JP2813751B2 - 回転式基板処理装置 - Google Patents

回転式基板処理装置

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JP2813751B2
JP2813751B2 JP9807291A JP9807291A JP2813751B2 JP 2813751 B2 JP2813751 B2 JP 2813751B2 JP 9807291 A JP9807291 A JP 9807291A JP 9807291 A JP9807291 A JP 9807291A JP 2813751 B2 JP2813751 B2 JP 2813751B2
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substrate
processing
substrate processing
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rotary
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哲也 濱田
徹 森本
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハや液晶パ
ネル用のガラス板といった基板を複数の処理機器へ搬送
し、搬送された基板に所要の処理液を供給して基板洗
浄,薄膜形成等の回転処理を基板に施す回転式基板処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転式基板処理装置は、基板処
理手順に基づき駆動されて基板を処理する複数の処理機
器と各処理機器に基板を搬送するための基板搬送機器と
を備える。この複数の処理機器としては、例えば、フォ
トレジストや現像液或いは超純水等の各種処理液を回転
させた基板に供給し、基板に対して種々の回転処理を施
す回転処理機器や、ホットプレートやクールプレートと
いった基板に熱処理を施す熱処理機器等が挙げられる。
また、各処理機器への基板搬送順序や各処理機器におけ
る回転数,処理温度,使用する処理液等の基板処理条件
を特定するための基板処理手順は、予め回転式基板処理
装置の記憶機器に記憶されている。
【0003】そして、ある基板処理手順が指定される
と、回転式基板処理装置は、この指定された基板処理手
順における基板搬送順序に基づいて、該当する処理機器
に基板を順次搬送し、搬送された各処理機器において、
基板処理手順における基板処理条件に基づいて、基板を
処理する。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回転式基板処理装置では、次のような問題点が指摘
されている。
【0004】一般に、回転式基板処理装置は、電源投入
時には、各処理機器や基板搬送機器についてその初期設
定、例えば基板搬送機器の原点復帰等のいわゆるウォー
ミングアップを強制的に行なう。このウォーミングアッ
プが終了すれば、基板処理を実行できる状態としてオペ
レータによる基板処理手順指定がなされるまで待機して
いる。このため、基板処理手順が指定されなければ、回
転式基板処理装置自体は、ウォーミングアップが完了し
た時点でその運転を停止していることになる。そして、
基板処理手順が指定されてから、その基板処理手順にお
ける処理条件に適合するよう各処理機器を駆動させる基
板処理準備が実際の基板処理に先だって行なわれ、その
後、基板処理が実行される。
【0005】換言すれば、基板処理に用いられるはずの
各処理機器を、予め被処理基板の処理条件に適合させて
駆動させておくことができないため、電源投入時から基
板処理手順が指定されるまでの間が無駄となり、処理効
率が低下する。例えば、電源遮断時から電源投入時まで
の間に室温に近い温度まで冷えている加熱処理機器を、
基板処理以前に予め処理温度に近い温度まで昇温させて
おくことができないでいる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、電源投入当初から速やかに基板処理準備を行な
い、基板処理効率の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに第1の発明の採用した手段は、所要の処理液を用い
て基板に回転処理を施す回転処理機器を始めとする複数
の処理機器への基板搬送順序と搬送された各処理機器に
おける基板処理条件とを含む基板処理手順を複数記憶
し、該記憶した複数の基板処理手順のうちから随時指定
された基板処理手順に基づいて前記処理機器を制御し
て、基板を処理する回転式基板処理装置であって、前記
記憶した複数の基板処理手順のうちから予め指定された
基板処理手順を、優先基板処理手順として記憶する優先
手順記憶手段と、電源投入時には、該優先手順記憶手段
の記憶した優先基板処理手順に基づいて前記複数の処理
機器を制御する初期制御手段とを備えることをその要旨
とする。
【0008】また、第2の発明の採用した手段は、所要
の処理液を用いて基板に回転処理を施す回転処理機器を
始めとする複数の処理機器への基板搬送順序と搬送され
た各処理機器における基板処理条件とを含む基板処理手
