JP2819096B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2819096B2
JP2819096B2 JP7070067A JP7006795A JP2819096B2 JP 2819096 B2 JP2819096 B2 JP 2819096B2 JP 7070067 A JP7070067 A JP 7070067A JP 7006795 A JP7006795 A JP 7006795A JP 2819096 B2 JP2819096 B2 JP 2819096B2
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discharge
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discharge roller
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Inventor
好伸 大立
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セイコー電子機器株式会社
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機とプリンタその
他の画像形成装置において、紙材その他の用紙の搬送装
置に係り、特に用紙の搬送方向反転装置と、用紙仕分け
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より複写機、プリンタ等の画像形成
装置の、搬送ローラと加圧ローラとの組み合わせからな
るローラ対を回転し、ローラ対の間に用紙を挿通するこ
とにより用紙を搬送する用紙搬送装置において、用紙を
給紙側に排出するための用紙の搬送方向を反転する手段
としては、図3に示すようなローラ対の回転方向を反転
する方法と、図4に示すような用紙の搬送経路を180
度転回する方法とが公知である。前者のローラ対の回転
方向を反転する方法は、画像形成装置全体の小型化と低
価格化とを目的として、駆動源のモータをその他の装置
の駆動源と兼用している場合が多く、このような場合に
は、一連の画像形成過程においてモータの回転方向は逆
転できず、クラッチ、歯車等からなる回転方向反転装置
を、モータとローラ対の間の回転伝達装置の中に組み込
む方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし図3のような搬
送ローラの回転方向を反転する方法は部品数が増加し、
近年要請が強まる画像形成装置全体の小型化と低価格化
に反するという欠点を有していた。また図4のような用
紙の搬送経路を180度転回する方法は、用紙とそのガ
イド部材との摩擦力が増加し、これに起因する用紙の搬
送不良を防止する為に、転回の曲率半径を大きくしなけ
ればならないばかりか、これに伴い搬送経路が長くなる
為に用紙搬送経路全体の搬送ローラ対の数が増加し、こ
れも小型化と低価格化に反するという欠点を有してい
た。またこの方法は給紙の時点とは表裏が逆になって、
用紙が画像形成装置から排出されるという欠点も有して
いた。
【0004】本発明は、円滑且つ確実に用紙の搬送方向
を反転する機構と紙幅を検出する機構を設けた画像形成
装置を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】かかる技術的課題を解決す
る為に、本発明は、前述したような回転方向反転装置を
用いる方法、或いは用紙の搬送経路を180度転回する
方法を用いる事なく単に、根元が搬送ローラの外周より
内側に位置し且つ先端が搬送ローラの外周より外側に位
置し、搬送ローラの軸方向を長手方向としたリブを全周
に形成した抑揚ローラを、搬送ローラの軸に少なくとも
二つ固着し、搬送ローラに二つの加圧ローラを圧接した
事を特徴とする。
【0006】また抑揚ローラを画像形成装置の排紙ロー
ラの軸に、搬送ローラの軸方向の間隔を、2種類の幅の
用紙のうち大きい方の幅よりも小さく且つ小さい方の幅
よりも大きくして、少なくとも二つ固着し、排紙ローラ
に二つの加圧ローラを圧接した事を特徴とする。
【0007】
【作用】かかる構成によれば、抑揚ローラが搬送ローラ
と同期回転する為に、用紙は搬送ローラと第1の加圧ロ
ーラの間から搬出された後、後端が抑揚ローラのリブに
持ち上げられ、搬送ローラと第2の加圧ローラの間に挿
通され、用紙は反対方向に搬送される。
【0008】またこの構成によれば、従来例に記載した
ような搬送ローラの回転方向反転装置を用いる方法、或
いは用紙の搬送経路を180度転回する方法を用いる事
なく、用紙の搬送方向を反転できるので、部品数が減少
し小型化、低価格化の要請に合致する。
【0009】そして本発明の用紙搬送方向反転装置は、
例えば画像形成装置の排紙ローラにおいて、2種類の幅
の用紙のうち、大きい幅の用紙は、排紙ローラと第1の
加圧ローラの間から搬出された後、後端が抑揚ローラの
リブにすくい上げられ、搬送ローラと第2の加圧ローラ
の間に挿通され、大きい幅の用紙は反対方向に搬送され
る。
【0010】また2種類の幅の用紙のうち小さい幅の用
紙は、排紙ローラと第1の加圧ローラの間から搬出され
た後、後端は抑揚ローラにすくい上げられることは無く
その場に排出される。従って大きい幅の用紙と小さい幅
の用紙を異なる場所に仕分ける事が可能になる。
【0011】またこの構成によれば、小型化と低価格化
その他の各種障害を除去して、円滑かつ確実な用紙仕分
け装置が提供できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、数量、その相対配置など
