JP2824730B2 - コンテナ吊具用ガイドの過荷重防止装置 - Google Patents
コンテナ吊具用ガイドの過荷重防止装置Info
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Description
上げる為のガイド手段を備えた吊具において、ガイドに
作用する過荷重及びガイド作動中の異常荷重を検出する
と共に警報を発し、又は吊具の巻下げを停止してガイド
及びコンテナの損傷を未然に防止するコンテナ吊具用ガ
イドの過荷重防止装置に関する。
昇降可能な一対のガイドを設けると共に、ガイド部分に
一対のガイドのコンテナ幅方向の内側間隔が可変となる
よう構成し、上昇端位置では吊具の側面を、下限端位置
では吊り上げたコンテナの下部コーナ金物をそれぞれ把
持することによって、ガイドに作用する外力を直接吊具
本体又はコンテナに伝達することによって、ガイドを軽
量に構成したものである。
役運転中に掴もうとするコンテナ、又は多段積みしよう
としている下側のコンテナが、全ガイドの位置調製可能
範囲内 (即ち、ガイドの内側傾斜部の垂直投影面内) に
ある時には、支障なくコンテナの掴み及び多段積みが可
能である。しかし、万一運転操作ミス等によって位置合
わせがうまく行なわれず、下側のコンテナの一端でもガ
イド可能範囲から外れた時にそのまま吊具を巻下げると
ガイドがコンテナに乗り上げてしまう。その結果、ガイ
ド先端には吊具もしくは吊具プラス掴んでいるコンテナ
の荷重が作用することになり、ガイドの把持力による摩
擦力以上の力によって、ガイドは吊具側面又はコンテナ
側面から滑り上げられることになる。この滑り量が過度
になると、ガイド部分が破損したりコンテナが変形する
ことになり好ましくない。
ンテナ側面に沿って下降する構成となっているが、コン
テナのドアが開いていたり、変形しているとガイド部分
が引っ掛かり、そのまま下降動作を続けると、昇降装置
にとって好ましくない。本発明は、かかる従来の欠点を
克服するためになされたものであり、その目的は、ガイ
ド等の損傷を未然に防止し得るコンテナ吊具用ガイドの
過荷重防止装置を提供することにある。
め、本発明は、コンテナ吊具用のガイド装置に於て、昇
降装置 (具体的にはガイドを吊下げているチェーン,ロ
ープ及び油圧シリンダ等) に作用しているガイドの自重
の増減を検出する手段と、ガイド上昇端固定位置、下降
端固定位置及び下降中に該手段が作用している自重の減
少を検出した時に、異常を知らせる警報手段を付加した
ことに特徴がある。
と油圧シリンダ及びチェーンを用いたガイド装置の荷重
検出手段の実施例である。図1においてガイド昇降の為
の第1コラム5は、吊具1に取付けられており、コラム
5の内側を第2コラム6が、コラム6の内側を第3コラ
ム7がスライド自在に装着されている。コラム7の下端
にはピボットピンを介してガイドピーム8が取付けら
れ、その両端にガイドビーム8のボックス内側に沿って
スライド自在にガイド9が取付けられている。
リンダ12が取付けられており、コラム7はコラム7上
端に一端を取付け、コラム6上端に取付けたスプロケッ
ト14を介し、他端はコラム5に設けた固定装置15に
他端を取付けたチェーン13で結ばれている。シリンダ
12を伸縮させることによってコラム6が上下し、同時
にスプロケット14が上下する結果、チェーン13で吊
り下げたコラム7とそれに取付けたガイド9が一体とな
って上下する。
でビーム8のボックス内側をスライドする。シリンダ1
0を縮めることでガイド9はコンテナ下部コーナ金物を
把持し、ガイドに作用する外力を直接コンテナへ伝達す
る。固定装置15はコラム5外側下部にピン16を介し
て揺動可能に取付けられ、その端部にチェーン13を装
着する。固定装置15とコラム5との間には圧縮バネ1
7が、パイプ18の中に収められ、15の側面にはスト
ライカ19が一体で取付けられ、その近傍に近接センサ
20が取付けられている。
ン13、圧縮バネ17、ストライカ19及び近接センサ
20により自重検出手段40を形成している。図6は、
運転ミスによりガイド9bがコンテナ4bに乗り上げた
状態を示す。9bは垂直荷重が把持力によるガイドとコ
ンテナ間の摩擦力以上となる結果、上方へ滑り上がる。
ガイド9a側は滑らないため、ビーム8はガイド9aと
コンテナ4aの接触部を中心として上方へ回転する。1
1はコラム7とビーム8との間に設けた板バネで、9b
が滑り上った時には11b側がたわむ事でビーム8及び
コラム7が損傷することを防いでいる。
転に伴って上方へ突き上げられ、静止しているコラム6
との間で上下に相対的ズレが生じ、その結果チェーン1
3にはたるみが生じる。するとチェーン固定端は図4
(b) に示す如く、バネ17が反発してレバー15に一
体化されたストライカ19が近接センサ20から離れる
結果、センサから信号が発せられる。
重減少検出として取り込んだ制御装置の運転フローであ
る。ガイド装置は、吊具によるコンテナの掴み、掴んだ
コンテナの別のコンテナ上への段積みといった運転サイ
クルに応じて昇降するが、コンテナ掴み動作 (図3の状
態) 及び段積動作 (図1,図6の状態) 中に荷重減少を
