JP2822533B2 - 電子部品保持装置 - Google Patents

電子部品保持装置

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JP2822533B2
JP2822533B2 JP2025359A JP2535990A JP2822533B2 JP 2822533 B2 JP2822533 B2 JP 2822533B2 JP 2025359 A JP2025359 A JP 2025359A JP 2535990 A JP2535990 A JP 2535990A JP 2822533 B2 JP2822533 B2 JP 2822533B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリント基板上に電子部品を装着する実装
機械に備えている電子部品保持装置に関する。
従来の技術 近年、電子回路を形成する上で、プリント基板上に電
子部品を挿入する方法から装着する方法へと変化してき
ている。そのため、電子回路を形成する種々の電子部品
も実装可能な電子部品へと変化してきており、電子部品
を装着する実装機械においても種々の電子部品の保持方
法が用いられている。
第2図は、従来の電子部品保持装置の一例を示した図
である。以下、その構成について、図面を参照しながら
説明する。
図において、実装機械に取りつけられた装着ヘッド1
の下端にはノズルホルダー2を嵌着しており、ノズルホ
ルダー2の下端には電子部品3を吸着する円筒状のノズ
ル4を上下に摺動自在に嵌合している。ノズル4はノズ
ルホルダー2に内設した押しばね5によって下方へ付勢
されている。前記装着ヘッド1、ノズルホルダー2およ
びノズル4はそれぞれ同心的に接続され空気孔6によっ
て貫通されている。このような構成において、空気孔6
を減圧することにより、電子部品3をノズル4で吸着し
てプリント基板7上に装着していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の電子部品保持装置の構成では、空気
孔を減圧して電子部品をノズルで吸着していたので、形
状によっては電子部品を保持できない場合があった。
本発明は、種々の電子部品の中で、減圧によるノズル
で吸着不可能な電子部品でも、ユニットを交換するのみ
でそのままクランプして、プリント基板上に装着が可能
な電子部品保持装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、実装機械の装
着ヘッドの下端に嵌着自在なチャックホルダーと、この
チャックホルダー内に設けられ、前記装置ヘッドの作動
用の空気孔に連通するピストンシリンダーと、ピストン
シリンダーに嵌め合わされ、下部に円錐体をもつピスト
ンと、前記ピストンを下方に付勢する付勢部材と、下方
に爪をもち、上端に設けたローラが前記ピストンの円錐
体に接するように配された一対のリンクとからなり、前
記ピストンの上昇動作で前記一対のリンクを介して前記
爪が閉じることにより、電子部品を保持する電子部品保
持装置であって、前記ピストンに空気抜き孔を設けると
ともに、前記チャックホルダーにバイパスを設け、前記
爪が電子部品を保持せずに閉じた際には、前記空気抜き
孔と前記バイパスとが連通するように構成したものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により、実装機械に取りつけら
れた装着ヘッドの空気孔を負圧にすると、ピストンシリ
ンダーの内部のピストンが空気の負圧によって引き上げ
られ、ピストンの下部に設けた円錐体によって一対のロ
ーラーが外方へ押れる。このローラーはリンクに取り付
けてあり、このリンクの先には電子部品をクランプする
一対の爪が繁がっているので、ローラーの変位により一
対の爪は相寄る方向に移動し、したがって電子部品をク
ランプすることができる。
実施例 本発明の実施例について第1図の参照しながら説明す
る。なお、従来例と同一の構成部については同じ符号を
付して説明する。
図に示すように、実装機械に取りつけられた装置ヘッ
ド1の下端にはノズルホルダーに代えてチャックホルダ
ー8を嵌着しており、チャックホルダー8の下端には電
子部品9を保持するクランプ機械を設けている。装着ヘ
ッド1とチャックホルダー8の中心部にはピストンシリ
ンダー10を設けてあり、ピストンシリンダー10は中空
で、この中空部は装着ヘッド1の空気孔6に連通してい
る。前記ピストンシリンダー10にはピストン12を摺動自
在に嵌合しており、ピストン12の下部には円錐体11を形
成している。このピストン12は空気の負圧によって下方
に押すばね13に打ち勝って上昇する。また、チャックホ
ルダー8の下部には略コ形状の一対のアーム14を設けて
あり、前記アーム14間には前記ピストン12の円錐体11が
位置されている。そしてアーム14の下端には2個の支点
15を設け、この一対の支点15にはそれぞれリンク16を取
りつけている。前記2つのリンク16の上端には回転自在
の一対のローラー18をそれぞれピン19によって取りつけ
ている。前記一対のローラー18間には前記ピストン12の
円錐体11のテーパー面が接して取りつけられている。ま
た、下端には電子部品9を保持する一対の爪17が設けら
れ、一対のリンク16の間には、一対の爪17を押し開くよ
うに働くコイルばね20を挿着している。ピストン12には
ピストンシリンダー10に連通し、ピストン12が円滑に摺
動するように空気抜き穴21を設けている。さらに、電子
部品9をミスクランプしたときに外気が入り、減圧度が
