JP5532983B2 - 検出回路とそれを用いた半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末などの送信フロントエンド部におけるアンテナ端子の負荷変動の程度を検出する回路、すなわちアンテナ端における反射振幅・位相を検出する検出回路とそれを用いた半導体装置に関する。
無線端末の送信フロントエンド部では送信電力レベルなどのモニタに方向性結合器が用いられることが一般的である。方向性結合器は例えば送信電力増幅器とアンテナの間に挿入される。このような構成の場合、方向性結合器は増幅器の出力レベル(出力電力)をモニタする。
図21を参照して周知の送信フロントエンド部について説明する。送信フロントエンド部である半導体装置500はGaAs系電力増幅器(PA:Power−Amplifier)508、方向性結合器、RF−IC(送信変調信号を生成するIC)510、アンテナ506を備える。方向性結合器は主線路502と結合線路504を備える。主線路502は#INで表される入力端子と、#OUTで表される出力端子を備える。そして結合線路504は#C1で表され出力電圧をモニタする結合端子と、#C2で表されるアイソレーション端子を備える。
特開平07−202525号公報 特開平06−300803号公報 特開2006−333023号公報 特開平10−341117号公報 特開2006−319508号公報
図22にはアンテナ端の負荷インピーダンスの変化がA〜Dの4点で表されている。そして、図23は、アンテナ端の負荷変動時のRF特性変動例を示したものである。これは、アンテナ端における負荷変動を模擬するために,チューナーを用いてVSWR=6:1の状態で位相を変化させながら、電力増幅器508のRF特性を実測した例である。この例では、ある特定の出力電力(例えば27dBm≒0.5W)における電力増幅器508の電力利得、最終段Trの動作電流Ic2、歪特性としてACLR(隣接チャネル漏洩電力:Adjacent−Channel−Power−Leakage)をプロットしている。
図23に示すように、A点の位相でACLRが最悪値となる。そして、A点と180°異なるB点でもそれに近い状態となっている。この際、最終段Trの動作電流Ic2はA点で最小値、B点で最大値となっている。利得に関してはA点で利得整合に近い状態(利得が高く、動作電流が少ない状態)、B点で出力電力整合(最大出力は高いが、利得が低く、動作電流が多い状態)に近い状態となっている。
この例のように、アンテナ端の負荷変動時に歪特性が劣化する場合がある。特に、歪特性を重視するCDMA用の電力増幅器では歪特性の劣化を抑制する必要がある。そこで、方向性結合器の代わりにアイソレータ(電力をINからOUT方向にだけ伝達し、逆方向の伝達を阻止する素子)を用いたり、電力増幅器をBalanced構成にしたりして、負荷変動時の歪特性の劣化を抑制することがある。この場合、フロントエンド部の製造コストが増大する問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、安価かつ容易に歪特性の劣化を抑制できる検出回路とそれを用いた半導体装置を提供することを目的とする。
本願の発明にかかる検出回路は、電力増幅器とアンテナの間に配置された方向性結合器の結合線路両端の信号を用いて、該電力増幅器の歪特性劣化を検出する回路であって、該結合線路の結合端子の電力を移相および減衰する移相・減衰器と、該移相・減衰器からの出力電力と、該結合線路のアイソレーション端子の電力の差分を出力する手段と、該差分をDC信号に変換する検波回路と、該DC信号の電圧レベルが所定値よりも高いかを判定する比較回路とを備える。そして、該移相・減衰器は、該電力増幅器の歪特性が劣化する該アンテナ端の負荷状態において、該移相・減衰器が出力する信号の位相が該アイソレーション端子の信号の位相と180°の位相差になるように該結合端子の電力を移相することを特徴とする。
