JP2819119B2 - 健康茶 - Google Patents

健康茶

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】最近国民の間に健康管理意識が高
揚し、これに応える如く健康食品と称する飲食物が巷間
に数多く販売されるようになったが、特に飲料において
その数が目立つようになった。これら健康飲料において
は皮下脂肪を含め体脂肪の除去に効を奏する飲料の提供
及び最近ではアトピ−性皮膚炎の治療や症状の軽減に効
を奏する飲料の提供が要望されているが、食事や運動に
無理なく体脂肪が除去され太った体重の減量に役立った
飲料はいまだ提供されていない。本発明は身体に無理な
く体脂肪の除去に効を奏すると共に近年問題となってい
るアトピ−性皮膚炎の炎症の軽減にも効を奏する健康茶
の提供に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在健康茶として提供されているものに
ウ−ロン茶、杜仲茶、どくだみ茶、高麗人参茶、柿の葉
茶、すぎな茶、プ−アル茶(中国から輸入)、ハトムギ
茶、ルイボスティ−等々があり、乾燥したこれらの原料
を湯煎して飲むか、いわゆる「ティ−パック」と称され
る包装形態で湯を注いで飲むものもあり、その他煎じて
茶代りに飲むものとしては乾燥したハスの葉、松の葉、
イチョウの葉、ユ−カリの葉等多数提供されている。従
来から提供されている上記各種の健康茶はそれぞれの含
有成分によって効能がうたわれ且つ効果も存在するが、
飽食時代に生活し皮下脂肪初め体脂肪の蓄積によって太
った体を、脂肪の除去によって健康的な痩身状態に回復
することは現代人の切なる希いであり、そのため前記の
ような各種健康茶も提供されているのであるが体脂肪除
去にも効を奏し更にアトピ−性皮膚炎にも効を奏する健
康茶はいまだ提供されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は、通常の食事を普通に摂取し且つ通常の運
動量を持って、身体中に余分に蓄積された脂肪を分解し
て体外に排出すると共に新たな脂肪の蓄積を防止して体
の太りすぎが原因となる病気を未然に防止すると共にア
トピ−性皮膚炎の防止又は炎症軽減にも効を奏する健康
茶を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、漢方で云うい
わゆる「性涼」なるカキドオシ及び「性微寒」なるヒト
ツバの全草乾燥物を主剤とし、これに「性温」なる霊芝
を副剤として混合し、この混合物を湯煎可能な袋に適宜
量パックしてなることを特徴とし、当該混合物に必要に
応じて真珠粉を混合するか又は乾燥梅肉を混合し、又は
乾燥梅肉に代えて梅肉エキスを混合滲潤させ、これらの
混合物を適宜量湯煎して飲用可能にする。なお、主剤で
あるヒトツバにかえてノキシノブを使用してもよい。主
剤としてのカキドオシ及びヒトツバは全草採取後洗滌乾
燥し適宜の大きさに截断又は砕粉するものとし、副剤で
ある霊芝も採取後乾燥してから適宜の大きさに砕粉した
ものを使用する。又補助剤としての真珠は微粉末化した
ものを使用し、梅を使用するときは、乾燥梅肉を使用す
るか梅肉エキスを使用し、乾燥梅肉使用の場合はこれを
砕粉したものを混合使用する。梅肉エキスを使用すると
きは、前記主剤に必要量だけ滲潤させて後截断してもよ
く、截断した主剤に適量滲潤させてもよい。又梅肉エキ
スは霊芝粉末や真珠粉末に滲潤させて使用してもよい
が、これらは主剤に比して混合量が少ないから滲潤の均
等化を期すためには水で増量の上乾燥した主剤に滲潤さ
せ後に増量水分を乾燥する手段を採用すれば技術的にも
容易である。
【0005】主剤としてのカキドオシ及びヒトツバは採
取後乾燥し截断又は砕粉するが、その大きさは包装に便
なる大きさであって又湯を注いだ際成分の抽出が容易な
大きさの細片又は粉体であればよく通常販売されている
緑茶の大きさかそれより多少小さ目に截断又は砕粉すれ
