JP2815923B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2815923B2 JP2815923B2 JP1246066A JP24606689A JP2815923B2 JP 2815923 B2 JP2815923 B2 JP 2815923B2 JP 1246066 A JP1246066 A JP 1246066A JP 24606689 A JP24606689 A JP 24606689A JP 2815923 B2 JP2815923 B2 JP 2815923B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 レーザプリンタなどに設けられて用紙を供給するため
の給紙装置に関し、 作像機器などに組み込まれた給紙装置に対するメンテ
ナンスの容易化及び安全化を図ることを目的とし、 多数枚の用紙が収納された収納容器から、当該用紙を
回転駆動するピックローラにより取り出し、搬送ローラ
装置及びリバースローラの回転によって後工程へ１枚ず
つ送り出すための給紙装置において、前記ピックロー
ラ、前記搬送ローラ装置、及び前記リバースローラが、
フレームに一体的に装着されてユニット化されており、
前記フレームはスライド支持部材によって本体フレーム
に対して正規の使用位置から一方向に引き出し可能に支
持され、前記ピックローラ及び前記搬送ローラ装置は、
軸の端部に設けられたカップリングの回転によって互い
に同じ方向に回転するように動力が伝達されており、前
記リバースローラは、前記軸とは独立して回転可能な軸
の端部に設けられたカップリングの回転によって回転す
るように動力が伝達されており、前記本体フレームに
は、前記２つのカップリングに対してそれぞれ回転方向
に係合可能で且つ軸方向に挿脱可能な２つの駆動側カッ
プリング、及び前記２つの駆動側カップリングをそれぞ
れ独立して回転駆動する２つのモータが設けられ、前記
フレームが前記正規の使用位置にあるときに前記２つの
カップリングと前記２つの駆動側カップリングとがそれ
ぞれ結合することによって、前記ピックローラ及び前記
搬送ローラ装置並びに前記リバースローラが前記２つの
モータによってそれぞれ回転駆動可能とされ、前記フレ
ームが前記正規の使用位置から一方向に引き出されたと
きに前記２つのカップリングと前記２つの駆動側カップ
リングとのそれぞれの結合が外れるように構成されてな
る。
の給紙装置に関し、 作像機器などに組み込まれた給紙装置に対するメンテ
ナンスの容易化及び安全化を図ることを目的とし、 多数枚の用紙が収納された収納容器から、当該用紙を
回転駆動するピックローラにより取り出し、搬送ローラ
装置及びリバースローラの回転によって後工程へ１枚ず
つ送り出すための給紙装置において、前記ピックロー
ラ、前記搬送ローラ装置、及び前記リバースローラが、
フレームに一体的に装着されてユニット化されており、
前記フレームはスライド支持部材によって本体フレーム
に対して正規の使用位置から一方向に引き出し可能に支
持され、前記ピックローラ及び前記搬送ローラ装置は、
軸の端部に設けられたカップリングの回転によって互い
に同じ方向に回転するように動力が伝達されており、前
記リバースローラは、前記軸とは独立して回転可能な軸
の端部に設けられたカップリングの回転によって回転す
るように動力が伝達されており、前記本体フレームに
は、前記２つのカップリングに対してそれぞれ回転方向
に係合可能で且つ軸方向に挿脱可能な２つの駆動側カッ
プリング、及び前記２つの駆動側カップリングをそれぞ
れ独立して回転駆動する２つのモータが設けられ、前記
フレームが前記正規の使用位置にあるときに前記２つの
カップリングと前記２つの駆動側カップリングとがそれ
ぞれ結合することによって、前記ピックローラ及び前記
搬送ローラ装置並びに前記リバースローラが前記２つの
モータによってそれぞれ回転駆動可能とされ、前記フレ
ームが前記正規の使用位置から一方向に引き出されたと
きに前記２つのカップリングと前記２つの駆動側カップ
リングとのそれぞれの結合が外れるように構成されてな
る。
本発明は、レーザプリンタなどに設けられて用紙を供
給するための給紙装置に関する。
給するための給紙装置に関する。
近年におけるレーザプリンタや複写機などの作像機器
の高速化にともなって、例えば給紙装置のピックローラ
やベルトなどのように用紙と直接に接触する部品の摩耗
が早まり、部品の交換頻度が増大している。そのため、
