JP4753246B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される車両用のエアバッグ装置の構築技術に関するものである。
従来、車両事故の際にエアバッグが乗員拘束領域において展開膨張するエアバッグ装置の構成が公知である。また、下記特許文献1には、この種のエアバッグ装置において、予め折り畳まれたエアバッグに対し、布によって構成された保持体を部分的に被着させることによって、当該エアバッグの折り畳み形状を保持する可能性が提示されているが、保持体を用いるエアバッグ装置の設計に際しては、エアバッグの折り畳み形状をより確実に保持することができ、以って当該折り畳み形状の保持に関し品質の安定化を図るのに有効な技術に対する要請がある。
特開平11−28997号公報
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、車両に搭載される車両用のエアバッグ装置において、予め折り畳まれたエアバッグの折り畳み形状を確実に保持するのに有効な技術を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明が構成される。なお、本発明は、自動車車両をはじめ、トラック、バス、電車、船舶、オートバイ等の各種の車両に搭載されるエアバッグ装置の構築技術に適用され得る。
本発明にかかるエアバッグ装置は、エアバッグ、エアバッグ収容部、エアバッグカバー、ガス供給部(インフレータ)、エアバッグ保持体を少なくとも備える。
本発明のエアバッグは、車両事故の際に所定の展開膨張領域に展開しつつ膨張し、車両内外の人を拘束するエアバッグとして構成される。このエアバッグによって拘束される拘束対象には、運転席に着座する乗員をはじめ、助手席に着座する乗員、後部席のように運転席や助手席以外の席に着座する乗員、或いは車外の歩行者などが含まれる。従って、本発明のエアバッグが展開膨張する展開膨張領域には、拘束対象である乗員が存在する車内領域のみならず、拘束対象である歩行者が存在する車外領域が広く包含される。
本発明のエアバッグ収容部は、所定の態様で折り畳まれた折り畳み状態のエアバッグを収容するとともに、このエアバッグの展開膨張を許容するエアバッグ開口を有する構成とされる。ここでいう「所定の態様」としては、エアバッグをロール状に巻き取るようなロール折り態様、エアバッグを蛇腹状に折り畳むような蛇腹折り態様、またこれらを複合した折り態様等が挙げられる。エアバッグ収容部に収容されたエアバッグは、その展開膨張時においてエアバッグ開口を通じてエアバッグ収容部外へと突出する。このエアバッグ開口が、本発明のエアバッグカバーによって覆われる。
本発明のガス供給部は、車両事故発生の際、エアバッグを乗員拘束領域に展開膨張させるべく、当該エアバッグにエアバッグ膨張用ガスを供給する機能を有する。このガス供給部は、具体的には、車両事故発生の検知によってエアバッグ膨張用ガスを発生させて、当該エアバッグ膨張用ガスをエアバッグの内部へと誘導する構成を有する。
本発明のエアバッグ保持体は、エアバッグ収容部とエアバッグカバーとによって区画される区画領域内において、エアバッグ収容部に収容された折り畳み状態のエアバッグの外表面に被着されて、当該エアバッグの折り畳み形状を保持する機能を有する。特に本発明では、このエアバッグ保持体は、複数の樹脂層がシート断面方向に関し積層状とされたフィルムシートが、折り畳み状態のエアバッグの外表面全体を包む袋形状とされる。これにより、折り畳み状態のエアバッグは、フィルムシートによって密封状に梱包されることとなる。このフィルムシートとしては、透光性のフィルムシート、透光性を有していないフィルムシート等を適宜用いることができる。本発明において、フィルムシートを折り畳み状態のエアバッグの外表面全体を包む袋形状とする構成に関しては、折り畳み状態のエアバッグを複数のフィルムシート片にて挟み込んだうえで、各フィルムシート片の外縁部同士を熱溶着や接着などによって接合して密封する構成、1片のフィルムシートを折り返して折り畳み状態のエアバッグの外表面全体を包む袋形状とし、当該フィルムシートの両端部同士を熱溶着や接着などによって接合して密封する構成、予め準備された開口袋状のフィルムシート体の開口を通じて折り畳み状態のエアバッグを投入したうえで開口部分を束ねて留め具にて密封する構成などを適宜採用することができる。また、本発明において、複数の樹脂層をシート断面方向に関し積層状とする構成に関しては、複数の樹脂層を有する一体成形状の単一のフィルムシートを用いてもよいし、或いは各樹脂層からなるフィルムシートの複数を互いに積層状に重ね合わせた構成を用いてもよい。
