JP2831978B2 - 走行模型体 - Google Patents

走行模型体

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JP2831978B2
JP2831978B2 JP8239566A JP23956696A JP2831978B2 JP 2831978 B2 JP2831978 B2 JP 2831978B2 JP 8239566 A JP8239566 A JP 8239566A JP 23956696 A JP23956696 A JP 23956696A JP 2831978 B2 JP2831978 B2 JP 2831978B2
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H18/00Highways or trackways for toys; Propulsion by special interaction between vehicle and track
    • A63H18/14Drives arranged in the track, e.g. endless conveying means, magnets, driving-discs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F9/00Games not otherwise provided for
    • A63F9/14Racing games, traffic games, or obstacle games characterised by figures moved by action of the players
    • A63F9/143Racing games, traffic games, or obstacle games characterised by figures moved by action of the players electric
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H11/00Self-movable toy figures
    • A63H11/10Figure toys with single- or multiple-axle undercarriages, by which the figures perform a realistic running motion when the toy is moving over the floor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走行模型体に関し、
更に詳細には例えば競馬、競輪、陸上競技、自動車レー
ス、オートバイレース等の競争をゲーム盤上で再現する
競争ゲームに使用する走行模型体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、競走馬、自転車、陸上選手、自動
車、オートバイ等を模した同種複数の移動体を、コンピ
ュータ制御の基に、ゲーム盤上に設定されたレースコー
ス上を走行させてその順位を争わせ、その順位に関して
点数やメダルを投票させることにより遊技を提供する競
争ゲーム装置は、よく知られている。
【0003】このような競争ゲームには、現実に興行さ
れている競馬等により近似した走行模型体が使用され
る。このような目的で使用される従来の走行模型体は、
例えば実開平1−152698号公報及び実用新案登録
第3009057号等に開示されている。これらの従来
の走行模型体は、いずれも競走馬及び騎手を模した模型
馬装置であり、競馬ゲーム装置に適用される。
【0004】前述した従来の走行模型体も、プレーヤー
に臨場感を与えるためにできるだけ実際の競争馬に模し
たものとするように前脚及び後脚がそれぞれ揺動するよ
うに構成されている。この点を更に詳細に説明すると、
実開平1ー152698号公報に記載された走行模型体
では、フィールドを走行する台車上に馬を模した模型体
が支持され、この馬模型が台車の車軸にクランクを介し
て連結されることで模型体及びその脚が揺動するように
構成されていた。
【0005】また、実用新案登録第3009057号に