点検又は部品の交換などのメンテナンスが容易で安全な
給紙装置が要望されている。
の高速化にともなって、例えば給紙装置のピックローラ
やベルトなどのように用紙と直接に接触する部品の摩耗
が早まり、部品の交換頻度が増大している。そのため、
点検又は部品の交換などのメンテナンスが容易で安全な
給紙装置が要望されている。
単票の用紙（カット用紙）上に画像を形成するレーザ
プリンタや複写機などの作像機器には、多数枚の用紙を
収納可能な収容容器と、収納容器から用紙を取り出して
作像部へ自動給紙する給紙装置とが組み込まれている。
プリンタや複写機などの作像機器には、多数枚の用紙を
収納可能な収容容器と、収納容器から用紙を取り出して
作像部へ自動給紙する給紙装置とが組み込まれている。
一般的な作像機器では、複数の収納容器と各収納容器
に対応する複数の給紙装置とが備えられ、サイズの異な
る複数の用紙の内の１つを選択可能となっている。
に対応する複数の給紙装置とが備えられ、サイズの異な
る複数の用紙の内の１つを選択可能となっている。
ところで給紙装置は、収納容器内に重ねられた用紙を
１枚ずつ繰り出すための回転駆動するピックローラ、及
び、繰り出された用紙を作像部へ送り出すために搬送ロ
ーラ間に装着されて走行するベルトなどから構成されて
いる。
１枚ずつ繰り出すための回転駆動するピックローラ、及
び、繰り出された用紙を作像部へ送り出すために搬送ロ
ーラ間に装着されて走行するベルトなどから構成されて
いる。
これらピックローラ、搬送ローラ、及びベルトは、モ
ータなどの回転駆動源によって作像のタイミングに同期
して駆動される。
ータなどの回転駆動源によって作像のタイミングに同期
して駆動される。
従来より、収納容器は、用紙の補給が容易なように、
その機構や配置が工夫されている。
その機構や配置が工夫されている。
しかしながら、従来の給紙装置においては、上述のピ
ックローラ、搬送ローラ、及びベルトなどが、作像機器
の内部の奥まった位置において、本体フレームなどに固
定的に装着されており、給紙装置に対するメンテナンス
上の配慮がなされていないという問題があった。
ックローラ、搬送ローラ、及びベルトなどが、作像機器
の内部の奥まった位置において、本体フレームなどに固
定的に装着されており、給紙装置に対するメンテナンス
上の配慮がなされていないという問題があった。
したがって、ピックローラやベルトなどの点検や交換
に際し、これら部品の視認性が悪くメンテナンス作業が
困難なものとなっていた。
に際し、これら部品の視認性が悪くメンテナンス作業が
困難なものとなっていた。
特に、高速の作像機器では、低速のものと比べて給紙
装置における部品の摩耗が早く、部品交換のサイクルが
短いので、困難なメンテナンス作業を度々強いられるこ
とになる。
装置における部品の摩耗が早く、部品交換のサイクルが
短いので、困難なメンテナンス作業を度々強いられるこ
とになる。
本発明は上述の問題に鑑み、作像機器などに組み込ま
れた給紙装置に対するメンテナンスの容易化及び安全化
を図ることを目的としている。
れた給紙装置に対するメンテナンスの容易化及び安全化
を図ることを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決するため、第１図及び第
２図に示すように、多数枚の用紙Ｐが収納された収納容
器13から、当該用紙Ｐを回転駆動するピックローラ51に
より取り出し、搬送ローラ装置52,53,54及びリバースロ
ーラ56の回転によって後工程へ１枚ずつ送り出すための
給紙装置16において、前記ピックローラ51、前記搬送ロ
ーラ装置52,53,54、及び前記リバースローラ56が、フレ
ーム41に一体的に装着されてユニット化されており、前
記フレーム41はスライド支持部材19によって本体フレー
ム17に対して正規の使用位置から一方向に引き出し可能
に支持され、前記ピックローラ51及び前記搬送ローラ装
置52,53,54は、軸の端部に設けられたカップリング81の
回転によって互いに同じ方向に回転するように動力が伝
達されており、前記リバースローラ56は、前記軸とは独
立して回転可能な軸の端部に設けられたカップリング82
の回転によって回転するように動力が伝達されており、
前記本体フレーム17には、前記２つのカップリング81,8
2に対してそれぞれ回転方向に係合可能で且つ軸方向に
挿脱可能な２つの駆動側カップリング81a,82a、及び前
記２つの駆動側カップリング81a,82aをそれぞれ独立し
て回転駆動する２つのモータMT1,MT2が設けられ、前記