アバッグ装置のこのような構成によれば、折り畳み状態のエアバッグの外表面全体を包む袋形状とされたフィルムシートからなるエアバッグ保持体を用いることによって、折り畳み状態のエアバッグの折り畳み形状が形崩れするのを防止して、この折り畳み形状を確実に保持することが可能となる。これにより、エアバッグの折り畳み形状の保持に関し品質の安定化を図ることが可能となる。また、本発明では、エアバッグの外表面全体をフィルムシートが包む構成ゆえ、エアバッグ保持体側の構造に影響されてエアバッグの折り畳み態様が制限されるようなことがない。また、折り畳み状態のエアバッグを袋形状とされたフィルムシートによって密封することによって、エアバッグの劣化を抑えることが可能となる。
また、本発明によれば、フィルムシートの複数の樹脂層に対し種々の機能を付与した構成が実現される。例えば、フィルムシートの複数の樹脂層のうち、第1の樹脂層を透光性であり且つ高強度性の樹脂層とし、第2の樹脂層を透光性であり且つ耐環境劣化性の樹脂層とすることができる。このような構成によれば、エアバッグ保持体を構成するフィルムシートに対し更なる機能を付与することができ合理的である。
のエアバッグ装置ではエアバッグ保持体のフィルムシートは、熱溶着性を有する熱溶着性樹脂層を含むフィルムシートを用いた構成であり、二片の当該フィルムシートを熱溶着性樹脂層側が内方に配設されるように互いに対向させたうえで、各フィルムシートの外縁部同士をこの熱溶着性樹脂層における熱溶着にて接合して袋形状とした構成とされる。これにより、折り畳み状態のエアバッグのまわりが袋形状のフィルムシートによって密封される。
アバッグ装置のこのような構成によれば、二片の当該フィルムシートを熱溶着によって接合して袋形状としたエアバッグ保持体が提供されることとなる。
のエアバッグ装置ではエアバッグ保持体のフィルムシートは、透光性の樹脂層、高強度性の樹脂層、耐環境劣化性の樹脂層のうちの少なくとも一つの樹脂層を含むフィルムシートを用いた構成とされる。透光性の樹脂層は、エアバッグの折り畳み状態を視認可能とする機能を有する樹脂層として規定される。この透光性の樹脂層に関しては、その透光度合いの大小は問わず、その樹脂層を透して視認が可能であればよい。この樹脂層としては、透明の樹脂層をはじめ半透明の樹脂層(乳白色状や着色状のもの)を適宜用いることができる。高強度性の樹脂層は、一旦折り畳まれた状態のエアバッグがその折り畳みを解除しようとする力に抗して、当該エアバッグの折り畳み形状を保持することが可能な強度を有する樹脂層として規定される。耐環境劣化性の樹脂層は、耐熱性、耐湿性、耐光性などの耐候性能に優れた樹脂層として規定される。
アバッグ装置のこのような構成によれば、エアバッグの折り畳み形状を確実に保持するとともに、更に折り畳み状態のエアバッグの視認性をはじめ、エアバッグ保持体の強度や耐環境劣化性にまで配慮したエアバッグ装置を提供することが可能となる。
のエアバッグ装置ではエアバッグ保持体は、折り畳み状態のエアバッグを当該エアバッグの外方から袋形状のフィルムシートを介して圧縮することによって当該エアバッグを減容化させた構成とされる。折り畳み状態のエアバッグの圧縮に関しては、当該エアバッグを袋形状のフィルムシートに収容した状態でこのフィルムシート内を真空引きによって減圧化したり、或いはこのフィルムシート自体を外部から加圧することによって可能とされる。
アバッグ装置のこのような構成によれば、エアバッグ保持体によって保持された折り畳み状態のエアバッグが占める大きさを抑えることができ、エアバッグ装置全体のコンパクト化が図られる。
以上のように、本発明によれば、車両に搭載される車両用のエアバッグ装置において、特にエアバッグ収容部とエアバッグカバーとによって区画される区画領域内において、エアバッグ収容部に収容された折り畳み状態のエアバッグの外表面に被着状にエアバッグ保持体を配設して、このエアバッグ保持体によってエアバッグの折り畳み形状を保持するとともに、このエアバッグ保持体を、複数の樹脂層がシート断面方向に関し積層状とされたフィルムシートが、折り畳み状態の前記エアバッグの外表面全体を包む袋形状とされた構成とすることによって、折り畳み状態のエアバッグの折り畳み形状が形崩れするのを防止して、この折り畳み形状を確実に保持することが可能とされる。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、図1〜図4を参照しながら、本実施の形態のエアバッグ装置100の構成を説明する。このエアバッグ装置100は、特に図示しないものの、自動車車両の運転席に着座する乗員(以下、「車両乗員」という)に対応して装着されるエアバッグ装置であり、車両操舵用のステアリングホイールに組み込まれる構成とされる。
