JP2818739B2 - 膨張式エアバッグ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝撃吸収用エアバッグ
に関する。更に詳細には、本発明は、一部品継ぎ目なし
エアバッグ及びその製造方法に関する。
に関する。更に詳細には、本発明は、一部品継ぎ目なし
エアバッグ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突によって人体が損傷するこ
とを阻止するための、乗員を保護するためのエアバッグ
は、1960年代半ばには開発されていた。1970年
代初頭には、エアバッグの有用性を確認するのに十分な
試験が完了し、現在のプロセス及び設計標準が採用され
た。エアバッグシステムは、現在では、今日販売されて
いる多くの新車で標準的な装置である。
とを阻止するための、乗員を保護するためのエアバッグ
は、1960年代半ばには開発されていた。1970年
代初頭には、エアバッグの有用性を確認するのに十分な
試験が完了し、現在のプロセス及び設計標準が採用され
た。エアバッグシステムは、現在では、今日販売されて
いる多くの新車で標準的な装置である。
【0003】エアバッグシステムは、自動車の衝突を検
出するための一つ又は複数のセンサ、このセンサからの
信号に応じてエアバッグを膨張させるためのガス発生器
即ち膨張器、及び衝突中に乗員に加わる衝撃を吸収する
ためガス発生器によって膨らまされるエアバッグを含
む。
出するための一つ又は複数のセンサ、このセンサからの
信号に応じてエアバッグを膨張させるためのガス発生器
即ち膨張器、及び衝突中に乗員に加わる衝撃を吸収する
ためガス発生器によって膨らまされるエアバッグを含
む。
【0004】エアバッグは、ガスを受け入れるための中
空部分、ガス発生器を取り付けるための開口部、及びエ
アバッグを萎ませて乗員を緩衝するため、膨張後にエア
バッグからガス抜きするための機構を有する。ガス抜き
機構の種々の設計が開発された。これらには、ガス抜き
穴及び/又はエアバッグの布の透過性の使用が含まれ
る。エアバッグの布の透過性を部分的に又は完全に制限
するため、及びエアバッグの継ぎ目の縫い目部分を強化
するため、エアバッグの布にコーティングを施す。
空部分、ガス発生器を取り付けるための開口部、及びエ
アバッグを萎ませて乗員を緩衝するため、膨張後にエア
バッグからガス抜きするための機構を有する。ガス抜き
機構の種々の設計が開発された。これらには、ガス抜き
穴及び/又はエアバッグの布の透過性の使用が含まれ
る。エアバッグの布の透過性を部分的に又は完全に制限
するため、及びエアバッグの継ぎ目の縫い目部分を強化
するため、エアバッグの布にコーティングを施す。
【0005】従来技術のエアバッグの製造は、通常は、
先ず最初に高強度の合成繊維を使用した織布を用意し、
これを切断して特定の形状の二つ又はそれ以上の部品に
し、織布の種々の部品の周縁部を互いに貼り合わせ、縫
い付け、又は糊付けし、次いでガス発生器を取り付ける
ための開口部を形成し、ガス抜き機構を設けることを必
要とする。ひとたび製造されると、これらのバッグをガ
ス発生器に組み込み、包装し、完成した自動車に組み込
むため自動車組み立て工場に輸送する。
先ず最初に高強度の合成繊維を使用した織布を用意し、
これを切断して特定の形状の二つ又はそれ以上の部品に
し、織布の種々の部品の周縁部を互いに貼り合わせ、縫
い付け、又は糊付けし、次いでガス発生器を取り付ける
ための開口部を形成し、ガス抜き機構を設けることを必
要とする。ひとたび製造されると、これらのバッグをガ
ス発生器に組み込み、包装し、完成した自動車に組み込
むため自動車組み立て工場に輸送する。
【0006】上述の従来技術のプロセスには、20年以
上に亘って多くの改善が加えられてきたが、その基本的
な概念は全く変わらなかった。上述の従来技術のプロセ
スは、高価な材料を使用した費用の掛かる労働集約的プ
ロセスであり、費用を大きく減少する余地はほとんどな
かった。製造されたエアバッグは幾分重みのある剛性の
バッグであり、従って、自動車へのエアバッグの組み立
てを容易にするため、折畳んで小さなパッケージに押し
込むのが困難であった。更に、従来技術のエアバッグの
製造には織布製の多数の部品が使用されるため、製造さ
れたエアバッグには継ぎ目があり、これらの継ぎ目から
ガス漏れが生じる可能性がある。また、膨らまされたと
き、自動車の乗員にとって幾分不快なざらざらとした表
面を織布自体が有する。
上に亘って多くの改善が加えられてきたが、その基本的
な概念は全く変わらなかった。上述の従来技術のプロセ
スは、高価な材料を使用した費用の掛かる労働集約的プ
