JP2828483B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2828483B2
JP2828483B2 JP8826090A JP8826090A JP2828483B2 JP 2828483 B2 JP2828483 B2 JP 2828483B2 JP 8826090 A JP8826090 A JP 8826090A JP 8826090 A JP8826090 A JP 8826090A JP 2828483 B2 JP2828483 B2 JP 2828483B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、異なる複数の伝送レートでディジタル信号
が記録された記録媒体から、ディジタル信号を正確に再
生することが可能な再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ディジタル信号(PCM信号)を複数の異なる伝送レー
トにて記録・再生することが可能な磁気記録再生装置の
一例としては、例えば、特願昭63−123828号に記載のも
のがある。
この既提案例においては、モードAによる記録・再
生,モードBによる記録・再生という具合に、2種類の
異なる伝送レートにて記録・再生することができ、磁気
テープの種類や記録時のテープ走行速度などに応じて、
モードA,モードBのいずれかを選んで、ディジタル信号
を記録・再生するようにしていた。
また複数の映像信号を記録再生することが可能な記録
再生装置の別の一例として、特開平1−175472号公報に
記載のものがある。
この既提案例においては、記録時に特定パターンを記
録信号に混入することによって、再生時の記録方式判別
を行うことについて述べられている。そして、特別な信
号が新たに記録されていない場合の、再生時における方
式識別については述べられていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した既提案例においては、再生時におけるモード
判定、即ち、再生すべきディジタル信号の伝送レートの
判定については何ら考慮されていないため、次のような
問題があった。
即ち、上記した磁気記録再生装置にて磁気テープにデ
ィジタル信号を記録した場合、同一の磁気テープ内にお
いて、異なった伝送レートで記録されたディジタル信号
が混在することになる。そのため、この様な磁気テープ
からディジタル信号を再生する場合、記録されているデ
ィジタル信号のうち、再生すべきディジタル信号の伝送
レートがどの様な伝送レートであるかを判定して、その
伝送レートに合ったディジタル信号の再生処理を行わな
ければ、正しいディジタル信号の再生を行うことができ
ないという問題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決
し、ディジタル信号を再生する場合、再生されるディジ
タル信号の伝送レートに合ったディジタル信号の再生処
理を行うことができる再生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明では、記録媒
体に記録されたディジタル信号を再生する信号読み出し
手段と、該信号読み出し手段により再生されたディジタ
ル信号に再生処理を施す再生処理手段と、を具備した再
生装置において、再生された前記ディジタル信号の最長
パターンによって、該ディジタル信号の伝送レートを判
定する判定手段と、該判定手段による判定結果により、
前記再生処理手段における再生処理を、前記判定手段に
て判定された伝送レートに対応する再生処理に切り替え
る切り替え手段と、を設けるようにした。
また、いわゆる可変速再生を行う場合、前記判定手段
では、再生された前記ディジタル信号の振幅レベルが一
定のレベル以上の振幅レベルである時のみ、前記判定を
行うようにしても良い。
また、前記再生処理手段に、再生された前記ディジタ
ル信号に含まれる同期信号を検出する同期検出手段を設
けると共に、前記切り替え手段では、前記再生処理手段
における再生処理を、前記判定手段にて判定された伝送
レートに対応する再生処理に切り替えた後、前記同期検
出手段によって前記同期信号が検出されたかどうかを確