本願の発明にかかる半導体装置は、電力増幅器とアンテナの間に配置された方向性結合器の結合線路両端の信号を用いて、該電力増幅器の歪特性劣化を検出する回路であって、該結合線路の結合端子の電力を移相および減衰する移相・減衰器と、該移相・減衰器からの出力電力と、該結合線路のアイソレーション端子の電力の差分を出力する手段と、該差分をDC信号に変換する検波回路と、該DC信号の電圧レベルが所定値よりも高い場合に出力を行う比較回路とを有し、該移相・減衰器は、該電力増幅器の歪特性が劣化する該アンテナ端の負荷状態において、該移相・減衰器が出力する信号の位相が該アイソレーション端子の信号の位相と180°の位相差になるように該結合端子の電力を移相することを特徴とする検出回路を備える。さらに、該比較手段の出力により該歪特性劣化を抑制するように該電力増幅器の負荷インピーダンスを変化させる手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、安価かつ容易に歪特性の劣化を抑制できる。
実施形態1の検出回路を説明する回路図である。 検波回路の構成を説明する回路図である。 比較的急峻かつ線形な検波特性を説明する図である。 比較回路の出力を説明する図である。 急峻でない検波特性について説明する図である。 移相器の構成を説明する図である。 実施形態2の検出回路を説明する回路図である。 差動増幅器毎に検波回路と比較回路を備える構成を説明する回路図である。 実施形態3の検出回路を説明する回路図である。 中点タップを有するバランを使用した検出回路を説明する回路図である。 2重バランを使用した検出回路を説明する回路図である。 実施形態4の検出回路を説明する回路図である。 実施形態5の検出回路を説明する回路図である。 スイッチを用いて使用する結合線路を切り替える検出回路を説明する回路図である。 実施形態6の半導体装置を説明する回路図である。 出力整合回路の構成を説明する回路図である。 検出回路の使用による負荷線の改善を説明する図である。 実施形態2の検出回路を使用した半導体装置を説明する回路図である。 出力整合回路の構成を説明する回路図である。 検出回路の使用による負荷線の改善を説明する図である。 周知の半導体装置について説明する図である。 アンテナ端の負荷インピーダンスの変化を説明する図である。 歪特性の劣化について説明する図である。
実施の形態1
本実施形態は図1〜図6を参照して説明する。なお、同一又は対応する構成要素には同一の符号を付して複数回の説明を省略する場合がある。他の実施形態でも同様である。
図1は本実施形態の検出回路の回路図である。検出回路10はアンテナ28端の負荷の反射振幅・位相を検出する回路である。検出回路10は結合線路14の結合端子15、アイソレーション端子17の電力を用いて反射振幅・位相を検出する。検出回路10は結合線路14に接続される回路であるから方向性結合器19やアンテナ28は含まない。
検出回路10の構成について説明する。結合線路14の両端には抵抗16、18がそれぞれシャント接続される。移相・減衰器20は結合端子15と接続される。移相・減衰器20は結合端子15の電力を移相および減衰する。移相・減衰器20からの出力と、アイソレーション端子17は差動増幅器22と接続される。差動増幅器22は差動信号を単相信号に変換する部分である。差動増幅器22の出力は結合容量Cc1を介して検波回路24に接続される。検波回路24は、カレントミラー型であり、RF信号をDC信号に変換する回路である。検波回路の回路構成を図2に記載する。検波回路24の後段には比較回路26が接続される。比較回路26は、検波回路の出力Vdetと参照電圧Vrefを比較してVo1、Vo2の出力を行う回路である。
移相・減衰器20は、電力増幅器の歪特性が劣化するアンテナ端の負荷状態において、移相・減衰器20が出力する信号の位相がアイソレーション端子17の信号の位相と180°の位相差になるように結合端子15の電力を移相する。これと合わせて、移相・減衰器20は両者の位相差が180°のときには両者の信号振幅が等しくなるように結合端子15の電力を減衰させる。移・減衰器20の移相器は、集中定数の移相器や遅延線路(単なる長い配線)等で構成可能である。また、移相・減衰器20の減衰器には、単なる直列抵抗やπ型/T型の抵抗減衰器が適用可能である。なお、歪特性が劣化するアンテナ端の負荷状態とは、たとえば図23のA点、B点で表される状態である。
検出回路10の動作について説明する。アンテナ28端で反射が存在する場合、反射電力Prはアイソレーション端子17(#C2)より出力される。一方、反射電力Prの元になった送信信号は結合端子15(#C1)から出力される。結合端子15とアイソレーション端子17の方向性はおおよそ10−2dBを仮定する。アイソレーション端子17より出力された反射電力Prは差動増幅器22へ入力される。一方、結合端子15より出力された送信信号は移相・減衰器20にて移相・減衰された後差動増幅器22へ入力される。
