JP3192323B2 - 電力制御回路 - Google Patents

電力制御回路

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JP3192323B2
JP3192323B2 JP17869594A JP17869594A JP3192323B2 JP 3192323 B2 JP3192323 B2 JP 3192323B2 JP 17869594 A JP17869594 A JP 17869594A JP 17869594 A JP17869594 A JP 17869594A JP 3192323 B2 JP3192323 B2 JP 3192323B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers

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  • Transmitters (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力制御回路、特に信号
をパワーアンプで線形に増幅して出力する送信機のため
の電力制御回路に関するものである。
【0002】
【従来技術】送信システムには、例えばAM変調方式等の
ように、送信信号の電力変動の制御が重要な要素となる
ものがある。このような送信システムに用いられる送信
機は、信号をRF(Radio Frequency)パワーアンプに
よって線形に増幅して出力する構成になっている。
【0003】そして、このRFパワーアンプによる信号
の増幅は、信号の歪み等を防止するために、RFパワー
アンプの線形領域で増幅しなければならない。
【0004】しかしながら、温度変化などの諸原因によ
り、RFパワーアンプの前段のアンプ等に利得変動を生
じて、RFパワーアンプの入力レベルが変動してしまう
場合がある。この変動によってRFパワーアンプが飽和
領域に入ってしまうと線形増幅が行えなくなり、信号の
歪み等が大きくなって、所定のスプリアス規格を満足で
きない。
【0005】その問題に対し、RFパワーアンプの出力
電力を検出し、基準電圧と比較して、前段の利得可変ア
ンプを制御することにより、RFパワーアンプの出力電
力を制御し、最大出力電力の場合の飽和防止を行う飽和
防止制御ループ方式があった。図2に、この制御方式を
適用した回路の構成図を示す。
【0006】この飽和防止制御ループ方式を適用した電
力制御回路は、入力端子1から入力された音声情報等を
含んだ被変調信号を、利得可変アンプ2によって増幅し
た後にRFパワーアンプ3に入力し、所定の増幅を行う
構造となっている。このRFパワーアンプ3によって増
幅された被変調信号は方向性結合器4を介して信号出力
端子5から出力されると共に、この方向性結合器4によっ
て、出力される被変調信号の一部が取り出される。この
取り出された被変調信号は検波回路6で検波され、比較
器8において、検波された信号のレベルが基準電圧供給
端子7から供給される所定の基準電圧と比較される。そ
して、この比較器8における比較の結果を利得可変アン
プ2の利得にフィードバックして、利得可変アンプ2から
出力される被変調信号のレベルを調整する。
【0007】すなわち、検波された信号のレベルが基準
電圧よりも高い場合は、RFパワーアンプ3へ入力され
る被変調信号のレベルを下げるために、利得可変アンプ
2の利得を下げる。そして逆の場合は、RFパワーアン
プ3へ入力される被変調信号のレベルを上げるために、
利得可変アンプ2の利得を上げる。
【0008】この様な飽和防止制御ループ20により、R
Fパワーアンプ3に入力される被変調信号のレベルが常
に適正に保たれ、RFパワーアンプ3が飽和領域で動作
することを防止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
2に示したような回路では、基準電圧供給端子7から供
給される基準電圧に基づいた、飽和防止制御ループ方式
による出力電力の制御しかできない。