認し、該同期信号が検出されない時には、前記再生処理
手段における再生処理を、他の伝送レートに対応する再
生処理に切り替えるようにしても良い。
〔作用〕
再生されたディジタル信号において、伝送レートが異
なれば、最長パターンの時間的な長さも異なる。従っ
て、前記判定手段は、再生されたディジタル信号の最長
パターンの時間的な長さを測ることによって、再生され
たディジタル信号の伝送レートが、いかなる伝送レート
であるかを判定することができる。
また、前記切り替え手段は、前記再生処理手段におけ
る再生処理を、前記判定手段にて判定された伝送レート
に対応する再生処理に切り替える。従って、再生された
ディジタル信号には、その伝送レートに合った再生処理
が施されることになり、正しいディジタル信号の再生を
行うことができる。
また、可変速再生を行う際、前記判定手段において、
再生された前記ディジタル信号の振幅レベルが一定のレ
ベル以上の振幅レベルである時のみ、前記判定を行うよ
うにした場合には、ノイズ等による誤動作を防止するこ
とができる。
また、前記切り替え手段において、前記再生処理手段
における再生処理を切り替えた後に、前記同期検出手段
によって前記同期信号が検出されたかどうかを確認する
ようにした場合には、仮に前記判定手段が誤判定をして
も、常に正しいディジタル信号の再生を行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例としての磁気記録再生
装置を示すブロック図である。
第1図において、1は入力アナログ信号、2はシステ
ムコントローラ、3は切り替えスイッチ、4は記録信号
処理回路A、5は記録信号処理回路B、6は切り替えス
イッチ、7は記録アンプ、8は記録ヘッド、9は再生ヘ
ッド、10は磁気テープ、11は再生アンプ、12は再生アン
プ11の出力を入力としたモード判定手段、13は再生信号
処理回路A、14は再生信号処理回路B、15は切り替えス
イッチ、16は出力信号、である。
本実施例においては、モードAによる記録・再生,モ
ードBによる記録・再生という具合に、2種類の異なる
伝送レートにて記録・再生することができる。
まず、本実施例における記録時の動作について説明す
る。
まず、システムコントローラ2は、モードAに設定さ
れている時には、切り替えスイッチ2,6を連動して端子
a側に切り替え、逆にモードBに設定されている時に
は、切り替えスイッチ2,6を連動して端子b側に切り替
える。
従って、モードAに設定されている時には、入力アナ
ログ信号1は、記録信号処理回路A4に入力され、そこ
で、モードAの伝送レートに対応したフォーマットで符
号化されて、ディジタル信号に変換され、その後、記録
アンプ7を介して、記録ヘッド8により磁気テープ10に
記録される。
また、モードBに設定されている時には、入力アナロ
グ信号1は、記録信号処理回路B5に入力され、そこで、
モードBの伝送レートに対応したフォーマットで符号化
されて、ディジタル信号に変換され、記録アンプ7を介
して増幅された後、記録ヘッド8により磁気テープ10に
記録される。
第2図は第1図の記録アンプ7に入力されるディジタ
ル信号及びその同期信号のタイミングを示すタイミング
図である。
第2図において、(a)は第1図の記録アンプ7に入
力されるディジタル信号を、(b)はモードAの伝送レ
ートに対応するフォーマットで符号化されたディジタル
信号の同期信号を、(c)はモードBの伝送レートに対
応するフォーマットで符号化されたディジタル信号の同
期信号を、それぞれ示す。
第2図(a)に示すように、記録アンプ7に入力され
るディジタル信号は、記録信号処理回路A4またはB5にお
いて所定のフォーマットで符号化されることにより、ブ
ロック単位で構成され、各ブロックの先頭には、同期信
号がそれぞれ付加されていて、データの単位が識別でき
るようになっている。
ここで、各ブロックの同期信号は、それぞれ、ディジ
タル信号中の最長パターンが2つ連続することによって
構成されている。
即ち、記録信号処理回路A4からのディジタル信号の同
期信号(即ち、モードAの伝送レートに対応するフォー
マットで符号化されたディジタル信号の同期信号)は、
第2図(b)に示す如くになり、記録信号処理回路B5か
らのディジタル信号の同期信号(即ち、モードBの伝送
