JP2001024447A - 歪み補償方法および無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
器の非線形歪みを低減できるとともに、入力信号の包絡
線からでは検出できず、電力増幅器の電源電圧に依存し
ない非線形歪みをも、確実に低減できるようにする。 【解決手段】 加算回路35で、利得制御回路34から
の高周波信号S2に、コンパレータ44からの、入力包
絡線検出信号D5と出力包絡線検出信号D7との差分の
信号Saを加算し、加算回路35からの高周波信号S3
を、電力増幅器31で増幅する。差分信号Saは、温度
や電源電圧などの環境パラメータが変化しなければ、歪
み成分のみからなるものとなり、環境パラメータが変化
すると、その歪み成分と電力増幅器31の利得変動によ
るオフセット成分との和となる。ローパスフィルタ45
で差分信号Sa中のオフセット成分のみを取り出し、そ
の信号S8を加算した利得制御信号VGCによって、オ
フセット成分としての信号S8がゼロとなるように、利
得制御回路34の利得を制御する。
Description
送信部の電力増幅器の非線形歪みを補償する方法、およ
び送信部の電力増幅器の非線形歪みを補償した無線通信
装置に関する。
化・大容量化などに伴い、送信用の電力増幅器に求めら
れる線形性が厳しくなりつつある。しかし、電力増幅器
の線形性を厳しくすると、電力増幅器の電力効率が低下
し、例えば、デジタル携帯電話システムの端末電話機で
は、連続通話可能時間の長時間化を妨げることになる。
そこで、電力増幅器の非線形歪みを補償して、電力増幅
器の電力効率を向上させることが考えられている。
送信装置」に示されている従来の歪み補償方法を示す。
iは、方向性結合器92を通じ、電力制御回路93を通
じて、電力増幅器91に入力され、電力増幅器91の出
力信号が、方向性結合器94を通じて、出力信号Soと
して出力端子102に導出される。
2で分岐されて、包絡線検波回路95に供給されて、包
絡線検波回路95で、入力信号Siの包絡線が検出さ
れ、その包絡線検出信号が、直流電圧変換回路96に供
給されて、直流電圧変換回路96で、電源端子103か
らの直流電圧が、入力信号Siの包絡線に応じて変換さ
れ、その変換後の直流電圧が、電力増幅器91に、その
電源電圧として供給される。
4で分岐されて、包絡線検波回路97に供給されて、包
絡線検波回路97で、出力信号Soの包絡線が検出さ
れ、その包絡線検出信号が、包絡線検波回路95からの
包絡線検出信号とともに、差信号生成回路98に供給さ
れて、差信号生成回路98において、入力信号Siの包
絡線と出力信号Soの包絡線との差の信号が得られ、そ
の差信号が、直流増幅器99を通じて、電力制御回路9
3に供給されて、電力制御回路93で、入力信号Siの
包絡線と出力信号Soの包絡線との差に応じて、電力増
幅器91の入力電力が制御される。
て電力増幅器91の電源電圧を制御することによって、
電力増幅器91の非線形歪みを低減し、入力信号Siの
包絡線と出力信号Soの包絡線との差に応じて電力増幅
器91の入力電力を制御することによって、温度変化な
どによる電力増幅器91の利得変動を吸収しようとする
ものである。
た従来の歪み補償方法では、直流電圧変換回路96で電
力増幅器91の電源電圧を変調して、電力増幅器91で
増幅される信号を振幅変調するので、変調による歪みを
生じるという欠点がある。しかも、入力信号Siの包絡
線に応じて電力増幅器91の電源電圧を変調するので、
入力信号Siの包絡線からでは検出できず、電力増幅器
91の電源電圧に依存しない非線形歪み、例えば、電力
増幅器91を構成するGaAsFETのゲート・ソース
間の寄生容量Cgsなどの非線形パラメータに起因する
歪みを、低減することができないという欠点がある。
じることなく、電力増幅器の非線形歪みを低減すること
ができるとともに、入力信号の包絡線からでは検出でき
ず、電力増幅器の電源電圧に依存しない非線形歪みを
も、確実に低減することができるようにしたものであ
る。
は、電力増幅器の非線形歪みを補償する方法であって、
特に、電力増幅器の入力信号および出力信号の包絡線を
それぞれ検出し、それぞれの検出信号の差分に応じた信
号を前記電力増幅器の入力信号に加算するものである。
圧を変調して、電力増幅器で増幅される信号を振幅変調
するのではなく、電力増幅器の入力信号に補償用の信号
を加算するので、変調による歪みを生じることなく、電
力増幅器の非線形歪みを低減することができる。しか
も、電力増幅器の入力信号の包絡線と出力信号の包絡線
との差分に応じた信号を、補償用の信号として加算する
ので、入力信号の包絡線からでは検出できず、電力増幅