ロセスであり、費用を大きく減少する余地はほとんどな
かった。製造されたエアバッグは幾分重みのある剛性の
バッグであり、従って、自動車へのエアバッグの組み立
てを容易にするため、折畳んで小さなパッケージに押し
込むのが困難であった。更に、従来技術のエアバッグの
製造には織布製の多数の部品が使用されるため、製造さ
れたエアバッグには継ぎ目があり、これらの継ぎ目から
ガス漏れが生じる可能性がある。また、膨らまされたと
き、自動車の乗員にとって幾分不快なざらざらとした表
面を織布自体が有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、比較的安価な材料を使用して自動的に製造できるエ
アバッグ及びその製造方法を提供することである。理想
的には、エアバッグの設計及びその関連した製造方法に
より、軽量で継ぎ目のない、現在の設計レベルのエアバ
ッグよりもかなり安価なエアバッグが製造される。新た
なエアバッグは、軽量で容易に圧縮でき、従来技術のエ
アバッグと関連した他の問題点を解決することができ
る。
は、比較的安価な材料を使用して自動的に製造できるエ
アバッグ及びその製造方法を提供することである。理想
的には、エアバッグの設計及びその関連した製造方法に
より、軽量で継ぎ目のない、現在の設計レベルのエアバ
ッグよりもかなり安価なエアバッグが製造される。新た
なエアバッグは、軽量で容易に圧縮でき、従来技術のエ
アバッグと関連した他の問題点を解決することができ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、独特の軽量で
継ぎ目無しの一部品エアバッグを提供する。このエアバ
ッグは、比較的安価な種々の材料を層をなして組み合わ
せて多層エアバッグを製造する独特のプロセスによって
製造される。本発明のエアバッグは、軽量で不透過性の
ざらざらしていないバッグであり、温度又は化学薬品に
よる影響を受けない。エアバッグは、従来技術のエアバ
ッグよりも強く、自動車にパッケージングするために小
さなパッケージに押し込むことができ、継ぎ目がないた
めに従来技術のエアバッグの継ぎ目と関連した問題点が
ない。本発明のエアバッグを保護するために材料を積層
化することによって、膨らませたときに乗員にとって余
計なエアバッグが形成され、このエアバッグは、その全
体に亘って壁厚が一定であり、構造が全てのバッグで一
定である。独特の製造方法は全体として自動化でき、労
働費を大きく下げることができる。積層化した安価な材
料と関連した製造費の大幅な減少により、従来技術のエ
アバッグよりも優れた性能を持つと同時に関連した費用
をかなり小さくしたエアバッグが提供される。
継ぎ目無しの一部品エアバッグを提供する。このエアバ
ッグは、比較的安価な種々の材料を層をなして組み合わ
せて多層エアバッグを製造する独特のプロセスによって
製造される。本発明のエアバッグは、軽量で不透過性の
ざらざらしていないバッグであり、温度又は化学薬品に
よる影響を受けない。エアバッグは、従来技術のエアバ
ッグよりも強く、自動車にパッケージングするために小
さなパッケージに押し込むことができ、継ぎ目がないた
めに従来技術のエアバッグの継ぎ目と関連した問題点が
ない。本発明のエアバッグを保護するために材料を積層
化することによって、膨らませたときに乗員にとって余
計なエアバッグが形成され、このエアバッグは、その全
体に亘って壁厚が一定であり、構造が全てのバッグで一
定である。独特の製造方法は全体として自動化でき、労
働費を大きく下げることができる。積層化した安価な材
料と関連した製造費の大幅な減少により、従来技術のエ
アバッグよりも優れた性能を持つと同時に関連した費用
をかなり小さくしたエアバッグが提供される。
【0009】本発明の他の利点及び目的は、当業者に
は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、及び図面から
明らかになるであろう。
は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、及び図面から
明らかになるであろう。
【0010】添付図面には、本発明を実施する上で現在
考えられる最良の態様が示してある。
考えられる最良の態様が示してある。
【0011】
【実施例】次に、幾つかの図面に亘って対応する部品に
同じ参照番号が附してある添付図面を参照する。図1に
は、本発明によるエアバッグが膨張させた状態で示して
あり、このエアバッグの全体には参照番号10が附して
ある。エアバッグ10は、本明細書中以下に論じる独特
の方法で製造した単一部品の、継ぎ目無しの、多層エア