フレーム41が前記正規の使用位置にあるときに前記２つ
のカップリング81,82と前記２つの駆動側カップリング8
1a,82aとがそれぞれ結合することによって、前記ピック
ローラ51及び前記搬送ローラ装置52,53,54並びに前記リ
バースローラ56が前記２つのモータMT1,MT2によってそ
れぞれ回転駆動可能とされ、前記フレーム41が前記正規
の使用位置から一方向に引き出されたときに前記２つの
カップリング81,82と前記２つの駆動側カップリング81
a,82aとのそれぞれの結合が外れるように構成されてな
る。
２図に示すように、多数枚の用紙Ｐが収納された収納容
器13から、当該用紙Ｐを回転駆動するピックローラ51に
より取り出し、搬送ローラ装置52,53,54及びリバースロ
ーラ56の回転によって後工程へ１枚ずつ送り出すための
給紙装置16において、前記ピックローラ51、前記搬送ロ
ーラ装置52,53,54、及び前記リバースローラ56が、フレ
ーム41に一体的に装着されてユニット化されており、前
記フレーム41はスライド支持部材19によって本体フレー
ム17に対して正規の使用位置から一方向に引き出し可能
に支持され、前記ピックローラ51及び前記搬送ローラ装
置52,53,54は、軸の端部に設けられたカップリング81の
回転によって互いに同じ方向に回転するように動力が伝
達されており、前記リバースローラ56は、前記軸とは独
立して回転可能な軸の端部に設けられたカップリング82
の回転によって回転するように動力が伝達されており、
前記本体フレーム17には、前記２つのカップリング81,8
2に対してそれぞれ回転方向に係合可能で且つ軸方向に
挿脱可能な２つの駆動側カップリング81a,82a、及び前
記２つの駆動側カップリング81a,82aをそれぞれ独立し
て回転駆動する２つのモータMT1,MT2が設けられ、前記
フレーム41が前記正規の使用位置にあるときに前記２つ
のカップリング81,82と前記２つの駆動側カップリング8
1a,82aとがそれぞれ結合することによって、前記ピック
ローラ51及び前記搬送ローラ装置52,53,54並びに前記リ
バースローラ56が前記２つのモータMT1,MT2によってそ
れぞれ回転駆動可能とされ、前記フレーム41が前記正規
の使用位置から一方向に引き出されたときに前記２つの
カップリング81,82と前記２つの駆動側カップリング81
a,82aとのそれぞれの結合が外れるように構成されてな
る。
用紙Ｐは、ピックローラ51により１枚ずつ送出され、
ベルト54及びリバースローラ56により更に後工程へ１枚
ずつ送り出される。
ベルト54及びリバースローラ56により更に後工程へ１枚
ずつ送り出される。
これらピックローラ51、ベルト54、及びリバースロー
ラ56などが一体的に組み込まれたフレーム41は、スライ
ドレール19によって引き出し可能に支持されており、フ
レーム41を引き出した状態及び押し込んだ状態で、スラ
イドレール19により本体フレーム17に対して支持され
る。
ラ56などが一体的に組み込まれたフレーム41は、スライ
ドレール19によって引き出し可能に支持されており、フ
レーム41を引き出した状態及び押し込んだ状態で、スラ
イドレール19により本体フレーム17に対して支持され
る。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第８図は本発明に係る給紙装置14〜16を有したレーザ
プリンタ１を模式的に示す正面図である。
プリンタ１を模式的に示す正面図である。
レーザプリンタ１は、後述する給紙部10、感光体ドラ
ム21及び図示しないレーザ露光系などによる周知の電子
写真プロセスを用いて用紙Ｐに画像を形成する作像部2
0、及び、排紙トレイ31,32を有した排紙部30から構成さ
れている。なお、Ｌは用紙Ｐの搬送経路を示している。
ム21及び図示しないレーザ露光系などによる周知の電子
写真プロセスを用いて用紙Ｐに画像を形成する作像部2
0、及び、排紙トレイ31,32を有した排紙部30から構成さ
れている。なお、Ｌは用紙Ｐの搬送経路を示している。
給紙部10は、３個の収納容器11〜13、及び各収納容器
11〜13毎にそれぞれ設けられた３個の給紙装置14〜16を
有し、選択されたいずれか１個の収納容器11〜13に収納
されている所定サイズの用紙Ｐを作像部20へ給紙するよ
うになっている。収納容器11は着脱可能な用紙カセット
からなり、収納容器12,13は、給紙に応じて上昇するリ