両端子の信号が、それらの差分を出力する手段である差動増幅器22に入力されると、その振幅が等しく、位相差が180°の時、最大の電圧振幅が出力される。差動増幅器22の出力は結合容量Cc1を介して検波回路24に入力される。検波回路24ではRF信号がDC信号に変換される。そして検波回路24の出力がある特定の参照電圧レベルVrefを超えると、比較回路26において、正相、逆相信号Vo1、Vo2が出力される。
このように、本実施形態の検出回路10を用いることで、最も歪特性の悪くなる特定の反射振幅位相を検出できる。そして、比較回路26の出力を用いれば、歪特性の劣化を抑制するように電力増幅器の負荷インピーダンスを変化させることができる。その結果、通常の電力増幅器の場合でも負荷変動時の歪特性の劣化を抑制できる。よって安価に歪特性の劣化を抑制できる。また、本発明の趣旨から外れるが、例えばバランス型電力増幅器と本実施形態の検出回路を併用した場合には、バランス型電力増幅器の負荷変動時の歪特性の劣化抑制効果をさらに高めることができる。
本実施形態の検出回路10は構成も原理も非常に簡易である。そのため、電力増幅器でしばしば用いられるGaAs−HBTやGaAs−BiFETプロセス(nチャネルFETやnpn−Trしかないプロセス)でも製造可能である。よって検出回路10を電力増幅器に容易に内蔵することができる。
本実施形態では、移・減衰器20は、移相量、減衰量が固定であることを前提とした
がこれに限定されない。たとえば移相・減衰器20の移相器は図6に示す構成でも良い。
図6における矢印の先に記載される回路は可変容量キャパシタの構成例である。図6に示
す移相器は可変抵抗R1、インダクタL1L2、可変容量C1C2を備える。そして矢印
の先に記載されるように可変容量C1C2は、固定容量C1aC1b、抵抗R1a、ダイ
オードD1、で構成される。制御電圧Vcを0Vから正電圧にすることで、D1の逆方向
容量が変化し、可変容量を実現できる。可変抵抗R1の回路構成はたとえば、後述する図
16破線内のFET、F1と抵抗R1a、R2a及び制御電圧Vcである。このように、
移相・減衰器20の移相量、減衰器の減衰量を可変化することで、反射振幅・位相の検出
を可変化できる。よって電力増幅器のプリント基板への実装後でも検出位相・振幅を調整
できる。
GaAs系素子で本実施形態の検出回路10を実現する際には、検波回路24が急峻なDC反転特性を有することが好ましい。図3のような比較的急峻かつ線形な検波特性(V/dBが線形)の方が図5の従来検波回路の場合より、比較回路26のDC利得が低くても図3のような急峻なDC反転特性を得やすい。
実施の形態2
本実施形態の検出回路は、二つの負荷状態(電力増幅器の歪特性が劣化するものに限る)の反射振幅・位相を検出可能としたものである。本実施形態は図7、8を参照して説明する。
図7は本実施形態の検出回路を説明する回路図である。移相・減衰器は第一移相・減衰器50と第二移相・減衰器52を備える。第一移相・減衰器50と第二移相・減衰器52はともに、実施形態1の移相・減衰器20のように結合端子15の電力を移相・減衰する点で一致する。しかしながら、第一移相・減衰器50は例えば図23のA点で表される状態における結合端子15の信号を、アイソレーション端子17の信号に対して180°の位相差となるように移相する。そして第二移相・減衰器52は例えば図23のB点で表される状態における結合端子15の信号を、アイソレーション端子17の信号に対して180°の位相差となるように移相する。
第一移相・減衰器50の出力とアイソレーション端子17の信号は第一差動増幅器54に入力される。第二移相・減衰器52の出力とアイソレーション端子17の信号は第二差動増幅器56に入力される。そして、第一差動増幅器54の出力と第二差動増幅器56の出力はそれぞれ容量Cc1、Cc2を介して検波回路24に入力する。検波回路24とその後段の比較回路26の構成、動作は実施形態1で述べたとおりである。
