JPH0736476Y2 - パワーmos・fetドライブ回路 - Google Patents

パワーmos・fetドライブ回路

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JPH0736476Y2
JPH0736476Y2 JP14343387U JP14343387U JPH0736476Y2 JP H0736476 Y2 JPH0736476 Y2 JP H0736476Y2 JP 14343387 U JP14343387 U JP 14343387U JP 14343387 U JP14343387 U JP 14343387U JP H0736476 Y2 JPH0736476 Y2 JP H0736476Y2
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JP
Japan
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fet
power
drive circuit
capacitor
power mos
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JP14343387U
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JPS6447593U (ja
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克実 大川
永 清水
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はパワーMOS・FETドライブ回路に関し、特にスイ
ッチング・スピードを向上したパワーMOS・FETドライブ
回路に関するものである。
(ロ)従来の技術 近年、省エネルギー、快適性の面より、誘導モータの可
変速化が強く要望されており、その手段として、インバ
ータ装置の小型化、低価格化に非常な期待が寄せられて
いる。
例えばパワーMOS・FETドライブ回路は、この特開昭60-7
0963号公報(第2図)に詳しく述べられており、先ず2
個直列に接続される第1および第2のパワーMOS・FET
(51),(52)と、この第1のパワーMOS・FET(51)の
ゲートに接続する信号入力端子(53)およびコンデンサ
接続端子(54)を持つMOS・FET(55)から成る第1ゲー
ト駆動部と、第2パワーMOS・FET(52)と接続される信
号入力端子(56)および電源端子(57)を持つMOS・FET
(58)から成る第2ゲート駆動部と、前記コンデンサ接
続端子(54)と電源端子(57)とを接続するダイオード
(59)とを同一半導体チップ上に構成するゲート駆動回
路内蔵パワーMOS・FETを用いることで、パワー端子(5
4)にコンデンサ(60)を、電源端子(57)に直流電源
部(61)を接続すれば、第2パワーMOS・FET(52)がON
時には、コンデンサ(60)は、ダイオード(59)を介し
て直流電源部により充電され、この充電電圧により、効
率よく第1パワーMOS・FET(51)をONすることとなり、
第1パワーMOS・FET(51)の直流電源部を不要とするも
のである。更に、パワーMOS・FETとゲート・ドライブ部
を一体化した構成により微小信号によるドライブが可能
となると共に浮遊容量や表皮インダクタンスの減少によ
る、パワーMOS・FETの高速スイッチングが可能となる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 一般にMOS・FETのOFF時には、ゲートに逆バイアスを印
加する方が(ソースの電圧に対してゲートの電圧を負電
圧にする方が)、スイッチング・スピードが速くなる。
またノイズやCGD等の寄生容量等による、MOS・FETの誤
動作を、抑制し動作安定性が向上する。しかし、逆バイ
アスを印加するためには複雑な回路となり部品数も増加
する問題を有している。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は上述の問題点に鑑みてなされ、2個直列に接続
される第1および第2のパワーMOS・FET(2),(3)
と、この第1のパワーMOS・FET(2)を駆動する第1の
駆動回路(4)と、前記第2のパワーMOS・FET(3)を
駆動する第2の駆動回路(5)と、前記第1の駆動回路
(4)に電源を供給する第1の電源と、前記第2の駆動
回路(5)に電源を供給する第2の電源とを備えたパワ
ーMOS・FETドライブ回路(1)に於いて、前記第1の電
源は前記第2の電源によって充電される第1のコンデン
サ(9)と、この第1のコンデンサ(9)の放電によっ
て充電される第2のコンデンサ(12)とを備え、この第
2のコンデンサ(12)の一方の端子を前記第1のパワー
MOS・FET(2)のソースに接続し、前記第1のパワーMO
S・FET(2)のソースより低い電圧となる他方の端子を
前記第1の駆動回路(4)の一方の電源とすることで解