開示されている4脚走行体の考案は、同様にフィールド
を走行する移動体上に支柱を介して馬模型体が支持さ
れ、移動体の車軸の回転が支柱内の回転軸の回転に変換
され、更に車軸に平行な軸の回転に変換されて偏心カム
が回転し、脚がこのカムに従動することで揺動するよう
に構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の走行模型体は、それぞれ次のような問題点があ
った。すなわち、前者の公知技術に係る走行模型体で
は、台車上に枢着支持された馬模型を台車の車軸にクラ
ンクと揺動腕により連結し、これにより台車の走行に応
じて馬模型を揺動し、更にはこの馬模型の揺動を利用し
て脚部も揺動させるようになっていた。
【0007】そのため、この走行模型がフィールドを走
行中に、クランクの回転やこれに連結された揺動腕の揺
動が遊技者の目に入る。その結果、馬模型が機械的に動
かされているということが一目して明らかであることか
ら現実に興行されている競馬等に近似した走行模型体と
いう観点からは遊技者の目から見て、著しく異なってい
るという印象を与えると共に見栄えも悪いという問題が
あった。
【0008】更に、後者の公知技術に係る4脚走行体で
は、フィールドを走行する移動体の車軸の回転を支柱内
の回転軸にギヤを使って伝達し、更にこの回転軸の回転
をウォーム及びヘリカルギヤを介して主軸の回転に変換
するようにされている。このようにギヤを多用して車軸
の回転を所定の箇所に伝達する場合、4脚走行体の移動
速度に対応したスムーズな模型体各部の動きを実現する
ために車軸の回転を適正な減速比で減速することが必要
である。
【0009】この減速比の設定は、各歯車の大きさ並び
に組み合わせ方によるのであるが、4脚走行体の大きさ
から生じるスペース上の制限もあって、非常に難しいと
いう問題があった。更に、この4脚走行体では、移動体
上に支持された馬模型の脚部を構成する上肢部の動きに
応じて下肢部も上肢部に相対して動くように構成されて
いるが、その機構は部品が多く且つ非常に複雑であり、
そのためその組立は容易ではなく、生産性の観点からも
問題があった。
【0010】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、フィールドを走行する際
に基台に設けられた車輪の回転を派手な動きを伴わずに
模型本体の各可動機素部に伝達するようにすることで実
際の興行に近似させると共に見栄えもよくし、更に各可
動機素部を動かす機構をできるだけシンプルにして部品
点数を減少させ、これより組立性を向上させると共に生
産性の向上を図る走行模型体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は走行模型体であ
り、前述した技術的課題を解決するために以下のように
構成されている。すなわち、本発明は、フィールド面を
走行可能な走行模型体において、前記フィールド面上を
走行する車輪を備える基台と、この基台に支持された模
型本体とから構成され、この模型本体が、独立して動く
可動機素部及び前記車輪の回転運動を前記可動機素部に
伝達して駆動する動力伝達手段を備え、前記動力伝達手
段が、前記車輪の回転を前記模型本体の固定フレームに
回転可能に支持された回転軸に伝達するエンドレスベル
トを備えると共に前記車輪から前記回転軸に伝達された
回転を動力として前記可動機素部を動かすようにしたこ
とを特徴とする。
【0012】このような本発明の走行模型体において、
模型本体がいかなる形態のものかは特に限定されるもの
ではなく、例えば競走馬、自転車、陸上選手、自動車、
オートバイ等を模した形態とすることができる。
【0013】<本発明における具体的構成>本発明の走
行模型体は、前述した必須の構成要素からなるが、その
構成要素が具体的に以下のような場合であっても成立す
る。その具体的構成要素とは、前記動力伝達手段が前記
エンドレスベルトの他に更に前記回転軸に間隔をあけて
取り付けられた少なくとも1つの偏心カム円板を備え、
この偏心カム円板は、一端が枢着され且つ他端に弧状の
揺動伝達部が形成されたセクター板を揺動させるように
接触し、前記セクター板の揺動運動により前記各可動機
素部に伝達して作動させるようにしたことを特徴とす
る。
【0014】この場合、模型本体が例えば馬のような動