レートに対応するフォーマットで符号化されたディジタ
ル信号の同期信号)は、第2図(c)に示す如くにな
る。
ここで、第2図(b)において、TaはモードAにおけ
るディジタル信号中の最長パターンの時間的な長さであ
り、第2図(c)において、TbはモードBにおけるディ
ジタル信号中の最長パターンの時間的な長さである。即
ち、ディジタル信号中の最長パターンの時間的な長さ
は、そのディジタル信号の伝送レートによって異なって
いる。
次に、本実施例における再生時の動作について説明す
る。
再生ヘッド9によって磁気テープ10から再生されたデ
ィジタル信号は、再生アンプ11を介して増幅された後、
3分岐され、一つは再生信号処理回路A13に、もう一つ
は再生信号処理回路B14に、残りの1つはモード判定手
段12に、それぞれ入力される。
再生信号処理回路A13では、入力されたディジタル信
号に、モードAの伝送レートに対応した再生処理を施
し、また、再生信号処理回路B14では、入力されたディ
ジタル信号に、モードBの伝送レートに対応した再生処
理を施す。
一方、モード判定手段12では、入力されたディジタル
信号の同期信号またはデータから、ディジタル信号中の
最長パターンの時間的な長さを測定し、その長さがTa
あれば、入力されたディジタル信号の伝送レートはモー
ドAの伝送レートであると判定し、Tbであれば、入力さ
れたディジタル信号の伝送レートはモードBの伝送レー
トであると判定して、その判定結果をシステムコントロ
ーラ2に送る。
システムコントローラ2は、その判定結果に基づい
て、モードAの伝送レートであると判定された場合に
は、切り替えスイッチ15を端子a側に切り替え、モード
Bの伝送レートであると判定された場合には、切り替え
スイッチ15を端子b側に切り替える。
この結果、再生されたディジタル信号の伝送レートが
モードAの伝送レートである場合には、モードAの伝送
レートに対応する再生処理の施された信号、即ち、再生
信号処理回路A13の出力信号が出力信号16として出力さ
れ、再生されたディジタル信号の伝送レートがモードB
の伝送レートである場合には、モードBの伝送レートに
対応する再生処理の施された信号、即ち、再生信号処理
回路B14の出力信号が出力信号16として出力される。
従って、本実施例によれば、磁気テープ10内におい
て、モードAの伝送レートで記録されたディジタル信号
とモードBの伝送レートで記録されたディジタル信号と
が混在していても、再生時には、再生されるディジタル
信号の伝送レートがモードAの伝送レートであるか、モ
ードBの伝送レートであるか、を判定できるので、伝送
レートに合ったディジタル信号の再生処理を行うことが
でき、正しいディジタル信号の再生を行うことができ
る。
第3図は第1図におけるモード判定手段の一具体例を
示すブロック図である。
第3図において、50は第1図の再生アンプ11から出力
されたディジタル信号、51はコンパレータ、52は両エッ
ジ検出回路、53はカウンタ、54はラッチ回路、55は比較
回路、56は最大値ホールド回路、57は比較判定回路、58
はエンベロープ検波回路、59はコンパレータ、60は固定
周波数を持つクロック、61は検出時間信号、62は第1図
のシステムコントローラ2に判定結果として出力される
判定信号、63は判定回路、64は判定回路コントローラ、
である。
また、第4図は第3図における要部信号等のタイミン
グを示すタイミング図である。
第4図において、(a)は第1図の再生アンプ11から
出力されたディジタル信号50、(b)は両エッジ検出回
路52の出力信号、(c)はクロック60、(d)はカウン
タ53のカウント値、(e)はラッチ回路54の出力信号、
である。
では、本具体例の動作について説明する。
第1図の再生アンプ11から出力されたディジタル信号
は、コンパレータ51で波形整形された後、両エッジ検出
回路52に入力される。両エッジ検出回路52は、入力され
たディジタル信号の“H"(ハイレベル)と“L"(ローレ
ベル)の変わり目(即ち、エッジ)を検出し、第4図
(b)に示す信号をカウンタ53に出力する。
カウンタ53は、第4図(c)に示すクロック60をクロ
ック入力としてカウントを行うと共に、両エッジ検出回
路52からの出力信号によって、ディジタル信号50のエッ