ば足りる。又霊芝の砕粉程度であるが、霊芝は乾燥する
と極めて硬い性質のものであるが、これを薄く削ると湯
煎に適当な砕粉体となるのでこれを使用すればよい。又
真珠は硬質体でありその成分の抽出は容易でないが、こ
れを微粉末とすることにより湯煎が可能となるので、真
珠は微粉末として使用する。次に乾燥梅肉も熱湯を注い
だ場合その成分が容易に抽出可能な大きさの細片又は粉
体であればよい。次に、乾燥梅肉に代えて梅肉エキスを
使用する場合は、補助剤として主剤に混入する乾燥梅肉
量を乾燥前の生の梅肉量に換算してそれから得られる梅
肉エキス量を混合重量として使用し当該量を水で増量し
定量の主剤に噴霧等の手段で滲潤させた後再び増量水分
乾燥(自然乾燥又は強制乾燥でもよい。)して仕上げれ
ばよい。
【0006】
【実施例】実施例其の一は、前記の手段で調整した主剤
としてのカキドオシ49%重量とヒトツバ49%重量及
び霊芝2%重量をよく混合し適宜量を湯煎可能な包装袋
にパックする。パック量及びパック袋の大きさは市販さ
れている通常のティ−パック袋程度であればよく、それ
より大きいパック袋であってもよいこと勿論である。又
市販されている緑茶や紅茶又はコ−ヒ−のように鑵包装
又は瓶包装又は袋体包装として包装し、そこから適宜量
取り出し急須等で湯煎して飲んでもよい。包装形態や湯
煎方法は特定されるものではないこと勿論である。な
お、1パック10gが適当である。
【実施例】実施例其の二は、主剤たるカキドオシ48%
重量とヒトツバ48%重量に副剤の霊芝2%重量を加
え、更に補助剤と真珠粉2%重量を混合する。包装形態
及び湯煎形態は実施例其の一と同様となる。
【実施例】実施例其の三は、カキドオシ48%重量、ヒ
トツバ48%重量、副剤である霊芝2%重量、補助剤と
して乾燥梅肉2%重量又は乾燥梅肉2%重量の乾燥前の
梅肉から得られる梅肉エキスを混合する。包装形態及び
湯煎形態は前記各実施例と同様とする。
【実施例】実施例其の四は、前記各実施例の主剤中ヒト
ツバに代ってノキシノブを使用するものとする。
【0007】次に本発明の作用について説明する。先ず
主剤について説明する。主剤中カキドオシ(垣通し)は
シソ科の蔓性多年草で、疳取草、積雪草ともいう。茎葉
は疳の薬、強壮薬として昔から用いられているが、主た
る効用は、清熱解毒、利尿通淋、散結消腫等々と漢方の
書にあり、又神経痛、肝臓病、胆石、糖尿病、虚弱体
質、カゼ、小児疳、利尿、胃弱、強壮などに効がある。
なお、清熱解毒とは悪血(病毒を含んだ血液)をきれい
にする作用をいい、散結消腫とは腫れものを散らす作用
である。利尿を目的とする場合はお茶代りに常用され糖
尿病の場合はドクダミを小量加えると良いとも記載され
ている。暖かい又は熱い地方でよく成育し薬の性質から
は漢方では「涼剤」(性涼)に分類され、飲用すること
により体中が涼しく感じられる(体温が下がることでは
ない。)薬草であり全草を利用する。次にヒトツバにつ
いて説明すると、この薬草はカキドオシが「性涼」なる
に対し「性微寒」であり、即ち服用すると幾分か体が寒く
感じられる(体温が下がるわけではない。)薬草であっ
て全草を利用する。生える場所から石韋ともいわれる。
カキドオシと同様暖かい地方(暖地産)でよく生育す
るが日本では関東南部から九州の至るところで見られ熱
いベトナム方面まで見られる。漢方では特に利尿通淋
(利尿薬)として使用されるが、消熱止血、消炎、腎
炎、尿路結石、血尿、細菌性下痢、せき、慢性気管支
炎、ぜんそく、できもの、火傷等にも用いられ、特に泌
尿器系諸疾患に効き目があるとされている。以上のよう
に主剤であるヒトツバとカキドオシは特に利水利尿の作
用と効があり体内の内熱を冷し、余分な水分を排出する
作用と共に内毒の分解と腫れの消散及び炎症抑制作用が
ある。
【0008】次に副剤としての霊芝について説明する。
霊芝はサルノコシカケとも云われるが本発明においては
主に赤芝を使用する。漢方では「性温」に分類され服用
すると体が温かく感じられるとされている。効用として
