JPH0753067A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH0753067A JPH0753067A JP5199485A JP19948593A JPH0753067A JP H0753067 A JPH0753067 A JP H0753067A JP 5199485 A JP5199485 A JP 5199485A JP 19948593 A JP19948593 A JP 19948593A JP H0753067 A JPH0753067 A JP H0753067A
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- JP
- Japan
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- paper
- cassette
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で給紙カセットの抜脱時における
半月コロと給紙カセットとの接触を確実に防止する。 【構成】 ピニオンギヤ22は、ケ−ス部2において給紙
カセット1の着脱方向に延在する側板の上端面に形成さ
れ、駆動軸11によって支持されたピニオンギヤ21には、
その外周面に前記ラックギヤ22に噛合可能な歯部21aお
よびギヤの歯底円に沿った曲面である欠成面21bが形成
されている。給紙カセット1の抜脱時に半月コロ10が非
待機位置にある場合、給紙カセット1を引き抜くと、ラ
ックギヤ22は、ピニオンギヤ21と噛合して駆動軸11を回
転させて、欠成面21bと対向する位置にまでピニオンギ
ヤ21を回転させる。このとき、駆動軸11は、半月コロ10
を待機位置にする位置で回転を停止する。また、給紙カ
セット1の抜脱時に半月コロ10が待機位置にある場合、
ピニオンギヤ21の欠成面21bがラックギヤ22に対向する
位置にあって、ラックギヤ22とピニオンギヤ21とは噛合
しないので、給紙カセット1が抜脱されても、半月コロ
10は待機位置に保持される。
半月コロと給紙カセットとの接触を確実に防止する。 【構成】 ピニオンギヤ22は、ケ−ス部2において給紙
カセット1の着脱方向に延在する側板の上端面に形成さ
れ、駆動軸11によって支持されたピニオンギヤ21には、
その外周面に前記ラックギヤ22に噛合可能な歯部21aお
よびギヤの歯底円に沿った曲面である欠成面21bが形成
されている。給紙カセット1の抜脱時に半月コロ10が非
待機位置にある場合、給紙カセット1を引き抜くと、ラ
ックギヤ22は、ピニオンギヤ21と噛合して駆動軸11を回
転させて、欠成面21bと対向する位置にまでピニオンギ
ヤ21を回転させる。このとき、駆動軸11は、半月コロ10
を待機位置にする位置で回転を停止する。また、給紙カ
セット1の抜脱時に半月コロ10が待機位置にある場合、
ピニオンギヤ21の欠成面21bがラックギヤ22に対向する
位置にあって、ラックギヤ22とピニオンギヤ21とは噛合
しないので、給紙カセット1が抜脱されても、半月コロ
10は待機位置に保持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファックシミリ,プリ
ンタ,複写機等において適用され、用紙束を収納する給
紙カセットと、この給紙カセットから1枚の用紙を分離
して搬送する半月コロとを備えた給紙装置に関するもの
である。
ンタ,複写機等において適用され、用紙束を収納する給
紙カセットと、この給紙カセットから1枚の用紙を分離
して搬送する半月コロとを備えた給紙装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の給紙装置における要部を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【0003】1は給紙装置本体に対して着脱可能に装着
された給紙カセットであり、この給紙カセット1は、上
面が開口したケ−ス部2,ケ−ス部2内で後端部が軸支
された底板3,底板3の揺動端を上方に付勢するスプリ
ング4および底板3上に載置されスプリング4によって
上方に付勢された用紙Pを掛止する分離爪5を備えてい
る。10は外周面が弦方向の平面10aおよび円周方向の摩
擦面10bによって形成された半月コロ、11は半月コロ10
を支持する駆動軸、12は搬送ロ−ラ対である。
された給紙カセットであり、この給紙カセット1は、上
面が開口したケ−ス部2,ケ−ス部2内で後端部が軸支
された底板3,底板3の揺動端を上方に付勢するスプリ
ング4および底板3上に載置されスプリング4によって
上方に付勢された用紙Pを掛止する分離爪5を備えてい
る。10は外周面が弦方向の平面10aおよび円周方向の摩
擦面10bによって形成された半月コロ、11は半月コロ10
を支持する駆動軸、12は搬送ロ−ラ対である。
【0004】半月コロ10は、用紙Pの非給紙時には図示
