JP2742712B2 - 給紙ローラユニット及びその着脱機構 - Google Patents

給紙ローラユニット及びその着脱機構

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置など
にカットシートを給送するために用いられる、装置本体
に着脱自在とした給紙ローラユニット及び該ユニットの
装置本体への着脱機構に関する。
〔従来の技術〕
一般に、複写機やプリンタ等の画像形成装置などにお
いてカットシートを給送するために用いられる給紙装置
は、シートカセットに積載されたカットシートを一枚ず
つ分離して給送するために、給紙ローラとリタードロー
ラ等からなるリタード方式のシート分離給送機構が用い
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、リタード方式のシート分離給送機構を備え
た給紙装置において、給紙ローラやリタードローラの材
料や形状が重要な役割を果たしており、変形する分離給
送性能が著しく低下するものである。したがって動作中
に給紙ローラやリタードローラが摩耗したりした場合に
は、交換等を必要とするものである。
ところが、従来の給紙装置においては、給紙ローラや
リタードローラは、装置本体のフレームに軸受を介して
支持されている駆動軸に装着されており、したがって給
紙ローラやリタードローラを交換する場合には、軸受を
本体フレームより取り外して装置本体より分離し、更に
駆動軸より取り外し交換するという極めて煩雑な作業を
必要とするという問題点があった。
本発明は、従来の給紙装置における上記問題点を解決
するためになされたもので、給紙ローラ又は給紙ローラ
とリタードローラをユニット化し、簡単な構成で装置本
体に対して容易に着脱できるように構成した給紙ローラ
ユニット及びその着脱機構を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本発明は、シート載置板
上の積載シートに接触してシートを給送するための給紙
ローラと、本体側に設けられた駆動ギアと噛合すること
により前記給紙ローラに駆動力を伝達するための被駆動
ギアと、前記給紙ローラと被駆動ギアとを連通して回転
自在に支持するローラ支持軸と、該ローラ支持軸の一端
に固設された支持板と、該支持板に一端が固設され、前
記本体側の駆動ギアから突出する支軸に嵌合するための
軸受部材とからなる給紙ローラユニットであって、前記
軸受部材を前記本体側に設けられた支軸に嵌合させるこ
とによって被駆動ギアが本体側の駆動ギアと噛合状態と
なると共に、本体側に設けられた係止部材により給紙ロ
ーラユニットが係止されて本体側に装着されるように構
成するものである。
〔作用〕
上記のように構成した給紙ローラユニットは、その軸
受部材を本体側に設けられた駆動ギアの支軸の突出部に
嵌合することによって、被駆動ギアが駆動ギアと噛合さ
れ、係止部材に係止されて位置決め装着される。また係
止部材による係止状態を解除することにより、前記支軸
から軸受部材を抜き出し給紙ローラユニットを容易に取
り外すことができる。
〔実施例〕
以下実施例について説明する。第1図は、本発明に係
る給紙ローラユニットの一実施例を画像形成装置本体に
装着した状態を示す平面図で、シートカセットに積載さ
れているカットシートを一枚ずつ給送している態様を示
している。図において、1はシートカセットで、2はシ
ート載置板であり、その一端が前記シートカセット1の
側板に設けた図示しない支軸の回りに揺動自在に取り付
けられている。そしてシート載置板2の下面とシートカ
セット1の底板との間にはコイルばね3が圧縮されて配
設されており、このコイルばね3によりシート載置板2
は支軸の回りに常に時計方向に付勢され、該シート載置
板2上に積載されているシート4を給紙ローラユニット
5の給紙ローラ6に押圧するようになっている。
7はリタードローラで、プラスチック製円筒状芯部材
の外周に円筒状ゴム部材を圧嵌して構成されており、図
示しないトルクばねを介してリタードローラ支枠8に固
着されているリタードローラ軸9に支持されている。そ
してリタードローラ支枠8は装置本体に支持され時計方
向に回動付勢されている支持軸10に回動可能に支持さ
れ、該支持軸10より突出したピン11を支枠8に係合させ
て、該支枠8を時計方向に回動付勢し、リタードローラ
7を給紙ローラユニット5のリタード駆動ローラ12に圧
接するように構成している。
そして前記リタードローラ7はリタード駆動ローラ12
に直接接触しているときのみ、該駆動ローラ12により回
動させられ、シートをニップしている状態の場合は、前
記トルクばねの作用により回動しないようになってい