は、滋補強壮、延年益寿、安神健胃(精神を安定させ胃
を丈夫にする。)、虚労めまい、不眠症、消化不良、高
脂血症、高血圧、喘息、狭心症、白血球減少症、肝炎、
腎炎、気管支炎、免疫力低下などに良いとして使用され
る。
【0009】次に補助剤について述べる。真珠(真珠
粉)は漢方では「性寒」に属し、その効用は、鎮驚安神
(精神を安定させ驚きを抑える。)清肝除翳(肝臓機能
を整えて目をよくする。)、解毒、生肌(皮膚、筋肉の
新陳代謝を高める。)、動悸、不眠症、高血圧、癲癇、
小児ひきつけ、赤目、皮膚炎、皮膚潰瘍、咽喉炎、口内
炎等に使われる。又梅は漢方では「性温」に属し、その
効用は斂肺(盛り上がりすぎた肺の気を整える。)、生
津(唾液等の体液等の分泌促進。)、止血、消炎、抗過
敏、肺虚久咳(肺が弱くなり咳が止まらなくなる。)、
皮膚乾燥、皮膚瘡瘍、食積(消化不良)、渋膓(下痢止
め)に常用される。
【0010】本発明の健康茶に使用する剤料は以上のよ
うな効用を有するものとして古くから知られ漢方におい
ても民間においても使用されてきたが、本発明において
カキドオシ及びヒトツバ(又はノキシバ)を主剤とし、
これに霊芝を副剤として混合し、更に真珠粉、乾燥梅肉
又は梅エキスを補助剤として使用するものである。これ
らの各剤料は、従来すでに述べたように、すべて個別に
それぞれ病の症状に応じ煎剤として又は粉剤として使用
されてきた。そしてそれぞれの効用を発揮してきたので
あるが、これらの主剤及び副剤並びに補助剤を同時に使
用してその効用の相剰的効果としての痩身及び成人病の
予防並びにアトピ−性皮膚炎の予防と回復を期待しての
使用は一切されなかった。又成人病の最も大なる原因で
ある太り過ぎた体脂肪の排出や、最近問題になっている
アトピ−性皮膚炎の予防や治癒改善に効を奏する配剤の
健康茶は提供されていない。
【0011】健康のためにヤセルということは体中の余
分な脂肪を体外に排出すればよいのであるがその為には
食事制限をしたり運動すればよいとされている。然しこ
れらのことは容易になし得ないことであり従ってヤセル
飲み物、食べ物等々がいろいろ提供されていることは述
べた通りであるが、ヤセルということは脂肪細胞をなる
べく小さくすることであり、そのためには脂肪細胞内の
脂肪を分解することが必要である。脂肪は澱粉や蛋白質
と同様酵素で分解されるが、脂肪細胞は水をはじく隣脂
質の膜で覆われており、これに対し脂肪分解酵素は小胞
体という水の固まりの中にあり従って脂肪分解酵素は隣
脂質の膜に邪魔されて脂肪細胞に近ずけない。即ち脂肪
を分解することができないのである。そこで太った人は
適度な運動をしてヤセルように指導されるが、運動する
ことによって人体内に脂肪分解ホルモンが分泌され、当
該ホルモンが隣脂質の膜を取り除き、該膜が取り除かれ
ることによって脂肪分解酵素が脂肪と合体して脂肪を分
解する。このような脂肪分解メカニズムはすでに解明ず
みのことであるが、脂肪が分解してヤセルだけ運動によ
って脂肪分解ホルモンを分泌させることは容易な努力で
はない。然も運動することによって脂肪分解ホルモンの
分泌を高め脂肪細胞内の脂肪を分解しても一時的に血中
の脂肪酸濃度が高くなってもそれがすべて筋肉で消費
(水と二酸化炭素になる。)されるか速やかに体外に排
出されなければ何等の意味もなさなくなる。血中脂肪酸
は速やかに体内で消費されるか体外に排出されないでい
ると再びもとの脂肪に合成されるという性質を有するか
らである。従って運動することによって体脂肪を分解
し、この分解した脂肪を更に筋肉内ですべて消費するだ
け運動することによってヤセルということは容易な努力
ではないのである。
【0012】主剤の一つであるカキドオシを湯煎しそれ
を飲用すると確かに血中脂肪酸が増加しカキドオシの利
尿作用によって通常よりはいくらか多く脂肪酸が体外に
排出されるが健康的にヤセル程の効果はない。然しカキ
ドオシを湯煎して飲用すれば体脂肪が分解され血中脂肪
酸が増加することは確実である。それは主剤であるカキ
