JP2829733B2 - 防災設備 - Google Patents

防災設備

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JP2829733B2
JP2829733B2 JP1020985A JP2098589A JP2829733B2 JP 2829733 B2 JP2829733 B2 JP 2829733B2 JP 1020985 A JP1020985 A JP 1020985A JP 2098589 A JP2098589 A JP 2098589A JP 2829733 B2 JP2829733 B2 JP 2829733B2
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    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B26/00Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station
    • G08B26/001Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station with individual interrogation of substations connected in parallel
    • G08B26/002Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station with individual interrogation of substations connected in parallel only replying the state of the sensor

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、防災設備における火災感知器、中継器等の
端末と受信機、中継器等の受信部との間で行なわれる伝
送手順に関する。
[従来の技術] 従来の防災設備において、火災感知器、中継器等の端
末と受信機、中継器等の受信部との間で行なわれる伝送
手順としては、受信部から個々の端末を順番に呼出し、
その呼出された端末の1つ1つからその状態を収集する
ものが多い。
上記従来例においては、所定端末を呼出し、その所定
端末の状態を示すデータ等を受信部が受信するまでのポ
ーリング時間は一定であり、そのポーリング時間を短縮
することには限界がある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、火災警報設備においては、火災感知器、中
継器等の端末から所定情報を受信機、中継器等の受信部
に早急に伝送する必要があり、上記受信部に接続されて
いる全ての端末の状態を受信部が把握するに必要な時間
をできる限り短くしたいという要請がある。
しかし、従来装置においては、ポーリング時間の短縮
に限界があるので、受信部に接続されている端末のうち
で異常が生じた全ての端末の状態を受信部が確実に把握
するに必要な時間を更に短縮することができず、上記要
請に応じることができないという問題がある。
本発明は、受信部に接続されている端末のうちで異常
が生じた全ての端末の状態を受信部が確実に把握するに
必要な時間を更に短縮することができる防災設備を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決する手段] 本発明は、複数の端末を複数のグループに分け、グル
ープ毎にポーリングし、状態が変化した端末を有するグ
ループの返送タイミング時に、上記受信部に応答し、上
記受信部に応答したグループ内の端末毎にポーリング
し、状態が変化した端末の返送タイミング時に、上記受
信部に応答し、受信部に応答した端末から所定情報を収
集したり、受信部に応答した端末の所定制御命令を送信
するものである。
[作用] 本発明は、状態が変化した端末を有するグループにつ
いてのみ、そのグループ内の各端末にポーリングし、つ
まり状態が変化した端末を有しないグループの各端末に
ついてはポーリングを行なう必要がないので、受信部に
接続されている端末のうちで異常が生じた全ての端末の
状態を受信部が確実に把握するに必要な時間を更に短縮
することができる。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例において端末をグループ
に分けた例を示す図である。
この例では、受信部の一例としての受信機REに、端末
T11〜T44が接続され、端末T11〜T44は、4つのグループ
G1、G2、G3、G4に分けられている。なお、上記実施例で
は、1つのグループ内の端末の数を4としたが、4以外
の数でもよく、また、4以外のグループ数に分けてもよ
い。
端末T11〜T44のそれぞれは、火災感知器(アナログ式
等)または中継器であり、この中継器には、監視用機器
(火災感知器等)または被制御機器(地区ベル、防火
戸、防煙ダンパ等)が接続される。
受信機REは、端末T11〜T44を後述のシステムポーリン
グ、ポイントポーリング、セレクティングのモードでポ
ーリングを行ない、所定端末から所定情報を収集した
り、所定端末を制御するものである。
ここで、システムポーリングは、端末T11〜T44の1つ
1つにポーリングするのではなく、端末T11〜T44を4つ
にグループ化し、このグループ毎にポーリングし、その
