JP2831784B2 - カラー画像処理方法 - Google Patents
カラー画像処理方法Info
- Publication number
- JP2831784B2 JP2831784B2 JP2052651A JP5265190A JP2831784B2 JP 2831784 B2 JP2831784 B2 JP 2831784B2 JP 2052651 A JP2052651 A JP 2052651A JP 5265190 A JP5265190 A JP 5265190A JP 2831784 B2 JP2831784 B2 JP 2831784B2
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- Japan
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- color
- color image
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- Color Image Communication Systems (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、色処理を行うカラー画像処理方法に関する
ものである。
ものである。
従来のカラー印刷装置は、予め定められた色再現処理
を行うよう構成されており、色再現処理を簡略化して印
刷するためのその他の動作モードを有していなかった。
を行うよう構成されており、色再現処理を簡略化して印
刷するためのその他の動作モードを有していなかった。
しかしながら上記従来例では、予め定められた色再現
処理が複雑であるため、特にカラーイメージデータの処
理において、次のような欠点があった。
処理が複雑であるため、特にカラーイメージデータの処
理において、次のような欠点があった。
（１）複雑な処理の繰り返しのため、描画に時間がかか
る。
る。
（２）得られた描画の色調等が所望のものと一致しない
場合が多く、色の補正処理が必要となり、一度で所望の
描画結果が得られないことが多い。
場合が多く、色の補正処理が必要となり、一度で所望の
描画結果が得られないことが多い。
よって本発明の目的は、ユーザの指示に応じて、高精
度なカラー画像処理を行う第１のモードまたは高速にカ
ラー画像処理を行う第２のモードを行うことにより、ユ
ーザの用途に応じたカラー画像処理を行うことができる
ようにしたカラー画像処理方法を提供することにある。
度なカラー画像処理を行う第１のモードまたは高速にカ
ラー画像処理を行う第２のモードを行うことにより、ユ
ーザの用途に応じたカラー画像処理を行うことができる
ようにしたカラー画像処理方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るカラー画
像処理方法は、カラー画像情報に対して第１の色補正処
理を行う第１の工程と、該カラー画像情報に対して第２
の色補正処理を行う第２の工程と、色補正処理にかかる
モードを、マニュアル指示に基づき設定する設定工程と
を有するカラー画像処理方法であって、前記設定工程に
おいて、 ａ）第１のモードが設定された場合は、カラー画像情報
に対して前記第１の工程および第２の工程を順次行う処
理を、入力画像を構成するカラー画像情報に対して繰り
返し実行し、 ｂ）第２のモードが設定された場合は、カラー画像情報
に対して前記第２の工程を行わず簡略した色補正処理を
行う処理を、入力画像を構成するカラー画像情報に対し
て繰り返し実行することにより、第１のモードより高速
にカラー画像処理を実行するものである。
像処理方法は、カラー画像情報に対して第１の色補正処
理を行う第１の工程と、該カラー画像情報に対して第２
の色補正処理を行う第２の工程と、色補正処理にかかる
モードを、マニュアル指示に基づき設定する設定工程と
を有するカラー画像処理方法であって、前記設定工程に
おいて、 ａ）第１のモードが設定された場合は、カラー画像情報
に対して前記第１の工程および第２の工程を順次行う処
理を、入力画像を構成するカラー画像情報に対して繰り
返し実行し、 ｂ）第２のモードが設定された場合は、カラー画像情報
に対して前記第２の工程を行わず簡略した色補正処理を
行う処理を、入力画像を構成するカラー画像情報に対し
て繰り返し実行することにより、第１のモードより高速
にカラー画像処理を実行するものである。
本発明によれば、第１のモードが設定された場合は、
カラー画像情報に対して前記第１の工程および第２の工
程を順次行う処理を、入力画像を構成するカラー画像情
報に対して繰り返し実行し、他方、第２のモードが設定
された場合は、カラー画像情報に対して前記第２の工程
を行わず簡略した色補正処理を行う処理を、入力画像を
構成するカラー画像情報に対して繰り返し実行すること
により、第１のモードより高速にカラー画像処理を実行
することとしているので、ユーザの指示に応じて、高精
度なカラー画像処理を行う第１のモードまたは高速にカ
ラー画像処理を行う第２のモードを行うことにより、ユ
ーザの用途に応じたカラー画像処理を行うことが可能に
なる。
カラー画像情報に対して前記第１の工程および第２の工