順を複数記憶し、該記憶した複数の基板処理手順のうち
から随時指定された基板処理手順に基づいて前記処理機
器を制御して、基板を処理する回転式基板処理装置であ
って、前記記憶した複数の基板処理手順の規定する複数
の処理機器のうちの所定の処理機器について、該処理機
器における初期制御条件を記憶する初期制御条件記憶手
段と、電源投入時には、該初期制御条件記憶手段の記憶
した初期制御条件に基づいて前記所定の処理機器の個々
を制御する初期制御手段とを備えることをその要旨とす
る。
【0009】
【作用】上記構成を有する第1の発明にかかる回転式基
板処理装置は、優先手順記憶手段に優先基板処理手順と
してある一つの基板処理手順を記憶させておき、電源投
入当初から、初期制御手段によって、優先基板処理手順
に基づいて該当する複数の処理機器を制御する。この結
果、電源投入後、速やかに優先基板処理手順における処
理条件に適合するよう各処理機器が駆動され、基板処理
準備が行なわれる。このため、電源投入当初から優先基
板処理手順に基づいた基板処理が可能となる。
【0010】また、第2の発明にかかる回転式基板処理
装置は、初期制御条件記憶手段に基板処理手順の規定す
る複数の処理機器のうちの所定の処理機器における初期
制御条件を記憶させておき、電源投入当初から、初期制
御手段によって、初期制御条件に基づいて所定の処理機
器を制御する。この結果、電源投入後、速やかに初期制
御条件に適合するよう各処理機器が駆動され、所定の処
理機器については速やかに基板処理準備が行なわれる。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る回転式基板処理装置の好
適な実施例について、図面に基づき説明する。まず、本
実施例の回転式基板処理装置の概要について、当該装置
の概略斜視図である図1を用いて簡単に説明する。
【0012】回転式基板処理装置1は、半導体ウエハ等
の基板を回転させこの基板表面にフォトレジスト等を回
転塗布して熱処理するための装置であり、図1に示すよ
うに、基板供給部2と基板処理部3とに大別される。な
お、以下の説明に当たっては、この両者を呼称上明確に
区別するために、前者の基板供給部2を基板授受ユニッ
ト2と称し、基板処理部3をプロセス処理ユニット3と
称することとする。
【0013】基板授受ユニット2は、基板Wを多段に収
納したカセットC1ないしC4から基板Wを取り出して
基板受け渡し位置である基板授受位置Pまで移送した
り、この基板授受位置Pから基板Wを移送して基板の収
納が可能ないずれかのカセット内へ基板Wを収納する。
プロセス処理ユニット3は、後述するように基板に所要
の処理液を供給して回転処理を施す回転処理機器を含む
複数の各種処理機器等を備え、これら各処理機器等を駆
動して基板を処理する。
【0014】次に、上記各ユニットについて説明する。
基板授受ユニット2は、図1及び回転式基板処理装置1
の一部平面を破断して示す図2に示すように、カセット
設置台4の上面に、基板Wを多段に収納した2基のカセ
ットC1,C2と基板未収納の2基のカセットC3,C
4を備える。また、各カセットから基板Wを取り出した
り各カセット内に基板Wを収納したりするための基板移
送機器6を、カセットC1ないしC4の並びに図中矢印
D方向に水平移動自在に備える。そして、カセット設置
台4の前面には、この基板授受ユニット2や後述するプ
ロセス処理ユニット3に種々の指示を与えるための主操
作パネル5が組み込まれている。
【0015】なお、カセットC3,C4を基板未収納の
カセットとしたが、これに限るわけでなく、例えば総て
のカセットを基板収納済みのカセットとしてもよい。ま
た、この主操作パネル5は、種々の設定や数値入力を行
なうためのキーボード5aと、このキーボード5aから
の指示に基づき種々の画面を表示するディスプレイ5b
とを備える。
【0016】基板移送機器6は、図1及び図2に示すよ
うに、基板Wをその下面で吸引・吸着する基板吸着アー
ム7を、カセットにおける基板Wの積み重ね方向(図2
の紙面における表裏方向)に沿って昇降可能で、且つ、
図2に示す待機位置とカセット内に進入した取り出し位
置との間に渡って図中矢印E方向に前後動可能に備え
る。
【0017】このため、基板移送機器6を図中矢印D方
向に水平移動させて所望のカセットの正面まで移動し、
その後、当該カセットにおける所望段の基板収納溝に対
応する高さまでの基板吸着アーム7の上昇,カセット内
への基板吸着アーム7の進入,基板吸着アーム7の僅か
な再上昇,基板吸着アーム7の後退,基板吸着アーム7
の降下を順次行なえば、カセットからの基板Wの取り出
しが完了する。又、この逆の手順で基板吸着アーム7を
駆動させれば、カセット内への基板Wの収納が完了す
る。
【0018】基板移送機器6は、上記基板吸着アーム7
のほか、基板吸着アーム7でカセットから取り出した基
板Wを水平に支持するために、3本の支持ピン8a,8
b,8cをその基台9に昇降自在に備える。また、これ
ら各支持ピンに支持された基板Wの中心位置合わせを行
なうために、基台9の両側に位置合わせ板10を水平往
復動自在に備える。
【0019】位置合わせ板10の上面には、おのおの4
本の案内ピン11が、基板Wの外径と略同一の曲率とな
るような配列で、それぞれ突設されている。よって、基