バッグである。
同じ参照番号が附してある添付図面を参照する。図1に
は、本発明によるエアバッグが膨張させた状態で示して
あり、このエアバッグの全体には参照番号10が附して
ある。エアバッグ10は、本明細書中以下に論じる独特
の方法で製造した単一部品の、継ぎ目無しの、多層エア
バッグである。
【0012】内側層即ち第1の層12は、マイラー、ポ
リウレタン、又は他の材料等のフィルム14でできた層
からなる。中間層即ち第2の層16は、ナイロン、ポリ
エステル、ダクロン(Dacron)、又はケブラー(Kevla
r)等の複数の合成繊維18からなり、これらの繊維
は、内側層12に被せてあり、エアバッグ10の特定の
形状に必要とされる応力特性の有限要素分析を使用して
開発した予め特定したパターンで多くの方向に延びてい
る。外側層即ち第3の層もまた、マイラー、ポリウレタ
ン、又は他のフィルム材料等のフィルム22でできた層
であり、合成繊維18の上に位置決めしてある。多層形
態のエアバッグ10の一体性を維持するため、第1の層
12、第2の層16、及び第3の層20はヒートシール
されて一部品構造になっている。
リウレタン、又は他の材料等のフィルム14でできた層
からなる。中間層即ち第2の層16は、ナイロン、ポリ
エステル、ダクロン(Dacron)、又はケブラー(Kevla
r)等の複数の合成繊維18からなり、これらの繊維
は、内側層12に被せてあり、エアバッグ10の特定の
形状に必要とされる応力特性の有限要素分析を使用して
開発した予め特定したパターンで多くの方向に延びてい
る。外側層即ち第3の層もまた、マイラー、ポリウレタ
ン、又は他のフィルム材料等のフィルム22でできた層
であり、合成繊維18の上に位置決めしてある。多層形
態のエアバッグ10の一体性を維持するため、第1の層
12、第2の層16、及び第3の層20はヒートシール
されて一部品構造になっている。
【0013】エアバッグ10を全体に矩形形状のエアバ
ッグとして示したが、本発明のエアバッグは任意の必要
な形状に形成でき、以下に説明する製造プロセスは本発
明のエアバッグの必要とされる形体を製造できるという
ことは理解されるべきである。
ッグとして示したが、本発明のエアバッグは任意の必要
な形状に形成でき、以下に説明する製造プロセスは本発
明のエアバッグの必要とされる形体を製造できるという
ことは理解されるべきである。
【0014】図3乃至図9は、エアバッグ10を本発明
に従って製造する上で必要とされる種々の工程を示す。
図3は、製造されるエアバッグ10の形状と同じ形状に
形成された型、即ちブラダー(袋状部材)30を示す。
型30は、表面が滑らかに仕上げてある可撓性材料でつ
くられている。この材料は不透過性であり、その形状及
び強度を失うことなく、膨らませたり萎ませたりするこ
とを数百万回も行うことができる。圧縮ガス、通常は圧
縮空気、を入口32に圧送すると型30が膨らまされて
図3に示す状態となる。膨らませて特定の形状にした
後、以下に説明するように型30を萎ませたときのエア
バッグ10の取り出しを容易にする剥型剤(図示せず)
を型30に塗布する。
に従って製造する上で必要とされる種々の工程を示す。
図3は、製造されるエアバッグ10の形状と同じ形状に
形成された型、即ちブラダー(袋状部材)30を示す。
型30は、表面が滑らかに仕上げてある可撓性材料でつ
くられている。この材料は不透過性であり、その形状及
び強度を失うことなく、膨らませたり萎ませたりするこ
とを数百万回も行うことができる。圧縮ガス、通常は圧
縮空気、を入口32に圧送すると型30が膨らまされて
図3に示す状態となる。膨らませて特定の形状にした
後、以下に説明するように型30を萎ませたときのエア
バッグ10の取り出しを容易にする剥型剤(図示せず)
を型30に塗布する。
【0015】図4は、剥型剤を塗布した後に型30の上
に配置されるフィルム14でできた第1の層12を示
す。フィルム14は、マイラー、ポリウレタン、又は任
意の他の適当なフィルムから製造できる。フィルム14
は、これが型30を完全に覆う即ち取り囲むように敷設
される。フィルム14は、所望であれば、型30の入口
32の近くに配置されたクランプ36で所定の場所に保
持することができる。
に配置されるフィルム14でできた第1の層12を示
す。フィルム14は、マイラー、ポリウレタン、又は任
意の他の適当なフィルムから製造できる。フィルム14
は、これが型30を完全に覆う即ち取り囲むように敷設
される。フィルム14は、所望であれば、型30の入口
32の近くに配置されたクランプ36で所定の場所に保
持することができる。
