JP2815104B2 - Pc製品成形用型枠 - Google Patents

Pc製品成形用型枠

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PC製品を成形する際
に用いる型枠に関し、とりわけ、略同心状に配置した内
・外型枠間の空間部内にコンクリートを充填して振動お
よび圧縮することによりPC製品の即時脱型が可能とな
り、かつ、型枠の成形面に沿ってPC製品を脱型するよ
うにしたPC製品成形用型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PC(プレキャストコンクリー
ト)製品、例えば、コンクリート管とか建築用のPC柱
型枠等の中空状の製品を成形するに、このPC製品の内
・外側に沿った形状を有する内型枠および外型枠を用
い、これら内・外型枠を略同心状に配置した後、両型枠
間の空間部内にコンクリートを充填し、爾後、コンクリ
ートが固化または硬化した時点で脱型するようになって
いる。
【0003】近年では、前記PC製品の製造効率を高め
るために、特公平1−15361号公報(B28B 1
/08)に開示されるように、成形用型枠にゼロスラン
プのコンクリートを充填して振動台にかけ、更にコンク
リートをプレスすることによりコンクリートの固化を早
め、即時脱型を可能とするものが提案されている。
【0004】ところで、前記即時脱型により中空状のP
C製品を製造する際、内・外型枠はその転用回数を増大
するために鋼製とし、これら内・外型枠をPC製品の筒
軸方向に抜き取るようにして脱型するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のPC製品成形用型枠にあってはPC製品を脱型す
る際、上述したように内・外型枠をPC製品の筒軸方向
に抜き取るようになっているため、成形されたPC製品
の内側または外側表面に突起物を形成することができな
かった。例えば、PC製品としてPC柱型枠を成形した
場合に、このPC柱型枠の内側にアンカー筋等の突起物
を突設することができず、このため、現場においてPC
柱型枠内に打設される後打ちコンクリートとの結着性が
低下し、延いては、コンクリート柱の強度の更なる増大
を図ることができないという課題があった。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、PC製品の内側面に沿って型枠を脱型する場合に
も、このPC製品の内側面に突起物を形成することがで
きるPC製品成形用型枠を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、内・外型枠を略同心状に配置した後、こ
れら両型枠間の空間部内にコンクリートを充填してPC
製品を成形する型枠において、上記内型枠の成形面に、
充填したコンクリート面から突出させるべき突起物を挿
入するための溝を型枠の脱型方向に沿って連続して形成
すると共に、該突起物にシール体を着脱可能に装着し、
該突起物を上記溝内に挿入してセットした際に、該シー
ル体によって該溝内を密閉することを特徴とする。
【0008】また、前記溝に、前記突起物を挿入できる
幅および深さをもって形成した細溝と、該細溝の開口部
両側に浅く形成した幅広溝とを設け、前記シール体によ
り該幅広溝を連続して覆うことを特徴とする。
【0009】更に、前記突起物の先端部を被覆させて前
記シール体を装着し、該シール体を前記溝内に嵌合した
ことを特徴とする。
【0010】更にまた、前記シール体を複数に分割し、
これら分割したシール体にそれぞれ前記突起物の先端部
を嵌合して突起物ピースを構成し、これら突起物ピース
のシール体を前記溝に順次嵌合してセットすることを特
徴とする。
【0011】
【作用】以上の構成により本発明のPC製品成形用型枠
にあっては、コンクリートの充填によってPC製品を成
型する際、突起物の先端部を内型枠の成形面に形成した
溝内に挿入すると共に、この溝をシール体によって密閉
しておく。この状態でコンクリートを充填することによ
り、充填したコンクリートが溝内に進入するのを防止し
て、コンクリートによって溝が塞がれるのを防止する。
そして、充填したコンクリートの固化に伴って成形用型
枠の成型面に沿ってPC製品を脱型する際には、突起物
はシール体と共に溝内を移動し、PC製品と共にこの突
