11
の減衰量も同様に1ステップ毎に増減を繰り返し、出力
信号は矩形波の振幅変調がかかった状態となる。従っ
て、従来回路のレベル収束時の出力スペクトラムは、図
3に示す如く、本来の入力信号の周波数スペクトラムC
Wのほかに、I及びIIで示す如くCWの両側帯にスプ
リアス成分が発生してしまう。
の自動出力レベル制御回路では、レベル収束後も常にU
/Dカウンタ15がクロック周波数に同期して1ステッ
プ毎に、出力計数値が上下するため、アッテネータ11
の減衰量も同様に1ステップ毎に増減を繰り返し、出力
信号は矩形波の振幅変調がかかった状態となる。従っ
て、従来回路のレベル収束時の出力スペクトラムは、図
3に示す如く、本来の入力信号の周波数スペクトラムC
Wのほかに、I及びIIで示す如くCWの両側帯にスプ
リアス成分が発生してしまう。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
レベル収束後にクロックを停止することにより、スプリ
アス成分の発生を防止した自動出力レベル制御回路を提
供することを目的とする。
レベル収束後にクロックを停止することにより、スプリ
アス成分の発生を防止した自動出力レベル制御回路を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、増幅器と、増幅器の出力増幅信号の一部を
分岐して検波する出力検波回路と、出力検波回路の出力
検波信号レベルと基準信号レベルとを比較する比較器
と、比較器により得られた信号により計数方向が制御さ
れ、一定周期のクロックを計数するアップダウンカウン
タと、アップダウンカウンタの出力計数値に応じて前記
検波信号レベルと前記基準信号レベルとが等しくなるよ
うに前記増幅器の入力信号レベル若しくは前記増幅器の
利得を可変制御するレベル可変手段と、前記検波信号レ
ベルが前記増幅器の出力信号レベルの許容範囲内に対応
したレベルであるか否か検出する出力レベル範囲検出回
路と、出力レベル範囲検出回路からの検出信号に応じて
前記クロックの前記アップダウンカウンタへの供給を遮
断又は通過させるゲート回路とを有する構成としたもの
である。
成するため、増幅器と、増幅器の出力増幅信号の一部を
分岐して検波する出力検波回路と、出力検波回路の出力
検波信号レベルと基準信号レベルとを比較する比較器
と、比較器により得られた信号により計数方向が制御さ
れ、一定周期のクロックを計数するアップダウンカウン
タと、アップダウンカウンタの出力計数値に応じて前記
検波信号レベルと前記基準信号レベルとが等しくなるよ
うに前記増幅器の入力信号レベル若しくは前記増幅器の
利得を可変制御するレベル可変手段と、前記検波信号レ
ベルが前記増幅器の出力信号レベルの許容範囲内に対応
したレベルであるか否か検出する出力レベル範囲検出回
路と、出力レベル範囲検出回路からの検出信号に応じて
前記クロックの前記アップダウンカウンタへの供給を遮
断又は通過させるゲート回路とを有する構成としたもの
である。
【0010】
【作用】本発明では、上記のゲート回路により出力レベ
ル範囲検出回路から許容範囲内に対応したレベルである
ことを示す検出信号が入力された時は前記クロックの前
記アップダウンカウンタへの供給を遮断し、出力レベル
範囲検出回路から許容範囲外に対応したレベルであるこ
とを示す検出信号入力時はクロックを通過させてアップ
ダウンカウンタへ供給するようにしているため、自動出
力レベル制御により増幅器の出力信号レベルが許容範囲
内に収束しているときには、アップダウンコンバータの
計数動作を停止することができる。
ル範囲検出回路から許容範囲内に対応したレベルである
ことを示す検出信号が入力された時は前記クロックの前
記アップダウンカウンタへの供給を遮断し、出力レベル
範囲検出回路から許容範囲外に対応したレベルであるこ
とを示す検出信号入力時はクロックを通過させてアップ
ダウンカウンタへ供給するようにしているため、自動出
力レベル制御により増幅器の出力信号レベルが許容範囲
内に収束しているときには、アップダウンコンバータの
計数動作を停止することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路系統図を示
す。同図中、図4と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。図1において、本実施例は図4の
従来例と同一構成の自動出力レベル制御回路付き増幅部
10と、レベル収束時カウンタ用クロック停止回路20
とからなる。レベル収束時カウンタ用クロック停止回路
20は、出力検波回路13内の増幅器13cからの検波
電圧が分岐して入力されるウィンドコンパレータ21
