JPH0611663Y2 - Alc回路 - Google Patents

Alc回路

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JPH0611663Y2
JPH0611663Y2 JP10443189U JP10443189U JPH0611663Y2 JP H0611663 Y2 JPH0611663 Y2 JP H0611663Y2 JP 10443189 U JP10443189 U JP 10443189U JP 10443189 U JP10443189 U JP 10443189U JP H0611663 Y2 JPH0611663 Y2 JP H0611663Y2
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JP
Japan
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alc
voltage
circuit
amplifier
reflected wave
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JP10443189U
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久芳 小松
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はSSB送信機のALC回路に係り、特に、A3Hモー
ドの送信機負荷の異常状態における終段増幅器を保護す
るのに好適なALC回路に関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来のSSB送信機のALC回路は第3図のものが多く提供さ
れていた。
図において、1は音声入力のマイク、2はSSB信号のジ
ェネレータ部、3はキャリア発振器、4はキャリアを供
給するA3J/A3H切換器、5は第1の増幅器、6は第2の
増幅器、7は終段パワー増幅器、8は送信信号を検出す
る検出回路、9は送信用アンテナ、10は検出された進行
波電圧、11は検出された反射波電圧、12は進行波による
パワーコントロールする進行波ALC回路、13は反射波に
よるパワーコントロールする反射波ALC回路である。
SSB送信機では終段パワー増幅器7で規定の電力に増幅
し、送信用アンテナ9より送信される。送信用アンテナ
9が正常負荷になっている場合、送信信号の進行波電圧
が検出回路8で検出され、この検出された進行波電圧10
が進行波ALC回路12を介して第1の増幅器5に供給さ
れ、第1の増幅器5の増幅度を制御してパワーコントロ
ールする。
この時、反射波電圧11は発生せず、反射波ALC回路13は
動作しない。
一方、送信用アンテナ9に異常負荷が接続されると、異
常負荷による反射波が生じる終段パワー増幅器7に大電
流が流れることがある。
この場合、反射波を検出回路8で検出し、この検出した
反射波電圧11が同様に反射波ALC回路13を介して第1の
増幅器5に供給され、第1の増幅器5の増幅度を小さく
するように動作する。
しかし、上記した従来のALC回路は、A3Hモードでキャリ
ア発振器3からのキャリア信号がA3J/A3H切換器4のb
点(A3Hモード)を介して第2の増幅器6の入力に注入
されているため、第1の増幅器5の増幅度を制御しても
ALC効果がないという欠点があった。
キャリア信号を注入した第2の増幅器6に対して同様に
ALCをかければ、キャリア信号を含めたA3Hモードの送信
信号の増幅度を制御することができるが、マイク1入力
レベルが増加しALCによってキャリア信号レベルも小さ
くなって、一定したキャリア信号のA3H波を送信するこ
とができないという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来例の欠点を解消し、A3Hモ
ードによる送信時において、送信機の出力回路とアンテ
ナとのインピーダンスの不整合が生じた場合に送信機の
終段増幅回路を保護するALC回路を提供することであ
る。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案のALC回路は音声入力回路と、搬送波信号発生
手段と、前記音声入力回路および前記搬送波信号発生手
段からの出力信号とを入力とするSSB信号発生手段
と、該SSB信号発生手段の出力信号を増幅する第1の
増幅手段と、該第1の増幅手段の出力信号を増幅する第
2の増幅手段と、該第2の増幅手段の出力を負荷に供給
すると共に該第2の増幅手段と負荷との整合状態に応じ
た進行波電圧または反射波電圧を出力する検出手段と、
該検出手段から出力された進行波電圧または反射波電圧
を第1の増幅手段に供給する第1のALC手段と、該第
1のALC手段の出力を入力とし該入力された電圧と所
定の基準電圧とを比較する第2のALC手段とを備え、
該第2のALC手段の比較結果に応じて前記第2の増幅
手段を制御するように構成したものである。
(ニ)作用 この考案によれば、SSB送信機の送信用アンテナの負荷
状態を検出して、正常負荷の場合は検出した進行波電圧
を第1の増幅器に帰還して、進行波ALC回路を形成して
規定の出力パワーを送信用アンテナより送信する。
また、送信用アンテナの負荷状態が異常負荷状態になる
と反射波が発生し、この反射波を検出して上記と同様に
第1の増幅器に帰還する。
上記進行波又は反射波ALC回路を第1のALC回路として動
作させるが、SSB送信機がA3Hモードになると、第1の増
幅器の後段の第2の増幅器にキャリア信号が注入され
て、規定のキャリア信号レベルを形成するため、異常負
荷によるキャリア信号の反射波が発生する。
このキャリア信号による反射波は第2のALC回路で第2
の増幅器に帰還して、この第2の増幅器の増幅度を制御
する。
この第2のALC電圧は第1のALC電圧を入力とする電圧変
換回路で構成し、この電圧変換回路に設けた基準電圧
と、上記第1のALC電圧とを比較してキャリア信号によ
る反射波を検出し、第2のALC電圧を形成して第2の増
幅器に帰還する。
このように第2のALC回路を設けて終段パワー増幅器を
保護することができる。
