JP2000296490A - 部品挟持装置 - Google Patents
部品挟持装置Info
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- JP2000296490A JP2000296490A JP11108187A JP10818799A JP2000296490A JP 2000296490 A JP2000296490 A JP 2000296490A JP 11108187 A JP11108187 A JP 11108187A JP 10818799 A JP10818799 A JP 10818799A JP 2000296490 A JP2000296490 A JP 2000296490A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子部品を一対の挟持片により挟持する部品
挟持装置において、電子部品を安定して挟持できるよう
にする。 【解決手段】 シャフト支持部材16に軸方向摺動自在
に支持されるピストンシャフト14の端面に負圧を印加
することで、このピストンシャフト14を上下動させ、
その上下動に部品挟持部20を連動させて挟持片を開閉
し、電子部品36を挟持する部品挟持装置10におい
て、この部品挟持部20には、挟持片支持部材22に固
定支持される固定挟持片24と、挟持片支持部材22に
揺動自在に支持され、ピストンシャフト14の上下動に
連動して開閉するようにされた揺動挟持片26とを備え
るようにし、これらが協働して電子部品36を挟持・開
放する。
挟持装置において、電子部品を安定して挟持できるよう
にする。 【解決手段】 シャフト支持部材16に軸方向摺動自在
に支持されるピストンシャフト14の端面に負圧を印加
することで、このピストンシャフト14を上下動させ、
その上下動に部品挟持部20を連動させて挟持片を開閉
し、電子部品36を挟持する部品挟持装置10におい
て、この部品挟持部20には、挟持片支持部材22に固
定支持される固定挟持片24と、挟持片支持部材22に
揺動自在に支持され、ピストンシャフト14の上下動に
連動して開閉するようにされた揺動挟持片26とを備え
るようにし、これらが協働して電子部品36を挟持・開
放する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抵抗、コンデン
サ、IC、コネクタ等の電子部品を回路基板の所定位置
に搭載する部品装着装置に関するものであり、特に、電
子部品を挟持及び開放する部品挟持装置に関する。
サ、IC、コネクタ等の電子部品を回路基板の所定位置
に搭載する部品装着装置に関するものであり、特に、電
子部品を挟持及び開放する部品挟持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】部品装着装置60は、例えば図7に示さ
れるように、回路基板等を配置する部品装着部62と、
その回路基板等に搭載される電子部品36を順次供給す
る部品供給部64と、前記電子部品36を挟持・開放す
る部品挟持装置100と、この部品挟持装置100が上
下動、及び、回動自在に支持されている部品搭載ヘッド
66と、前記部品搭載ヘッド66が、前記部品供給部の
ピックポジション上から前記回路基板の所定の電子部品
搭載位置まで移動自在に支持されるXYロボット68
と、を備えて構成されている。
れるように、回路基板等を配置する部品装着部62と、
その回路基板等に搭載される電子部品36を順次供給す
る部品供給部64と、前記電子部品36を挟持・開放す
る部品挟持装置100と、この部品挟持装置100が上
下動、及び、回動自在に支持されている部品搭載ヘッド
66と、前記部品搭載ヘッド66が、前記部品供給部の
ピックポジション上から前記回路基板の所定の電子部品
搭載位置まで移動自在に支持されるXYロボット68
と、を備えて構成されている。
【0003】前記部品搭載ヘッド66は、XYロボット
68によって固定支持されるフレーム70と、このフレ
ーム70に回動自在、且つ、上下方向摺動自在に支持さ
れるスライドシャフト72とを備えており、このスライ
ドシャフト72の下端において、前記部品挟持装置10
0が同軸的に連結させられて構成されている。
68によって固定支持されるフレーム70と、このフレ
ーム70に回動自在、且つ、上下方向摺動自在に支持さ
れるスライドシャフト72とを備えており、このスライ
ドシャフト72の下端において、前記部品挟持装置10
0が同軸的に連結させられて構成されている。
【0004】更に詳細には、前記スライドシャフト72
の上端にはバキュームチューブ74が連結されており、
このスライドシャフト72内部を通じて部品挟持装置装
置100へ負圧を導入するようにされている。更に、前
記スライドシャフト72は、その上端部において、前記
フレーム70に設けられている鉛直ガイド76の移動プ
レート76Aと上下方向に係合させられており、ラック
78Aとピニオン78Bを経て、前記フレーム70に設
けられているZ軸モータ80により上下方向に駆動させ
られる。なお、このZ軸モータ80には、エンコーダ8
0Aが備えられており、Z軸モータ80の回動角度を検
出することで前記スライドシャフト72の上下方向の位
置が測定可能とされている。
の上端にはバキュームチューブ74が連結されており、
このスライドシャフト72内部を通じて部品挟持装置装
置100へ負圧を導入するようにされている。更に、前
記スライドシャフト72は、その上端部において、前記
フレーム70に設けられている鉛直ガイド76の移動プ
レート76Aと上下方向に係合させられており、ラック
78Aとピニオン78Bを経て、前記フレーム70に設