物を模した形態とされる時、前記各可動機素部が、少な
くとも前脚部及び後脚部から構成され、前記走行模型体
が前記前脚部及び後脚部を構成する上肢部及びこの上肢
部の下端に枢着された下肢部をそれぞれ動かす脚部作動
手段を備え、この脚部作動手段が、前記上肢部の上端に
連結され、所定の角度範囲を往復回動する回動体と、前
記下肢部の上端に接続された下肢作動リンク部と、前記
下肢作動リンク部の上端と前記模型本体の前記固定フレ
ームとを作動的に連結する連結部とから構成され、前記
回動体を前記動力伝達手段により伝達された動力で回転
するようにすることが好ましい。
【0015】更に、前記下肢作動リンク部の上端と前記
模型本体の前記固定フレームとを作動的に連結する連結
部は、前記下肢作動リンク部に形成されたスロットと、
前記固定フレームに取り付けられ、前記スロットに挿入
されるピンとから構成することができ、その場合前記ピ
ンは前記上肢部の回動中心点から外れた位置に設けるこ
とが必要である。
【0016】各セクター板の揺動伝達部としては、多数
の歯をラック状に形成して構成することができ、その場
合には回動体の外周面にリングギヤを形成し、このリン
グギヤとセクター板の他端に形成されたラックとをかみ
合わせることにより、セクタ板の揺動運動を回動体に伝
達することができる。また、このような揺動伝達部とし
ては、回動体外周面と摩擦接触をする摩擦接合面、或い
は回動体に設けたピン等に係合する溝部などとすること
もできる。
【0017】本発明の走行模型体によると、車輪を連結
している車軸の回転は、固定フレームに支持された回転
軸をエンドレスベルトにより回転させ、これにより偏心
カム円板が偏心回転し、セクター板が揺動する。セクタ
ー板が揺動すると、その他端に形成されている揺動伝達
部によって脚部作動手段である回転体に伝達され、この
回転体が往復回動する。
【0018】回転体が往復回動すると、この回転体に一
体的に形成された例えば前脚部及び後脚部における上肢
部が揺動する。上肢部の揺動により、その下端即ち下肢
部との枢着部は回転体の回転軸線を中心をとする円弧上
を往復動することになる。しかし、下肢部と一体に連結
している下肢作動リンク部の上端部は、当該上端部に形
成されたスロットに、固定フレームの側板に固着された
ピンが嵌合しているため、上肢部との枢着部の回動に伴
ってピンのスロット内縁部に対する接触により上肢部に
相対して回動させられることになる。
【0019】その結果、下肢部は、下肢作動リンク部の
前述した上肢部に相対する回動により、同様に相対的に
回動して、あたかも実際の馬のように脚部の関節が屈曲
することになり、実際の馬に近似した挙動を取らせるこ
とができるのである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の走行模型体を図に
示される実施形態について更に詳細に説明する。図1に
は本発明の一実施形態に係る走行模型体10が示されて
いる。このような走行模型体10は図2に示されるよう
な競馬ゲーム装置Gに適用される。
【0021】この競馬ゲーム装置Gは、当該競馬ゲーム
装置Gの中心を占め且つ上面にフィールド1が形成され
ているテーブル状のゲーム装置本体3を含み、このゲー
ム装置本体3の周囲にはゲーム参加台2がゲーム装置本
体3の各長辺に沿ってそれぞれ4つ、また一方の短辺に
沿って2つ配置されて概略構成されている。
【0022】走行模型体10は、ゲーム装置本体3の上
面に形成されたフィールド1を走行するもので、車軸
(図示せず)により連結された2つの車輪12を両側に
備える基台11と、この基台11の上部中央に立設した
支持柱13により支持された模型本体14とから構成さ
れている。この模型本体14は、馬を模して作られてい
るが、説明の便宜上、馬の外観部となる周囲カバーや装
飾部などをすべて取り外した状態で示されている。
【0023】この模型本体14は固定フレーム15を備
えている。図3には、この固定フレーム15が示されて
おり、この固定フレーム15は、間隔をあけて配置され
た2枚の側板15a、15b(図1では手前の側板15
aは中間部を破断して示されている)と、これら側板1
5a、15bの下縁部から一体的に下方へ垂下すると共
に相互に適所で接続された取付け柱15cとから主に構