は特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0013】図1は本発明の実施例に係る、画像形成装
置の用紙仕分け装置の要部構成を示す。排紙ローラ1に
は、軸方向に2種類の幅の用紙のうち小さい幅よりも大
きく且つ大きい幅よりも小さく間隔を保ち、抑揚ローラ
4が少なくとも二つ同軸上に固着されている。そして抑
揚ローラ4には、根元が排紙ローラ1の外周よりも内側
に位置し且つ先端が排紙ローラ1の外周よりも外側に位
置するリブ4aが、全周にわたり形成されている。
【0014】また排紙ローラ1の排紙側には、2枚の分
離ペーパーガイド8が排紙ローラ1の軸方向に、2種類
の幅の用紙のうち小さい幅よりも大きく且つ大きい幅よ
りも小さく間隔を保ち設置されている。図2は図1の用
紙仕分け装置の動作を示し、(a)は2種類の幅の用紙
のうち大きい幅の用紙の搬送動作を、(b)は2種類の
幅の用紙のうち小さい幅の用紙の搬送動作をそれぞれ示
す。先ず図2(a)について説明する。排紙ローラ1
は、図示しないモータとプーリとベルトと歯車等からな
る回転伝達装置により回転し、公知のように第1加圧ロ
ーラ2とともに、大きい幅の用紙3を挟持する事によ
り、図2に向かって右方向に搬送する。次に大きい幅の
用紙3は、排紙ローラ1と第1加圧ローラ2の間を通過
した後、分離ペーパーガイド8の上に排出される。そし
て大きい幅の用紙3は、その自重により後端が抑揚ロー
ラ4のリブ4aの溝に入り込み、抑揚ローラ4が搬送ロ
ーラ1とともに回転する事により、後端がリブ4aにす
くい上げられ、排紙ローラ1と第2加圧ローラ5の間に
挿通される。そして排紙ローラ1は第2加圧ローラ5と
ともに、大きい幅の用紙3を挟持しながら回転し、大き
い幅の用紙3を図1に記載した第2トレイ7に排出す
る。しかし図2(b)の小さい幅の用紙3の場合は、図
2(a)の大きい幅の用紙の場合と同様に排紙ローラ1
と第1加圧ローラの間を通過した後は抑揚ローラ4に接
するから分離ペーパガイド8の上に向かうのではない、
小さい幅の用紙よりも広い間隔で分離ペーパガイド8が
設置してあるから、大きい幅の用紙だけ分離ペーパガイ
ド8の上に向かう。抑揚ローラ4に用紙3の後端が接す
るのは用紙3の自重により分離ペーパガイド8の上を滑
り落ちてくるからです。分離ペーパーガイド8の上に向
かう事なく、そのまま第1トレイ6に排出する。
【0015】
【発明の効果】以上記載した如く本発明によれば、従来
の搬送ローラ回転方向反転装置を用いる方法、或いは用
紙搬送経路を180度転回する方法の課題であった小型
化、低価格化、その他の各種障害を除去し、用紙の搬送
方向を反転でき、更に異なる2種類の幅の用紙をその幅
に応じて仕分ける用紙仕分け機構を設ける事ができるの
で、近年の小型化、低価格化の要請に合致した画像形成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る、画像形成装置の(a)
平面図、(b)側面図である。
【図2】本発明の実施例に係る、画像形成装置の用紙仕
分け装置の動作概略図である。
【図3】従来の画像形成装置の(a)平面図、(b)側
面図である。
【図4】従来の画像形成装置の用紙の搬送方向反転装置
の概略図である。
【符号の説明】
1 排紙ローラ 2 第1加圧ローラ 3 用紙 4 抑揚ローラ 4a リブ 5 第2加圧ローラ 6 第1トレイ 7 第2トレイ 8 分離ペーパーガイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転伝達装置により回転される排紙ロー
    ラと、前記排紙ローラの軸と平行に、且つ前記排紙ロー
    ラを挟んで圧接されて上下に配置されている第1と第2の
    加圧ローラと、谷径が前記排紙ローラ径よりも小さく、
    山径が前記排紙ローラ径よりも大きい歯車状であり、仕
    分けをする小さい用紙幅に接することなく且つ仕分けす
    る大きな用紙幅に接するような間隔で前記排紙ローラに
    固着された少なくとも2つの抑揚ローラと、前記排紙ロ
    ーラと前記排紙ローラの下側に配置された前記第1の加
    圧ローラの間から排紙される方向に設けられ、前記仕分
    けをする小さい用紙の幅より広く且つ前記仕分けをする
    大きな用紙幅より小さい間隔で斜め上方に傾けて配置さ
    れた分離ペーパーガイドと、前記分離ペーパーガイドの
    隙間を通過した前記小さい用紙を受けるために、前記分
    離ペーパーガイドの隙間の下側に設けられた第1のトレ
    イと、前記排紙ローラと前記排紙ローラの上に配置され
    た前記第2の加圧ローラとの間から排出された大きな用
    紙受けるための第2のトレイよりなることを特徴とする
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59120755U (ja) * 1983-01-28 1984-08-14 富士ゼロックス株式会社 用紙反転装置
JPS62191361A (ja) * 1986-02-14 1987-08-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2623574B2 (ja) * 1987-06-18 1997-06-25 富士ゼロックス株式会社 シート材反転装置

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JPH08259052A (ja) 1996-10-08

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