JPH0693945A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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Publication number
JPH0693945A
JPH0693945A JP24667192A JP24667192A JPH0693945A JP H0693945 A JPH0693945 A JP H0693945A JP 24667192 A JP24667192 A JP 24667192A JP 24667192 A JP24667192 A JP 24667192A JP H0693945 A JPH0693945 A JP H0693945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power distribution
angle sensor
crank angle
combustion engine
internal combustion
Prior art date
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Pending
Application number
JP24667192A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyuki Matsuo
治之 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP24667192A priority Critical patent/JPH0693945A/ja
Publication of JPH0693945A publication Critical patent/JPH0693945A/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランク角センサ本体と配電キャップとの間
に生じた空隙部に対して新たなシール部材を用意するこ
となく対応することのできる内燃機関用点火装置を提供
することを目的とする。 【構成】 配電キャップ20の径がクランク角センサ本
体5の径よりも大きくなっており配電キャップ20とク
ランク角センサ本体5との間に空隙部21を有する内燃
機関用点火装置において、耐リークカバー22の周縁部
が空隙部21に延設して空隙部21をシールしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イグニションコイル
に発生した二次電圧を各気筒の点火プラグに順次着火す
る内燃機関用点火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の内燃機関用点火装置の一例
を示す断面図であり、1はハウジング、2は配電キャッ
プ、3はハウジング1に取り付けられたイグニションコ
イル、4はハウジング1に軸承された駆動軸で、内燃機
関のクランク軸(図示せず)に同期して回転する。
【0003】5はハウジング1に固着されたクランク角
センサ本体で、磁気センサである第1および第2のホー
ルICセンサ(図示せず)、第1および第2のマグネット
(図示せず)がそれぞれ熱硬化性樹脂でモールド成形され
て構成されている。6はクランク角センサ本体5と配電
キャップ2との間に装着された耐リークカバー、7,8
はそれぞれ駆動軸4にブランク9を介してねじ10で固
着され駆動軸4と一体に回転する磁性材料からなる第1
および第2のベーンで、この第1および第2のベーン
7,8は円板状をしており、かつ先端部には90°の角度
間隔で折曲部7a,8aが形成されている。この折曲部
7a,8aはホールICセンサとマグネットとの間に形
成された第1の間隙11、第2の間隔(図示せず)を通
過するようになっている。
【0004】12は駆動軸4の先端部に取り付けられ駆
動軸4と一体に回転する配電ロータで、この配電ロータ
12上には配電キャップ2に設けられた中心電極13に
摺接したロータ電極14が設けられている。イグニショ
ンコイル3の二次電圧は中心電極13、ロータ電極14
を介して周辺電極(図示せず。内燃機関の各気筒の点火
プラグに対応して配電キャップ2の周縁部に間隔をおい
て4個設けられている。)に順次配電され、点火プラグ
が着火されるようになっている。
【0005】16はクランク角センサ本体5に接合され
たヒートシンクで、このヒートシンク16上には、イグ
ニションコイル3の一次コイルに流れる一次電流を制御
するためのたハイブリッド集積回路(HICと略称す
る。図示せず)とイグニションコイル3の一次コイルに
流れる一次電流を通電遮断するパワートランジスタ(図
示せず)がそれぞれ接着されている。
【0006】上記構成の内燃機関用点火装置において
は、内燃機関のクランク軸の回転により駆動軸4が回転
すると、これと一体的に固着された第1および第2のベ
ーン7,8も回転し、折曲部7a,8aが第1の間隔11
および第2の間隔を横切る毎に、折曲部7a,8aはマ
グネットから第1および第2のホールICセンサに向け
て通る磁束を遮断し、第1および第2のホールICセン
サには駆動軸4の回転に応じた磁束の変化が与えられ
る。この第1のホールICセンサでは磁束の変化を電気
信号に変換し、この電気信号はコンピュータで処理され
た後にHICおよびパワートランジスタで構成されたパ
ワースイッチに送られ、その結果イグニションコイル3
の一次電流が制御され、点火時期にはイグニションコイ
ル3に二次電圧が発生する。この二次電圧は配電ロータ
12の回転に伴い中心電極13、ロータ電極14を介し
て周辺電極に順次配電され、各気筒の点火プラグが順次
着火され、内燃機関は継続運転される。また、第2のホ
