JPH04322415A - 積層鉄芯およびその加工方法 - Google Patents

積層鉄芯およびその加工方法

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JPH04322415A
JPH04322415A JP9048891A JP9048891A JPH04322415A JP H04322415 A JPH04322415 A JP H04322415A JP 9048891 A JP9048891 A JP 9048891A JP 9048891 A JP9048891 A JP 9048891A JP H04322415 A JPH04322415 A JP H04322415A
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JP
Japan
Prior art keywords
iron core
legs
protrusion
protrusions
laminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP9048891A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kuriyama
栗山 潔
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HIROHATA DENJIKOU CENTER KK
Original Assignee
HIROHATA DENJIKOU CENTER KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、積層鉄芯及びその加
工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、EI積層鉄芯のE鉄芯とI鉄芯の
接合部を閉磁路トランスとして保持するには、図9に示
すように積層E鉄芯1と積層I鉄芯2との接合部の両外
側を積層方向に夫々溶接3して固着する方法や、図10
に示すように積層E鉄芯1と積層I鉄芯2との接合突き
合わせ面の一方に蟻溝4、他方に前記蟻溝4に嵌め込む
突起5を設け、それぞれの積層方向からスライドにより
前記蟻溝4と突起5とを嵌合する方法や、図11に示す
ように、積層E鉄芯1と積層I鉄芯2との接合突き合わ
せ面の一方にC字状の溝6を他方に前記溝6と同形状の
突起7を設け、接合部の反対方向から内側に一方向の力
を与えて溝6と突起7とを柔性変形により嵌合する方法
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶接による接合方法を
採用すると、不活性ガス及び電極がランニングコストと
して必要になり、また溶接そのものの時間も鉄芯の位置
決め以外に必要なことから大幅なコストダウンを実現す
るにはいたっていない。
【0004】蟻溝と突起とによる接合方法や溝と突起と
による嵌合方法を採用すると、相互嵌合前のそれぞれの
鉄芯の位置決めがむずかしく、また嵌合部の蟻溝及び突
起がマイナスクリアランスでなくては、嵌合後の接合面
を保持できず、嵌合字に打抜断面を大きく変形させ、し
いては磁気特性を大きく低下させるためそれをカバーす
べき鉄芯及び巻線が余計に必要となるので、コストがア
ップし、一般に広く用いられていない。
【0005】そこで、この発明の課題は、嵌合時の変形
を皆無にすると共に、生産性を向上させ、またコストダ
ウンをはかるようにした積層鉄芯及びその加工方法を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明はEI形状で閉磁路を形成する積層鉄芯
において、EとIの形状に打抜積層加工するに際し、E
鉄芯の両足とこれに対応したI鉄芯の両端に相互に嵌合
できる係合部付突起及び凹部を設け、組立てに際し上記
E鉄芯とI鉄芯との接合部の反対側面から押し付け力に
より上記両足の連成部分を支点とした弾性変形によって
上記突起と凹部とを嵌め込み係合させて閉磁路の維持確
保ができるようにした構成を採用したものである。
【0007】また、打抜材料の鉄芯板に突起を設けて、
この突起の相互の圧入嵌合により抜板を積層し、構成さ
せるEI鉄芯のプログレッシブダイでのプレス加工工程
において、ポンチダイによりEIの抜板に形成されよう
としているI鉄芯の長辺縁両端と、二分割されるE鉄芯
の両足切断端内角及び外角とに相互に嵌合できる係合部
付凹部及び突起を設けた方法を採用したものである。
【0008】
【作用】E鉄芯両足及びI鉄芯両端の突起と凹部とを嵌
め込み係合させて閉磁路を維持する。
【0009】上記の嵌合時に於ける両足は、両足連成部
分を支点として許容弾性変形量以下(係合部の通過範囲
)に変形させ、嵌合後は、その嵌合時の変形を皆無にす
る。
【0010】
【実施例】長尺な素材用鉄芯板21を所定のストローク
間歇送りすると共に、プログレッシブダイでのプレス加
工によるEI積層鉄芯の製造方法を添付図面に基づいて
説明する。
【0011】図1及び図2に示すように、まず突起形成
ステーションでは、ポンチ22により所要数の突起23
が形成され、次いで突起形成ステーションの前方I鉄芯
形成ステーションに突起23が到達すると、鉄芯板21
の長手方向に並行する二条の打落としポンチ24により
I鉄芯25が二枚取りさられると共に、しかも下側のダ
イ26内に抜き落とされる。
【0012】しかして、I鉄芯形成ステーションの前方
E鉄芯形成ステーションにI鉄芯25の抜き落としにと
もない鉄芯板21に形成された貫孔27が到達すると、
切断ポンチ28により上記貫孔27を前後に、かつ前後
の貫孔27間をそれぞれ二分割して前後に形成されるE
鉄芯29、29’の手前側E鉄芯29が切断されると共
に、下側のダイ30内に抜き落とされる。
【0013】一方前側に残るE鉄芯29’は、移送装置
31により積層ステーション側に移送され、そののち、
ダイ32に送り込まれる。
【0014】そして、ダイ32上のE鉄芯29’は、ポ
ンチ33により上記ダイ32内に押し込まれる。
【0015】なお、ダイ30、32内に抜き落とされた
E鉄芯29、29’及びダイ26内に抜き落とされたI
鉄芯25は、突起23の圧入嵌合により結合一体化され
る。
【0016】上記I鉄芯形成ステーションでポンチ24
により二枚取りさられるI鉄芯25の片方長辺片側縁の
両端には、係合部41付の凹部42が、もう片方の長辺
縁の両端部には、係合部41付の凹部42が形成される