【0016】図5は、複数の合成繊維18を予め特定さ
れたパターンに従ってフィルム14上に敷設することに
よって、中間層16を付けることを示す。複数の繊維1
8を敷設するための予め特定されたパターンは、エアバ
ッグ10の形状をモデル化し、高応力領域及び低応力領
域を決定し、エアバッグ10の高応力領域を強化するた
めに複数の合成繊維18を敷設するための必要なパター
ンを表示する有限要素分析プログラムを実行するコンピ
ュータを使用することによって決定される。複数の合成
繊維18に必要なパターンを決定するためにエアバッグ
10の特定の形状について有限要素分析を行うことは当
該技術分野で周知であり、本明細書中ではこれ以上議論
しない。
れたパターンに従ってフィルム14上に敷設することに
よって、中間層16を付けることを示す。複数の繊維1
8を敷設するための予め特定されたパターンは、エアバ
ッグ10の形状をモデル化し、高応力領域及び低応力領
域を決定し、エアバッグ10の高応力領域を強化するた
めに複数の合成繊維18を敷設するための必要なパター
ンを表示する有限要素分析プログラムを実行するコンピ
ュータを使用することによって決定される。複数の合成
繊維18に必要なパターンを決定するためにエアバッグ
10の特定の形状について有限要素分析を行うことは当
該技術分野で周知であり、本明細書中ではこれ以上議論
しない。
【0017】複数の合成繊維18の敷設は、多軸繊維敷
設ロボット40を使用して行うことができる。ロボット
40は、三つの軸の各々で移動するようにプログラムで
きる。ロボット40は、好ましくは、完成したエアバッ
グの変形を最小にするため、繊維18を一定の張力が加
わった状態で付ける。繊維18を付けるための一つの適
当な方法は、繊維を付ける前にホットメルト接着剤又は
他の接着剤を繊維に付けることである。ロボット40
は、図6に示すように、糸アプリケータ42を有し、こ
の糸アプリケータは、フィルムに付ける直前に繊維上の
接着剤を加熱し又は溶融するための加熱要素44を有す
る。繊維18は、予め特定されたパターンでひとたび敷
設されると、図5に示すように、入口32のところに配
置されたクランプ46で所定位置にクランプされる。
設ロボット40を使用して行うことができる。ロボット
40は、三つの軸の各々で移動するようにプログラムで
きる。ロボット40は、好ましくは、完成したエアバッ
グの変形を最小にするため、繊維18を一定の張力が加
わった状態で付ける。繊維18を付けるための一つの適
当な方法は、繊維を付ける前にホットメルト接着剤又は
他の接着剤を繊維に付けることである。ロボット40
は、図6に示すように、糸アプリケータ42を有し、こ
の糸アプリケータは、フィルムに付ける直前に繊維上の
接着剤を加熱し又は溶融するための加熱要素44を有す
る。繊維18は、予め特定されたパターンでひとたび敷
設されると、図5に示すように、入口32のところに配
置されたクランプ46で所定位置にクランプされる。
【0018】繊維敷設工程の完了時に、追加の接着剤を
スプレー塗布又はローラ塗布等で全面に亘って塗布す
る。変形例では、乾燥した加熱接着剤でフィルム14及
び22のいずれか又は両方の内方に向いた表面を予め均
等にコーティングする。
スプレー塗布又はローラ塗布等で全面に亘って塗布す
る。変形例では、乾燥した加熱接着剤でフィルム14及
び22のいずれか又は両方の内方に向いた表面を予め均
等にコーティングする。
【0019】図7は、型30、第1の層12、及び第2
の層16上への、フィルム22でできた最終の層20の
敷設即ちストレッチングを示す。フィルム14と同様
に、フィルム22は、マイラー、ポリウレタン、又は任
意の他の適当なフィルムから製造できる。フィルム22
は、型30を完全に覆う即ち取り囲むように敷設され
る。フィルム22は、所望であれば、型30の入口32
の近くに配置されたクランプ50によって所定位置に保
持できる。
の層16上への、フィルム22でできた最終の層20の
敷設即ちストレッチングを示す。フィルム14と同様
に、フィルム22は、マイラー、ポリウレタン、又は任
意の他の適当なフィルムから製造できる。フィルム22
は、型30を完全に覆う即ち取り囲むように敷設され
る。フィルム22は、所望であれば、型30の入口32
の近くに配置されたクランプ50によって所定位置に保
持できる。
【0020】使用した接着剤及び材料に応じて熱又は光
及び/又は圧力を使用して接着剤を完全に硬化させるこ
とによって、エアバッグ10の積層化を完了する。図8
は、接着剤を硬化させ且つ多層エアバッグ10をヒート
シールするため、複数のヒーター56を使用して加熱を
行うことを示す。