成され、この取付け柱15cが基台11の支持柱13に
連結されている。
【0024】間隔をあけて配置された2枚の側板15
a、15bには、図3に示されるようにその長手方向中
間部に軸取付け穴16が形成され、その軸取付け穴16
の両側位置にも軸取付け穴17が形成されている。更
に、各側板15a、15bの図3で見て左右の端部(左
側端部を前端部、右側端部を後端部と称する)には軸取
り出し穴18が形成されている。また、各側板15a、
15bの前後両端には腕部15dが斜め下方に一体的に
張り出して形成され、各腕部15dの先端部にはピン1
9が固着されている。
【0025】このように構成された固定フレーム15に
おける側板15a、15bの間には、1本の回転軸20
がこの間隔を横断するように配置され、その各端部は前
述した軸取付け穴16に回転可能に支持されている。こ
の回転軸20の軸方向中間部にはプーリー(図示せず)
が固着され、このプーリーと基台11に支持された車軸
に取り付けられたプーリー(図示せず)とにエンドレス
ベルト21が掛けられ、これにより車軸の回転を回転軸
20に伝達するようになっている。
【0026】固定フレーム15を構成する側板15a、
15b間には、回転軸20に取り付けられたプーリーを
挟んでその両側に2枚づつ、全部で4枚のセクター板2
2が並列に配置されている。各セクター板22は、図4
にその1つが代表して示されているように、全体として
矩形状をした薄板で形成され、その長手方向一端部には
取付け軸を挿通させるための穴22aが形成されてい
る。
【0027】また、セクター板22の他端における端縁
部にはラック部22bが前述した穴22aを中心とした
円弧状に形成されている。そして、各セクター板22の
中央部には比較的に大きな開口部22cが形成され、ま
たこの開口部22cとラック部22bとの間には縦方向
に伸長し且つ前述した穴22aを中心とする弧状のスロ
ット22dが形成されている。
【0028】これら4枚のセクター板22は、エンドレ
スベルト21により車軸から回転軸20に伝達された回
転を利用して馬を模した模型本体14の可動機素部であ
る前脚部28及び後脚部29を動かすのに使用される。
その具体的な構成として、2枚のセクター板22は図1
で見て弧状のラック部22bが左側(馬模型本体14の
前側)に向くように配置され、また他の2枚のセクター
板22はそれとは逆方向にむくように配置されている。
【0029】このように2枚づつ逆方向に向けて配置さ
れた各セクター板22は、同方向に配置された各セクタ
ー板22のそれぞれ一端に形成された穴22aに支持軸
23を挿通して揺動可能に支持され、この各支持軸23
は、それぞれその両端を側板15a、15bに形成され
た軸取付け穴17に挿入して固定されている。
【0030】その際、同方向に向いた各セクター板22
の揺動中心軸として機能する各支持軸23は、逆方向に
向いた2枚のセクター板22の縦方向スロット22d内
を通過して当該セクター板22を横断するようにされて
おり、自身の揺動中心軸ではない支持軸23によりセク
ター板22の揺動運動が邪魔されないようにされてい
る。
【0031】このように4枚のセクター板22が2つの
側板15a、15b間に並列して配置される時、これら
セクター板22に形成された開口部22cはほぼ整合す
る。換言すれば、各セクター板22の開口部22cは上
述したような配置状態の時、ほぼ整合するようにその形
成位置が設計されている。そして、この開口部22c内
を前述した回転軸20が通過している。
【0032】各セクター板22の開口部22cを通過す
る回転軸20には、これら開口部22cに嵌合する位置
で偏心カム円板24がそれぞれ位相を変えて取付けられ
ている。これにより、回転軸20が回転すると、各偏心
カム円板24が偏心回転して各セクター板22をその一
端の支持軸23を中心として揺動させることになる。こ
のように、基台11に設けられた車輪12の回転を回転
軸20に伝達するエンドレスベルト21と、この回転軸
20の回転により揺動させられるセクター板22と、こ
れを揺動させる偏心カム円板24とが動力伝達手段を構
成している。
【0033】固定フレーム15の各側板15a、15b
における前端部及び後端部には、脚部作動手段が設けら
れており、この脚部作動手段は前述した動力伝達手段を
