JP2822724B2 - 論理集積回路 - Google Patents

論理集積回路

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JP2822724B2
JP2822724B2 JP3268520A JP26852091A JP2822724B2 JP 2822724 B2 JP2822724 B2 JP 2822724B2 JP 3268520 A JP3268520 A JP 3268520A JP 26852091 A JP26852091 A JP 26852091A JP 2822724 B2 JP2822724 B2 JP 2822724B2
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友朗 島
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理集積回路に関し、特
に半導体集積回路の検査容易化を目的とした回路構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路の検査容易化設計
にはスキャンパス法がある。
【0003】図3は従来の論理集積回路の回路図であ
り、スキャンパス法を基板上の集積回路へ拡張したBo
undary−scanと呼ばれる手法の例である(I
EEE1149.1−1990)参照。
【0004】図3に示すように基板1上に実装された集
積回路2の内部論理回路3と入出力端子8との間に通常
動作の信号線7とは別にテスト回路部6が組み込まれて
いて、テスト時にテスト回路部6を直列に接続してシフ
トレジスタを形成する。
【0005】また、この時基板1上で同様の構造を持つ
集積回路2どうしのテスト端子を直列に接続して、基板
1上でテストデータが通過する専用のパスを形成する。
【0006】上記により外部のテスト端子スキャンイ
ン,スキャンアウト4,5から実装されている集積回路
2へアクセスできるので、このテストデータ専用のパス
を通して集積回路2内部のテスト回路部6へデータを送
り検査を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の構成に関しては、使用するパッケージで必ずし
も入出力バッファが入力用と出力用とにきっちり分かれ
て接続しシフトレジスタを形成するとは限らない。この
ため入出力バッファに組み込まれたテスト回路部6で形
成されるシフトレジスタは入力用と出力用が混在してテ
ストデータの作成が非常に困難である。また、回路の入
出力バッファの全てのテスト回路部6が接続されるため
に、テストの内容によって入力バッファまたは出力バッ
ファへのテストデータだけが必要な場合でも、全てのテ
スト回路部数分のデータを作成しなければならないなど
の課題があった。
【0008】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、論理集積回路内部で形成されるテスト回路部の
レジスタは端子の位置に関係なく入出力バッファに分か
れてシフトレジスタを形成させ、テストデータの生成が
容易であり、データ数の削減が可能な論理集積回路を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の論理集積回路
は、被テスト回路と、当該被テスト回路の各入力にバッ
ファ回路を介して接続された入力端子と、前記被テスト
回路の各出力にバッファ回路を介して接続された出力端
子と、前記各バッファ回路間を接続することによって形
成される前記入力端子対応のシフトレジスタと前記出力
端子対応のシフトレジスタとを有し、前記シフトレジス
タを個別にスキャンパステストする論理集積回路におい
て、前記入力端子対応のシフトレジスタ及び前記出力端
子対応のシフトレジスタとを直列に接続するスイッチ
を有することを特徴とする。
【0010】
【0011】
【作用】上記構成によれば、隣接するバッファ回路間お
よび隣接しないバッファ回路間を接続して2つ以上のシ
フトレジスタが構成されるので端子の位置に関係なく入
力バッファ回路、出力バッファ回路に分けてシフトレジ
スタを形成することができる。
【0012】あるいは、複数のシフトレジスタ間の直列
接続と、論理的にスキップする迂回路への接続とをスイ
ッチによって選択切り替えることによって、テストデー
タの生成が容易となりテストデータの削減と合わせ検査
工程をより効率化することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。
【0014】図1は、本発明の第1の実施例である論理
集積回路の回路図である。
【0015】図において、集積回路3上の内部論理回路
1に、それぞれの入力端子x1 −xn 、出力端子y1
n を有するテスト回路部4接続されており、この入力
端子x1 −xn で内部論理回路1の内の入力バッファの
テスト回路部4どうしを接続してシフトレジスタA6を
形成している。
【0016】一方出力端子y1 −yn で内部回路1の出
力バッファのテスト回路部4どうしを接続してシフトレ
ジスタB5が形成され、制御回路2に接続してデータ入
力a、データ出力bからデータのやり取りをするように
構成されている。
【0017】つぎに動作について説明する。
【0018】入力端子x1 −x10で入力バッファのテス
ト回路部4どうしを接続して形成したシフトレジスタA
6は、データ入力a−制御回路2−x1 −x2 …x10
制御回路2−データ出力bという接続経路をとる。
【0019】一方出力端子y1 −y6 で出力バッファの
テスト回路部4どうしを接続して形成したシフトレジス
タB5は、データ入力a−制御回路2−y1 −y2 …y
6 −制御回路2−データ出力bという接続経路をとる。
【0020】このように、シフトレジスタA6とシフト
レジスタB5は分離されているので、テストの内容に応
じて入力バッファか出力バッファのテスト回路部4とデ
ータのやり取りが必要になる場合に、シフトレジスタA
6かシフトレジスタB5を選択してデータのやり取りが
できることになり、従来例の場合のように全ての入出力
バッファのテスト回路部を直列接続して形成したシフト
レジスタとのデータのやり取りに比較すれば入力バッフ
ァまたは出力バッファのテスト回路部4の数だけデータ
が少なくて済み、データを生成するのにも入力バッファ
と出力バッファが分かれて接続されているので独立に考
えて生成することができる。