グループ毎に返送タイミングを与え、状態が変化した端
末を有するグループの返送タイミング時に、受信機REに
応答するポーリングである。
ポイントポーリングは、システムポーリングにおいて
受信機REに応答したグループについてのみ、そのグルー
プ内の端末毎にポーリングし、その端末毎に返送タイミ
ングを与え、状態が変化した端末の返送タイミング時
に、受信機REに応答するポーリングである。
セレクティングは、ポイントポーリングにおいて受信
機REに応答した端末から所定情報を収集したり、ポイン
トポーリングにおいて受信機REに応答した端末または任
意の端末に所定制御命令を送信するものである。
また、上記システムポーリング時に上記受信機が複数
の端末に対して、複数の端末に共通する共通命令を同時
に送出する。この共通命令としては、たとえば火災復旧
命令(火災信号を送出した感知器や中継器等の端末、地
区ベルを鳴動させている中継器等の端末等を正常な監視
状態に復旧させる命令)、蓄積復旧命令(所定時間、火
災状態が継続しているか否かを判別する蓄積動作を行な
うために、火災信号を送出した火災感知器や中継器等の
端末を復旧させる命令)、地区音響停止命令(鳴動中の
地区ベルを停止させる命令)等がある。
さらに、上記受信機が複数の端末を順次、呼出して特
定情報の送出を要求し、当該端末からその特定情報を受
けたときに、その受信機と当該端末との間に断線が生じ
ていないと判断する。また、上記特定情報として種別情
報を使用し、当該端末から受信機が受けた種別情報と受
信機に登録されている当該端末の種別情報とを照合し、
両種別情報が不一致であれば、当該端末の種別が変更さ
れたと判断する。
第2図は、上記実施例の動作の一例を示す図である。
この第2図の左上から右上に向かって動作が進み、そ
の右端からは1つの下の段の左端に動作が進み、上記の
ようにして順次、処理が進む。また、第2図中、横線の
上が受信機REの動作を示し、その横線の下が端末(また
はグループ)の動作を示してある。
また、第2図においては、破線の枠は返送タイミング
において返送しなかったことを示し、太線の枠は返送タ
イミングにおいて返送したことを示している。つまり、
太線の枠は、その返送タイミングの直前と比較して状態
が変化した端末(または状態が変化した端末を有するグ
ループ)を示している。
まず、第2図のP1において、システムポーリングを行
なう。つまり、受信機REは、システムポーリングを示す
アドレスSPADと状態情報を返送させる状態情報返送命令
CM1とを、グループG1〜G4に送出した後に、状態情報を
返送させるタイミングをグループG1〜G4に順次、与え
る。グループG1〜G4のそれぞれは、自己のグループ内の
端末が状態変化した場合にのみ、自己の返送タイミング
時に、状態情報等を受信機REに返送して応答する。第2
図に示す例では、端末T23の状態が変化しているので、
グループG2のみが受信機REに応答する。これによって受
信機REは、グループG2に属する端末T21〜T24のいずれか
が状態変化し、受信機REに送出すべき状態情報を有して
いることを把握できる。
次に、P2において、ポイントポーリングを行なう。つ
まり、受信機REは、ポーリングすべきグループのアドレ
スGADと状態情報返送命令CM1とを、そのグループに属す
る端末に送出する。上記例の場合は、アドレスGAD
(2)と状態情報返送命令CM1とを、端末T21〜T24に送
出する。そして、状態情報を返送させるタイミングを端
末T21〜T24に順次、与える。各端末は、自己の端末が状
態変化している場合にのみ、自己の返送タイミング時
に、状態情報等を受信機REに返送して応答する。上記ポ
イントポーリング時に、端末T23の状態が変化している
ので、端末T23のみが受信機REに応答する。これによっ
て受信機REは、端末T23が状態変化し、受信機REに送出
すべき状態情報を端末T23が有していることを把握でき
る。
次に、P3において、セレクティングを行なう。つま
り、受信機REは、応答信号を受けた端末のアドレスSAD
と状態情報返送命令CM1とを送出する。上記例の場合、
端末T23から応答信号を受信したので、受信機REは、端
末のアドレスSAD(23)と状態情報返送命令CM1とを送出
する。これに対して、端末T23は、自己アドレスSAD(2
3)と送りたいデータDA(たとえば火災信号)とを受信
機REに送る。
受信機REがデータDAを受信すると、自己アドレスSAD
(23)と受信したデータDAとを送出し、端末T23が上記
データDAを受信し、端末T23が直前に送出したデータDA
とそのときに受信したデータDAとを照合し、両データが
一致したら、端末T23が上記データDAを受信機REに再び
送出する。受信機REが1回目に受信したデータDAと2回
目に受信したデータDAとが一致していれば、そのデータ
DAは端末T23が確かに送出したデータであると認識す
る。そして、受信機REは、受信したデータDAに基づいて
必要な処理を行なう。
上記セレクティングによって受信機REが受けたデータ
DAを判別した結果、火災であると判断したとすると、P4
において、n番目の被制御機器を動作させる(たとえば
地区ベルを鳴動させる)。上記例においては、端末Tnの
アドレスSAD(n)と鳴動命令CM3とを、受信機REが送出
する。
そして、端末Tnが受信機REに呼出され、地区ベルの鳴
動命令CM3を端末Tnが受信すると、自己アドレスSAD
(n)と受信した鳴動命令CM3とを、確認のために受信