程を順次行う処理を、入力画像を構成するカラー画像情
報に対して繰り返し実行し、他方、第２のモードが設定
された場合は、カラー画像情報に対して前記第２の工程
を行わず簡略した色補正処理を行う処理を、入力画像を
構成するカラー画像情報に対して繰り返し実行すること
により、第１のモードより高速にカラー画像処理を実行
することとしているので、ユーザの指示に応じて、高精
度なカラー画像処理を行う第１のモードまたは高速にカ
ラー画像処理を行う第２のモードを行うことにより、ユ
ーザの用途に応じたカラー画像処理を行うことが可能に
なる。
第１図は、本発明の一実施例による印刷装置の回路構
成を示すブロック図である。本実施例による印刷装置
は、ホストコンピュータ１と、印刷装置本体２から構成
されている。
成を示すブロック図である。本実施例による印刷装置
は、ホストコンピュータ１と、印刷装置本体２から構成
されている。
ホストコンピュータ１は、プリントデータや印刷コマ
ンド等を印刷装置本体２に送り、この印刷装置本体２に
印刷処理を行わせるものである。
ンド等を印刷装置本体２に送り、この印刷装置本体２に
印刷処理を行わせるものである。
印刷装置本体２は、ROM及びRAMを含むマイクロプロセ
ッサシステムを有する。すなわち、印刷装置本体２はホ
ストコンピュータ１とのデータの授受のためのインター
フェース21,色再現処理時に必要な情報が格納されてい
る色再現処理情報格納部22,色再現処理を実際に行なう
色再現処理部23,印刷環境のパラメータを変更・設定す
るための操作パネル24,データバス25,本装置全般の制御
を掌る制御部26,ホストコンピュータ１から送られてき
たプリントデータや印刷コマンドを解析するコマンド解
析部27,色再現処理部23を経て形成されたカラー画像デ
ータをドット情報に展開するドット展開部28,該ドット
情報に展開されたデータを記録紙上に永久可視像化する
出力部29を備えている。
ッサシステムを有する。すなわち、印刷装置本体２はホ
ストコンピュータ１とのデータの授受のためのインター
フェース21,色再現処理時に必要な情報が格納されてい
る色再現処理情報格納部22,色再現処理を実際に行なう
色再現処理部23,印刷環境のパラメータを変更・設定す
るための操作パネル24,データバス25,本装置全般の制御
を掌る制御部26,ホストコンピュータ１から送られてき
たプリントデータや印刷コマンドを解析するコマンド解
析部27,色再現処理部23を経て形成されたカラー画像デ
ータをドット情報に展開するドット展開部28,該ドット
情報に展開されたデータを記録紙上に永久可視像化する
出力部29を備えている。
第２図は、第１図に示した色再現処理部23で行なう色
再現処理の一例を示している。図示したプロセスは、色
の基本３原色Ｒ（Red）,G（Green）,B（Blue）を色材の
原色Ｃ（Cyan）,M（Magenta）,Y（Yellow）及びBK（Bla
ck）に変換する流れを示している。
再現処理の一例を示している。図示したプロセスは、色
の基本３原色Ｒ（Red）,G（Green）,B（Blue）を色材の
原色Ｃ（Cyan）,M（Magenta）,Y（Yellow）及びBK（Bla
ck）に変換する流れを示している。
まず、プロセス“1"では輝度情報であるR.G.Bの値に
対数変換を施して、濃度情報であるC,M,Yを生成する。
対数変換を施して、濃度情報であるC,M,Yを生成する。
プロセス“2"では、プロセス“1"で得られたC,M,Yの
値をもとに、新たにBKを作り出すための下色除去処理を
行なう。
値をもとに、新たにBKを作り出すための下色除去処理を
行なう。
プロセス“３では、C,M,Yのトナーあるいはインクに
おける互いの不要吸収特性の影響を除去するためのマス
キングの処理を行なう。
おける互いの不要吸収特性の影響を除去するためのマス
キングの処理を行なう。
プロセス“4"では、画像に応じてコントラスト・ブラ
イトネスの調整（ガンマ変換）を行なう。
イトネスの調整（ガンマ変換）を行なう。
本実施例による印刷装置では、 ホストコンピュータ１（第１図）の指示により、色の
基本３原色R,G,Bのデータを印刷装置の色材の原色C,M,Y
及びBKに変換する通常の色再現処理モードと、 通常の処理モードのプロセスを簡略化した“ドラフト
モード”と、 を選択してカラー描画を行なうようになっている。
基本３原色R,G,Bのデータを印刷装置の色材の原色C,M,Y
及びBKに変換する通常の色再現処理モードと、 通常の処理モードのプロセスを簡略化した“ドラフト
モード”と、 を選択してカラー描画を行なうようになっている。
第３図および第４図は、このようなモードの選択によ
ってカラーデータを処理し、カラー印刷画像を出力する
ためのフローチャートである。
ってカラーデータを処理し、カラー印刷画像を出力する
ためのフローチャートである。
まず、ステップS1ではホストコンピュータ１によりモ
ードが選択され、ステップS2へ進む。
ードが選択され、ステップS2へ進む。
ステップS2ではカラーデータ（R,G,B 1組のデータを
１個とする）を１個読み込み、ステップS3へ進む。
１個とする）を１個読み込み、ステップS3へ進む。