本発明における「エアバッグ装置」の一実施の形態であるエアバッグ装置100の断面構造が図1に示される。このエアバッグ装置100は、その基本的な構成要素として、エアバッグ110、インフレータ120、制御ユニット130、リテーナー140、エアバッグカバー150、エアバッグ保持体160を少なくとも備える。
エアバッグ110は、車両事故発生の際に車両乗員を拘束するべく展開膨張する袋状のバッグであり、合成繊維からなるエアバッグ基布の1片または複数片を袋状に縫製することによって形成される。また、このエアバッグ110は、予め所定の態様にて折り畳まれた折り畳み状態でリテーナー140に収容される。ここでいう「所定の態様」としては、エアバッグ110をロール状に巻き取るようなロール折り態様、エアバッグ110を蛇腹状に折り畳むような蛇腹折り態様、またこれらを複合した折り態様等が典型的である。ここでいうエアバッグ110が、本発明における「乗員拘束用のエアバッグ」に相当する。
インフレータ120は、袋状に構成されたエアバッグ110の内部空間に展開膨張用のガスを発生するガス発生部122を内蔵する。ガス発生部122は、ハーネス124を介して制御ユニット130と接続されており、制御ユニット130からの制御信号の出力によって作動して展開膨張用のガスを発生させる。このガス発生部122にて発生したこの展開膨張用のガスは、ガス流通経路(図示省略)を通じてエアバッグ110の内部に供給されることとなる。この制御ユニット130は、既知の構成のCPU(演算装置)、ROM、RAM、入出力装置及び周辺装置(いずれも図示省略)等を用いて構成される。また、この制御ユニット130は、車両側の構成要素である車両情報検知手段170に接続されており、この車両情報検知手段170からの情報に基づいてガス発生部122に対し制御信号を出力する。車両情報検知手段170として典型的には、車両に作用する加速度等に基づいて車両衝突発生を検知する衝突検知センサが用いられる。ここでいうインフレータ120が、本発明における「ガス供給部」に相当する。
リテーナー140は、前記構成のエアバッグ110及びインフレータ120を収容する機能を有する有底箱状のケース体として構成される。具体的には、リテーナー140の収容空間142において、その下部にインフレータ120が収容され、収容されたこのインフレータ120の上方にエアバッグ110が収容される。このリテーナー140の上部には、収容状態のエアバッグ110の展開膨張を許容するべく開口するエアバッグ開口144が形成され、当該エアバッグ110は、車両事故発生の際にこのエアバッグ開口144を通じて展開膨張しつつ図1中の矢印10方向へと突出する。このリテーナー140は、金属材料や樹脂材料からなる成形品を用いて構成される。ここでいうリテーナー140が、本発明における「エアバッグ収容部」に相当し、このリテーナー140のエアバッグ開口144が、本発明における「エアバッグ開口」に相当する。
エアバッグカバー150は、エアバッグ110がリテーナー140に収容された収容状態において、このリテーナー140のエアバッグ開口144を上方から覆う樹脂材料製の部材として構成とされる。これにより、エアバッグ110の車両乗員側がエアバッグカバー150によって覆われる。このエアバッグカバー150は、具体的には、エアバッグ開口144の開口平面に沿って水平状に延在する平板部152と、この平板部152からリテーナー140の壁部分に沿って立設する立設部154を備え、立設部154にてリテーナー140側に取り付け固定される。また、特に図示しないものの、このエアバッグカバー150には、平板部152或いは立設部154における板厚が相対的に減肉された減肉部分、いわゆるテアラインが設けられている。このエアバッグカバー150は、車両衝突のような車両事故の際、エアバッグ110の展開膨張時の加重によってテアラインにて開裂してエアバッグ開口144を開放状態とし、エアバッグ110がこのエアバッグ開口144を通じてリテーナー140外へと突出するのを許容する。このエアバッグカバー150が、本発明における「エアバッグカバー」に相当する。