起物を成形用型枠から抜き取ることができる。そして、
脱型後に前記シール体を突起物から取り外すことによ
り、PC製品の内側面から突起物を突出させることがで
きる。従って、PC製品を成形用型枠の成型面に沿って
脱型する場合にも、PC製品の内側面から突起物を突出
させて成型することが可能となる。
【0012】また、前記溝に、突起物を挿入できる幅お
よび深さをもって形成した細溝と、この細溝の開口部両
側に浅く形成した幅広溝とを設け、シール体によりこの
幅広溝を連続して覆うことにより、幅広溝がシール体に
よって密閉されるため、突起物が挿入された細溝内に、
充填したコンクリートが進入するのを防止し、上記と同
様にPC製品の内側面から突起物を突出させて成型する
ことが可能となる。
【0013】更に、前記突起物の先端部に、これを覆う
ようにシール体を装着し、このシール体を溝内に嵌合す
ることによっても、この溝へのコンクリート進入を防止
し、上記と同様にPC製品の内側面から突起物を突出さ
せて成型することが可能となる。
【0014】更にまた、シール体を複数に分割し、この
分割したシール体にそれぞれ突起物の先端部を嵌合して
突起物ピースを構成し、この突起物ピースのシール体を
溝に順次嵌合してセットすることにより、突起物の取付
けを簡単にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図6は本発明のPC製品成形
用型枠10の第1実施例を示し、図1は内型枠の斜視
図、図2はPC製品の配筋状態を示す斜視図、図3はシ
ール体をセットした状態を示す要部拡大断面図、図4は
脱型した状態のPC製品の上端部を示す斜視図、図5は
シール体の取り付け状態を示す拡大斜視図、図6はPC
製品成形用型枠による成型工程の一実施例を示す説明図
である。
【0016】即ち、本実施例のPC製品成形用型枠(以
下、成形用型枠と称す)10は、建築用材の柱用PC型
枠12(図4参照)をPC製品として成形するものを例
にとって示し、図6に示したように内型枠14と外型枠
16とを備え、これら内・外型枠14,16を同軸上に
嵌合配置して、それら両者間に形成される空間部18内
に、ホッパー20からゼロスランプのコンクリートが充
填される。前記外型枠16には加振機22によって振動
が付加されるようになっており、充填されたコンクリー
トはこの付加振動により締め固めが行われる。また、こ
のように加振機22によるコンクリートの締め固めを行
うと共に、加圧機24を下降してコンクリートに加圧力
を付加することにより、コンクリートが圧密に加圧さ
れ、コンクリートの固化を促進するようになっている。
そして、コンクリートが固化されると、内・外型枠1
4,16を上方に引き抜くようにして脱型される。
【0017】前記内型枠14は、図1に示したように断
面矩形状を成し、その本体部分が鋼,硬質ゴムまたはF
RP(繊維強化樹脂)等により剛体状に形成される。前
記内型枠14の成形面14aには、図2に示した柱用P
C型枠12の内側に突出される後述のアンカー筋34の
取付け位置に対応して、この内型枠14の長さ方向(図
中上下方向)、つまり内型枠14の脱型方向の全長に亘
って複数条の溝30,30…が形成される。溝30は、
前記アンカー筋34の先端部を挿入する幅w1および深
さd1 をもって形成した細溝30aと、この細溝30a
の開口部両側に浅く形成した幅広溝30bとが設けられ
る。
【0018】ところで、前記柱用PC型枠12は図4に
示したように、断面矩形状の中空体として成形される
が、この柱用PC型枠12には図2に示したように縦筋
32a,フープ筋32bを結束した鉄筋籠32が埋設さ
れる。鉄筋籠32は内・外型枠14,16間の空間部1
8に、コンクリートの充填以前に収納される。
【0019】前記鉄筋籠32のフープ筋32bには、略
コ字状に折曲した突起物としての多数のアンカー筋3
4,34…が溶接等により固定される。これらアンカー
筋34,34…の先端部は、鉄筋籠32の内方に向かっ
て突出され、柱用PC型枠12が完成された状態では図
4に示したようにこれの内側面に突出される。
【0020】前記アンカー筋34,34…の先端部に
は、前記溝30の開口部を密閉するシール体36が取り
付けられる。図5に示したようにシール体36は前記幅
広溝30bと略等しい幅Wをもって形成され、かつ、溝
