JP2819530B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2819530B2
JP2819530B2 JP62178482A JP17848287A JP2819530B2 JP 2819530 B2 JP2819530 B2 JP 2819530B2 JP 62178482 A JP62178482 A JP 62178482A JP 17848287 A JP17848287 A JP 17848287A JP 2819530 B2 JP2819530 B2 JP 2819530B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は現像装置に係り、特に、掻き落された現像剤
を横方向に案内するセパレータと、このセパレータに案
内された現像剤を反対方向に送る撹拌スクリューとを備
えてなる現像装置に関する。 (従来技術) 一般に、乾式2成分現像剤を用いる現像装置において
は、ケーシング内に蓄積されたトナーとキャリアとがパ
ドルローラ等の撹拌部材により撹拌されながら現像ロー
ラ等から構成される現像剤担持体上に汲上げられて磁気
ブラシが形成され、この現像剤担持体上に保持された磁
気ブラシが、ブレード等から形成される現像剤規制部材
としてのドクターにより量規制された後、現像剤担持体
と潜像担持体とが近接されて形成される現像領域に搬送
され、上記潜像担持体上に形成された静電潜像にトナー
が供給されて現像が行われ、顕像が得られるようになっ
ている。 このように、2成分現像装置においては、撹拌によっ
てトナーに電荷を与えている。そして、トナーの電荷量
を一定にするには、トナー濃度を一定にしておく必要が
ある。このようなことから、現像剤は、汲上げ方向の撹
拌のみならず、これと直交する軸方向すなわち横方向の
撹拌が必要となる。これを行うため、現像剤担持体の表
面上に保持された現像剤を量規制する現像剤規制部材の
近傍に、該現像剤規制部材により掻き落された現像剤を
横方向に案内するセパレータと、このセパレータに案内
された現像剤を反対方向に送る撹拌スクリューとが備え
られている。 この場合、上記撹拌スクリューは、セパレータの直下
部分に配置されるのが一般的であるが、現像装置全体の
高さを抑えるために、撹拌スクリューをセパレータの後
方部に配設したものが最近開発されている。このような
現像装置においては、セパレータにより所定量横方向す
なわち現像剤担持体の軸方向一端側であるケーシングの
一端側に送られた現像剤が、撹拌スクリューにより逆方
向に1セグメント分だけ横送りされると直ちに、汲上げ
用のパドルローラの渡されてしまう。このような状態
は、現像剤の各部分でランダムに生じているため、現像
剤の撹拌作用としては、いわゆる分散型の撹拌と循環型
の撹拌が同時に生じていることになる。 このような系においても、現像剤の偏りを防止し、バ
ランスをとることは基本的には困難なことではない。し
かし、現像剤のトナー濃度は、各種作像条件のばらつき
や現像剤の使用時間等で変動され、それにともなって、
現像剤の流動性が変化されてしまう。現像剤の流動性が
変化されると、セパレータ上の現像剤の流動性も変化
し、セパレータ上の現像剤の量が変化するためセパレー
タによる現像剤の横送り量が変動され、現像剤の偏りが
生じて現像剤分布のバランスが崩されることとなる。バ
ランスが崩れるのは、セパレータによってケーシングの
一端側の側壁部に搬送された現像剤は、この側壁によっ
て堰き止められる作用を受けるため、現像剤の流動性が
変化して搬送される現像剤量が変化すると、かかる一端
側に存する現像剤量が変化するからである。たとえば、
現像剤の流動性が大きいときにはセパレータにより搬送
される現像剤量が増加するため、セパレータから落下し
た現像剤の、ケーシングの一端側における量が、現像剤
の流動性が小さいときに比べて大きく増大する。このよ
うに現像剤の流動性が変化して現像剤分布のバランスが
崩されると、画像濃度のむらが生じるとともに、キャリ
ア付着が現像剤にこぼれが発生してしまう。 (目的) そこで本発明は、現像剤の偏りをなくし、現像剤分布
のバランスを良好に維持することができるようにした現
像装置を提供することを目的としている。 (構成) 上記目的を達成するため、本発明は、トナーとキャリ
アとからなる2成分現像剤が収容するケーシングと、こ
のケーシングの開口部に設けられた現像剤担持体と、こ