介して伝達される車輪12の回転力を受けて作動させら
れる。この脚部作動手段は、固定フレーム15の各側板
15a、15bにおける前端部及び後端部の内側にそれ
ぞれ配置された回転体である歯車25(図3を参照)を
含む。
【0034】これら4つの歯車25は各セクター板22
の他端に形成された弧状のラック部22bと噛み合って
いる。各歯車25は、その一側面の回転中心位置から突
出する短軸26を備え、この短軸26は固定フレーム1
5の各側板15a、15bにおける前端部及び後端部に
形成された軸取り出し穴18を通過して側板15a、1
5bの外側に突出し、この側板の外側に配置された円板
27の中心部に固着されている。
【0035】従って、揺動するセクター板22によって
歯車25が往復回動させられると、側板15a、15b
の前後両端部外側に配置された各円板27も一体に往復
回動運動をすることになる。各円板27には、模型本体
14の可動機素部を構成する前脚部28及び後脚部29
のための上肢部28a、29aがその周縁部の一部から
張り出すように一体的に設けられている。
【0036】また、この円板27には、側板15a、1
5bの前端部及び後端部に形成された腕部15dの先端
部に設けられたピン19を突出させるための弧状のスロ
ット30が形成されている。このスロット30は、円板
27における往復回動運動の大きさに対応した長さに設
定され、その結果、円板27の往復回動運動は、このピ
ン19により阻害されることはない。
【0037】前脚部28及び後脚部29の一部を構成す
る下肢部28b、29bは、その下端部が馬のひずめに
相当し、その上端部は上肢部28a、29aとの関節と
して上肢部下端に枢軸28c、29cにより枢着されて
いる。この下肢部28b、29bの上端部には下肢作動
リンク部31の下端が下肢部28b、29bと所定の角
度をなして枢軸28c、29cに取り付けられている。
【0038】すなわち、下肢部28b、29bと下肢作
動リンク部31とは枢軸28c、29cにより一体的に
連結されており、従ってこれら下肢部28b、29bと
下肢作動リンク部31は上肢部28a、29aに対して
一体に回動可能である。この下肢作動リンク部31の上
端部には、側板15a、15bの前後両端部に形成され
た腕部15dのピン19が入る幅のスロット31aがそ
の長手方向に沿って形成されている。
【0039】前述した固定フレーム15の前端部には、
馬の頭部を支持するための取付け体32が固定されてい
る。馬に模した模型本体14を構成する馬頭部33の下
端にはC形のフック部34が設けられており、このフッ
ク部34を取付け体32の上端部に設けられた支持軸3
5に圧入嵌合することにより枢動自在に取り付けられて
いる。
【0040】更に、この馬頭部33の下端には、アーム
部材36が取り付けられており、このアーム部材36の
下端部上面側には、1つのセクター板22の上縁部に取
り付けられ且つ上方に立ち上がったレバー部37の先端
部が摺接している。これにより、馬頭部33は、セクタ
ー板22の揺動運動によるレバー部37の前方への傾倒
の度にアーム部材36の下端部を前方に押し込み、その
結果支持軸35を中心として時計方向に回動して起立状
態とされる。
【0041】なお、馬頭部33の重心は、支持軸35の
前方に位置するように制作されているため、レバー部3
7の揺動によりアーム部材36への押し込みが解除され
ると、馬頭部33はその重心により反時計方向に回動し
て前傾状態となる。これにより、馬頭部33も、セクタ
ー板22の揺動に伴って、前後に揺動することになる。
【0042】次に、この実施形態に係る走行模型体10
の動作について説明する。競馬ゲーム装置本体3におけ
るフィールド1の下面に沿って移動する磁石(図示せ
ず)による吸引力によって走行模型体10はフィールド
1上を動かされ、これにより基台11に設けられた車輪
12が回転する。2つの車輪12を連結している車軸の
回転は、エンドレスベルト21により固定フレーム15
に支持された回転軸20を回転させる。
【0043】この回転軸20の回転によりこれに取り付
けられた4つの偏心カム円板24が偏心回転し、これに
よりセクター板22がそれぞれの開口部22cに嵌合さ
れた偏心カム円板24の偏心回転に応じて揺動する。各
セクター板22が揺動すると、その他端に形成されてい