ようポンチ24により抜落される。
【0017】また、上記E鉄芯形成ステーションでポン
チ28によりE鉄芯29、29’の手前側E鉄芯29を
切断する際の両足(両サイド)の切断端には、前記I鉄
芯25の凹部42に係合させる係合部43付の突起44
が形成される。上記係合部43付の突起44は、一方E
鉄芯29の両足切断端の内角に位置すると、他方E鉄芯
29’の両足切断端の外角に位置する。
【0018】なお、係合部41、43は、突起44及び
凹部42の足の突出方向に並行する縁に一方をく字状に
突出させ、他方をく字状に窪ませて設けてある。
【0019】また、図3に示すようにI鉄芯形成ステー
ションとE鉄芯形成ステーションとの間で凹部42付I
鉄芯25の抜落しにともない貫孔27の長辺片側縁に残
る凹凸部をポンチ(図示省略)により額縁状に抜き落し
て直線にする場合もある。
【0020】なお、上記抜落し、かつ積層されたI鉄芯
25及びE鉄芯29、29’は、所定の厚み(設定枚数
)になると取出す。
【0021】上記製造された積層I鉄芯25及び積層E
鉄芯29、29’は、まず突起44と凹部42とを対向
させ、次いで接合面の反対方向から内側に押圧しながら
上記突起44と凹部42とを嵌め込むと共に、両係合部
41、43を係合させて閉磁路を維持させる。
【0022】上記の嵌め込み時に於ける積層E鉄芯29
、29’の両足は、図4及び図6に示すように、両足の
切断端の外角に突起44が位置する場合、両足連成部分
を支点として互いに外方に許容弾性変形量以下(係合部
41、43の通過範囲)に変形させ、また図5及び図7
に示すように両足の切断端の内角に突起44が位置する
場合、両足連成部分を支点として互いに内方に許容弾性
変形量以下(係合部41、43の通過範囲)に変形させ
、嵌合後(両係合部41、43の係合終了後)は、その
嵌合時の変形を皆無とする。
【0023】
【効果】以上のように、この発明に係る積層鉄芯によれ
ば、E鉄芯の両足とI鉄芯の両端とに設けてあるそれぞ
れ係合部付の突起と凹部とを嵌め込み係合させて閉磁路
を形成する際、E鉄芯の両足を許容弾性変形量以下に変
形させ、係合嵌合後は変形を皆無とするので、嵌合時に
係合部の打抜断面を大きく変形させ、しいては磁気特性
を大きく低下させるためそれをカバーすべき鉄芯及び巻
線が余計に必要となる点、溶接によるコストが著しく上
昇するような不都合を解消することができる。
【0024】また、嵌合にともなう押し付け力を一方向
から作用させるので、トランス状に組み込む生産性も大
幅に向上させることができる。
【0025】さらに、I鉄芯の両端とE鉄芯の両足切断
端とにポンチによる上記I鉄芯及びE鉄芯の抜落し時に
係合部付の突起及び凹部を設けるので、EI鉄芯の歩止
りを下げなくて加工出来るものと、歩止りを上げること
が出来る機種とがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】EI積層鉄芯の製法を示す鉄芯板の平面図
【図
2】抜き落し加工の縦断側面
【図3】貫孔を再加工した鉄芯板の平面図
【図4】突起
と凹部とを嵌合した平面図
【図5】突起と凹部とを嵌合
した平面図
【図6】突起と凹部とを嵌合した平面図
【図
7】突起と凹部とを嵌合した平面図
【図8】同上の斜視
【図9】従来品の斜視図
【図10】従来品の斜視図
【図11】従来品の斜視図
【符号の説明】
21  鉄芯板 22  ポンチ 23  突起 24  ポンチ 25  I鉄芯 26  ダイ 27  貫孔 28  ポンチ 29、29’  E鉄芯 30  ダイ 31  移送装置 32  ダイ 33  ポンチ 41、43  係合部 42  凹部 44  突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  EI形状で閉磁路を形成する積層鉄芯
    において、EとIの形状に打抜積層加工するに際し、E
    鉄芯の両足とこれに対応したI鉄芯の両端に相互に嵌合
    できる係合部付突起及び凹部を設け、組立てに際し上記
    E鉄芯とI鉄芯との接合部の反対側面から押し付け力に
    より上記両足の連成部分を支点とした弾性変形によって
    上記突起と凹部とを嵌め込み係合させて閉磁路の維持確
    保ができるようにした積層鉄芯。
  2. 【請求項2】  打抜材料の鉄芯板に突起を設けて、こ
    の突起の相互の圧入嵌合により抜板を積層し、構成させ
    るEI鉄芯のプログレッシブダイでのプレス加工工程に
    おいて、ポンチダイによりEIの抜板に形成されようと
    しているI鉄芯の長辺縁両端と、二分割されるE鉄芯の
    両足切断端内角及び外角とに相互に嵌合できる係合部付
    凹部及び突起を設けることを特徴とする積層鉄芯の加工
    方法。
JP9048891A 1991-04-22 1991-04-22 積層鉄芯およびその加工方法 Pending JPH04322415A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR980005083A (ko) * 1996-06-26 1998-03-30 한상리 형광등 안정기용 철심 제조장치
KR20040036308A (ko) * 2002-10-24 2004-04-30 김명득 코어 철심의 제조방법 및 적층구조
JP2007266184A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Jfe Steel Kk 積層精度に優れた閉磁路リアクトル用鉄芯の製造方法および閉磁路リアクトル用鉄芯
JP2020057677A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 日立オートモティブシステムズ阪神株式会社 内燃機関用点火コイル

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JPS54139062A (en) * 1978-04-14 1979-10-29 Philips Nv Chalk coil
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JPH01137611A (ja) * 1987-11-25 1989-05-30 Tokyo Electric Co Ltd 電磁機器

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