このように本実施形態の検出回路は移相・減衰器を2系統備え、それぞれに対応した差動増幅器を備える。そして、A点の負荷状態の場合には第一移相・減衰器50の移相、減衰により歪特性の劣化が検出可能となる。さらに、B点の負荷状態の場合には第二移相・減衰器52の移相、減衰により歪特性の劣化が検出可能となる。よって本実施形態の検出回路によれば、二つの歪特性を劣化させる負荷状態の反射振幅・位相を検出できる。ゆえに歪特性の劣化の抑制機能を高めることができる。
さらに、差動増幅器54と差動増幅器56の出力はそれぞれ容量Cc1、容量Cc2を介して検波回路24にwired−ORで接続されている。よって検波回路を2系統設けることなく、構成の簡便化・回路の小型化ができる。またこのwired−ORにより、A点、B点近傍以外では、検波回路への入力電力は相殺されるので検出特性が急峻になる。その他の効果は、実施形態1と同じである。
本実施形態では検波回路24および比較回路26を一つとしたが本発明はこれに限定されない。図8に記載のとおり2系統の移相・減衰器および差動増幅器に対応した検波回路180、182および比較回路184、186を備えてもよい。
実施の形態3
本実施形態の検出回路は、信号のダイナミックレンジを拡大しやすい検出回路に関するものである。本実施形態は図9、10、11を参照して説明する。
図9は本実施形態の検出回路を説明する回路図である。実施形態1との相違点は、差動増幅器の代わりにバラン70(平衡-不平衡変換器)及び並列キャパシタCr1及び単相増幅器72を用いている点である。このような構成により信号のダイナミックレンジを拡大しやすくなる。なぜなら、バラン70を用いることで差動増幅器の入力飽和による弊害を緩和できるからである。単相増幅器72は検波回路24への入力電力レベルを考慮し、必要に応じて設ける。バラン70は、結合端子15(#C1)とアイソレーション端子17(#C2)のアイソレーションを劣化させる。これを防止するために容量Cr1を装荷し、所望信号帯域でバラン70の#C1−#C2間インピーダンスを高インピーダンスにする。これにより、バラン70の使用による結合線路14の動作への影響を回避できる。その他の検出動作及び効果は、実施形態1と同じである。
図10は本実施形態の検出回路の変形例を説明する図である。図9の構成との違いは、中点タップを有する構成のバラン80を設け、容量Cr1、Cr2を可変容量化していることである。中点タップを設けることでバランに接地電位ができるので、たとえば図6中矢印先にある可変容量を設けやすくなる。
図10におけるCr1、Cr2の可変化と、移相・減衰器の容量可変化を併用することで、バランを用いた検出回路の検出周波数範囲を広帯域化できる。その他の検出動作及び効果は、実施形態1と同じである。
図11は本実施形態の検出回路の変形例を説明する図である。図9の構成との違いは、移相・減衰器を2系統備える点および2重バランを備える点である。詳細には第一移相・減衰器94と第二移相・減衰器96を備え、それぞれの出力は2重バラン90へ出力される。移相・減衰器を2系統設けるのは、実施形態2で述べたようにA点、B点それぞれにおける歪特性の劣化検出を可能とするためである。よって第一移相・減衰器94と第二移相・減衰器96は異なる歪特性を検出できるように移相と振幅が調整される。
検波回路24は、単相増幅器92を介して2重バラン90と接続されており、検波回路を2系統設けることを回避できる。よって構成の簡便化および回路の小型化が可能である。またこれにより、A点、B点近傍以外では、検波回路24への入力電力は相殺されるので、検出特性が急峻になる。その他の効果に関しては、実施形態1と同じである。
実施の形態4
本実施形態の検出回路は、複数の結合線路から信号を取得する検出回路に関するものである。本実施形態は図12を参照して説明する。
図12は本実施形態の検出回路を説明する回路図である。図12の検出回路は実施形態2の構成と類似するが、2つの結合線路の信号を用いている点が相違する。より詳細には、第一結合線路100の結合端子101の信号は第一移相・減衰104で移相、減衰されて第一差動増幅器108への入力となる。また第一結合線路のアイソレーション端子103の信号も第一差動増幅器108への入力となる。他方、第二結合線路102の結合端子105の信号は第二移相・減衰106で移相、減衰されて第二差動増幅器110への入力となる。また第二結合線路102のアイソレーション端子107の信号も第二差動増幅器110への入力となる。