台9から上昇した各支持ピンにより基板Wが支持された
状態で、各位置合わせ板10を水平往復動させると、各
案内ピン11が基板Wの外周に当接・離間するため、基
板Wの中心位置合わせが完了する。
【0020】こうして、カセットから取り出された基板
Wは、基板移送機器6により基板授受位置P(図1参
照)に移送された後、後述するプロセス処理ユニット3
付属の基板搬送機器37に受け渡され、当該ユニットに
おける回転塗布機器等に、順次搬送されて処理される。
そして、処理が完了した処理済み基板は、基板搬送機器
37により基板授受位置Pに返却された後、基板移送機
器6により所定のカセット内に収納される。
【0021】また、カセット設置台4上面には、図2に
示すように、処理すべき基板を収納したカセットである
ことや基板処理手順を特定するための手順番号数値コー
ドやカセット単位の処理順序等を入力するためカセット
コントロールパネル18が、各カセット毎に設置されて
いる。
【0022】更に、図2に示すように、カセット設置台
4に載置された各カセットC1ないしC4の周囲には、
カセットを取り囲むコの字状のブラケット21が昇降自
在に付設されている。このブラケット21の開口部先端
には、カセット内に収納された基板Wの有無を検出する
投光素子22と受光素子23からなる光センサ24が取
り付けられている。なお、ブラケット21は、カセット
設置台4の上面を貫通する板状の支持軸30を上下動さ
せる光センサ昇降機構25(図3参照)を介して昇降す
る。そして、この光センサ24は、タイミング検出セン
サ42(図3参照)とともに、カセットに沿って上昇す
る間において、カセット内における基板有無をカセット
における基板収納溝の段数に対応付けて一括して検出す
る。
【0023】上記した基板授受ユニット2から基板を受
け取りこれを処理するプロセス処理ユニット3は、図1
に示すように、回転する基板表面に処理液(薬液)を滴
下して薄膜を形成する回転塗布機器31,32や、回転
塗布機器で処理を行なう前後に基板を熱処理(加熱・冷
却)する熱処理機器33,34,35を備える。更に、
各回転塗布機器31,32及び熱処理機器33,34,
35の並びに沿った図中矢印A方向に水平移動自在な基
板搬送機器37を備える。なお、図示するように、各熱
処理機器は、それぞれ上段に加熱用熱処理機器を、下段
に冷却用熱処理機器をそれぞれ備える。
【0024】これら各回転塗布機器及び熱処理機器は、
後述するメインコントローラ50から基板処理手順にお
ける処理条件(回転数,温度,使用処理液種類,吐出量
等)のロードを受ける個別の後述するコントローラと、
図示しない回転数センサ,温度センサ等を備える。そし
て、各回転塗布機器及び熱処理機器は、これらセンサの
検出信号とロードを受けた後述する基板処理手順におけ
る制御指令値(処理条件)とに基づき、各処理機器付属
のコントローラにより、フィードバック制御されてい
る。
【0025】基板搬送機器37は、図示しない駆動系に
より図中矢印A方向に水平移動自在なステージ38上面
に図中矢印B方向に旋回自在なヘッド39を備え、この
ヘッド39には、Uの字状の基板支持アーム37a,3
7bを上下2段に備えて構成される。また、この各基板
支持アーム37a,37bは、ヘッド39から出入り自
在に構成されている。
【0026】上記構成のプロセス処理ユニット3は、所
定の基板処理手順における搬送プロセスに基づいて、基
板搬送機器37を駆動制御して、基板授受ユニット2に
おける基板授受位置Pから、上記回転塗布機器といった
複数の処理機器のうちの必要な処理機器に、順次基板を
搬送する。そして、基板が搬送された回転塗布機器等に
て、当該基板処理手順における処理条件に基づいて基板
を処理し、搬送された各処理機器における処理が完了し
た処理済み基板を基板授受位置Pに返却する。
【0027】なお、回転塗布機器等の処理機器に未処理
基板を出入りさせる際に、当該処理機器内に処理済み基
板が残存している場合には、基板を支持していない方の
基板支持アームをヘッド39から迫り出して残存処理済
み基板を処理機器から取り除く。その後、他方の基板支
持アームに支持されている未処理基板を処理機器内にセ
ットする。こうして、効率よく基板処理がなされる。
【0028】次に、上記した回転式基板処理装置1にお
ける制御系について、図3に示すブロック図を用いて説
明する。本実施例におけるこの制御系は、回転式基板処
理装置1の全体を統括制御するメインコントローラ50
のほか、そのサブコントローラとして、基板授受ユニッ
ト2を制御する基板授受ユニットコントローラ60と、
プロセス処理ユニット3を構成する各処理機器ごとのコ
ントローラである基板搬送機器コントローラ37Aと、
各回転塗布機器用の回転塗布機器コントローラ31A,
32Aと、各熱処理機器用の熱処理機器コントローラ3
3A,34A,35Aとを備える。
【0029】メインコントローラ50は、論理演算を実
行する周知のCPU51,CPUを制御する種々のプロ
グラム等を予め記憶するROM52,種々のデータを一
時的に記憶するRAM53等を中心に論理演算回路とし
て構成され、データの書き込み及びデータの保持が随時
可能で後述する多量のデータを予め記憶する記憶ディス
