JP2820576B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JP2820576B2
JP2820576B2 JP24666992A JP24666992A JP2820576B2 JP 2820576 B2 JP2820576 B2 JP 2820576B2 JP 24666992 A JP24666992 A JP 24666992A JP 24666992 A JP24666992 A JP 24666992A JP 2820576 B2 JP2820576 B2 JP 2820576B2
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heat sink
combustion engine
internal combustion
screw
ignition device
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治之 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イグニションコイル
に発生した二次電圧を各気筒の点火プラグに順次着火す
る内燃機関用点火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の内燃機関用点火装置の一例
を示す断面図であり、1はハウジング、2はキャップ、
3はハウジング1に取り付けられたイグニションコイ
ル、4はハウジング1に軸承された駆動軸で、内燃機関
のクランク軸(図示せず)に同期して回転する。
【0003】5はハウジング1にねじ6により固着され
たクランク角センサ本体で、磁気センサである第1およ
び第2のホールICセンサ(図示せず)、第1および第2
のマグネット(図示せず)がそれぞれ熱硬化性樹脂でモー
ルド成形されて構成されている。7,8はそれぞれ駆動
軸4にブランク9を介してねじ10で固着され駆動軸4
と一体に回転する磁性材料からなる第1および第2のベ
ーンで、この第1および第2のベーン7,8は円板状を
しており、かつ先端部には90°の角度間隔で折曲部7
a,8aが形成されている。この折曲部7a,8aはホ
ールICセンサとマグネットとの間に形成された第1の
間隙11、第2の間隔(図示せず)を通過するようにな
っている。
【0004】12は駆動軸4の先端部に取り付けられ駆
動軸4と一体に回転する配電ロータで、この配電ロータ
12上にはキャップ2に設けられた中心電極13に摺接
したロータ電極14が設けられている。15はキャップ
2の周縁部に内燃機関(図示せず)の各気筒の点火プラグ
(図示せず)に対応して設けられた複数の周辺電極で、ロ
ータ電極14を介して順次点火コイル(図示せず)の二次
電圧が配電され、点火プラグが着火される。
【0005】16はクランク角センサ本体5に接合され
たヒートシンクで、このヒートシンク16上には、イグ
ニションコイル3の一次コイルに流れる一次電流を制御
するためのたハイブリッド集積回路(HICと略称す
る。図示せず)とイグニションコイル3の一次コイルに
流れる一次電流を通電遮断するパワートランジスタ(図
示せず)がそれぞれ接着されている。
【0006】上記構成の内燃機関用点火装置において
は、内燃機関のクランク軸の回転により駆動軸4が回転
すると、これと一体的に固着された第1および第2のベ
ーン7,8も回転し、折曲部7a,8aが第1の間隔11
および第2の間隔を横切る毎に、折曲部7a,8aはマ
グネットから第1および第2のホールICセンサに向け
て通る磁束を遮断し、第1および第2のホールICセン
サには駆動軸4の回転に応じた磁束の変化が与えられ
る。この第1のホールICセンサでは磁束の変化を電気
信号に変換し、この電気信号はコンピュータで処理され
た後にHICおよびパワートランジスタで構成されたパ
ワースイッチに送られ、その結果イグニションコイル3
の一次電流が制御され、点火時期にはイグニションコイ
ル3に二次電圧が発生する。この二次電圧は配電ロータ
12の回転に伴い中心電極13、ロータ電極14を介し
て周辺電極15に順次配電され、各気筒の点火プラグが
順次着火され、内燃機関は継続運転される。また、第2
のホールICセンサでは磁束の変化を電気信号に変換
し、その電気信号は各気筒の判別機能に供される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の内燃機関用点火装置では、モールド成形された
クランク角センサ本体5はブッシュ17を介してヒート
シンク16とともにねじ6によりハウジング1に固着さ
れており、ねじ6の頭部が高圧配電部である配電ロータ
12に接近しており、ねじ6の頭部に配電ロータ12か
ら落雷するおそれがあるという課題があった。また、ク
ランク角センサ本体5におけるねじ穴の位置が変わる毎
に新しい金型を用意しなければならないという課題もあ
った。
【0008】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、高圧配電部からねじの頭部への耐リー
ク性を向上するとともに、ブッシュを廃止することので
きる内燃機関用点火装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
用点火装置は、ヒートシンクをねじによりハウジングに
直接固着したものである。
【0010】
【作用】この発明においては、ヒートシンクをねじを用
いて直接ハウジングに固着したので、ねじの頭部と高圧
配電部との間の距離が大きくなる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示す断面図であり、図
2と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明
は省略する。
【0012】図において、20はハウジング1にねじ2
1を用いて固着されたヒートシンク、22はヒートシン
ク20に接着されヒートシンク20と一体のクランク角
センサ本体である。
【0013】このように構成された内燃機関用点火装置
では、ヒートシンク20はねじ21によりハウジング1
に直接固着されており、ねじ21の頭部と高圧配電部と
の間の距離が大きくなり、高圧配電部からねじ21の頭
部への耐リーク性が向上する。また、従来のものではモ
ールド成形されたクランク角センサ本体5のねじ穴に
は、樹脂のクリープ現象の発生を防止し、またねじの締
結力が低下するのを防止するためにブッシュが設けられ
ていたが、クランク角センサ本体22のねじ21による
締結はなくなり、必然的にブッシュ17を廃止すること
ができる。なお、上記実施例ではクランク角センサとし
てホール効果型センサ装置について説明したが、勿論こ
のものに限定されるものではなく、例えばフォトダイオ
ードを用いた光学式センサ装置であってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の内燃機
関用点火装置によれば、ヒートシンクをねじによりハウ
ジングに直接固着したので、ねじの頭部と高圧配電部と
の間の距離が大きくなり、高圧配電部からねじの頭部へ
の耐リーク性が向上する。また、従来必要としたブッシ
ュを廃止することができたことにより、製造コストが低
減されるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来の内燃機関用点火装置の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】 1 ハウジング 2 キャップ 3 イグニションコイル 4 駆動軸 13 中心電極 20 ヒートシンク 21 ねじ 22 クランク角センサ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−45968(JP,A) 特開 昭63−219878(JP,A) 特開 昭59−29773(JP,A) 特開 昭52−57440(JP,A) 特開 昭54−8227(JP,A) 特開 平6−159214(JP,A) 実開 昭57−136868(JP,U) 実開 昭58−118266(JP,U) 実開 昭57−202753(JP,U) 実開 昭52−96137(JP,U) 実開 昭53−25627(JP,U) 実開 平3−8666(JP,U) 実開 昭61−183474(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02P 7/00 - 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップと、このキャップの中心部に設
    けられた中心電極と、この中心電極と同軸上に設けられ
    クランク軸に同期して回転する駆動軸と、この駆動軸の
    周囲に設けられ前記中心電極に高電圧を印加するイグニ
    ションコイルと、このイグニションコイルと前記中心電
    極との間に設けられたヒートシンクと、このヒートシン
    ク上に設けられ前記イグニションコイルの一次コイルに
    流れる電流を断続通電するパワースイッチと、前記ヒー
    トシンクに接着されクランクの回転角度を検出するクラ
    ンク角センサ本体とを備えた内燃機関用点火装置におい
    て、前記ヒートシンクがねじにより直接ハウジングに固
    着されたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
JP24666992A 1992-09-16 1992-09-16 内燃機関用点火装置 Expired - Lifetime JP2820576B2 (ja)

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JPH0693944A JPH0693944A (ja) 1994-04-05
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