JP2825155B2 - 立体トラス構造物の構築方法 - Google Patents

立体トラス構造物の構築方法

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JP2825155B2 JP14767486A JP14767486A JP2825155B2 JP 2825155 B2 JP2825155 B2 JP 2825155B2 JP 14767486 A JP14767486 A JP 14767486A JP 14767486 A JP14767486 A JP 14767486A JP 2825155 B2 JP2825155 B2 JP 2825155B2
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正宏 入江
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は予めユニット化されたトラスユニットを用
いて立体トラス構造物を構築する立体トラス構造物の構
築方法に関するものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 立体トラス構造物の構築に際してはトラスの組み立て
に先立ち、施工時の安全策として側柱の頭部間にワイヤ
ロープを架け渡し、架構全面に亘って安全ネットを張っ
た後に、側柱側から順次トラスを組み立て、その組み立
てられたトラス上でトラス材同士の連結による新たなト
ラスの組み立て作業が行われる。 すなわち従来の構築方法によれば、安全ネットの架け
渡し後にトラスの組み立てが行われるため、工期の長期
化が避けられない他、大張間で、建物高さが高い場合に
は安全ネットを先張りすることも難しく、作業員の安全
確保に苦慮していた。 この発明は従来方法を踏まえてなされたもので、施工
の合理化と工期の短縮化を図る構築方法を提案するもの
である。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明では所要長さの上弦材と下弦材をラチス材で
連結した4組のトラス枠材を組み合わせると共に、トラ
ス枠材間につなぎ材を、トラス枠材上に母屋材をそれぞ
れ架設してトラスユニットを構成し、トラスユニットの
下方に足場と安全ネットを吊り下げておくことによりト
ラス架構の組み立てと安全ネット貼りを同時に行うこと
を可能にし、施工の合理化と工期の短縮化を図る。 トラスユニットは、1組目及び2組目のトラス枠材を
平行に配置し、この2組のトラス枠材に、同様に平行に
配置した3組目及び4組目のトラス枠材を、3組目のト
ラス枠材の端部を1組目のトラス枠材の中間部に、2組
目のトラス枠材の端部を3組目のトラス枠材の中間部
に、4組目のトラス枠材の端部を2組目のトラス枠材の
中間部にそれぞれ平面上、交差状態で接続して組み合わ
せ、1組目と3組目のトラス枠材の接続点と2組目のト
ラス枠在間、及び2組目と3組目のトラス枠材の接続点
と4組目のトラス枠材間につなぎ材を棟心方向に架設す
ると共に、各トラス枠材の上弦材上に母屋材を棟心方向
に架設することで4組のトラス枠材から組み立てられ
る。 このトラスユニットの下方に足場及び安全ネットを吊
り下げることによりトラスユニットに足場と安全ネット
が付属し、立体トラス構造物構築時の一ブロックを構成
するブロックパネルが形成される。 立体トラス構造物はこのブロックパネルを側梁側から
棟心へ向けて順次吊り込み、吊り込まれたブロックパネ
ルのトラスユニットと、吊り込み済みのブロックパネル
のトラスユニットの双方のトラス枠材及び母屋材を互い
に接続する、という手順を繰り返すことにより構築され
る。 〔実 施 例〕 この発明は所要長さの上弦材1と下弦材2をラチス材
3で連結した4組のトラス枠材a1,a2,a3,a4を組み合わ
せると共に、トラス枠材a1,a2,a3,a4間につなぎ材6と
母屋材7を架設して構成されるトラスユニットAに足場
4と安全ネット5を吊り下げて形成したブロックパネル
Bを順次所定位置に吊り込み、トラスユニットA,Aを互
いに接続してトラス構造物Cを構築する方法である。 トラスユニットAは第1図−I〜IVに示すように、1
組目及び2組目のトラス枠材a1,a2を平行に配置し、こ
の2組のトラス枠材a1,a2に、同様に平行に配置した3
組目及び4組目のトラス枠材a3,a4を、3組目のトラス
枠材a3の端部を1組目のトラス枠材a1の中間部に、2組
目のトラス枠材a2の端部を3組目のトラス枠材a3の中間
部に、4組目のトラス枠材a4の端部を2組目のトラス枠
材a2の中間部にそれぞれ平面上、交差状態で接続して組
み合わせ、1組目と3組目のトラス枠材a1,a3の接続点
と2組目のトラス枠材a2間、及び2組目と3組目のトラ
ス枠材a2,a3の接続点と4組目のトラス枠材a4間につな
ぎ材6を棟心方向に架設すると共に、各トラス枠材a1,a
2,a3,a4の上弦材1上に母屋材7を棟心方向に架設して
4組のトラス枠材a1,a2,a3,a4から組み立てられる。 トラス構造物Cの妻側に配置されるトラスユニットA
には第1図−III,IVに示すように妻面を構成する妻リン
グ8が取り付けられる。 ブロックパネルBは第3図に示すようにトラスユニッ
トAの下方に作業用の足場4及び安全ネット5をチェー
ン9により吊り下げて形成される。足場4は妻方向に平
行に、棟心方向に並列して配置され、妻方向に隣接する
ブロックパネルBの足場は互いに接続される。 第2図は第1図−I〜IVに示す4組のブロックパネル
Bを所定の位置にセットし、吊り込まれたトラスユニッ
トAのトラス枠材a3を、それに隣接し、吊り込み済みの
トラスユニットAのトラス枠材a1,a2に、同じく吊り込
まれたトラスユニットAのトラス枠材a4を、吊り込み済
みのトラスユニットAのトラス枠材a2,a1にそれぞれ互
いに接続すると共に、棟心方向に隣接する母屋材7,7を
互いに接続した様子を示す。トラスユニットAのつなぎ
材6の端部位置の下方には適当な間隔でサポート10が設
置される。 第3図にブロックパネルBの吊り込みの様子を示す
が、ブロックパネルBは第2図,第3図に示すように側
梁11側から棟心へ向けて順次クレーン12によって吊り込
まれ、ブロックパネルBが吊り込まれる毎に、ブロック
パネルBのトラスユニットAの各トラス枠材a1,a2,a3,a
4及び母屋材7と、吊り込み済みのブロックパネルBの
トラスユニットAの各トラス枠材a1,a2,a3,a4及び母屋
材7とが互いに接続され、以下同様の手順を繰り返すこ
とによりトラス構造物Cが構築される。 〔発明の効果〕 4組のトラス枠材からなるトラスユニットに足場と安
全ネットを備え付けたブロックパネルを吊り込み、その
ブロックパネルのトラスユニットと構築済みのトラスユ
ニットを互いに接続することにより架構を構築する方法
であるため、足場と安全ネットによってトラスユニット
の吊り込み時から高所での安全対策が施された状態でト
ラスユニット同士の接続を行うことができ、従来の架構
全面の足場組立や安全ネット張りの配置が不要になり、
全体的に施工に合理化と工期の短縮化を図ることができ
る。 またトラスユニットは4組のトラス枠材とつなぎ材及
び母屋材とから地上で組み立てられているため、高所で
の組み立て作業量が削減され、現場作業性が高められ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図−I〜IVはブロックパネルを示した平面図、第2
図はブロックパネルをセットした状態を示した平面図、
第3図はその吊り込みの様子を示した立面図である。 A……トラスユニット、B……ブロックパネル、C……
トラス構造物、a1,a2,a3,a4……トラス枠材、1……上
弦材、2……下弦材、3……ラチス材、4……足場、5
……安全ネット、6……つなぎ材、7……母屋材、8…
…妻リング、9……チェーン、10……サポート、11……
側梁、12……クレーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 孝 東京都江東区豊洲3丁目4番5号 株式 会社巴組鐵工所豊洲工場内