ク54を内蔵している。
【0030】そして、このメインコントローラ50は、
上記CPU等とコモンバス55を介して相互に接続され
た入出力ポート56により、外部との入出力、例えば、
既述した主操作パネル5や、基板授受ユニットコントロ
ーラ60,基板搬送機器コントローラ37A,各処理機
器ごとの各コントローラ31Aないし35A等との間で
データの転送を行なう。
【0031】基板授受ユニットコントローラ60は、光
センサ24及びタイミング検出センサ42のほか、基板
移送機器6,カセットコントロールパネル18,光セン
サ昇降機構25等と接続されている。そして、これら各
センサやカセットコントロールパネル18からの信号を
始め、当該コントローラで求めた算術演算データをメイ
ンコントローラ50に出力する。なお、カセットコント
ロールパネル18,光センサ24,タイミング検出セン
サ42,光センサ昇降機構25等は、カセット設置台4
の上面における4基のカセットC1ないしC4のそれぞ
れに備えられており、各々基板授受ユニットコントロー
ラ60に接続されている。
【0032】回転塗布機器等の各処理機器ごとの各コン
トローラ37A,31Aないし35Aは、メインコント
ローラ50から指令された制御指令値や、各処理機器に
備えられた図示しないセンサからの検出信号に基づい
て、各処理機器を制御する。
【0033】なお、各処理機器ごとの各コントローラ3
7A,31Aないし35Aは、上記メインコントローラ
50と同様に、それぞれCPU,RAM,ROM等を備
えるが、その詳細な説明については省略する。
【0034】次に、上記各処理機器を駆動制御するため
の基板処理手順について説明する。基板処理手順は複数
種類存在し、図4に示すように、その各々が、各基板処
理手順を特定するための手順番号数値コードと各処理機
器における制御指令値等とを対応付けて、予め記憶ディ
スク54に書き込み記憶されている。
【0035】より詳細に説明すると、図4に示すよう
に、各手順番号数値コードのそれぞれに関して、必要な
処理ステップごとに、各処理ステップにおける工程を表
す工程記号と、その工程を行なう処理機器と、その工程
における処理条件とに関するデータが書き込まれてい
る。
【0036】つまり、各処理ステップにおける工程記号
の欄の記号は、それぞれの工程名称に相当し、工程記号
ADは処理液塗布前の加熱工程を、ACは処理液塗布前
の冷却工程を、SCは処理液塗布工程を、SBは処理液
塗布後の加熱工程をそれぞれ表す。また、同一の処理ス
テップにおいて複数の処理機器(処理機器1,2…)が
書き込まれている場合(手順番号数値コード01におけ
る処理ステップ1の加熱用熱処理機器33a,34a)
は、いずれかの処理機器で処理すれば良いことを示す。
ただし、処理機器の数値が小さいほど優先的に使用され
る。例えば、手順番号数値コード01の場合には、処理
機器1の欄の加熱用熱処理機器33aが優先して使用さ
れ、この加熱用熱処理機器33aが処理中であるとして
使用できなければ、処理機器2の欄の加熱用熱処理機器
34aが使用される。
【0037】処理ステップ3以外の処理ステップは、工
程記号AD,AC,SB等から判るように処理液塗布前
後の熱処理工程であり、その処理条件欄に記載されてい
るように、該当する処理機器を制御する際の処理温度や
処理時間等の制御指令値を表す数値データを備える。
【0038】各処理ステップのうち処理ステップ3は、
工程記号SCから判るように回転処理機器を用いた処理
液塗布工程であり、処理液塗布を繰り返し行なうことか
ら、当該処理ステップを更に第1ステップ部分,第2ス
テップ部分…第iステップ部分等に区分したデータを有
する。
【0039】つまり、処理液塗布工程である処理ステッ
プ3は、基板を回転させつつ処理液(薬液)を塗布する
ため、使用する複数種類の処理液の指定,処理回転数,
回転加速度,処理液吐出時間(吐出量)といった数多く
の処理条件(制御指令値)に基づき実行される上に、異
なった処理液を使用する回転処理を繰り返し行なう。こ
のため、処理ステップ3は他の処理より格段に多くの条
件データを幾種類も備えるが、これらを総て支障なく記
憶できるよう配慮されている。
【0040】このように記憶ディスク54には、複数種
類の基板処理手順が、膨大な処理条件のデータを含んで
記録されている。このため、ある手順番号数値コード、
例えば00の手順番号数値コードが指定されると、この
時の基板処理手順は、まず処理液塗布前に加熱用熱処理
機器33aにて加熱処理を行ない(処理ステップ1)、
次に冷却用熱処理機器33bにて冷却処理を行ない(処
理ステップ2)、引続いて回転塗布機器32にて処理液
塗布処理を行ない(処理ステップ3)、処理液塗布後の
加熱処理を加熱用熱処理機器35aにて行なう(処理ス
テップ4)ことになる。つまり、処理ステップの数値
は、プロセス処理ユニット3側における基板の搬送順序
を表わす。なお、処理ステップ5以下についてもデータ
が作成・記憶されていればそれに従って処理されること
は勿論である。
【0041】このような記憶ディスク54へのデータの
書き込みは、例えば、主操作パネル5のキーボード5a
からのデータ入力や、磁気テープ,フレキシブルディス
ク等の記憶媒体にデータの書き込み・記憶を行なう外部