フト機構を備えたいわゆるホッパー型の容器である。こ
れら各収納容器11〜13に収納しておく用紙Ｐのサイズ及
び材質は適宜選定される。
11〜13毎にそれぞれ設けられた３個の給紙装置14〜16を
有し、選択されたいずれか１個の収納容器11〜13に収納
されている所定サイズの用紙Ｐを作像部20へ給紙するよ
うになっている。収納容器11は着脱可能な用紙カセット
からなり、収納容器12,13は、給紙に応じて上昇するリ
フト機構を備えたいわゆるホッパー型の容器である。こ
れら各収納容器11〜13に収納しておく用紙Ｐのサイズ及
び材質は適宜選定される。
各給紙装置14〜16は、配置の関係から形状に若干の差
異があるが、機構及び機能はほぼ同一である。したがっ
て、以下においては給紙装置16のみについて説明する。
異があるが、機構及び機能はほぼ同一である。したがっ
て、以下においては給紙装置16のみについて説明する。
第３図は本発明に係る給紙装置16の正面図、第４図は
給紙装置16の平面図、第５図は給紙装置16の左側面図、
第６図は給紙装置16の右側面図である。
給紙装置16の平面図、第５図は給紙装置16の左側面図、
第６図は給紙装置16の右側面図である。
これらの図において、フレーム41は、上板41a、下板4
1b、前側板41c、及び奥側板41dが螺子によって互いに固
着されることによって枠状に形成されている。
1b、前側板41c、及び奥側板41dが螺子によって互いに固
着されることによって枠状に形成されている。
フレーム41には、収納容器13に積み重ねられた用紙Ｐ
を上側から１枚ずつ繰り出すためのピックローラ51、搬
送ローラ52,53、搬送ローラ52,53間に掛け渡されて走行
し用紙Ｐを搬送するためのベルト54、ベルト54の張力を
調整するためのテンションローラ55、及び用紙Ｐの送り
を補助するリバースローラ56などが装着されている。
を上側から１枚ずつ繰り出すためのピックローラ51、搬
送ローラ52,53、搬送ローラ52,53間に掛け渡されて走行
し用紙Ｐを搬送するためのベルト54、ベルト54の張力を
調整するためのテンションローラ55、及び用紙Ｐの送り
を補助するリバースローラ56などが装着されている。
第７図はピックローラ51を拡大して示す断面図であ
る。
る。
第７図も参照して、ピックローラ51は、アルミニウム
合金などからなる筒体51a、ベアリング51b,51b、用紙Ｐ
を送る方向にのみ軸62からの回転駆動力が伝達されるワ
ンウエイクラッチベアリング51c、及び、筒体51aの外周
面を覆う合成ゴムなどからなる弾性部材51dを一体化し
たものである。
合金などからなる筒体51a、ベアリング51b,51b、用紙Ｐ
を送る方向にのみ軸62からの回転駆動力が伝達されるワ
ンウエイクラッチベアリング51c、及び、筒体51aの外周
面を覆う合成ゴムなどからなる弾性部材51dを一体化し
たものである。
ピックローラ51は、支持金具61に回転可能に支持され
た軸62の端部に、Ｅ型止め輪63及び止め輪64により軸方
向の移動が規制された状態で装着されている。止め輪64
は合成樹脂からなり、軸62に対して容易に着脱が可能で
あり、この止め輪64を軸62から外し、ピックローラ51を
軸方向に引き抜き又は差し込むことによって、ピックロ
ーラ51を軸62に容易に着脱することが可能である。
た軸62の端部に、Ｅ型止め輪63及び止め輪64により軸方
向の移動が規制された状態で装着されている。止め輪64
は合成樹脂からなり、軸62に対して容易に着脱が可能で
あり、この止め輪64を軸62から外し、ピックローラ51を
軸方向に引き抜き又は差し込むことによって、ピックロ
ーラ51を軸62に容易に着脱することが可能である。
支持金具61は、後述する軸72によって回動可能に支持
されており、ピックローラ51は軸72を中心に回動可能で
ある。軸62の端部は、金具66を介して引っ張りバネ65に
より吊り上げられている。なお、ピックローラ51の位置
は、プリンタ１の電源がオフのときには、第３図〜第６
図に示すようにほぼ水平方向に突出しているが、電源が
オンすれば、図示しない電磁ソレノイドによって軸72を
中心にして下方に移動し、用紙Ｐに押しつけられる。
されており、ピックローラ51は軸72を中心に回動可能で
ある。軸62の端部は、金具66を介して引っ張りバネ65に
より吊り上げられている。なお、ピックローラ51の位置
は、プリンタ１の電源がオフのときには、第３図〜第６
図に示すようにほぼ水平方向に突出しているが、電源が
オンすれば、図示しない電磁ソレノイドによって軸72を