る。これにより給紙ローラ6の回動により前進搬送され
たシート載置板2上に積載された上面のシート4は、リ
タード駆動ローラ12により更に前進されるが、もしシー
ト4が複数枚同時に給送されると、最上面へのシートを
除いて他のシートは回転しないリタードローラ7との摩
擦力によって前進が阻止され、重送が防止されるような
っている。
給紙ローラユニット5は、第2図に示すように、支持
板15を備え、該支持板15には側縁部に係止部16が形成さ
れており、更にすべり軸受17と前記給紙ローラ6及びリ
タード駆動ローラ12用の2本の支持軸18,19が、それぞ
れその一端を固定して平行に配設されている。そして2
本の支持軸18,19にはそれぞれ前記給紙ローラ6とリタ
ード駆動ローラ12とを回転自在に支持している。なお前
記給紙ローラ6とリタード駆動ローラ12には、それぞれ
その芯部材の一端部に被駆動ギア20,21が一体的に設け
られている。
このように構成されている給紙ローラユニット5は、
第3図に示す装置本体側に設けられた給紙ローラユニッ
トの装着駆動装置25に装着されるようになっている。第
3図において、26は装置本体に設けられたはり板で、こ
のはり板26には支板27が固設されている。この支板27に
は図示しない駆動源により回転駆動される駆動支軸28が
回転可能に支持されていて、該支軸28の先端部28aは支
板27より突出されており、該支軸28の突出側には支軸27
に沿って駆動ギア29が固設されている。また支板27には
前記給紙ローラユニット5のリタード駆動ローラ12の支
持軸19の他端を係止する小判形係止孔30が形成されてい
る。なお前記支軸28の先端部28aは、必ずしも支軸28と
一体のものでなくてもよく、支軸28とは別個に駆動ギア
29より突出形成するように構成してもよい。
またはり板26にはプラスチックで形成されたレバー付
係止片31が取り付けられている。このレバー付係止片31
は係止片本体32と該本体32の一端に一体的に直立して形
成されたレバー33とで構成されており、係止片本体32に
は中間に切起こしばね片34と先端角部に切欠段部からな
る係止部35とかぎ型折曲部36が形成されている(第4図
参照)。そして切起こしばね片34をはり板26表面に当接
させ、かぎ型接触部36の先端は、はり板26に形成した係
合孔37より突出させて、該係合孔37の縁部に係合できる
ようにし、そしてレバー33の基部に突出形成した固着部
38をはり板26に固着し、レバー33の先端の左右動により
係止片本体32の係止部35を上下動できるようになってい
る。
第4図は、給紙ローラユニット5が装着駆動装置25に
装着された状態を示す図で、すべり軸受17に駆動支軸28
の突出部28aが嵌入され、またリタード駆動ローラ支持
軸19の端部がはり板26の支板27の係止孔30に挿入係止さ
れ(第1図参照)、且つ駆動ギア29に給紙ローラ6及び
リタード駆動ローラ12の各被駆動ギア20,21が噛合し、
給紙ローラユニット5の支持板15の係止部16がはり板26
に固着されているレバー付係止片31の係止部35に係止し
て、これにより給紙ローラユニット5は本体側の装着駆
動装置25に位置決め装着されている。
次に、このように構成した給紙ローラユニット5の装
置本体側への装着,取り外し動作について説明する。ま
ず給紙ローラユニット5を装着するときは、すべり軸受
17の開口部を本体側の装着駆動装置25の駆動支軸28の突
出部28aの先端に当てがいながら、給紙ローラユニット
5の支持板15に設けられた係止部16を、装着駆動装置25
のはり板26に固着されている係止片本体32のレバー33側
の基部に押し当てる。そして係止片本体32と駆動支軸28
の突出先端部28aをガイドにしながら、第3図において
右方向へスライドさせる。
すべり軸受17の先端が駆動支軸28に固着されている駆
動ギア29に当接する位置に達すると、この駆動ギア29に
給紙ローラ6の被駆動ギア20とリタード駆動ローラ12の
被駆動ギア21とがそれぞれ噛合すると共に、リタード駆
動ローラ12の支持軸19の先端が、装着駆動装置25の支板
27に形成されている係止孔30に挿入され、給紙ローラユ
ニット5の回転止めとなる。この状態で係止片本体32の
係止部35が、給紙ローラユニット5の支持板15の係止部
16と係合することにより、スラスト方向、すなわち軸方
向の位置決めとなり、第4図に示す状態となって給紙ロ
ーラユニット5の本体側への装着が完了する。
次に給紙ローラユニット5を、交換などのため本体側
から取り外す場合には、第4図に示す装着状態におい
て、給紙ローラユニット5の給紙ローラ6の被駆動ギア
20と係止片31のレバー33の先端とを、両指で挟み込むよ