30の長さ方向に複数に分割して薄肉に形成される。そ
して、前記シール体36には小孔36aが形成され、こ
の小孔36aが前記アンカー筋34,34…の先端部に
貫通して着脱可能に密接嵌合される。そして、前記鉄筋
籠32を内・外型枠14,16間の空間部18にセット
した状態で、図3に示したようにアンカー筋34,34
…の先端部が溝30の細溝30a内に挿入されると共
に、前記シール体36が幅広溝30b内に嵌合されて前
記細溝30aを液密に覆うようになっている。尚、前記
シール体36は前記幅広溝30bの長さ方向に連続して
配置される。
【0021】以上の構成により本実施例の成形用型枠1
0にあっては、内・外型枠14,16間の空間部18に
鉄筋籠32をセットする際、内型枠14の成形面14a
に形成した溝30に、鉄筋籠32の内側に突出したアン
カー筋34,34…の先端部を挿入しておく。このと
き、前記アンカー筋34,34…の先端部に密接嵌合し
たシール体36が溝30の幅広溝30bに嵌合されるこ
とにより、アンカー筋34,34…先端部が挿入された
細溝30aが密閉される。
【0022】そして、前記鉄筋籠32を配置した状態で
前記空間部18にコンクリートを充填することにより、
このコンクリート内に鉄筋籠32が埋設される。また、
本実施例ではゼロスランプのコンクリートが用いられる
と共に、加振機22および加圧機24により付加される
振動および加圧力により、充填したコンクリートの迅速
な固化が達成される。このようにコンクリートが固化し
た状態で内・外型枠14,16が上方に引き上げられて
脱型される。この脱型時に前記アンカー筋34,34…
およびシール体36は溝30に対して相対移動し、これ
らアンカー筋34,34…およびシール体36を充填し
たコンクリート側に残したまま内・外型枠14,16を
脱型することができる。
【0023】そして、このように内・外型枠14,16
を脱型した段階では、図3に示したように柱用PC型枠
12の内側面には、シール体36が取り付いた状態でア
ンカー筋34,34…が突出される。従って、アンカー
筋34,34…に着脱可能に嵌合された前記シール体3
6を取り外すことにより、柱用PC型枠12の内側面に
はアンカー筋34,34…のみを突出させることができ
る。このように柱用PC型枠12の内側面にアンカー筋
34,34…が突出されることにより、現場においてこ
の柱用PC型枠12の内側に充填される後打ちコンクリ
ートとの結着性を著しく向上し、延いては、この柱用P
C型枠12を用いて構築された鉄筋コンクリートの強度
を大幅に増大することができる。
【0024】図7から図10は第2実施例を示し、前記
第1実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複する
説明を省略して述べる。図7は内型枠の斜視図、図8は
PC製品の配筋状態を示す斜視図、図9は脱型した状態
のPC製品の上端部を示す斜視図、図10はシール体の
取り付け状態を示す拡大斜視図である。
【0025】この実施例ではアンカー筋34,34…の
先端部全体をシール体40で覆うように嵌合すると共
に、このシール体40を溝42の内面全体に密接するよ
うに嵌合してある。即ち、前記溝42は図7に示したよ
うにその幅w2 を前記アンカー筋34の先端部径より大
きく形成すると共に、深さd2 をこのアンカー筋34の
先端部長さより大きく形成してある。そして、前記シー
ル体40を前記溝42の内側形状に沿った矩形状断面と
して長さ方向に連続して形成し、かつ、このシール体4
0には図10に示したように前記アンカー筋34の先端
位置に対応して、このアンカー筋34を密接嵌合する貫
通しない穴44,44…が形成されている。
【0026】従って、この実施例にあっては穴44,4
4…にアンカー筋34の先端部を嵌合することにより、
図8に示したようにシール体40を上下方向に取付け、
鉄筋籠32を図6に示した内・外型枠14,16間の空
間部18にセットする際に、シール体40を内型枠14
の溝42内に密接して嵌合する。そして、前記空間部1
8にコンクリートを充填して、これが固化した段階で脱
型されるが、この脱型時、前記シール体40が溝42内
を摺動して内・外型枠14,16が抜脱され、この脱型
状態では図9に示したように柱用PC型枠12の内側面
にシール体40が取り付いた状態となる。従って、前記