の待機位置に保持されて、平面10aを用紙P上面に対向
させている。また、用紙Pの給紙時には、駆動軸11が半
月コロ10をA方向に1回転させ、半月コロ10は、摩擦面
10bを用紙P上面に圧接して、1枚または複数枚の用紙
Pを搬送方向に押し出す。分離爪5は、半月コロ10によ
って押し出された用紙Pから上方の1枚の用紙Pを分離
し、この用紙Pは、搬送ロ−ラ対12によって搬送され
る。半月コロ10は、給紙完了後に待機位置に戻り、用紙
Pから再び離間する。
の待機位置に保持されて、平面10aを用紙P上面に対向
させている。また、用紙Pの給紙時には、駆動軸11が半
月コロ10をA方向に1回転させ、半月コロ10は、摩擦面
10bを用紙P上面に圧接して、1枚または複数枚の用紙
Pを搬送方向に押し出す。分離爪5は、半月コロ10によ
って押し出された用紙Pから上方の1枚の用紙Pを分離
し、この用紙Pは、搬送ロ−ラ対12によって搬送され
る。半月コロ10は、給紙完了後に待機位置に戻り、用紙
Pから再び離間する。
【0005】また、給紙カセット1内の全ての用紙Pが
給紙完了したならば、給紙カセット1は、B方向に引き
抜かれて給紙装置本体から取り外され、装置外部で用紙
Pが装填された後に、再び給紙装置本体に装着される。
給紙完了したならば、給紙カセット1は、B方向に引き
抜かれて給紙装置本体から取り外され、装置外部で用紙
Pが装填された後に、再び給紙装置本体に装着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、半月
コロ10は、給紙装置本体からの給紙カセット1の抜脱時
には駆動軸11によって待機位置に保持されている。しか
しながら、紙詰まりや電源の瞬断等の異常が発生した場
合には、異常発生時の位置で半月コロ10が停止してしま
う。このため、半月コロ10は、異常発生時に非待機位置
にあった場合、摩擦面10bがケ−ス部2上端より下方に
下がった状態に保持される。このような状態で給紙カセ
ット1をB方向に引き抜くと、図5の説明図に示すよう
に、給紙カセット1の上端付近と半月コロ10とが接触し
てしまい、無理に給紙カセット1を引き抜くと、半月コ
ロ10の摩擦面10bを傷付けたり、駆動軸11を曲げたりし
て装置を破損させてしまうことがある。
コロ10は、給紙装置本体からの給紙カセット1の抜脱時
には駆動軸11によって待機位置に保持されている。しか
しながら、紙詰まりや電源の瞬断等の異常が発生した場
合には、異常発生時の位置で半月コロ10が停止してしま
う。このため、半月コロ10は、異常発生時に非待機位置
にあった場合、摩擦面10bがケ−ス部2上端より下方に
下がった状態に保持される。このような状態で給紙カセ
ット1をB方向に引き抜くと、図5の説明図に示すよう
に、給紙カセット1の上端付近と半月コロ10とが接触し
てしまい、無理に給紙カセット1を引き抜くと、半月コ
ロ10の摩擦面10bを傷付けたり、駆動軸11を曲げたりし
て装置を破損させてしまうことがある。
【0007】また、上記したような、異常発生時の装置
破損を防止するため、給紙カセット1の上端付近に切欠
きを形成した場合、給紙カセット1の強度が低下すると
いう問題が発生する。
破損を防止するため、給紙カセット1の上端付近に切欠
きを形成した場合、給紙カセット1の強度が低下すると
いう問題が発生する。
【0008】本発明の目的は、簡単な構成で給紙カセッ
トの抜脱時における半月コロと給紙カセットとの接触が
確実に防止される給紙装置を提供することにある。
トの抜脱時における半月コロと給紙カセットとの接触が
確実に防止される給紙装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、装置本体に対して着脱可能
に装着され用紙束を収納する給紙カセットと、非給紙時
に前記給紙カセットから離間する待機位置に保持され、
給紙時に回転するとともに給紙カセットに収納された用
紙束に摩擦面を圧接させて用紙を分離搬送する半月コロ
とを備えた給紙装置において、前記半月コロと同軸にピ
ニオンギヤを設け、かつ装置本体に対する給紙カセット
の抜脱時に半月コロが非待機位置にある場合、前記ピニ
オンギヤに噛合し、給紙カセットの抜脱動作に連動して
半月コロを前記待機位置に回転させるラックギヤを給紙
カセットに設けたことを特徴とする。
め、本発明の第1の手段は、装置本体に対して着脱可能
に装着され用紙束を収納する給紙カセットと、非給紙時
に前記給紙カセットから離間する待機位置に保持され、
給紙時に回転するとともに給紙カセットに収納された用
紙束に摩擦面を圧接させて用紙を分離搬送する半月コロ
とを備えた給紙装置において、前記半月コロと同軸にピ
ニオンギヤを設け、かつ装置本体に対する給紙カセット
の抜脱時に半月コロが非待機位置にある場合、前記ピニ
オンギヤに噛合し、給紙カセットの抜脱動作に連動して
半月コロを前記待機位置に回転させるラックギヤを給紙
カセットに設けたことを特徴とする。