【0010】例えばCDMA(Code Division Multiple Acc
ess)セルラ方式の通信システムのように、最大のシス
テム容量を確保するために送信電力を制御する必要があ
るものについては、上記の利得可変アンプに、要求され
た送信電力の大きさに基づいた制御信号を加えることが
必要である。
【0011】その場合、上記図2に示した回路におい
て、基準電圧供給端子7に供給される基準電圧を変化さ
せることによって、送信電力の大きさを制御することも
できるが、このような方法では、ループの応答時間や出
力電力検出特性などにより、システムの規格を十分に満
たすことができなかった。
【0012】この発明は、上記問題点を解決するため
に、従来の飽和防止制御ループ方式を利用して最大電力
で送信する場合のRFパワーアンプの飽和を防止し、且
つ最大電力以外の送信電力レベルの場合には、飽和防止
のためのループを切断して、システムの電力制御方式の
下で送信電力レベルを制御し、システムの電力制御方式
に要求される規格を満足させるようにしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】したがって、CDMAセルラ
方式の通信システムのような、送信電力制御方式を有す
るシステムに対しては、RFパワーアンプが飽和しない
ように、設定された最大送信電力を越えた送信電力で送
信がされそうになった場合には上記の飽和防止制御ルー
プを動作させ、それ以外の場合には、システムの送信電
力制御方式に従ってRFパワーアンプの出力電力を制御
することが必要である。
【0014】そのために、この発明の電力制御回路は、
送信すべき信号を入力する入力端子inと増幅されたその
信号を出力する出力端子と利得制御信号を入力する利得
制御端子とを有し、利得制御信号によって入力された信
号の増幅の大きさが制御される、利得可変アンプを有し
ている。そして、この利得可変アンプによって増幅され
た信号の大きさを検出部によって検出し、求められた増
幅された信号の大きさと、予め定められた基準値とを比
較部によって比較する。
【0015】この比較部の出力端子にはスイッチの一端
が接続されており、このスイッチの他端は加算器に接続
されている。このスイッチは、増幅された信号の大きさ
が基準値よりも大きいときは導通状態となり、逆の場合
は遮断状態となる。
【0016】また、加算器にはシステム電力制御信号を
供給するシステム電力制御端子も接続されており、シス
テム電力制御端子からの出力とスイッチの他端からの出
力とを加算した結果が利得制御信号として出力され、利
得可変アンプの利得制御端子に入力される。
【0017】さらに、電力制御回路が、信号を入力する
入力端子とこの信号を線形に増幅して出力する出力端子
と利得制御信号を入力する利得制御端子とを有し、利得
制御信号によって信号の増幅の大きさが制御される利得
可変アンプと、CDMA方式規格等の所定の規格に基づく複
数のシステム電力制御信号を各々供給する複数のシステ
ム電力制御端子が接続し、且つこの複数のシステム電力
制御信号を加算して利得制御信号として出力する加算回
路とを有し、この加算回路が線形領域で加算動作するよ
うにシステム電力制御信号の入力電圧の範囲を変換して
加算する構成とするものである。
【0018】
【作用】RFパワーアンプの飽和防止制御ループに、ル
ープ自身に流れる信号の状態によって動作するスイッチ
を設けたので、システム電力制御ループによってRFパ
ワーアンプの出力電力が所定の値を越えると飽和防止制
御ループが作動し、RFパワーアンプ3の飽和防止効果
が得られる。そして、RFパワーアンプの出力電力が所
定の最大電力より小さいときは、スイッチは遮断状態と
なって飽和防止制御ループが切断され、システム電力制
御ループが正常に機能する。
【0019】
【実施例】この発明の第1の実施例を、図1及び図3を
用いて説明する。図1は、この発明の電力制御回路の構
成図であり、図3はこの電力制御回路と他の回路の接続
関係を示したブロック図である。
【0020】この電力制御回路30は、入力端子1に利得
可変アンプ2の入力端子2inが接続され、この利得可変ア