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.所要長さの上弦材と下弦材をラチス材で連結した1
    組目及び2組目のトラス枠材を平行に配置し、この2組
    のトラス枠材に、同様に平行に配置した3組目及び4組
    目のトラス枠材を、3組目のトラス枠材の端部を1組目
    のトラス枠材の中間部に、2組目のトラス枠材の端部を
    3組目のトラス枠材の中間部に、4組目のトラス枠材の
    端部を2組目のトラス枠材の中間部にそれぞれ平面上、
    交差状態で接続して組み合わせ、1組目と3組目のトラ
    ス枠材の接続点と2組目のトラス枠材間、及び2組目と
    3組目のトラス枠材の接続点と4組目のトラス枠材間に
    つなぎ材を棟心方向に架設すると共に、各トラス枠材の
    上弦材上に母屋材を棟心方向に架設して4組のトラス枠
    材から組み立てられたトラスユニットの下方に、足場及
    び安全ネットを吊り下げて形成されたブロックパネル
    を、側梁側から棟心へ向けて順次吊り込み、吊り込まれ
    たブロックパネルのトラスユニットと、吊り込み済みの
    ブロックパネルのトラスユニットの双方のトラス枠材及
    び母屋材を互いに接続する、という手順を繰り返して立
    体トラス構造物を構築する立体トラス構造物の構築方
    法。
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JP6883397B2 (ja) * 2016-08-31 2021-06-09 大成建設株式会社 屋根構造体の構築方法
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