エアバッグ保持体160は、所定の態様にて折り畳まれた折り畳み状態のエアバッグ110の外表面に透光性のフィルムシートを被着状に設けることで、このエアバッグ110の折り畳み形状を保持(「維持」ともいう)する機能を有する部材である。ここでいうエアバッグ保持体160が、本発明における「エアバッグ保持体」に相当する。このエアバッグ保持体160は、下部フィルムシート161及び上部フィルムシート162を互いに接合して袋状とし、これら下部フィルムシート161と上部フィルムシート162との間に折り畳み状態のエアバッグ110を挟み込むことによって構成される。ここで、本実施の形態の折り畳み状態のエアバッグ110の折り畳み形状がエアバッグ保持体160によって保持される様子が図2に示される。また、図2中のエアバッグ保持体160のA−A線に関する断面構造が図3に示され、図2中のエアバッグ保持体160のB−B線に関する断面構造が図4に示される。
図2に示すように、本実施の形態のエアバッグ保持体160を構成する二片の下部フィルムシート161及び上部フィルムシート162は、いずれも透光性を有するシート状のフィルムシートからなる。このエアバッグ保持体160は、下部フィルムシート161の外周縁部と上部フィルムシート162の外周縁部とが互いに重ね合わせられ熱溶着部163にて互いに熱溶着(接合)されて袋形状とされる。本実施の形態では、折り畳み状態のエアバッグ110をこれら下部フィルムシート161及び上部フィルムシート162にて挟み込んだうえで、各フィルムシートの外縁部同士を熱溶着して密封する。これによって、エアバッグ保持体160は、これら下部フィルムシート161及び上部フィルムシート162が、折り畳み状態のエアバッグ110の外表面全体を包んだエアバッグ梱包状態(「密封状態」、「密閉状態」、「パック状態」ともいう)とされる。このエアバッグ保持体160によるエアバッグ梱包状態においては、折り畳み状態のエアバッグ110の折り畳み形状がエアバッグ保持体160によって確実に保持されることとなる。
なお、このエアバッグ梱包状態に関しては、折り畳み状態のエアバッグ110をその外方から袋形状のフィルムシートを介して圧縮することによって当該エアバッグ110を減容化させるように構成するのが好ましい。折り畳み状態のエアバッグ110の圧縮に関しては、当該エアバッグ110を袋形状のフィルムシートに収容した状態でこのフィルムシート内を真空引きによって減圧化したり、或いはこのフィルムシート自体を外部から加圧することによって可能とされる。このような構成によれば、エアバッグ保持体160によって保持された折り畳み状態のエアバッグ110が占める大きさを抑えることができ、エアバッグ装置100全体のコンパクト化が図られる。
図3に示すように、本実施の形態のエアバッグ保持体160では、下部フィルムシート161及び上部フィルムシート162は、いずれもそのフィルム断面方向或いはシート断面方向に関し第1樹脂層及び第2樹脂層が積層状に配された二層構造のフィルムシートとされる。また、このエアバッグ保持体160では、下部フィルムシート161及び上部フィルムシート162は、下部フィルムシート161側の第1樹脂層161aと、上部フィルムシート162の第1樹脂層162aが対向するように配設される。
第1樹脂層161a,162aは、エアバッグ110が直に接触するエアバッグ側の樹脂層であり、成形状態において透光性であり、且つ熱溶着性の樹脂層として構成される。この第1樹脂層161a,162aが、本発明における「熱溶着性樹脂層」に相当する。一方、第2樹脂層161b,162bは、第1樹脂層161a,162aの外側に設けられてエアバッグ110とは直接的に接触しない樹脂層であり、成形状態において透光性であり、且つ高強度性の樹脂層として構成される。なお、本実施の形態のエアバッグ保持体160としてのフィルムシートは、第1樹脂層160aの部位と、第2樹脂層160bの部位を有する一体成形状の単一のフィルムシートであってもよいし、或いは第1樹脂層160aからなるフィルムシートと、第2樹脂層160bからなるフィルムシートを互いに積層状に重ね合わせた構成のものであってもよい。
また、本実施の形態では、リテーナー140にて収容状態のエアバッグ110の上方に位置する上部フィルムシート162の上面に、断面方向に関する減肉部分(「脆弱部分」ともいう)が連続線状に形成された部位、いわゆるテアライン164が設けられる構成になっている。図4に示すように、このテアライン164は、典型的には上部フィルムシート162の第1樹脂層162a及び第2樹脂層162bのうちの第2樹脂層162bに形成される。このテアライン164の形成方法に関しては、第2樹脂層162bにレーザー加工を施すことによってフィルムを脆弱化させる方法や、アイロンなどによる加熱によって第2樹脂層162bを脆弱化させる方法等を適宜採用することができる。この場合、テアライン164のフィルム断面方向に関する減肉深さは、第2樹脂層162bの肉厚の範囲内で適宜設定することが可能である。例えば、テアライン164における強度が、折り畳み状態のエアバッグ110に対するエアバッグ保持体160のエアバッグ保持力(実質的には熱溶着部163における溶着強度)を下回るように、テアライン164のフィルム断面方向に関する減肉深さを設定するのが好ましい。