記憶装置70(図3参照)からの入出力ポート56を介
したデータ転送等により行なわれる。
【0042】また、このように記憶された複数の基板処
理手順のうちからの所望の基板処理手順の選択指示は、
カセットコントロールパネル18や主操作パネル5のキ
ーボード5a等におけるキー操作により実行される。な
お、所望の基板処理手順を選択指示するための上記キー
操作は、手順番号数値コードの数値をキー入力する操作
である。
【0043】そして、基板処理を開始するに当たって手
順番号数値コードが指定されると、該当する基板処理手
順の各処理ステップにおける処理条件は、メインコント
ローラ50から該当する処理機器付属のコントローラに
ロードされる。例えば00の手順番号数値コードが指定
されると、処理ステップ1及び処理ステップ2における
処理条件は加熱用熱処理機器33a,冷却用熱処理機器
33bを有する熱処理機器33付属の熱処理機器コント
ローラ33Aにロードされる。同様に、処理ステップ3
における処理条件は回転塗布機器31付属の回転塗布機
器コントローラ31Aにロードされ、処理ステップ4に
おける処理条件は加熱用熱処理機器35aを有する熱処
理機器35付属の熱処理機器コントローラ35Aにロー
ドされる。
【0044】こうして処理条件のロードを受けた各コン
トローラ37A,31Aないし35Aは、ロードを受け
た処理条件である制御指令値とセンサからの検出信号と
に基づき、各処理機器をフィードバック制御しつつ基板
処理を行なう。
【0045】次に、上記した構成を備える本実施例の回
転式基板処理装置1が行なう基板処理制御(ルーチン)
について、図5,図6のフローチャートに基づき説明す
る。
【0046】図5は、プロセス処理ユニット3にて基板
Wを処理する一連の処理を示す基板処理ルーチンのフロ
ーチャートの前半部分を示す。そして、当該基板処理ル
ーチンは、電源が投入されたときにのみ実施する図示し
ない初期処理、即ち、CPU51の内部レジスタのクリ
ア,基板搬送機器37の原点復帰等を経て、電源投入時
から電源遮断時までの間に渡って繰り返し実行される。
【0047】図5に示すように、この基板処理ルーチン
は、上記初期処理の後に、まず、記憶ディスク54の所
定アドレスに記憶されている優先基板処理手順を特定す
るための手順番号数値コードを読み込む(ステップ10
0,以下単にステップをSと表記する)。この手順番号
数値コードは、図7に示す優先基板処理手順更新ルーチ
ンにより随時更新して、記憶ディスク54に書き込まれ
る。なお、図7の優先基板処理手順更新ルーチンは、主
操作パネル5におけるスイッチ(優先基板処理手順更新
スイッチ)が操作される度に割り込み処理され、当該ス
イッチの操作後に押圧されたテンキーによって入力され
た数値を優先基板処理手順を特定するための手順番号数
値コードとして書き込み記憶する(S200)。
【0048】S100にて手順番号数値コードを読み込
んだ後には、その手順番号数値コードと図4における手
順番号数値コードとが一致するアドレスに書き込まれて
いる該当基板処理手順を優先基板処理手順とし、読み込
んだ該当基板処理手順における処理条件の制御パラメー
タ、例えば熱処理機器における温度制御パラメータ等に
基づき各処理機器を制御する(S105)。例えば、読
み込んだ手順番号数値コードが01であれば、アドレス
A1 に書き込まれている基板処理手順を優先基板処理手
順として認識し、この基板処理手順における処理条件の
制御パラメータに従って、加熱用熱処理機器33a,3
4aを160℃(条件1)まで予め昇温したり、冷却用
熱処理機器33bを図示しない所定温度まで冷却したり
する。また、回転塗布機器31においては、第1ステッ
プとしてノズルから吐出される処理液C1 が処理液記号
16で特定される処理液となるように図示しないバルブ
の切換等が行なわれる。
【0049】こうして基板処理手順に基づく処理機器制
御を開始した後は、基板授受ユニットコントローラ60
からの後述の基板収納状況データの入力を受けて、基板
関連情報等をチェックする(S110)。
【0050】この基板収納状況データは、図8に示すよ
うなデータ構成を備えたデータとして基板授受ユニット
2側で求められ、メインコントローラ50に入力され
る。即ち、基板収納状況データは、処理対象となる未処
理基板を収納した収納元カセットのカセット番号(収納
元カセットNo.)と、そのカセットにおける最下段の
基板収納溝から数えて何段目の基板収納溝であることに
相当する溝番号と、カセット単位の処理順序と、基板有
無検出結果(基板ありの場合は「1」,基板なしの場合
は「0」)と、処理済み基板を収納することになる収納
先カセットのカセット番号(収納先カセットNo.)と
を含む。このうち、収納元カセットNo.と、カセット
単位の処理順序と、収納先カセットNo.とは、カセッ
トコントロールパネル18や主操作パネル5のスイッチ
又はテンキー等から処理すべき基板に関する種々の情報
として入力される。また、溝番号と基板有無状態とは、
カセットの最下端の初期位置に位置する光センサ24
を、カセット下端から上端に向けて連続的に上昇させ、
この光センサ24及びタイミング検出センサ42からの
検出信号に基づき、対応付けて決定される。
【0051】なお、この基板収納状況データは、基板授