機REに返送する。受信機REから上記端末Tnが再度呼出さ
れ、前と同じ鳴動命令CM3を受信機REから再び受信する
と、端末Tnが地区ベルを初めて鳴動制御するとともに、
制御状態のデータDAと自己アドレスSAD(n)とを受信
機REに返送する。
この後は、通常の状態に戻り、上記のシステムポーリ
ングを繰り返す。
次に、共通命令の処理について説明する。
第2図のP6において、共通命令の1つである火災復旧
命令をオペレータが受信機REに入力すると、受信機RE
は、システムポーリングを示すアドレスSPADと火災復旧
命令CM4とを送出する。
これによって、監視用端末は、監視状態に復旧し、制
御用端末は制御を停止し(たとえば地区ベルの場合はそ
の鳴動を停止し)、通常の監視状態に復旧する。
上記例では、火災復旧命令等の共通命令を1回のみ送
出しているが、複数回(たとえば5回)送出し、所定回
数以上(たとえば3回以上)同じ共通命令を受信した
ら、但しい共通命令を受信したと判断し、その共通命令
の内容を実行するようにしてもよい。これによって、伝
送エラーによる誤動作を防止できる。
なお、上記例において、ポイントポーリング、セレク
ティングをそれぞれ2回づつ実行しているが、これは、
誘導ノイズ等による誤伝送を防止するためである。
次に、主伝送線Lの断線を検査する動作について説明
する。
第2図のP01において、システムポーリングを1回行
ない、次に端末T11までの主伝送線Lの断線を検査する
セレクティングを行なう。
つまり、受信機REが、端末T11のアドレスSAD(11)と
特定情報返送命令CM2とを送出し、端末T11は自己アドレ
スSAD(11)と特定情報(この場合は、端末の種別を示
す種別情報CL)とを受信機REに返送する。受信機REは、
端末T11から種別情報CLを受信すると、受信機REから端
末T11までの主伝送線Lが断線していないと判断する。
そして、システムポーリングを1回行なって状態変化
した端末が存在しないことを確認した後に、端末T12に
ついて上記と同様の断線検査を行なう。このようにし
て、端末の1つ1つについて、受信機REからその端末ま
での断線検査を行ない、その間にシステムポーリングを
1回づつ実行する。このシステムポーリングにおいて、
いずれかのグループが応答した場合には、勿論、そのグ
ループについてポイントポーリングを行ない、必要なセ
レクティングを行なう。
種別情報CLとしては、監視用中継器、制御用中継器、
監視兼制御用中継器、アナログ式火災感知器等を示す情
報がある。このように、上記特定情報として種別情報を
受信機が収集するようにすると、受信機側で端末の接続
の有無と同時に、端末の種別が変更されたことを受信機
が知ることができる。上記の例では、システムポーリン
グが1回行なわれる毎に、断線判別用のセレクティング
を実行しているので、端末T11〜T44の全てについて監視
するには、システムポーリングを16回行なう必要があ
る。
なお、システムポーリングを所定回数行なう毎に断線
判別を実行してもよく、所定時間毎に断線判別を実行し
てもよく、さらに、1回に複数の端末の断線検出用セレ
クティングを行なってもよい。また、同一の端末に対し
て、断線判別セレクティングを2回続けて行なうと、誘
導ノイズによる誤判断を防止できる。また、特定情報と
しては、種別情報以外の情報、たとえば特定のコードで
あってもよい。
第3図は、上記実施例における受信機REの一例と、そ
の受信機REと中継器との接続例を示すブロック図であ
る。
受信機REは、マイクロプロセッサMPU1と、RAM11〜RAM
19と、ROM11〜ROM13と、IF11〜IF13と、信号送受信部TR
X1と、操作部OPと、表示部DPとを有する。
ROM11は、第5図〜第10図に示すフローチャートに関
するプログラム等の記憶領域であり、ROM12は、中継器T
1〜Tnの番号n、所属グループg、グループ内の番号
m、種別等の端末マップテーブル用記憶領域である。RO
M13は、連動制御テーブル用記憶領域である。
RAM11は、作業用領域であり、RAM12は、システムポー
リング時に応答信号を送出したグループのグループ番号
gを記憶する領域であり、RAM13は、ポイントポーリン
グ時に応答信号を送出した端末の信号nの記憶領域であ
る。RAM13には、応答信号を送出した端末の信号nの代
りにグループ番号gとそのグループにおける端末番号m
とを記憶するようにしてもよく、グループ番号gと上記
端末番号mとに基づいて、応答信号を送出した端末番号
nを判断するようにしてもよい。
RAM14は、システムポーリング時に行なう制御内容を
記憶する記憶領域であり、RAM15は、セレクティング時
に制御すべき端末番号とその制御内容を記憶する領域で
ある。RAM16は、端末T1〜Tnから収集する状態情報の記
憶領域であり、RAM17は、送出済み制御命令コードの記
憶領域であり、RAM18は、接続されている端末の種別の
記憶領域である。なお、初期設定時には、ROM12に記憶
されている端末番号、種別がロードされ、それ以後は、
その内容が断線監視によって収集される種別情報に応じ
て変更される。RAM19は、断線監視によって断線状態で
あると判断された端末の記憶領域である。
信号送受信部TRX1は、並直列変換器、送信回路、受信
回路、直並列変換器等で構成され、操作部OPには、各種
スイッチ、テンキー等が設けられ、表示部DPには、各種
表示灯、CRT等が設けられている。