ンプ2の出力端子2outは、図示されていない他のアン
プ,フィルタ及びミクサ等を介して、RFパワーアンプ
3の入力端子3inに接続される。このRFパワーアンプ3
の出力端子3outは、方向性結合器4の入力端子4inに接続
され、この方向性結合器4の一方の出力端子4outAが信号
出力端子5に接続されている。そして、この方向性結合
器4のもう一つの出力端子4outBは、検波回路6の入力端
子6inに接続され、この検波回路6の出力端子6outは、比
較器8の負の入力端子8in-に接続されているのている。
【0021】そして、この比較器8の、正の入力端子8in
+には基準電圧供給端子7が接続され、出力端子8outには
スイッチ9の一端が接続されている。このスイッチ9は、
比較器8の出力端子8outからの出力が”L”の場合に導
通状態となり、”H”の場合に遮断状態となる。
【0022】このスイッチ9の他端は、加算器10の一方
の入力端子10inAに接続され、さらにこの加算器10の出
力端子10outは、利得可変アンプ2の制御端子2cに接続さ
れている。
【0023】以上説明した、利得可変アンプ2,RFパ
ワーアンプ3,方向性結合器4,検波回路6,比較器8,ス
イッチ9及び加算器10等の接続関係によって、飽和防止
制御ループ20を構成している。
【0024】一方、加算器10の他方の入力端子10inBに
は、システム電力制御端子11が接続されており、これら
システム電力制御端子11,加算器10及び利得可変アンプ
2等の接続関係によって、システム電力制御ループ21を
構成している。
【0025】信号出力端子5には、信号出力端子5から出
力される出力電力を検出し、この検出結果に基づいて基
準電圧供給端子7に供給される基準電圧を変動させる基
準電圧制御回路40が接続されている。
【0026】また、システム電力制御端子11には、シス
テムの電力制御のための所定のシステム電力制御信号を
生成するシステム電力制御回路50が接続されている。
【0027】次にこの電力制御回路30の動作を説明す
る。
【0028】まず初めに、RFパワーアンプ3の飽和を
防止する為の、飽和防止制御ループ設定動作を説明す
る。この動作の目的は簡単に要約すれば、最大送信電力
のレベルが、RFパワーアンプ3が線形領域で動作する
範囲となるように、基準電圧供給端子7に供給される基
準電圧の値を最適なものにすることにある。
【0029】入力端子1から入力された被変調信号は、
利得可変アンプ2によって所定の増幅がなされた後に、
図示されていない他のアンプ,フィルタ及びミクサ等を
介して、入力し得る最大電力の被変調信号として、RF
パワーアンプ3に入力される。
【0030】するとこの被変調信号は、飽和領域にある
か否かを考慮することなく、RFパワーアンプ3によっ
て増幅され、最大送信電力で方向性結合器7を介して信
号出力端子5から出力される。このとき、RFパワーア
ンプ3から出力された被変調信号の出力電力の一部は、
方向性結合器7により結合されて、検波回路6により検波
され、その直流電圧成分の大きさが検出される。そし
て、検波回路6によって検出された被変調信号の直流電
圧成分は、比較器8の負の入力端子8in-に入力される。
一方、基準電圧供給端子7から基準電圧が比較器8の正の
入力端子8in+に入力される。
【0031】このとき、基準電圧供給端子7に供給され
ている基準電圧は、基準電圧制御回路40によって通常よ
り高く設定されているので、比較器8の出力は”H”と
なり、スイッチ9は遮断状態となる。この為、飽和防止
制御ループ20の影響を受けることなく、このシステムが
出力可能な最大送信電力を信号出力端子5から出力する
ことが可能となる。
【0032】この最大送信電力のレベルを基準電圧制御
回路40によって検出し、予め定められている、RFパワ
ーアンプ3が線形領域で増幅可能な最大送信電力になる
ように、基準電圧を変更する。
【0033】基準電圧制御回路40によって基準電圧を下
げて、検波回路6から出力される被変調信号の直流電圧
成分の方が基準電圧よりも大きくなると、比較器8の出
力端子8outからの出力が”H”から”L”に変化する。