(ホ)実施例 この考案に係るALC回路の実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
第1図はSSB送信機のALC回路図、第2は電圧変換回路の
一実施例を示した回路図である。
図において、14は第1のALC電圧12,13より入力してALC
電圧変換を行なう電圧変換回路、15は電圧変換回路14の
出力で第2のALC電圧、20は電圧変換回路14の入力端
子、21は演算増幅器、22は電圧変換回路14の出力端子で
ある。
送信用アンテナ9が正常負荷の場合は従来例と同様に、
進行波電圧10によって進行波ALC回路12が動作し、第1
の増幅器5の増幅度を制御して、設定されたパワーを越
えないようにパワーコントロールしてサイドバンド成分
を制御する(第1のALC回路)。この場合、反射波電圧1
1は発生しない。
SSB,CWの場合、送信用アンテナ9に異常負荷が接続され
ると反射波電圧11が発生し、反射波ALC回路13が動作し
て第1の増幅器5の増幅度を制御し、反射波電圧11に従
ってパワー出力を小さくする(第1のALC回路)。
一方、A3Hモードの場合、反射波ALC回路13で第1の増幅
器5の増幅度を制御してサイドバンド成分を小さくする
(第1のALC回路)。
しかし、A3Hモードはキャリア発振器3からのキャリア
信号がA3J/A3H切換器4を介して第2の増幅器6に供給
されているため、サイドバンド成分を小さくしてもキャ
リア信号による反射波電圧11が発生している場合、この
反射波電圧11は反射波ALC回路13を介して電圧変換回路1
4に供給されて、電圧変換回路14の出力である第2のALC
電圧15によって第2の増幅器6の増幅度を制御して、反
射波電圧11に従って第2の増幅器6の出力を小さくし終
段パワー増幅器7を保護する。
キャリア成分による反射波電圧11は反射波ALC回路13を
介して電圧変換回路14の入力端子20に供給され、演算増
幅器21に入力される。
一方、演算増幅器21の負の入力端には抵抗R1,R2で分割
した基準電圧Vrefが供給されている。
上記入力端子20に加えられた反射波ALC電圧が基準電圧V
refより高い時、電圧変換回路14の出力は抵抗R3,R4で分
圧された電圧値になり、この電圧値が第2のALC電圧15
として第2の増幅器6に供給されて、第2の増幅器6は
通常動作を行なう。
今、何らかの影響で送信用アンテナ9の負荷が異常状態
になり、上記入力端子20に加えられた反射波ALC電圧が
基準電圧Vrefより低くなると、演算増幅器21の非反射増
幅により演算増幅器21の出力電圧である第2のALC電圧1
5は低くなる。
この第2のALC電圧15が低くなると、第2の増幅器6の
増幅度を小さくし、終段パワー増幅器7に異常な大電流
を流すことを防止し、終段パワー増幅器7を保護するこ
とができる。
電圧変換回路14の基準電圧Vrefは通常状態の入力ALC電
圧より低く設定し、異常状態の時のみ入力ALC電圧より
高くなるように設定する。
このように基準電圧Vrefを設定することにより、通常動
作時は第2のALC電圧15が動作せず、第2のALC電圧15が
全く影響しないようにすることができる。
(ヘ)考案の効果 この考案に係るALC回路は前述のように第2のALC回路を
設け、異常負荷状態のA3Hモードのキャリア信号による
反射波電圧を検出し、第2の増幅器の増幅度を落とすよ
うに制御して終段パワー増幅器を保護することができる
という効果がある。
更に、この第2のALC回路は第1のALC電圧を利用して動
作するため、通常動作のSSBやCWの場合には全く動作せ
ず、A3Hモードにおける第1のALC効果が無い場合のみ動
作するというメリットもある。
しかも、第1のALC電圧を利用するので回路構成が簡単
であって、また、安価に実現することができるため実施
も容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係るALC回路の実施例を
示し、第1図はSSB送信機のALC回路の回路図、第2図は
電圧変換回路の一実施例を示した回路図である。 第3図は従来例のALC回路の回路図である。 主な符号の説明 1:音声入力のマイクロホーン、 2:SSB信号のジェネレータ部、 3:キャリア発振器、 4:A3J/A3H切換器、 5:第1の増幅器、 6:第2の増幅器、 7:終段パワー増幅器、 8:検出回路、 9:送信用アンテナ、 10:進行波電圧、 11:反射波電圧 12:進行波ALC回路、 13:反射波ALC回路、 14:電圧変換回路、 15:第2のALC電圧、 20:電圧変換回路の入力端子、 21:電圧変換回路の演算増幅器、 22:電圧変換回路の出力端子、 Vref:電圧変換回路の基準電圧、 R1〜R4:抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声入力回路と、搬送波信号発生手段と、
    前記音声入力回路および前記搬送波信号発生手段からの
    出力信号とを入力とするSSB信号発生手段と、該SS
    B信号発生手段の出力信号を増幅する第1の増幅手段
    と、該第1の増幅手段の出力信号を増幅する第2の増幅
    手段と、該第2の増幅手段の出力を負荷に供給すると共
    に該第2の増幅手段と負荷との整合状態に応じた進行波
    電圧または反射波電圧を出力する検出手段と、該検出手
    段から出力された進行波電圧または反射波電圧を第1の
    増幅手段に供給する第1のALC手段と、該第1のAL
    C手段の出力を入力とし該入力された電圧と所定の基準
    電圧とを比較する第2のALC手段とを備え、該第2の
    ALC手段の比較結果に応じて前記第2の増幅手段を制
    御するように構成したことを特徴とするALC回路。
JP10443189U 1989-09-07 1989-09-07 Alc回路 Expired - Lifetime JPH0611663Y2 (ja)

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JPH0344937U JPH0344937U (ja) 1991-04-25
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