ステップS3で読み込んだデータがない場合には、ステ
ップS11へ進んで排紙を行ない、処理を終了する。
ップS11へ進んで排紙を行ない、処理を終了する。
読み込んだデータがある場合には、ステップS4へ進
み、ステップS1で選択されたモードをチェックする。
み、ステップS1で選択されたモードをチェックする。
ここで、通常の処理モードを選択した場合（ステップ
S5）、ステップS6において第２図示の色再現処理プロセ
ス１〜４を順に実行し、ステップS10へ進む。
S5）、ステップS6において第２図示の色再現処理プロセ
ス１〜４を順に実行し、ステップS10へ進む。
他方、ドラフトモードを選択した場合（ステップS
7）、ステップS8において第２図示の色再現処理プロセ
スの“1"のみを実行し、ステップS9へ進んでプロセス
“2"〜“4"をスキップし、ステップS10へ進む。
7）、ステップS8において第２図示の色再現処理プロセ
スの“1"のみを実行し、ステップS9へ進んでプロセス
“2"〜“4"をスキップし、ステップS10へ進む。
ステップS10では、色再現処理プロセスにより得られ
たC,M,Y,BKの値をもとに、ドット展開部28（第１図）で
カラー画像を展開し、さらにステップS2へ戻り、読み込
むカラーデータがなくなるまで処理を繰り返す。
たC,M,Y,BKの値をもとに、ドット展開部28（第１図）で
カラー画像を展開し、さらにステップS2へ戻り、読み込
むカラーデータがなくなるまで処理を繰り返す。
以上のように、色再現処理のプロセスをスキップする
ことにより、印字処理を簡略化することができる。
ことにより、印字処理を簡略化することができる。
その他の実施例 前述の実施例では、色再現処理において４つのプロセ
スを例として挙げたが、その他のプロセスについても適
用可能であることは言うまでもない。
スを例として挙げたが、その他のプロセスについても適
用可能であることは言うまでもない。
また上述した“ドラフトモード”においては、プロセ
ス“1"（濃度変換）のみの処理を行なう例について述べ
たが、プロセス“1"と“2"のみを行なう場合、プロセス
“1"と“3"のみを行なう場合などスキップするプロセス
の選択により、考え得るプロセスの組み合わせすべてに
対し、適用可能である。
ス“1"（濃度変換）のみの処理を行なう例について述べ
たが、プロセス“1"と“2"のみを行なう場合、プロセス
“1"と“3"のみを行なう場合などスキップするプロセス
の選択により、考え得るプロセスの組み合わせすべてに
対し、適用可能である。
また、前述の実施例ではホストコンピュータから印字
モードを選択する場合について述べたが、印刷装置の操
作パネル24から印字モードを選択することも可能であ
る。
モードを選択する場合について述べたが、印刷装置の操
作パネル24から印字モードを選択することも可能であ
る。
なお、本実施例のカラー画像形成装置は、カラーレー
ザービームプリンタ，カラーインクジェットプリンタ，
カラー熱転写プリンタなど、カラー画像形成が可能な出
力装置に適用することができる。
ザービームプリンタ，カラーインクジェットプリンタ，
カラー熱転写プリンタなど、カラー画像形成が可能な出
力装置に適用することができる。
以上説明した各実施例によれば、 （１）複雑な画像処理を簡略化することにより、全体の
処理時間を大幅に短縮することができる。
処理時間を大幅に短縮することができる。
（２）描画結果の概観を把握するのに用いることができ
る。
る。
［発明の効果］ 本発明によれば、第２のモードが設定された場合は、
カラー画像情報に対して前記第２の工程を行わず簡略し
た色補正処理を行う処理を、入力画像を構成するカラー
画像情報に対して繰り返し実行するので、カラー画像処
理を簡略化することによりカラー画像処理時間を短縮す
ることができる。
カラー画像情報に対して前記第２の工程を行わず簡略し
た色補正処理を行う処理を、入力画像を構成するカラー
画像情報に対して繰り返し実行するので、カラー画像処
理を簡略化することによりカラー画像処理時間を短縮す
ることができる。
したがって、ユーザの指示に応じて、高精度なカラー
画像処理を行う第１のモードまたは高速にカラー画像処
理を行う第２のモードを行うことにより、ユーザの用途
に応じたカラー画像処理を行うことができる。
画像処理を行う第１のモードまたは高速にカラー画像処
理を行う第２のモードを行うことにより、ユーザの用途
に応じたカラー画像処理を行うことができる。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第２図は色再現処理の一例を示す図、 第３図および第４図はモードの選択によってカラーデー
タを処理し、カラー印刷画像を出力するまでのフローチ
ャートである。 １……ホストコンピュータ、２……印刷装置本体、21…
…インターフェース、22……色再現処理情報格納部、23
……色再現処理部、24……操作パネル、25……データバ
ス、26……制御部、27……コマンド解析部、28……ドッ
ト展開部、29……出力部。
タを処理し、カラー印刷画像を出力するまでのフローチ
ャートである。 １……ホストコンピュータ、２……印刷装置本体、21…
…インターフェース、22……色再現処理情報格納部、23
