JP2832596B2 - 複合シート - Google Patents

複合シート

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献三 蓮沼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックなどの物
品の接着に幅広く使用できる接着剤組成物、特に金属箔
(アルミニウム、銅、ステンレスなど)とプラスチック
フィルム(ポリエチレンテレフタレート、ポリナフタレ
ンテレフタレートなど)との接着に好適に使用される接
着剤組成物を用いて接着した複合シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】金属箔/ポリエチレンテレフタレート接
着フィルムを電波シールド用として用いる場合、リード
線との接続、その他の理由で金属箔の1部を切り取った
り、また逆にポリエチレンテレフタレートフィルムの1
部を切り取ったりする場合がある。金属箔を除去する場
合には、薬品液による溶解除去、即ちエッチングが普通
用いられているが、エッチングには時間や手間がかか
り、また廃液処理の問題もあるので、簡単に金属箔に切
目を入れて、はぎ取る方法も行われている。しかしなが
ら、金属箔をはぎ取る方法によると、金属箔が切目に
沿ってきれいに、しかも軽くはがれなけれはならない
が、一般には金属箔とフィルムとの間の接着強度が強す
ぎてきれいにはがれない場合が多い。一方、きれいには
がれる場合は、金属箔の接着強度が低すぎて製品となっ
た場合にも金属箔がはがれやすいという問題が生じる。
金属箔とフィルムとの接着に粘接着剤を用いれば、硬
化(主として加熱による)前は接着強度が低く、金属箔
のはぎ取りが容易であり、その後硬化すれば接着強度が
上昇して金属箔がはがれるような事故はなくなるもの
の、金属箔をはぎ取った直後は硬化前の粘接着剤がフィ
ルム上に露出しているので、フィルムを積み重ねるとフ
ィルム同志がくっついてしまい、作業がスムースに実行
できないという問題がある。さらに、粘接着剤を使用
すると、粘接着剤は室温で放置しておいても硬化反応が
進行するものが多く、時間が経過すると金属箔のはぎ取
りが困難となるという問題がある。
【0003】一方、金属箔/ポリエチレンテレフタレー
ト接着フィルムからポリエチレンテレフタレートフィル
ムをはぎ取りる場合にも上記及びのような問題があ
る。尚、ポリエチレンテレフタレート(以後PETと略
称)フィルム用接着剤としては、一般的に変性飽和ポリ
エステル樹脂が用いられ、金属箔/PETフィルムの接
着でも良好な成績を示している。しかし、接着強度が強
すぎて金属箔のはぎ取りが困難である。接着力の弱い塩
酢ビ樹脂、ブチラール樹脂などを使用すれば、金属箔の
はぎ取りは容易であるが製品とした場合、金属箔がはが
れる故障がおこりやすい。
【0004】
【発明が解決すべき課題】従って、本発明は、複数のフ
ィルムを常温又は低温で加圧して一時的に接着し、例え
ば不用部分を切り剥がした場合に、不用部分が剥離しや
すく、かつ剥離した部分の上に、別のフィルムを重ねて
も両者が接着しにくく、又、高温に加熱することによっ
て硬化して優れた接着強度が得られるといった特性を有
する接着剤組成物で接着した複合シートを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複合シートを
接着する接着剤組成物を構成する成分として、特定のポ
リエステル樹脂又はポリウレタン樹脂/エポキシ樹脂/
潜在性エポキシ樹脂硬化剤/硬化促進剤の組み合わせを
用いると上記課題を効率よく解決できるとの知見により
なされたのである。すなわち、本発明は、金属シートと
プラスチックシートとを、(a)結晶性ポリエステル樹
脂またはポリウレタン樹脂、(b)エポキシ樹脂、
(c)潜在性エポキシ硬化剤及び(d)硬化促進剤を有
機溶剤に溶解又は分散してなる接着剤組成物を介して重
合わせてなる複合シートを提供する。また、本発明は、
プラスチックシートとプラスチックシートとを、(a)
結晶性ポリエステル樹脂またはポリウレタン樹脂、
(b)エポキシ樹脂、(c)潜在性エポキシ硬化剤及び
(d)硬化促進剤を有機溶剤に溶解又は分散してなる接
着剤組成物を介して重合わせてなる複合シートを提供す
る。上記複合シートを接着するための接着剤としては、
(a)結晶性ポリエステル樹脂またはポリウレタン樹
脂、(b)エポキシ樹脂、(c)潜在性エポキシ硬化剤
及び(d)硬化促進剤を有機溶剤に溶解又は分散してな