ールICセンサでは磁束の変化を電気信号に変換し、そ
の電気信号は各気筒の判別機能に供される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の内燃機関用点火装置では、配電キャップ2には
4個の周辺電極15が間隔をおいて配設されているが、
例えば気筒数が6個の内燃機関にこの点火装置を用いよ
うとしたときには、配電キャップ2には6個の周辺電極
を配設しなければず、それだけ配電キャップ2の外径が
大きくなり、クランク角センサ本体5と配電キャップ2
との間には空隙部が生じてしまい、この空隙部を埋める
ために新たなシール部材を揃えなければならないという
課題があった。
【0008】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、クランク角センサ本体と配電キャップ
との間に生じた空隙部に対して新たなシール部材を用意
することなく対応することのできる内燃機関用点火装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
用点火装置は、クランク角センサ本体と配電キャップと
の間の空隙部を、耐リークカバーの周縁部を延設してシ
ールしたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、クランク角センサ本体と
配電キャップとの間の空隙部を耐リークカバーの周縁部
を延設してシールしたことにより、空隙部をシールする
ためのそれ専用のシール部材を用意する必要がない。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示す断面図であり、図
2と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明
は省略する。
【0012】図において、20は周縁部に間隔をおいて
配設された6個の周辺電極を有する配電キャップ、21
はクランク角センサ本体5と配電キャップ20との間に
形成された空隙部、22は周縁部にシール部22aを有
する耐リークカバーである。
【0013】このように構成された内燃機関用点火装置
では、クランク角センサ本体5と配電キャップ20との
間の空隙部21を、耐リークカバー22の周縁部を延設
して形成したシール部22aでシールしたことにより、
空隙部21をシールするためのそれ専用のシール部材を
用意する必要がない。なお、上記実施例ではクランク角
センサとしてホール効果型センサ装置について説明した
が、勿論このものに限定されるものではなく、例えばフ
ォトダイオードを用いた光学式センサ装置であってもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の内燃機
関用点火装置によれば、クランク角センサ本体と配電キ
ャップとの間の空隙部を耐リークカバーの周縁部を延設
して形成したシール部でシールしたことにより、空隙部
をシールするためのそれ専用のシール部材を用意する必
要がなく、部品点数を増加させなくてよいという効果が
ある。また、組立工数も増加しないで済むという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来の内燃機関用点火装置の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
2 配電キャップ 3 イグニションコイル 4 駆動軸 5 クランク角センサ本体 13 中心電極 16 ヒートシンク 20 配電キャップ 21 空隙部 22 耐リークカバー 22a シール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に間隔をおいて配設された周辺電
    極を有する配電キャップと、この配電キャップの中心部
    に設けられた中心電極と、この中心電極と同軸上に設け
    られクランク軸に同期して回転する駆動軸と、この駆動
    軸の周囲に設けられ前記中心電極に高電圧を印加するイ
    グニションコイルと、このイグニションコイルと前記中
    心電極との間に設けられたヒートシンクと、このヒート
    シンク上に設けられイグニションコイルの一次コイルに
    流れる電流を断続通電するパワースイッチと、前記ヒー
    トシンクに接着されクランクの回転角度を検出するクラ
    ンク角センサ本体と、前記配電キャップと前記クランク
    角センサ本体との間に設けられた耐リークカバーとを備
    え、前記配電キャップの径が前記クランク角センサ本体
    の径よりも大きくなっており配電キャップとクランク角
    センサ本体との間に空隙部を有する内燃機関用点火装置
    において、前記耐リークカバーの周縁部が前記空隙部に
    延設して空隙部をシールしたことを特徴とする内燃機関
    用点火装置。
JP24667192A 1992-09-16 1992-09-16 内燃機関用点火装置 Pending JPH0693945A (ja)

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JP24667192A JPH0693945A (ja) 1992-09-16 1992-09-16 内燃機関用点火装置

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JPH0693945A true JPH0693945A (ja) 1994-04-05

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ID=17151887

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