……色再現処理部、24……操作パネル、25……データバ
ス、26……制御部、27……コマンド解析部、28……ドッ
ト展開部、29……出力部。
Claims (1)
- 【請求項１】カラー画像情報に対して第１の色補正処理
を行う第１の工程と、 該カラー画像情報に対して第２の色補正処理を行う第２
の工程と、 色補正処理にかかるモードを、マニュアル指示に基づき
設定する設定工程とを有するカラー画像処理方法であっ
て、 前記設定工程において、 ａ）第１のモードが設定された場合は、カラー画像情報
に対して前記第１の工程および第２の工程を順次行う処
理を、入力画像を構成するカラー画像情報に対して繰り
返し実行し、 ｂ）第２のモードが設定された場合は、カラー画像情報
に対して前記第２の工程を行わず簡略した色補正処理を
行う処理を、入力画像を構成するカラー画像情報に対し
て繰り返し実行することにより、第１のモードより高速
にカラー画像処理を実行する ことを特徴とするカラー画像処理方法。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2052651A JP2831784B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | カラー画像処理方法 |
| ES91301823T ES2093678T3 (es) | 1990-03-06 | 1991-03-05 | Aparato y metodo para el proceso de imagenes. |
| CN91101338A CN1029264C (zh) | 1990-03-06 | 1991-03-05 | 图象处理装置及方法 |
| DE69132225T DE69132225T2 (de) | 1990-03-06 | 1991-03-05 | Bildverarbeitungsvorrichtung und Verfahren |
| DE69123067T DE69123067T2 (de) | 1990-03-06 | 1991-03-05 | Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren |
| EP91301823A EP0446019B1 (en) | 1990-03-06 | 1991-03-05 | Image processing apparatus and method |
| EP96200033A EP0720349B1 (en) | 1990-03-06 | 1991-03-05 | Image processing apparatus and method |
| KR1019910003596A KR950011066B1 (ko) | 1990-03-06 | 1991-03-06 | 화상처리장치 및 방법 |
| CN94106508A CN1102005C (zh) | 1990-03-06 | 1994-06-04 | 彩色图象处理方法 |
| KR1019940020139A KR950011067B1 (ko) | 1990-03-06 | 1994-08-16 | 화상처리장치 및 방법 |
| US08/380,938 US5457549A (en) | 1990-03-06 | 1995-01-31 | Method and apparatus for enhancing the speed of color image processing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2052651A JP2831784B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | カラー画像処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03255777A JPH03255777A (ja) | 1991-11-14 |
| JP2831784B2 true JP2831784B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12920761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2052651A Expired - Fee Related JP2831784B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | カラー画像処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2831784B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP2052651A patent/JP2831784B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03255777A (ja) | 1991-11-14 |
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