決するものである。
(ホ)作用 前述の如き構成に於いて、第1図より動作を考えると、
電源E1+E2が印加されている第2の駆動回路(5)によ
って、第2のパワーMOS・FET(3)のゲートに電圧が印
加され、この第2のパワーMOS・FET(3)がONすると、
電流はダイオード(8)、第1のコンデンサ(9)、ツ
ェナーダイオード(10)および第2のパワーMOS・FET
(3)を通り、第1のコンデンサ(9)に充電をする。
次に前記第2のパワーMOS・FET(3)がOFFすると、ノ
ード(a)の電圧が上昇し、前述の電流の流れが遮断さ
れ、充電されている第1のコンデンサ(9)は、抵抗
(11)、第2のコンデンサ(12)およびダイオード(1
3)を通って放電し、今度は第2のコンデンサ(12)を
充電する。この時のツェナーダイオード(10)は、、第
2のコンデンサ(12)の充電電圧が、ツェナーダイオー
ド(10)のツェナー電圧以上に上昇するのを抑える役割
を果たす。更に第1の駆動回路(4)のマイナス電源の
電圧は、第1のパワーMOS・FET(2)のソースに対し第
2のコンデンサ(12)の充電電圧だけ下降し、第1の駆
動回路(4)が第1のパワーMOS・FET(2)をOFFする
時は、前記マイナス電源の電圧が第1のパワーMOS・FET
(2)のゲートに印加される。
従って第1のパワーMOS・FET(2)のOFF時に、ゲート
は逆バイアスされるためスイッチング・スピードが速く
なる。またOFF時に於いて、ゲートに加わる電圧が負で
あるため、ノイズが加わった場合でも、MOS・FETのスレ
ッショルド電圧に達することはないので、安定性が向上
する。
(ヘ)実施例 以下に本考案のパワーMOS・FETドライブ回路(1)につ
いて、第1図を参照しながら詳述する。
先ず第1のパワーMOS・FET(2)と第2のパワーMOS・F
ET(3)が直列接続され、夫々のゲートに第1の駆動回
路(4)と第2の駆動回路(5)の出力部が接続されて
いる。
ここで第1および第2の駆動回路(4),(5)は、前
記MOS・FET(2),(3)のON、OFF時にプラス電源の
電圧およびマイナス電源の電圧が夫々のゲートに印加さ
れるようになっている。
次に第2の駆動回路(5)の電源は電源E1とE2により成
り、この電源のプラス側とマイナス側との間にコンデン
サ(6),(7)が接続され、コンデンサ(7)の一端
は第2のパワーMOS・FET(3)のソースに接続され、他
端は第2の駆動回路(5)のマイナスの電源に継がれて
いる。ここで電源E1、E2の接続点とコンデンサ(6)、
(7)の接続点とを共通接続しても良い。
次に前記電源はダイオード(8)を介して、前記第1の
駆動回路(4)の電源回路に接続されている。この電源
回路は、ダイオード(8)のアノードと第1の駆動回路
(4)のプラス側の電源との間より第1のパワーMOS・F
ET(2)のソースに第1のコンデンサ(9)とツェナー
ダイオード(10)が、直列に接続されており、抵抗(1
1)、第2のコンデンサ(12)およびダイオード(13)
は、第1の駆動回路(4)のプラス側の電源とツェナー
ダイオード(10)のカソード側に、接続されている。ま
た第2のコンデンサ(12)とダイオード(13)の間に前
記第1の駆動回路(4)のマイナス側の電源が接続され
ている。
次に動作について詳述する。先ず第2のパワーMOS・FET
(3)のON時には、電源(E1+E2)より第2の駆動回路
(5)を介して、この第2のパワーMOS・FET(3)のゲ
ートに電圧が印加されている。一方OFF時は、コンデン
サ(7)の充電電圧分だけ、前記第2のパワーMOS・FET
(3)のソース電圧より低下した電圧が、第2の駆動回
路(5)のマイナス側の電源を介してゲートに接続され
ている。
従って前記第2のパワーMOS・FET(3)のOFF時はゲー
トが逆バイアスされるのでスイッチング・スピードが速
くなる。また安定性が増す。
一方、電源(E1+E2)が印加されている第2の駆動回路
(5)によって、第2のパワーMOS・FET(3)のゲート
に電圧が印加され、この第2のパワーMOS・FET(3)が
ONすると、電流はダイオード(8)、第1のコンデンサ
(9)、ツェナーダイオード(10)および第2のパワー
MOS・FET(3)を通り、第1のコンデンサ(9)に充電
をする。
次に第2のパワーMOS・FET(3)がOFFすると、ノード
(a)電圧が上昇し、ダイオード(8)、第1のコンデ
ンサ(9)、ツェナーダイオード(10)および第2のパ
ワーMOS・FET(3)へと流れる電流は遮断され、充電さ
れたコンデンサ(9)は、抵抗(11)、第2のコンデン
サ(12)およびダイオード(13)の通路で放電し、第2
のコンデンサ(12)に充電をする。
従って、第1の駆動回路(4)のマイナス側の電源は、
前記第1のパワーMOS・FET(2)のソースに対し第2の
コンデンサ(12)の充電電圧だけ下降し、第1の駆動回
路(4)が第1のパワーMOS・FET(2)をOFFする時
は、前記下降したマイナス電源の電圧が第1のパワーMO
S・FET(2)のゲートに印加される。