するとスイッチ9が導通状態となり、基準電圧と被変調
信号の直流電圧成分の差に応じた大きさの、”L”出力
が加算器10に印加される。
【0034】加算器10は、比較器8の”L”出力とシス
テム電力制御端子11から来たシステム電力制御信号を加
算して、利得可変アンプ2の利得制御端子2cに入力す
る。比較器8からの”L”出力は負の値なので、利得制
御端子2cに入力される信号の大きさが低下し、それに応
じて、利得可変アンプ2の利得も減少する。
【0035】その結果、利得可変アンプ2から出力され
RFパワーアンプ3に入力される被変調信号のレベル及
び、RFパワーアンプ3から出力される最大送信電力の
レベルも低下する。
【0036】従って、基準電圧制御回路40によって基準
電圧の値を変化させることにより、RFパワーアンプ3
の作動領域を、飽和領域から脱して線形領域に設定する
ことができ、この求められた最適な基準電圧の値は、基
準電圧制御回路40が有するメモリ41に記憶される。この
様な飽和防止制御ループ設定動作によって、各システム
の持つ誤差を考慮することなく、最適な最大送信電力を
設定することができる。
【0037】次に、最適な最大送信電力の設定が完了し
た後に、システム電力制御信号によって送信電力の制御
を行う場合の、動作について説明する。
【0038】システム電力制御回路50からの指示に基づ
いて、RFパワーアンプ3の出力電力を下げる場合に
は、利得可変アンプ2の利得を下げるためのシステム電
力制御信号が所定の入力電圧としてシステム電力制御回
路50から出力されて、システム電力制御端子11に供給さ
れる。
【0039】このときの、送信電力が最大送信電力より
も小さいと、比較器8の負の入力端子8in-に入力される
入力電圧が基準電圧より小さいので、比較器8の出力端
子8outは”H”となり、スイッチ9は遮断状態となって
いる。スイッチ9が遮断状態となっているので、加算器1
0の入力端子10inAには信号が入力されず、システム電力
制御信号は飽和防止制御ループ20の影響を受けることな
く、そのまま利得可変アンプ2の利得制御端子2cに入力
される。
【0040】この結果、システム電力制御端子11の入力
電圧は加算器10を通じて利得可変アンプ2を制御するこ
とになり、利得可変アンプ2の出力端子2outからの出力
が低下する。すると、RFパワーアンプ3の入力端子3in
への入力信号も低下し、RFパワーアンプ3の出力端子3
outからの出力電力を低下させることがきる。尚、当然
のことながらRFパワーアンプ3の出力電力の低下に伴
って、比較器8の負の入力端子8in-への入力電圧も比例
して減少する。
【0041】このように、システム電力制御信号によ
り、RFパワーアンプ3の出力電力を下げるときには、
飽和防止制御ループ20が切断され、システム電力制御ル
ープ21によりRFパワーアンプ3は正常に動作すること
ができる。
【0042】システム電力制御回路50からの指示に基づ
いて、RFパワーアンプ3の出力電力を上げる場合に
は、利得可変アンプ2の利得を上げるためのシステム電
力制御信号が所定の入力電圧としてシステム電力制御回
路50から出力されて、システム電力制御端子11に供給さ
れる。
【0043】このときの送信電力が最大送信電力よりも
小さいと、スイッチ9が遮断状態となっているので、R
Fパワーアンプ3の出力電力を下げる場合と同様に、シ
ステム電力制御信号は飽和防止制御ループ20の影響を受
けることなく、システム電力制御ループ21によりRFパ
ワーアンプ3は正常に動作することができる。
【0044】また、システム電力制御端子11から入力さ
れたシステム電力制御信号の命令が、RFパワーアンプ
3の出力電力を、設定された最大送信電力を越えて増加
させようとするものであるときは、出力電力が最大送信
電力を越えた時点で比較器8の出力端子8outからの出力
が”H”から”L”に変化する。するとスイッチ9が導
通状態となり、飽和防止制御ループ20が機能することに
より、RFパワーアンプ3が飽和領域で動作することを
防止できる。
【0045】以上説明したように、第1の実施例の電力