【0021】以下に、本発明の第2の実施例について説
明する。
【0022】図2は、本発明の第2の実施例である論理
集積回路の回路図である。
【0023】なおこの場合前実施例と同一構成について
は同一符号を付して説明を省略する。
【0024】図2において、7はシフトレジスタA6と
制御回路2を接続する迂回路cであり、8はシフトレジ
スタB5と制御回路2を接続する迂回路dである。9は
シフトレジスタA6迂回路c7、シフトレジスタB5迂
回路d8の切り換え用スイッチ回路である。
【0025】つぎに動作について説明する。
【0026】この場合は3つの接続経路を使い分けてデ
ータのやり取りを行うものであり、まず1番目には、入
力端子x1 −x10で形成するシフトレジスタA6と、出
力端子y1 −y6 で形成するシフトレジスタB5とを接
続して1本のシフトレジスタとして形成する場合で、ス
イッチ回路9によりシフトレジスタA6とB5を接続し
て、a−制御回路2−x1 −x2 …x10−スイッチ9−
6 −y5 …y1 −制御回路2−bという接続経路をと
りテストデータのやり取りが行われる。
【0027】2番目は、スイッチ回路9によりシフトレ
ジスタA6とB5の接続を切り離して、データのやり取
りはシフトレジスタA6のみで行われる場合であり、シ
フトレジスタA6を迂回路c7で制御回路2に接続し
て、a−制御回路2−x1 −x2 …x10−スイッチ9−
迂回路c7−制御回路2−bという接続経路をとりシフ
トレジスタA6とテストデータのやり取りが行われる。
【0028】3番目は、スイッチ回路9によりシフトレ
ジスタA6とB5を切り離してシフトレジスタB5を迂
回路d8で制御回路2に接続して、テストデータのやり
取りはシフトレジスタB5とのみ行われる場合でその接
続経路は、a−制御回路2−迂回路d8−スイッチ9−
6 −y5 …y1 −制御回路2−bとなり、シフトレジ
スタB5とデータのやり取りが行われる。
【0029】このようにシフトレジスタA6,B5を1
本のシフトレジスタとして使用する場合と、シフトレジ
スタA6かB5の一方を使用する構成としたので、入力
バッファ部または出力バッファ部のシフトレジスタA6
かB5の一方のデータのやり取りを省くことができ、そ
の分検査時に必要となるデータが削減できるので検査時
間も短縮される。
【0030】なお実施例ではx1 −x10,y1 −y6
合計16端子として説明して来たが勿論x1 −xn ,y
1 −yn のように増加しても同様なシフトレジスタの組
合わせをとることができる。
【0031】例えば、具体的に入力端子、出力端子をそ
れぞれ100本合計200本持つような集積回路に対し
て検査用のテストデータを作成するとすれば、集積回路
の内部論理回路1のテストで入力バッファのテスト回路
部4にのみテストデータが必要とすれば、従来構成だと
全入力バッファ分のデータすなわち200パターンを作
成しなければならない、しかし本発明では入力バッファ
のテスト回路部4にのみアクセスできるので100パタ
ーンでよいことになる。
【0032】また同様に出力バッファにのみテストデー
タが必要とされた場合も100パターンでよいことにな
り、それに応じて作成も容易でありデータ数の相当な削
減ともなる。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、集積回路内部で形成
されるテスト回路部におけるシフトレジスタは入出力
子の配置に関係なく、基本的には、入力バッファと出力
バッファとに分かれてシフトレジスタを形成し、この入
出力用のシフトレジスタを直列に接続するスイッチを設
けているので、テストデータの作成時に入力バッファ部
用データと出力バッファ部用データとに分けて考え
り、統一的に共働させることができ、全体のテストデー
タの作成が容易に行えるという効果を有する。
【0034】また、テストの内容によって入力バッファ
または出力バッファのテスト回路部にのみテストデータ
が必要になる場合に、入力バッファまたは出力バッファ
のテスト回路部だけをアクセスすることが出来るので、
従来の全入出力バッファのテスト回路部を接続していた
場合に比べて、出力バッファまたは入力バッファのテス
ト回路部へ送るテストデータが不要となり結果として全
テストデータ数の削減が計れ、検査時間の短縮が計れる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である論理集積回路の回
路図である。
【図2】本発明の第2の実施例である論理集積回路の回
路図である。
【図3】従来の論理集積回路の回路図である。
【符号の説明】
1 内部回路 2 制御回路 3 集積回路 4 テスト回路部 5 シフトレジスタB 6 シフトレジスタA 7 迂回路c 8 迂回路d 9 切り換えスイッチ回路 x1 −xn 入力端子 y1 −yn 出力端子 a データ入力 b データ出力

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被テスト回路と、当該被テスト回路の各
    入力にバッファ回路を介して接続された入力端子と、前
    記被テスト回路の各出力にバッファ回路を介して接続さ
    れた出力端子と、前記各バッファ回路間を接続すること
    によって形成される前記入力端子対応のシフトレジスタ
    と前記出力端子対応のシフトレジスタとを有し、前記シ
    フトレジスタを個別にスキャンパステストする論理集
    回路において、前記入力端子対応のシフトレジスタ及び前記出力端子対
    応のシフトレジスタとを直列に接続する スイッチ手段
    有することを特徴とする論理集積回路。
JP3268520A 1991-09-20 1991-09-20 論理集積回路 Expired - Lifetime JP2822724B2 (ja)

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JPS6432182A (en) * 1987-07-29 1989-02-02 Toshiba Corp Scan test circuit for large scale integrated circuit
JPH0758319B2 (ja) * 1989-02-07 1995-06-21 株式会社東芝 テスト容易化回路

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