シール体40を取り外すことにより、前記アンカー筋3
4,34…の先端部を柱用PC型枠12の内側面から突
出させることができ、前記第1実施例と同様の機能を発
揮することができる。
【0027】図11,図12は第3実施例を示し、前記
各実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複する説
明を省略して述べる。尚、図11は本実施例の要部斜視
図、図12はアンカー筋の取り付け状態を示す要部断面
図である。
【0028】即ち、この実施例では長さ方向に複数に分
割したシール体50に、それぞれ独立したアンカー筋5
2の先端部を嵌合して突起物ピース54を形成するよう
になっている。前記シール体50にはアンカー筋52を
密接嵌合するための貫通しない穴56が形成され、この
穴56にアンカー筋52が着脱可能に嵌合されることに
より、これらシール体50とアンカー筋52とが一体化
された状態で供給される。
【0029】そして、内・外型枠14,16間の空間部
18にコンクリートを充填する際、まず、鉄筋籠32に
結束された複数のアンカー筋52の先端部に、複数の突
起物ピース54のシール体50を順次嵌合し、空間部1
8内に鉄筋籠32を挿入セットする際に内型枠14の溝
42にこれらを装着する。この場合、各シール体50か
らアンカー筋52の基端部が突出されることになり、こ
の基端部は前記空間部18にコンクリートを充填するこ
とにより、このコンクリート内に埋設される。尚、前記
アンカー筋52の基端部は、図12に示したように鉄筋
籠32に結束線58等を介して固定しておくことが望ま
しい。
【0030】従って、この実施例にあっても各シール体
50で溝42を密閉してコンクリートの進入を防止し、
かつ、脱型後に各シール体50を取り外すことにより、
柱用PC型枠12の内側面からアンカー筋52の先端部
を突出させることができる。また、この実施例ではそれ
ぞれ一体化して組み付けられるシール体50とアンカー
筋52とによって突起物ピース54を形成し、この突起
物ピース54を溝42に嵌合することにより、アンカー
筋52をセットすることができるため、このアンカー筋
52の取付作業を簡単に行うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に示すPC製品成形用型枠にあっては、突起物を内型枠
の成形面に形成した溝内に挿入し、この溝をシール体で
密閉したので、充填したコンクリートが溝内に進入する
のを防止して、この溝が塞がれるのを防止できる。そし
て、充填したコンクリートの固化に伴ってPC製品を脱
型する際には、突起物がシール体と共に溝内を移動する
ことにより、PC製品と共にこの突起物を成形用型枠か
ら抜き取ることができる。そして、脱型後に前記シール
体を突起物から取り外すことにより、PC製品の内側面
から突起物を突出させることができる。従って、PC製
品を成形用型枠の成型面に沿って脱型する場合にも、P
C製品の内側面から突起物を突出させて成型することが
可能となり、PC製品の形状自由度を大幅に向上するこ
とができる。
【0032】また、本発明の請求項2にあっては、前記
溝に、突起物を挿入できる幅および深さをもって形成し
た細溝と、この細溝の開口部両側に浅く形成した幅広溝
とを設け、シール体によりこの幅広溝を連続して覆うこ
とにより、シール体で幅広溝を密閉して細溝内にコンク
リートの進入を防止した状態で、上記と同様にPC製品
の内側面から突起物を突出させて成型することが可能と
なる。
【0033】更に、本発明の請求項3にあっては、前記
突起物の先端部を覆うようにシール体を装着し、このシ
ール体を溝内に嵌合することにより、溝へのコンクリー
ト進入を確実に防止して、上記と同様にPC製品の内側
面から突起物を突出させて成型することが可能となる。
【0034】更にまた、本発明の請求項4にあっては、
シール体を複数に分割し、この分割したシール体にそれ
ぞれ突起物の先端部を嵌合して突起物ピースを形成し、
この突起物ピースのシール体を溝に順次嵌合してセット
することにより、PC製品の内側面から突起物を突出さ
せて成型するに際して、突起物の取付作業を簡単にする
ことができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるPC製品成形用型枠の内型枠の