けられているZ軸モータ80により上下方向に駆動させ
られる。なお、このZ軸モータ80には、エンコーダ8
0Aが備えられており、Z軸モータ80の回動角度を検
出することで前記スライドシャフト72の上下方向の位
置が測定可能とされている。
【0005】前記スライドシャフト72は、その下方側
に同軸的に配されるプーリ82Aとこれに装架されるベ
ルト82Bを経て、前記フレーム70に設けられている
θ軸モータ84により回動駆動されている。なお、この
θ軸モータ84には、その回動角度を測定するためのエ
ンコーダ84Aが設けられている。
に同軸的に配されるプーリ82Aとこれに装架されるベ
ルト82Bを経て、前記フレーム70に設けられている
θ軸モータ84により回動駆動されている。なお、この
θ軸モータ84には、その回動角度を測定するためのエ
ンコーダ84Aが設けられている。
【0006】前記部品装着装置60は、前記部品搭載ヘ
ッド66を前記XYロボット68により部品供給部64
上に移動させた後、前記部品挟持装置100により電子
部品36を挟持する。その後、前記部品搭載ヘッド66
を部品装着部62の回路基板上へ移動させ、前記部品挟
持装置100により前記電子部品36を開放すること
で、所定の位置に電子部品を搭載するものである。
ッド66を前記XYロボット68により部品供給部64
上に移動させた後、前記部品挟持装置100により電子
部品36を挟持する。その後、前記部品搭載ヘッド66
を部品装着部62の回路基板上へ移動させ、前記部品挟
持装置100により前記電子部品36を開放すること
で、所定の位置に電子部品を搭載するものである。
【0007】この部品装着装置60における前記部品挟
持装置100は、例えば、特開平9−107198号公
報に開示されているようなものが従来から存在する。
持装置100は、例えば、特開平9−107198号公
報に開示されているようなものが従来から存在する。
【0008】この従来の部品挟持装置100は、負圧の
印加によって進退するスライダーと、支点ピンを軸とし
てそれぞれ揺動自在に支持される一対のチャック爪とを
備えており、前記スライダーの動作と連動して一対のチ
ャック爪の双方を開閉させることにより、協働して電子
部品を挟持・開放できるようにしたものである。
印加によって進退するスライダーと、支点ピンを軸とし
てそれぞれ揺動自在に支持される一対のチャック爪とを
備えており、前記スライダーの動作と連動して一対のチ
ャック爪の双方を開閉させることにより、協働して電子
部品を挟持・開放できるようにしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の部品挟
持装置100は、双方のチャック爪が揺動して電子部品
を挟持するため、電子部品36を挟む際の確実性が低い
という問題があった。
持装置100は、双方のチャック爪が揺動して電子部品
を挟持するため、電子部品36を挟む際の確実性が低い
という問題があった。
【0010】又、(1)電子部品36の挟持完了後にお
いても、挟持片にぶれが生じ易く、電子部品36の保持
状態の安定性に欠けることと、(2)負圧の印加により
スライダーに生じる力が各々の挟持片に2分される結
果、電子部品36を挟持する力が弱くなることから、部
品供給部64のピックアップポジションから所定の搭載
位置まで、部品挟持装置100を低速で移動させなけれ
ばならず、生産性を低下させる要因となっていた。
いても、挟持片にぶれが生じ易く、電子部品36の保持
状態の安定性に欠けることと、(2)負圧の印加により
スライダーに生じる力が各々の挟持片に2分される結
果、電子部品36を挟持する力が弱くなることから、部
品供給部64のピックアップポジションから所定の搭載
位置まで、部品挟持装置100を低速で移動させなけれ
ばならず、生産性を低下させる要因となっていた。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、電子部品を安定して挟持することが可能な部
品挟持装置を提供することを目的とする。
のであり、電子部品を安定して挟持することが可能な部
品挟持装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品搭載ヘッ
ドに回動自在、且つ、上下動自在に設けられるシャフト
支持部材と、前記シャフト支持部材に軸方向摺動自在に
支持されるとともに、軸端面に印加される圧力により前
記軸方向移動自在なピストンシャフトと、前記ピストン
シャフトの軸方向変位に連動して動作し、電子部品を挟
持可能な部品挟持部と、を備えた部品挟持装置におい
て、前記部品挟持部は、挟持片支持部材と、先端部が下
方に突出して前記挟持片支持部材に固定配設される固定
挟持片と、先端部が下方に突出して前記挟持片支持部材
に揺動自在に支持され、且つ、前記ピストンシャフトの
軸方向変位と連動して、前記先端部が前記固定挟持片先
端部に近接・離隔し、これと協働して電子部品を保持・
解放する揺動挟持片と、を備えていることを特徴とする
部品挟持装置により上記目的を達成するものである。
ドに回動自在、且つ、上下動自在に設けられるシャフト
支持部材と、前記シャフト支持部材に軸方向摺動自在に
支持されるとともに、軸端面に印加される圧力により前
記軸方向移動自在なピストンシャフトと、前記ピストン
シャフトの軸方向変位に連動して動作し、電子部品を挟
持可能な部品挟持部と、を備えた部品挟持装置におい
て、前記部品挟持部は、挟持片支持部材と、先端部が下
方に突出して前記挟持片支持部材に固定配設される固定
挟持片と、先端部が下方に突出して前記挟持片支持部材
に揺動自在に支持され、且つ、前記ピストンシャフトの
軸方向変位と連動して、前記先端部が前記固定挟持片先