中心にして下方に移動し、用紙Ｐに押しつけられる。
搬送ローラ52,53は、フレーム41に螺子によって取付
けられた支持金具67に回動可能に支持された各軸71,72
の端部に、それぞれの軸71,72と一体回転するように取
付けられている。各搬送ローラ52,53は、上述の止め輪6
4によって軸方向の抜け止めがなされており、止め輪64
を外すことによって容易に着脱が可能である。
けられた支持金具67に回動可能に支持された各軸71,72
の端部に、それぞれの軸71,72と一体回転するように取
付けられている。各搬送ローラ52,53は、上述の止め輪6
4によって軸方向の抜け止めがなされており、止め輪64
を外すことによって容易に着脱が可能である。
軸71の端部には、後述する本体フレーム17に設けられ
たモータMT1（第１図参照）と連結するためのカップリ
ング81が取付けられている。軸71には、奥側板41dの裏
側において図示しないギヤが取付けられており、軸71の
回転によってこのギヤが回転すると、その回転駆動力
は、図示しない中間ギヤ、軸72に取付けられたギヤ73、
中間ギヤ74、軸62に取付けられたギヤ75というように順
次伝達される。これによって、ピックローラ51及び搬送
ローラ52,53が回転し、搬送ローラ52,53に掛け渡された
ベルト54が走行する。これらの回転方向又は走行方向
は、用紙Ｐを送る方向、すなわち第５図において右回転
方向（矢印M1,M2方向）である。
たモータMT1（第１図参照）と連結するためのカップリ
ング81が取付けられている。軸71には、奥側板41dの裏
側において図示しないギヤが取付けられており、軸71の
回転によってこのギヤが回転すると、その回転駆動力
は、図示しない中間ギヤ、軸72に取付けられたギヤ73、
中間ギヤ74、軸62に取付けられたギヤ75というように順
次伝達される。これによって、ピックローラ51及び搬送
ローラ52,53が回転し、搬送ローラ52,53に掛け渡された
ベルト54が走行する。これらの回転方向又は走行方向
は、用紙Ｐを送る方向、すなわち第５図において右回転
方向（矢印M1,M2方向）である。
テンションローラ55は、上板41aに螺子で取付けられ
た支持圧着部材68の先端部に回転可能に取付けられてお
り、支持圧着部材68によって、ベルト54の中央部に弾性
的に押しつけられている。これによって、ベルト54に張
力が加えられるとともに、支持圧着部材68の押圧力を調
整することによって張力が調整される。
た支持圧着部材68の先端部に回転可能に取付けられてお
り、支持圧着部材68によって、ベルト54の中央部に弾性
的に押しつけられている。これによって、ベルト54に張
力が加えられるとともに、支持圧着部材68の押圧力を調
整することによって張力が調整される。
リバースローラ56は、軸83によって回動可能に支持さ
れた取付け金具85に対して回転可能に設けられた軸84に
一体回転するように取付けられている。軸83の端部に
は、本体フレーム17に設けられたモータMT2に連結する
ためのカップリング82が取付けられている。軸83,84に
は、それぞれギヤ76,77が互いに噛み合うように取付け
られており、軸83の回転によって軸84が回転し、これに
よってリバースローラ56が回転する。リバースローラ56
の回転方向は、通常時には、用紙Ｐを送る方向、すなわ
ち第５図において左回転方向（矢印M3方向）であるが、
２枚以上の用紙Ｐを重ねて送った場合にはその逆の方向
に回転する。
れた取付け金具85に対して回転可能に設けられた軸84に
一体回転するように取付けられている。軸83の端部に
は、本体フレーム17に設けられたモータMT2に連結する
ためのカップリング82が取付けられている。軸83,84に
は、それぞれギヤ76,77が互いに噛み合うように取付け
られており、軸83の回転によって軸84が回転し、これに
よってリバースローラ56が回転する。リバースローラ56
の回転方向は、通常時には、用紙Ｐを送る方向、すなわ
ち第５図において左回転方向（矢印M3方向）であるが、
２枚以上の用紙Ｐを重ねて送った場合にはその逆の方向
に回転する。
リバースローラ56は、動作時には、取付け金具85が支
持部材87により支持されることによってベルト54に軽く
押しつけられているが、リバースローラ56の交換などの
メンテナンス時には、ハンドル89（第３図参照）によっ
て操作軸88を回動させることにより支持部材87が外れ、
取付け金具85が軸83を中心として第５図の左方向に若干
