JPS5849429Y2 - 多気筒内燃機関用トランジスタ式点火装置 - Google Patents

多気筒内燃機関用トランジスタ式点火装置

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JPS5849429Y2
JPS5849429Y2 JP14654478U JP14654478U JPS5849429Y2 JP S5849429 Y2 JPS5849429 Y2 JP S5849429Y2 JP 14654478 U JP14654478 U JP 14654478U JP 14654478 U JP14654478 U JP 14654478U JP S5849429 Y2 JPS5849429 Y2 JP S5849429Y2
Authority
JP
Japan
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ignition
transistor
coil
coils
rotor
Prior art date
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Expired
Application number
JP14654478U
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English (en)
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JPS5562862U (ja
Inventor
金千代 寺田
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多気筒内燃機関用トランジスタ式点火装置に関
するものであり、その目的とするところは、点火電源コ
イルを兼ねる点火コイルを気筒数個設け、それぞれの1
次コイルに独立したダイオードを接続してトランジスタ
等の半導体素子を共通使用することにより、小型で低コ
ストの多気筒内燃機関用トランジスタ式点火装置を提供
することにある。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図において電気回路を説明すると、1,2は点火電
源コイルを東ねる点火コイル1 a、 2aはその1
次コイル、11)、2bはその2次コイル、3はトラン
ジスタ、4. 6. 7は抵抗、5はサイリスタ、8,
9.10はダイオード、11.12は2気筒90’クラ
ンクの内燃機関の各気筒に設けられた点火プラグである
そして、サイリスタ5、抵抗6,7及びダイオード8に
より電流検出回路を構成する。
また、機械的構成の一実施例を第2図に示す。
13は鉄等の磁性体よりなる腕状のロータで、内燃機関
により回転駆動されその内周面には4個の永久磁石14
〜17が等間隔で固着しであると共に、外周面には凹部
18が設けてあって、この凹部18内に永久磁石19が
固定しである。
そして、この永久磁石19の外周に固定した磁極片20
によってN極(あるいはS極)を構成すると共にこの磁
極片20に近接するロータ13の外周によってS極(あ
るいはN極)が構威しである。
21はランプ等の負荷の電源をなす電源コイルでロータ
13内に永久磁石14〜17と対向配設してあって、ロ
ータ13の回転により永久磁石14〜17よりの鎖交磁
束が変化することによってロータ13の1回転につき2
サイクルの連続した出力電圧を発生するようにしである
そして、各点火コイJL/1,2はロータ13の外周に
このロータ13の外周面と対向させて900間隔で配設
してあって、ロータ13の回転により永久磁石19より
の鎖交磁束が変化することによって、第3図A−bで示
すごとく機械角で90°位相が異なる部分的な出力電圧
を発生する。
また、第1図中点火コイル1と共に二点鎖線で囲った回
路部品は点火コイル1と一体に樹脂によりモールドしで
ある。
次に、上記構成においてその作動を説明する。
ロータ13の外周の永久磁石19と一方の点火コイル1
が対向してその1次コイル1aに第3図Aで示す電圧が
発生し、全時刻aにて動向電圧が発生しはじめると、ア
ース→抵抗4→トランジスタ30ベース→トランジスタ
3のエミッタ→ダイオード90回路でトラン、ジスタ3
にベース電流が流れてこのトランジスタ3が導通し、点
火コイル1の出力はトランジスタ3およびダイオード9
を介して短絡される。
そして、この短絡電流の増加によりトランジスタ3のコ
レクタ、エミッタ間の電圧が上昇して抵抗6,70分岐
点Cの電圧が設定値をこえると、サイリスタ5が導通し