このように構成すると、第一移相・減衰器104と第二移相・減衰器106を個別に設計できるため、設計が容易になる。すなわち、一つの結合線路に2系統の移相・減衰器を設けると設計が複雑化するが、本実施形態の検出回路はそれを回避できる。その他の効果については実施形態2と同じである。
実施の形態5
本実施形態の検出回路は、結合線路の切り替え機能を有する検出回路に関するものである。本実施形態は図13、14を参照して説明する。
図13は本実施形態の検出回路を説明する回路図である。図13の検出回路は実施形態2の構成と類似するが、結合線路の電気長の切り替えを行う点が相違する。図13に記載されるように、結合線路は第一結合線路120と第二結合線路122を備える。
第一結合線路120の両端に結合端子121(#C1)と第一アイソレーション端子123(#C2´)が配置される。第一アイソレーション端子123は第一スイッチ128(Fa)を介して第一移相・減衰器54および第二移相・減衰器56に接続される。他方、第一結合線路120と第二結合線路122を一つの結合線路と見たときのアイソレーション端子は第二アイソレーション端子125(#C2)である。第二アイソレーション端子125は第二スイッチ130(Fb)を介して第一移相・減衰器54および第二移相・減衰器56と接続される。このように第一スイッチ128と第二スイッチ130を備えて、結合線路の電気長を切り替え可能としたことが本実施形態の検出回路の特徴である。
すなわち、第一スイッチ128をオン状態、第二スイッチ130をオフ状態としたときは第一結合線路120を利用した検出回路が形成される。他方、第一スイッチ128をオフ状態、第二スイッチ130をオン状態としたときは第一結合線路120および第二結合線路122を利用した検出回路が形成される。よって、移相・減衰器を可変化しておくことで、方向性結合器の結合量をほぼ一定に保ちながら、異なる2つの周波数で動作可能な検出回路を実現できる。また、結合量が2つの帯域でほぼ同程度であれば、減衰器の特性はほぼ一定のまま移相量の変化だけで2周波数帯の動作が可能になる。その結果、減衰器の調整が不要になり、回路を簡素化(小型化)できる。その他の効果に関しては、実施形態2と同じである。
図14は本実施形態の検出回路の変形例を説明する図である。図14の検出回路は機能的には図13の検出回路と同等であるが、異なる2つの結合線路を利用する点が図13の場合と相違する。図14に記載の通り第一結合線路150の結合端子151(#C1)は第一スイッチ154を介して第一移相・減衰器50、第二移相・減衰器52と接続される。第一結合線路150のアイソレーション端子153(#C2)は第三スイッチ158を介して第一差動増幅器54、第二差動増幅器56と接続される。他方、第二結合線路152の結合端子155(#C3)は第二スイッチ156を介して第一移相・減衰器50、第二移相・減衰器52と接続される。第二結合線路152のアイソレーション端子157(#C4)は第四スイッチ160を介して第一差動増幅器54、第二差動増幅器56と接続される。
このような構成でも、結合量が2つの帯域でほぼ同程度であれば、減衰器の特性はほぼ一定のまま移相量の変化だけで2周波数帯の動作が可能になる。その結果、減衰器の調整が不要になり、回路を簡素化(小型化)できる。
実施の形態6
本実施形態の半導体装置は、携帯端末などの送信フロントエンド部に上述の検出回路を搭載したものである。つまり、上述の検出回路を電力増幅器の負荷制御に適用したものである。本実施形態は図15、16を参照して説明する。
図15は本実施形態の半導体装置の回路図である。本実施形態の半導体装置は電力増幅器202を備える。電力増幅器202はバランス型電力増幅器ではない。電力増幅器202の後段には出力整合回路200を備える。出力整合回路200の詳細な構成は図16に記載されている。出力整合回路200の後段には方向性結合器19を備える。方向性結合器19の後段にはアンテナ28を備える。
さらに、図15において破線で囲まれた検出回路10が結合線路14に接続される。検出回路10のVo1は出力整合回路200のVcと接続されている。ここで、図16に記載されるように出力整合回路200のVcは、可変容量300を制御するスイッチF1のゲートと接続されている。そして、Vo1が図4に記載するようにHighとなったときには可変容量300の容量が増大する。