受ユニットコントローラ60におけるRAM又はバック
アップRAMに、所定番地の書込開始アドレス(AA1
)からカセット毎の基板収納溝に対応して順次記憶さ
れる。この場合、基板有無の検出を要するカセットは、
カセットC1,C2であるので、アドレスAC1 以降に
はデータが書き込まれない。勿論、カセットC1〜C4
の総てのカセットが処理すべき基板を収納した収納元カ
セットであり、これら総てのカセットについて処理する
場合には、アドレスAC1 以降にもデータが書き込まれ
る。また、図8の基板収納状況データからは、カセット
C1の下から3段目の基板収納溝に基板が無いので、処
理すべき基板の総数がカセットC1(25枚)とカセッ
トC2(26枚)とで51枚であることが判る。
【0052】つまり、上記S110では、基板授受ユニ
ットコントローラ60からの基板関連情報に何らかの不
都合がないか、或いは、プロセス処理ユニット3の各処
理機器から何らかの異常の報知を受けていないか、その
他諸々を確認することにより、基板の回転処理を開始で
きる態勢が整っているか否かを判断する。なお、基板関
連情報に不都合がある場合の例としては、収納元カセッ
ト(カセットC1,C2)に関してカセットコントロー
ルパネル18等から予め入力された手順番号数値コード
に対応する基板処理手順が、その手順における各処理条
件データにデータの未入力があるまま記憶ディスク54
に記憶されている場合などがある。また、処理機器から
何らかの異常の報知を受けている場合の例としては、例
えばセンサ不良により熱処理機器の温度制御ができない
場合などがある。
【0053】S110における基板関連情報等のチェッ
クの結果、何らかの不備がある場合には、基板授受ユニ
ット2の収納元カセットからプロセス処理ユニット3へ
基板を供給する基板供給移送に支障があるとして、基板
供給移送を禁止する(S115)。具体的には、基板供
給移送を禁止する旨の基板移送禁止指令信号を基板授受
ユニットコントローラ60へ出力し、基板授受ユニット
2側で実行される図示しない基板授受ルーチンにおい
て、この基板移送禁止指令信号により基板供給移送を行
なわないようにする。その後、S110に移行して、基
板関連情報等に不備がなくなるまで待機する。
【0054】一方、S110でのチェック結果に何の不
備がないと判断した場合には、電源投入直後の最先の基
板処理を、S100で読み込んだ手順番号数値コードで
特定される優先基板処理手順に基づき実施するか、又は
電源投入後に優先基板処理手順と異なる基板処理手順と
して新たに指示された指定基板処理手順に基づき実施す
るか否かを判断する(S120)。この判断は、優先基
板処理手順を特定する手順番号数値コードと異なる手順
番号数値コードが、カセットコントロールパネル18の
キー操作を介して入力されたか否かによって下される。
【0055】つまり、優先基板処理手順を特定する手順
番号数値コードと異なる手順番号数値コードが入力され
れば、入力された手順番号数値コードで特定される指定
基板処理手順に基づき最先の基板処理を実施し、当該数
値コードの入力が無ければ優先基板処理手順に基づき最
先の基板処理を実施する。なお、カセットコントロール
パネル18からの手順番号数値コードは、基板授受ユニ
ットコントローラ60の入出力ポートを介してメインコ
ントローラ50に入力される。
【0056】上記S120で、電源投入直後の最先の基
板処理を優先基板処理手順に基づき実施すると判断すれ
ば、基板授受ユニットコントローラ60から入力を受け
た基板収納状況データ(図8)に基づいて、上記基板授
受ユニット2側で検出された基板毎に、基板を区別する
ために新たに付与した基板情報と、収納元カセットN
o.,収納先カセットNo.といったカセット単位の情
報(カセット情報)と、優先基板処理手順を特定するた
めにS100で読み込んだ手順番号数値コード01とを
対応付けた、図9に示すような基板データを作成し、こ
れを記憶ディスク54に記憶する(S125)。この基
板データ作成に当たっては、優先基板処理手順を特定す
る手順番号数値コード01を最先の手順番号数値コード
とする。
【0057】そして、優先基板処理手順を特定する手順
番号数値コードを含んだ基板データの作成・記憶の完了
に伴って、メインコントローラ50からは、優先基板処
理手順に該当するプロセス処理ユニット3の各処理機器
付属のコントローラへ、図4に示す基板処理手順の詳細
な条件やデータのうち基板データにおける手順番号数値
コードで特定された基板処理手順に関する詳細な条件や
データが転送される。つまり、手順番号数値コード01
を含んだ図4のアドレスA1 に書き込まれている基板処
理手順に関する詳細な条件やデータが転送される。
【0058】ここで、基板を区別する基板情報とは、回
転式基板処理装置1において電源が投入されてから遮断
されるまでに渡って処理する総ての未処理基板を、個々
に区別する情報であり、電源投入直後に基板授受ユニッ
ト2側で収納元カセット内に基板有りとされた最初の検
出基板を「1」とし、各検出基板に対して通し番号が付
与される。従って、図8に示すように、電源投入直後の
基板処理に際しては、処理すべき基板の総数はカセット
C1,C2の合計で51枚であることから、これら処理