ジのタイミングでクリアされる。従って、カウンタ53で
は、ディジタル信号50のエッジから次のエッジまでの時
間的な長さ(即ち、ディジタル信号50のパルス幅)を、
第4図(d)に示すように、カウント値として得ること
ができる。
こうして得られたカウント値は、ディジタル信号50の
次のエッジのタイミングで、クリアされる前に、ラッチ
回路54にラッチされる。ラッチ回路54にラッチされた値
は、第4図(e)に示すような信号として、比較回路55
と最大値ホールド回路56に入力される。
比較回路55では、ラッチ回路54より入力された値と最
大値ホールド回路56に保持されている値とを比較し、ラ
ッチ回路54から入力された値の方が大きければ、最大値
ホールド回路56に特定の信号を出す。
最大値ホールド回路56は、この様な比較回路55からの
特定の信号を得たら、ラッチ回路54より入力された値を
新たに保持する。従って、最大値ホールド回路56には、
カウンタ53で得られたカウント値の最大値が常に保持さ
れることになる。また、最大値ホールド回路56には、定
期的に検出時間信号61が入力されており、最大値ホール
ド回路56は、この検出時間信号61が入力されると、保持
している値を比較判定回路57に出力すると共に、保持し
ている値をリセットする。従って、比較判定回路57の入
力には、検出時間信号61が入力されてから次の検出時間
信号61が入力されるまでの間における、カウント値の最
大値が検出されることになる。従って、検出時間信号61
の入力の時間間隔によって、カウント値の最大値を検出
する時間が決定されることになる。
比較判定回路57では、最大値ホールド回路56から得ら
れたカウント値の最大値を、別に入力される閾値Nと比
較して、モード判定、即ち、再生されたディジタル信号
の伝送レートがモードAの伝送レートであるか、モード
Bの伝送レートであるか、の判定を行い、その判定結果
を判定信号62として、第1図のシステムコントローラ2
に送る。
ここで、閾値Nは以下のように設定する。
即ち、カウンタ53に入力されるクロック60のカウント
時間(即ち、クロック60の周期)T0に対し、各モードの
最長パターンの時間的な長さは前述した様にTa,Tbであ
るので、カウント値として、モードAの場合はTa/T0,モ
ードBの場合はTb/T0カウントされるはずである。従っ
て、これらの値から、閾値Nは、例えば、 と設定すれば良い。
一方、モード判定については、上記のことから、 カウント値の最大値≧N ならば モードA カウント値の最大値<N ならば モードB というように判定を行うことができる。
ところで、再生時の磁気テープ10の走行スピードが、
記録時の走行スピードと異なっている場合、即ち、いわ
ゆる可変速再生の場合には、次の様な動作となる。
第5図は可変速再生の場合における第3図の要部信号
のタイミングを示すタイミング図である。
第5図において、(a)は第1図の再生アンプ11から
出力されたディジタル信号50、(b)はコンパレータ59
の出力信号、である。
可変速再生の場合は、第1図の再生ヘッド9が磁気テ
ープ10のトラックを斜めに横断することになるため、再
生されるディジタル信号には、第5図(a)に示すよう
に、そのエンベロープとして、山と谷が交互に出現する
ようになる。従って、このままでは、ディジタル信号の
振幅レベルが小さい部分(エンベロープの谷の部分)で
は、ノイズ等によって、判定回路63が誤動作を起こす恐
れがある。
そこで、まず、第3図に示すエンベロープ検波回路58
が、入力されたディジタル信号50のエンベロープを検波
する。
次に、コンパレータ59が、その検波されたエンベロー
プの振幅レベルを第5図(a)に示す振幅レベルPと比
較して、エンベロープの振幅レベルが振幅レベルPより
も大きい場合には“H"を、小さい場合には“L"を、第5
図(b)に示す如く出力する。ここで、振幅レベルP
は、ディジタル信号として検出することが可能な最小振
幅レベルである。
判定回路コントローラ64は、コンパレータ59からの出
力信号を入力し、その信号が“L"の時には、判定回路63
全体の動作を停止させる。この結果、判定回路63内のカ
ウンタ53,ラッチ回路54,最大値ホールド回路61等はリセ
ットされる。そして、前記信号が“H"の時に判定回路63
を動作させる。
