JPH0124960Y2 - - Google Patents

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JPH0124960Y2
JPH0124960Y2 JP1982184017U JP18401782U JPH0124960Y2 JP H0124960 Y2 JPH0124960 Y2 JP H0124960Y2 JP 1982184017 U JP1982184017 U JP 1982184017U JP 18401782 U JP18401782 U JP 18401782U JP H0124960 Y2 JPH0124960 Y2 JP H0124960Y2
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JP
Japan
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suction tube
cam
rotating body
cam follower
positioning
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JP1982184017U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電子機器製造分野において、チツプ
状電子部品を基板上の所定位置に装着する装置に
関する。
(ロ) 従来の技術 近年、電子回路構成部品としてリードレスチツ
プ部品が多用されるようになつている。かかるチ
ツプ状電子部品は、真空チヤツクで吸着して基板
面に運ぶのが常であるが、何分小さいため基板上
のパターンに対する位置決めを厳密に行う必要が
あり、そのため、真空チヤツクと部品とのセンタ
ー合わせが不可欠である。センター合わせを行う
のに通常考えられるのは、部品捨い上げステーシ
ヨンと部品装着ステーシヨンの間にセンター合わ
せステーシヨンを配置することであるが、もし真
空チヤツクそのものにセンター合わせ機構を組込
めるならば、余分のステーシヨンを廃止できて構
成上有利な点が多い。このようなセンター合わせ
機構付真空チヤツクの例としては、特開昭56−
107897号公報に記載されたものを挙げることがで
きる。これは、ノズルに支持された部品を2対の
プツシヤで挾持して部品の位置及び姿勢を矯正し
た後、プツシヤを部品から離し、その後、必要に
より、ノズル軸を所要角度回転させることによつ
て部品の方向を決めるようにしたものである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 上記装置では、プツシヤにより部品の位置及び
姿勢を矯正した後、ノズル軸を回転させて部品を
所要の方向に向けている。ノズル軸が回転する
間、部品は真空吸引力で支持されているだけなの
で、急激に加減速するとノズルに対する部品の角
度がずれる可能性がある。質量及び空気抵抗の大
きい大型部品は特に要注意であり、結果として、
部品の方向決定を高速化できないということにな
る。本考案はこの点に鑑みなされたもので、部品
の真空チヤツクに対するセンター合わせのみなら
ず、方向づけまでも高速で行える装置を提供しよ
うとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案では、真空チヤツクを構成する吸引管の
外側に、一端を部品位置決め爪に連結し、他端を
カムフオロワに連結したシーソーレバーを相対す
る対にして配置する。同じく吸引管の外側には、
カムフオロワに組み合わさるカムと、吸引管のま
わりを回転可能な回転体を配置する。回転体はシ
ーソーレバー、位置決め爪、カムフオロワを支持
し、動力源に連結している。
(ホ) 作用 位置決め爪を開いた状態で吸引管に部品を装着
した後、カムを操作して位置決め爪を閉じると、
部品は吸引管に対しセンター合わせされる。次に
回転体を回転させると、部品は位置決め爪に挾ま
れたまま向きを変える。所要角度回転したところ
で回転体を止め、位置決め爪を開くと、部品はセ
ンター合わせ及び方向づけが完了した状態で吸引
管の先端に残されることになる。
(ヘ) 実施例 第1図び及び第2図において、1は産業用ロボ
ツトのアーム先端に取付けられるベースである。
ベース1は軸受部2を有し、この軸受部2で真空
チヤツク3を支持する。真空チヤツク3は第3図
乃至第4図において詳細に示す如く吸引管4と筒
状の回転体5を同心的に配置した構成をとつてお
り、回転体5は軸受部2に回転自在且つ上下不能
に支持され、吸引管4は回転体5の中に上下自在
且つ回転不能に支持されている。なお、吸引管4
の回転不能とは、回転体5に対し回転不能の意で
はなく、ベース1に対し回転不能ということであ
る。吸引管4の下端には、チツプ状電子部品(以
