JP2828845B2 - Cdのサブコード処理回路 - Google Patents

Cdのサブコード処理回路

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JP2828845B2 JP4312001A JP31200192A JP2828845B2 JP 2828845 B2 JP2828845 B2 JP 2828845B2 JP 4312001 A JP4312001 A JP 4312001A JP 31200192 A JP31200192 A JP 31200192A JP 2828845 B2 JP2828845 B2 JP 2828845B2
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尚文 長沢
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桂太 河原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(コンパクトディ
スク)再生装置に関し、特に、音楽情報の他に文字情報
あるいは画像情報がサブコード領域に記録されたCDG
(CDグラフィックス)の再生装置におけるサブコード
処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CDは、高品質の音楽情報を提供するメ
ディアとして全世界に普及しているが、最近では音楽情
報だけではなく、文字や画像の情報メディアとしても使
用される傾向にある。そのため、CDのサブコード領域
に文字や画像情報を挿入するフォーマット(CDG)が
規格化されている。
【0003】CDでは1フレームに8ビットのサブコー
ドP〜W(1フレームのサブコードをシンボルと呼ぶ)
が含まれ、図3に示されるように、98フレーム分が1
つのサブコードブロックとなっている。このサブコード
ブロックの最初の2シンボルは、同期パターンS0、S1
であり、残りの96シンボルは、1パケットと呼ばれ、
その内のサブコードP及びQは、曲情報やトレース位置
情報を示す部分で、サブコードR〜Wの6ビットが文字
及び画像情報に利用される。96フレーム分のサブコー
ドR〜Wは、24シンボルの4パックに区分され、各パ
ックは、図4(a)に示されるフォーマットに規定され
ている。各パックのシンボル「0」は、モード(MOD
E)とアイテム(ITEM)を表すデータであり、図5
に示される様にモードが決められている。シンボル
「1」は、命令コードを示すデータであり、シンボル
「4」〜「19」は、データフィールドである。シンボ
ル「2」、「3」は、シンボル「0」と「1」のパリテ
ィQ0、Q1であり、シンボル「20」〜「23」は、シ
ンボル「0」〜「19」のパリティP0〜P3である。
【0004】モードがTVグラフィックモードであり、
命令がフォント書き込み命令である場合には、データフ
ィールドは、図4(b)に示すフォーマットになる。C
H0とCH1の4ビットによって16通りのチャネル番
号が示され、COLOR0は背景色番号、COLOR1
は前景色番号である。TVグラフィックモードの場合の
1画面構成は、縦(ROW)方向に18行、横(COL
UMN)方向に50桁となっており、シンボル「6」と
「7」のROWアドレスとCOLUMNアドレスによっ
て、フォント(FONT)を書き込む画面の位置が指定
される。フォント(FONT)は6×12ドットの表示
パターンを示すデータであり、フォントデータが0の部
分はCOLOR0の背景色番号が指定され、フォントデ
ータが1の部分はCOLOR1の前景色番号が指定され
る。即ち、フォントデータの1ビットに対応して4ビッ
トの色番号がD−RAM等の画面メモリに記憶され、1
6色の指定が可能となっている。
【0005】また、TVグラフィックモードには、拡張
TVグラフィックモード(CDEG)が設けられてい
る。CDEGの場合には、画面メモリを2個用い、これ
らの画面メモリを命令によって独立して制御でき、更
に、2個の画面メモリに記憶される4ビットの色番号を
組み合わせて8ビットの色番号を作成し、256色の表
示を可能としている。
【0006】このようなCDGまたはCDEGを再生す
る場合には、光ピックアップから出力される信号を処理
してデジタル音楽情報を出力する集積回路に設けられた
サブコード出力端子から、1フレーム毎に出力されるサ
ブコードを取り込み、1パック分蓄積された時に、その
1パックに含まれる命令コードに従って、画面メモリの