上がらないようにするために、チャックホルダー8には
バイパス孔22を設けている。
このような、構成において動作を説明すると、電子部
品9をプリント基板23に装着するために、実装機械に取
りつけられた装着ヘッド1の空気孔6を負圧にすると、
ピストンシリンダー10の内部のピストン12が空気の負圧
によって引き上げられる。そしてピストン12の下部に設
けた円錐体11によって回転自在の一対のローラー18が外
方へ押される。ローラー18はリンク16に取り付けてあ
り、リンク16の先には電子部品9をクランプする一対の
爪17が繁がっているので、ローラー18の変位により一対
の爪17は相寄る方向に移動し、したがって電子部品9を
クランプすることができる。電子部品9をプリント基板
23上の所定の位置に挿着した後、別に設ける切替弁(図
示せず)で装着ヘッド1の空気孔6内を大気圧に戻す
と、ばね13によってピストン12は元の位置に押し戻され
て、2つのローラー18を押し広げている円錐体11も元の
位置に押し戻されるので、一対の爪17はコイルばね20に
よって押し広げられ、電子部品9をクランプから離し次
の工程に移行する。そして、仮に電子部品9をクランプ
しそこなって一対の爪17の間に物体が無いときには、爪
同士が接触するまでリンク16はコイルばね20のばね力に
うちかって回動し、リンクの上方が開くのでピストン12
は穴21が孔22と連通するところまで上昇する。このと
き、ピストン12内の空気抜き穴21とバイパス孔22が繁が
って空気が抜けるため、減圧度が上がらなくなり、別に
設ける検出センサが感知してクランプしていないことを
検出することができる。
なお、リンク16の回動はピストン12の円錐体11によっ
て制約があり、したがって横長電子部品9を長手方向に
つかむように一対の爪17が開くことはない。
このように本発明の実施例の電子部品保持装置によれ
ば、吸着できない電子部品を装着するときには、装着ヘ
ッドの下部に取りつけていた吸着機構を有するノズルボ
デーから、リンク機構を有するチャックボデーに取り替
えることにより、種々の電子部品の中で減圧によるノズ
ル吸着不可能な電子部品でも、ユニットを交換するのみ
でそのままクランプして、プリント基板上に装着するこ
とができる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明は実装機械
の装着ヘッドの下端に嵌着自在なチャックホルダーと、
このチャックホルダー内に設けられ、前記装着ヘッドの
作動用の空気孔に連通するピストンシリンダーと、ピス
トンシリンダーに嵌め合わされ、下部に円錐体をもつピ
ストンと、前記ピストンを下方に付勢する付勢部材と、
下方に爪をもち、上端に設けたローラーが前記ピストン
の円錐体に接し、ピストンの作動によって開閉動作する
一対のリンクより構成したため、前記一対のリンクの爪
で種々の形状の電子部品をつかんでその装着が可能とな
る電子部品保持装置を提供できる。さらには、電子部品
をクランプしていないときのみピストンとチャックホル
ダーはバイパス孔にて貫通させて減圧度が下がるので、
クランプ状態の検出センサを設けておけばクランプして
いないことを検出することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の電子部品保持装置を示す組み
立て断面図、第2図は従来の電子部品保持装置を示す組
み立て断面図である。 1……装着ヘッド、8……チャックホルダー、9……電
子部品、11……円錐体、12……ピストン、16……リン
ク、17……爪、18……ローラー、21……空気孔、22……
バイパス孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬野 眞透 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−259600(JP,A) 特開 昭61−94400(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を保持しプリント基板上に装着す
    る実装機械における電子部品の保持装置であって、 実装機械の装着ヘッドの下端に嵌着自在なチャックホル
    ダーと、このチャックホルダー内に設けられ、前記装着
    ヘッドの作動用の空気孔に連通するピストンシリンダー
    と、ピストンシリンダーに嵌め合わされ、下部に円錐体
    をもつピストンと、前記ピストンを下方に付勢する付勢
    部材と、下方に爪をもち、上端に設けたローラーが前記
    ピストンの円錐体に接するよう配された一対のリンクと
    からなり、 前記ピストンの上昇動作で前記一対のリンクを介して前
    記爪が閉じることにより、電子部品を保持する電子部品
    保持装置であって、 前記ピストンに空気抜き孔を設けるとともに、前記チャ
    ックホルダーにバイパス孔を設け、前記爪が電子部品を
    保持せずに閉じた際には、前記空気抜き孔と前記バイパ
    ス孔とが連通するように構成した電子部品保持装置。
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KR100585594B1 (ko) * 2000-12-08 2006-06-07 삼성테크윈 주식회사 부품실장용 그립퍼
JP6986567B2 (ja) * 2017-10-17 2021-12-22 株式会社Fuji 装着ヘッドおよび部品装着機
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