てトランジスタ30ベース電流が短絡されトランジスタ
3が遮断する。
これによって、点火コイル1の1次コイル1aに誘導電
圧が発生し、その2次コイル1bにはトランス作用によ
り高電圧が発生して一方の点火プラグ11に点火火花を
発生する。
次に、ロータ13が更に回転したの外周の永久磁石19
が他方の点火コイル2と対向すると、その1次コイル2
aに第3図Bで示す電圧が発生し、時刻すにて負方向電
圧が発生(−始めると、アース→抵抗4→トランジスタ
30ベース、エミッタ→ダイオード10の回路でベース
電流が流れてトランジスタ3が導通し、点火コイル2の
出力がトランジスタ3およびダイオード10を介して短
絡される。
そして、この短絡電流の増加によりトランジスタ3のコ
レクタ、エミッタ間の電圧が上昇してサイリスタ5が導
通し、トランジスタ30ベース電flf。
が短絡されてトランジスタ3が遮断する。
これによって、点火コイル2の1次コイル2aに誘導電
圧が発生し、その2次コイル2bに高電圧が発生して他
方の点火プラグ12に点火火花を発生する。
即ち、各点火プラグ11.12はそれぞれロータ13の
1回転につき1回ずつの点火火花が発生し、かつ一方の
点火プラグ11に点火火花が発生してカラ、ロータ回転
で9 o%れて他方の点火プラグ12に点火火花が発生
するものである。
なお、上述した実施例において、点火コイルを・3個以
上設ければ、3気筒以上の内燃機関についても同様に本
考案を適用できる。
以上述べたように本考案においては、気筒敷設げられた
点火コイルの1次コイルをそれぞれ独立したダイオード
を介して共通のトランジスタに接続したから、トランジ
スタ等の半導体素子を共通使用することが出来、部品点
数が少なくなることより低コスト、高信頼性及び小型の
点火装置が得られるという優れた効果がある。
さらに、円周方向の一部のみに磁極を形成した磁石発電
機のロータに対し互いに円周方向にずらして、点火電源
コイルを兼ねる複数の点火コイルを配設し、これら各点
火コイルの1次コイル電流を短絡する共通のトランジス
タに流れる電流が所定値以上になると電流検出回路によ
りトランジスタを遮断させ、かつトランジスタと各1次
コイルとの間に接続される各ダイオードの極性を同方向
の極性としたから、各点火コイル間の配置角度間隔を変
えるのみで、各点火コイル間の点火間隔をほぼ自由に設
定することができるのみならず、ずらして配置する点火
コイルの数を3個以上にすることによって、3気筒以上
のものにも容易に適用することができ、従って、各気筒
間の点火クランク角度の異なる各種の多気筒内燃機関に
適応させることができて、汎用性を著しく向上させるこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す電気回路図、第2
図は第1図図示装置の機械的構成を示す正面図、第3図
は第1図および第2図図示装置における点火コイルの1
次発生電圧波形図である。 1.2・・・・・・点火コイル、1 a、 2a・・
・・・・1次コイル、lb、2b・・・・・・2次コイ
ル、3・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円周方向の一部のみに磁極を形成した磁石発電機のロー
    タと、このロータに対し互いに円周方向にずらして配設
    した点火電源コイルを兼ねる複数の点火コイルと、この
    各点火コイルの各1次コイルが共通に接続され、この各
    点火コイルに発生する出力を短絡するトランジスタと、
    このトランジスタに流れる短絡電流が所定値以上になる
    と前記トランジスタを遮断することによって前記各点火
    コイルの各2次コイルに高圧を発生させるための電流検
    出回路と、前記トランジスタと前記各点火コイルの各1
    次コイルとの間にそれぞれ同方向の極性で接続され、前
    記トランジスタによって前記各点火コイルをそれぞれ独
    立に制(財)させるためのダイオードとを備えることを
    特徴とする多気筒内燃機関用トランジスタ式点火装置。
JP14654478U 1978-10-24 1978-10-24 多気筒内燃機関用トランジスタ式点火装置 Expired JPS5849429Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5562862U JPS5562862U (ja) 1980-04-28
JPS5849429Y2 true JPS5849429Y2 (ja) 1983-11-11

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