制御回路によれば、スイッチ9の動作によって、RFパ
ワーアンプ3の飽和防止制御ループ20は、飽和防止制御
ループ20が必要なときにのみ機能し、それ以外の状態で
は、システム電力制御ループ21の正常な効果を得ること
ができる。
【0046】しかも、基準電圧制御回路40によって、予
め定められた最大送信電力に正確に対応した基準電圧を
測定,記憶して、実際の基準電圧として用いるので、飽
和防止制御ループの動作条件を極めて正確に設定するこ
とができる。
【0047】次にこの発明の電力制御回路を、特にCDMA
方式を用いたデジタルセルラに適用する場合の構成につ
いて、図4及び図5を用いて第2の実施例として説明す
る。図4は、図1の送信電力制御ブロック31の構成をよ
り具体化して記載した回路図であり、図5は、この回路
の有するOPアンプU2の動作領域を示した図である。
【0048】CDMA方式は、スペクトラム拡散(SS:spre
ad spectrum)技術を基本にした通信技術である。スペ
クトラム拡散は、情報の伝送に必要な帯域よりも広い帯
域に信号を拡散して伝送する方式であり、多重アクセス
できる,秘話性を出せるなどの特徴がある。そして、送
信信号にディジタルの符号系列を乗算する直接拡散(di
rect spread)方式や、符号系列に応じて搬送波周波数
を変える周波数ホッピング方式,線形の掃引パターンに
従って周波数変調した信号を使うチャープ方式などがあ
る。
【0049】CDMA方式は直接拡散方式の一種であり、デ
ィジタル化した音声信号に疑似雑音(PN)符号を乗算し
て拡散する。拡散された信号は、別のPN符号を乗算して
も信号はもとに戻らないが、送信側と受信側で同一のPN
符号を用意しておけば、通信が可能となる。
【0050】そして、CDMA方式を用いた通信システムの
詳細については、「日経エレクトロニクス 1993.4.26(n
o.579);pp163〜pp175」等に記載されている。CDMA方式
の通信システムでは、最大のシステム容量を確保するた
めには送信電力の制御を行うことが重要であり、この制
御のためにCDMA方式の加入者機器は、開ループ制御と閉
ループ制御の二つの方法を用いている。
【0051】開ループによる電力制御では、伝送される
信号は、上り方向と下り方向とで同じように減衰すると
仮定する。そして下り方向の伝送損失を見積もり、これ
をもとに上り方向の送信に必要な電力を予測して、加入
者機器の送信電力を調整する。
【0052】また、実際には双方向の減衰は独立なの
で、閉ループの電力制御も同時に用いられる。上り方向
で使う電力制御情報は、下り方向で送信する通常のシン
ボル列と一緒に、ある間隔で電力制御用シンボルも送信
する。この電力制御シンボルは、基地局で受信した上り
方向の信号強度から決定される。
【0053】図4の回路図に示すように、この回路の各
構成要素は図1の回路中の構成と対応関係を持ち、基準
電圧供給端子7に対応する基準電圧供給端子101,比較器
8の負の入力端子8in-に対応する検波電圧入力端子102,
およびシステム電力制御端子11に対応する、受信部のCD
MA RSSI(受信電界強度)入力端子103とTX GAIN ADJ端
子104の、四つの入力端子と、加算器10の出力端子10out
に対応する利得可変アンプ制御端子105を有する。
【0054】これらの各端子のうち、受信部のCDMA RSS
I(受信電界強度)入力端子103は開ループの電力制御に
用いられ、TX GAIN ADJ端子104は閉ループの電力制御に
用いられ、利得可変アンプ制御端子105は利得可変アン
プの利得を制御する信号を出力するために用いられる。
【0055】基準電圧供給端子101は、抵抗R1(25kΩ)
に接続しており、この抵抗R1はOPアンプU1の正の入力端
子U1in+とコンデンサC1(0.01μF)の一端に接続してい
る。尚、このコンデンサC1の他端は接地されている。
【0056】検波電圧入力端子102は、抵抗R2(2.2k
Ω)に接続しており、この抵抗R2はOPアンプU1の負の入
力端子U1in-とコンデンサC2(0.01μF)の一端に接続し