端部に近接・離隔し、これと協働して電子部品を保持・
解放する揺動挟持片と、を備えていることを特徴とする
部品挟持装置により上記目的を達成するものである。
【0013】又、上記部品挟持装置における前記固定狭
持片は、前記揺動挟持片側、且つ、固定挟持片先端から
の鉛直方向距離が前記電子部品高さ以内となる位置に、
略水平方向に延在する部品係止部を有するようにしもよ
い。
持片は、前記揺動挟持片側、且つ、固定挟持片先端から
の鉛直方向距離が前記電子部品高さ以内となる位置に、
略水平方向に延在する部品係止部を有するようにしもよ
い。
【0014】更に、前記固定挟持片先端部の前記揺動挟
持片側に、先端方向へ向かって、且つ、前記揺動挟持片
と反対方向に広がる部品案内面が形成されているように
してもよい。
持片側に、先端方向へ向かって、且つ、前記揺動挟持片
と反対方向に広がる部品案内面が形成されているように
してもよい。
【0015】更に又、これらの上記部品挟持装置におい
て、前記部品挟持部は、前記シャフト支持部材に対して
上下動自在であるとともに、前記部品挟持部と前記シャ
フト支持部材との間に上下方向の衝撃を吸収する緩衝部
材を備えるようにしてもよい。
て、前記部品挟持部は、前記シャフト支持部材に対して
上下動自在であるとともに、前記部品挟持部と前記シャ
フト支持部材との間に上下方向の衝撃を吸収する緩衝部
材を備えるようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の例につい
て、図面を参照しながら以下詳細に説明する。
て、図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0017】実施の形態の第1例に係る部品挟持装置1
0は、図1に示されるように、部品搭載ヘッド(図示省
略)に保持筒12を介して、回動自在、且つ、上下方向
移動自在に設けられたシャフト支持部材16と、前記シ
ャフト支持部材16に軸方向摺動自在に支持されるピス
トンシャフト14と、前記ピストンシャフト14の下端
側に設けられ、前記ピストンシャフトの軸方向変位に連
動して動作する部品挟持部20と、を備えて構成されて
いる。
0は、図1に示されるように、部品搭載ヘッド(図示省
略)に保持筒12を介して、回動自在、且つ、上下方向
移動自在に設けられたシャフト支持部材16と、前記シ
ャフト支持部材16に軸方向摺動自在に支持されるピス
トンシャフト14と、前記ピストンシャフト14の下端
側に設けられ、前記ピストンシャフトの軸方向変位に連
動して動作する部品挟持部20と、を備えて構成されて
いる。
【0018】更に詳細に説明すると、前記シャフト支持
部材16は、その外周壁において、前記保持筒12の内
周壁に設けられる鋼球40と係合して着脱自在に固定支
持されている。又、着脱を容易にするために、保持筒1
2の外周面には、着脱スリーブ42が摺動自在に設けら
れており、この着脱スリーブ42とCリング44で固定
されるばね受け46との間に装架されるばね48によ
り、前記シャフト支持部材16は下方に付勢されてい
る。従って、前記シャフト支持部材16と一体となって
いる前記ピストンシャフト14、部品挟持部20等を含
む部品挟持装置10は、電子部品の形状・大きさ等に合
わせて、部品を吸着保持する吸着パッド装置等に交換で
きるようにされている。
部材16は、その外周壁において、前記保持筒12の内
周壁に設けられる鋼球40と係合して着脱自在に固定支
持されている。又、着脱を容易にするために、保持筒1
2の外周面には、着脱スリーブ42が摺動自在に設けら
れており、この着脱スリーブ42とCリング44で固定
されるばね受け46との間に装架されるばね48によ
り、前記シャフト支持部材16は下方に付勢されてい
る。従って、前記シャフト支持部材16と一体となって
いる前記ピストンシャフト14、部品挟持部20等を含
む部品挟持装置10は、電子部品の形状・大きさ等に合
わせて、部品を吸着保持する吸着パッド装置等に交換で
きるようにされている。
【0019】前記保持筒12とシャフト支持部材16と
の間には、これらにより外部に対し密閉構造とされた負
圧室12Aが設けられており、このシャフト支持部材1
6の上端面には、負圧流入孔12Bが設けられている。
の間には、これらにより外部に対し密閉構造とされた負
圧室12Aが設けられており、このシャフト支持部材1
6の上端面には、負圧流入孔12Bが設けられている。
【0020】前記ピストンシャフト14は、上方側に位
置する径大略筒状のピストン部14Aと、そのピストン
部14Aの下方側に同軸的且つ一体的に配されるシャフ
ト部14Bとから構成されている。このピストン部14
Aは、下側に基底面14Cを有すると共に上端は負圧室
12A側に開放されている。
置する径大略筒状のピストン部14Aと、そのピストン
部14Aの下方側に同軸的且つ一体的に配されるシャフ
ト部14Bとから構成されている。このピストン部14
Aは、下側に基底面14Cを有すると共に上端は負圧室
12A側に開放されている。
【0021】従って、前記負圧室12Aに導入される負
圧が、この負圧流入孔12Bを通じて前記基底面14C
に印加され、この負圧印加による力でピストンシャフト
14は上方向に移動可能とされている。
圧が、この負圧流入孔12Bを通じて前記基底面14C
に印加され、この負圧印加による力でピストンシャフト
14は上方向に移動可能とされている。
【0022】前記基底面14Cと前記シャフト支持部材
16の内側上端面との間には、圧縮ばね12Cが装架さ
れており、前記ピストンシャフト14はシャフト支持部
材16に対して下方側に付勢されている。なお、その付
勢力は、前記負圧により生じる上方側への力よりも弱く