ここで、負荷線について図17を参照して説明する。A点に相当する状態では負荷線は、50Ω時の負荷線(X)に対して、歪特性が劣化し負荷線(Y)のようになっている。ところが、本実施形態の構成によれば、A点に相当する状態ではVo1がHIghとなり、出力整合回路200の可変容量300の容量が増大する。そのため、この負荷線は図17における負荷線(Y)のようにならず負荷線(X)を維持できる。よってA点における歪特性の劣化を回避できる。本実施形態ではこのように、比較回路26の出力を用いて電力増幅器の負荷インピーダンスを変化させる。その結果、通常の電力増幅器を用いた場合であっても負荷変動時の歪特性劣化を抑制できる。
このように、本実施形態の半導体装置は検出回路の比較回路の出力により歪特性劣化を抑制するように電力増幅器の負荷インピーダンスを変化させる。本実施形態では検出回路として実施形態1で説明した検出回路10を用いたが、検出回路10に代えてここまでの実施形態で説明した全ての検出回路が利用可能である。その場合上述した各効果を享受できる。
図18、19、20を参照してそのような変形例について説明する。図18に記載された半導体装置は検出回路として図7に記載の検出回路を用いたものである。図7に記載の検出回路は歪特性を劣化させる負荷状態を2点(A点、B点)検出するものである。
図18に記載の半導体装置は入力整合回路402に接続されたバランス型電力増幅器404、406を備える。バランス型電力増幅器404、406の後段には出力整合回路400が接続される。出力整合回路400の詳細な構成は図19に記載されている。出力整合回路400の後段には方向性結合器19を備える。方向性結合器19の後段にはアンテナ28を備える。
さらに、図18において破線で囲まれた検出回路が結合線路14に接続される。検出回路のVo1、Vo2は出力整合回路400のVc1、Vc2とそれぞれ接続されている。ここで、図19に記載されるように出力整合回路400のVc1は、可変容量C1を制御するスイッチのゲートと接続されている。また、出力整合回路400のVc2は、可変容量C4を制御するスイッチのゲートと接続されている。図19で可変容量C1、C4は簡略化して記載されているが、これらは前述の可変容量300と同じ構成である。そして、Vo1が図4に記載するようにHighとなったときには可変容量C1の容量が増大し、Vo2がHighとなったときには可変容量C4の容量が増大する。
ここで、負荷線について図20を参照して説明する。A点及びB点に相当する状態では負荷線は、50Ω時の負荷線(X)に対して、一方の電力増幅器が負荷線(Y)、他方の電力増幅器が負荷線(Z)となる。ところが図18、19に記載の半導体装置によれば出力整合回路400の定数C1、C4を負荷線(Y)の方は大きく、負荷線(Z)の方は小さくできる。これは、Vc1又はVc2が相補的にHigh又はLowとなるため実現できるものである。その結果、A点及びB点の歪特性を改善でき、バランス型電力増幅器の負荷変動特性をさらに改善できる。
以上説明したように、本発明にかかる負荷変動時の反射振幅位相を検出する検出回路は、方向性結合器の結合線路の信号位相振幅を調整する移相・減衰器を備える。また、RF信号電力レベルを検出する検波回路、レベルを判定する比較回路を備える。また、検出回路の信号を利用する半導体装置は、電力増幅器の負荷変動時の歪特性劣化を抑制するように電力増幅器の負荷インピーダンスを変化させる手段を備える。
この回路構成により、本発明にかかる検出回路は、負荷変動時に歪特性が最悪値となる負荷の反射振幅・位相を検出できる。また検出して判定した信号を用いて、電力増幅器の負荷インピーダンスを変化させることができる。その結果、通常の電力増幅器を用いた場合でも負荷変動時の歪特性の劣化を抑制できる。つまり、歪特性が劣化する特定の負荷状態において効率的に歪特性劣化の抑制を行うことができる。さらに、本発明の検出回路をバランス電力増幅器に適用した場合、バランス電力増幅器の負荷変動時の歪特性の劣化抑制効果をさらに高めることができる。そして、本発明に係る回路は、原理が簡易であるため、電力増幅器でしばしば用いられるGaAs−HBTやGaAs−BiFETプロセス(nチャネルFETやnpn−Trしかないプロセス)でも実現可能であるため、電力増幅器に容易に内蔵することができる。
10 検出回路、 12 主線路、 14 結合線路、 15 結合端子、 17アイソレーション端子、 19 方向性結合器、 20 移相・減衰器、 22 差動増幅器、 24 検波回路、 26 比較回路、 28 アンテナ、 70 バラン、 200 出力整合回路、 202 電力増幅器

