JP2815681B2 - 電磁装置の製造方法 - Google Patents
電磁装置の製造方法Info
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- JP2815681B2 JP2815681B2 JP17177690A JP17177690A JP2815681B2 JP 2815681 B2 JP2815681 B2 JP 2815681B2 JP 17177690 A JP17177690 A JP 17177690A JP 17177690 A JP17177690 A JP 17177690A JP 2815681 B2 JP2815681 B2 JP 2815681B2
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Description
するものである。
合、金属板50を第5図に示すような金属ケース50′に曲
げ加工する必要がある。この場合、金属板50を打ち抜き
の展開状態(第6図)で一旦保管し、他の部品と組み合
わせてから曲げ加工する。なお、金属板50を展開状態で
保管しておくのは、保管するのに場所を取らず、また生
産工程に容易に供給できるからである。
多く重ねて保管すると、打ち抜き時のオイルが金属板50
…間に残る等の原因で、金属板50…どうしが相互にくっ
つくという欠点があった。このため、使用時において金
属板50を一枚ずつ取り難く、特に自動供給機で供給する
場合に問題となっていた。
ら一枚ずつ容易に供給することができる電磁装置の製造
方法を提供することである。
き加工した金属板を積載し、この積載した金属板を一枚
ずつ供給してプレス成形した金属ケースを、積載した鉄
芯ブロックと組み合わせる工程を含む電磁装置の製造方
法において、打ち抜き加工の際に、金属板の積載時に重
なり合わない位置に、突起を形成し、かつ前記金属ケー
スと前記鉄芯ブロックを組み合わせた際に前記突起が前
記鉄芯ブロックの最外面の両側肩部に位置するように前
記金属板をプレス成形することを特徴とするものであ
る。
板の積載時に重なり合わない位置に、突起を形成したの
で、積載時において金属板間に隙間が形成される。この
ため、金属板を一枚ずつ供給する際に金属板どうしがく
っつくことはなく、確実に一枚ずつ供給できる。しか
も、金属ケースと鉄芯ブロックを組み合わせた際に突起
が鉄芯ブロックの最外面の両側肩部に位置するように金
属板をプレス成形するので、組立状態で突起により鉄芯
ブロックの両側肩部を強く押えることができ、鉄芯の振
動による騒音を低くすることができる。
よび第3図に基づいて説明する。この発明は、所定形状
に打ち抜き加工した金属板を積載し、この積載した金属
板を一枚ずつ供給してプレス成形した金属ケースを、積
層した鉄芯ブロックと組み合わせる工程を含む電磁装置
の製造方法に関するものである。具体的には、片面のみ
をカラー塗装したシート状の素材を金型にセットして所
定の形状に順次打ち抜くと同時に、第1図(a),
(b)に示すような第1金属板1および第2金属板2が
交互に形成されるように金型を構成する。すなわち、こ
れらの第1金属板1および第2金属板2には積載時に重
なり合わない位置に突起3…,4…が形成されている。同
図において突起3…,4…は、曲げ加工後の平面部の略対
角部に対応する位置に設けてある。これによって突起3
…,4…が組立後の鉄芯ブロック5の積層した鉄芯の最外
面の両側の肩の部分に相当する位置に形成されることに
なり、鉄芯を強く押えることができ、鉄芯の振動による
騒音を低くすることができる(第3図)。そして、複数
枚の第1金属板1…および第2金属板2…を、第2図に
示すように、展開状態で交互に積載して保管し、使用時
に生産工程に一枚ずつ供給する。この場合、突起3…,4
…によって各金属板1,2間に隙間6が形成されるので、
供給時に各金属板1,2どうしがくっつくことはなく、確
実に一枚ずつ供給できる。これは、特に自動供給する場
合に有効である。また、打ち抜き時にオイルを過剰に使
用した場合でも、隙間6が存在するためオイルが乾燥し
やすい。また、この実施例では、素材の片面のみをカラ
ー塗装したので、万一各金属板1,2のいずれかが裏返し
となった場合でも容易に検出できる。この後、第3図に
示すように、金属板2を鉄芯ブロック5と組み合わせて
プレス成形し、プレス成形した金属ケース2′を鉄芯ブ
ロック5と組み合わせる。このとき、突起4が鉄芯ブロ
ック5の最外面の両側肩部に位置するように金属板2を
プレス成形する。この場合、第2金属板2をプレス成形
して鉄芯ブロック5のケース2′としているが、第1金
属板1を使用した場合も同様である。また、突起3,4の
数と位置は第1図(a),(b)に示したものに限定す
るものではない。また、この実施例では、突起3…,4…
の配置が異なる2種類の金属板1,2を形成したが、3種
類以上の金属板を形成してもよい。なお、平行した2つ
の生産ラインが稼働中に、第1金属板1および第2金属
板2を交互に供給するように構成すれば、1つの生産ラ
インに同じ種類の金属板1(2)が供給されるため、そ
の完成品を製造した生産ラインを容易に識別できる。
工の際に、金属板の積載時に重なり合わない位置に、突
起を形成したので、積載時において金属板間に隙間が形
成される。このため、金属板を一枚ずつ供給する際に、
金属板どうしがくっつくことはなく、確実に一枚ずつ供
給できる。このことは、特に自動供給機でケースを供給
する場合に有効である。また、上記隙間により、打ち抜
き時にオイルを過剰に使用しても乾燥しやすい。また、
金属ケースと鉄芯ブロックを組み合わせた際に突起が鉄
芯ブロックの最外面の両側肩部に位置するように金属板
をプレス成形するので、組立状態で突起により鉄芯ブロ
ックの両側肩部を強く押えることができ、鉄芯の振動に
よる騒音を低くすることができる。
2金属板の平面図、第2図は金属板を積み重ねた状態を
示す正面図、第3図はこの発明の製造方法により製造さ
れた電磁装置の斜視図、第4図は従来例の製造方法によ
り製造された電磁装置の斜視図、第5図は従来例のケー
スの斜視図、第6図はそのケースの展開状態である金属
板の平面図である。 1,2……金属板、3,4……突起
Claims (1)
- 【請求項1】所定形状に打ち抜き加工した金属板を積載
し、この積載した金属板を一枚ずつ供給してプレス成形
した金属ケースを、積層した鉄芯ブロックと組み合わせ
る工程を含む電磁装置の製造方法において、 前記打ち抜き加工の際に、前記金属板の積載時に重なり
合わない位置に突起を形成し、かつ前記金属ケースと前
記鉄芯ブロックを組み合わせた際に前記突起が前記鉄芯
ブロックの最外面の両側肩部に位置するように前記金属
板をプレス成形することを特徴とする電磁装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17177690A JP2815681B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 電磁装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17177690A JP2815681B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 電磁装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457395A JPH0457395A (ja) | 1992-02-25 |
JP2815681B2 true JP2815681B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=15929470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17177690A Expired - Lifetime JP2815681B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 電磁装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815681B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3184015B2 (ja) | 1993-08-10 | 2001-07-09 | 野村マイクロ・サイエンス株式会社 | 超純水製造装置 |
CN109877539B (zh) * | 2019-03-12 | 2020-12-08 | 福建省闽发铝业股份有限公司 | 一种铝合金手机壳用板材热挤压成型工艺 |
-
1990
- 1990-06-26 JP JP17177690A patent/JP2815681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0457395A (ja) | 1992-02-25 |
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