書き込み等を制御して、文字表示あるいは画像表示を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、CDGあるいは
CDEGを再生するサブコード処理回路は、画面メモリ
として64K×4ビットのD−RAMが1個または2個
用いられるが、CDGあるいはCDEGの規格には、こ
の画面メモリにフォントデータを書き込む命令や、再生
を開始した際に初期画面を所定の色に指定するためのP
M(プリセットメモリ)命令や、CDEGの場合には2
個のメモリを制御するためのMC(メモリ制御)命令な
どが備えられている。
【0008】また、上述したように、1パックは24フ
レーム、即ち、約3.3msの時間で完成するため、1
パックのサブコードが送られて来るたびに、誤り検出と
訂正処理が行われ、その処理された1パックの中に含ま
れる命令は、次のパックが完成する迄に実行される。各
種の命令は、各々実行終了時間が異なり、例えば、PM
命令などは、3.3ms内では、終了することができ
ず、連続して16パックにPM命令を配置することによ
って実行できるようにしている。その他の命令は、ほと
んど3.3msの時間内に実行できる命令である。
【0009】従来のサブコード処理回路では、CDの再
生中はCDから取り込む命令以外は実行することができ
ないか、あるいは、CD再生中にCDから取り込まれる
命令を無視してマイコンの命令を実行させることしかで
きないのが普通であった。従って、CD再生中にサブコ
ード処理回路をマイコンで制御して機能を向上すること
はできなかった。
【0010】また、マイコンでサブコード処理回路を制
御可能にした場合、マイコンから命令をサブコード処理
回路に与えて実行させるためには、3.3ms毎に発生
するCDからの命令実行処理の合間にマイコンからの命
令を転送し実行させなければならず、そのタイミングが
問題となる。即ち、各々の命令の実行時間が異なるた
め、その時実行しているCDの命令の内容、及び、マイ
コンから転送したい命令の内容・転送に要する時間を考
慮しなければならない。このような判断をマイコンにさ
せる手段が今までなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した点に
鑑みて、創作されたものであり、CDから読み出され定
期的に出力されるサブコードを所定数蓄積することによ
って命令コードを含む所定のフォーマットのデータ群が
構成され、該データ群が構成される度に、命令コードに
応じた動作を行うCDのサブコード処理回路において、
前記データ群が蓄積される期間をN分割するために、前
記サブコードに同期する同期信号を計数するカウンタ
と、前記データ群に含まれた所定命令コードの実行によ
ってセットされ前記所定命令の実行終了によってリセッ
トされるフラグとを備え、前記カウンタの計数値と前記
フラグの状態により、前記CDから読み出された命令コ
ードの実行終了から次の命令の実行開始までの空き時間
を認識可能としたことを特徴とする。
【0012】また、CDから読み出され定期的に出力さ
れるサブコードを所定数蓄積することによって命令コー
ドを含む所定のフォーマットのデータ群が構成され、該
データ群が構成される度に、命令コードに応じた動作を
行うCDのサブコード処理回路において、前記サブコー
ドを順次蓄積するメモリと、該メモリに蓄積されたデー
タ群毎に誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正回路と、
該誤り検出訂正回路によって処理されたデータ群を保持
する保持回路と、該保持回路に保持された命令コードを
判別する命令デコード回路と、前記データ群が蓄積され
る期間をN分割するために、前記サブコードに同期する
同期信号を計数するカウンタと、前記データ群に含まれ
た所定命令コードの実行によってセットされ前記所定命
令の実行終了によってリセットされるフラグと、前記カ
ウンタ及び前記フラグの出力が印加されると共に、前記
保持回路に接続されたインターフェイス回路とを備え、
前記インターフェイス回路から前記カウンタの計数値と
前記フラグの状態を取り出し、命令の実行終了から次の
命令の実行までの空き時間を認識可能とすると共に外部
から命令コード及びデータをインターフェイス回路を介
して前記保持回路に転送可能としたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上述の手段によれば、命令の実行中を示すフラ
グによって、命令の実行状態が認識でき、また、約3.