器の電源電圧に依存しない非線形歪みをも、確実に低減
することができる。
増幅部の構成〕図1は、この発明の無線通信装置の一
例、すなわち、この発明の歪み補償方法によって送信部
の電力増幅器の非線形歪みが補償される無線通信装置の
一例を示し、デジタル携帯電話システムの端末電話機の
場合である。
スバンド信号I,Qが、ロールオフフィルタ11,12
を通じて、D/Aコンバータ13,14に供給されて、
それぞれアナログ信号に変換され、そのアナログ直交ベ
ースバンド信号が、ローパスフィルタ15,16を通じ
て、直交変調部20に供給されて、直交変調部20から
直交変調された高周波信号Siが得られ、その高周波信
号Siが、高周波電力増幅部30の高周波電力増幅器3
1で増幅されて、出力端子37に送信高周波信号Soが
得られるとともに、高周波電力増幅部30において、以
下のように高周波電力増幅器31の非線形歪みが補償さ
れる。以下では、高周波電力増幅器31を電力増幅器3
1と略称する。
態を示す。この実施形態では、図1の直交変調部20か
ら入力端子32に得られる入力高周波信号Siが、方向
性結合器33によって2つの入力高周波信号S1および
S5に分岐され、一方の入力高周波信号S1が、利得制
御回路34に入力され、利得制御回路34の出力側の加
算回路35において、利得制御回路34からの高周波信
号S2に対して、後述のコンパレータ44からの差分信
号Saが加算され、加算回路35からの高周波信号S3
が、電力増幅器31で増幅される。
は、方向性結合器36によって2つの出力高周波信号S
oおよびS6に分岐され、一方の出力高周波信号So
が、送信高周波信号として出力端子37に導出される。
高周波信号S5は、包絡線検出回路41に供給されて、
包絡線検出回路41で高周波信号S5の包絡線が検出さ
れ、その包絡線検出信号D5が、コンパレータ44の一
方の入力端子に供給される。また、方向性結合器36で
分岐された他方の出力高周波信号S6が、レベル調整回
路42で後述のようにレベル調整され、その調整後の高
周波信号S7が、包絡線検出回路43に供給されて、包
絡線検出回路43で高周波信号S7の包絡線が検出さ
れ、その包絡線検出信号D7が、コンパレータ44の他
方の入力端子に供給される。
入力包絡線検出信号D5と出力包絡線検出信号D7との
差分の信号Saが得られ、上述したように、加算回路3
5において、この差分信号Saが利得制御回路34から
の高周波信号S2に加算される。
ィルタ45に供給されて、ローパスフィルタ45から、
差分信号Sa中の周波数の低い成分が取り出され、加算
回路46において、制御部50からの利得制御信号VG
Oに対して、ローパスフィルタ45からの信号S8が加
算され、加算回路46からの信号S9が、レベル調整回
路47でレベル調整され、その調整後の利得制御信号V
GCによって、以下のように利得制御回路34の利得が
制御される。
幅部30では、以下に示すように、温度や電源電圧など
の環境パラメータの変動にかかわらず、高周波電力増幅
部30の利得が一定に保持される。
力包絡線検出信号D5は、歪みのない信号である。出力
高周波信号So,S6,S7および出力包絡線検出信号
D7は、温度や電源電圧などの環境パラメータが変化し
なければ、電力増幅器31の非線形歪みのみを有する信
号となる。
31の利得が変化するので、出力高周波信号So,S
6,S7および出力包絡線検出信号D7は、歪み成分の
ほかに、電力増幅器31の利得変動に起因するレベルの
オフセット成分が付加された信号となる。ただし、ある
環境パラメータのもとで、入力包絡線検出信号D5と出
力包絡線検出信号D7が同一レベルとなるように、レベ
ル調整回路42が設定される。
信号Saは、環境パラメータが変化しなければ、出力包
絡線検出信号D7に含まれる歪み成分のみからなるもの
となり、環境パラメータが変化すると、その歪み成分と
上記のオフセット成分との和となる。
Sa中の周波数の低い成分、すなわち環境パラメータの
変動による上記のオフセット成分のみが、信号S8とし
て取り出され、差分信号Sa中の周波数の高い成分、す
なわち歪み成分の包絡線変動成分は遮断される。もちろ
ん、環境パラメータの変動がなければ、信号S8はゼロ
となる。
部50からの利得制御信号VGOに、このローパスフィ
ルタ45からの信号S8が加算された利得制御信号VG
Cによって、環境パラメータの変動によるオフセット成
分としての信号S8がゼロとなるように、利得制御回路
34の利得が制御される。
ラメータの変動にかかわらず、高周波電力増幅部30の
利得が一定に保持される。すなわち、環境パラメータの
変動によって、電力増幅器31の利得は変化するが、そ
れに応じて利得制御回路34の利得が逆方向に同量だけ