上記構成のエアバッグ装置100によれば、折り畳み状態のエアバッグ110の外表面全体を包む袋形状とされたフィルムシートからなるエアバッグ保持体160を用いることによって、折り畳み状態のエアバッグ110の折り畳み形状が形崩れするのを防止して、この折り畳み形状を確実に保持することが可能となる。これにより、エアバッグ110の折り畳み形状の保持に関し品質の安定化を図ることが可能となる。また、本実施の形態では、エアバッグ110の外表面全体をフィルムシートが包む構成ゆえ、エアバッグ保持体側の構造に影響されてエアバッグ110の折り畳み態様が制限されるようなことがない。また、折り畳み状態のエアバッグ110を袋形状とされたフィルムシートによって密封することによって、エアバッグ110の劣化を抑えることが可能となる。
また、本実施の形態では、エアバッグ保持体160が透光性のフィルムシートからなるため、折り畳み状態のエアバッグ110の折り畳み形状を保持する本来の機能に加えて、エアバッグ保持体160の装着時及び装着後にて当該エアバッグ110の折り畳み状態を視認可能とする機能を併せ持つ。フィルムシートの透光性に関しては、その透光度合いの大小は問わず、そのフィルムシートを透して視認が可能であればよい。このフィルムシートとしては、透明のフィルムシートをはじめ半透明のフィルムシート(乳白色状や着色状のもの)を適宜用いることができる。エアバッグ装置100のこのような構成によれば、折り畳み状態のエアバッグ110の折り畳み形状が形崩れすることなく保持(維持)されているかを必要に応じエアバッグ保持体160を透して視認することができるため、このエアバッグ110の折り畳み形状の保持に関し品質の安定化を図ることが可能となる。
また、上記構成のエアバッグ装置100において、車両事故発生時にエアバッグ110が展開膨張する際、この展開膨張力がエアバッグ保持体160の内周面に作用する。この場合、エアバッグ保持体160のテアライン164における強度が、折り畳み状態のエアバッグ110に対するフィルムシートの保持力を下回るように構成することによって、当該エアバッグ保持体160はテアライン164にて開裂してエアバッグ110の折り畳み形状の保持を解除するとともに、エアバッグカバー150側へと向かうこのエアバッグ110の展開膨張動作及び突出動作を許容する。このとき、本実施の形態のエアバッグ保持体160では、外側に高強度性の第2樹脂層161b及び第2樹脂層162bを配することによってエアバッグ保持体160自体のフィルム強度を確保することが可能となるため、エアバッグ保持体160の装着後においても折り畳み状態のエアバッグ110の折り畳み形状を、より確実に保持するのに効果的である。
このように本実施の形態では、エアバッグ保持体160を構成するフィルムシートの第1樹脂層161a,162a及び第2樹脂層161b,162bに対し、透光性に加えて強度に関する更なる機能を付与することができ合理的である。
そして、エアバッグ110は、その展開膨張時の加重によってエアバッグカバー150をテアラインにて開裂させて、エアバッグ開口144を通じてリテーナー140外へと突出する。かくして、予定の乗員拘束領域にて展開膨張したエアバッグ110が車両乗員を拘束することとなる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記実施の形態では、第1樹脂層及び第2樹脂層が積層状に配された二層構造のフィルムシートを用いてエアバッグ保持体160を構成する場合について記載したが、本発明では、この二層構造のフィルムシートに更に別の樹脂層が積層状に配された多層構造のフィルムシートを用いてエアバッグ保持体を構成してもよい。この場合、追加される樹脂層として、透光性であり、且つ耐環境劣化性の樹脂層を用いることができる。ここでいう耐環境劣化性の樹脂層とは、耐熱性、耐湿性、耐光性などの耐候性能に優れた樹脂層として規制される。このような耐環境劣化性の樹脂層は、車両のように屋外環境に曝され易い箇所に設置されるエアバッグ装置において特に効果的である。