従って、再生されたディジタル信号の振幅レベルが一
定の振幅レベルより大きい場合にしか、判定回路63は動
作しないため、ディジタル信号の振幅レベルの小さい部
分での、ノイズ等による判定回路63の誤動作を防止する
ことができる。
次に、第6図は本発明の第2の実施例としての磁気記
録再生装置を示すブロック図である。
第6図において、第1図及び第3図と同一符号のもの
は同一のものである。その他、28は波形等化回路A、29
は波形等化回路B、30はクロック再生回路A、31はクロ
ック再生回路B、32は再生信号処理回路、34は切り替え
スイッチ、35は同期検出回路、36は信号処理回路、37,3
8はクロック、39は切り替え信号、である。
本実施例において、記録時の動作については第1図の
実施例と同様であるので、再生時の動作について以下説
明する。
再生ヘッド9によって磁気テープ10から再生されたデ
ィジタル信号は、再生アンプ11を介して増幅された後、
2分岐され、一つは波形等化回路A28に、もう一つは波
形等化回路B29に、それぞれ入力される。
波形等化回路A28,B29では、それぞれ、入力されたデ
ィジタル信号に波形等化処理を施し、所定の周波数範囲
内において、ディジタル信号の振幅レベルが周波数に対
し一定となるようにする。
波形等化回路A28から出力されたディジタル信号は、
2分岐され、一つはクロック再生回路A30に、もう一つ
はモード判定手段12に、それぞれ入力される。また、波
形等化回路B29から出力されたディジタル信号はクロッ
ク再生回路B31に入力される。
クロック再生回路A30,B31では、それぞれ、入力され
たディジタル信号からクロック37,38を再生して再生信
号処理回路32へ入力すると共に、ディジタル信号を切り
替えスイッチ34に入力する。
一方、モード判定手段12では、第1図の実施例と同様
に、入力されたディジタル信号の同期信号またはデータ
から、ディジタル信号中の最長パターンの時間的な長さ
を測定し、その長さがTaであれば、入力されたディジタ
ル信号の伝送レートはモードAの伝送レートであると判
定し、Tbであれば、入力されたディジタル信号の伝送レ
ートはモードBの伝送レートであると判定して、その判
定結果を判定信号62としてシステムコントローラ2に送
る。システムコントローラ2は、その判定結果に基づい
た切り替え信号39を再生信号処理回路32に送る。
再生信号処理回路32では、切り替え信号39に従って、
次のように動作する。即ち、モード判定手段12でモード
Aの伝送レートであると判定された場合には、切り替え
スイッチ34が端子a側に切り替わると共に、同期検出回
路35,信号処理回路36がクロック再生回路A30からのクロ
ック37に従って、モードAの伝送レートに対応した再生
処理を行う。また、モード判定手段12でモードBの伝送
レートであると判定された場合には、切り替えスイッチ
34が端子b側に切り替わると共に、同期検出回路35,信
号処理回路36がクロック再生回路B31からのクロック38
に従って、モードBの伝送レートに対応した再生処理を
行う。
この結果、再生されたディジタル信号の伝送レートが
モードAの伝送レートである場合には、モードAの伝送
レートに対応する再生処理の施された信号が出力信号16
として出力され、再生されたディジタル信号の伝送レー
トがモードBの伝送レートである場合には、モードBの
伝送レートに対応する再生処理の施された信号が出力信
号16として出力される。
本実施例によれば、モード判定手段12が、波形等化回
路A28によって波形等化処理が施されたディジタル信号
を入力し、その信号に基づいてモード判定を行うため、
より正確な判定を行うことができる。
なお、使用する波形等化回路の出力信号は、その波形
等化回路が、全てのモードの最長パターンの信号を伝達
可能な特性であれば、どの波形等化回路出力を用いても
良い。
次に、第7図は本発明の第3の実施例としての磁気記
録再生装置を示すブロック図である。
第7図において、第1図,第3図及び第6図と同一符
号のものは同一のものである。その他、40は同期検出信
号である。
本実施例において、記録時の動作については第1図の
実施例と同様である。また、再生時の動作については一
部を除いて第6図の実施例とほぼ同様である。従って、