変化することによって、電力増幅器31および利得制御
回路34を含む高周波電力増幅部30の利得は一定に保
持され、結果的に電力増幅器31の利得の変動が打ち消
されるようになる。
波電力増幅部30では、以下に示すように、電力増幅器
31の非線形歪みが補償される。
の入力電圧をVi、出力電圧をVo、線形利得をG
(倍)とする。電力増幅器31が非線形歪みを有するこ
とから、大出力領域では振幅抑圧を生じる。その抑圧量
は、入力電圧Viに依存するので、f(Vi)で表すこ
とができる。したがって、出力電圧Voは、図3(A)
にも示すように、 Vo=G×Vi−f(Vi) …(1) で表される。
図2の高周波電力増幅部30では、電力増幅器31の入
力側の加算回路35において、入力高周波信号S2に信
号Saが加算される。したがって、信号Saの加算によ
る電力増幅器31の入力電圧の増加量をVaとすると、
信号Saが加算された場合の電力増幅器31の出力電圧
は、図3(B)にも示すように、 Vo=G×(Vi+Va)−f(Vi+Va) =G×Vi−{f(Vi+Va)−G×Va} …(2) で表される。
て、それぞれの第2項のf(Vi)と{f(Vi+V
a)−G×Va}との間で、 f(Vi)>{f(Vi+Va)−G×Va} …(3) の関係があれば、信号Saの加算によって振幅抑圧が緩
和されて、高周波電力増幅部30としては非線形歪みが
低減されることになる。
Saとして、コンパレータ44からの、入力包絡線検出
信号D5と出力包絡線検出信号D7との差分の、G×V
a>{f(Vi+Va)−f(Vi)}となる信号が加
算されることによって、式(3)の関係が満たされ、振
幅抑圧が緩和されて、非線形歪みが低減される。
号S2に信号Saを加算するので、電力増幅器の電源電
圧を変調して高周波信号を振幅変調する場合とは異な
り、変調による歪みを生じることがない。しかも、入力
包絡線検出信号D5と出力包絡線検出信号D7との差分
の信号Saを、補償用の信号として加算するので、入力
包絡線検出信号に応じて電力増幅器の電源電圧を変調す
る場合とは異なり、入力包絡線検出信号D5では検出で
きず、電力増幅器31の電源電圧に依存しない非線形歪
み、例えば、電力増幅器31を構成するGaAsFET
のゲート・ソース間の寄生容量Cgsなどの非線形パラ
メータに起因する歪みをも、確実に低減することができ
る。
に、3つの抵抗R1,R2およびR3がスター接続され
たものとする。これによれば、加算回路35が受動素子
のみからなるので、純粋な加算が行われ、変調による歪
みの発生をより確実に防止することができる。
歪み)を有する、最大出力が29.3dBm、小電力利
得が26.1dB、最大位相偏移dHが−5.2度の電
力増幅器に、QPSK(Quadrature PSK:直交PS
K)変調信号を入力して得られる、歪みを含む電力増幅
器の出力スペクトラムを計算した結果を、図6に示す。
この場合、隣接チャンネル漏洩電力比は−39dBcで
ある。
器31として、これに上記のように加算回路35で差分
信号Saが加算されたQPSK変調信号を入力して得ら
れる、電力増幅器31の出力スペクトラムを計算した結
果を、図7に示す。この場合、隣接チャンネル漏洩電力
比は−88dBcであり、図6の歪み補償を行わない場
合に比べて49dBも改善される。
制御回路34の一例を示し、利得制御回路34をFET
を用いた減衰器とした場合である。
レインが、抵抗RsおよびRdを介して、+3Vの電源
ライン62に接続され、FET61のゲートが、抵抗R
gを介して、利得制御信号VGCが供給される端子63
に接続され、FET61のソースから導出された端子6
4に、高周波信号S1が入力され、FET61のドレイ
ンから導出された端子65から、高周波信号S2が出力
される。
mmのGaAsJFETを用いた場合、図9に示すよう
な減衰特性が得られ、利得制御信号VGCを0V〜+3
Vの範囲で変化させることによって、約10dBの利得
制御が可能である。
例を示し、2重ゲートFETを用いた場合である。
ゲートG1が、抵抗Rbを介して、バイアス電圧Vbが
供給される端子72に接続され、2重ゲートFET71
のドレインDが、負荷抵抗Rrを介して電源に接続さ
れ、2重ゲートFET71の第1ゲートG1から導出さ
れた端子73に、高周波信号S1が入力され、2重ゲー
トFET71の第2ゲートG2から導出された端子74
に、利得制御信号VGCが供給され、2重ゲートFET
71のドレインDから導出された端子75から、高周波
信号S2が出力される。2重ゲートFET71のソース
Sは、接地される。
ート幅が200μmのGaAsJFETを用いた場合、
図11に示すような利得特性が得られ、利得制御信号V