及び/又は圧力を使用して接着剤を完全に硬化させるこ
とによって、エアバッグ10の積層化を完了する。図8
は、接着剤を硬化させ且つ多層エアバッグ10をヒート
シールするため、複数のヒーター56を使用して加熱を
行うことを示す。
【0021】接着剤の硬化後、クランプ36、46、及
び50を取り外すことができる。型30を萎ませてエア
バッグ30の内部から取り出すことができ、エアバッグ
の特定の設計で必要である場合に入口60及び/又は少
なくとも一つのガス抜き穴(図示せず)をエアバッグ1
0に形成するといった任意の仕上げ作業を完了できる。
び50を取り外すことができる。型30を萎ませてエア
バッグ30の内部から取り出すことができ、エアバッグ
の特定の設計で必要である場合に入口60及び/又は少
なくとも一つのガス抜き穴(図示せず)をエアバッグ1
0に形成するといった任意の仕上げ作業を完了できる。
【0022】かくして、上文中に詳述した製造プロセス
は、特定の形状及び強度を持つ一部品継ぎ目無しエアバ
ッグを製造する。このエアバッグは、軽量で不透過性
で、温度や化学薬品による悪影響を受け付けない。この
エアバッグは、従来技術のエアバッグよりも強く、更に
小さいパッケージに押し込むことができ、継ぎ目が無い
という特徴を持つため、従来技術のエアバッグの継ぎ目
での漏れと関連した問題点がない。製造したエアバッグ
は、壁厚がエアバッグ毎に一定であるばかりでなく、各
エアバッグの壁厚が一定であり、従来技術の織布製構造
がざらざらとしているのと異なり、使用者に優しい表面
を提供する。最後に、上文中に詳細に説明した製造プロ
セスは全体を自動化でき、及びかくして、エアバッグの
製造と関連した材料費及び労働費の両方を劇的に減少す
る。
は、特定の形状及び強度を持つ一部品継ぎ目無しエアバ
ッグを製造する。このエアバッグは、軽量で不透過性
で、温度や化学薬品による悪影響を受け付けない。この
エアバッグは、従来技術のエアバッグよりも強く、更に
小さいパッケージに押し込むことができ、継ぎ目が無い
という特徴を持つため、従来技術のエアバッグの継ぎ目
での漏れと関連した問題点がない。製造したエアバッグ
は、壁厚がエアバッグ毎に一定であるばかりでなく、各
エアバッグの壁厚が一定であり、従来技術の織布製構造
がざらざらとしているのと異なり、使用者に優しい表面
を提供する。最後に、上文中に詳細に説明した製造プロ
セスは全体を自動化でき、及びかくして、エアバッグの
製造と関連した材料費及び労働費の両方を劇的に減少す
る。
【0023】以上の詳細な説明には、本発明の好ましい
実施例が記載してあるけれども、本発明は、添付の特許
請求の範囲の範囲及び要旨から逸脱することなく、変形
及び変更を行うことができるということは理解されよ
う。
実施例が記載してあるけれども、本発明は、添付の特許
請求の範囲の範囲及び要旨から逸脱することなく、変形
及び変更を行うことができるということは理解されよ
う。
【図1】本発明によるエアバッグの膨張させた状態での
斜視図である。
斜視図である。
【図2】エアバッグの積層構造を示す、図1に示すエア
バッグの断面図である。
バッグの断面図である。
【図3】図1に示すエアバッグを製造するための膨張式
の型を膨張させた状態で示す斜視図である。
の型を膨張させた状態で示す斜視図である。
【図4】フィルム材料でできた第1層を、図3に示す膨
張式の型の上に置いた後の斜視図である。
張式の型の上に置いた後の斜視図である。
【図5】図4に示す第1フィルム層上に多方向パターン
で敷設した後の合成繊維の斜視図である。
で敷設した後の合成繊維の斜視図である。
【図6】図5に示す合成繊維を敷設するのに使用できる
糸アプリケータヘッドを備えたロボットを示す斜視図で
ある。
糸アプリケータヘッドを備えたロボットを示す斜視図で
ある。
【図7】図5に示す合成繊維上に置いた後の、フィルム
材料でできた最終層の斜視図である。
材料でできた最終層の斜視図である。
【図8】図7に示す多層エアバッグをヒートシールする
ための加熱を示す斜視図である。
ための加熱を示す斜視図である。
【図9】図3に示す膨張式の型を萎ませた後で且つ取り
出す前の完成したエアバッグの斜視図である。
出す前の完成したエアバッグの斜視図である。
10 エアバッグ 12 内プライ即ち第1の層 14 フィルム 16 中間プライ即ち第2の層 18 合成繊維 20 外側層即ち第3の層 22 フィルム 30 型 32 入口 36 クランプ 40 多軸繊維敷設ロボット 42 糸アプリケータ 44 加熱要素 46 クランプ 50 クランプ 56 ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 595061495 84 Shorecrest Circl e,Grosse Pointe Sh ores,Michigan 48080, United States of A merica (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/16