ドオシには、体内から分泌される脂肪分解ホルモンと同
じ働きをする物質のテオフィリンが含有されている結果
である。そこでカキドオシの飲用によってテオフィリン
を摂取し脂肪細胞の隣脂質膜を除去し脂肪分解酵素で脂
肪を分解して血中に融出させ、次にこの血中に融出した
脂肪酸を速やかに体外に排出しなければならないのであ
るが、カキドオシの作用である利水と利尿作用が大なる
ヒトツバ(又はノキシノブ)を配合し利水と利尿作用を
相剰的に増大せしめたのである。なお、カキドオシにテ
オフィリンが含有されていることは発明者が種々の実験
によって解明した。
【0013】次に副剤である霊芝の作用について述べ
る。霊芝は漢方では前記の作用及び効果があるとして古
くから使用された茸類の一つであるが、前記のように主
剤であるカキドオシは涼剤であり、ヒトツバは微寒剤で
あるのに対して霊芝は「性温」で温剤であるから、この
三つのものを混合することによって薬性の陰陽バランス
を整えて常に身体の動的「平」を守る作用を有せしめる
ことが可能となる。そして又主剤及び副剤はすでに記し
た通りの薬効を有するものであるから総合的(西洋医学
で云う少なくとも内科的、循環器科的、精神科的、皮膚
科的等々)全体的な身体の健康に極めて良好な作用をな
すものである。
【0014】この主剤と副剤のみの混合茶でも本発明の
課題はほぼ解決されるのであるが、特により一層アトピ
−性皮膚炎の改善を期待して主剤と副剤に更に真珠粉を
添加した健康茶とした。それが実施例其の二である。又
実施例其の三では補助剤として乾燥梅肉粉又は梅肉エキ
スを加えた健康茶とした。その理由は、東洋医学の根本
理論を記した「五行理論」によれば人間の「肌」は直接
小膓と関連し、肌のトラブル(含む、アトピ−性皮膚炎
=アレルギ−)は小膓での吸収阻害が原因であると説い
ている。現在アトピ−性皮膚炎は蛋白質などの消化器系
での分解吸収がうまく行かない為と考えられ、治療に際
しては特に卵白など蛋白質の摂取が禁止されているのが
現状である。然し蛋白質の摂取を禁止しても容易に改善
されないので(卵白を与えない子供にもアトピ−性皮膚
炎が発症している。)、それは脂肪分の消化吸収又は排
出がスム−スに行われない結果ではないかと発明者は考
え食事の中から脂肪を除去してみたら小膓からの栄養吸
収が良好となりアトピ−が改善の方向に向かった。小膓
による栄養の吸収が悪いと皮膚(肌)に拒否反応として
アトピ−が現われた。そこで発明者はアトピ−性皮膚炎
は蛋白と共に脂肪も大いに原因となっているのではない
かと考え本発明に係る主剤と副剤の混合からなる健康茶
の飲用によりその効果を実験したところ体脂肪の減少
(痩身)と共にアトピ−性皮膚炎も治癒の効を奏した。
【表一】
【表二】そこで更にその作用と効果を高める目的で、古
来から不眠症、皮膚炎、皮膚潰瘍、咽喉炎、口内炎、解
毒、生肌、美願薬等々として漢方で用いられる真珠粉を
混合した健康茶とした。然るときは主剤及び副剤の作用
に加えて前記真珠粉の解毒整膓熟眠等の作用により膓の
働きが活溌化し、従って皮膚失患に好影響を及ぼし(真
珠が相剰効果的に作用する。)アトピ−性皮膚炎に良好
な結果を得た。
【表三】
【0015】次に補助剤としての梅肉又は梅肉エキスの
混合であるが、梅は古来より既述の通りの作用と効を奏
するものとして漢方で使用されてきたが、特に清膓、助
消化、潤肺作用があり、消炎、皮膚乾燥、皮膚瘡傷、食
積、下痢にも常用されるところから膓の消化吸収や皮膚
病にも良好な作用をなすこと明らかであり、且つ「性
温」であるため主剤及び副剤の作用と薬性の陰陽バラン
スを整えて身体の動的「平」を守るのに一層効果的なら
しめる作用を有する。そこで主剤及び副剤に加えて補助
剤として「梅」(梅肉粉又は梅肉エキス。)を混合した
健康茶として提供した。その作用と効果は真珠粉を混合
した健康茶と同じであった。なお、本発明の健康茶にお
いて、その主剤中ヒトツバに代えてノキシノブを採用し
てもその作用と効果には代りはない。それは両者の含有