第6図の実施例と異なる点について以下説明する。
再生信号処理回路32では、第6図の実施例で説明した
ように、システムコントローラ2からの切り替え信号39
に従って、モード判定手段12でモードAの伝送レートで
あると判定された場合には、切り替えスイッチ34が端子
a側に切り替わると共に、同期検出回路35,信号処理回
路36がクロック再生回路A30からのクロック37に従っ
て、モードAの伝送レートに対応した再生処理を行う。
また、モード判定手段12でモードBの伝送レートである
と判定された場合には、切り替えスイッチ34が端子b側
に切り替わると共に、同期検出回路35,信号処理回路36
がクロック再生回路B31からのクロック38に従って、モ
ードBの伝送レートに対応した再生処理を行う。
従って、モード判定手段12で判定された結果が真に正
しければ、同期検出回路35,信号処理回路36では、入力
されたディジタル信号について、その伝送レートに合っ
た正しい再生処理が行われるはずであり、即ち、同期検
出回路35においては、同期信号が検出されることにな
る。
しかし、仮にモード判定手段12で判定された結果が誤
りであるとすれば、同期検出回路35,信号処理回路36で
は、入力されたディジタル信号について、その伝送レー
トとは異なった再生処理が行われることになり、従っ
て、同期検出回路35においては、同期信号が検出されな
いことになる。
そこで、本実施例では、モード判定手段12での判定に
誤りがあっても、ディジタル信号の伝送レートに合った
正しい再生処理が常に行えるように、以下の如くになっ
ている。
即ち、同期検出回路35は、再生処理を行う段階で、同
期信号が検出された場合には、同期検出信号40をシステ
ムコントローラ2に送り、同期信号が検出されなかった
場合には、同期検出信号40を送らないようにしている。
これにより、システムコントローラ2は、同期検出回
路35から同期検出信号40が送られてきた時は、モード判
定手段12での判定は正しいものであるとして、再生系を
確定する。即ち、そのまま、切り替えスイッチ34の状態
を保持させ、同期検出回路35,信号処理回路36での再生
処理を続行させる。
逆に、同期検出回路35から同期検出信号40が送られて
こなかった時は、システムコントローラ2は、モード判
定手段12での判定は誤りであるとして、切り替え信号39
によって、切り替えスイッチ34を逆の端子側に切り替え
ると共に、同期検出回路35,信号処理回路36に、他方の
クロックに従って、他のモードの伝送レートに対応した
再生処理を行わせる。この結果、同期検出回路35からの
同期検出信号40が送られてくれば、再生系を確定する。
以上のように、本実施例によれば、モード判定手段12
での判定に仮に誤りがあったとしても、ディジタル信号
の伝送レートに合った正しい再生処理を常に行うことが
できる。
次に、第8図は本発明の第4の実施例としての磁気記
録再生装置を示すブロック図である。
第8図において、第1図,第3図及び第7図と同一符
号のものは同一のものである。
本実施例において、記録時の動作については第1図の
実施例と同様であるので、再生時の動作について以下説
明する。
再生ヘッド9によって磁気テープ10から再生されたデ
ィジタル信号は、再生アンプ11を介して増幅された後、
2分岐され、一つは波形等化回路A28に、もう一つは波
形等化回路B29に、それぞれ入力される。
波形等化回路A28,B29では、それぞれ、入力されたデ
ィジタル信号に波形等化処理を施し、所定の周波数範囲
内において、ディジタル信号の振幅レベルが周波数に対
し一定となるようにする。
波形等化回路A28,B29から出力されたディジタル信号
は、次に、クロック再生回路A30,B31にそれぞれ入力さ
れる。
クロック再生回路A30,B31では、それぞれ、入力され
たディジタル信号からクロック37,38を再生して再生信
号処理回路32へ入力すると共に、ディジタル信号を切り
替えスイッチ34に入力する。
そこで、システムコントローラ2は、切り替え信号39
を再生信号処理回路32に送り、その切り替え信号39によ
って、例えば、最初、再生信号処理回路32内の切り替え
スイッチ34を端子a側に切り替えると共に、同期検出回
路35,信号処理回路36に、クロック再生回路A30からのク