すべき基板の個々に対して、基板有無検出順に「1」か
ら「51」までの基板情報が付与される。そして、これ
ら51枚の基板処理が完了し新たに処理すべき収納元カ
セットにおける基板有無の検出を実行した場合には、
「52」以降の基板情報が付与される。
【0059】なお、記憶ディスク54への上記基板デー
タの書き込みに際しては、予め設定された書込開始アド
レス(W1 )から実施される。また、基板データをRA
M53に記憶してもよいことは勿論である。
【0060】一方、S120で電源投入直後の最先の基
板処理を新たに指示された指定基板処理手順に基づき実
施すると判断すれば、上記S125と同様にして、図8
に示す基板収納状況データに基づいて、基板授受ユニッ
ト2側で検出された基板毎に、基板情報と、カセット単
位の情報(カセット情報)と、上記新たに入力を受けた
手順番号数値コード、例えば11とを対応付けた、図1
0に示すような基板データを作成し、これを記憶ディス
ク54に記憶する(S130)。この場合には、指定基
板処理手順を特定する手順番号数値コード11を最先の
手順番号数値コードとする。なお、指定基板処理手順を
特定する手順番号数値コード11を含んだ基板データの
作成・記憶の完了に伴って、メインコントローラ50か
らは、指定基板処理手順に該当するプロセス処理ユニッ
ト3の各処理機器付属のコントローラへ、手順番号数値
コード11を含んだ図4のアドレスA11(図示せず)に
書き込まれている基板処理手順に関する詳細な条件やデ
ータが転送される。
【0061】このS130に引き続いては、指定基板処
理手順を特定する手順番号数値コード(「11」)と図
4における手順番号数値コードとが一致するアドレスに
書き込まれている該当基板処理手順における処理条件の
制御パラメータ、例えば熱処理機器における温度制御パ
ラメータ等に基づき各処理機器を制御する(S13
5)。
【0062】こうしてS125にて基板データの作成・
記憶を行なった後、又はS135にて指定基板処理手順
に基づく処理機器制御を開始した後は、基板処理手順に
おける制御パラメータに基づく各処理機器の制御状態が
基板処理可能な状態(熱処理機器における温度制御完了
等)にあるか否かを、各処理機器毎のコントローラから
の制御状態に関する検出結果の良否に基づき判断する
(S140)。そして、優先基板処理手順又は指定基板
処理手順に該当する総ての処理機器における制御状態が
基板処理が可能な状態となるまで待機する。
【0063】しかる後、上記総ての処理機器が基板処理
可能な状態となれば、収納元カセットからプロセス処理
ユニット3へ基板を供給移送して基板処理が開始できる
として、図6に示すように、基板供給移送を許可し(S
145)、基板供給移送の開始を許可する旨の基板移送
許可指令信号を基板授受ユニットコントローラ60へ出
力する。これを受けた基板授受ユニットコントローラ6
0は、プロセス処理ユニット3への基板供給移送が開始
できると判断し、その実行タイミングを決定するメイン
コントローラ50からの後述の基板供給実行指令信号の
入力を待機する。
【0064】そして、S145における基板供給移送許
可に引き続いて、プロセス処理ユニット3側において未
処理基板を受け取ることができるか否かを判断し(S1
50)、基板受け取りが可能となるまで待機する。即
ち、S140における総ての処理機器についての基板処
理可能判断とS145における基板供給移送許可とに基
づいて未処理基板の処理を開始できる状態であっても、
例えば、プロセス処理ユニット3の各処理機器付属のコ
ントローラへ転送した基板処理手順に該当する総ての処
理機器において基板処理中であれば、未処理基板をプロ
セス処理ユニット3に受け取ることができないため、上
記判断を行なう。なお、この判断は、各処理機器毎のコ
ントローラからの基板処理状態(基板処理中又は処理待
機中)に関する検出結果の有無に基づき下される。
【0065】このS150で基板受け取りが可能である
と判断すれば、基板処理の準備が総て完了したとして、
基板授受ユニット2の基板授受ユニットコントローラ6
0に、プロセス処理ユニット3への未処理基板の供給移
送を実際に実行する旨の基板供給実行指令信号を出力
し、この信号の入力を受けて基板授受位置P(図1参
照)へ移送されてきた未処理基板を次のようにして受け
取る(S155)。つまり、基板搬送機器コントローラ
37Aを介して基板搬送機器37に制御信号を出力し
て、基板授受位置P手前で待機している基板搬送機器3
7を駆動し、処理済み基板を支持していない方の基板支
持アーム37a又は37bをヘッド39から迫り出さ
せ、基板授受位置Pからプロセス処理ユニット3側に未
処理基板を受け取る。
【0066】なお、基板授受ユニット2側においては、
この基板供給実行指令信号の入力とともに基板移送機器
6に制御信号を出力して、収納元カセットからの未処理
基板の取り出し,位置合わせ板10による基板Wの中心
位置合わせ等を順次実行し、基板授受位置Pへ未処理基
板を移送する。そして、この基板供給移送を実行するに
際しては、図8に示すカセット毎の基板収納状況データ
を参照して、基板移送機器6を駆動制御する。具体的に
は、カセット単位の処理順序に従ったカセット順(カセ
ットC1,C2の順)にそのカセット内の基板Wを取り