る接着剤組成物である。本発明では、成分(a)〜
(d)の比率は任意とすることができるが、成分(a)
を30〜90重量部、成分(b)を5〜60重量部、成
分(c)を1〜20重量部及び成分(d)を0.01〜5
重量部含有するのが好ましい。又、これらを有機溶剤
に、所望の粘度となるように溶解又は分散して使用す
る。通常、固形分濃度が10〜50重量%となるように
溶媒を用いるのがよい。上記接着剤に用いられる(a)
成分の結晶性ポリエステル樹脂としてはTg0℃以下で比
較的結晶化速度の大な変性ポリブチレンテレフタレート
系の樹脂が好適である。このような樹脂は、バイロンG
M−900及びバイロン30P〔東洋紡(株)製〕など
として市販されている。又、(a)成分の変性ポリウレ
タン樹脂としては、商品名 デスモコール510及び5
00〔住友バイエル・ウレタン(株)製〕などの市販の
樹脂を使用できる。(b)成分のエポキシ樹脂として
は、ウレタン樹脂とビスフェノールA型エポキシとを結
合させたウレタン化エポキシ樹脂が好適であり、これの
添加により初期接着強度の低下が可能となる。このよう
な樹脂は、商品名 アデカレジンEPU−73及びEP
U−6A〔旭電化(株)製〕などとして市販されてい
る。又、ビスフェノールF型エポキシ樹脂(商品名 エ
ピコート807、油化シェルエポキシ(株)製)やビス
フェノール型エポキシ樹脂〔エピコートYX400 油
化シェルエポキシ(株)〕も使用することができる。
【0006】(c)成分の潜在性エポキシ硬化剤として
は、ブロックポリイソシアネート、マイクロカプセル硬
化剤が有好である。酸無水物、ジシアンジアミド等硬化
温度の高いものでも経時変化が認められるので余り好適
とは云えない。潜在性硬化剤の添加により、加熱時の接
着強度が向上する。このような硬化剤は、フェノールブ
ロックポリイソシアネート(商品名 デスモジュールC
TステーブルやAPステーブル、住友バイエル・ウレタ
ン(株)製)及びノバキュアHS3721(日産化学
(株)製)などとして市販されている。(d)成分の硬
化促進剤としては、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル
錫ジオクテートの如き有機錫や金属石鹸などの金属系硬
化促進剤が好適であり初期接着強度の低下に卓効あり、
しかも加熱後の接着強度は低下しない。また、接着剤皮
膜のブロッキング性防止にも役立つ。このような硬化促
進剤は、ニッカオクチック錫(日本化学産業(株)製)
などとして市販されている。又、有機溶媒としては、ジ
オキサン、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル
やトリクロロエチレンなどを使用することができる。以
上の成分の他シリカ等フィラーの添加(ブロッキング防
止)、ポリエチエマルションの添加(ブロッキング防
止)、界面活性剤の添加(帯電防止及びブロッキング防
止)も場合によって有効である。
【0007】本発明の複合シートは、上記接着剤組成物
を用いて接着されている。本発明の複合シートは、
(イ)金属シートとプラスチックシートとを、上記接着
剤組成物を介して重合わせてなる複合シート、(ロ)プ
ラスチックシートとプラスチックシートとを、上記接着
剤組成物を介して重合わせてなる複合シート及び(ハ)
金属シートとプラスチックシートのラミネート品中のプ
ラスチックシートと別のプラスチックシートとを、上記
接着剤組成物を介して重合わせてなる複合シートであ
る。ここで、金属シートとしては、アルミニウム箔、銅
箔、鉄や鋼などの箔があげられる。厚みは任意とするこ
とができるが、20〜100μm程度が好ましい。又、
プラスチックシートとしては、ポリエステル樹脂、ポリ
塩化ビニル樹脂、ナイロン樹脂製のシートがあげられ
る。又、各種FRPのような積層板も使用できる。この
ような電気絶縁性を有するプラスチックシートを用いる
と、上記(イ)と(ハ)の複合シートは、電磁波遮蔽用
シートとして好適に使用することができる。尚、プラス
チックシートの厚みも任意とすることができるが、50
μm〜1mm程度とするのがよい。又、複数のシートを接
着させるのに用いる接着剤組成物の塗布量も任意とする
ことができるが、乾燥厚みとして5〜50μm程度とす
るのがよい。
【0008】次に、金属箔とポリエステル(PET)フ
ィルムとの複合フィルムを例として、本発明の複合フィ
ルム(シート)の製造方法を説明する。 1) 成分(a)〜(d)及びその他の成分を有機溶剤
に溶解、または分散して接着剤溶液を作成する。 2) PETフィルム又は金属箔の片側表面に接着剤溶
