JP3205724B2 - コンテナ段積み用スプレッダー - Google Patents

コンテナ段積み用スプレッダー

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JP3205724B2
JP3205724B2 JP36348397A JP36348397A JP3205724B2 JP 3205724 B2 JP3205724 B2 JP 3205724B2 JP 36348397 A JP36348397 A JP 36348397A JP 36348397 A JP36348397 A JP 36348397A JP 3205724 B2 JP3205724 B2 JP 3205724B2
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    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
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    • B66C1/101Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means for containers
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
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    • B66C1/66Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means comprising article-engaging members of a shape complementary to that of the articles to be handled for engaging holes, recesses, or abutments on articles specially provided for facilitating handling thereof
    • B66C1/663Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means comprising article-engaging members of a shape complementary to that of the articles to be handled for engaging holes, recesses, or abutments on articles specially provided for facilitating handling thereof for containers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ段積み用
スプレッダーに関する。コンテナの荷役にはクレーンか
ら吊下げられたスプレッダーを用いて行われるが、この
スプレッダーは通常、図17〜18に示すようにコンテ
ナCの平面区画とほぼ同じ大きさのスプレッダー本体10
2 の四隅にツイストロック103 とガイドフリッパー104
が配置されている。上記のスプレッダーを使用してコン
テナCを吊上げる場合は、図示しないクレーンからロー
プ105 を繰り出してスプレッダーを下降させ、ガイドフ
リッパー104 によりコンテナCに対する位置合せを行っ
た後、ツイストロック103 をコンテナCの四隅に嵌合さ
せて、コンテナCを吊持し、ついでロープ105 を巻込ん
で、クレーンでスプレッダーを移動して所定の位置に運
搬するものである。ところで、このようなコンテナ荷役
において、コンテナを保管場所に多段積することがあ
る。すなわち、あらかじめ載置されたコンテナCの上に
さらにコンテナを積み重ねるものであるが、この場合に
は、スプレッダーで吊持されたコンテナを下のコンテナ
Cに位置合せする作業が必要になる。本発明はかかる段
積み作業における位置合せ操作に好適なスプレッダーに
関する。
【0002】
【従来の技術】段積み作業時の位置合せを考慮したスプ
レッダーの従来技術として、特許第2601394号
(従来例I)と実用新案登録第2529048号(従来
例II)がある。
【0003】従来例Iは、図19に示すように、ガイド
フリッパー116 をスプレッダーに設けられた昇降装置11
5 により昇降可能で、かつスプレッダーのコーナー部に
位置決め可能な如く配置するとともに、前記ガイドフリ
ッパー116 を前記昇降装置115 により下降させ、前記ス
プレッダーに吊持されたコンテナCのコーナー部下端に
その拡開部が突出した位置で、フックや磁石、ピン、ロ
ープ固縛式等の固定装置で固定するようにしたものであ
る。上記従来例Iによる段積み作業は、つぎのようにし