回動し、これによってリバースローラ56がベルト54から
離れるようになっている。
持部材87により支持されることによってベルト54に軽く
押しつけられているが、リバースローラ56の交換などの
メンテナンス時には、ハンドル89（第３図参照）によっ
て操作軸88を回動させることにより支持部材87が外れ、
取付け金具85が軸83を中心として第５図の左方向に若干
回動し、これによってリバースローラ56がベルト54から
離れるようになっている。
フレーム41の内側には、用紙Ｐを案内するための下ガ
イド板91及び上ガイド板92が螺子によって取付けられて
いる（第３図及び第５図参照）。
イド板91及び上ガイド板92が螺子によって取付けられて
いる（第３図及び第５図参照）。
上述のように、必要な部品がフレーム41に装着されて
ユニット化された給紙装置16は、スライドレール19によ
って給紙部の本体フレーム17に取付けられて引き出し可
能となっている（第５図及び第６図参照）。
ユニット化された給紙装置16は、スライドレール19によ
って給紙部の本体フレーム17に取付けられて引き出し可
能となっている（第５図及び第６図参照）。
スライドレール19は、固定レール19a、中間レール19
b、及び及び可動レール19cからなる。固定レール19a
は、本体フレーム17に固定された基枠18に取付けられ、
可動レール19cはフレーム41の下板41bに取付けられてい
る。前側板41cには、給紙装置16を引き出すための把手9
0が取付けられている。
b、及び及び可動レール19cからなる。固定レール19a
は、本体フレーム17に固定された基枠18に取付けられ、
可動レール19cはフレーム41の下板41bに取付けられてい
る。前側板41cには、給紙装置16を引き出すための把手9
0が取付けられている。
第１図は給紙装置16の使用状態を示す正面図、第２図
は給紙装置16を引き出した状態を示す正面図である。
は給紙装置16を引き出した状態を示す正面図である。
第１図において、本体フレーム17には、給紙装置16を
駆動するためのモータMT1,MT2が取付けられており、給
紙装置16を正規の使用位置にまで押し込んだときに、そ
れぞれのモータMT1,MT2の軸に設けられたカップリング8
1a,82aと噛み合って連結される。
駆動するためのモータMT1,MT2が取付けられており、給
紙装置16を正規の使用位置にまで押し込んだときに、そ
れぞれのモータMT1,MT2の軸に設けられたカップリング8
1a,82aと噛み合って連結される。
モータMT1,MT2が適正に制御されて回転駆動すること
により、給紙装置16のピックローラ51、ベルト54、リバ
ースローラ56などが所定のタイミングで回転し、収納容
器13に収納された一番上の用紙Ｐが送り出される。
により、給紙装置16のピックローラ51、ベルト54、リバ
ースローラ56などが所定のタイミングで回転し、収納容
器13に収納された一番上の用紙Ｐが送り出される。
給紙装置16のメンテナンスを行うときには、把手90を
持って引っ張ることにより、給紙装置16が引き出され
る。
持って引っ張ることにより、給紙装置16が引き出され
る。
第２図において、給紙装置16が引き出されると、ピッ
クローラ51、ベルト54などの消耗部品が本体フレーム17
の外側に出てくるため、これらの点検又は交換などを容
易に行うことが可能となる。
クローラ51、ベルト54などの消耗部品が本体フレーム17
の外側に出てくるため、これらの点検又は交換などを容
易に行うことが可能となる。
例えば、ピックローラ51は止め輪64を外すことにより
容易に交換できる。ベルト54は、テンションローラ55を
持ち上げて緩ませることにより容易に交換できる。ま
た、搬送ローラ52,53は、ベルト54を外した状態で止め
輪64を外すことにより、リバースローラ56はハンドル89
を回してベルト54から離すことにより、それぞれ容易に
交換することができる。
容易に交換できる。ベルト54は、テンションローラ55を
持ち上げて緩ませることにより容易に交換できる。ま
た、搬送ローラ52,53は、ベルト54を外した状態で止め
輪64を外すことにより、リバースローラ56はハンドル89
を回してベルト54から離すことにより、それぞれ容易に
交換することができる。
また、給紙装置16を引き出したときには、カップリン
グ81,82とモータMT1,MT2との連結は外れる。このため、
ピックローラ51、搬送ローラ52,53、テンションローラ5
5、及びリバースローラ56の回転が停止する。