3msの1パック蓄積期間をN分割し、サブコードに同
期した同期信号をカウンタによって計数することによっ
て、命令の実行経過時間と残り時間が認識できるため、
マイコンが定期的にフラグとカウンタの内容を取り出し
て、命令の実行終了を検出した時点のカウンタの内容を
認識することにより、マイコンがサブコード処理回路に
実行させるべき命令が、残り時間で実行可能かどうか判
断することができる。
【0014】また、前記フラグとカウンタの内容をイン
ターフェイス回路を介して取り出し、実行させるべき命
令及びデータを同じインターフェイス回路を介してサブ
コード処理回路内部の1パックデータを保持する保持回
路に転送することができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すブロック図で
ある。集積回路1は、光ピックアップによってディスク
2から読み出されたEFM信号を処理し、デジタル音楽
情報を出力するとともに、出力端子からサブコードPW
を出力する。シフトレジスタ3は、サブコードPWをシ
リアルに取り込みパラレルに出力するシリアル−パラレ
ル変換回路を構成するものであり、集積回路1のサブコ
ード出力端子にデータ入力端子Dが接続され、1フレー
ム毎にシフトクロックSBCKによってサブコードを取
り込む。ここで、シフトレジスタ3には、サブコードP
〜Wの8ビットが取り込まれるが、CDGの画像処理に
必要なデータはR〜Wであるので、R〜Wを保持する6
ビットの出力がラッチ回路4に印加される。ラッチ回路
4は、サブコードが全部シフトレジスタ3に取り込ま
れ、次のサブコードの取り込みが開始される前にサブコ
ードR〜Wをラッチする。
【0016】バッファメモリ5は、サブコードの誤り検
出と訂正を行うために、ラッチ回路4にラッチされたサ
ブコードR〜Wをデータバス6を介して順次記憶及び蓄
積するメモリであり、S−RAMで構成される。誤り検
出及び訂正回路(CIRC)7は、バッファメモリ5に
24フレーム分、即ち1パック分のサブコードR〜Wが
記憶及び蓄積される毎に動作し、バッファメモリ5から
1パック分のサブコードR〜Wを読み出して、リードソ
ロモン符号理論に基づいた誤り検出と誤り訂正を行う。
CIRC7によって処理された1パック分のサブコード
R〜Wは、パリティQ0、Q1とP0、P1、P2、P3を除
いてバッファメモリ5に再び記憶されると共に、パック
レジスタ8に記憶される。
【0017】パックレジスタ8は、シンボル「0」、
「1」、「4」〜「19」を保持する複数のレジスタで
構成され、各レジスタの出力は、命令デコード回路9に
供給される。命令デコード回路9は、シンボル「0」の
モード及びアイテムによって動作モードを判定し、更
に、シンボル「1」の命令コードによって命令を判定す
る回路である。命令デコード回路9の出力、即ち、命令
を示す信号は、命令実行制御回路10に印加され、命令
実行制御回路10は、各内部回路を制御し命令の実行を
行う。画面メモリ11及び12は、各々アドレス制御回
路13によってアドレスが指定される64K×4ビット
のD−RAMであり、一方の画面メモリ11がメインメ
モリであり、他方の画面メモリ12がサブメモリとなっ
ている。また、画面メモリ11及び12は、各々TVグ
ラフィックモードの場合あるいは拡張TVグラフィック
モードの場合に、18行×50桁のアドレスと、各アド
レスに6×12のドットのアドレスが設定される。従っ
て、1つのドットアドレスに4ビットのデータが対応
し、1パック中に記述された4ビットの色番号データが
1つのドットアドレスに記憶され、特に、CDEGの場
合には、画面メモリ11及び12によって8ビットの色
番号が4ビットに分割されて記憶される場合もある。こ
の画面メモリ11と12は、例えばCRTディスプレイ
のラスタスキャン信号に同期して読み出され、読み出さ
れた4ビットの色番号は、カラー参照テーブルメモリ
(CLUT)14にデータバス6を介して印加される。
CLUT14は、色番号データをアドレスとして、その
色番号が表す色を実現するためのR、G、Bの3原色デ
ータを発生するテーブルであり、TVグラフィックモー
ドの場合には各色は、4ビットの色データに変換されて
D−A変換回路15に出力され、拡張TVグラフィック
モードの場合には各色は6ビットの色データに変換され
てD−A変換回路15に出力される。D−A変換回路1
5でアナログ信号に変換されたR、G、Bは、映像信号
として出力される。また、CLUT14は、S−RAM
で構成され、パックレジスタ8にカラー書き込み命令、
及び、R、G、Bの色データが保持された時に、その色
データが色番号に対応するアドレスに書き込まれる。
【0018】カウンタ16は、1フレーム毎にサブコー
ドPWと同期して集積回路1から出力されるサブコード
ブロック同期信号SFSYを計数する24進カウンタで
あり、前段の2進カウンタと後段の12進カウンタで構
成される。1パックは24フレームであるからこのカウ
