JP2826627B2 - プリンタのリボンマスク - Google Patents

プリンタのリボンマスク

Info

Publication number
JP2826627B2
JP2826627B2 JP7045553A JP4555395A JP2826627B2 JP 2826627 B2 JP2826627 B2 JP 2826627B2 JP 7045553 A JP7045553 A JP 7045553A JP 4555395 A JP4555395 A JP 4555395A JP 2826627 B2 JP2826627 B2 JP 2826627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
ribbon mask
ribbon
print head
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7045553A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07251537A (ja
Inventor
晴夫 井上
健治 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Precision Inc filed Critical Seiko Precision Inc
Priority to JP7045553A priority Critical patent/JP2826627B2/ja
Publication of JPH07251537A publication Critical patent/JPH07251537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2826627B2 publication Critical patent/JP2826627B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ドットインパクト式の
プリンタに用いられるリボンマスクに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】ドットインパクト式のプリンタでは、周
知なように印字ヘッドの前面に記録紙をガイドする紙ガ
イドが配置してあり、この紙ガイドの前面を記録紙が通
過し、紙ガイドと印字ヘッドとの間隙をインクリボンが
通過する。紙ガイドには記録紙とインクリボンとの接触
面積を極力小さくするようにリボンマスクが装着してあ
り、さらにこのリボンマスクには印字ワイヤが突出でき
るように窓孔が開設してある。 【0003】ところで、ドットインパクト式のプリンタ
では、近時の高速印字のため印字ヘッドとプラテンとが
微小間隙で対向しており、そのため窓孔で記録紙上に印
字を行いつつ印字ヘッドが移動すると、リボンマスクの
前面が記録紙上の印字部分に摺接し、このために印字文
字を擦って記録紙を汚してしまう問題があった。そこ
で、従来からリボンマスクの印字ヘッドの先端面と平行
なリボンマスク面のプラテン側の面、即ちこのマスク面
のプラテンに最も近接した領域の外周縁を切削加工にて
削除することにより、板厚を薄くして凹面を形成し、こ
の凹面の領域だけは、他の領域よりも直角的な段差によ
り薄い板厚となり、この凹面により記録紙の汚れを防止
するようにしたものが知られている(例えば実開昭58
−62656号公報)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の従来の
技術によりリボンマスクに凹面を形成するには、先ず所
定板厚のリボンマスクを作り、その後で凹面を形成する
のにその部分を一定の深さだけ切削加工するか、板厚の
異なる複数の板材を貼り合せる必要があり、これでは加
工作業に大変な時間と繁雑な手間が必要で、コストアッ
プの原因となる。さらに、凹面の外周縁が段差を介して
急激に変化して肉薄になっているため、強度バランスの
面に問題があるばかりでなく、この段差部が記録紙に摺
接しながら印字動作を継続しているとこの記録紙の表面
を傷つけてしまう恐れがある。 【0005】そこで本発明の目的は、記録紙上に印字さ
れた文字をこすらないようにして記録紙の汚れを防止
し、万一記録紙に摺接しながら印字動作を継続したとし
ても記録紙の表面を傷つけることがなく、またプラテン
と印字ヘッドとの間隙を可及的に小さく保てて高速印字
を損なうことがなくかつ強度的なバランスが安定したリ
ボンマスクを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、板厚が
全域に亘って一定の薄板ばねにて形成してあり、前面は
記録紙と摺接可能であり、裏面はインクリボンを介して
印字ヘッドと対向可能であるように設けてあり、上記印
字ヘッドにより駆動される印字ワイヤが突出可能である
菱形の窓孔が開設してあり、上記菱形の左右の角部から
水平方向の上記窓孔の両側の部分には、他の領域と同一
板厚をもって上記記録紙と反対の側に向けて滑らかに連
続して断面略V字状に窪んだ凹部が、その頂部がキャリ
ッジの移動方向と平行な線をなすように形成してあると
ころにある。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2に示すように、印字ヘッド1の前
面にはノーズ部1aが突出しており、このノーズ部1a
内に複数のワイヤガイド2が保持され、印字ワイヤ3が
摺動自在に支持されている。印字ヘッド1の前面には紙
ガイド4が固着してあり、この紙ガイド4には、ノーズ
部1aと対向する位置に開口4aが形成してある。この
開口4aには、本発明に係るリボンマスク5が装着され
ている。 【0008】紙ガイド4には、その開口4aの両側縁部
の裏面内にリボンマスク5の取付け用の凹部4bと、こ
の開口4aの下部の下辺に係止溝4cとがそれぞれ形成
してある。 【0009】また、リボンマスク5の形状は、図3及び
図4に示すように薄板ばねにより一体的に形成してある
もので、このリボンマスクの両側に取付け片5b,5b
が形成されており、その下部に係止片5cが後方に向け
て屈折して形成してある。リボンマスク5の取付け片5
b,5bは、紙ガイド4の取付け用の凹部4bにこの紙
ガイド4の背面側から対接し、さらにこのリボンマスク
5の係止片5cは、紙ガイド4の係止溝4cに紙ガイド
4の前面側から係止してある。 【0010】リボンマスク5は、全域に亘り厚みが一定
の薄板ばねにて形成されたもので、その中央部には、印
字ワイヤ3が突出可能な菱形の窓孔5aが開設してあ
る。印字ワイヤ3は、ワイヤガイド2に菱形に整列する
ガイド孔を貫通しているので、窓孔5aはこの菱形より
やや大きな菱形を成している。窓孔5aの両側に裏面に
向けて、すなわち印字ヘッド1のノーズ部1aの両側角
に形成されているテーパ面1bに向けて、半球状の突起
5d,5dが押し加工によって形成してある。さらに、
2乃至図4に示すように、菱形の左右の角部から水平
方向の窓孔5aの両側の部分には、リボンマスク5の前
面、すなわち記録紙と摺接する面と反対の側に向けて
滑らかに連続して断面略V字状に窪んだ凹部5e,5e
、その頂部が図示しないキャリッジの移動方向(図2
左右方向)と平行な線をなすように形成してあり、この
凹部はリボンマスク5の他の領域と同一の板厚である。 【0011】このような構造であるので、紙ガイド4の
背後をインクリボン6が、また紙ガイド4の前面をプラ
テンPに巻かれた記録紙7がそれぞれ通過するとき、図
2に示すように、インクリボン6は、窓孔5aの両側の
半球状の突起5d,5dによってノーズ部1aのテーパ
面1b,1b側に押され、窓孔5a側ではなくワイヤガ
イド2側に摺接して移動する。また、窓孔5aで印字ワ
イヤ3によって記録紙7上に印字が行われるときの記録
紙7の印字部分は、菱形をなす窓孔5aを通る水平方向
の部分に対向する部分であるから、図2及び図4に示す
ように記録紙7の印字部分が凹部5e,5eに僅かの間
隙をおいて対向する。このため、印字ヘッド1が移動す
るとき、滑かに連続して断面略V字状に窪んだ凹部5
e,5eの存在により、記録紙7の印字部分がリボンマ
スク5に摺接することがなく、この記録紙の印字文字に
汚れを生じることがない。 【0012】 【発明の効果】本発明のリボンマスクは、記録紙上に印
字された文字がリボンマスクの凹部に対向する状態で印
字ヘッドが移動するから、リボンマスクに印字文字が摺
接することがなく、鮮明な印字文字が得られるとともに
記録紙の汚れを防止できる。さらにリボンマスクは、全
域に亘り厚みが一定の薄板ばねにて形成してあり、これ
に凹部が他の領域と同一板厚で形成してあるため、強度
的なバランスは安定している。さらにこの断面略V字状
の凹部は、菱形の左右の角部から水平方向の窓孔の両側
の部分に形成してあるので、窓孔を介して対向する記録
紙と印字ヘッドとの間の間隙は凹部には関係なく必要最
小の微小間隙に設定きるので、高速印字を達成できる。
さらにこの凹部は記録紙と反対の側に向けて滑らかに連
続して形成してあるので、万一リボンマスクが記録紙に
摺接しながら印字動作を続けた場合でも、記録紙を傷つ
けることはない。
【図面の簡単な説明】 【図1】正面図である。 【図2】図1A−A線拡大断面図である。 【図3】リボンマスクの拡大正面図である。 【図4】図3B−B線拡大断面図である。 【符号の説明】 1 印字ヘッド 3 印字ワイヤ 5 リボンマスク 5a 窓孔 5e 凹部 6 インクリボン 7 記録紙