の現像剤担持体の表面上に保持された現像剤を量規制す
る現像剤規制部材と、この現像剤規制部材により掻き落
された現像剤を上記ケーシングの一端側に案内する案内
部材とを有する現像装置において、上記案内部材により
上記ケーシングの一端側に案内された現像剤を他端側に
向けて撹拌し案内する螺旋体を有し、この螺旋体には現
像剤の搬送中に現像剤を上記現像剤担持体に供給する供
給部材が設けられているとともに、上記一端側における
螺旋のピッチを上記他端側におけるそれよりも大きくし
た構成を有している。 このような構成からなる現像装置においては、撹拌ス
クリューにより、大きな現像剤送り機能を有する部分で
大きく戻されるとともに、小さな現像剤送り機能を有す
る部分で小さく戻される。これにより、現像剤の流動バ
ランスが良好に保持されるようになっている。 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第2図は、本発明を適用したカラー複写機の現像装置
の一つを示している。潜像担持体としての感光体ドラム
1の回りには、該感光体ドラム1に近接して現像器2が
設置されている。この現像器2のケーシング3内には、
該ケーシング3の前端開口部から一部が露出するように
して現像剤担持体としての現像ローラ4が軸支されてい
る。この現像ローラ4は、ローラ径が20mm以上30mm以下
の設定されており、該現像ローラ4と感光体ドラム1と
の対向部分に現像領域が構成されることとなる。また、
両者の間隔すなわち現像ギャップPGは、0.5mm以上1.0mm
以下に設定されている。さらに、該現像ローラ4内に
は、磁気ブラシを構成する磁界形成用の磁石ローラ5が
収容されており、この磁石ローラ5の磁気強度は、500
ガウス以上900ガウス以下に設定されている。これによ
り、現像領域における磁気ブラシが所定のニップ幅にて
穂立ちされるようになっている。 また、現像領域を通過した後の磁気ブラシは、上記ケ
ーシング3の内壁面に接触されており、その磁気ブラシ
接触部の上流側に、磁気ブラシとケーシング3の内壁面
と現像ローラ4の表面とで画成される負圧空間が形成さ
れるようになっている。 一方、上記現像ローラ4の後方部分には、トナーを撹
拌しながら該現像ローラ4にトナーを汲み上げ供給して
付着せしめるトナー汲上げ部材としてのパドルローラ6
が設置されている。このパドルローラ6は、図示を省略
した駆動機構によって回転駆動されている。パドルロー
ラ6の回転駆動機構には、機械的もしくは電磁的なクラ
ッチ機構が設けられており、このクラッチ機構を作動さ
せることによってパドルローラ6の回転駆動の停止動作
を任意に行うことができるようになっている。そして、
パドルローラ6の回転駆動を停止させると、それまで継
続して行なわれていた現像ローラ4へのトナー汲上げ動
作が停止されることとなる。 また、前記現像ローラ4の上方部には、現像ローラ4
上に形成される磁気ブラシの穂高さを均一化せしめて搬
送現像剤量を規制する現像剤規制部としてのドクターブ
レード7が配設されている。このダクターブレード7の
先端部と現像ローラ4表面との間隔すなわちドクターギ
ャップDGは、上記現像ギャップPGと同じかやや小さめに
設定されており、現像ギャップPGとドクターギャップDG
との差PG−DGが、0mm以上0.25mm未満に設定されてい
る。 さらに、上記ドクターブレード7の近傍には、該ドク
ターブレード7により掻き落された現像剤を横方向に分
散案内せしめるセパレータ8が設置されている。このセ
パレータ8には、横方向に傾けられた状態で偏向設置さ
れてなる多数のフィン8aが並設されている。 また、このセパレータ8の後方部分には、該セパレー
タ8により案内された現像剤を横方向に再撹拌する撹拌
スクリュー9が設けられている。この撹拌スクリュー9
は、第1図および第3図に示すように、回転軸9aの回り
に放射状に延びるように設けられた板状の支持部9bと、
この支持部9bに取り付けられた横送り用の螺旋状体9cと
から形成されている。上記螺旋状体9cは、横送り開始部
分(第1図右側端部分)から横送り終了部分(第1図左
側端部分)に至るまで延びるよういに固定されている。 この撹拌スクリュー9のスクリューピッチは、現像剤
の流動バランスが保持されるように変化されている。す
なわち、該撹拌スクリュー9の中央部を境にして、横送
り開始部分(第1図右側の部分)におけるスクリューピ
ッチP2が、横送り終了部分(第1図左側の部分)におけ