ている。そして、このコンデンサC2の他端はOPアンプU1
の出力端子U1outに接続している。
【0057】さらに、このOPアンプU1の出力端子U1out
は抵抗R3(820Ω)に接続しており、この抵抗R3はダイ
オードD1の一端に接続している。そして、このダイオー
ドD1の他端は抵抗R4(4.7kΩ),R5(4.7kΩ)とコンデ
ンサC3(0.01μF)の一端、及びOPアンプU2の正の入力
端子U2in+に接続している。尚、この抵抗R4とコンデン
サC3の他端は接地されており、抵抗R5の他端には5Vの
電位が印加されている。一方、CDMA電力制御信号の一つ
であるCDMA RSSI入力端子103は、抵抗R7(18kΩ)に接
続しており、この抵抗R7は抵抗R8(18kΩ)及びコンデ
ンサC5(4.7μF)の一端に接続している。そして、この
抵抗R8はOPアンプU2の負の入力端子U2in-に接続してい
る。尚、コンデンサC5の他端は接地されている。
【0058】同様にCDMA電力制御信号の一つであるTX G
AIN ADJ入力端子104は、抵抗R10(27kΩ)に接続してお
り、この抵抗R10は抵抗R9(47kΩ),R11(33kΩ)及び
コンデンサC4(0.022μF)の一端に接続している。そし
て、この抵抗R11はOPアンプU2の負の入力端子U2in-と、
コンデンサC6(820pF)及び抵抗R6(33kΩ)の一端に接
続している。尚、この抵抗R9の他端には5Vの電位が印
加されており、コンデンサC4の他端は接地されている。
さらに、コンデンサC6及び抵抗R6の他端は、各々OPアン
プU2の出力端子U2outに接続されており、このOPアンプU
2の出力端子U2outはさらに利得可変アンプ制御端子105
に接続している。
【0059】次にこの第2の実施例の回路について、そ
の動作を説明する。
【0060】開ループの電力制御を行うCDMA電力制御信
号のCDMA RSSI端子103には、この通信装置の受信電力レ
ベルが−105dBm/1.23MHzのとき”L”が入力され、受信
電力レベルが−105dBm/1.23MHz以上に変化するとき”
H”が入力される構成になっている。
【0061】一方、閉ループの電力制御を行うTX GAIN
ADJ端子104には、基地局からCDMA制御”0”ビットが1
00個以上連続送信されるときは”L”が入力され、CD
MA制御”1”ビットが100個以上連続送信されるとき
は”H”が入力される構成になっている。
【0062】RFパワーアンプの出力電力が定められた範
囲内にあるときは、検波電圧入力端子102の入力電圧よ
りも基準電圧供給端子101に入力されている基準電圧の
方が高いので、比較器であるOPアンプU1の出力は”H”
となる。そのために、ダイオードD1が遮断状態となり、
OPアンプU1の出力は”H”はOPアンプU2には入力されな
い。ダイオードD1 が”OFF”となっていることによ
り、飽和防止制御ループが切断され、装置はCDMA電力制
御方式に基づいて正常に動作することができる。このと
き、CDMA RSSI端子103およびTX GAIN ADJ端子104が共
に”L”となると、これら両端子はOPアンプU2の負の入
力端子U2in-に接続されているので、加算された両信号
によってOPアンプU2の出力端子U2outが”H”となる。
この出力端子U2outの出力”H”が利得可変アンプ制御
端子105から出力され、利得可変アンプの出力を増加さ
せることによってRFパワーアンプの出力電力を増加させ
る。
【0063】RFパワーアンプの出力電力が定められた範
囲を越えて増加すると、検波電圧入力端子102の入力電
圧が基準電圧供給端子101に入力されている基準電圧よ
りも高くなるので、OPアンプU1の出力端子U1outが”
L”となる。すると、ダイオードD1はスイッチの機能を
果たし導通状態となる。ダイオードD1が”ON”するこ
とにより、OPアンプU1の出力電圧がOPアンプU2の正の入
力端子U2in+に印加され、OPアンプU2の出力電圧を減少
させるように動作する。この結果、利得可変アンプの利
得が減少し、RFパワーアンプが飽和領域で動作してしま
うことを防止することが可能となる。
【0064】逆に、OPアンプU2の負の入力端子U2in-
に”H”が入力されると、OPアンプU2の出力端子U2out
からは、それまでよりも低い電圧が出力される。する
と、利得可変アンプの利得が低下し、RFパワーアンプの
出力電力及び検波電圧入力端子102に入力される検波電
圧レベルも低下する。
【0065】その場合、基準電圧供給端子101が検波電
圧入力端子102より高い電圧になることによって、比較
器のOPアンプ1の出力端子out8が”H”となり、ダイオ
ードD1が遮蔽された状態となる。ダイオードD1
が”OFF”となることにより、飽和防止制御ループが
切断され、装置はCDMA電力制御方式に基づいて正常に動
作することができる。
【0066】以上の説明からも判るように、第2の実施
例によれば、図2に示した制御回路をCDMAデジタルセル
ラ方式の電力制御に用いることを想定して、スイッチと
してダイオードD1を設けることによって、第1の実施例
と同じように必要なときにだけ飽和防止制御ループを動
作させることが可能となり、RFパワーアンプの飽和領域
での動作を防止することができる。
【0067】この送信電力制御ブロック31の動作につい
ては、上記説明した通りであるが、CDMA RSSI端子103と
TX GAIN ADJ端子104に入力された信号を加算して、OPア
ンプU2で処理する際の動作について、より詳細に説明す
る。
【0068】OPアンプU2は出力電圧0V〜5Vの範囲で
線形に動作することができる。そのために、出力電圧が
この範囲に収まるようにしなければならない。
【0069】閉ループ制御のための電力制御入力信号を
入力するTX GAIN ADJ端子104に、図4に示すような接続
関係で抵抗R9,R10と、コンデンサC4及び5Vを接続す
ると、TX GAIN ADJ端子104から供給されるパルス密度変
調(PDM:Pluse Density Modulation)信号は、パルス
数が変化するとき、図4の接点106において、電圧が
1.8Vから5Vまで変化する。すると図5に示された
動作領域からも明らかなように、CDMA RSSI端子103から
の入力信号の電圧に拘わらず、OPアンプU2は線形領域で
動作できる。この結果、OPアンプU2の入力電圧範囲を、
OPアンプU2が線形増幅領域で動作でき且つCDMA電
力制御規格を満たせる電圧範囲に絞ることができる。
【0070】なお、これらの実施例では利得可変アンプ
とRFパワーアンプを個別のアンプとして説明している
が、この発明はそのような構成に限定されるものではな
く、利得可変アンプが線形領域で動作する必要がある機
構に適用して、利得可変アンプ自身の出力電力を制御す
る構成にしてもよい。また、上記実施例の構成も、利得
可変アンプ2と図示されていない他のアンプ,フィルタ
及びミクサ等及びRFパワーアンプ3を総括して、線形
領域での動作が要求される利得可変アンプ系と見なすこ
とができ、このような線形領域での動作が要求される構
成であれば、この発明を適用することができる。
【0071】
【発明の効果】この発明の構成によれば、スイッチを飽
和防止制御ループ上に設けたので、比較回路において基
準値と比較される増幅された信号の大きさが、基準値よ
りも大きいときにのみ、スイッチが導通状態となって飽
和防止制御ループが機能し、それ以外の状態では、シス
テム電力制御端子から供給されるシステム電力制御信号
に基づいて、ループの応答時間や出力電力検出特性など
に優れた、システムの電力制御ループが適切に機能する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を説明した回路
図である。
【図2】従来の電力制御回路の構成を示した回路図であ
る。
【図3】第1の実施例の電力制御回路と他の回路の接続
関係を示したブロック図である。
【図4】図1の電力制御回路の送信電力制御ブロック31
の構成をより具体化して記載した回路図である。
【図5】OPアンプU2の動作領域を示した図である。
【符号の説明】 1 入力端子 2 利得可変アンプ 3 RFパワーアンプ 4 方向性結合器 5 信号出力端子 6 検波回路 7 基準電圧供給端子 8 比較器 9 スイッチ 10 加算器 11 システム電力制御端子 21 システム電力制御ループ 30 電力制御回路 31 送信電力制御ブロック 40 基準電圧制御回路 41 基準電圧制御回路40が有するメモリ 50 システム電力制御回路 101 基準電圧供給端子 102 検波電圧入力端子 103 CDMA RSSI入力端子 104 TX GAIN ADJ端子 105 利得可変アンプ制御端子 R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9,R10,R11 抵抗 C1,C2,C3,C4,C5,C6 コンデンサ D1 ダイオード U1,U2 OPアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−175709(JP,A) 特開 平8−8771(JP,A) 特開 昭57−147311(JP,A) 特開 平2−162910(JP,A) 特開 平6−169228(JP,A) 特開 平6−61874(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 3/30 H03G 5/16 H04B 1/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を入力する入力端子と前記信号を線
    形に増幅して出力する出力端子と利得制御信号を入力す
    る利得制御端子とを有し前記利得制御信号によって前記
    信号の増幅の大きさが制御される利得可変アンプと、 前記増幅された信号の大きさを検出する検出部と、 前記検出部によって計測された前記増幅された信号の大
    きさと予め定められた基準値とを比較して比較結果を出
    力端子から出力する比較部と、 前記比較部の出力端子に一端を接続し前記増幅された信
    号の大きさが前記基準値よりも大きいときは導通状態と
    なり前記増幅された信号の大きさが前記基準値よりも小
    さいときは遮断状態となるスイッチと、 システム電力制御信号を供給するシステム電力制御端子
    からの出力と前記スイッチの他端からの出力とを加算し
    て前記利得制御信号として出力する加算回路とを有する
    ことを特徴とする電力制御回路。
  2. 【請求項2】 信号を入力する入力端子と増幅された前
    記信号を出力する出力端子と利得制御信号を入力する利
    得制御端子とを有し前記利得制御信号によって前記信号
    の増幅の大きさが制御される利得可変アンプと、 前記増幅された信号を入力し線形に増幅して出力するR
    Fパワーアンプと、 前記RFパワーアンプによって増幅された信号の大きさ
    を検出する検出部と、 前記検出部によって検出された前記増幅された信号の大
    きさと予め定められた基準値とを比較して比較結果を出
    力端子から出力する比較部と、 前記比較部の出力端子に一端を接続し前記増幅された信
    号の大きさが前記基準値よリも大きいときは導通状態と
    なり前記増幅された信号の大きさが前記基準値よりも小
    さいときは遮断状態となるスイッチと、 システム電カ制御信号を供給するシステム電力制御端子
    からの出力と前記スイッチの他端からの出力とを加算し
    て前記利得制御信号として出力する加算回路とを有する
    ことを特徴とする電力制御回路。
  3. 【請求項3】 講求項1または2記載の電力制御回路に
    おいて、前記電力制御回路は前記検出部の検出の結果に
    基づき前記比較部の基準値を変更して記憶する基準値制
    御回路を有することを特徴とする電力制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の電力制御回
    路において、前記スイッチとしてダイオードを用いるこ
    とを特徴とする電力制御回路。
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