て行われる。すなわち、図19(a) に示すように、ガイ
ドフリッパー116 を上昇させた状態で、スプレッダー本
体111 の四隅コーナー部114 に固定装置により固定し、
同図(b) に示すごとく、スプレッダー本体111 を下降さ
せ、ツイストロック119 を遠隔操作してこのコンテナC
の上面の金具に係合する。つぎに昇降装置115 を操作し
てガイドフリッパー116 を下方に伸長させ、同図(c) に
示すようにガイドフリッパー116 の拡開部117 がコンテ
ナCの下端より下方に突出するまで下降させてから、ピ
ンや油圧シリンダ等の固定装置で、ガイドフリッパー11
6 をスプレッダに吊持されたコンテナCの下部の隅部に
固定する。そして、スプレッダーを他のコンテナC1上
にクレーンで移動させて下降させるとガイドフリッパー
116 が案内面となって、スプレッダー本体111 に吊持さ
れたコンテナCと、下のコンテナC1との位置合せが行
われることになる。
【0004】前記従来例IIは、スプレッダー本体と、コ
ンテナ係合用のガイドフリッパーを有するガイドフレー
ムと、スプレッダー本体の下方にガイドフレームを支持
するための昇降装置と、スプレッダー本体上に設けられ
たウインチと、このウインチより引き出され、スプレッ
ダー本体の側部より下方のガイドフレームを経由し、対
向するフレームに接続されたワイヤーとから構成されて
いる。この従来例IIでは、ワイヤーによってガイドフリ
ッパーをコンテナの下端部に固定するが、段積み方法は
前記従来例Iと同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来例
Iでは、つぎのような問題点がある。 (a) スプレッダーに吊持されているコンテナCの下部隅
部に、フックやピン等の固定装置でガイドフリッパー11
6 を固定するので、ガイドフリッパー116 に掛かる水
平、鉛直方向の過負荷を逃がすことができず、すでに積
んである下のコンテナをそのガイドフリッパー116 でず
らして下側のコンテナが移動したり、ガイドフリッパー
116 やコンテナCを損傷させたりする不都合が生じやす
い。 (b) ガイドフリッパー116 やそのフレームをコンテナC
にフックやピン等で固定する場合、シリンダーやピンな
どのアクチュエータや部品が必要となり装置が複雑とな
って、昇降する部分が重量増となり昇降装置などの装置
やスプレッダー全体を吊る巻き上げ装置も大型化する。
またガイドフリッパー116 を固定するために、隅金具の
孔にピンを入れようとしても、変形したコンテナではう
まくできない場合がよくある。 (c) フックやピン等には適当な過負荷防止対策を施すの
が困難なため、十分な強度を持たす必要があり、さらに
部材が大きくなり、さらに重量が増える。 (d) 段積み時に大きな外力や衝撃力のかかるガイドフリ
ッパーに複雑な固定装置を設けてあるうえ、過負荷対策
もないので摩耗や疲労により機械寿命が短くなる。さら
に、フックやピン、磁石等の作動タイミングを合わせる
ためガイドフリッパーに取り付けられたセンサー類など
の電気品は一般に衝撃に弱く、故障率を高め、クレーン
自身のダウンタイムの増加を招くことが多い。
【0006】また、前記従来例IIでは、つぎのような問
題がある。 (e) ガイドフリッパーをコンテナの長手方向に対してワ
イヤーの張力で押しつけているだけであるので、ワイヤ
ーのスパン(約12mが必要)が長いため、ロープサグ
により発生するたわみや振動により適正な押し付け力が
得られないことがあり、的確な過荷重設定ができないと
共に、ワイヤーのスパンが長いためワイヤーに大きい張
力を掛ける必要上、その張力によるガイドフレームの上
昇を防止する対策を講じる必要があるという問題があ
る。 (f) ガイドフレームを下げるときにコンテナ表面の凸部
や飛び出したドアノブなどと前記ワイヤーが干渉し、昇
降動作がスムーズにできない場合がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、すでに積まれ
ている下のコンテナの位置ずれの発生を防止し、コンテ
ナに対するガイドフリッパーの位置合わせ等の操作が容
易で、不要な固定装置を用いないでシンプルで頑丈な構
造であり、ガイド作用が確実で、安全に操作できるコン
テナ段積み用スプレッダーを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のコンテナ
段積み用スプレッダーは、コンテナを吊持する係合金具
を四隅の下面に備えたスプレッダー本体と、該スプレッ
ダー本体の長手方向両端部に垂直面内で揺動自在となる
ように取り付けられ、かつ上下方向に伸縮可能な一対の
昇降ガイドと、前記各一対の昇降ガイドの下端に、それ
ぞれ水平に取り付けられ、コンテナの幅方向に沿うガイ
ドフレームと、前記ガイドフレームの両端にそれぞれ取
り付けられたガイドフリッパーと、前記各ガイドフリッ
パーの側面に軸着された転向ガイドと、前記スプレッダ