その結果、第1のパワーMOS・FET(2)のOFF時に、ゲ
ートは逆バイアスされるため、第1のパワーMOS・FET
(2)のOFFするスピードが速くなる。またOFF時に於い
て、ゲートに加わる電圧が負であるため、ノイズが加わ
った場合でも、MOS・FETのスレッショルド電圧に達する
ことはないので、安定性が向上する。
(ト)考案の効果 以上に述べた如く、充電された第1のコンデンサ(9)
の放電が、抵抗(11)、第2のコンデンサ(12)および
ダイオード(13)の通路で行なわれ、その結果、第2の
コンデンサ(12)が充電される。
この第2のコンデンサ(12)により、前記第1のパワー
MOS・FET(2)のゲートは、逆バイアスされて、OFFす
るスピードが速くなる。
またインバータ装置等にみられるブリッジ回路で、駆動
回路の電源を単一電源で構成でき、しかも逆バイアス駆
動させることができる。
従って、非常に簡単な回路でスイッチング・スピードが
速くなり、安定性の高いパワーMOS・FETドライブ回路が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパワーMOS・FETドライブ回路を示す
図、第2図は従来のパワーMOS・FETドライブ回路を示す
図である。 (1)はパワーMOS・FETドライブ回路、(2)は第1の
パワーMOS・FET、(3)は第2のパワーMOS・FET、
(4)は第1の駆動回路、(5)は第2の駆動回路、
(6),(7)はコンデンサ、(8)はダイオード、
(9)は第1のコンデンサ、(10)はツェナーダイオー
ド、(11)は抵抗、(12)は第2のコンデンサ、(13)
はダイオードである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個直列に接続される第1および第2のパ
    ワーMOS・FETと、この第1のパワーMOS・FETを駆動する
    第1の駆動回路と、前記第2のパワーMOS・FETを駆動す
    る第2の駆動回路と、前記第2の駆動回路と並列接続さ
    れる直列接続した第1の電源および第2の電源とを備え
    たパワーMOS・FETドライブ回路に於いて、 前記第1の電源と第1のパワーMOS・FETとの間には、 前記第1の電源のプラス側とアノードが接続された第1
    のダイオードと、 前記第1のダイオードのカソードと前記第1のパワーMO
    S・FETのソースとの間に接続された抵抗と、 前記第1のダイオードのカソードと前記第1のパワーMO
    S・FETのソース間に並列接続され、カソード側がこのソ
    ースと接続されたツェナーダイオードおよびこのツェナ
    ーダイオードのアノードと直列接続された第1のコンデ
    ンサと、 前記ツェナーダイオードと並列接続され、このツェナー
    ダイオードのアノード側にはカソードが接続された第2
    のダイオードおよびこの第2のダイオードと直列接続さ
    れた第2のコンデンサと、 前記第2のコンデンサと前記第2のダイオードとの間か
    ら延在され、この間のの電圧をゲートに印加するための
    第1の接続手段と、 前記第1のコンデンサと前記抵抗との間から延在され、
    この間の電圧をゲートに印加するための第2の接続手段
    と、 前記第1のパワーMOS・FETのゲートに、停止の際には前
    記第1の接続手段の電圧を、動作時には前記第2の接続
    手段の電圧を印加する第3の接続手段とを有することを
    特徴とするパワーMOS・FETドライブ回路。
JP14343387U 1987-09-18 1987-09-18 パワーmos・fetドライブ回路 Expired - Lifetime JPH0736476Y2 (ja)

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JP14343387U JPH0736476Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 パワーmos・fetドライブ回路

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JPS6447593U JPS6447593U (ja) 1989-03-23
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JPH0744847B2 (ja) * 1989-11-07 1995-05-15 三菱電機株式会社 インバータ装置の駆動回路
JP2758477B2 (ja) * 1990-03-15 1998-05-28 株式会社芝浦製作所 携帯形情報機器
KR100687936B1 (ko) * 2005-11-29 2007-02-27 삼성전자주식회사 전자기기 및 전원회로
JP5975833B2 (ja) * 2012-02-01 2016-08-23 三菱電機株式会社 電力変換装置

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