検出すると、吊り具の巻き下げを停止すると共に、運転
室に異常表示を行なう。又、ガイド下降動作中に荷重減
少を検出すると、ガイドの下降動作を停止すると共に、
運転室に異常表示を行なう。
装置への過負荷防止手段の実施例である。図7,8にお
いて、ガイドはロープ29によって吊下げられ、シーブ
30を経由してロープドラム31に巻き込んでいる。ド
ラム31には、モータ32が設けられ、これを正・逆転
させることで、ガイドがコンテナ4aに沿って上昇及び
下降する。
9に示す通りシーブ30をリンク33に取付け、リンク
をピン34を中心に揺動可能に構成すると共に、リンク
の他端にロードセル35を設ければ良い。この場合に
は、ロードセルに働く荷重の減少を検出することで、先
の例と同様、ガイド固定時のガイド対コンテナの衝突及
びガイド下降時の引っ掛かりを検出することができる。
そして、シープ30,リンク33,ピン34,ロードセ
ル35により自重検出手段40'を形成している。
手方向端面に取付けられ、吊下げたコンテナの側面に沿
って上昇及び下降可能で、上昇時にはスプレッダ側面
を、下降時にはスプレッダで吊下げたコンテナの下部コ
ーナー金物をガイド部分で把持する様に構成したコンテ
ナ吊具用ガイドにおいて、ガイド昇降装置に作用するガ
イドの自重検出手段を設け、ガイドが上昇端固定位置、
下降端固定位置及び下降時に荷重の増減少を検出した場
合に、警報を発するか又は吊ぐ巻下げを停止するように
したので、次のような効果が得られるようになった。即
ち、
ナに乗り上げた時に即座に巻下げを停止又は運転手に知
らせることでガイドの損傷を未然に防ぐことができる。 2)ガイドの強度は、この様な運転ミスによる過荷重を
考慮して設計する必要がなくなり、軽量かつ安価に構成
できる。 3)ガイドがコンテナに沿って下降する時にも、半開き
ドア等異常なコンテナでガイドが引っ掛かった場合でも
検出でき、下降動作を停止することができるので、トラ
ブルを予防できる。
ある。
る。
示す正面図である。
たガイド装置の他の実施例である。
示す正面図である。
フロー図である。
自重検出手段
Claims (1)
- 【請求項1】 スプレッダ長手方向端面に取付けられ、
吊下げたコンテナの側面に沿って上昇及び下降可能で、
上昇時にはスプレッダ側面を、下降時にはスプレッダで
吊下げたコンテナの下部コーナー金物をガイド部分で把
持する様に構成したコンテナ吊具用ガイドにおいて、ガ
イド昇降装置に作用するガイドの自重検出手段を設け、
ガイドが上昇端固定位置、下降端固定位置及び下降時に
荷重の増減少を検出した場合に、警報を発するか又は吊
具の巻下げを停止するよう構成したコンテナ吊具用ガイ
ドの過荷重防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27099093A JP2824730B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | コンテナ吊具用ガイドの過荷重防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27099093A JP2824730B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | コンテナ吊具用ガイドの過荷重防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117968A JPH07117968A (ja) | 1995-05-09 |
JP2824730B2 true JP2824730B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=17493864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27099093A Expired - Fee Related JP2824730B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | コンテナ吊具用ガイドの過荷重防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824730B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU2021240322B2 (en) * | 2021-01-07 | 2023-08-17 | Joji AONUMA | Versatile camera device mountable to pole |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP27099093A patent/JP2824730B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07117968A (ja) | 1995-05-09 |
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