なるように設定されている。
16の内側上端面との間には、圧縮ばね12Cが装架さ
れており、前記ピストンシャフト14はシャフト支持部
材16に対して下方側に付勢されている。なお、その付
勢力は、前記負圧により生じる上方側への力よりも弱く
なるように設定されている。
【0023】前記ピストン部14Aの周壁には、長辺が
軸方向に延びる略長方形の長孔14Dが設けられてい
る。この長孔14Dは、前記シャフト支持部材16の周
壁に径方向内側に突出して固定されるピン16Aと係合
させられており、前記ピストンシャフト14は軸方向最
大移動量が制限させられている。
軸方向に延びる略長方形の長孔14Dが設けられてい
る。この長孔14Dは、前記シャフト支持部材16の周
壁に径方向内側に突出して固定されるピン16Aと係合
させられており、前記ピストンシャフト14は軸方向最
大移動量が制限させられている。
【0024】次に、前記部品挟持部20について具体的
に説明する。
に説明する。
【0025】この部品挟持部20は、前記シャフト支持
部材16の内周壁に上下方向摺動自在に支持される円板
状の挟持片支持部材22と、先端部24Aが下方に突出
してこの挟持片支持部材22に固定配設される固定挟持
片24と、先端部26Aが下方に突出して前記挟持片支
持部材22に揺動自在に支持される揺動挟持片26と、
を備えている。
部材16の内周壁に上下方向摺動自在に支持される円板
状の挟持片支持部材22と、先端部24Aが下方に突出
してこの挟持片支持部材22に固定配設される固定挟持
片24と、先端部26Aが下方に突出して前記挟持片支
持部材22に揺動自在に支持される揺動挟持片26と、
を備えている。
【0026】前記挟持片支持部材22は2つの貫通孔を
備えている。1つは、その円板中心において前記シャフ
ト部14Bが軸方向に貫通する貫通孔22A、もう1つ
は、この貫通孔22Aと軸直角方向に交わり、前記挟持
片支持部材22の直径方向に形成される長孔22Bであ
る。なお、この長孔22Bの孔形状は、鉛直方向に延び
る略長円となるようにされている。又、前記貫通孔22
Aを貫通する前記シャフト部14Bにもほぼ同様の長孔
14Eが形成されている。
備えている。1つは、その円板中心において前記シャフ
ト部14Bが軸方向に貫通する貫通孔22A、もう1つ
は、この貫通孔22Aと軸直角方向に交わり、前記挟持
片支持部材22の直径方向に形成される長孔22Bであ
る。なお、この長孔22Bの孔形状は、鉛直方向に延び
る略長円となるようにされている。又、前記貫通孔22
Aを貫通する前記シャフト部14Bにもほぼ同様の長孔
14Eが形成されている。
【0027】前記2つの長孔22B、14Eの双方を貫
通するように配されるピン28は、その両端において前
記シャフト支持部材に固定支持されており、前記挟持片
支持部材22が下方に脱落しないようにされている。
通するように配されるピン28は、その両端において前
記シャフト支持部材に固定支持されており、前記挟持片
支持部材22が下方に脱落しないようにされている。
【0028】前記シャフト支持部材16の内周壁には、
同軸状の肩部16Bが形成されている。この肩部16B
と前記挟持片支持部材22の上端面との間にばね30が
装架されることで、前記挟持片支持部材22を下方向へ
付勢するようにされている。
同軸状の肩部16Bが形成されている。この肩部16B
と前記挟持片支持部材22の上端面との間にばね30が
装架されることで、前記挟持片支持部材22を下方向へ
付勢するようにされている。
【0029】図1〜図3に示されるように、前記円板状
の挟持片支持部材22はその下側面において、この1直
径上に位置するように配置され、且つ、下方向に突出延
在するように形成される一対の挟持片支持プレート22
Cを備えており、それぞれ挟持片に挟み込まれるように
されている。又、図3に示されるように、前記シャフト
部14Bは、その先端側において、平行する一対の面取
部14Fが形成されており、前記挟持片支持プレート2
2Cと同じ厚みとなるようにされている。
の挟持片支持部材22はその下側面において、この1直
径上に位置するように配置され、且つ、下方向に突出延
在するように形成される一対の挟持片支持プレート22
Cを備えており、それぞれ挟持片に挟み込まれるように
されている。又、図3に示されるように、前記シャフト
部14Bは、その先端側において、平行する一対の面取
部14Fが形成されており、前記挟持片支持プレート2
2Cと同じ厚みとなるようにされている。
【0030】前記揺動挟持片26は、図1に示されるよ
うに、水平部26B、鉛直部26C、及び、先端部26
Aを有し、前記先端部26Aが下方突出位置に配される
逆L字形状となるように構成されている。
うに、水平部26B、鉛直部26C、及び、先端部26
Aを有し、前記先端部26Aが下方突出位置に配される
逆L字形状となるように構成されている。
【0031】この水平部26Bは、図2及び図3に示さ
れるように、鉛直方向に平行となる一対の平板からな
り、前記挟持片支持プレート22Cと前記シャフト部1
4Bとを一緒に挟み込んで、それぞれ揺動軸32及びピ
ン34により回動自在に支持されている。
れるように、鉛直方向に平行となる一対の平板からな
り、前記挟持片支持プレート22Cと前記シャフト部1
4Bとを一緒に挟み込んで、それぞれ揺動軸32及びピ
ン34により回動自在に支持されている。
【0032】従って、図1及び図4に示されるように、
前記挟持片支持プレート22Cに対して前記シャフト部
14Bが上下動すると、揺動挟持片26は、その動作に
連動して揺動軸32を中心として揺動し、先端部26A
が前記固定挟持片24の先端部24Aに対して近接・離
隔するようにされている。
