JP2814811B2 - 絶縁トロリー線の移動防止装置 - Google Patents
絶縁トロリー線の移動防止装置Info
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- JP2814811B2 JP2814811B2 JP309592A JP309592A JP2814811B2 JP 2814811 B2 JP2814811 B2 JP 2814811B2 JP 309592 A JP309592 A JP 309592A JP 309592 A JP309592 A JP 309592A JP 2814811 B2 JP2814811 B2 JP 2814811B2
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- Japan
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- trolley wire
- bracket
- hanger
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Description
防止装置に関し、より具体的には絶縁トロリー線を長手
方向に移動を阻止するための装置に関する。
を阻止するため、絶縁トロリー線を保持するクランプ部
分に専用の部品を付帯したハンガーが用いられてきた。
ガーの一例を示し、図4はその使用状態を示している。
しかして、固定ハンガーは、絶縁トロリー線を側方から
把持する樹脂モールド体のクランプ1に絶縁トロリー線
に横貫通するピン2を設け、クランプ1の外側からボル
ト4付補強金具3を装着してなり、それらにボルト5を
貫通し、ナット6で締め付けて一体化したものである。
そして、図4のように補強金具3に付属したボルト4を
ブラケット8に貫通してナット9で締め上げることによ
り所定の吊り下げを行い、絶縁トロリー線7は、クラン
プ1の溝に通した状態でピン2を貫通配置することによ
り所定の移動防止が図られるようにしている。
ガーの他の例を示し、図6はその使用状態を示してい
る。しかして、固定ハンガーは、絶縁トロリー線に側方
から被着する樹脂モールド体のクランプ1aの上部にフ
ランジ付ボルト4が一体に埋込固着されており、また中
間には締め付け用のボルト10が貫通しナット11で締
め上げられるようになっている。このハンガーは、図6
に示したように、上部のボルト4をブラケット8に貫通
してナット9で締め上げることにより所定の吊り下げを
行い、また、絶縁トロリー線7は、クランプ1aの溝に
通した状態でボルト10とナット11で締め上げること
により所定の固定が図られるようにしていた。
用固定ハンガーによれば、ハンガー本体をブラケットに
固定するためのボルト、ナットに加えて、クランプに絶
縁トロリー線を移動しないように固定するためのボル
ト、ナットあるいは貫通ピンを新たに必要とし、部品点
数が多くて組立て、施工にかなりの時間を必要とする。
し、作業性が大幅に改善できるこの種の絶縁トロリー線
のための移動防止装置を提供することに目的がある。
縁トロリー線の移動防止装置は、絶縁トロリー線を側方
から把持するクランプ部分とブラケット取り付け部分と
を一体成形した樹脂モールドによる本体と、ブラケット
取り付け部分に捩じ込んでクランプ部分の内面を変位隆
起させるタッピンねじとを備えたものである。
動防止装置の好ましい一実施例を示すものであり、本実
施例の場合は、固定ハンガーを応用したものである。
ラスチック等の樹脂によるモールド体にして、略逆U字
状のクランプ部分14aと、柱状のブラケット取り付け
部分14bとからなる。しかして、ブラケット取り付け
部分14bには、タッピンねじ13がクランプ部分14
aに向かって捩じ込まれている。12は、ワッシャであ
る。
ブラケット取り付け部分14bをブラケット18の穴に
貫通させた状態でタッピンねじ13を捩じ込むことによ
り、ワッシャ12とクランプ部分14aとでブラケット
18を挟んで締め付け、もってハンガー本体14がブラ
ケットへ固定される。そして、タッピンねじ13が捩じ
込まれると、クランプ部分14aの内面に変位隆起17
が形成される。この変位隆起17は、絶縁トロリー線7
を部分的に押し付けるものとなる。
して絶縁トロリー線7に把持させた状態で、ブラケット
18に対してタッピンねじ13を捩じ込んで固定するこ
とにより、それと同時にクランプ部分14aの内面に変
位隆起17を形成し、その変位隆起17とクランプ部分
における絶縁トロリー線への係止部分とで絶縁トロリー
線に対する把持力を増強し、もって、絶縁トロリー線の
長手方向の移動を防止するものである。
移動防止装置の別な実施例を示すもので、本実施例の場
合はエンドカバーを応用したものである。
の端面を覆うエンド部分15aに連ねて前述したような
クランプ部分15bとブラケット取り付け部分15cと
を樹脂モールドで一体化したもので、タッピンねじ13
でブラケットへの固定と絶縁トロリー線への把持力増強
を同時に成就させる点は、前述の実施例と同様である。
図1と同一部分は同一符号を引用してある。
絶縁トロリー線の移動防止装置によれば、タッピンねじ
の捩じ込みによって絶縁トロリー線をクランプする部材
の固定とともにかかるクランプ部分へ変位隆起を形成し
て絶縁トロリー線に対する把持力を増強し、もって、絶
縁トロリー線の移動防止を図るものとしたので、ブラケ
ットへの取り付けと絶縁トロリー線の固定つまり移動防
止が極めて簡単な作業で行え、作業性が頗る良好で作業
時間を短縮することができる。また、部品数が少なくな
るので、取り扱いが容易で安価となる等、その効果は大
きいものがある。
の一実施例を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は絶縁トロリー線を保持した状態で示す側面図、
(D)は底面図。
の他の実施例を示し、(A)は左側面図、(B)は正面
図、(C)は右側面図、(D)は底面図。
ハンガーの例を示し、(A)は側面図、(B)は正面
図。
ハンガーの他の実施例を示し、(A)は側面図、(B)
は正面図。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁トロリー線を側方から把持するクラン
プ部分とブラケット取り付け部分とを一体成形した樹脂
モールドによる本体と、ブラケット取り付け部分に捩じ
込んでクランプ部分の内面を変位隆起させるタッピンね
じとを備えたことを特徴とする絶縁トロリー線の移動防
止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP309592A JP2814811B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 絶縁トロリー線の移動防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP309592A JP2814811B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 絶縁トロリー線の移動防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05185866A JPH05185866A (ja) | 1993-07-27 |
JP2814811B2 true JP2814811B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=11547787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP309592A Expired - Fee Related JP2814811B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 絶縁トロリー線の移動防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2814811B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP309592A patent/JP2814811B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05185866A (ja) | 1993-07-27 |
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