ロック37に従って、モードAの伝送レートに対応した再
生処理を行なわせる。
この結果、同期検出回路35では、クロック再生回路A3
0からのクロック37に従って、モードAの伝送レートに
対応した、同期信号の検出が行われ、それにより、同期
信号が検出された場合には、同期検出信号40をシステム
コントローラ2に送り、同期信号が検出されなかった場
合には、同期検出信号40を送らない。
システムコントローラ2では、同期検出回路35から同
期検出信号40が送られてきた時には、モード判定手段12
での判定は正しいものであるとして、再生系を確定す
る。即ち、そのまま、切り替えスイッチ34の状態を保持
させ、同期検出回路35,信号処理回路36での再生処理を
続行させる。
逆に、同期検出回路35から同期検出信号40が送られて
こなかった時は、システムコントローラ2は、モード判
定手段12での判定は誤りであるとして、切り替え信号39
によって、切り替えスイッチ34を端子b側に切り替える
と共に、同期検出回路35,信号処理回路36に、クロック
再生回路B31からのクロック38に従って、モードBの伝
送レートに対応した再生処理を行わせる。この結果、同
期検出回路35からの同期検出信号40が送られてくれば、
再生系を確定する。
以上のように、本実施例によれば、モード判定手段12
を用いなくても、再生されたディジタル信号の伝送レー
トに合った再生処理を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、異なる複数の
伝送レートでディジタル信号が記録された記録媒体か
ら、ディジタル信号を再生する場合、再生されるディジ
タル信号の伝送レートを判定する判定手段の判定結果
や、再生処理手段における、再生されたディジタル信号
に含まれる同期信号の検出結果を用いて、再生処理手段
における再生処理を切り替えることにより、再生される
ディジタル信号の伝送レートに合ったディジタル信号の
再生処理を行うことができ、正しいディジタル信号の再
生を行うことができる。
また、判定手段において、再生されたディジタル信号
の最長パターンによって伝送レートを判定するようにし
た場合には、最長パターンはディジタル信号の1ブロッ
ク中に少なくとも1つ含まれているため、判定を早く行
うことができ、ノイズ等による誤動作を防止することが
できる。
また、判定手段において、いわゆる可変速再生時に、
再生されたディジタル信号の振幅レベルが一定のレベル
以上の振幅レベルである時のみ、判定を行うようにした
場合にも、ノイズ等による誤動作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例としての磁気記録再生装
置を示すブロック図、第2図は第1図の記録アンプに入
力されるディジタル信号及びその同期信号のタイミング
を示すタイミング図、第3図は第1図におけるモード判
定手段の一具体例を示すブロック図、第4図は第3図に
おける要部信号等のタイミングを示すタイミング図、第
5図は可変速再生の場合における第3図の要部信号のタ
イミングを示すタイミング図、第6図は本発明の第2の
実施例としての磁気記録再生装置を示すブロック図、第
7図は本発明の第3の実施例としての磁気記録再生装置
を示すブロック図、第8図は本発明の第4の実施例とし
ての磁気記録再生装置を示すブロック図、である。 符号の説明 2……システムコントローラ、9……再生ヘッド、10…
…磁気テープ、12……モード判定手段、13……再生信号
処理回路A、14……再生信号処理回路B、15……切り替
えスイッチ、32……再生信号処理回路、35……同期検出
回路、36……信号処理回路。
フロントページの続き (72)発明者 塩川 淳司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 綿谷 由純 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭64−43868(JP,A) 特開 平1−96870(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10 321

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録されたディジタル信号を再
    生する信号読み出し手段と、該信号読み出し手段により
    再生されたディジタル信号に再生処理を施す再生処理手
    段と、を具備した再生装置において、 再生された前記ディジタル信号の伝送レートを判定する
    判定手段と、該判定手段による判定結果により、前記再
    生処理手段における再生処理を、前記判定手段にて判定
    された伝送レートに対応する再生処理に切り替える切り
    替え手段と、を設け、かつ 前記判定手段は、再生された前記ディジタル信号の最長
    パターンによって、該ディジタル信号の伝送レートを判
    定することを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】記録媒体に記録されたディジタル信号を再
    生する信号読み出し手段と、該信号読み出し手段により
    再生されたディジタル信号に再生処理を施す再生処理手
    段と、を具備した再生装置において、 再生された前記ディジタル信号の伝送レートを判定する
    判定手段と、該判定手段による判定結果により、前記再
    生処理手段における再生処理を、前記判定手段にて判定
    された伝送レートに対応する再生処理に切り替える切り
    替え手段と、を設け、かつ 前記判定手段は、再生された前記ディジタル信号に含ま
    れる同期信号のパターンによって、前記ディジタル信号
    の伝送レートを判定することを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の再生装置におい
    て、 前記信号読み出し手段が前記記録媒体に記録されたディ
    ジタル信号を再生する際、前記記録媒体の走行速度が前
    記ディジタル信号が記録された時の走行速度のN(N≠
    1)倍である場合には、前記判定手段は、再生された前
    記ディジタル信号の振幅レベルが一定のレベル以上の振
    幅レベルである時のみ、前記判定を行うことを特徴とす
    る再生装置。
  4. 【請求項4】記録媒体に記録されたディジタル信号を再
    生する信号読み出し手段と、該信号読み出し手段により
    再生されたディジタル信号に再生処理を施す再生処理手
    段と、を具備した再生装置において、 再生された前記ディジタル信号の伝送レートを判定する
    判定手段と、該判定手段による判定結果により、前記再
    生処理手段における再生処理を、前記判定手段にて判定
    された伝送レートに対応する再生処理に切り替える切り
    替え手段と、を設け、かつ 前記再生処理手段は、再生された前記ディジタル信号に
    含まれる同期信号を検出する同期検出手段を有すると共
    に、前記切り替え手段は、前記再生処理手段における再
    生処理を、前記判定手段にて判定された伝送レートに対
    応する再生処理に切り替えた後、前記同期検出手段によ
    って前記同期信号が検出されたかどうかを確認し、該同
    期信号が検出されない時には、前記再生処理手段におけ
    る再生処理を、他の伝送レートに対応する再生処理に切
    り替えることを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】記録媒体に記録されたディジタル信号を再
    生する信号読み出し手段と、該信号読み出し手段により
    再生されたディジタル信号に再生処理を施す再生処理手
    段と、該再生処理手段における再生処理を切り替える切
    り替え手段と、を具備した再生装置において、 前記再生処理手段は、再生された前記ディジタル信号に
    含まれる同期信号を検出する同期検出手段を有すると共
    に、前記切り替え手段は、前記再生処理手段における再
    生処理を、或る伝送レートに対応する再生処理に切り替
    えた後、前記同期検出手段によって前記同期信号が検出
    されたかどうかを確認し、該同期信号が検出されない時
    には、前記再生処理手段における再生処理を、他の伝送
    レートに対応する再生処理に切り替えることを特徴とす
    る再生装置。
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