下単に部品と呼ぶ)6を吸着するノズル7が設け
られる。ノズル7は、部品6に突き当たつた時こ
れを破壊しないよう、吸引管4の中に引つ込み得
る構造になつており、吸引管4の中のばね8によ
り常時突出位置に押し出されている。吸引管4の
上端は、ベース1に支持されたエアシリンダ9の
ロツドにブラケツト10を介して連結されてい
る。ブラケツト10には垂直なガイドバー11が
固定されており、このガイドバー11がシリンダ
9を取り付けた支持板12の切欠13に係合し
て、吸引管4の回り止めを構成するものである。
14は図示しない真空源に接続すべく吸引管4の
上端に接続されたコネクタである。
回転体5の下端には、4本の腕を放射状に延ば
したブラケツト15を固定し、2組の対をなすシ
ーソーレバー16,16,17,17を各腕に1
本づつ、対をなす同士が向かい合う形で枢支す
る。シーソーレバー16の下端には位置決め爪1
8が連結する。上端にはローラ状のカムフオロワ
19が連結する。シーソーレバー17も同様に、
下端には位置決め爪20が連結し、上端にはロー
ラ状のカムフオロワ21が連結している。シーソ
ーレバー16,16はカムフオロワ19の枢支軸
とブラケツト15との間に張渡した引張コイルば
ね22により、互の位置決め爪18が離れる方向
に付勢されている。シーソーレバー17,17
も、カムフオロワ21の枢支軸同士に掛け渡した
引張コイルばね23により、互の位置決め爪20
が離れる方向に付勢されている。24はカムフオ
ロワ19,19に組み合わせられるカムである。
カム24は上部がすぼまり下部の拡がつた円錐状
のカム面を有し、カムフオロワ19,19に挾み
つけられる形で、回転体5の外側に上下可能に支
持されており、且つブラケツト15との間に挿入
された圧縮コイルばね25により上方に附勢され
ている。26はカムフオロワ21,21に組み合
わせられるカムであり、上昇時にカムフオロワ2
1,21を押開くテーパ状のカム面を有するが、
このカム面はカム26の全周にわたつて存在する
のではなく、対向部位に垂設したひれ状部27,
27に形成されている。カム26は回転体5にキ
ー結合されていて上下は可能であるが回転体5に
対しての回転は不能であり、またひれ状部27が
カム24の切欠28に入り込んでいるため、カム
24も回転体5に対し回転不能である。カム26
の上部には、あたかもプーリーのように溝29が
刻まれており、これに昇降板30のフオーク状端
部に枢支されたローラ31が係合している。昇降
板30はベース1に支持されたエアシリンダ32
によつて昇降せしめられる。エアシリンダ32は
単動型であつてピストンロツド33は圧縮コイル
ばね34により常時押し上げられており、空気圧
を加えた時のみピストンロツド33を押し上げる
ものである。35は昇降板30の端に固定された
ガイドバーで、ピストンロツド33に平行する如
くベース1の軸受部36に支持されている。また
回転体5の上端には歯車37が固定され、この歯
車37は、ベース1上に支持された動力源(パル
スモータ38)の軸端歯車39にかみ合つてい
る。パルスモータ38は、回転体5及びその支持
するシーソーレバー16,16,17,17、位
置決め爪18,18,20,20、カムフオロワ
19,19,21,21を回転させて、部品6の
水平面内における角度を変更するためのものであ
る。
次に作用を説明する。第3図は部品6を捨い上
げるときの状況を示すものであるが、ここでは昇
降板30が下降し、カム26を押し下げている。
カム26はカム24に当たつてこれをも押し下げ
ており、このためカムフオロワ19,19,2
1,21はいずれも中心方向に寄り、位置決め爪
18,18,20,20は外側に開いている。こ
の状態において吸引管4が降下し、位置決め爪の
隙間からノズル7を突き出して部品6を吸着す
る。部品6を吸着した吸引管4は第4図の高さに
戻り、昇降板30も、これを今まで下方に押さえ
込んでいたエアシリンダ32から空気が抜けて、
ばね34の力により上昇を始める。カム26が上
昇するにつれ、カム24もばね25の力で上昇す
る。ある程度上昇するとカム24の方が先にカム
作用を行いはじめ、カムフオロワ19,19の間
隔を押し拡げて位置決め爪18,18を閉じ、部
品6の両側面を挾ませてこの方向におけるセンタ
ー合わせを行わせる。シーソーレバー17,17
は、カム26の上昇続行により、シーソーレバー
16,16より遅れて作用を生じ、第5図に示す
如く位置決め爪18,18と直角の方向から位置
決め爪20,20を接近させて部品6のセンター
合わせを行う。これは丁度、第1図及び第2図の
状態に相当する。必要があればこの時パルスモー
タ38が回転し、部品6を挾んだ位置決め爪1
8,18,20,20を吸引管4の軸線まわりに
回転させて、部品6を指定の向きに向け変える。
部品6を基板に載置する時は、再び昇降板30を
降下させて位置決め爪18,18,20,20を