【0010】さらに、第2の手段は、前記ラックギヤ
を、前記給紙カセットにおいて装置本体に対する着脱方
向に延在する側板部と一体に形成したことを特徴とす
る。
を、前記給紙カセットにおいて装置本体に対する着脱方
向に延在する側板部と一体に形成したことを特徴とす
る。
【0011】さらに、第3の手段は、前記ピニオンギヤ
が、前記半月コロが前記待機位置にある場合、前記給紙
カセットの装置本体に対する抜脱時に前記ラックギヤと
非噛合状態になる欠成部を備えたことを特徴とする。
が、前記半月コロが前記待機位置にある場合、前記給紙
カセットの装置本体に対する抜脱時に前記ラックギヤと
非噛合状態になる欠成部を備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の第1の手段によれば、半月コロと同軸に
設けられたピニオンギヤと、装置本体に対する抜脱時に
半月コロが非待機位置にある場合、前記ピニオンギヤに
噛合し、給紙カセットの抜脱動作に連動して半月コロを
前記待機位置に回転させる給紙カセットに設けられたラ
ックギヤとによって、抜脱動作に連動して半月コロが給
紙カセットから離間する待機位置に回転する。
設けられたピニオンギヤと、装置本体に対する抜脱時に
半月コロが非待機位置にある場合、前記ピニオンギヤに
噛合し、給紙カセットの抜脱動作に連動して半月コロを
前記待機位置に回転させる給紙カセットに設けられたラ
ックギヤとによって、抜脱動作に連動して半月コロが給
紙カセットから離間する待機位置に回転する。
【0013】さらに、第2の手段によれば、給紙カセッ
トにおいて装置本体に対する着脱方向に延在する側板部
と一体に形成されたラックギヤによって、部品点数およ
び組立工程数を増加させることなく、ラックギヤが給紙
カセットに形成される。
トにおいて装置本体に対する着脱方向に延在する側板部
と一体に形成されたラックギヤによって、部品点数およ
び組立工程数を増加させることなく、ラックギヤが給紙
カセットに形成される。
【0014】さらに、第3の手段によれば、半月コロが
待機位置にある場合、給紙カセットの装置本体に対する
抜脱時に前記ラックギヤと非噛合状態になる欠成部を備
えたピニオンギヤによって、半月コロが待機位置にある
状態で給紙カセットを装置本体に対して抜脱した場合、
半月コロの回転が防止される。
待機位置にある場合、給紙カセットの装置本体に対する
抜脱時に前記ラックギヤと非噛合状態になる欠成部を備
えたピニオンギヤによって、半月コロが待機位置にある
状態で給紙カセットを装置本体に対して抜脱した場合、
半月コロの回転が防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、図1ないし図3において図4に基づいて
説明した部材に対応する部材については、同一符号を付
して説明を省略する。
明する。なお、図1ないし図3において図4に基づいて
説明した部材に対応する部材については、同一符号を付
して説明を省略する。
【0016】図1は本発明の給紙装置の一実施例におけ
る要部を示す斜視図、図2は本実施例における要部の側
面図である。
る要部を示す斜視図、図2は本実施例における要部の側
面図である。
【0017】21は駆動軸11によって支持されたピニオン
ギヤ、22はケ−ス部2と一体に形成されたラックギヤで
ある。
ギヤ、22はケ−ス部2と一体に形成されたラックギヤで
ある。
【0018】駆動軸11は、半月コロ10をA方向に回転さ
せるトルクの伝達時以外は外力によって回動可能に構成
されている。ラックギヤ22は、ケ−ス部2において底板
に垂設され、かつ給紙カセット1の着脱方向に延在する
側板の上端面に形成されている。ラックギヤ22をケ−ス
部2と一体に形成したことにより、装置の部品点数や組
立工程を増加させることなく、ラックギヤ22を設けるこ
とが可能になるので、コストの増加を抑制できる。ま
た、ピニオンギヤ21には、その外周面に前記ラックギヤ
22に噛合可能な歯部21aおよびギヤの歯底円に沿った曲
面である欠成面21bが形成されており、ラックギヤ22
は、ピニオンギヤ21より歯数が多くなるように構成され
ている。
せるトルクの伝達時以外は外力によって回動可能に構成
されている。ラックギヤ22は、ケ−ス部2において底板
に垂設され、かつ給紙カセット1の着脱方向に延在する
側板の上端面に形成されている。ラックギヤ22をケ−ス
部2と一体に形成したことにより、装置の部品点数や組
立工程を増加させることなく、ラックギヤ22を設けるこ
とが可能になるので、コストの増加を抑制できる。ま
た、ピニオンギヤ21には、その外周面に前記ラックギヤ
22に噛合可能な歯部21aおよびギヤの歯底円に沿った曲
面である欠成面21bが形成されており、ラックギヤ22
は、ピニオンギヤ21より歯数が多くなるように構成され
ている。
【0019】次に、給紙装置に対する給紙カセット1の
抜脱動作を説明する。
抜脱動作を説明する。