ー本体に搭載されたウインチと、前記ウインチから繰出
され、前記各転向ガイドを経由して上方へ導き、スプレ
ッダー本体に止着された牽引条とからなることを特徴と
する。請求項2記載のコンテナ段積み用スプレッダー
は、コンテナを吊持する係合金具を四隅の下面に備えた
スプレッダー本体と、該スプレッダー本体の長手方向両
端部に垂直面内で揺動自在となるように取り付けられ、
かつ上下方向に伸縮可能な一対の昇降ガイドと、前記各
一対の昇降ガイドの下端に、それぞれ水平に取り付けら
れ、コンテナの幅方向に沿うガイドフレームと、前記ガ
イドフレームの両端にそれぞれ取り付けられたガイドフ
リッパーと、前記一対の昇降ガイドを伸縮させる伸縮駆
動手段と、前記スプレッダー本体に搭載されたウインチ
と、前記ウインチから繰出され前記ガイドフレームまた
はガイドフリッパーの適所に止着された牽引条とからな
ることを特徴とする。請求項3記載のコンテナ段積み用
スプレッダーは、請求項1または2記載の発明におい
て、前記ガイドフレームに、前記スプレッダ本体に吊持
されているコンテナの底面に引掛けたり、そこから退避
させうる可動ストッパーが設けられていることを特徴と
する。請求項4記載のコンテナ段積み用スプレッダー
は、請求項1、2または3記載の発明において、前記ス
プレッダー本体が主ビームと、該主ビームに内蔵され、
該主ビームの両端からコンテナの長手方向に伸縮する一
対の伸縮ビームと、該一対の伸縮ビームの先端にそれぞ
れ固定されコンテナの幅方向に延びる連結ビームとから
なり、該連結ビームの両端の下面にそれぞれ前記係合金
具が取り付けられており、前記ガイドフレームが、外筒
と該外筒の両端からコンテナの幅方向に伸縮する一対の
内筒と、該内筒の伸縮駆動手段とからなり、該一対の内
筒の両端に前記ガイドフリッパーが固定されていること
を特徴とする。請求項5記載のコンテナ段積み用スプレ
ッダーは、請求項1、2、3または4記載の発明におい
て、前記各ガイドフレームに、コンテナの側壁に当接し
て転動し、昇降時のガイドフレームをコンテナの側壁か
ら一定距離を離した状態に保持するローラが軸着されて
いることを特徴とする。請求項6記載のコンテナ段積み
用スプレッダーは、請求項1、2、3または4記載の発
明において、前記昇降ガイドを垂直面内で揺動させる揺
動手段を、前記昇降ガイドと前記スプレッダ本体との間
に取り付けたことを特徴とする。請求項7記載のコンテ
ナ段積み用スプレッダーは、請求項1、2、3、4、5
または6記載の発明において、前記各ウインチが油圧モ
ータで駆動される油圧ウインチであり、前記油圧モータ
の2カ所の給排ポートに接続された2本の給排回路の間
にリリーフ弁を介装したことを特徴とする。請求項8記
載のコンテナ段積み用スプレッダーは、請求項1、2、
3、4、5、6または7記載の発明において、前記ガイ
ドフレームの内筒の伸縮駆動手段が油圧シリンダであ
り、該油圧シリンダの伸長側油室の給排回路と縮小側油
室の給排回路との間にリリーフ弁を介装したことを特徴
とする。なお、請求項6、7の発明は、それぞれ単独で
用いてもよいが、それらを組み合わせて用いるのが、よ
り好ましい。特許請求の範囲にいう「牽引条」とは、ワ
イヤーロープのほかにチェーン等を含む概念であり、
「転向ガイド」とは、ガイドミーブのほかスプロケット
等を含む概念である。
【0009】請求項1の発明によれば、ウインチから牽
引条を繰り出すと自重で昇降ガイドが下向きに伸長して
ガイドフレームが降下する。ガイドフリッパーがコンテ
ナの下端より下方に突出した位置でガイドフレームの下
降を停止させ、牽引条を巻き込むとガイドフリッパーは
コンテナの側壁に引き付けられて当接状態となる。この
状態でガイドフリッパーのガイド作用を利用してコンテ
ナの段積みを行うが、ガイドフレームの昇降とガイドフ
リッパーの位置決めはウインチの駆動によって行えるの
で操作が容易であり、かつ安全である。また、ガイドフ
リッパーに固定装置を用いる必要がないので、シンプル
な構造となる。請求項2の発明によれば、伸縮駆動手段
で昇降ガイドを下方に伸長させ、ガイドフリッパーがコ
ンテナの下端より下方に突出した位置で伸長を止め、ウ
インチで牽引条を巻き込むと、ガイドフリッパーはコン
テナの側壁に引き付けられて当接状態となる。この状態
で、ガイドフリッパーのガイド作用を利用してコンテナ
の段積みを行うが、ガイドフリッパーの位置決めはウイ
ンチの駆動によって行えるので操作が容易であり、かつ
安全である。また、ガイドフリッパーに固定装置を用い
る必要がないので、シンプルな構造となる。請求項3の
発明によれば、ガイドフレームの上下高さの位置決め
は、可動ストッパーがコンテナの下端より下方に突出し
た位置でガイドフレームの可降を停止させて可動ストッ
パーをコンテナ下端側に移動させ、次に、ガイドフレー
ムを上昇させて可動ストッパーをコンテナの底面に引き
掛けることにより行える。このことにより、位置決めは
確実であり、容易である。請求項4の発明によれば、長