と、AND回路27とより構成されている。
す。同図中、図4と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。図1において、本実施例は図4の
従来例と同一構成の自動出力レベル制御回路付き増幅部
10と、レベル収束時カウンタ用クロック停止回路20
とからなる。レベル収束時カウンタ用クロック停止回路
20は、出力検波回路13内の増幅器13cからの検波
電圧が分岐して入力されるウィンドコンパレータ21
と、AND回路27とより構成されている。
【0012】ウィンドコンパレータ21は電源Vcc端子
と接地間に直列に接続された抵抗R1 〜R5 による基準
電圧発生回路部と、出力検波回路13からの検波電圧が
入力される増幅器22、増幅器22の出力検波電圧が抵
抗R6 を介してそれぞれアノードとカソードに入力され
るダイオード23及び24と、反転入力端子が前記抵抗
R1 とR2 の接続点に接続され、非反転入力端子がダイ
オード23のカソードに接続される一方、抵抗R7 を介
して抵抗R2 とR3 との接続点に接続された第1のコン
パレータ25と、非反転入力端子が前記抵抗R4 とR5
の接続点に接続され、反転入力端子がダイオード24の
アノードに接続される一方、抵抗R8 を介して抵抗R3
とR4 との接続点に接続された第2のコンパレータ26
と、コンパレータ25及び26の出力端子に接続された
プルアップ用の抵抗R9 とよりなる。
と接地間に直列に接続された抵抗R1 〜R5 による基準
電圧発生回路部と、出力検波回路13からの検波電圧が
入力される増幅器22、増幅器22の出力検波電圧が抵
抗R6 を介してそれぞれアノードとカソードに入力され
るダイオード23及び24と、反転入力端子が前記抵抗
R1 とR2 の接続点に接続され、非反転入力端子がダイ
オード23のカソードに接続される一方、抵抗R7 を介
して抵抗R2 とR3 との接続点に接続された第1のコン
パレータ25と、非反転入力端子が前記抵抗R4 とR5
の接続点に接続され、反転入力端子がダイオード24の
アノードに接続される一方、抵抗R8 を介して抵抗R3
とR4 との接続点に接続された第2のコンパレータ26
と、コンパレータ25及び26の出力端子に接続された
プルアップ用の抵抗R9 とよりなる。
【0013】第1のコンパレータ25の反転入力端子に
は、増幅器12の出力増幅信号の出力レベル許容範囲の
上限値に対応する出力検波回路13の出力検波電圧の許
容範囲の上限値に相当する第1の基準電圧が入力される
ように設定されている。一方、第2のコンパレータ26
の非反転入力端子には、増幅器12の出力増幅信号の出
力レベル許容範囲の下限値に対応する出力検波回路13
の出力検波電圧の許容範囲の下限値に相当する第2の基
準電圧が入力されるように設定されている。
は、増幅器12の出力増幅信号の出力レベル許容範囲の
上限値に対応する出力検波回路13の出力検波電圧の許
容範囲の上限値に相当する第1の基準電圧が入力される
ように設定されている。一方、第2のコンパレータ26
の非反転入力端子には、増幅器12の出力増幅信号の出
力レベル許容範囲の下限値に対応する出力検波回路13
の出力検波電圧の許容範囲の下限値に相当する第2の基
準電圧が入力されるように設定されている。
【0014】AND回路27はコンパレータ25及び2
6の出力端子とプルアップ用の抵抗R9 との接続点に一
方の入力端子が接続され、クロック入力端子28に他方
の入力端子が接続されている。このAND回路27の出
力端子は端子2を介してアップダウンカウンタ15の計
数入力端子に接続されている。
6の出力端子とプルアップ用の抵抗R9 との接続点に一
方の入力端子が接続され、クロック入力端子28に他方
の入力端子が接続されている。このAND回路27の出
力端子は端子2を介してアップダウンカウンタ15の計
数入力端子に接続されている。
【0015】次に、本実施例の動作について説明する。
前記したように、増幅器12の出力増幅RF信号は、ダ
イオード13bよりの検波電圧が比較器14の基準電圧
とほぼ等しくなるように、D/Aコンバータ16からの
制御電流によりアッテネータ11の減衰量が制御され、
その結果RF出力端の出力信号レベルが一定に制御され
る。
前記したように、増幅器12の出力増幅RF信号は、ダ
イオード13bよりの検波電圧が比較器14の基準電圧
とほぼ等しくなるように、D/Aコンバータ16からの
制御電流によりアッテネータ11の減衰量が制御され、
その結果RF出力端の出力信号レベルが一定に制御され
る。
【0016】一方、上記のダイオード13bよりの検波
電圧は増幅器13c及び22、抵抗R6 を介してダイオ
ード23及び24に入力され、更にこれよりコンパレー