前記挟持片支持プレート22Cに対して前記シャフト部
14Bが上下動すると、揺動挟持片26は、その動作に
連動して揺動軸32を中心として揺動し、先端部26A
が前記固定挟持片24の先端部24Aに対して近接・離
隔するようにされている。
【0033】前記固定挟持片24は、図1に示されるよ
うに、鉛直部24Bと、その鉛直部24Bの下方に位置
する先端部24Aとを備え、前記鉛直部24Bの上方基
端側において前記挟持片支持プレート22Cを挟み込む
ようにして固定支持されている。
うに、鉛直部24Bと、その鉛直部24Bの下方に位置
する先端部24Aとを備え、前記鉛直部24Bの上方基
端側において前記挟持片支持プレート22Cを挟み込む
ようにして固定支持されている。
【0034】又、前記固定挟持片24は、揺動挟持片2
6側、且つ、固定挟持片先端からの鉛直方向距離が電子
部品36(図4参照)の高さ以内となる位置に、略水平
方向に延在する部品係止部24Cを備えており、挟持さ
れる前記電子部品36と当接されるようになっている。
6側、且つ、固定挟持片先端からの鉛直方向距離が電子
部品36(図4参照)の高さ以内となる位置に、略水平
方向に延在する部品係止部24Cを備えており、挟持さ
れる前記電子部品36と当接されるようになっている。
【0035】なお、先端部24A、26Aの部品を挟持
する面には、部品を挟持する際の衝撃を吸収すると共
に、摩擦力によって電子部品36の落下を防止する接触
部38が形成されている。
する面には、部品を挟持する際の衝撃を吸収すると共
に、摩擦力によって電子部品36の落下を防止する接触
部38が形成されている。
【0036】次に、前記部品挟持装置10の作用につい
て説明する。
て説明する。
【0037】負圧室12Aに負圧が導入されていない場
合は、図1に示されるように、ピストンシャフト14
は、ばね12Cにより下方に付勢されており、前記長孔
14Eの上側内面に前記ピン28が係合することで、最
下方位置で停止させられている。
合は、図1に示されるように、ピストンシャフト14
は、ばね12Cにより下方に付勢されており、前記長孔
14Eの上側内面に前記ピン28が係合することで、最
下方位置で停止させられている。
【0038】又、挟持片支持部材22も同様に、ばね3
0により下方に付勢されており、前記長孔22Bの上側
内面に前記ピン28が係合することで、最下方位置で停
止させられている。
0により下方に付勢されており、前記長孔22Bの上側
内面に前記ピン28が係合することで、最下方位置で停
止させられている。
【0039】この静止状態で、前記揺動挟持片26の先
端部26Aは固定挟持片24の先端部24Aに対して離
隔した位置、即ち、開放状態で静止するよう設定されて
いる。
端部26Aは固定挟持片24の先端部24Aに対して離
隔した位置、即ち、開放状態で静止するよう設定されて
いる。
【0040】前記部品挟持装置10は、XYロボットに
よって、部品供給部の電子部品ピックポジション上に移
動させられた後、部品搭載ヘッドによって下降させら
れ、電子部品36が前記部品係止部24Cに当接した時
点でその下降を停止する。
よって、部品供給部の電子部品ピックポジション上に移
動させられた後、部品搭載ヘッドによって下降させら
れ、電子部品36が前記部品係止部24Cに当接した時
点でその下降を停止する。
【0041】次に、図4に示されるように、負圧発生源
(図示省略)により前記負圧室12Aに負圧が導入さ
れ、それにより前記ピストンシャフト14は上方向への
力を受ける。なお、挟持片支持部材22を付勢するばね
30が位置する空間には、負圧は導入れないため、前記
挟持片支持部材22は上方向に力を受けることはない。
(図示省略)により前記負圧室12Aに負圧が導入さ
れ、それにより前記ピストンシャフト14は上方向への
力を受ける。なお、挟持片支持部材22を付勢するばね
30が位置する空間には、負圧は導入れないため、前記
挟持片支持部材22は上方向に力を受けることはない。
【0042】その結果、前記ピストンシャフト14は前
記挟持片支持部材22に対して上方に引き込まれるよう
に移動させられる。従って、前記揺動挟持片26の先端
部26Aは固定挟持片24の先端部24Aに対し近接す
る方向へ揺動し、これらが協働して電子部品36を支持
する。
記挟持片支持部材22に対して上方に引き込まれるよう
に移動させられる。従って、前記揺動挟持片26の先端
部26Aは固定挟持片24の先端部24Aに対し近接す
る方向へ揺動し、これらが協働して電子部品36を支持
する。
【0043】電子部品36を挟持した前記部品挟持装置
10は、部品搭載ヘッドによって上昇させられた後、回
路基板上の所定の搭載位置まで移動・位置決めがなされ
る。位置決め完了後、前記部品挟持装置10は下降させ
られ、下降完了後、前記負圧発生源による負圧の印加を
解くことで、図1に示される状態にもどり、電子部品3
6を開放し、電子部品36が搭載される。
10は、部品搭載ヘッドによって上昇させられた後、回
路基板上の所定の搭載位置まで移動・位置決めがなされ
る。位置決め完了後、前記部品挟持装置10は下降させ
られ、下降完了後、前記負圧発生源による負圧の印加を
解くことで、図1に示される状態にもどり、電子部品3
6を開放し、電子部品36が搭載される。
【0044】この部品挟持装置10の下降の際、基板が
上方に沿っている場合には、電子部品36が回路基板に
衝突することがある。その際には、部品挟持部20全体
がシャフト支持部材16に対して上方に摺動する。従っ
て、前記ばね30が緩衝部材の役割をなし、その衝撃が
吸収される。
上方に沿っている場合には、電子部品36が回路基板に
衝突することがある。その際には、部品挟持部20全体
がシャフト支持部材16に対して上方に摺動する。従っ