ンタ16の計数値が「24」になること、あるいは、キ
ャリー信号を検出することにより、1パックのサブコー
ドが蓄積されたことを判別できる。また、本実施例で
は、1パックの蓄積期間を12分割し、1/12の分解
能で経過時間と残り時間を判別できるように、カウンタ
16の12進カウンタの4ビット出力をインターフェイ
ス回路17に印加している。
【0019】フラグ18はラッチ回路で構成され、入力
Lには命令デコード回路9から出力される命令信号の
内、MC(メモリ制御)命令を除く命令の信号がORゲ
ート19を介して印加され、クロック入力Cにはタイミ
ング制御回路20から命令実行制御回路10に出力され
る実行開始信号STARTが印加され、リセット入力R
には命令実行制御回路10から出力される実行終了信号
ENDが印加される。即ち、パックレジスタ8に保持さ
れた命令コードが命令デコード回路9によって解読さ
れ、その命令がMC命令以外であるときに、その命令の
実行中にフラグ18がセットされるのである。尚、MC
命令をフラグ18のセットに使用しないのは、MC命令
は短時間で実行処理されるとともに、拡張TVグラフィ
ックモードでは、NOP(ノーオペレーション)命令の
代わりに多用されるためである。このフラグ18の出力
Qはインターフェイス回路17に出力される。
【0020】インターフェイス回路17は、マイコンと
のデータ送受を行うためのレジスタであり、カウンタ1
6の4ビット出力とフラグ18の1ビットを保持する領
域と、パックレジスタ8のシンボル「0」から「19」
迄のデータを保持する領域とが設けられている。特に、
シンボル「0」から「19」迄のデータを保持する領域
は、パックレジスタ8と双方向の信号線で接続され、マ
イコンからインターフェイス回路17に供給されたシン
ボル「0」から「19」のデータをパックレジスタ8に
書き込むことができる。インターフェイス回路17とマ
イコンとの接続は、シリアルデータ入出力DATAとシ
フトクロックSCKとチップイネーブルCEによって行
われる。
【0021】タイミング制御回路20は、集積回路1か
ら、サブコード同期信号S0、S1に同期したサブコード
フレーム同期信号SBSYと1フレーム毎に出力される
サブコードブロック同期信号SFSYが印加され、これ
らの信号に同期して、内部の発振回路21で発生した基
準クロックに基づいて、各部の動作タイミングを制御す
るタイミング信号を発生する。
【0022】このタイミング制御回路20の動作を簡単
に説明する。サブコードフレーム同期信号SBSYが印
加されると、タイミング制御回路20はカウンタ16を
リセットして初期状態にする。即ち、98フレーム毎に
サブコードフレーム同期信号SBSYに同期を合わせ込
み、同期保護を行っている。そして、サブコードブロッ
ク同期信号SFSYが印加された場合には集積回路1に
サブコードP〜Wが揃った状態であるため、シフトクロ
ックSBCKを集積回路1及びシフトレジスタ3に供給
し、サブコードP〜Wを取り込み、サブコードラッチ信
号SBLCHを出力する。その後、ラッチ回路4にラッ
チされたサブコードR〜Wをバッファメモリ5に順次書
き込むタイミング信号を出力する。更に、タイミング制
御回路20は、カウンタ16の計数値を検出し、計数値
が「24」になると、1パックのデータが蓄積されたこ
とを認識し、CIRC7の動作を制御して、バッファメ
モリ5に蓄積されたサブコードR〜Wを読み出して誤り
検出及び訂正を行い、処理された1パックのサブコード
R〜Wをパックレジスタ8に書き込む。その後、実行開
始信号STARTを命令実行制御回路10に出力して命
令の実行を行うと共にフラグ18のラッチ動作を制御す
る。一方、インターフェイス回路17にマイコンからシ
ンボル「0」〜「19」を供給した場合、チップイネー
ブルCEの立ち下がりによって、タイミング制御回路2
0は、インターフェイス回路20に保持されたシンボル
「0」〜「19」をパックレジスタ8に書き込むタイミ
ング信号を出力し、更に、実行開始信号STARTを出
力する。この時、すでに命令が実行中であったら、パッ
クレジスタ8への書き込みのためのタイミング信号と実
行開始信号STARTの出力はなされない。
【0023】尚、図1のブロック図において、集積回路
1に接続される回路ブロックを集積回路化する場合、画
面メモリ11及び12は、外付けとする。図2は、本発
明の特徴を説明するための状態図であり、カウンタ16
の計数値に対して、サブコード処理回路における命令の
実行状態、マイコンの制御状態、及びフラグ18の状態
を示す。カウンタ16の計数値が「0000」の時には
パックレジスタ8のシンボルが書き替えられた状態であ
り、以後はその命令の実行が行われる。従って、フラグ
18は「H」となる。一方、マイコンは定期的にインタ
ーフェイス回路17を介してカウンタ16の計数値とフ
ラグ18の状態を読み出す。そこで、フラグ18が
「L」になって命令の実行が終了したことが検出された