グ81,82とモータMT1,MT2との連結は外れる。このため、
ピックローラ51、搬送ローラ52,53、テンションローラ5
5、及びリバースローラ56の回転が停止する。
上述の実施例によると、給紙装置16をユニット化して
本体フレーム17の外方へ引き出し可能としたので、給紙
装置16の点検及び部品の交換のためのメンテナンス作
業、及び用紙Ｐが詰まったときの点検及び復旧のための
作業などが極めて容易となる。また、ピックローラ51や
搬送ローラ52,54などを着脱が容易な合成樹脂製の止め
輪64により抜け止めを行ったので、特別な工具を用いる
ことなく、これらを容易に交換することができる。給紙
装置16を引き出したときには、上述したように、ピック
ローラ51、搬送ローラ52,53、テンションローラ55、及
びリバースローラ56の回転が停止するため、各構成部品
の点検又は交換作業を安全に行うことができる。
本体フレーム17の外方へ引き出し可能としたので、給紙
装置16の点検及び部品の交換のためのメンテナンス作
業、及び用紙Ｐが詰まったときの点検及び復旧のための
作業などが極めて容易となる。また、ピックローラ51や
搬送ローラ52,54などを着脱が容易な合成樹脂製の止め
輪64により抜け止めを行ったので、特別な工具を用いる
ことなく、これらを容易に交換することができる。給紙
装置16を引き出したときには、上述したように、ピック
ローラ51、搬送ローラ52,53、テンションローラ55、及
びリバースローラ56の回転が停止するため、各構成部品
の点検又は交換作業を安全に行うことができる。
したがって、レーザプリンタ１のユーザサイドにおい
て給紙装置16のメンテナンスが可能となり、故障の際に
迅速に復旧することが可能となって、レーザプリンタ１
の稼働率が向上する。
て給紙装置16のメンテナンスが可能となり、故障の際に
迅速に復旧することが可能となって、レーザプリンタ１
の稼働率が向上する。
上述の実施例においては、３個の給紙装置14,15,16を
それぞれユニット化し、給紙部10の本体フレーム17に対
して引き出し可能とするものとして説明したが、例えば
使用頻度の高い１個の給紙装置のみをユニット化するよ
うにしてもよい。
それぞれユニット化し、給紙部10の本体フレーム17に対
して引き出し可能とするものとして説明したが、例えば
使用頻度の高い１個の給紙装置のみをユニット化するよ
うにしてもよい。
上述の実施例において、フレーム41、スライドレール
19、ピックローラ51、ベルト54、及びその他の部材の構
造、形状、寸法、材質などは、上述した以外の種々のも
のとすることができる。
19、ピックローラ51、ベルト54、及びその他の部材の構
造、形状、寸法、材質などは、上述した以外の種々のも
のとすることができる。
本発明によれば、作像機器などに組み込まれた給紙装
置に対するメンテナンスの容易化及び安全化を図ること
ができる。
置に対するメンテナンスの容易化及び安全化を図ること
ができる。
第１図は本発明に係る給紙装置の使用状態を示す正面
図、 第２図は本発明に係る給紙装置を引き出した状態を示す
正面図、 第３図は本発明に係る給紙装置の正面図、 第４図は本発明に係る給紙装置の平面図、 第５図は本発明に係る給紙装置の左側面図、 第６図は本発明に係る給紙装置の右側面図、 第７図はピックローラを拡大して示す断面図、 第８図は本発明に係る給紙装置を有したレーザプリンタ
の模式的に示す正面図である。 図において、 13は収納容器、 16は給紙装置、 19はスライドレール（スライド支持部材）、 41はフレーム、 51はピックローラ、 52,53は搬送ローラ（ローラ）、 54はベルト、 Ｐは用紙である。
図、 第２図は本発明に係る給紙装置を引き出した状態を示す
正面図、 第３図は本発明に係る給紙装置の正面図、 第４図は本発明に係る給紙装置の平面図、 第５図は本発明に係る給紙装置の左側面図、 第６図は本発明に係る給紙装置の右側面図、 第７図はピックローラを拡大して示す断面図、 第８図は本発明に係る給紙装置を有したレーザプリンタ
の模式的に示す正面図である。 図において、 13は収納容器、 16は給紙装置、 19はスライドレール（スライド支持部材）、 41はフレーム、 51はピックローラ、 52,53は搬送ローラ（ローラ）、 54はベルト、 Ｐは用紙である。
Claims (1)
- 【請求項１】多数枚の用紙が収納された収納容器から、
当該用紙を回転駆動するピックローラにより取り出し、
搬送ローラ装置及びリバースローラの回転によって後工