て、前記ばね30が緩衝部材の役割をなし、その衝撃が
吸収される。
【0045】前記部品挟持装置10によると、一方の挟
持片が固定されているため、電子部品供給部により供給
される電子部品36のピックアップの際や、回路基板へ
の電子部品搭載の際の位置決めが容易となる。
持片が固定されているため、電子部品供給部により供給
される電子部品36のピックアップの際や、回路基板へ
の電子部品搭載の際の位置決めが容易となる。
【0046】又、双方の挟持片が揺動して電子部品を挟
持する場合と比較して、電子部品36を挟持する際の信
頼性、安定性が向上する。
持する場合と比較して、電子部品36を挟持する際の信
頼性、安定性が向上する。
【0047】更に、1つのピストンシャフト14によっ
て一対の挟持片を揺動させて挟持力を発生させる場合と
比較して、1つの挟持片のみを揺動させるため、電子部
品36の挟持力が約2倍に増大し、電子部品の挟持中の
安定性が向上する。その結果、部品挟持装置10の移動
速度を上げることができ、電子部品36の搭載サイクル
タイムが短くなる。
て一対の挟持片を揺動させて挟持力を発生させる場合と
比較して、1つの挟持片のみを揺動させるため、電子部
品36の挟持力が約2倍に増大し、電子部品の挟持中の
安定性が向上する。その結果、部品挟持装置10の移動
速度を上げることができ、電子部品36の搭載サイクル
タイムが短くなる。
【0048】更に又、前記固定挟持片24に部品係止部
24Cが設けられていることから、電子部品36を挟持
する際に部品係止部24Cが上下動又は揺動することが
ない。従って、上下方向の位置決めが容易になると共
に、電子部品36の挟持状態の安定性が向上する。
24Cが設けられていることから、電子部品36を挟持
する際に部品係止部24Cが上下動又は揺動することが
ない。従って、上下方向の位置決めが容易になると共
に、電子部品36の挟持状態の安定性が向上する。
【0049】又更に、部品挟持部20がシャフト支持部
材16に対して上下方向に摺動自在、且つ、その間に緩
衝部材であるばね30が挿入されていることから、電子
部品36のピックアップや回路基板への搭載の際に前記
部品挟持部20が電子部品36や回路基板等に与える衝
撃を、このばね30によって吸収することが可能とな
り、電子部品36、回路基板の破損等が防止される。
材16に対して上下方向に摺動自在、且つ、その間に緩
衝部材であるばね30が挿入されていることから、電子
部品36のピックアップや回路基板への搭載の際に前記
部品挟持部20が電子部品36や回路基板等に与える衝
撃を、このばね30によって吸収することが可能とな
り、電子部品36、回路基板の破損等が防止される。
【0050】なお、この部品挟持装置10においては、
緩衝部材として圧縮ばねを用いたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、引張りばね、板ばね、ゴム、気
体や流動体を密封した弾性部材等、あらゆる緩衝部材を
用いることが可能である。
緩衝部材として圧縮ばねを用いたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、引張りばね、板ばね、ゴム、気
体や流動体を密封した弾性部材等、あらゆる緩衝部材を
用いることが可能である。
【0051】次に、実施の形態の第2例に係る部品挟持
装置50について説明する。
装置50について説明する。
【0052】この部品挟持装置50は、図5に示される
ように、前記固定挟持片24に部品案内面24Dが形成
されているものである。
ように、前記固定挟持片24に部品案内面24Dが形成
されているものである。
【0053】更に具体的に説明すると、前記固定挟持片
24は、揺動挟持片26側において、先端方向へ向かっ
て揺動挟持片反対方向に広がるように部品案内面24D
が形成されている。又、この部品案内面24Dと部品係
止部24Cとの間には、部品案内面24Dとつらなるよ
うに鉛直方向の挟持平面24Eが設けられている。
24は、揺動挟持片26側において、先端方向へ向かっ
て揺動挟持片反対方向に広がるように部品案内面24D
が形成されている。又、この部品案内面24Dと部品係
止部24Cとの間には、部品案内面24Dとつらなるよ
うに鉛直方向の挟持平面24Eが設けられている。
【0054】従って、部品供給部のピックアップポジシ
ョン上で部品挟持装置50が下降させられている最中
に、電子部品36Aが部品案内面24Dに接触すると、
この電子部品36Aは部品案内面24Dに沿って水平方
向に移動させられ、前記挟持平面24Eと部品係止部2
4Cに当接する所定の位置(電子部品36で示す)まで
案内される。
ョン上で部品挟持装置50が下降させられている最中
に、電子部品36Aが部品案内面24Dに接触すると、
この電子部品36Aは部品案内面24Dに沿って水平方
向に移動させられ、前記挟持平面24Eと部品係止部2
4Cに当接する所定の位置(電子部品36で示す)まで
案内される。
【0055】なお、前記部品挟持装置50のその他の構
成については、既に実施の形態の第1例に示した部品挟
持装置10と同様であるため、同一部分に同一符号を付
することで説明は省略する。
成については、既に実施の形態の第1例に示した部品挟
持装置10と同様であるため、同一部分に同一符号を付
することで説明は省略する。
【0056】前記部品挟持装置50によると、実施の形
態の第1例で示した部品挟持装置10が有する機能に加
え、更に、電子部品挟持の際の位置決めが容易となると
共に、位置決め誤差が生じた場合であっても電子部品を
安定して挟持することが可能となる。
態の第1例で示した部品挟持装置10が有する機能に加
え、更に、電子部品挟持の際の位置決めが容易となると