GCを0V〜+2Vの範囲で変化させることによって、
約15dBの利得制御が可能である。
包絡線検出回路41および43の一例を示す。この例で
は、ダイオード81のカソードと接地との間に、抵抗8
2とコンデンサ83が並列に接続され、小信号領域にお
けるダイオード81の非直線性を改善するために、ダイ
オード81のアノードが、抵抗Rbを介して、バイアス
電圧Vbが供給される端子84に接続され、ダイオード
81のアノードから導出された端子85に、高周波信号
S5またはS7が入力され、ダイオード81のカソード
から導出された端子86から、包絡線検出信号D5また
はD7が出力される。
して加えられる入力電力に対する、包絡線検出信号D5
またはD7として得られる出力電圧の特性として、図1
3に示すような特性が得られる。
端子32に得られる入力高周波信号Siが、方向性結合
器33によって2つの入力高周波信号S1およびS5に
分岐され、電力増幅器31の出力の高周波信号S4が、
方向性結合器36によって2つの出力高周波信号Soお
よびS6に分岐される場合であるが、入力端子32に得
られる入力高周波信号Siが、そのまま利得制御回路3
4および包絡線検出回路41に供給され、電力増幅器3
1の出力の高周波信号S4が、そのまま出力高周波信号
Soとして、出力端子37に導出されるとともに、レベ
ル調整回路42に供給されるように構成してもよい。
高周波信号Sのレベルが調整される代わりに、包絡線検
出回路41の入力側で入力高周波信号Sのレベルが調整
されるように構成してもよい。
1の入力側において、前段に利得制御回路34が設けら
れ、後段に加算回路35が設けられる場合であるが、逆
に、前段に加算回路35が設けられ、後段に利得制御回
路34が設けられてもよい。
テムの端末電話機の送信部の電力増幅器に限らず、基地
局の送信用の電力増幅器や、その他の無線通信システム
の基地局または移動局の送信部の電力増幅器に、広く適
用することができる。
調による歪みを生じることなく、電力増幅器の非線形歪
みを低減することができるとともに、入力信号の包絡線
からでは検出できず、電力増幅器の電源電圧に依存しな
い非線形歪みをも、確実に低減することができる。
る。
る。
減されることを示すための図である。
振幅位相特性を示す図である。
い場合の出力スペクトラム計算結果を示す図である。
歪み補償を行った場合の出力スペクトラム計算結果を示
す図である。
る。
る。
る。
ある。
の歪み補償方法を示す図である。
2…入力端子、33…方向性結合器、34…利得制御回
路、35…加算回路、36…方向性結合器、37…出力
端子、41…包絡線検出回路、42…レベル調整回路、
43…包絡線検出回路、44…コンパレータ、45…ロ
ーパスフィルタ、46…加算回路、47…レベル調整回
路、50…制御部
Claims (6)
- 【請求項1】電力増幅器の非線形歪みを補償する方法で
あって、 電力増幅器の入力信号および出力信号の包絡線をそれぞ
れ検出し、それぞれの検出信号の差分に応じた信号を前
記電力増幅器の入力信号に加算する歪み補償方法。 - 【請求項2】請求項1の歪み補償方法において、 さらに、前記差分に応じた信号中の周波数の低い成分を
取り出し、その成分によって、前記電力増幅器の入力側
に設けた利得制御回路の利得を制御する歪み補償方法。 - 【請求項3】電力増幅器と、 この電力増幅器の入力信号の包絡線を検出する入力包絡
線検出回路と、 前記電力増幅器の出力信号の包絡線を検出する出力包絡
線検出回路と、 前記入力包絡線検出回路の出力信号と前記出力包絡線検
出回路の出力信号との差分に応じた信号を得る差分検出
回路と、 この差分検出回路の出力信号を前記電力増幅器の入力信
号に加算する加算回路と、 を備える電力増幅装置。 - 【請求項4】請求項3の電力増幅装置において、 前記加算回路は、3つの抵抗がスター接続されたもので
ある電力増幅装置。 - 【請求項5】請求項3または4の歪み補償増幅装置にお
いて、さらに、 前記差分検出回路の出力信号中の周波数の低い成分を取
り出すフィルタと、 前記電力増幅器の入力側に設けられ、前記フィルタの出
力信号によって利得が制御される利得制御回路と、 を備える電力増幅装置。 - 【請求項6】請求項3〜5のいずれかの電力増幅装置を
高周波電力増幅部として備える無線通信装置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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EP (1) | EP1067696A3 (ja) |
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