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.板厚が全域に亘って一定の薄板ばねにて形成してあ
    り、 前面は記録紙と摺接可能であり、裏面はインクリボンを
    介して印字ヘッドと対向可能であるように設けてあり、 上記印字ヘッドにより駆動される印字ワイヤが突出可能
    である菱形の窓孔が開設してあり、 上記菱形の左右の角部から水平方向の上記窓孔の両側の
    部分には、他の領域と同一板厚をもって上記記録紙と反
    対の側に向けて滑らかに連続して断面略V字状に窪んだ
    凹部が、その頂部がキャリッジの移動方向と平行な線を
    なすように形成してあることを特徴とするプリンタのリ
    ボンマスク。
JP7045553A 1995-03-06 1995-03-06 プリンタのリボンマスク Expired - Lifetime JP2826627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7045553A JP2826627B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 プリンタのリボンマスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7045553A JP2826627B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 プリンタのリボンマスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07251537A JPH07251537A (ja) 1995-10-03
JP2826627B2 true JP2826627B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=12722561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7045553A Expired - Lifetime JP2826627B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 プリンタのリボンマスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2826627B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862656U (ja) * 1981-09-28 1983-04-27 富士通株式会社 ワイヤドツト式プリンタ
JPS6233452U (ja) * 1985-08-12 1987-02-27
JPS6448251U (ja) * 1987-09-18 1989-03-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07251537A (ja) 1995-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8267603B2 (en) Sheet material cutter and printer
JP2826627B2 (ja) プリンタのリボンマスク
US4960337A (en) Ribbon mask for a printer
JPH0646689Y2 (ja) プリンタのリボンマスク
JPS5831789A (ja) 印字装置
JP3686429B2 (ja) プリンタ
JP3097271B2 (ja) プリンタカバーの構造
JP3446782B2 (ja) ワイヤドットプリンタ
EP0535692B1 (en) Paper guide mechanism for serial printer
JPH01178477A (ja) プリンタ
JPH029977Y2 (ja)
JPH09123545A (ja) ドットインパクト式プリンタ用のリボンマスク
JP3083971B2 (ja) インクリボンカセット
JPH06305209A (ja) ドットインパクトプリンタ
JPH0331150B2 (ja)
JP3726755B2 (ja) リボンマスクホルダの取付構造及び記録装置
JPH0679933A (ja) プリンタ装置の用紙押さえ機構
JPS602929Y2 (ja) ワイヤドットプリンタ用印字ヘッド
JP4222472B2 (ja) パンチ金型
JP2591442B2 (ja) プリンタ装置
JP2022090282A (ja) インクジェットプリンタ
JPS623244Y2 (ja)
JP2769017B2 (ja) プリンタの印字ヘッドマスク及びその製造方法
JPH0440931Y2 (ja)
US5927879A (en) Medium processing apparatus and ejected medium drop prevention mechanism

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918

Year of fee payment: 10