共に、位置決め誤差が生じた場合であっても電子部品を
安定して挟持することが可能となる。
【0057】なお、本発明に係る部品挟持装置の部品案
内面の形状は図5で示したものに限定されず、図6
(A)に模式的に示されるような側面略凹円弧形状、図
6(B)に同様に示される側面略凸円弧形状、又、図6
(C)に同様に示される側面略S字形状等、電子部品が
案内され得るあらゆる部品案内面を形成することが可能
である。
内面の形状は図5で示したものに限定されず、図6
(A)に模式的に示されるような側面略凹円弧形状、図
6(B)に同様に示される側面略凸円弧形状、又、図6
(C)に同様に示される側面略S字形状等、電子部品が
案内され得るあらゆる部品案内面を形成することが可能
である。
【0058】上記実施の形態の第1例及び第2例におい
ては、部品挟持装置10、50が保持筒12を介して部
品搭載ヘッド66に配置されるものを示したが、本発明
はこれらに限定されるものでなく、ピストンシャフト1
4に負圧が印加され、所定の機能を発揮し得るような構
造であれば、この部品挟持装置10、50をどのように
支持しても構わない。
ては、部品挟持装置10、50が保持筒12を介して部
品搭載ヘッド66に配置されるものを示したが、本発明
はこれらに限定されるものでなく、ピストンシャフト1
4に負圧が印加され、所定の機能を発揮し得るような構
造であれば、この部品挟持装置10、50をどのように
支持しても構わない。
【0059】又、上記実施の形態の第1例及び第2例で
は、部品挟持部20がシャフト支持部材16に対して上
下方向摺動自在である場合のみを示したが、本発明はこ
れらに限定されるものでなく、シャフト支持部材16に
対して固定されていてもよい。
は、部品挟持部20がシャフト支持部材16に対して上
下方向摺動自在である場合のみを示したが、本発明はこ
れらに限定されるものでなく、シャフト支持部材16に
対して固定されていてもよい。
【0060】更に、上記実施の形態の第1例及び第2例
では、固定挟持片24が部品係止部24Cを有する場合
のみを示したが、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、部品係止部24Cを有さない場合も含むものであ
る。
では、固定挟持片24が部品係止部24Cを有する場合
のみを示したが、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、部品係止部24Cを有さない場合も含むものであ
る。
【0061】以上、本発明に係る部品挟持装置につい
て、実施の形態の第1例及び第2例を通じて具体的に示
したが、本発明に係る部品挟持装置はそれらに限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更・組合せが可能である。
て、実施の形態の第1例及び第2例を通じて具体的に示
したが、本発明に係る部品挟持装置はそれらに限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更・組合せが可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、電子部品を安定して挟
持することができる部品挟持装置を得ることができる。
持することができる部品挟持装置を得ることができる。
【図1】実施の形態の第1例に係る部品挟持装置を示す
正面断面図
正面断面図
【図2】同部品挟持装置を示す右側面図
【図3】図1におけるIII−III矢視下側断面図
【図4】同部品挟持装置における電子部品を挟持した状
態を示す正面断面図
態を示す正面断面図
【図5】実施の形態の第2例に係る部品挟持装置を示す
正面断面図
正面断面図
【図6】同部品挟持装置における固定挟持片の先端形状
の他例を示す拡大模式図
の他例を示す拡大模式図
【図7】従来の部品装着装置の要部を示す斜視図
10、50…部品挟持装置 12…保持筒 14…ピストンシャフト 16…シャフト支持部材 20…部品挟持部 22…挟持片支持部材 24…固定挟持片 24A、26A…先端部 24C…部品係止部 24D…部品案内面 26…揺動挟持片 36…電子部品 66…部品搭載ヘッド
Claims (4)
- 【請求項1】部品搭載ヘッドに回動自在、且つ、上下動
自在に設けられるシャフト支持部材と、 前記シャフト支持部材に軸方向摺動自在に支持されると
ともに、軸端面に印加される圧力により前記軸方向移動
自在なピストンシャフトと、 前記ピストンシャフトの軸方向変位に連動して動作し、
電子部品を挟持可能な部品挟持部と、 を備えた部品挟持装置において、 前記部品挟持部は、 挟持片支持部材と、 先端部が下方に突出して前記挟持片支持部材に固定配設
される固定挟持片と、先端部が下方に突出して前記挟持
片支持部材に揺動自在に支持され、且つ、前記ピストン
シャフトの軸方向変位と連動して、前記先端部が前記固
定挟持片先端部に近接・離隔し、これと協働して電子部
品を保持・解放する揺動挟持片と、 を備えていることを特徴とする部品挟持装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記固定狭持片は、前記揺動挟持片側、且つ、固定挟持
片先端からの鉛直方向距離が前記電子部品高さ以内とな
る位置に、略水平方向に延在する部品係止部を有するこ
とを特徴とする部品挟持装置。 - 【請求項3】請求項2において、 前記固定挟持片先端部の前記揺動挟持片側に、先端方向
へ向かって、且つ、前記揺動挟持片と反対方向に広がる
部品案内面が形成されていることを特徴とする部品挟持
装置。 - 【請求項4】請求項1、2又は3において、 前記部品挟持部は、前記シャフト支持部材に対して上下
