JP2814552B2 - Mosfetドライブ回路 - Google Patents

Mosfetドライブ回路

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JP2814552B2
JP2814552B2 JP1119274A JP11927489A JP2814552B2 JP 2814552 B2 JP2814552 B2 JP 2814552B2 JP 1119274 A JP1119274 A JP 1119274A JP 11927489 A JP11927489 A JP 11927489A JP 2814552 B2 JP2814552 B2 JP 2814552B2
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澄利 園田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はMOSFETやIGBTなどMOS形トランジスタを主回
路素子とするインバータなどのドライブ回路に関する。
〔従来の技術〕
MOS形トランジスタには製法上の違いからMOSFET(酸
化金属半導体電解効果トランジスタ)やIGBTと呼ばれる
ものがあるが、無接点のスイッチング機能はまったく同
じであり、ゲートドライブ回路も基本的に同じものが用
いられる。しかし、ピンにはそれぞれ固有の名称が用い
られているので、以下、MOSFETを主回路素子とするドラ
イブ回路を、3相インバータを例にして説明する。IGBT
の場合は、ソースをコレクタに、ドレインをエミッタに
置き替えればよく、同じ回路構成になる。
第3図に3相インバータの主回路構成を示す。同図中
21は交流電源、22は整流器、23は平滑用コンデンサ、24
はMOSFET31〜36を主回路とするインバータ、25は負荷で
ある電動機を示している。このような第3図に示すMOSF
ET31〜36をドライブするゲートドライブ回路は従来から
種々考えられているが、その代表例を第4図、第5図に
示す。第4図はゲートドライブ電源が正、負2電源の場
合、第5図は単電源の場合である。
第4図の回路において、ドライブ信号がオンするとフ
ォトカプラ1の出力(コレクタ電位)は低電位になり、
トランジスタ2はオフし、トランジスタ3、4のベース
電圧は高電位となり、トランジスタ3がオンしトランジ
スタ4はオフとなるので、MOSFETのゲートには+E
〔V〕電源からトランジスタ3、抵抗5を介してMOSFET
6の入力容量が+E〔V〕まで充電され、MOSFET6がオン
する。反対にドライブ信号がオフするとトランジスタ4
がオンし、トランジスタ3がオフするので抵抗5、トタ
ンジスタ4を介してMOSFET6の入力容量が−E〔V〕ま
で逆充電されMOSFET6がオフする。
一方、第5図の単電源の回路においては、ドライブ信
号がオンのときはMOSFET6は第4図の正、負2電源の場
合と同じ動作でオンとなるが、ドライブ信号がオフのと
きは、トランジスタ3がオフし、トランジスタ4がオン
となって、抵抗5、トランジスタ4を介してMOSFET6の
入力容量が0〔V〕まで放電され、MOSFET6がオフす
る。
MOSFETを高速にオフしたり、ゲートドライブ回路に結
合してくるノイズに強くするには、MOSFETがオフしたと
きのゲート電位が負側に大きい方が、すなわちMOSFETの
オフレベルにたいして閾値が高い方が好ましいため、第
4図のようにゲートドライブ電源として正、負2電源を
使用してMOSFETのゲートを正、負にバイアスする方が第
5図の単電源より効果的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ゲートドライブ電源を正、負2電源にすると前述のよ
うな効果があるが、MOSFETドライブ回路に正、負2電源
を供給しなければならない。第3図に示す3相インバー
タでは、ゲートドライブ電源は最低正、負それぞれ4電
源(上側に独立電源3個、下側は共通電源1個)必要に
なり、部品点数が多くなり、装置の大型化、コストアッ
プとなる。
そこで本発明は、高速動作が可能でノイズに強いMOS
形トランジスタ用ドライブ回路を、単電源で実現するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明のMOS形トランジス
タ用ドライブ回路は、主回路電源とは絶縁されたゲート
ドライブ用電源を有するMOS形トランジスタを主回路と
するゲートドライブ回路において、出力回路がP−MOS
とN−MOSの相補型回路となっているCMOSを前記MOS形ト
ランジスタのゲートおよびソースのそれぞれに接続した
ことを特徴とする。
〔作用〕
本発明においては、出力回路がP−MOSとN−MOSの相
補型回路であるC−MOSをMOS形トランジスタのゲート及
びソースもしくはコレクタのそれぞれに接続し、前記MO
S形トランジスタのゲート電位がソースもしくはコレク
タの電位に対して正、負両側にバイアスされるように
し、ゲートドライブ用電源が単電源であっても正負2電
源のときと同じくMOS形トランジスタのゲート電位がソ
ースもしくはコレクタの電位に対して正負両側にバイア
スされるようにしたものである。これにより、単電源で
も、MOS形トランジスタ用ドライブ回路の高速動作及び
耐ノイズ性の向上を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的実施例を第1図に示して説明す
る。また、第1図のNOTゲート8と10の出力回路を含め
たゲートドライブ回路を第2図に示す。
第1図、第2図において、ドライブ信号がオンすると
フォトカプラ1の出力は低電位となり、NOTゲート8の
出力は高電位、NOTゲート10の出力は低電位(第1図で
はP−MOS16とN−MOS19がオン、他はオフ)となり、MO
SFET6の入力容量が抵抗15を介して充電され、MOSFET6は
オンとなる。このとき、MOSFET6のゲート電位はソース
に対して+E[V]となる。
ドライブ信号がオフになると、フォトカプラ1の出力
は高電位となり、NOTゲート8の出力は低電位、NOTゲー
ト10の出力は高電位(第1図ではN−MOS17とP−MOS18
がオン、他はオフ)となり、MOSFET6の入力容量が逆充
電されMOSFET6はオフとなる。このときMOSFET6のゲート
電位はソースに対して負の−E[V]となる。ダイオー
ド11〜14はCMOS7の出力保護ダイオードである。
このように、本回路によれば、ゲートドライブ用電源
が単電源でも、ゲート電位は正、負にバイアスされる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明では、出力回路がP−MOSと
N−MOSの相補型回路となっているCMOSを前記MOS形トラ
ンジスタのゲート及びソースのそれぞれに接続してMOS
形トランジスタのドライブ回路を構成している。これに
より、ゲートドライブ用電源が単電源でも、従来の正、
負2電源をもつゲートドライブ回路と同じように、MOS
形トランジスタのゲートを正、負にバイアスできるの
で、高速ドライブができると同時にノイズに強いゲート
ドライブ回路となる。
さらに、単電源でよいので、従来より部品点数が少な
くなり、装置の小型、低価格化に大きく貢献できる。MO
SFETだけでなく、IGBTでも同様の効果を生じることは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は本発明
に係るNOTゲートを用いたドライブ回路の例を示す回路
図、第3図は3相インバータの主回路例を示す回路図、
第4図及び第5図はそれぞれゲートドライブ回路の従来
例を示す回路図である。 1:フォトカプラ、6:MOSFET 7:CMOS−IC、8、9、10:NOTゲート 11〜14:ダイオード、15:抵抗 16、18:P−MOS、17、19:N−MOS

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主回路電源とは絶縁されたゲートドライブ
    用電源を有するMOS形トランジスタを主回路とするゲー
    トドライブ回路において、出力回路がP−MOSとN−MOS
    の相補型回路となっているCMOSを前記MOS形トランジス
    タのゲート及びソースのそれぞれに接続したことを特徴
    とするMOS形トランジスタ用ドライブ回路。
JP1119274A 1989-05-12 1989-05-12 Mosfetドライブ回路 Expired - Lifetime JP2814552B2 (ja)

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