る弧状のラック部22bと噛み合っている歯車25が往
復回動される。
【0044】これにより、図5に示されるように、歯車
25と短軸26により連結されている円板27が一体に
往復回動し、その結果この円板27に一体的に形成され
た上肢部28a、29aが短軸26を中心として揺動す
る。上肢部28a、29aの揺動により、その下端即ち
下肢部28b、29bとの枢着部は短軸26を中心とす
る円弧上を往復動することになる。
【0045】しかし、下肢部28b、29bと枢軸28
c、29cにより一体に連結している下肢作動リンク部
31の上端部に形成されたスロット31aには、枢軸2
8c、29cの揺動運動中心である上肢部28b、29
bの回動中心から外れた位置で且つ固定フレーム15の
側板15a、15bに固着されているピン19が嵌合し
ているため、上肢部28a、29aとの枢着部の回動に
伴ってピン19のスロット31a内縁部に対する接触に
より下肢作動リンク部31はその枢軸28c、29cを
回転中心として上肢部28a、29aに相対して回動さ
せられることになる。
【0046】その結果、下肢部28b、29bは、下肢
作動リンク部31の前述した上肢部28a、28bに相
対する回動により、同様に相対的に回動して、あたかも
実際の馬のように脚部の関節が屈曲することになり、実
際の馬に近似した挙動を取らせることができるのであ
る。
【0047】また、上端部にレバー部37を備えるセク
ター板22の揺動運動により、当該レバー部37が前方
へ傾倒する度に馬頭部33の下端から伸長するアーム部
材36の下端部を前方に押し込んで馬頭部33を起立さ
せ、またこの押し込みが解除されると馬頭部33は前述
したようにその重心位置により前傾し、その結果、馬頭
部33は支持軸35を中心として揺動することになる。
【0048】このようにして本実施形態に係る走行模型
体10では、模型本体14を馬に模して形成した時、当
該走行模型体10の走行により脚部が揺動すると共に脚
部の上肢部と下肢部とを連結するしている関節も動き、
実際の馬のような挙動を再現させるようにして走行させ
ることができる。しかも、馬頭部33も脚部28、29
の動きの応じて前後に動くため、そのリアルさは一層顕
著なものとなる。
【0049】なお、本実施形態に係る走行模型体10に
おいて、前脚部28と後脚部29との動きのタイミング
や、前脚部28又は後脚部29におけるそれぞれ左右脚
部の動きのタイミングは、対応する各セクター板22を
揺動させるための4つの偏心カム円板24を回転軸20
に取り付ける時、その位相を適宜調整することにより自
由に設定することができる。
【0050】また、本実施形態に係る走行模型体10に
おいて、セクター板の揺動を回転体である歯車に伝達す
る手段として、ラック部と歯車との噛み合わせによった
が、このような揺動伝達手段は、回動体の外周面とセク
ター板の他端部とを摩擦接触させるようにするか、或い
は回動体又はセクター板のいずれか一方にピンを設け、
他方にこのピンを嵌合する溝部を設けることによっても
構成することもできる。
【0051】更に、前述した実施形態の走行模型体10
において、下肢部28b、29bを上肢部28a、29
aに相対して動かす下肢作動リンク部31は当該下肢部
28b、29bと別体に形成し、これらを枢軸28c、
29cにより一体的に連結したが、この下肢部と下肢作
動リンク部とを「く」の字形に一体形成し、これをその
屈曲位置で上肢部28a、29aの下端にピンにより枢
着するようにしてもよい。
【0052】更にまた、前述した実施形態の走行模型体
10では、模型本体14を馬に模して形成した場合につ
いて説明したが、本発明の走行模型体における模型本体
は、このような形態に限定されるものではなく、可動機
素部を備えて構成される例えば競走馬、自転車、陸上選
手、自動車、オートバイ等を模した形態とすることがで
きることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走行模型
体によれば、フィールドを走行する時車輪からの回転力
をエンドレスベルトを使って固定フレームに支持された
回転軸に伝達し、この回転軸の回転を動力として模型本
体の各可動機素部を作動させるようにしたことから、従
来のような歯車を多用した構造に比べて減速比設定上の