動自在であるとともに、前記部品挟持部と前記シャフト
支持部材との間に上下方向の衝撃を吸収する緩衝部材を
備えることを特徴とする部品挟持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11108187A JP2000296490A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 部品挟持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11108187A JP2000296490A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 部品挟持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000296490A true JP2000296490A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14478221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11108187A Pending JP2000296490A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 部品挟持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000296490A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002151889A (ja) * | 2000-11-08 | 2002-05-24 | Juki Corp | 電子部品搭載装置 |
JP2002361587A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Juki Corp | 電子部品挟持装置 |
JP2017213610A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | トヨタ自動車株式会社 | 把持装置 |
JP2019025595A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器組立装置及び電子機器組立方法 |
CN112672861A (zh) * | 2019-03-22 | 2021-04-16 | 欧姆龙株式会社 | 机械手、机械手控制方法及程序 |
ES2925290A1 (es) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 3 14 Financial Contents | Dispositivo de agarre robótico |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP11108187A patent/JP2000296490A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002151889A (ja) * | 2000-11-08 | 2002-05-24 | Juki Corp | 電子部品搭載装置 |
JP2002361587A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Juki Corp | 電子部品挟持装置 |
JP4540882B2 (ja) * | 2001-06-04 | 2010-09-08 | Juki株式会社 | 電子部品挟持装置 |
JP2017213610A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | トヨタ自動車株式会社 | 把持装置 |
JP2019025595A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器組立装置及び電子機器組立方法 |
JP7113215B2 (ja) | 2017-07-31 | 2022-08-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器組立装置及び電子機器組立方法 |
CN112672861A (zh) * | 2019-03-22 | 2021-04-16 | 欧姆龙株式会社 | 机械手、机械手控制方法及程序 |
EP3943257A4 (en) * | 2019-03-22 | 2022-11-23 | OMRON Corporation | ROBOT HAND, METHOD FOR CONTROLLING A ROBOT HAND AND PROGRAM |
CN112672861B (zh) * | 2019-03-22 | 2024-06-04 | 欧姆龙株式会社 | 机械手、机械手控制方法及程序 |
ES2925290A1 (es) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 3 14 Financial Contents | Dispositivo de agarre robótico |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060412 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071116 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080408 |