タ25の非反転入力端子と、コンパレータ26の反転入
力端子に入力される。これにより、上記の検波電圧が前
記RF出力レベル許容範囲に対応する電圧範囲外である
ときには、前記第1の基準電圧より大、又は前記第2の
基準電圧より小であるため、コンパレータ25又は26
の出力信号が”H”レベルとなる。
電圧は増幅器13c及び22、抵抗R6 を介してダイオ
ード23及び24に入力され、更にこれよりコンパレー
タ25の非反転入力端子と、コンパレータ26の反転入
力端子に入力される。これにより、上記の検波電圧が前
記RF出力レベル許容範囲に対応する電圧範囲外である
ときには、前記第1の基準電圧より大、又は前記第2の
基準電圧より小であるため、コンパレータ25又は26
の出力信号が”H”レベルとなる。
【0017】その結果、AND回路27がゲート「開」
状態となり、端子28よりのクロックはAND回路27
を通して端子2を介してU/Dカウンタ15に供給され
る。これにより、上記した自動出力レベル制御動作が行
われる。
状態となり、端子28よりのクロックはAND回路27
を通して端子2を介してU/Dカウンタ15に供給され
る。これにより、上記した自動出力レベル制御動作が行
われる。
【0018】他方、上記の検波電圧が前記RF出力レベ
ル許容範囲に対応する電圧範囲内であるときには、前記
第1の基準電圧より小、又は前記第2の基準電圧より大
であるため、コンパレータ25及び26の出力信号が共
に”L”レベルとなる。
ル許容範囲に対応する電圧範囲内であるときには、前記
第1の基準電圧より小、又は前記第2の基準電圧より大
であるため、コンパレータ25及び26の出力信号が共
に”L”レベルとなる。
【0019】その結果、AND回路27がゲート「閉」
状態となり、端子28よりのクロックはAND回路27
により遮断される。このため、U/Dカウンタ16はク
ロックが入力されないために計数動作を停止し、その出
力計数値はその直前の値に保持される。
状態となり、端子28よりのクロックはAND回路27
により遮断される。このため、U/Dカウンタ16はク
ロックが入力されないために計数動作を停止し、その出
力計数値はその直前の値に保持される。
【0020】従って、D/Aコンバータ16及び増幅器
17をそれぞれ通してアッテネータ11に入力される制
御電流は上記直前の計数値に対応した値に固定されるた
め、アッテネータ11の減衰量が固定となる。従って、
増幅器12の出力増幅RF信号レベルが所定の許容範囲
内であるときには、アッテネータ11による減衰制御が
行われないため、前記した振幅変調を受けることなく出
力される。
17をそれぞれ通してアッテネータ11に入力される制
御電流は上記直前の計数値に対応した値に固定されるた
め、アッテネータ11の減衰量が固定となる。従って、
増幅器12の出力増幅RF信号レベルが所定の許容範囲
内であるときには、アッテネータ11による減衰制御が
行われないため、前記した振幅変調を受けることなく出
力される。
【0021】図2は本発明の一実施例の入力周波数対出
力信号レベル特性を示す。同図に示すように、前記RF
出力レベル許容範囲III内においては出力レベルは自
動出力レベル制御により、ほぼ所定レベルに収束してお
り、振幅変調はかかっていない。一方、RF出力レベル
許容範囲IIIの範囲外のときにはU/Dカウンタ15
が動作して自動出力レベル制御動作が行われる。
力信号レベル特性を示す。同図に示すように、前記RF
出力レベル許容範囲III内においては出力レベルは自
動出力レベル制御により、ほぼ所定レベルに収束してお
り、振幅変調はかかっていない。一方、RF出力レベル
許容範囲IIIの範囲外のときにはU/Dカウンタ15
が動作して自動出力レベル制御動作が行われる。
【0022】従って、本実施例によれば、出力信号が収
束した後の周波数スペクトラムは図3にCWのみで示す
如くになり、従来生じていたスプリアス成分I及びII
を有しないようにできる。
束した後の周波数スペクトラムは図3にCWのみで示す
如くになり、従来生じていたスプリアス成分I及びII
を有しないようにできる。
【0023】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば出力信号のレベル制御はアッテネ
ータ11でなく、増幅器12自体を利得制御可能な構成
とし、増幅器17の出力信号によりその利得を可変制御
することもできる。
ものではなく、例えば出力信号のレベル制御はアッテネ
ータ11でなく、増幅器12自体を利得制御可能な構成
とし、増幅器17の出力信号によりその利得を可変制御
することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動出力レベル制御により増幅器の出力信号レベルが