液を塗布し、乾燥して接着剤付フィルム又金属箔を作成
する。 3) 接着剤付フィルム、または金属箔を、接着剤を塗
布していない金属箔またはPETフィルムと10〜20
°C位の温度でラミネートして一時的に両者を接着さ
せ、このようにして本発明の複合フィルムを得る。 4) 本発明では、さらに、該複合フィルムのPETフ
ィルム又は金属箔の不用部分にナイフなどで切り込みを
入れて、剥がしとる。本発明では、特定の接着剤組成物
を使用しているので、剥がし取りを容易に行うことがで
きる。又、この状態で、複数の複合フィルムを重合わせ
てもこれらが接着することがない。 5) 次に、例えば60〜120°Cに加熱して、接着
剤組成物を硬化させPETフィルムと金属箔とを完全に
接着させる。このようにして製造された複合フィルム
は、電波及び電磁波シールド用として、又プリント基板
用などとして幅広く使用することができる。さらに、プ
ラスチック成型物へ金属箔の接着、プラスチック同士の
接着にも有用である。
【0009】
【発明の効果】本発明の複合シートは、複数のシートを
常温又は低温で加圧して一時的に接着し、例えば不用部
分を切り剥がした場合に、不用部分が剥離しやすく、か
つ剥離した部分の上に、別のフィルムを重ねても両者が
接着しにくく、又、高温に加熱することによって硬化し
て優れた接着強度が得られる。又、本発明の金属とプラ
スチックシートとの複合シート及びプラスチックシート
とプラスチックシートとの複合シートは、不用部分を切
り剥がして使用するのに、極めて好適である。又、室温
で数カ月経時後も上記性能は殆ど変化せず、安定性にも
優れたものである。次に実施例により本発明を説明す
る。
【0010】
【実施例】
実施例1 ポリブチレンテレフタレート系樹脂(商品名 バイロン
GM−900、東洋紡(株)製)80重量部、ウレタン
化エポキシ樹脂(商品名 アデカレジンEPU−73、
旭電化(株)製)20重量部、フェノールブロックポリ
イソシアネート(商品名 デスモジュールCTステーブ
ル、住友バイエル・ウレタン(株)製)10重量部、ジ
ブチル錫ジラウレート0.2重量部をジオキサン330重
量部に溶解、固型分25%の接着剤溶液を作成した。こ
の接着剤溶液を厚さ100μm のポリエステルフィルム
(東レ(株)ルミラー100T−今後PETフィルムと
略称)に乾燥膜厚約15μm になるように塗布乾燥後、
厚さ30μm のアルミニウム箔(東洋アルミニウム
(株)製、アルミ箔3EC−III )をラミネーターを用
いて(ラミネート条件:室温×14kg/cm 2 ×2m/mi
n )圧着して2層フィルムを得た。このアルミニウム箔
/PET接着フィルムのアルミニウム箔にカッターで切
目を入れ、アルミニウム箔を部分的にはいだところ、軽
くきれいにはがす事ができた。又、このフィルムは3カ
月経時後も同様の性能を示した。 実施例2 実施例1と同じ接着剤を、アルミニウム箔(厚み30μ
m )/PETフィルム(12μm )積層フィルムのPE
Tフィルム側に塗布し(乾燥膜厚約15μm )、100
μm PETフィルムとラミネートして(ラミネート条件
は実施例1と同じ)、3層フィルムを形成した。この接
着3層フィルムのアルミニウム/PET積層フィルム側
の一部にカッターで切目を入れ、アルミニウム/PET
積層フィルムをはいだところ、きれいにはがすことがで
き、はがれた100μm PET側には接着剤皮膜は残ら
なかった。従って、アルミニウム/PET積層フィルム
を部分的にはがしたこの3層フィルムは、積み重ねるて
もはがれた部分に接着剤皮膜が残っていないので、その
部分でブロッキングの問題が起らず好都合である。
【0011】実施例3 実施例1と同じ接着剤を、100μm 厚のPETフィル
ムに塗布(乾燥膜厚約20μm )し、次いで35μm の
電解銅箔(三井金属鉱業(株)3ECIII )とラミネー
トした(ラミネート条件は実施例1と同じ)。この接着
フィルムのPETフィルム側にカッターで切目を入れP
ETフィルムをはいだところ、軽くきれいにはがすこと
ができた。 実施例4 ポリエチレンワックスエマルション(商品名 STR耐
摩添加剤、大日精化製)2重量部を添加した以外は実施
例1と同じ接着剤を用いた。これを実施例1と同様に厚
みが100μm のPETフィルムに塗布し、厚みが30
μmのアルミニウム箔とラミネートした後の未加熱品及
び加熱品のはくり強度を測定した。未加熱品は、アルミ
ニウム箔に切目を入れると、アルミニウム箔は軽くきれ
いにはくりでき、接着剤はPETフィルム側に残るもの