成分が殆ど同一であるためである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の健康茶は、
その主剤であるカキドオシ及びヒトツバは特に泌尿器系
諸疾患に効があり、体内の利水及び利尿作用が極めて顕
著であって従って血液中の老廃物や脂肪酸等を体外に排
出する作用及び効を奏するものであるが、主剤中カキド
オシには脂肪分解ホルモンと同様の作用効果を有するテ
オフィリンが含有されており、このテオフィリンが体内
脂肪細胞の隣脂質膜を除去し脂肪分解酵素の脂肪分解作
用を容易にし分解された脂肪は脂肪酸となって血液中に
流れ出し、カキドオシとヒトツバの強力な利水・利尿作
用の相剰効果によって血中脂肪酸が速やかに体外に排出
されるから、脂肪酸は再度脂肪として体内蓄積されない
ので痩身の大なる効を奏する。然もそれは特別の運動を
要することもなく、又特別の食事療法をも必要としない
という利点があり、無理なくヤセルことが可能で特に太
った人の成人病防止や痩身希望の女性にも極めて有効な
健康茶ということができる。そこで本発明の第一実施例
の健康茶を1日袋10gを300cc500cc熟湯で湯煎
しお茶代りに2ヶ月間連続飲用した結果は次の表一に示
す通りの痩身効果を得ることができた。即ち性涼・微寒
なるヒトツバ及びカキドオシを主剤とし、「性温」なる
霊芝を副剤とした本発明健康茶は、これを飲用すること
により薬性の陰陽バランスを整えつつ常に身体の動的
「平」を守りながら体内の余分な脂肪を前記の作用によ
り体外に排出し成人病の予防や太りすぎによるその他の
病気の発症を予防し、又痩身の効を無理なく奏するので
ある。又アトピ−性皮膚炎は蛋白質に原因があるとされ
てきたが、脂肪にもその原因があることがわかり本発明
第一実施例の健康茶を飲用することにより著しくその改
善の効を表二に示すように奏した。更に本発明健康茶の
主剤と副剤に補助剤として真珠粉又は梅肉粉又は梅肉エ
キスを添加混合することにより、主剤と副剤とからなる
本発明健康茶のアトピ−性皮膚炎への改善の効果を表三
に示すように第一実施例の効に比し1日乃至2日更に早
めることができた。なお、補助剤として真珠粉末及び梅
肉粉又は梅肉エキスを使用した場合はその効果(改善が
見られるような飲用日数)に優劣はなかった。更に本発
明の健康茶は前記の効を奏するばかりでなく、すでに記
した主剤、副剤及び補助剤の有する、各種病気に対する
固有の効をも奏すること勿論であるから身体の諸機能を
健全にし、特に消化器系及び循環器系が健全になれば、
これと密接に関連する特に皮膚疾患の治癒に顕著な効を
奏する健康茶と云える。
【表1】
【表2】
【表3】

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カキドオシ及びヒトツバの全草乾燥物を
    主剤とし、これに副剤として霊芝を混合してなることを
    特徴とし、必要に応じ補助剤として真珠粉又は乾燥梅肉
    又は梅肉エキスを混入してなることを特徴とする健康
    茶。
  2. 【請求項2】 カキドオシ49%重量、ヒトツバ49%
    重量、霊芝2%重量を混合してなることを特徴とする前
    記請求項1記載の健康茶。
  3. 【請求項3】 カキドオシ48%重量、ヒトツバ48%
    重量、霊芝2%重量、真珠粉2%重量を混合してなるこ
    とを特徴とする前記請求項1記載の健康茶。
  4. 【請求項4】 カキドオシ48%重量、ヒトツバ48%
    重量、霊芝2%重量、乾燥梅肉2%重量又は乾燥梅肉2
    %重量から得られる梅肉エキスを混合してなることを特
    徴とする前記請求項1記載の健康茶。
  5. 【請求項5】 ヒトツバに代えてノキシノブを用いてな
    ることを特徴とする前記請求項1又は2又は3又は4記
    載の健康茶。
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