困難性がなく、しかもエンドレスベルトの場合その動き
が遊技者に簡単に分かり難く、そのため見栄えもよいと
いう効果を奏する。
【0054】また、本発明の走行模型体によれば、前脚
部及び後脚部の揺動に伴う上肢部及び下肢部の相対的な
動きを簡単な構成で行うようにしたことから、作動の信
頼性が向上するばかりではなく、部品点数の減少による
組立性の改善や製造コスト改善など生産性の向上をも図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る走行模型体を示す正
面図である。
【図2】図1に示される走行模型体を使用して競馬ゲー
ムを行う競馬ゲーム装置の一例を示す斜視図である。
【図3】図1に示される走行模型体を構成する固定フレ
ームを示す正面図である。
【図4】図1に示される走行模型体における動力伝達手
段であるセクター板を示す正面図である。
【図5】図1に示される走行模型体においてフィールド
を走行中の模型本体の挙動変化を示す正面図である。
【符号の説明】
10 走行模型体 11 基台 12 車輪 13 支持柱 14 模型本体 15 固定フレーム 15a 側板 15b 側板 15c 取付け柱 15d 腕部 16 軸取付け穴 17 軸取付け穴 18 軸取出し穴 19 ピン 20 回転軸 21 エンドレスベルト 22 セクター板 22a 穴 22b 弧状のラック部 22c 開口部 23 支持軸 24 偏心カム円板 25 歯車 26 短軸 27 円板 28 前脚部 28a 上肢部 28b 下肢部 28c 枢軸 29 後脚部 29a 上肢部 29b 下肢部 29c 枢軸 30 スロット 31 下肢作動リンク部 31a スロット 33 馬頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63H 13/02 A63F 9/14 A63H 11/12 A63H 31/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド面を走行可能な走行模型体に
    おいて、 前記フィールド面上を走行する車輪を備える基台と、こ
    の基台に支持された模型本体とから構成され、 この模型本体が、独立して動く可動機素部及び前記車輪
    の回転運動を前記可動機素部に伝達して駆動する動力伝
    達手段を備え、 前記動力伝達手段が、前記車輪の回転を前記模型本体の
    固定フレームに回転可能に支持された回転軸に伝達する
    エンドレスベルトと前記回転軸に取り付けられた少なく
    とも1つの偏心カム円板を備え、この偏心カム円板は、
    一端が枢着され且つ他端に弧状の揺動伝達部が形成され
    たセクター板を揺動させるように接触し、前記セクター
    板の揺動運動により前記各可動機素部に伝達して作動さ
    せるようにしたことを特徴とする走行模型体。
  2. 【請求項2】 前記模型本体が動物を模した形態とさ
    れ、前記各可動機素部が、少なくとも前脚部及び後脚部
    から構成され、前記走行模型体が前記前脚部及び後脚部
    を構成する上肢部及びこの上肢部の下端に枢着された下
    肢部をそれぞれ動かす脚部作動手段を備え、この脚部作
    動手段が、前記上肢部の上端に連結され、所定の角度範
    囲を往復回動する回動体と、前記下肢部の上端に接続さ
    れた下肢作動リンク部と、前記下肢作動リンク部の上端
    と前記模型本体の前記固定フレームとを作動的に連結す
    る連結部とから構成され、前記回動体を前記動力伝達手
    段により伝達された動力で回転するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の走行模型体。
  3. 【請求項3】 前記下肢作動リンク部の上端と前記模型
    本体の前記固定フレームとを作動的に連結する連結部
    が、前記下肢作動リンク部に形成されたスロットと、前
    記固定フレームに取り付けられ、前記スロットに挿入さ
    れるピンとから構成され、前記ピンが前記上肢部の回動
    中心点から外れた位置に設けられていることを特徴とす
    る請求項2に記載の走行模型体。
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