の、これらを積み重ねてもブロッキングすることはなか
った。 実施例5 ポリウレタン系樹脂(商品名 デスモコール510、住
友バイエル・ウレタン(株)製)80重量部、ウレタン
化エポキシ樹脂EPU73 20重量部、フェノールブ
ロックポリイソシアネート10重量部及びジブチル錫ジ
オクテート0.2重量部を、トルエン160重量部とメチ
ルエチルケトン160重量部の混合溶剤に溶解し、この
接着剤溶液を35μm のアルミニウム箔に塗布(乾燥膜
厚約15μm )乾燥後、100μm のPETフィルム
(ルミラー100T)と室温でラミネートした。アルミ
ニウム箔/接着剤皮膜の一部にカッターで切目を入れ、
アルミニウム箔をはがしたところ、軽くきれいにはげ接
着剤皮膜はPET面に残らなかった。
【0012】実施例6 ポリブチレンテレフタレート系樹脂(バイロンGM─9
00)100重量部、ビスフェノールF型エポキシ樹脂
(商品名 エピコート807、油化シェルエポキシ
(株)製)10重量部、フェノールブロックポリイソシ
アネート(デスモジュールCTステーブル)5重量部及
び弗素系界面活性剤(商品名 フロラードFC430
住友スリーエム(株)製)0.1重量部をジオキサン40
0部に溶解して接着剤とし、実施例1と同様にPETフ
ィルムに塗布し、次いでアルミニウム箔とラミネートし
た。 比較例1 実施例1の接着剤からジブチル錫ジラウレートを除いた
処方の接着剤を作り、実施例1と同様にしてアルミニウ
ム/PETフィルムラミネート品を製造した。アルミ箔
上の一部に切目を入れてはがしたが、はくりが重くまた
アルミ箔を取去ったPETフィルム側に残った接着剤は
ブロッキング性が強く積み重ねることができなかった。
【0013】比較例2 実施例5の接着剤から、ウレタン化エポキシ樹脂及びブ
ロックポリイソシアネートを除去した接着剤、即ち、デ
スモコール510にジブチル錫ジオクテートのみを添加
した接着剤を用いた場合には、未加熱品及び加熱品(1
20℃×10分間)ともはくり強度が低すぎた。次に実
施例及び比較例の未加熱品及び加熱品のはくり強度を表
−1に示す。尚、はくり強度は、室温ラミネート品及び
これを乾燥器中で120℃×10分加熱した接着片から
幅25mmのサンプルを切出し、90°及び180°はく
り強度(g/25mm) をクロスヘットスピード 200nm/min
で測定した(JIS C−6471準拠)。尚、実施例
2のみラミネート品の加熱は100℃の熱ラミネートに
より行った。
【0014】
【表1】 表−1 はくり角度 実施例1 2 3 4 5 6 未加熱品 90° 170 250 230 180 50 320 未加熱品 180° 300 200 350 280 100 460 加熱品 90° 1200 1000 1600 750 1000 900 加熱品 180° 1700 1100 2200 900 1300 1100
【0015】
【表2】 表−1(続き) 尚、実施例1〜6のラミネート品は未加熱品、加熱品と
もに、室温100日経時後もはくり強度は殆ど変化せず
安定しており、未加熱品は経時後でも加熱により大幅に
はくり強度が向上し、本発明の目的に合致する良好な性
能を示した。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 27/00 C09J 163/00 - 163/10 C09J 167/00 - 167/08 C09J 175/00 - 175/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属シートとプラスチックシートとを、
    (a)結晶性ポリエステル樹脂またはポリウレタン樹
    脂、(b)エポキシ樹脂、(c)潜在性エポキシ硬化剤
    及び(d)硬化促進剤を有機溶剤に溶解又は分散してな
    る接着剤組成物を介して重合わせてなる複合シート。
  2. 【請求項2】 プラスチックシートとプラスチックシー
    トとを、(a)結晶性ポリエステル樹脂またはポリウレ
    タン樹脂、(b)エポキシ樹脂、(c)潜在性エポキシ
    硬化剤及び(d)硬化促進剤を有機溶剤に溶解又は分散
    してなる接着剤組成物を介して重合わせてなる複合シー
    ト。
  3. 【請求項3】 一方のプラスチックシートが、金属シー
    トとプラスチックシートのラミネート品である請求項2
    記載の複合シート。
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