さと幅の異なる種々の大きさのコンテナであっても、ス
プレッダー本体の伸縮ビームの伸縮とガイドフレームの
内筒の伸縮を組合せることにより、各種寸法に対応させ
て、コンテナを吊上げて段積みすることができる。請求
項5の発明によれば、ガイドフレームの降下時に、ロー
ラがコンテナ側壁と当接することによって、ガイドフレ
ームがコンテナ側壁から離れ、ドアノブや種々の突起物
と接触して損傷する不都合が解消される。請求項6の発
明によれば、昇降ガイドを揺動手段で傾斜させガイドフ
レームをコンテナ側壁から遠ざけておけるので、ガイド
フレームの降下中に、ドアノブや種々の突起物と接触し
て損傷する不都合が解消される。請求項7の発明によれ
ば、コンテナの長手方向の過負荷が一対のガイドフレー
ムに働けば、油圧ウインチの給排回路のリリーフ弁が開
いて、油圧モータが停止するか逆転が許容されるように
なる。このため、牽引条がゆるむ方向にウインチが巻き
戻され過負荷が逃がされ、下のコンテナを移動させてし
まうことはない。また、過負荷が解消すると瞬時にリリ
ーフ弁が閉じられるので、ウインチの駆動が再開して牽
引条には一定の張力が働く状態に戻り、段積み作業を途
切れることなく続行させることができる。このように、
ガイド作用も確実で作業能率が高い。請求項8の発明に
よれば、コンテナの幅方向の過負荷が働けば、一対の内
筒を伸縮させる油圧シリンダの2カ所の給排ポートに接
続された2本の給排回路の間に介装したリリーフ弁が開
いて一対の内筒間の間隔が開いて過負荷を逃がす。この
ため下のコンテナを移動させることがない。また、過負
荷が解消するとリリーフ弁が閉じられるので、油圧シリ
ンダに一定の油圧力が作用して内筒が元の位置に瞬時に
復帰する。このため、ガイド作用が直ちに続行され、作
業能率も高くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は請求項1の発明の一実施形態
に係るスプレッダーの要部斜視図、図2は同スプレッダ
ーの正面図、図3は同スプレッダーの平面図、図4は同
スプレッダーの側面図、図5はガイドフレームの平面
図、図6はローラ8の作用説明図、図7はガイドフレー
ムの内側からみた斜視図、図8はガイドフリッパーのガ
イド作用の説明図、図9は可動ストッパーの側面図、図
10は同スプレッダーの伸縮ビームを伸長させた状態の
正面図、図11は油圧回路図である。
【0011】図1〜4において、Cはコンテナ、1はス
プレッダー本体である。スプレッダー本体1は、主ビー
ム1Aと伸縮ビーム1Bと連結ビーム1Cとから構成さ
れている。そして、主ビーム1Aの上面はクレーン等か
ら繰り出されたロープを巻き掛ける4枚のシーブ(図示
せず)が取り付けられている。前記主ビーム1Aの両端
には、伸縮ビーム1Bがそれぞれ伸縮自在に挿入され、
後述する伸縮駆動手段(油圧シリンダ、チェーン駆動
等)22でコンテナCの長手方向に伸縮するようになっ
ている。また、各伸縮ビーム1Bの先端にそれぞれ連結
ビーム1CがコンテナCの幅方向に沿って固定されてい
る。この一対の連結ビーム1Cのそれぞれの両端下面に
は、コンテナCの上面四隅に形成されている係合孔に係
止するツイストロックなどの公知の係合金具(図示せ
ず)が設けられている。
【0012】前記連結ビーム1Cの上面中央部にはブラ
ケットが立設され、昇降ガイド3のブラケットがピン4
で取り付けられ、前記昇降ガイド3は垂直面内で揺動自
在となっている。前記昇降ガイド3は、テレスコープ式
に嵌挿された2段以上の伸縮筒で構成され、図示の実施
形態では、外筒3Aと中間筒3Bと内筒3Cとから3段
伸縮筒に構成されている。
【0013】前記昇降ガイド3の内筒3Cの先端にはガ
イドフレーム5がコンテナCの幅方向に沿って取り付け
られている。このガイドフレーム5は外筒5Aと前後一
対の内筒5Bとからなり、外筒5Aは前記内筒3Cの下
端に水平に固定されており、一対の内筒5Bは、前記外
筒5Aの両端から伸縮自在に挿入されている。また、内
筒5Bを伸縮させる伸縮シリンダ6が外筒5Aと内筒5
B間に取り付けられている。この伸縮シリンダ6は特許
請求の範囲にいう伸縮駆動手段に相当する。
【0014】図5〜7に示すように、前記ガイドフレー
ム5の内筒5Bの先端には、コンテナCの側壁に当接す
るガイドフリッパー9が鍵形に形成されており、この前
後一対のガイドフリッパー9でコンテナCを挾むことに
より、荷役中のコンテナCに対するガイドフレーム5の
位置決めを行うようになっている。
【0015】また、内筒5Bの上面にはローラ8がブラ
ケットを介して軸着されている。このローラ8はコンテ
ナCの角部の縦方向の側縁に当接して転動し、昇降中の
ガイドフレーム5がコンテナCのドアノブや種々の突起
物に当たらないように、少しコンテナCの側面から遠ざ
ける働きを有している。
【0016】前記ガイドフリッパー9は連結板9aと拡
開部9bを備えており、拡開部9bはコンテナCの上端
コーナー部の2辺に接する位置に取り付けたガイド板で