第4図は、上記実施例における中継器T1の具体例と、
この中継器T1に接続された感知器等の例を示すブロック
図である。
なお、中継器T2〜TNは、中継器T1と同様の構成を有す
る。
中継器T1は、マイクロプロセッサMPU2、RAM21〜RAM2
3、ROM21、ROM22、IF21〜IF27、信号送受信部TRX2、火
災信号受信回路FSR、断線監視回路ELS、試験回路TE、音
響制御回路LAC、端末制御回路ERC、端末応答回路ERRを
有する。
ROM21は、第11図〜第14図に示すフローチャートに関
するプログラム等の記憶領域であり、ROM22は、自己の
属するグループアドレス、自己アドレス、種別等の記憶
領域である。なお、ROM22の代りにディップスイッチ等
を使用してもよい。
RAM21は、作業用領域であり、RAM22は、状態情報の記
憶領域であり、RAM23は状態変化が生じた状態情報の記
憶領域である。信号送受信部TRX2は、信号送受信部TRX1
と同様のものである。火災信号受信回路FSRは、火災感
知器DEから出力される火災信号を検出する地区リレー、
比較器等で構成される火災信号受信回路である。上記実
施例においては、自己保持回路を有しているものとす
る。
また、断線監視回路ELSは、地区回線l1、l2の断線を
検出する回路であり、断線を検出すると断線信号を出力
するものである。試験回路TEは、試験を行なうときに、
火災信号受信回路FSRに火災信号を送るものである。音
響制御回路LACは、地区ベルBの鳴動を制御する回路で
あり、端末制御回路ERCは、防火戸、排煙ダンパ、防煙
ダンパ、消火装置等の被制御機器ERを制御する回路であ
り、端末応答回路ERRは、被制御機器から出力される応
答信号を受信する回路である。
主伝送線Lは、受信機REから、端末の例としての中継
器T1〜Tnに延びるたとえば1対の電源兼信号線である。
地区回線l1、l2は、一対の電源兼信号線である。火災感
知器DEは、地区回線l1、l2にそれぞれ送り接続され、所
定レベル以上の火災現象を検出したとき火災信号を出力
するオン、オフ式の通常タイプのものである。終端器EL
Dは、地区回線l1、l2の終端に設けられている終端抵抗
等である。
なお、第4図において、中継器T1は、火災感知器等の
異常検出器が接続される監視用と、地区音響装置、被制
御機器が接続される制御用との混合型であるとしたが、
監視用中継器と制御用中継器とを別個に設けるようにし
てもよい。また、異常検出器として、たとえばガス検知
器が接続される場合には、火災信号受信回路FSRの代り
にガス漏れ信号受信回路が設けられる。端末自身が異常
検出器、たとえばアナログ式の火災感知器である場合に
は、火災現象検出部、増幅回路、サンプルホールド回
路、AD変換器等を有する火災現象検出手段が、IF22に接
続され、断線監視回路ELS、音響制御回路LAC、端末制御
回路ERC、端末応答回路ERR等が省略される。
次に、上記実施例の動作について説明する。
第5図は、上記実施例における受信機REのシステムフ
ローチャートを示す図である。
まず、初期設定を行ない(S0)、制御割込みがあるか
否かを判断する(S1)。この制御割込みは、操作部OPか
ら入力があったとき、または監視時のセレクティングに
よって発生する割込みである。この制御割込みがなけれ
ば、システムポーリングを行ない(S2)、このシステム
ポーリングにおいて状態変化があれば(つまり、応答信
号を送出したグループがあれば)(S3)、ポイントポー
リングを行ない(S4)、このポイントポーリングにおい
て状態変化があれば(つまり、応答信号を送出した端末
があれば)(S5)、セレクティングを行なう(S6)。
システムポーリングを行なったときに状態変化がなけ
れば、断線判別のセレクティング(端末T11〜T44が受信
機REに接続されているか否かの判別操作)を行なう(S
7)。この断線判別セレクティングは、システムポーリ
ングが実行され、応答グループがないときに、端末T11
〜T44を1台づつ判別する。
S1において、制御割込みがある場合には、共通命令
(火災復旧命令、蓄積復旧命令、地区音響停止命令等の
複数の端末に共通の命令であって、RAM14の記憶の有無
で判別する)がなければ(S8)、セレクティング(S9)
を行なってRAM15の記憶内容により個別制御を行なう。S
8において共通命令であれば、システムポーリング(S
2)を行なってRAM14に記憶された共通命令により制御を
行なう。
第6図は、第5図におけるシステムポーリング(S2)
を具体的に示すフローチャートである。
まず、通常は共通命令による制御割込み動作を必要と
しないので(S11)、システムポーリングを示すSPADと
状態情報返送命令CM1とを受信機REが送出し(S12)、端
末グループ番号gを「0」にセットする(S13)。そし
て、グループG1の返送タイミング時間に相当する所定時
間が経過したときに(S14)、応答信号があれば(S1
5)、この応答信号があったグループ番号gをRAM12に格
納する(S16)。その後、端末グループ番号gを1イン
クリメントし(S18)、上記S14〜S16とS18とを、端末グ
ループ番号gを最終端末グループ番号Gに達するまで繰
返し(S17)、リターンする。
一方、S11において、操作部OPからの入力命令があっ
た(制御割込み命令があった)場合には、その制御割込
情報が記憶されているRAM14から命令コードを読出し(S
19)、SPADと命令コードとを送出する(S20)。このと