開き、その間からノズル7を降ろす。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、部品の方向決定は、部品を挾
む位置決め爪によつて行われるから、その動きを
いいかに速くしても、部品の追随が遅れたり、あ
るいは慣性により部品が回転しすぎたりすること
がなく、部品の方向づけを高速で、正確に行うこ
とが可能になる。また、この作業は特定の作業ス
テーシヨンで行わねばならない訳ではなく、部品
を運搬している間に実行可能であるから、総体的
な作業のスピードアツプにも結びつくものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は側面図である。第3図以下は動作説
明図にして、第3および第4図においてaは第1
図と同じ方向から見た要部断面図、bは第2図と
同じ方向から見た要部断面図、cは下面図であ
る。第5図は第1および第2図の状態に対応する
下面図である。 6……電子部品、4……吸引管、5……回転
体、16,16,17,17……シーソーレバ
ー、18,18,20,20……位置決め爪、1
9,19,21,21……カムフオロワ、24,
26……カム、38……パルスモータ(動力源)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子部品を吸着する吸引管と、 前記吸引管を中に相対して配置され、各々、吸
    引管に吸着された部品を挾む位置決め爪を一端に
    連結し、他端にはカムフオロワを連結した、対を
    なすシーソーレバーと、 吸引管の外側に配置され、吸引管の軸線方向に
    移動することにより前記カムフオロワに動きを与
    え、もつて前記位置決め爪に開閉動を生ぜしめる
    カムと、 シーソーレバー、位置決め爪、カムフオロワを
    支持し、且つ吸引管のまわりを回転可能な回転体
    と、 前記回転体に連結してこれに回転を与える動力
    源とを備えた電子部品装着装置。
JP18401782U 1982-12-03 1982-12-03 電子部品装着装置 Granted JPS5987200U (ja)

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JP18401782U JPS5987200U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 電子部品装着装置

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JP18401782U JPS5987200U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 電子部品装着装置

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Publication Number Publication Date
JPS5987200U JPS5987200U (ja) 1984-06-13
JPH0124960Y2 true JPH0124960Y2 (ja) 1989-07-27

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ID=30398113

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JP18401782U Granted JPS5987200U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 電子部品装着装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2599370B2 (ja) * 1986-07-04 1997-04-09 松下電器産業株式会社 部品装着機の装着ヘツド
ITUB20160018A1 (it) * 2016-01-25 2017-07-25 Officina Meccanica Di Prec G 3 Di Gamba Walter & C S N C Picker per manipolatore di circuiti integrati

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56107897A (en) * 1980-01-23 1981-08-27 Hitachi Ltd Chuck

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JPS5987200U (ja) 1984-06-13

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