るスクリューピッチP1より大きくなるように設定されて
いる。上記スクリューピッチP2は、現像剤の流動性が最
も良い状態における上記セパレータ8の横送り量とバラ
ンスし、現像剤全体としても現像剤分布のバランスがと
られるように設定されているものであり、一方、上記ス
クリューピッチP1は、現像剤の流動性が最も低下した状
態における上記セパレータ8の横送り量とバランスし、
現像剤全体としても現像剤分布のバランスがとられるよ
うに設定されているものである。 さらにまた、前記ケーシング3の後端部には、トナー
ホッパ11が連設されており、このトナーホッパ11にカー
トリッジ12が着脱自在に装着されるようになっている。
トナーカートリッジ12内には、所定量のトナーが蓄えら
れるとともに、このトナーを撹拌しながらトナーホッパ
11側に搬送せしめるアジテータ13が設置されている。ま
た、トナーホッパ11内には、トナーを所定量づつケーシ
ング3内に送出すトナー補給ローラ13が設けられてい
る。 このような実施例においては、パドルローラ6により
現像ローラ4上に汲上げられた現像剤が、ドクターブレ
ード7により量規制された後、現像領域に搬送されて現
像に供される。ドクターブレード7により掻き落された
現像剤は、セパレータ8により横方向に分散案内された
後、撹拌スクリューにより反対の横方向に搬送される。
よって、現像剤分布のくずれは、従来のものに比べれば
ごく僅かである。 また、第4図に示す実施例では、撹拌スクリュー9の
中央部分で、スクリューピッチが、最大ピッチP2から最
小ピッチP1まで段階的に減少されるようにしている。こ
のようにすれば、より安定した現像バランス作用を得る
ことができるものである。 なお、撹拌スクリューの現像剤送り機能は、回転軸9a
の回りに放射状に延びるように設けられた板状の支持部
9bの先端部と、螺旋状体9cの外周部との寸法差(第2図
Aで示す)を、横送り開始部分(第1図右側端部分)で
大きくとり、横送り終了部分(第1図左側端部分)で小
さくすることによっても調整することができ、このよう
にしても上記実施例と同様な作用・効果を得ることがで
きる。 (効果) 以上述べたように、本発明による現像装置は、案内部
材並びに、供給部材とケーシングの一端側における螺旋
のピッチを他端側におけるそれよりも大きくした螺旋体
と備えた搬送部材を有するので、現像剤分布のバランス
を常時良好に維持することができ、現像を良好に行うこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における撹拌スクリューを表
わした正面説明図、第2図は第1図に示した撹拌スクリ
ューを採用した現像装置の説明的縦断面図、第3図は第
1図に示した撹拌スクリューの部分斜視図、第4図は本
発明の他の実施例の部分正面図である。 1……感光体ドラム、2……現像器、7……ドクターブ
レード、8……セパレータ、9……撹拌スクリュー、9b
……板状支持部、9c……螺旋状体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−6284(JP,A) 特開 昭59−100472(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 110

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を収容す
    るケーシングと、このケーシングを開口部に設けられた
    現像剤担持体と、この現像剤担持体の表面上に保持され
    た現像剤を量規制する現像剤規制部材と、この現像剤規
    制部材により掻き落された現像剤を上記ケーシングの一
    端側に案内する案内部材とを有する現像装置において、 上記案内部材により上記ケーシングの一端側に案内され
    た現像剤を他端側に向けて撹拌し案内する螺旋体を有
    し、 この螺旋体には現像剤の搬送中に現像剤を上記現像剤担
    持体に供給する供給部材が設けられているとともに、上
    記一端側における螺旋のピッチを上記他端側におけるそ
    れよりも大きくしたことを特徴とする現像装置。
JP62178482A 1987-07-17 1987-07-17 現像装置 Expired - Lifetime JP2819530B2 (ja)

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