【0020】図3の説明図に示すように、給紙カセット
1の抜脱時に装置の異常等によって半月コロ10が非待機
位置にある場合、給紙カセット1を所定の位置にまで引
き抜くと、ラックギヤ22は、ピニオンギヤ21と噛合して
駆動軸11をA方向に回転させる。前記したようにラック
ギヤ22の歯数がピニオンギヤ21の歯部21aの歯数より多
いことにより、ラックギヤ22は、ピニオンギヤ21が非待
機位置におけるどのような位置にあっても、欠成面21b
と対向する位置にまでピニオンギヤ21を回転させる。ラ
ックギヤ22と欠成面21bとが対向することにより、ラッ
クギヤ22とピニオンギヤ21とが非噛合状態になって、駆
動軸11の回転が停止し、ラックギヤ22とピニオンギヤ21
とが非噛合状態になった後に給紙カセット1が給紙装置
本体から完全に引き抜かれる。このとき、駆動軸11は、
半月コロ10を待機位置にする位置で回転を停止してい
る。このことにより、給紙カセット1の抜脱時に、給紙
カセット1と半月コロ10とが接触することを防止できる
ため、装置の破損を防止できる。また、給紙カセット1
の抜脱時に半月コロ10が待機位置にある場合、ピニオン
ギヤ21の欠成面21bがラックギヤ22に対向する位置にあ
って、ラックギヤ22とピニオンギヤ21とは噛合しないの
で、給紙カセット1が抜脱されても、半月コロ10は待機
位置に保持される。
1の抜脱時に装置の異常等によって半月コロ10が非待機
位置にある場合、給紙カセット1を所定の位置にまで引
き抜くと、ラックギヤ22は、ピニオンギヤ21と噛合して
駆動軸11をA方向に回転させる。前記したようにラック
ギヤ22の歯数がピニオンギヤ21の歯部21aの歯数より多
いことにより、ラックギヤ22は、ピニオンギヤ21が非待
機位置におけるどのような位置にあっても、欠成面21b
と対向する位置にまでピニオンギヤ21を回転させる。ラ
ックギヤ22と欠成面21bとが対向することにより、ラッ
クギヤ22とピニオンギヤ21とが非噛合状態になって、駆
動軸11の回転が停止し、ラックギヤ22とピニオンギヤ21
とが非噛合状態になった後に給紙カセット1が給紙装置
本体から完全に引き抜かれる。このとき、駆動軸11は、
半月コロ10を待機位置にする位置で回転を停止してい
る。このことにより、給紙カセット1の抜脱時に、給紙
カセット1と半月コロ10とが接触することを防止できる
ため、装置の破損を防止できる。また、給紙カセット1
の抜脱時に半月コロ10が待機位置にある場合、ピニオン
ギヤ21の欠成面21bがラックギヤ22に対向する位置にあ
って、ラックギヤ22とピニオンギヤ21とは噛合しないの
で、給紙カセット1が抜脱されても、半月コロ10は待機
位置に保持される。
【0021】以上説明したように、本実施例の給紙装置
によれば、駆動軸11に配置されたピニオンギヤ21および
給紙カセット1と一体に形成されたラックギヤ22とによ
って、給紙カセット1の抜脱時に半月コロ10が非待機位
置にある場合、抜脱動作に連動させて半月コロ10を待機
位置に移動することができるので、簡単な構成で抜脱時
における給紙カセット1と半月コロ10との接触を防止で
き、この結果、給紙装置の破損を防止できる。
によれば、駆動軸11に配置されたピニオンギヤ21および
給紙カセット1と一体に形成されたラックギヤ22とによ
って、給紙カセット1の抜脱時に半月コロ10が非待機位
置にある場合、抜脱動作に連動させて半月コロ10を待機
位置に移動することができるので、簡単な構成で抜脱時
における給紙カセット1と半月コロ10との接触を防止で
き、この結果、給紙装置の破損を防止できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、装置本体に対する給紙カセットの抜脱時に
半月コロが非待機位置にある場合、給紙カセットの抜脱
動作に連動して半月コロが給紙カセットから離間する待
機位置に回転することにより、給紙カセットの装置本体
からの抜脱時に、給紙カセットと半月コロとが接触する
ことを防止できるので、装置が破損することを防止でき
る。
段によれば、装置本体に対する給紙カセットの抜脱時に
半月コロが非待機位置にある場合、給紙カセットの抜脱
動作に連動して半月コロが給紙カセットから離間する待
機位置に回転することにより、給紙カセットの装置本体
からの抜脱時に、給紙カセットと半月コロとが接触する
ことを防止できるので、装置が破損することを防止でき
る。
【0023】さらに、第2の手段によれば、部品点数お
よび組立工程数を増加させることなく、ラックギヤが給
紙カセットに形成されることにより、装置のコストが増
加することを抑制できる。
よび組立工程数を増加させることなく、ラックギヤが給
紙カセットに形成されることにより、装置のコストが増
加することを抑制できる。
【0024】さらに、第3の手段によれば、半月コロが
待機位置にある状態で給紙カセットを装置本体から抜脱
した場合、半月コロの回転が防止されることにより、給