許容範囲内に収束しているときには、アップダウンコン
バータの計数動作を停止するようにしたため、クロック
に同期した入力信号のレベル制御動作を休止することが
でき、従ってクロックの一周期毎の出力信号に対する振
幅変調によるスプリアス発生を防止することができ、こ
のことからバースト動作を伴う送信増幅系の定常状態に
おける送信品質劣化を防止することができる。
自動出力レベル制御により増幅器の出力信号レベルが
許容範囲内に収束しているときには、アップダウンコン
バータの計数動作を停止するようにしたため、クロック
に同期した入力信号のレベル制御動作を休止することが
でき、従ってクロックの一周期毎の出力信号に対する振
幅変調によるスプリアス発生を防止することができ、こ
のことからバースト動作を伴う送信増幅系の定常状態に
おける送信品質劣化を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例の回路系統図である。
【図2】本発明の一実施例の特性図である。
【図3】出力信号の周波数スペクトラムを示す図であ
る。
る。
【図4】従来の一例の回路系統図である。
10 自動出力レベル制御回路付き増幅部 11 アッテネータ 12 増幅器 13 出力検波回路 14 比較器 15 アップダウンカウンタ(U/Dカウンタ) 16 D/Aコンバータ 20 レベル収束時カウンタ用クロック停止回路 21 ウィンドコンパレータ 23、24 ダイオード 25、26 コンパレータ
Claims (2)
- 【請求項1】 入力信号を増幅する増幅器と、 該増幅器の出力増幅信号の一部を分岐して検波する出力
検波回路と、 該出力検波回路の出力検波信号レベルと基準信号レベル
とを比較する比較器と、 該比較器により得られた信号により計数方向が制御さ
れ、一定周期のクロックを計数するアップダウンカウン
タと、 該アップダウンカウンタの出力計数値に応じて前記検波
信号レベルと前記基準信号レベルとが等しくなるように
前記増幅器の入力信号レベル若しくは前記増幅器の利得
を可変制御するレベル可変手段と、 前記検波信号レベルが前記増幅器の出力信号レベルの許
容範囲内に対応したレベルであるか否か検出する出力レ
ベル範囲検出回路と、 該出力レベル範囲検出回路から該許容範囲内に対応した
レベルであることを示す検出信号入力時は前記クロック
の前記アップダウンカウンタへの供給を遮断し、該出力
レベル範囲検出回路から該許容範囲外に対応したレベル
であることを示す検出信号入力時は前記クロックを通過
させて前記アップダウンカウンタへ供給するゲート回路
とを有することを特徴とする自動出力レベル制御回路。 - 【請求項2】 前記レベル可変手段は、前記増幅器の入
力側に設けられたアッテネータと、前記アップダウンコ
ンバータの出力計数値を電流変換して該アッテネータの
減衰量を制御するための電流を出力するD/Aコンバー
タとよりなり、 前記出力レベル範囲検出回路は、前記検波信号レベルが
前記増幅器の出力信号レベルの許容範囲内と範囲外とで
異なる論理値の検出信号を出力するウィンドコンパレー
タであることを特徴とする請求項1記載の自動出力レベ
ル制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22816893A JPH0766649A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 自動出力レベル制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22816893A JPH0766649A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 自動出力レベル制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0766649A true JPH0766649A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16872297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22816893A Pending JPH0766649A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 自動出力レベル制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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