Claims (11)

  1. 電力増幅器とアンテナの間に配置された方向性結合器の結合線路両端の信号を用いて、前記電力増幅器の歪特性劣化を検出する回路であって、
    前記結合線路の結合端子の信号を移相および減衰する移相・減衰器と、
    前記移相・減衰器からの出力信号と、前記結合線路のアイソレーション端子の信号の差分を出力する手段と、
    前記差分をDC信号に変換する検波回路と、
    前記DC信号の電圧レベルが所定値よりも高いかを判定する比較回路とを備え、
    前記移相・減衰器は、前記電力増幅器の歪特性が劣化する前記アンテナ端の負荷状態において、前記移相・減衰器が出力する信号の位相が前記アイソレーション端子の信号の位相と180°の位相差になるように前記結合端子の信号を移相することを特徴とする検出回路。
  2. 前記差分を出力する手段は差動増幅器であることを特徴とする請求項1に記載の検出回路。
  3. 前記移相・減衰器は移相量可変であり、減衰量可変であることを特徴とする請求項1に記載の検出回路。
  4. 前記移相・減衰器は、第一移相・減衰器、第二移相・減衰器を備え、
    前記差分を出力する手段は、第一差分出力手段と第二差分出力手段を備え、
    前記第一移相・減衰器の出力信号は前記第一差分出力手段に入力され、
    前記第二移相・減衰器の出力信号は前記第二差分出力手段に入力され、
    前記第一移相・減衰器が前記アイソレーション端子の信号と180°の位相差となるように移相する信号は、前記第二移相・減衰器が前記アイソレーション端子の信号と180°の位相差となるように移相する信号と異なることを特徴とする請求項1に記載の検出回路。
  5. 前記差分を出力する手段はバランであることを特徴とする請求項1に記載の検出回路。
  6. 前記差分を出力する手段はバランおよび前記バランの後段に接続された単相増幅器であることを特徴とする請求項1に記載の検出回路。
  7. 前記バランは前記移相・減衰器側の中点で接地され、
    前記バランの前記移相・減衰器側には可変容量が並列接続されたことを特徴とする請求項に記載の検出回路。
  8. 前記第一差分出力手段と前記第二差分出力手段は2重バランであることを特徴とする請求項4に記載の検出回路。
  9. 前記結合線路は第一結合線路と第二結合線路を備え、
    前記第一移相・減衰器は前記第一結合線路の結合端子と接続され
    前記第二移相・減衰器は前記第二結合線路の結合端子と接続され、
    前記第一差分出力手段と前記第一結合線路のアイソレーション端子が接続され、
    前記第二差分出力手段と前記第二結合端子のアイソレーション端子が接続されたことを特徴とする請求項4に記載の検出回路。
  10. 前記アイソレーション端子は、前記結合線路の中間に接続された第一アイソレーション端子と、前記結合線路の端部に接続された第二アイソレーション端子とを有し、
    前記第一アイソレーション端子には第一スイッチを介して前記第一差分出力手段および前記第二差分出力手段が接続され、
    前記第二アイソレーション端子には第二スイッチを介して前記第一差分出力手段および前記第二差分出力手段が接続されたことを特徴とする請求項4に記載の検出回路。
  11. 電力増幅器とアンテナの間に配置された方向性結合器の結合線路両端の信号を用いて、前記電力増幅器の歪特性劣化を検出する回路であって、前記結合線路の結合端子の信号を移相および減衰する移相・減衰器と、前記移相・減衰器からの出力信号と、前記結合線路のアイソレーション端子の信号の差分を出力する手段と、前記差分をDC信号に変換する検波回路と、前記DC信号の電圧レベルが所定値よりも高い場合に出力を行う比較回路とを備え、前記移相・減衰器は、前記電力増幅器の歪特性が劣化する前記アンテナ端の負荷状態において、前記移相・減衰器が出力する信号の位相が前記アイソレーション端子の信号の位相と180°の位相差になるように前記結合端子の信号を移相することを特徴とする検出回路と、
    前記比較手段の出力により前記歪特性劣化を抑制するように前記電力増幅器の負荷インピーダンスを変化させる手段とを備えたことを特徴とする半導体装置。
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