構成され、このガイド板は下方ほど外側に広がった形状
となっている。
【0017】図9において、10は外筒5Aに設けられ
たストッパーであって、その途中はピン11でガイドフ
レーム5の外筒5A内に止着されている。また、ストッ
パー10の基端部には作動シリンダ12のピストンロッ
ドが連結され、作動シリンダ12の基部は昇降ガイド3
の内筒3C内に軸支されている。よって、作動シリンダ
12を伸縮させるとストッパー10がコンテナCの底面
に当接する当接位置(実線図示)と、そこから退避した
退避位置(想像線図示)との間で姿勢変更できるように
なっている。
【0018】図2はスプレッダー本体1の伸縮ビーム1
Bを縮小させた状態であるが、図10は伸縮ビーム1B
を伸長させた状態である。このように伸縮ビーム1Bを
伸縮させることにより、コンテナCの種々の長さに対応
することができる。また、図1および図4に示すよう
に、ガイドフレーム5の内筒5Bは外筒5Aに対し伸縮
自在であり、伸縮シリンダ6を伸縮させて内筒5Bをコ
ンテナCの幅に合わせることによって、種々の大きさの
コンテナCに対応することができる。
【0019】図1〜4に示すように、スプレッダー本体
1の主ビーム1A上には、取付ビーム15を介して、4
台のウインチ16が設置されている。各ウインチ16は
油圧モータ17とドラム18とから構成されている。ド
ラム18にはロープ19が巻き掛けられている。
【0020】一方、4個のガイドフリッパー9の側面に
はガイドシーブ20が軸着されている。前記ロープ19
はドラム18から繰り出され、このガイドシーブ20に
巻き掛けられて上方へ導かれ、前記スプレッダー本体1
の適所、例えば連結ビーム1Cの両端部のブラケット2
1に止着されている。
【0021】上記の構成により、ウインチ16によって
ロープ19を巻き取ると、伸縮ガイド3は伸縮自在であ
るため、ガイドフレーム5は図2および図4に示すよう
に上昇し、ロープ19を繰り出すとガイドフレーム5は
自重で下降することになる。また、ガイドフレーム5を
下降させた状態で、ストッパー10をコンテナCの底面
に引掛けてガイドフレーム5を上昇しないようにしてお
き、ウインチ16でロープ19を巻き取ると、ガイドフ
レーム5をコンテナCに引き付けて当接状態にすること
ができる。また、ガイドフレーム5のコンテナCに対す
る上下方向の位置決めは、前記ストッパー10を利用せ
ずとも、予め、コンテナCの高さ情報をもっておき、そ
の情報を元にウインチ16のロープ巻取り量で決めても
よい。
【0022】図11は油圧回路図であり、ウインチ1
6、ガイドフレーム5の内筒5Bの伸縮シリンダ6、ス
トッパー10の作動シリンダ12の油圧回路が示されて
いる。なお、それぞれ1台分の回路を示しているが、他
の3台のウインチ16、および他の1台の伸縮シリンダ
6、作動シリンダ12も同様の回路構成となっている。
【0023】そして、油圧モータ17の2カ所の給排ポ
ートに接続された2本の給排回路の間にはリリーフ弁2
1が介装され、伸縮シリンダ6の伸長側油室の給排回路
と縮小側油室の給排回路との間にもリリーフ弁21が介
装されている。このため、ガイドフレーム5を引き付け
るロープ19に過大な張力が作用すると、油圧モータ1
7の正転時供給側の圧力がリリーフ設定圧以上になって
作動油がリリーフ弁21から排出側へ流れ油圧モータ1
7の正転が止められるか、あるいは外力によって逆転
し、瞬時に過負荷が解消されるようになっている。そし
て、過負荷が解消されるとリリーフ弁21が閉じて再び
油圧モータ17が正転し、ロープ19を引っ張り、ガイ
ドフレーム5の引き付けを瞬時に再開することができ
る。
【0024】前記ガイドフレーム5の内筒5Bを伸縮さ
せる伸縮シリンダ6も同様に過負荷が作用すると瞬時に
リリーフ弁21が開いて過大な圧力を逃がし、過負荷が
解消すると直ちにリリーフ弁21が閉じてガイドフリッ
パー9によるガイドを再開することができる。
【0025】つぎに、本実施形態のスプレッダーを用い
たコンテナCの段積み作業を図2および図4に基づき説
明する。まず、ウインチ16によってロープ19を巻き
取り、ガイドフレーム5を上昇位置にする。この状態
で、ガイドフリッパー9は、ツイストロックを備えた連
結ビーム1Cより下方に突出している。このため、荷役
すべきコンテナCの上面にスプレッダー本体1をクレー
ン等でゆっくりと降下させていくと、ガイドフリッパー
9でコンテナCの四隅コーナー部をガイドして、コンテ
ナCに対しスプレッダー本体1を正確に位置決めでき
る。その上でツイストロックでコンテナCと係合する。
【0026】この状態でコンテナCを吊上げ、別の場所
に載置してあるコンテナC1の上に吊上げているコンテ
ナCを段積みするわけであるが、この段階で、ガイドフ
レーム5の一対の内筒5Bを開いておき、ウインチ16
を駆動してロープ19を繰り出しガイドフレーム5を降
下させる。
【0027】ストッパー10の位置がコンテナCの下面