うに力を加えることにより、レバー33が矢印方向に変位
し、それにより係止片本体32が矢印方向へ移動し、その
係止部35と給紙ローラユニット5の支持板15の係止部16
との係合が解除される。これにより給紙ローラユニット
5は左方向に移動されて、すべり軸受17が駆動支軸28の
突出先端部28aより抜き出され、給紙ローラユニット5
は装置本体より取り外される。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づいて説明したように、本発明によれ
ば、給紙ローラユニットは本体側の駆動ギアから突出す
る支軸により支持され、係止部材で位置決めされるよう
に構成されているので、簡単な構造で且つ装置本体への
着脱を容易に行うことができる。
また給紙ローラとリタード駆動ローラとを一体的に組
み合わせて給紙ローラユニットを構成しているので、交
換が必要な給紙ローラとリタード駆動ローラとを一体的
に容易に交換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る給紙ローラの実施例を示す平面
図で、装置本体に装着されシートカセットからシートを
給送している態様を示す図、第2図は、第1図に示す給
紙ローラユニットの斜視図、第3図は、装置本体側の給
紙ローラユニットの装着駆動装置を示す斜視図、第4図
は、給紙ローラユニットの装置本体へ装着された状態を
示す断面図である。 図において、1はシートカセット、2はシート載置板、
4は積載シート、5は給紙ローラユニット、6は給紙ロ
ーラ、7はリタードローラ、12はリタード駆動ローラ、
15は支持板、16は係止部、17はすべり軸受、18は給紙ロ
ーラ支持軸、19はリタード駆動ローラ支持軸、20,21は
被駆動ギア、25は装着駆動装置、26ははり板、28は駆動
支軸、28aは突出先端部、29は駆動ギア、30は係止孔、3
1はレバー付係止片、32は係止片本体、33はレバー、35
は係止部を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート載置板上の積載シートに接触してシ
    ートを給送するための給紙ローラと、本体側に設けられ
    た駆動ギアと噛合することにより前記給紙ローラに駆動
    力を伝達するための被駆動ギアと、前記給紙ローラと被
    駆動ギアとを連通して回転自在に支持するローラ支持軸
    と、該ローラ支持軸の一端に固設された支持板と、該支
    持板に一端が固設され、前記本体側の駆動ギアから突出
    する支軸に嵌合するための軸受部材とからなる給紙ロー
    ラユニットであって、前記軸受部材を前記本体側に設け
    られた支軸に嵌合させることによって被駆動ギアが本体
    側の駆動ギアと噛合状態となると共に、本体側に設けら
    れた係止部材により給紙ローラユニットが係止されて本
    体側に装着されるように構成されていることを特徴とす
    る給紙ローラユニット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の給紙ローラユニットにおい
    て、前記支持板に更にリタード駆動ローラとその被駆動
    ギアを回転自在に支持し、給紙ローラユニットが本体側
    に装着されたときに本体側の駆動ギアに前記リタード駆
    動ローラの被駆動ギアが噛合状態となるように構成した
    ことを特徴とする給紙ローラユニット。
  3. 【請求項3】シートを給送するための給紙ローラと、該
    給紙ローラに駆動力を伝達するための被駆動ギアと、前
    記給紙ローラと被駆動ギアとを連通して回転自在に支持
    するローラ支持軸と、該ローラ支持軸の一端に固設され
    た支持板と、該支持板に一端を固設した軸受部材とから
    なる給紙ローラユニットの装置本体側への着脱機構にお
    いて、本体側に前記給紙ローラの被駆動ギアと噛合する
    駆動ギアと、該駆動ギアから突出し前記軸受部材と嵌合
    する支軸と、給紙ローラユニットを係止するための係脱
    可能な係止部材とを設け、前記給紙ローラユニットの軸
    受部材を本体側の支軸に嵌合し被駆動ギアを駆動ギアに
    噛合させることにより、前記係止部材が給紙ローラユニ
    ットに係合して該ローラユニットが本体側に装着され、
    係止部材の係合を解くことにより該ローラユニットを本
    体側から取り外しできるようにしたことを特徴とする給
    紙ローラユニットの着脱機構。
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