JP2817531B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2817531B2
JP2817531B2 JP22518692A JP22518692A JP2817531B2 JP 2817531 B2 JP2817531 B2 JP 2817531B2 JP 22518692 A JP22518692 A JP 22518692A JP 22518692 A JP22518692 A JP 22518692A JP 2817531 B2 JP2817531 B2 JP 2817531B2
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fuse
wiring layer
layer
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semiconductor device
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正治 菊地
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
メモリ回路におけるヒューズの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置には冗長回路としての
ヒューズが設けられる。このヒューズは、例えばメモリ
回路において1つの半導体装置内にある幾つかのメモリ
セルのうち、一部が不良となった場合、その部分を使用
しないようにするときに、外部よりレーザ光でヒューズ
を溶断し、接続を切り換えるために使用している。図3
にその一例の断面図を示すように、基板1上にCVD法
により多結晶シリコンを全面に成長させ、フォトリソグ
ラフィによりヒューズ部のみを残しウェットエッチング
してヒューズ2を形成する。その後、窒化膜等の第1層
間絶縁膜3を形成し、ヒューズの両端に当たる部分にス
ルーホールを開け、更にその上に形成した第1配線層4
と接続する。その上に無機系又は有機系の絶縁膜である
第2層間膜5,第3層間膜7を積層し、第3層間膜7に
ヒューズ用の窓を開けている。ヒューズ2の溶断に際し
ては、第3層間膜7の窓を通してレーザ光を照射し、ヒ
ューズ2を加熱溶断させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のヒューズで
は、使用する多結晶シリコンは素子の引出し電極として
も用いるため、配線層より下の層に形成する必要があ
る。このような構造の場合、配線層が1,2層ならばヒ
ューズを溶断するためのレーザ光は充分ヒューズ迄で到
達されるため、溶断を容易に行うことができる。また、
配線層が3層程度でも、上層の層間膜に窓を開けること
によりヒューズの溶断は可能である。
【0004】しかし、近年配線の多層化が進んでおり、
5〜7層となった場合、層間膜が非常に厚くなるためレ
ーザ光がヒューズに達するまでに減衰してしまい、ヒュ
ーズの溶断ができなくなるおそれがある。また、ヒュー
ズ上部の多数の層間膜に窓を開けようとしても、5〜7
層では層間膜の厚さが数μmになってしまい、窓を開け
ることが困難になる。更に、ヒューズを配線層の上層に
作成しようとしても、通常の減圧CVD法では多結晶シ
リコンの成長温度が 650℃と高いため、下層に形成した
配線層にダメージを与えるため、ヒューズを作成するこ
とが困難になる。本発明の目的は、多層配線に適したヒ
ューズ構造を有する半導体装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、多層配線構造
に設けられる多結晶シリコンのヒューズを、低温CVD
法により形成し、かつ多層配線構造の最上配線層又は最
上配線層の直下の層に形成する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の断面図である。基板1上
に窒化膜等の下地絶縁膜3を形成し、素子と接続するた
めのコンタクトを開けたのち、アルミニウム又は金の第
1配線層4を形成する。その上に、有機又は無機の絶縁
膜である第1層間膜5を形成する。このような層構造を
4層繰り返し、第2配線層6,第2層間膜7,第3配線
層8,第3層間膜9,第4配線層10,第4層間膜1
1,第5配線層12からなる多層配線を形成する。
【0007】次に、アルミニウム又は金からなる第5配
線層12をヒューズ部分のみ配線が切断されるような形
でパターニングする。このようにした後、FIB(フォ
ーカス・イオン・ビーム)を用いた低温CVD法によ
り、第5配線層12のヒューズに当たる部分にタングス
テン膜を2000Åの厚さで選択的に成長させヒューズ13
を形成する。また、このヒューズ13はレーザ光を光源
とした光CVD法を用いてSiH4 ,N2 ,AsH3
原料ガスとした多結晶シリコンを選択的に成長すること
も可能である。その上で、全面にカバー絶縁膜14を形
成し、第5配線層12とヒューズ13を被覆する。
【0008】この構成によれば、ヒューズ13は5層に
形成した配線構造の最上層に形成され、その上にはカバ
ー絶縁膜14が存在しているのみであるため、ヒューズ
13を溶断するためにレーザ光を照射したときには、レ
ーザ光はカバー絶縁膜14を透過するだけでヒューズ1
3に到達されることができ、溶断を容易に行うことがで
きる。一方、第5層までの配線層を形成した後にヒュー
ズ13を形成しているが、このヒューズ13はFIB,
光CVD法等の低温プロセスで形成できるため、他の配
線層にダメージを与えることはない。
【0009】図2は本発明の第2実施例の断面図であ
る。第1実施例と同様に第4層間膜11まで形成する。
その上で、水銀ランプを光源とした光CVD法により、
前記したのと同じ原料ガスにて全面に多結晶シリコンを
成長させ、フォトリソグラフィによりパターニングして
ヒューズ13を形成する。その上に第5層間膜15をを
形成し、ヒューズ13の両端に当たる部分にスルーホー
ルを開け、第5配線層12を形成し、ヒューズ13と第
5配線層12を接続する。更に、その上にカバー絶縁膜
14を形成する。この構成においても、ヒューズが最上
配線層の直下の層に形成されているため、レーザによる
溶断を容易に行うことができる。また、第1乃至第4配
線層を形成した後に低温プロセスによりヒューズ13を
形成しているので、これらの配線にダメージを与えるこ
とはない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、低温プロ
セスで成膜できるFIB法,光CVD法を用いて多層配
線構造の最上配線層又は最上配線層の直下の層へヒュー
ズを形成しているので、5〜7層という今まで以上に厚
い多層配線においても、ヒューズを溶断するためのレー
ザ光を充分ヒューズにまで到達させることができ、ヒュ
ーズの溶断を容易に行うことができると共に、ヒューズ
の形成に際して下層の配線層にダメージを与えることは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の断面図である。
【図3】従来のヒューズ構造の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 3 下地絶縁膜 4,6,8,10 第1,第2,第3,第4配線層 5,7,9,11 第1,第2,第3,第4層間膜 12 第5配線層 13 ヒューズ 14 カバー絶縁膜 15 第5層間膜

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線層と層間膜とで多層配線構造を有
    し、かつその配線層の一部に多結晶シリコンで形成した
    ヒューズを有する半導体装置において、前記ヒューズは
    低温CVD法により形成され、かつ多層配線構造の最上
    配線層又は最上配線層の直下の層に形成されたことを特
    徴とする半導体装置。
JP22518692A 1992-07-31 1992-07-31 半導体装置 Expired - Lifetime JP2817531B2 (ja)

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US6218721B1 (en) 1997-01-14 2001-04-17 Nec Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same

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