また、上記実施の形態では、折り畳み状態のエアバッグ110を下部フィルムシート161及び上部フィルムシート162にて挟み込んだうえで、各フィルムシートの外縁部同士を熱溶着して密封する構成について記載したが、本発明ではこの構成にかえて、1片のフィルムシートを折り返して折り畳み状態のエアバッグの外表面全体を包む袋形状とし、当該フィルムシートの両端部同士を熱溶着や接着などによって接合して密封する構成、予め準備された開口袋状のフィルムシート体の開口を通じて折り畳み状態のエアバッグを投入したうえで開口部分を束ねて留め具にて密封する構成を採用することもできる。
また、上記実施の形態では、自動車の運転席に着座する車両乗員に対応して装備されるエアバッグ装置について記載したが、運転席以外の車両乗員、例えば助手席や後部席に着座する車両乗員、更には車外の歩行者に対応して装備されるエアバッグ装置の構成に対して本発明を適用することもできる。車外の歩行者を拘束するエアバッグ装置に関しては、典型的には当該エアバッグ装置を車両ボンネット部やカウル部、Aピラー部等に装着することができる。
また、上記実施の形態では、自動車車両に搭載されるエアバッグ装置について記載したが、自動車以外の車両、例えばトラック、バス、電車、船舶、オートバイ等におけるエアバッグ装置の構成に対して本発明を適用することもできる。
本発明における「エアバッグ装置」の一実施の形態であるエアバッグ装置100の断面構造を示す図である。 本実施の形態の折り畳み状態のエアバッグ110がエアバッグ保持体160によって保持される様子を示す図である。 図2中のエアバッグ保持体160のA−A線に関する断面構造を示す図である。 図2中のエアバッグ保持体160のB−B線に関する断面構造を示す図である。
100 エアバッグ装置
110 エアバッグ
120 インフレータ
122 ガス発生部
124 ハーネス
130 制御ユニット
140 リテーナー
142 収容空間
144 エアバッグ開口
150 エアバッグカバー
152 平板部
154 立設部
160 エアバッグ保持体
161 下部フィルムシート
161a,162a 第1樹脂層
161b,162b 第2樹脂層
162 上部フィルムシート
163 熱溶着部
164 テアライン
170 車両情報検知手段

Claims (2)

  1. 車両に搭載されるエアバッグ装置であって、
    エアバッグと、
    所定の態様で折り畳まれた折り畳み状態の前記エアバッグを収容するとともに、このエアバッグの展開膨張を許容するエアバッグ開口を有するエアバッグ収容部と、
    前記エアバッグ開口を覆うエアバッグカバーと、
    車両事故発生の際、前記エアバッグを展開膨張領域に展開膨張させるべく、当該エアバッグにエアバッグ膨張用ガスを供給するインフレータと、
    前記エアバッグ収容部と前記エアバッグカバーとによって区画される区画領域内において、前記インフレータを除き前記エアバッグ収容部に収容された折り畳み状態の前記エアバッグの外表面に被着されて、当該エアバッグの折り畳み形状を保持するエアバッグ保持体と、
    を備え、
    前記エアバッグ保持体は、それぞれ透光性であり且つ熱溶着性を有する熱溶着性樹脂層を含む上部フィルムシート及び下部フィルムシートを、各フィルムシートの熱溶着性樹脂層側が内方に配設されるように互いに対向させたうえで、各フィルムシートの外縁部同士の熱溶着で接合した、折り畳み状態の前記エアバッグの外表面全体を包む袋形状のフィルムシートとして構成され、
    前記上部フィルムシート及び下部フィルムシートはそれぞれ、断面方向に関し第1樹脂層及び第2樹脂層が積層状に配された構成とされ、前記第1樹脂層は、透光性であり且つ前記熱溶着性樹脂層として当該エアバッグの外表面に被着され、前記第2樹脂層は、透光性であり且つ高強度性の樹脂層として、前記第1樹脂層を挟んで前記エアバッグと反対側に配置された構成であることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1記載のエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグ保持体は、折り畳み状態の前記エアバッグを当該エアバッグの外方から袋形状の前記フィルムシートを介して圧縮することによって当該エアバッグを減容化させた構成であることを特徴とするエアバッグ装置。
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