より下がると、作動シリンダ12を駆動してストッパー
10を当接位置にし、ウインチ16でロープ19を巻き
戻す。これによりガイドフレーム5が若干上昇し、スト
ッパー10がコンテナCの下面に当たる。この状態でガ
イドフリッパー9はコンテナCの下端から少し下方に突
出したガイド位置になる。ここで、さらにロープ19を
巻き取ると、ガイドフレーム5はコンテナCの側壁に引
き付けられ固定された状態となる。ついでガイドフレー
ム5の内筒5Bを縮小させ、ガイドフリッパー9をコン
テナCの側壁にしっかりと当接、または、ある隙間をも
たせてコンテナCに位置決めをする。
【0028】この状態でコンテナCを下のコンテナC1
の上に段積みすべく、ゆっくりと降下させると、図8に
示すように、ガイドフリッパー9の拡開部9bが下のコ
ンテナC1の上部コーナー部に接触し、荷役中のコンテ
ナCを下のコンテナC1に同心に合わせるようにガイド
する。つまり位置がズレていると、コンテナCの降下に
よって上のコンテナCを矢印f方向に移動させて、積み
重ね位置を正確に合わせることができる。このようにし
て、本実施形態のスプレッダー本体1では、上下のコン
テナC、C1を正確に位置合わせした状態で段積みする
ことができる。
【0029】上記の段積み作業において、ガイドフレー
ム5に対する外力としては、コンテナ長手方向、短手方
向、鉛直方向がある。長手方向の外力は、ウインチ16
から繰り出されたワイヤ19が受けるが、この長手方向
の過負荷はウインチ16の油圧回路中のリリーフ弁21
で解消される。また、過負荷が解消するとすぐリリーフ
弁21が閉じるので一定の油圧力でウインチ16が回転
しようとし、ロープ19に瞬時に張力が回復するので、
引き続いてガイド作用が行える。
【0030】短手方向については、ガイドフレーム5の
ガイドフリッパー9を伸縮シリンダ6が外力を受け、過
負荷時には、伸縮シリンダ6のリリーフ弁21が設定さ
れたリリーフ圧で開くので、内筒5Bが伸びて過負荷が
解消される。この場合も同様に一定の油圧力が常に作用
しているので元の位置にすぐ復帰するため、運転効率は
問題ない。
【0031】ガイドフリッパー9の先端に鉛直上向きの
荷重が作用したような場合は、通常はストッパー10が
作動シリンダ12でコンテナCに押しつけられている
が、作動シリンダ12が縮んで過負荷を解消することが
できる。
【0032】以上のように、3方向の過負荷を解消する
ことによって、すでに段積みされているコンテナの位置
ずれ防止をコンテナ長手方向と短手方向について行うこ
とができ、しかも過負荷解消により装置の長寿命化を計
ることができる。
【0033】つぎに、請求項2の発明の実施形態を説明
する。図12は請求項2の発明の一実施形態に係るスプ
レッダーの要部斜視図、図13は昇降ガイド3の構成説
明図である。請求項2の発明は、昇降ガイド3に伸縮手
段を設け、ウインチ16から繰り出したロープ19をガ
イド部7に直接止着したものである。昇降ガイド3の伸
縮手段には、とくに制約がなく、シリンダやウインチな
ど公知のアクチュエータを用いうる。
【0034】図13は本実施形態の昇降ガイド3の一例
を示しており、3Aはスプレッダー本体1の連結ビーム
1Cに固定された外筒、3Bは外筒3Aに挿入された中
間筒、3Cは中間筒3Bに挿入された内筒である。30
は油圧シリンダで外筒3Aと中間筒3Bの間に連結され
ている。31はガイドシーブで、中間筒3Bの基端部に
軸支され、このガイドシーブ31に巻き掛けられたロー
プ32の両端が外筒3Aの先端と内筒3Cの基端に軸着
されている。かかる構成により、油圧シリンダ30が伸
縮して中間筒3Bが昇降すると、その動きがロープ32
によって内筒3Cに伝えられ、ガイドフレーム5が昇降
することとなる。なお、中間筒3Bと内筒3Cの間に別
の油圧シリンダを介装し、前記ガイドシーブ31とロー
プ32を除いて、2本の油圧シリンダで伸縮させてもよ
い。
【0035】この実施形態のスプレッダーにおいて、昇
降ガイド3を前記シリンダ30で伸縮させ、ガイドフレ
ーム5を段積み作業時の高さに合わせた上で、ストッパ
ー10を当接位置にすると、ウインチ16を使ってロー
プ19を巻き取れば、ガイドフリッパー9をコンテナC
の側面に引き付け位置決めすることができる。そして、
前記実施形態と同様にガイドフリッパー9で吊下げたコ
ンテナCを下側のコンテナC1上にガイドして、正確に
位置合わせして段積みすることができる。なお、ガイド
フレーム5のコンテナCに対する上下方向の位置決め
は、前記ストッパー10を利用せずとも、予め、コンテ
ナCの高さ情報をもっておき、その情報を元に、シリン
ダ30等を昇降させて決めてもよい。
【0036】つぎに、請求項1、2の各発明における他
の実施形態を説明する。図14の実施形態は昇降ガイド
3を傾斜させる揺動シリンダ35を、スプレッダー本体
1の連結ビーム1Cと昇降ガイド3の外筒3Aとの間に
連結したものである。この揺動シリンダ35は特許請求
の範囲にいう揺動手段に相当する。