きに送出した命令コードが火災復旧命令であれば(S2
1)、RAM14とRAM15との記憶内容は必要がないから消去
し(S22)、制御割込みのフラグ等をオフし(S23)、リ
ターンする。S21において、命令コードが火災復旧命令
でなければ、再送防止のためにRAM14の該当命令を消去
し(S24)、RAM15に端末制御用情報が記憶されていなけ
れば、制御割込みをオフし、リターンする。RAM15に記
憶内容があれば(S25)、制御割込みをオフせずにリタ
ーンする。
第7図は、第5図におけるポイントポーリング(S4)
の具体的な動作を示すフローチャートである。
まず、RAM12に記憶されている状態変化した端末が属
するグループ(添付のフローチャートにおいては、簡略
に実現するために、グループを「群」と記載してある)
中に、火災感知器が接続された中継器等の監視端末が所
属するグループがあるか判別し、監視端末所属グループ
が存在すれば(S31)、そのグループの番号gをRAM12か
ら読出し(S33)、ポイントポーリングの実行回数kを
「1」にする(S34)。そして、そのグループのアドレ
スと状態情報返送命令CM1とを送出し、そのグループの
端末の番号mを「1」にし(S35、S36)、所定時間内に
端末mから応答信号を受信したら(S37、S38)、1回目
のポーリングか2回目のポーリングかを判断する(S4
1)。
1回目のポーリングであれば、m番端末から応答信号
を受信したことをRAM11に記憶し(S42)、上記動作を、
そのグループにおける端末の最終番号まで繰返し(S3
9、S40)、ポイントポーリングの実行回数kを「2」に
変更し(S46、S47)、そのグループのアドレスと状態情
報返送命令CM1とを再送する(S35)。このとき、2回目
のポイントポーリングだから(S41)、S43の判断を行な
い、端末mから1回目と2回目の両方のポーリングで応
答信号を受信した場合(S43)には、端末番号mに対応
する端末番号nをRAM13に格納し(S45)、RAM11のmを
消去する(S44)。そして、上記動作をそのグループの
最終端末まで繰返したら、RAM12の該当gを消去して(S
48)、リターンする。なお、S31において監視端末所属
グループがなければ、ポイントポーリングすべきグルー
プの先頭番号gをRAM12から読出す(S32)。
上記説明において、ポイントポーリングの実行回数を
2回としているが、上記ポイントポーリングの実行回数
を1回もしくは3回以上に設定してもよい。また、監視
端末所属グループに対するポイントポーリングを優先さ
せる必要がない場合には、RAM12に記憶されているグル
ープを順次にポイントポーリングするようにすればよ
い。この場合には、第7図において、S31、S33は省略さ
れる。
第8図は、上記実施例におけるセレクティング(S6)
の具体例を示すフローチャートである。
このセレクティングにおいて、監視モードであれば
(S51)、端末番号nをRAM13から読出し、n番端末のア
ドレスと1回目の状態情報返送命令CM1とを端末に送出
し(S52、S53)、所定時間だけ、受信信号を待つ(S5
4、S55)。このときに、受信信号があれば(S54)、2
回目の受信データと照合するために受信データDAをRAM1
1に格納し、n番端末のアドレスと受信データDAとをn
番端末に送出する(S56、S57)。
そして、所定時間だけ受信信号を待ち(S58、S59)、
受信信号があり(S58)、1回目の受信データと2回目
の受信データとが同じであるときに、受信データをRAM1
6に格納する(S60、S61)。このときに、RAM11の該当デ
ータとRAM13の該当nとを消去し(S62、S63)、RAM16に
データが格納されていれば、RAM16のデータを処理し必
要な表示を行なう(S64、S65)。すなわち、RAM16のデ
ータに基づいて火災、状態情報等を表示する。
RAM16の受信データを処理した結果、火災確認のため
に蓄積動作が必要か否かを判断し(S66)、その必要が
あれば、蓄積復旧(蓄積開始)の準備に入るために、RA
M14に蓄積復旧の命令コードを格納し、フラグ等によっ
て制御割込みをセットし(S67、S68)、リターンする。
S66において、蓄積復旧が必要ない場合であって連動制
御が必要ならば、連動制御テーブルROM13を参照し、端
末番号と命令コードとをRAM15に格納し、制御割込をセ
ットする(S69、S70、S68)。
一方、セレクティング(S6)において、割込み動作で
あれば(制御用モードであれば)、RAM15から端末番号
nと命令コードとを読出し、n番端末のアドレスと命令
コードCM3とを第1回目として送出する(S71、S72)。
そして、所定時間だけ、受信信号(中継器からのアドレ
スとデータ)を待ち、その受信信号があれば(S73、S7
4)、RAM11にその受信データDAを格納し、n番端末のア
ドレスと命令コードCM3とを2回目として再送出する(S
75、S76)。
そして、所定時間、上記受信信号を待ち、それを受け
(S77、S78)、制御命令と2回目に受信した端末の制御
状態とが一致したときに(S79)、送出した命令内容と
それによる制御結果とが一致するか否かを後で判断する
ために、送出済みの命令コードと端末番号nとをRAM17
に記憶し、該当端末番号nと命令コードとを、再送防止
のために、RAM15から消去する(S79a、S79b)。
第9図は、上記実施例における断線監視用セレクティ
ング(S9)の具体的な動作を示すフローチャートであ
る。