紙カセットの抜脱時に半月コロを確実に待機位置に保持
できるので、給紙カセットと半月コロとが接触すること
を防止できる。
待機位置にある状態で給紙カセットを装置本体から抜脱
した場合、半月コロの回転が防止されることにより、給
紙カセットの抜脱時に半月コロを確実に待機位置に保持
できるので、給紙カセットと半月コロとが接触すること
を防止できる。
【図1】本発明の給紙装置の一実施例における要部を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本実施例における要部を示す側面図である。
【図3】本実施例における半月コロが非待機位置にある
場合の給紙カセットの抜脱動作の説明図である。
場合の給紙カセットの抜脱動作の説明図である。
【図4】従来の給紙装置における要部を示す側面断面図
である。
である。
【図5】図4に示す給紙装置における半月コロが非待機
位置にある場合の給紙カセットの抜脱動作の説明図であ
る。
位置にある場合の給紙カセットの抜脱動作の説明図であ
る。
1…給紙カセット、 2 …ケ−ス部、 10…半月コ
ロ、 10a…平面、 10b…摩擦面、 11…駆動軸、 21
…ピニオンギヤ、 21a…歯部、 21b…欠成面、22…ラ
ックギヤ。
ロ、 10a…平面、 10b…摩擦面、 11…駆動軸、 21
…ピニオンギヤ、 21a…歯部、 21b…欠成面、22…ラ
ックギヤ。
Claims (3)
- 【請求項1】 装置本体に対して着脱可能に装着され用
紙束を収納する給紙カセットと、非給紙時に前記給紙カ
セットから離間する待機位置に保持され、給紙時に回転
するとともに給紙カセットに収納された用紙束に摩擦面
を圧接させて用紙を分離搬送する半月コロとを備えた給
紙装置において、前記半月コロと同軸にピニオンギヤを
設け、かつ装置本体に対する給紙カセットの抜脱時に半
月コロが非待機位置にある場合、前記ピニオンギヤに噛
合し、給紙カセットの抜脱動作に連動して半月コロを前
記待機位置に回転させるラックギヤを給紙カセットに設
けたことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 前記ラックギヤを、前記給紙カセットに
おいて装置本体に対する着脱方向に延在する側板部と一
体に形成したことを特徴とする請求項1記載の給紙装
置。 - 【請求項3】 前記ピニオンギヤが、前記半月コロが前
記待機位置にある場合、前記給紙カセットの装置本体に
対する抜脱時に前記ラックギヤと非噛合状態になる欠成
部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の給
紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19948593A JP3186358B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19948593A JP3186358B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0753067A true JPH0753067A (ja) | 1995-02-28 |
JP3186358B2 JP3186358B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=16408595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19948593A Expired - Fee Related JP3186358B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186358B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1598202A2 (en) * | 2004-05-20 | 2005-11-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for supplying media to a device |
US20160060063A1 (en) * | 2014-08-28 | 2016-03-03 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP19948593A patent/JP3186358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1598202A2 (en) * | 2004-05-20 | 2005-11-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for supplying media to a device |
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