【0037】この実施形態によると、ガイドフレーム5
の降下時に、ガイドフレーム5がコンテナCの側面から
遠ざかるようにガイドフレーム5を傾斜させておけるの
で、図5〜6のローラ8を設けなくても、ドアノブや種
々の突起物にガイドフレーム5が干渉する不都合を解消
できる。
【0038】図15〜16はウインチ16の他の構成例
を示している。前記各実施形態では、ウインチ16を4
台用いたが、2台で同様の機能を果たすこともできる。
すなわち、1台のウインチ16をスプレッダー本体1の
上面中央部に置き、ドラム18には、2本のロープ19
を互いに逆巻きに巻き付け、各ロープ19を主ビーム1
Aと取付ビーム15に取り付けたガイドシーブ33、3
4を介して、ガイドフラッパー9またはそれに軸着した
ガイドシーブ20に導けばよいのである。この実施形態
ではウインチ16の台数が半減し、製造コストが低減す
るという利点がある。なお、前記実施形態では、ウイン
チ16にロープ19を巻き掛けるようにしたが、ブロッ
クチェーンやローラチェーン等でもよい。そして、チェ
ーンを使用する場合は、ガイドシーブ20、33、34
に替えて、スプロケットを使用すればよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ガイドフレー
ムの昇降とガイドフリッパーの位置決めをウインチの駆
動によって行えるので操作が容易であり、かつ安全であ
る。また、ガイドフリッパーに固定装置を用いる必要が
ないので、シンプルな構造となる。さらに、ガイドフレ
ームの上下高さの位置決めは可動ストッパーをコンテナ
の底面に引掛けることにより決まるので、位置決めが確
実であり、容易である。請求項2の発明によれば、ガイ
ドフリッパーの位置決めはウインチの駆動によって行え
るので操作が容易であり、かつ安全である。また、ガイ
ドフリッパーに固定装置を用いる必要がないので、シン
プルな構造となる。さらに、ガイドフレームの上下高さ
の位置決めは可動ストッパーをコンテナの底面に引掛け
ることにより決まるので、位置決めが確実であり、容易
である。請求項3の発明によれば、ガイドフレームの上
下高さの位置決めは、可動ストッパーがコンテナの下端
より下方に突出した位置でガイドフレームの可降を停止
させて可動ストッパーをコンテナ下端側に移動させ、次
に、ガイドフレームを上昇させて可動ストッパーをコン
テナの底面に引き掛けることにより行える。このことに
より、位置決めは確実であり、容易である。請求項4の
発明によれば、ガイドフレームの降下時に、ローラがコ
ンテナ側壁と当接することによって、ガイドフレームが
コンテナ側壁から離れ、ドアノブや種々の突起物と接触
して損傷する不都合が解消される。請求項5の発明によ
れば、昇降ガイドを揺動手段で傾斜させガイドフレーム
をコンテナ側壁から遠ざけておけるので、ガイドフレー
ムの降下中に、ドアノブや種々の突起物と接触して損傷
する不都合が解消される。請求項6の発明によれば、コ
ンテナの長手方向の過負荷が一対のガイドフレームに働
けば、牽引条がゆるむ方向にウインチが巻き戻され過負
荷が逃がされ、下のコンテナを移動させてしまうことは
ない。また、過負荷が解消すると瞬時に牽引条には一定
の張力が働く状態に戻るので、ガイド作用も確実で作業
能率が高くなる。請求項7の発明によれば、コンテナの
幅方向の過負荷が働けば、一対の内筒間の間隔が開いて
過負荷を逃がすので下のコンテナを移動させることがな
い。また、過負荷が解消すると内筒が元の位置に瞬時に
復帰する。このため、ガイド作用が直ちに続行され、作
業能率も高くなる。請求項8の発明によれば、コンテナ
の幅方向の過負荷が作用すれば、一対の内筒を伸縮させ
る油圧シリンダの給排回路に介装したリリーフ弁が開い
て過負荷を逃がす。また過負荷が解消するとリリーフ弁
が閉じて油圧シリンダに油圧力が作用して内筒が元の位
置に復帰する。このためガイド作用が直ちに続行され作
業能率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施形態に係るスプレッダ
ーの要部斜視図である。
【図2】同スプレッダーの正面図である。
【図3】同スプレッダーの平面図である。
【図4】同スプレッダーの側面図である。
【図5】ガイドフレームの平面図である。
【図6】ローラ8の作用説明図である。
【図7】ガイドフレームの内側からみた斜視図である。
【図8】ガイドフリッパーのガイド作用の説明図であ
る。
【図9】可動ストッパーの側面図である。
【図10】同スプレッダーの伸縮ビームを伸長させた状
態の正面図である。
【図11】油圧回路図である。
【図12】請求項2の発明の一実施形態に係るスプレッ
ダーの要部斜視図である。
【図13】昇降ガイドの他の例の構成説明図である。
【図14】揺動手段を示す側面図である。
【図15】ウインチ16の他の構成例を示す平面図であ
る。
【図16】ウインチ16の他の構成例を示す正面図であ
る。