まず、断線監視を実行する中継器のアドレスbを1イ
ンクリメントし、伝送回数kを「1」に設定する(S8
1、S82)。なお、上記実施例においては伝送回数kを2
回にしているが、kを3回以上に設定し、確実に伝送さ
れたことを確認するようにしてもよく、また伝送回数を
1回としてもよい。
そして、b番端末のアドレスと特定情報返送命令CM2
とを送出し(S83)、所定時間、受信信号を待ち、その
受信信号を受け(S84、S85)、このときに伝送回数はま
だ1回であるので(S86)、RAM11に受信種別情報CLを格
納し、伝送回数kを「2」に更新し(S87、S88)、S83
に戻り、b番端末のアドレスと特定情報返送命令CM2を
再送出する。そして、受信信号を受けた後に、このとき
に伝送回数が2回目になる(S84〜S86)ので、1回目の
種別情報と2回目の種別情報とを比較する(S89)。こ
れら2つの種別情報が一致すれば、RAM18からb番端末
の種別情報を読出し(S90)、それが一致すれば(S91)
リターンする。
もし、それらが一致しなければ、いたずらまたは工事
でそのb番端末の種別が変わったのであり、RAM18のb
番端末の種別情報を、そのときに受信した種別情報に変
更するとともに、b番端末の種別が変更されていること
を表示およびまたは印字する(S94、S95)。一方、S89
において1回目の種別情報と2回目の種別情報とが不一
致である場合、b番端末の接続異常をRAM19に記憶し、
b番端末の接続異常を表示およびまたは印字する(S9
6、S97)。これらの動作の過程で、断線監視を実行する
中継器アドレスbが最終アドレスNと一致すれば、その
アドレスbを0にリセットし(S93)、リターンする。
第10図は、第3図に示すフローチャート以外の動作で
あって、操作部OPを入力したときの操作割込みの具体例
を示すフローチャートである。
まず、操作部OPから入力情報を読込みそれが火災復旧
命令であれば(S101、S102)、火災復旧命令コードを作
成し、作成した命令コードをRAM14に格納し、フラグ等
によって制御割込みをセットする(S103〜S105)。火災
復旧でなく蓄積復旧である場合には、蓄積復旧命令コー
ドを作成し(S106、S107)、地区音響停止命令であれ
ば、その地区音響停止命令コードを作成する(S108、S1
09)。試験命令であれば、試験命令コードを作成し、作
成した命令コードと端末番号nとをRAM15に格納する(S
110〜S112)。端末制御命令であれば、制御コードを作
成し、作成した制御コードと端末番号nとをRAM15に格
納する(S113、S114、S112)。
なお、S110における試験命令としては、火災試験命令
等があり、この場合には疑似的に火災を起こしたり、ガ
ス漏れ試験を行なう。また、端末制御は、たとえばオ
ン、オフ制御命令であり、防火戸をオンしたり、排煙ダ
ンパ、消火装置等をオン、オフさせる例がある。
第11図は、上記実施例における中継器のメインフロー
チャートを示す図である。
なお、中継器は、グループ番号を持ち、同時に端末番
号をも有する。
まず、初期設定を行ない、受信信号があり、それがシ
ステムポーリングであれば、システム処理を行なう(U0
〜U3)。システムポーリングでなければ、その中継器が
属するグループの番号(またはその中継器のグループ番
号)と一致したときに、ポイント処理を行なう(U4、U
5)。自己のグループ番号でもないときには、自己端末
番号であれば、セレクティング処理を行なう(U6、U
7)。
第12図は、第11図におけるシステム処理(U3)の具体
例を示すフローチャートである。
まず、状態情報返送命令CM1を受けたときにグループ
番号gを「0」にセットし、火災信号受信回路FSR、地
区回線の断線監視回路ELS、端末応答受信回路ERRから状
態情報を読取る(U11〜U13)。そして、RAM22に記憶さ
れている直前の状態情報を参照し、状態変化があれば、
状態変化があった状態情報をRAM23に格納し、RAM22の状
態情報を更新する(U14〜U16)。そして、RAM23に記憶
があれば、所定時間経過した後に、そのグループ番号g
と自己のグループ番号Gkとが一致したときに、応答信号
を送出しリターンする(U17〜U21)。なお、グループ番
号gと自己グループ番号Gkとが一致しなければ、グルー
プ番号gを1インクリメントする(U20)。
一方、システム処理を行なったときに、状態情報返送
命令CM1でなく、火災復旧命令であるときにFSR、ELS、L
AC、ERC、ERRを復旧し、RAM21〜23を初期状態にセット
し、リターンする(U22〜U24)。また、蓄積復旧命令で
あれば、FSRを復旧し、地区音響停止命令であれば、LAC
をオフ制御する(U25〜U28)。
第13図は、第11図におけるポイント処理(U5)の具体
例を示すフローチャートである。
ポイント処理を行なう場合、グループにおける端末の
番号mを「0」にセットし、RAM23に記憶があれば、所
定時間経過後に、その端末番号mと自己のグループ内に
おける端末番号Mkとが一致したときに、応答信号を送出
する(U31〜U36)。なお、端末番号mがそのグループに
おける自己の端末番号Mkと一致していなければ、mを1
インクリメントする(U35)。
第14図は、第11図におけるセレクティング処理(U7)
の具体例を示すフローチャートである。
まず、セレクティングで指定された命令が状態情報返
送命令CM1であれば、RAM23から状態情報を読出し、自己