程へ１枚ずつ送り出すための給紙装置において、 前記ピックローラ、前記搬送ローラ装置、及び前記リバ
ースローラが、フレームに一体的に装着されてユニット
化されており、 前記フレームはスライド支持部材によって本体フレーム
に対して正規の使用位置から一方向に引き出し可能に支
持され、 前記ピックローラ及び前記搬送ローラ装置は、軸の端部
に設けられたカップリングの回転によって互いに同じ方
向に回転するように動力が伝達されており、 前記リバースローラは、前記軸とは独立して回転可能な
軸の端部に設けられたカップリングの回転によって回転
するように動力が伝達されており、 前記本体フレームには、前記２つのカップリングに対し
てそれぞれ回転方向に係合可能で且つ軸方向に挿脱可能
な２つの駆動側カップリング、及び前記２つの駆動側カ
ップリングをそれぞれ独立して回転駆動する２つのモー
タが設けられ、 前記フレームが前記正規の使用位置にあるときに前記２
つのカップリングと前記２つの駆動側カップリングとが
それぞれ結合することによって、前記ピックローラ及び
前記搬送ローラ装置並びに前記リバースローラが前記２
つのモータによってそれぞれ回転駆動可能とされ、 前記フレームが前記正規の使用位置から一方向に引き出
されたときに前記２つのカップリングと前記２つの駆動
側カップリングとのそれぞれの結合が外れるように構成
されてなる ことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1246066A JP2815923B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1246066A JP2815923B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03106733A JPH03106733A (ja) | 1991-05-07 |
| JP2815923B2 true JP2815923B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17142960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1246066A Expired - Fee Related JP2815923B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2815923B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01277172A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 | Ofic Co | 発熱方法 |
| JPH03147647A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-24 | Mita Ind Co Ltd | 給紙装置 |
| JP2760460B2 (ja) * | 1992-04-24 | 1998-05-28 | シャープ株式会社 | 用紙呼び込み装置 |
| JP4564899B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2010-10-20 | 株式会社リコー | 駆動伝達装置、シート搬送装置および画像形成装置 |
| JP5306271B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2013-10-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 軸部材保持機構、感光体ドラムユニット及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6172535U (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-17 |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1246066A patent/JP2815923B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03106733A (ja) | 1991-05-07 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |