JP3162941B2 - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP3162941B2 JP05137195A JP5137195A JP3162941B2 JP 3162941 B2 JP3162941 B2 JP 3162941B2 JP 05137195 A JP05137195 A JP 05137195A JP 5137195 A JP5137195 A JP 5137195A JP 3162941 B2 JP3162941 B2 JP 3162941B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル方式の移動
体通信において、時分割された複数の通信スロットを使
用して通信を行う携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機等ディジタル方式の移
動体通信において、回路の小型化および低消費電力化技
術が重要になっている。図4は従来の携帯電話機の要部
の構成を示すブロック図である。この携帯電話機では送
受信共に同一周波数の搬送波を用いてTDMA(Time D
ivison Multiple Acces:時分割多重伝送)方式による
双方向通信を行うようになっている。同図において、上
段部は受信回路を、中段部は送受信共通回路を、下段部
は送信回路をそれぞれ示している。
【0003】この携帯電話機の構成とその動作とを受信
回路、送受信共通回路、送信回路に大別して説明する。
まず受信回路では、アンテナ1→送受信フィルタ2→ア
ンテナスイッチ3→入力増幅器4→受信フィルタ5→R
F(高周波)増幅器6を経て、受信した高周波信号だけ
が取り出される。次に、一点鎖線で囲む内部の構成をと
るPLL回路(なお、ここでは、周波数変調器を兼ねて
いる)におけるVCO(Voltage Controled Oscilator,
即ち、電圧制御発振器のことである)21→固定減衰回
路26→PLLAMP27から供給される混合用の基準
周波数信号(即ち、受信チャネルを選ぶための周波数信
号である)が混合器7に入力されて第1段目の周波数
混合が行われ(即ち、トランジスタの非直線部分を使っ
て発生する周波数スペクトラムの差分のみが取り出され
る)、更に、第一IF(中間周波数)フィルタ8→第
一IF増幅器9(フィルタの通過損失でレベルの低下
した出力を増幅するために設けられている)を経て、第
一中間周波数信号(第一IF信号)が取り出されるよう
になっている。
【0004】続いて、取り出された第一IF信号は、混
合器10→第二IFフィルタ11を経て、混合器
12aに入力される。混合器12aでは、第二IFP
LL18(第二中間周波数用の基準周波数発振器)から
供給される混合用周波数信号と第2段目の周波数混合が
行われ、第三IFフィルタ13を経て、第三中間周波
数信号(第三IF信号)が取り出されるようになってい
る。
【0005】更に、取り出された第三IF信号は、第三
IF増幅器14→リミッタ増幅器15で振幅調整さ
れ、復調器16で復調された後、音声又は非音声信号の
受信処理装置17における波形整形器でデジタル波形か
らアナログ信号に変換され、音声又は非音声信号として
出力されるようになっている。また、データの場合には
必要とする装置へ入力されるようになっている。
【0006】また、取り出された第三IF信号は、搬送
波レベル検出器19で搬送波の電界強度(信号レベル)
が測定される。搬送波レベル検出器19は、受信電界強
度をしめすRSSI(Recieving Signal Strength Indi
cator)信号を、送受信回路全体を制御する制御装置2
0に出力する。制御装置20は、信号処理装置となって
おり、ここでは、音声又は非音声信号の受信処理装置1
7、PLL回路における分周器及び位相比較器24に対
するシンセサイザデータの供給、可変減衰器31、そし
て、表示及び操作・指示装置39(スイッチをオンオフ
する等のユーザ行為によって、制御装置20を操作した
り、各種必要事項の表示を行うようになっている)、ま
た、図示しない電源供給回路による送受信期間における
電源供給の切り替え等の制御を行うようになっている。
【0007】また、PLL回路では、PLL基準信号発
生器25から供給される基準信号を、分周器及び位相比
較器24において、VCO21から戻された出力の分周
信号との位相比較を行い、その比較結果をローパスフィ
ルタ(LPF)23→混合器22を通して、VCO
21に対する周波数調整のための電圧制御信号として供
給している。そして、VCO21より、受信及び送信周
波数選択用の周波数信号が、混合器7と混合器34
へ供給されるようになっている。
【0008】一方、送信回路では、入力された音声又は
非音声信号が、音声又は非音声信号送信処理装置28で
アナログ信号からデジタル波形に変換され、また、送信
データの場合には、そのデータが処理され、更に、変調
器29→DAC30→第四フィルタ(BPF)3
1を経て混合器32に入力されるようになっている。
そして、混合器32において第四フィルタ(BPF
)32と第二IFPLL18からの信号とが混合され
る。
【0009】続いて、VCO21による希望周波数が、
固定減衰回路26→PLLAMP27を経て混合器3
4に入力される。混合器34では、その希望周波数と
第三フィルタ(BPF)からの信号とを混合すること
により送信周波数に変換する。更に、第二フィルタ(B
PF)35→送信増幅器36→第一フィルタ(BP
F)37→アンテナスイッチ3→送受信フィルタ2を
経て、アンテナ1より通信対向器へ向けて、送信信号が
送出される。
【0010】また、上記従来の携帯電話機に対して、P
LL回路(VCO21、LPF23、分周器及び位相
比較器24)、固定減衰回路26、PLLAMP27か
らなる回路部分が二重化されている携帯電話機もある。
二重化されているのは、接続の制御するためのチャネル
(制御チャネル)と通話またはデータ送受信のためのチ
ャネル(通話チャネル)とで異なる周波数の搬送波が用
いられるからである。つまり制御チャネルと通話チャネ
ルの各周波数に前記二重化された回路部分のそれぞれに
対応している。これにより制御チャネルから通話チャネ
ルへの以降がスムーズに行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術における携帯電話機によれば、次の問題点があっ
た。第1に、PLLAMP27において無駄な消費電力
が費やされていたという問題があった。具体的にはTD
MA方式において実際に送受信するタイミングは、制御
チャネルにおいては周期的に現れる制御用のタイムスロ
ット(間欠送信)のみであり、通話チャネルにおいては
割当てられたタイムスロットのみである。それにも拘ら
ずPLLAMP27には常に電源が供給されているので
無駄な消費電力が発生していた。
【0012】第2に、アンテナからの副次発射レベルが
改善されていないという問題があった。具体的には受信
電界強度レベルが中、強電界時でもVCO21から固定
減衰回路26に注入される量が制御されていないため、
混合器35におけるリークや、前記回路部分を二重化に
している場合にアイソレーションが不完全であることに
起因する副次発射レベルが改善されていないという問題
があった。ここでリークとは、混合器35から所望する
周波数以外の周波数成分が漏れて出力されることであ
り、アイソレーションとは前記回路部分が二重化されて
いる場合に一方のPLLAMPの出力と他方のPLLA
MPの出力とを分離することをいう。その結果、送信時
にはアンテナなら所望の周波数以外の周波数成分(スプ
リアス)や、受信時には他方のPLL回路部分の周波数
成分の副次発射レベルが許容範囲を越えることがあっ
た。
【0013】本発明は上記の点に鑑み、消費電力を低減
してしかも送信時にはスプリアスを低減し受信時には副
次発射レベルの低い携帯電話機を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明はTDMA方式の携帯電話機であっ
て、変調信号を送信周波数に変換する送信側混合器と、
受信周波数を中間周波数に変換する受信側混合器と、第
1の周波数の局部信号を出力する第1のPLL回路と、
第2の周波数の局部信号を出力する第2のPLL回路
と、第1のPLL回路からの局部信号を減衰させる第1
の可変減衰器と、第2のPLL回路からの局部信号を減
衰させる第2の可変減衰器と、第1の可変減衰器の出力
を増幅し、送信側混合器及び受信側混合器に出力する第
1の増幅器と、第2可変減衰器の出力を増幅し、送信側
混合器及び受信側混合器に出力する第2の増幅器と、受
信電界強度に応じて第1の可変減衰器及び第2の可変減
衰器それぞれの減衰値を可変させるゲイン制御回路と、
送受信タイミングに応じて第1の増幅器への電源供給と
第2の増幅器への電源供給とを制御する電源制御回路と
を備えている。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の携帯電話器
において前記ゲイン制御回路が、受信電界強度を示すR
SSI(Recieving Signal Strength Indicator)信号
が強い電界を示しているとき第1の可変減衰器及び第2
の可変減衰器のゲインを小さくするように構成されてい
る。請求項3の発明では、請求項1又は2の携帯電話器
において前記電源制御回路は、第1の増幅器へ電源を供
給する第1の電源供給回路と、第2の増幅器へ電源を供
給する第2の電源供給回路と、第1のPLL回路による
送信タイミング及び受信タイミング以外では第1の電源
供給回路の動作を停止させ、第2のPLL回路による送
信タイミング及び受信タイミング以外では第2の電源供
給回路の動作を停止させる制御回路とを有する。
【0016】
【作用】上記の手段により、請求項1の発明に係る携帯
電話機で、ゲイン制御回路は、受信電界強度に応じて第
1の可変減衰器及び第2の可変減衰器それぞれの減衰値
を可変させる。これにより第1及び第2の可変減衰器の
ゲインが調整されるので、後段の送信側混合器及び受信
側混合器でのリークが低減し、かつ、第1のPLL回路
と第2のPLL回路とのアイソレーションが向上する。
また、電源制御回路は、送受信タイミングに応じて第1
の増幅器への電源供給と第2の増幅器への電源供給とを
制御するので、それぞれの送受信タイミング以外では第
1及び第2増幅器における消費電力が発生しない。
【0017】請求項2の発明に係る携帯電話機では、請
求項1の携帯電話器において前記ゲイン制御回路が、受
信電界強度を示すRSSI(Recieving Signal Strengt
h Indicator)信号が強い電界を示しているとき第1の
可変減衰器及び第2の可変減衰器のゲインを小さくす
る。請求項3の発明に係る携帯電話機では、請求項1又
は2の携帯電話器において前記制御回路が、第1のPL
L回路による送信タイミング及び受信タイミング以外で
は第1の電源供給回路の動作を停止させ、第2のPLL
回路による送信タイミング及び受信タイミングのみ第2
の電源供給回路を動作を停止させる。これにより上記送
受信タイミング以外には第1の増幅器及び第2の増幅器
においてそれぞれ消費電力が生じない。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の実施例における携帯電話機
の構成を示すブロック図である。この携帯電話機では送
受信共に同一周波数の搬送波を用いてTDMA方式によ
る双方向通信を行うようになっている。同図において、
上段部は受信回路を、中段部は送受信共通回路を、下段
部は送信回路をそれぞれ示している。従来技術の図4に
対して、同じ構成要素には同一の付号を付してあり、P
LL周辺の部分回路(図中のPLLA、PLLB)は二
重化された例を示している。以下、従来と同じ部分は説
明を省略して異なる部分を中心に説明する。
【0019】図1と異なる点は、可変減衰回路101
a、可変減衰回路101b、PLLAMP102a、P
LLAMP102b、電源供給回路103a、電源供給
回路103b、SW回路104、可変AMP制御回路1
05、電源制御回路106を備えている点である。可変
減衰回路101aはPLLA回路の出力を減衰させるゲ
イン調整用の減衰回路であり、可変AMP制御回路10
5からの制御信号(CON1,CON2,SYNA/B)に応じて3段階
(ハイ、ミドル、ロー)のゲインを有する。
【0020】可変減衰回路101bはPLLb回路の出
力を減衰させるゲイン調整用の減衰回路であり、可変A
MP制御回路105からの制御信号(CON1,CON2,SYNA/
B)に応じて3段階(ハイ、ミドル、ロー)のゲインを
有する。可変減衰回路101a、101bは、例えばメ
イコム社AT−230等のような3bit GaAs Digital At
tenuator等を使用可能であり、そのATT値は可変AM
P制御回路105からの制御信号(CON1,CON2,SYNA/B)
により任意に制御される。
【0021】PLLAMP102aは、後段の混合器
35、混合器7への入力レベルを合わせ、PLLA回
路とのマッチングを図るため、可変減衰回路101aの
出力を減衰するアンプである。電源供給回路103aか
らの電源供給時のみ動作する。PLLAMP102b
は、後段の混合器35、混合器7への入力レベルを
合わせ、PLLA回路とのマッチングを図るため、可変
減衰回路101bの出力を減衰するアンプである。電源
供給回路103bからの電源供給時のみ動作する。
【0022】電源供給回路103a、103bは、それ
ぞれ可変AMP制御回路105の制御に従って、PLL
AMP102a、PLLAMP102bに電源を供給す
る。例えば、TK11XXX(東光(株))シリーズ等
のレギュレータ電源ICを用いれば、1ピン(制御端
子)をハイレベルにしたとき電源を供給し、ローレベル
にしたとき電源を供給しない。この制御端子が可変AM
P制御回路105により制御される。
【0023】SW回路104は、可変AMP制御回路1
05の制御によりPLLAMP102aの出力とPLL
AMP102bの出力とを切り換えて混合器35又は
混合器7に出力する。可変AMP制御回路105は、
制御装置20からの各種制御信号(T/R,TXON,RXON,SYNA
/B,CON1,CON2)に基づいて、可変減衰回路101a及び
可変減衰回路101bのゲインを制御する。詳しくは図
2に、各種制御信号とゲインの関係及びそれらのタイミ
ングを示すタイムスロット配置を示す。同図上部の「ス
ロット配置」の部分において「CS」は基地局(親機)
を、「PSA」は本携帯電話機のPLLA回路による動
作を、「PSB」は本携帯電話機のPLLB回路による
動作を示している。スロット中の「I」はアイドル状態
のタイムスロットを、「Ri」は受信動作を、「Ti」
は「Ri」に対応する送信動作を示す。同図下部の「制
御信号」は、制御装置20から出力される各種制御信号
のタイミング(SYNA/B,RXON,TXON,T/R,)を示す。SYNA/
BはPLLA回路とPLLB回路のどちら側を使うか
を、TXONは送信タイミングであることを、RXONは受信タ
イミングであることを、T/Rは送信か受信かを示す信号
である。中間の部分は、「ハイゲイン時」「ミドルゲイ
ン時」「ローゲイン時」の(CON1,CON2)の組合わせ及
びその出力タイミングを示す。同図に示すように(CON
1,CON2)の組み合わせは(ハイ、ハイ)でハイゲインを
(ロー、ハイ)でミドルゲインを(ハイ、ロー)でロー
ゲインを可変減衰回路101a及び可変減衰回路101
bに指示する信号であり、ミドルゲインとローゲインと
は受信時と送信時とで異なるゲインを指示している。CO
N1,CON2は、RSSI信号に基づく信号であり、受信電
界強度が弱い場合には(ハイ、ハイ)に、強い場合には
(ハイ、ロー)に、その中間の場合には(ロー、ハイ)
になる。
【0024】電源制御回路106は、制御装置20から
の各種制御信号(T/R,TXON,RXON,SYNA/B)に基づいて、
電源供給回路103a及び電源供給回路103bの電源
供給を制御する。詳しくは図3に制御信号及びそれらの
タイミングを示すスロット配置を示す。同図において
「ON_A」は電源供給回路103aに対する制御信号
でハイレベルで電源供給を、ローレベルで電源供給停止
を指示する。「ON_B」は電源供給回路103bに対
する制御信号であり、ON_Aと同様である。同図のよ
うに電源制御回路106は、送受信に必要なタイミング
のみ電源を供給するよう制御する。
【0025】以上のように構成された本発明の携帯電話
装置について以下その動作を説明する。PLLA回路と
その後段の回路をA回路、PLLB回路とその後段の回
路をB回路とする。A回路とB回路の切り換えは制御装
置20によって制御される。その際、可変AMP制御回
路105によってRSSI信号に基づく制御信号(CON
1,CON2)に従って可変減衰回路101a及び可変減衰回
路101bの減衰値(ゲイン)が図2に示したように調
整される。いま、A回路を用いた送受信タイミングであ
るとすると、A回路及びB回路の減衰値は例えば以下の
ように設定される。 A回路 B回路 CON1 CON2 GAIN SYNA/B ゲイン CON1 CON2 GAIN SYNA/B ゲイン H H HIGH A 0dB H H HIGH A -28dB L H MID A -4dB L H MID A -28dB H L LOW A -4dB H L LOW A -28dB B回路を用いた送受信タイミングにおいてはこの反対に
なる。このように可変減衰回路101a及び可変減衰回
路101bの減衰値を調整することによりPLL回路か
ら混合器7及び混合器35へのローカル注入値を下
げることができる。その結果、混合器でのリーク量が低
減できる。また、未使用のPLL回路後段の可変減衰回
路の減衰値を大きくすることにより他方のPLL回路と
のアイソレーションが良くなり混合器におけるリーク値
がさらに減少することになる。
【0026】さらに、電源制御回路106は、図3に示
した制御信号(ON_A,ON_B)により電源供給回路103
a及び電源供給回路103bを送信タイミング、受信タ
イミングにおいてのみ電源を供給するように制御する。
これにより低消費電力化を図ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、第1及び第2の可変減衰器のゲインが調整される
ので、後段の送信側混合器及び受信側混合器へのリーク
が低減し、かつ、第1のPLL回路と第2のPLL回路
とのアイソレーションが向上する。その結果、送信時に
はスプリアスを低減し、受信時には副次発射レベルを低
減するという効果がある。また、電源制御回路は、送受
信タイミングに応じて第1の増幅器への電源供給と第2
の増幅器への電源供給とを制御するので、それぞれの送
受信タイミング以外では第1及び第2増幅器における消
費電力が発生しないので消費電力を低減させるという効
果がある。
【0028】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
と同じ効果があり、受信電界強度を示すRSSI(Reci
eving Signal Strength Indicator)信号により第1の
可変減衰器及び第2の可変減衰器のゲインをコントロー
ルすることができる。請求項3の発明によれば、請求項
1又は2の効果に加えて、第1のPLL回路による送信
タイミング及び受信タイミング以外では第1の電源供給
回路の動作を停止させ、第2のPLL回路による送信タ
イミング及び受信タイミングのみ第2の電源供給回路を
動作を停止させる。これにより上記送受信タイミング以
外には第1の増幅器及び第2の増幅器においてそれぞれ
消費電力が生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における携帯電話機の構成を示
すブロック図である。
【図2】各種制御信号とゲインの関係及びそれらのタイ
ミングを示すタイムスロット配置を示すタイムチャート
である。
【図3】各種制御信号及び電源制御のタイミングとスロ
ット配置を示すタイムチャートである。
【図4】従来技術における携帯電話機の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 送受信フィルタ 3 アンテナスイッチ 101a 可変減衰回路 101b 可変減衰回路 102a PLLAMP 102b PLLAMP 103a 電源供給回路 103b 電源供給回路 104 SW回路 105 可変AMP制御回路 106 電源制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−75133(JP,A) 特開 平5−63600(JP,A) 特開 平6−164491(JP,A) 特開 平6−152510(JP,A) 特開 平8−107401(JP,A) 特開 平6−252798(JP,A) 特開 平2−131036(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TDMA方式の携帯電話機であって、 変調信号を送信周波数に変換する送信側混合器と、 受信周波数を中間周波数に変換する受信側混合器と、 第1の周波数の局部信号を出力する第1のPLL回路
    と、 第2の周波数の局部信号を出力する第2のPLL回路
    と、 第1のPLL回路からの局部信号を減衰させる第1の可
    変減衰器と、 第2のPLL回路からの局部信号を減衰させる第2の可
    変減衰器と、 第1の可変減衰器の出力を増幅し、送信側混合器及び受
    信側混合器に出力する第1の増幅器と、 第2可変減衰器の出力を増幅し、送信側混合器及び受信
    側混合器に出力する第2の増幅器と、 受信電界強度に応じて第1の可変減衰器及び第2の可変
    減衰器それぞれの減衰値を可変させるゲイン制御回路
    と、 送受信タイミングに応じて第1の増幅器への電源供給と
    第2の増幅器への電源供給とを制御する電源制御回路と
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記ゲイン制御回路は、 受信電界強度を示すRSSI(Recieving Signal Stren
    gth Indicator)信号が強い電界を示しているとき第1
    の可変減衰器及び第2の可変減衰器のゲインを小さくす
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記電源制御回路は、 第1の増幅器へ電源を供給する第1の電源供給回路と、 第2の増幅器へ電源を供給する第2の電源供給回路と、 第1のPLL回路による送信タイミング及び受信タイミ
    ング以外では第1の電源供給回路を動作を停止させ、第
    2のPLL回路による送信タイミング及び受信タイミン
    グ以外では第2の電源供給回路を動作を停止させる制御
    回路とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    携帯電話機。
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