Claims (17)
- 【請求項1】 型を膨らまして予め特定した形体にする
工程と、 第1シートを前記型を覆うように配置する工程と、 複数の連続した繊維を予め特定したパターンに従って前
記第1シート上に付ける工程と、 第2シートを前記型を覆うように配置する工程と、 前記第1及び第2のシートを互いに積層化する工程と、 このようにして形成したエアバッグを前記型から分離す
る工程と、 を有するエアバッグ製造方法。 - 【請求項2】 前記シートを互いに積層化する前に前記
第1シートと前記第2シートとの間に接着剤を付ける工
程を更に有する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記複数の連続した繊維は、実質的に均
一な張力が加わった状態で前記第1シートに付けられ
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記複数の連続した繊維は、前記第1シ
ートに付ける前に接着剤でコーティングされる、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記複数の連続した繊維についての前記
予め特定したパターンは、有限要素分析を使用して決定
された、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 前記複数の連続した繊維は、ロボットを
使用して前記第1シートに付けられる、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項7】 前記エアバッグを前記型から分離する前
記工程は、 前記型を萎ませる工程と、 前記型を前記エアバッグの内側から取り出す工程とから
なる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 前記積層化工程は、前記第2シートを加
熱する工程を含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 前記第2シートを加熱する前に前記第1
シートと前記第2シートとの間に接着剤を付ける工程を
更に有する、請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 前記複数の連続した繊維は、前記第1
シートに付ける前に接着剤でコーティングされている、
請求項8に記載の方法。 - 【請求項11】 前記複数の連続した繊維を付ける工程
は、同繊維を連続的に間断無く付ける、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項12】 前記第1シートを前記型にクランプす
る工程を更に有する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項13】 前記複数の連続した繊維を前記型にク
ランプする工程を更に有する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項14】 前記第2シートを前記型にクランプす
る工程を更に有する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項15】 積層された単一部品からなる立体エア
バッグであって、内側 層と、 前記エアバッグに加わる荷重の大部分を支持するよう
に、複数の連続した繊維を予め特定したパターンに従っ
て、型を膨らました形体にて、前記内側層上に立体的に
敷設された荷重支持繊維からなる中間層と、 外側層と、 を積層接着してなる エアバッグ。 - 【請求項16】 使用時に主応力線を持つ積層された単
一部品からなる立体エアバッグであって、 内側層と、 前記主応力線を吸収するように、複数の連続した繊維を
予め特定したパターンに従って、型を膨らました形体に
て、前記内側層上に立体的に敷設された荷重支持繊維か
らなる中間層と、 外側層と、 を積層接着してなるエアバッグ。 - 【請求項17】 前記複数の連続した繊維についての前
記予め特定したパターンは、有限要素分析を使用して決
定されたものである、請求項15又は16に記載のエア
バッグ。
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