【図17】従来のスプレッダーの正面図である。
【図18】従来のスプレッダーの側面図である。
【図19】従来例Iによる段積み作業の説明図である。
【符号の説明】
1 スプレッダー本体 3 昇降ガイド 5 ガイドフレーム 9 ガイドフリッパー 10 ストッパー 16 ウインチ 17 油圧モータ 18 ドラム 19 ロープ 20 ガイドシーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 1/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナを吊持する係合金具を四隅の下面
    に備えたスプレッダー本体と、該スプレッダー本体の長
    手方向両端部に垂直面内で揺動自在となるように取り付
    けられ、かつ上下方向に伸縮可能な一対の昇降ガイド
    と、前記各一対の昇降ガイドの下端に、それぞれ水平に
    取り付けられ、コンテナの幅方向に沿うガイドフレーム
    と、前記ガイドフレームの両端にそれぞれ取り付けられ
    たガイドフリッパーと、前記各ガイドフリッパーの側面
    に軸着された転向ガイドと、前記スプレッダー本体に搭
    載されたウインチと、前記ウインチから繰出され、前記
    各転向ガイドを経由して上方へ導き、スプレッダー本体
    に止着された牽引条とからなることを特徴とするコンテ
    ナ段積み用スプレッダー。
  2. 【請求項2】コンテナを吊持する係合金具を四隅の下面
    に備えたスプレッダー本体と、該スプレッダー本体の長
    手方向両端部に垂直面内で揺動自在となるように取り付
    けられ、かつ上下方向に伸縮可能な一対の昇降ガイド
    と、前記各一対の昇降ガイドの下端に、それぞれ水平に
    取り付けられ、コンテナの幅方向に沿うガイドフレーム
    と、前記ガイドフレームの両端にそれぞれ取り付けられ
    たガイドフリッパーと、前記一対の昇降ガイドを伸縮さ
    せる伸縮駆動手段と、前記スプレッダー本体に搭載され
    たウインチと、前記ウインチから繰出され前記ガイドフ
    レームまたはガイドフリッパーの適所に止着された牽引
    条とからなることを特徴とするコンテナ段積み用スプレ
    ッダー。
  3. 【請求項3】前記ガイドフレームに、前記スプレッダ本
    体に吊持されているコンテナの底面に引掛けたり、そこ
    から退避させうる可動ストッパーが設けられていること
    を特徴とする請求項1または2記載のコンテナ段積み用
    スプレッダー。
  4. 【請求項4】前記スプレッダー本体が主ビームと、該主
    ビームに内蔵され、該主ビームの両端からコンテナの長
    手方向に伸縮する一対の伸縮ビームと、該一対の伸縮ビ
    ームの先端にそれぞれ固定されコンテナの幅方向に延び
    る連結ビームとからなり、該連結ビームの両端の下面に
    それぞれ前記係合金具が取り付けられており、前記ガイ
    ドフレームが、外筒と該外筒の両端からコンテナの幅方
    向に伸縮する一対の内筒と、該内筒の伸縮駆動手段とか
    らなり、該一対の内筒の両端に前記ガイドフリッパーが
    固定されていることを特徴とする請求項1、2または3
    記載のコンテナ段積み用スプレッダー。
  5. 【請求項5】前記各ガイドフレームに、コンテナの側壁
    に当接して転動し、昇降時のガイドフレームをコンテナ
    の側壁から一定距離を離した状態に保持するローラが軸
    着されていることを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載のコンテナ段積み用スプレッダー。
  6. 【請求項6】前記昇降ガイドを垂直面内で揺動させる揺
    動手段を、前記昇降ガイドと前記スプレッダ本体との間
    に取り付けたことを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載のコンテナ段積み用スプレッダー。
  7. 【請求項7】前記各ウインチが油圧モータで駆動される
    油圧ウインチであり、前記油圧モータの2カ所の給排ポ
    ートに接続された2本の給排回路の間にリリーフ弁を介
    装したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5また
    は6記載のコンテナ段積み用スプレッダー。
  8. 【請求項8】前記ガイドフレームの内筒の伸縮駆動手段
    が油圧シリンダであり、該油圧シリンダの伸長側油室の
    給排回路と縮小側油室の給排回路との間にリリーフ弁を
    介装したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6または7記載のコンテナ段積み用スプレッダー。
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