時、計数値が「0011」であった場合、次の命令の実
行までには、残り8/12の期間が残っている。従っ
て、マイコンが実行させたい命令が転送時間を含めて8
/12の期間で実行できる命令であれば、インターフェ
イス回路17にシンボルを転送する。これにより、サブ
コード処理回路はマイコンから転送された命令を実行す
る。そして、マイコンは、転送した命令の実行が終了す
る時間を見計らって、再び、フラグ18の状態とカウン
タ16の計数値を読み出して、サブコード処理回路の状
態を定期的に判断する。
【0024】このように、CDから読み出された命令の
実行の合間を効率的に見つけ、マイコンからの命令をサ
ブコード処理回路に実行させることができるのである。
【0025】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、命令の実
行状態を外部に出力することができるので、外部の制御
装置との効率的な結合が行え、サブコード処理回路の機
能向上となり、高付加価値のCD再生装置が実現できる
ものである。特に、拡張TVグラフィックモードの場合
には、使用していない一方の画面メモリに外部からデー
タを書き込み、その後表示を切り換えるなどの機能の実
現には非常に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の特徴を示す状態図である。
【図3】サブコード全体のフォーマットを示す図であ
る。
【図4】サブコードの1パック分のフォーマットを示す
図である。
【図5】モードを示す図である。
【符号の説明】
1 集積回路 2 ディスク 3 シフトレジスタ 4 ラッチ回路 5 バッファメモリ 6 データバス 7 誤り検出及び訂正回路 8 パックレジスタ 9 命令デコード回路 10 命令実行制御回路 11、12 画面メモリ 13 アドレス制御回路 14 カラー参照テーブルメモリ 15 D−A変換回路 16 カウンタ 17 インターフェイス回路 18 フラグ 19 ORゲート 20 タイミング制御回路 21 発振回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 茂之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 棚橋 直樹 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDから読み出され定期的に出力される
    サブコードを所定数蓄積することによって命令コードを
    含む所定のフォーマットのデータ群が構成され、該デー
    タ群が構成される度に、命令コードに応じた動作を行う
    CDのサブコード処理回路において、前記データ群が蓄
    積される期間をN分割するために、前記サブコードに同
    期する同期信号を計数するカウンタと、前記データ群に
    含まれた所定命令コードの実行によってセットされ前記
    所定命令の実行終了によってリセットされるフラグとを
    備え、前記カウンタの計数値と前記フラグの状態によ
    り、前記CDから読み出された命令コードの実行終了か
    ら次の命令の実行開始までの空き時間を認識可能とした
    ことを特徴とするCDのサブコード処理回路。
  2. 【請求項2】 CDから読み出され定期的に出力される
    サブコードを所定数蓄積することによって命令コードを
    含む所定のフォーマットのデータ群が構成され、該デー
    タ群が構成される度に、命令コードに応じた動作を行う
    CDのサブコード処理回路において、前記サブコードを
    順次蓄積するメモリと、該メモリに蓄積されたデータ群
    毎に誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正回路と、該誤
    り検出訂正回路によって処理されたデータ群を保持する
    保持回路と、該保持回路に保持された命令コードを判別
    する命令デコード回路と、前記データ群が蓄積される期
    間をN分割するために、前記サブコードに同期する同期
    信号を計数するカウンタと、前記データ群に含まれた所
    定命令コードの実行によってセットされ前記所定命令の
    実行終了によってリセットされるフラグと、前記カウン
    タ及び前記フラグの出力が印加されると共に、前記保持
    回路に接続されたインターフェイス回路とを備え、前記
    インターフェイス回路から前記カウンタの計数値と前記
    フラグの状態を取りだし、命令の実行終了から次の命令
    の実行までの空き時間を認識可能とすると共に外部から
    命令コード及びデータをインターフェイス回路を介して
    前記保持回路に転送可能としたことを特徴とするCDの
    サブコード処理回路。
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