一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるPC製品成形用型枠を用いて成
形されるPC製品の配筋状態の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明にかかるPC製品成形用型枠に用いられ
るシール体をセットした状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図4】本発明にかかるPC製品成形用型枠を用いて成
形されるPC製品の一実施例の上端部を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明にかかるPC製品成形用型枠に用いられ
るシール体の取り付け状態の一実施例を示す拡大斜視図
である。
【図6】本発明にかかるPC製品成形用型枠による成型
工程の一実施例を示す説明図である。
【図7】本発明にかかるPC製品成形用型枠の内型枠の
他の実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明にかかるPC製品成形用型枠を用いて成
形されるPC製品の配筋状態の他の実施例を示す斜視図
である。
【図9】本発明にかかるPC製品成形用型枠を用いて成
形されるPC製品の他の実施例の上端部を示す斜視図で
ある。
【図10】本発明にかかるPC製品成形用型枠に用いら
れるシール体の取り付け状態の他の実施例を示す拡大斜
視図である。
【図11】本発明にかかるPC製品成形用型枠の他の実
施例に用いられる突起物ピースの斜視図である。
【図12】本発明にかかるPC製品成形用型枠の他の実
施例に用いられる突起物ピースの取り付け状態を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
10 PC製品成形用型枠 12 柱用PC
型枠(PC製品) 14 内型枠 14a 成形面 16 外型枠 30 溝 30a 細溝 30b 幅広溝 34 アンカー筋(突起物) 36 シール体 40 シール体 42 溝 50 シール体 52 アンカー
筋(突起物) 54 突起物ピース
フロントページの続き (72)発明者 岡本 秀雄 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (72)発明者 大野 徹 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (72)発明者 松村 律雄 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 21/86 B28B 21/88

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内・外型枠を略同心状に配置した後、こ
    れら両型枠間の空間部内にコンクリートを充填してPC
    製品を成形する型枠において、上記内型枠の成形面に、
    充填したコンクリート面から突出させるべき突起物を挿
    入するための溝を型枠の脱型方向に沿って連続して形成
    すると共に、該突起物にシール体を着脱可能に装着し、
    該突起物を上記溝内に挿入してセットした際に、該シー
    ル体によって該溝内を密閉することを特徴とするPC製
    品成形用型枠。
  2. 【請求項2】 前記溝に、前記突起物を挿入できる幅お
    よび深さをもって形成した細溝と、該細溝の開口部両側
    に浅く形成した幅広溝とを設け、前記シール体により該
    幅広溝を連続して覆うことを特徴とする請求項1に記載
    のPC製品成形用型枠。
  3. 【請求項3】 前記突起物の先端部を被覆させて前記シ
    ール体を装着し、該シール体を前記溝内に嵌合したこと
    を特徴とする請求項1に記載のPC製品成形用型枠。
  4. 【請求項4】 前記シール体を複数に分割し、これら分
    割したシール体にそれぞれ前記突起物の先端部を嵌合し
    て突起物ピースを構成し、これら突起物ピースのシール
    体を前記溝に順次嵌合してセットすることを特徴とする
    請求項1に記載のPC製品成形用型枠。
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