アドレスと状態情報(データDA)とを検出し(U41〜U4
3)、受信信号を受けそれが自己アドレスであれば、RAM
23から状態情報を読出し(U44〜U46)、受信データと一
致すれば、自己アドレスと状態情報とを再送出し、RAM2
3の状態情報を初めて消去する(U47〜U49)。なお、受
信信号を受けていなかったり、受けたとしても自己アド
レスと不一致である場合には、所定時間、待機する(U5
0)。
なお、U49の後には、RAM21の該当命令を消去し(U6
7)、リターンする。
U41において、状態情報返送命令を受けていなけれ
ば、セレクティング処理の実行回数kを1にセットし、
特定情報返送命令CM2を受ければ、ROM22から種別情報を
読出し、自己アドレスと種別情報CLとを送出する(U51
〜U54)。そして、セレクティング処理の実行回数kを
1インクリメントし、受信信号を受けそれが自己アドレ
スであれば(U56〜U58)、U52に戻る。
一方、U52において特定情報返送命令でなく制御命令
を受け、セレクティングの実行回数が1回であれば、自
己アドレスと受信した制御命令CM3とを送出し、受信し
た制御命令をRAM21に格納する(U59〜U62)。制御命令
を受けセレクティング処理の実行回数が2回であれば
(U60)、1回目と2回目の制御命令が一致したとき
に、命令内容を該当回路にセットし、該当回路から制御
状態を読込み、自己アドレスと読込んだ制御状態情報
(データDA)とを送出し、RAM21の該当命令を消去し(U
63〜U67)、リターンする。なおU57において2回目の信
号の受信を所定時間待ち(U68)、2回目の信号を受信
しなければRAM21の該当命令を消去し(U67)リターンす
る。
ところで、上記実施例において、ポイントポーリン
グ、セレクティングをそれぞれ1回だけ実行するように
してもよい。なお、上記実施例においては、セレクティ
ングする場合、ポイントポーリングにおいて応答した端
末(上記実施例の場合は端末T23)かつ受信機REが収集
した所定情報(上記実施例の場合はデータDA)を端末T2
3に返送し、この返送された情報がデータDAと同じであ
れば、端末T23がデータDAを受信機REに再送する。そし
て、この再送された情報が上記返送したデータDAと同じ
か否かを受信機REが判断する。つまり、上記の場合、通
常のセレクティングを2回実行している。このようにセ
レクティングを2回実行することによって、受信機RE側
においては、端末から受信した状態情報が正しいもので
あることを確認でき、端末側においては、送出した状態
情報が受信機RE側で正確に受信されたことを確認でき、
したがって、誘導ノイズ等による誤情報の伝送を防止で
きる。
すなわち、上記の場合、ポイントポーリングにおいて
応答した端末から受信機が所定情報を収集し、この所定
情報を当該端末に返送し、この返送された情報が上記所
定情報と同じであるときに、当該端末が上記所定情報を
上記受信機に再送し、この再送された情報が上記返送し
た情報と同じか否かを上記受信機が判断するセレクティ
ング手段が設けられている。
また、上記実施例において、所定端末グループにポイ
ントポーリングを2回づつ実行するようにしてもよい。
つまり、システムポーリング時に受信機REに応答したグ
ループ内の端末毎にポーリングを2回づつ実行し、これ
によって、同じ端末が応答信号を2回続けて受信したと
きに、その端末が応答信号を送出した端末であると判別
し、この応答を行なった端末にセレクティングを行な
う。このようにすることによって、ポイントポーリング
における誘導ノイズ等による誤情報の伝送を防止でき
る。
この場合、その後のセレクティングを上記のように2
回行なうようにしてもよい。なお、上記実施例におい
て、所定端末にポイントポーリングを3回以上づつ実行
するようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、受信機、中継器等の受信部に接続さ
れている火災感知器、中継器等の端末のうちで異常が生
じた全ての端末の状態を受信部が確実に把握するに必要
な時間を、更に短縮することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例において端末をグループに
分けた例を示す図である。 第2図は、上記実施例の動作の一例を示す図である。 第3図は、上記実施例における受信部としての受信機RE
の一例と、その受信機REと中継器との接続例を示すブロ
ック図である。 第4図は、上記実施例における端末としての中継器T1の
具体例と、この中継器T1に接続された感知器等の例を示
すブロック図である。 第5図は、上記実施例における受信機REのシステムフロ
ーチャートを示す図である。 第6図は、第5図におけるシステムポーリング(S2)を
具体的に示すフローチャートである。 第7図は、第5図におけるポイントポーリング(S4)の
具体的な動作を示すフローチャートである。 第8図は、上記実施例におけるセレクティング(S6)の
具体例を示すフローチャートである。 第9図は、上記実施例における断線監視用セレクティン
グ(S9)の具体的な動作を示すフローチャートである。 第10図は、第3図に示すフローチャート以外の動作であ
って、操作部OPを入力したときの操作割込みの具体例を
示すフローチャートである。 第11図は、上記実施例における中継器のメインフローチ
ャートを示す図である。 第12図は、第11図におけるシステム処理(U3)の具体例
を示すフローチャートである。 第13図は、第11図におけるポイント処理(U5)の具体例
を示すフローチャートである。 第14図は、第11図におけるセレクティング処理(U7)の
具体例を示すフローチャートである。 RE……受信機、 T1〜TN……端末、 G1〜G4……端末のグループ、 DE……火災感知器、 SPAD……システムポーリングを示すコード、 GAD……グループアドレス、 SAD……端末のアドレス、 CM1……状態情報返送命令、 CM2……特定情報返送命令、 CM3……鳴動命令(制御命令)、 CM4……火災復旧命令(共通命令)、 CL……種別情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−14092(JP,A) 特開 昭48−66306(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 26/00 G08B 17/00 H04Q 9/00 311

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災感知器、中継器等の端末が受信部に接
    続される防災設備において、 複数の端末を複数のグループに分け、この分けられたグ
    ループにポーリングし、状態が変化した端末を有するグ
    ループの返送タイミング時に、上記受信部に応答するシ
    ステムポーリングを行なうシステムポーリング手段と; 1つのグループに属する複数の端末のそれぞれが応答す
    るタイミングが互いに異なるように応答タイミングを割
    り当て、上記システムポーリングにおいて上記受信部に
    応答したグループに属する複数の端末を一斉に呼び出
    し、状態が変化した端末の応答タイミング時に、上記状
    態が変化したことを示す信号のみを上記受信部に送信す
    ることによって応答するポイントポーリングを行なうポ
    イントポーリング手段と; 上記ポイントポーリングにおいて応答した端末のみを呼
    び出し、この呼び出された端末から、上記状態変化に応
    じた所定情報を収集するセレクティングを行なうセレク
    ティング手段と; を有することを特徴とする防災設備。
  2. 【請求項2】火災感知器、中継器等の端末が受信部に接
    続される防災設備において、 複数の端末を複数のグループに分け、この分けられたグ
    ループにポーリングし、状態が変化した端末を有するグ
    ループの返送タイミング時に、上記受信部に応答するシ
    ステムポーリングを行なうシステムポーリング手段と; 1つのグループに属する複数の端末のそれぞれが応答す
    るタイミングが互いに異なるように応答タイミグを割り
    当て、上記システムポーリングにおいて上記受信部に応
    答したグループに属する複数の端末を一斉に呼び出し、
    状態が変化した端末の応答タイミング時に、上記状態が
    変化したことを示す信号のみを上記受信部に送信するこ
    とによって応答するポイントポーリングを行なうポイン
    トポーリング手段と; 上記ポイントポーリングにおいて応答した端末に関連し
    た端末または特定の端末に所定制御命令を送信するセレ
    クティングを行なうセレクティング手段と; を有することを特徴とする防災設備。
  3. 【請求項3】請求項(1)または(2)において、 上記セレクティング手段は、同じ端末に対してセレクテ
    ィングを複数回行なうものであることを特徴とする防災
    設備。
  4. 【請求項4】請求項(1)において、 上記セレクティング手段は、上記ポイントポーリングに
    おいて応答した端末から上記受信部が所定情報を収集
    し、この収集した所定情報を当該端末に返送し、この返
    送された情報が上記所定情報と同じであるときに、当該
    端末が上記所定情報を上記受信部に再送し、この再送さ
    れた情報が上記返送した情報と同じか否かを上記受信部
    が判断する手段であることを特徴とする防災設備。
  5. 【請求項5】請求項(1)〜(4)のいずれか1項にお
    いて、 上記ポイントポーリング手段は、上記システムポーリン
    グ時に上記受信部に応答したグループ内の端末毎にポー
    リングを複数回づつ実行し、これによって、同じ端末か
    ら応答信号を所定回数、受信したときに、この端末が上
    記応答信号を送出した端末であると判別する手段である
    ことを特徴とする防災設備。
  6. 【請求項6】請求項(1)において、 上記受信部が複数の端末を順次、呼出して特定情報の送
    出を要求し、当該端末から上記特定情報を受けたとき
    に、上記受信部と当該端末との間に断線が生じていない
    と判断することを特徴とする防災設備。
  7. 【請求項7】請求項(6)において、 システムポーリングを所定回数行なう毎に、1台または
    複数台づつ上記端末を順次、呼出して上記特定情報の送
    出を要求することを特徴とする防災設備。
  8. 【請求項8】請求項(6)または(7)において、 上記特定情報は端末の種別情報であり、当該端末から受
    けた種別情報と上記受信部に登録されている当該端末の
    種別情報とを照合し、当該端末の種別変更を判断するこ
    とを特徴とする防災設備。
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