出しに行く。更に、各カセットにおいては、基板有りと
された基板収納溝のみに対応させて基板吸着アーム7を
進入させるとともに、基板有りとされた基板収納溝のう
ちの最下段の基板収納溝から順次基板を取り出しに行
く。
【0067】また、基板搬送機器37により基板授受位
置Pから未処理基板を受け取るに当たっては、基板授受
位置Pまでの1枚の基板の移送が完了した旨の移送完了
信号を、メインコントローラ50が基板授受ユニットコ
ントローラ60から入力し、この信号の入力を受けて基
板受け取りを開始する。
【0068】そして、基板授受位置Pへ移送されてきた
未処理基板の受け取り後には、次のようにして、プロセ
ス処理ユニット3における各処理機器に受け取った未処
理基板を順次搬送しつつ、搬送された各処理機器におい
て基板処理を実行する(S160)。
【0069】即ち、本ルーチンの処理が電源投入直後の
ものであり最先の基板処理を優先基板処理手順によって
行なう場合には、優先基板処理手順における搬送順序に
従って基板搬送機器37を駆動して、優先基板処理手順
に該当する各処理機器に基板を搬送する。また、基板が
搬送された各処理機器では、S125における基板デー
タ(図9)の作成・記憶の完了に伴ってメインコントロ
ーラ50から各処理機器付属のコントローラへ転送され
た優先基板処理手順における処理条件に従って基板を処
理する。
【0070】一方、本ルーチンの処理が電源投入直後の
ものであっても最先の基板処理を新たに指定された指定
基板処理手順によって行なう場合、又は本ルーチンが2
回目以降のものである場合には、指定基板処理手順にお
ける搬送順序に従って基板搬送機器37を駆動して各処
理機器に基板を搬送し、基板が搬送された各処理機器に
おいては、S130における基板データ(図10)の作
成・記憶の完了に伴ってメインコントローラ50から各
処理機器付属のコントローラへ転送された基板処理手順
における処理条件に従って基板を処理する。
【0071】なお、各処理機器への基板搬送順序は、基
板処理手順における処理ステップの順にほかならない。
つまり、基板処理手順が手順番号数値コード01で特定
されるものであれば、図4から判るように、処理ステッ
プの数値の昇順に従って、加熱用熱処理機器33a又は
34a,冷却用熱処理機器33b,回転塗布機器31,
加熱用熱処理機器35a等の各処理機器に、この順で基
板が搬送される。
【0072】こうして基板搬送並びに基板処理が行なわ
れた後には、最終処理ステップにおける処理機器まで基
板が各処理機器を一巡して搬送されて一連の基板処理が
完了したか否かを判断し(S165)、基板処理が完了
していなければ上記S150に移行して、基板受け取り
可否判断,基板受け取り,基板搬送・処理を繰り返す。
これにより、収納元カセット内の未処理基板が1枚ずつ
プロセス処理ユニット3に受け渡されて次々と処理され
る。
【0073】一方、1枚でも最終処理ステップにおける
処理機器で基板処理が完了すると、処理済み基板を基板
搬送機器37により基板授受位置Pへ搬送して、基板授
受ユニット2の基板移送機器6に受け渡す(S17
0)。この際、メインコントローラ50からは、プロセ
ス処理ユニット3の基板搬送機器37から基板を受け取
って収納先カセットへ収納する旨の基板収納指令信号が
基板授受ユニットコントローラ60に出力される。そし
て、これを受けた基板授受ユニットコントローラ60
は、基板移送機器6を介して処理済み基板を収納先カセ
ットへ収納する。なお、この基板の収納移送は、基板授
受ユニットコントローラ60において作成・記憶した図
8の基板収納状況データに基づいて、基板授受位置Pへ
返送基板順に、予め設定入力した処理済み基板の収納先
カセットの所定の段の収納溝に対して行なわれる。
【0074】その後、基板処理を行なっている現状基板
処理手順(優先基板処理手順又は指定基板処理手順)で
処理するよう指示された全基板について一連の基板処理
が完了したか否かを、図9,図10の基板データと最終
処理ステップにおける処理機器で基板処理が完了した基
板枚数とに基づき判断する(S175)。ここで否定判
断すると、S150に移行して基板受け取り可否判断,
基板受け取り,基板搬送・処理,基板受け渡しを繰り返
し実行する。一方、上記全基板毎についてその処理が完
了すれば、優先基板処理手順又は指定基板処理手順に続
く次の基板処理手順が指定されているか否かを判断する
(S180)。
【0075】つまり、図9,図10に示したように、次
の基板処理手順として、優先基板処理手順(手順番号数
値コード01,図9)又は指定基板処理手順(手順番号
数値コード11,図10)に続いて手順番号数値コード
28で特定される基板処理手順が指定されていれば、上
記次の基板処理手順における処理条件の制御パラメータ
に基づく各処理機器の制御を開始した後(S185)、
既述したS140に移行してそれ以降の処理を繰り返
す。一方、次の基板処理手順が指定されていなければ、
基板処理するよう指示された全収納元カセットの全基板
について基板処理が完了したとして、S110に移行
し、基板授受ユニットコントローラ60からの新たな基
板収納状況データの入力に備える。そして、この新たな
基板収納状況データの入力、即ち新たな基板処理の指示
があるたびに、上記した処理を行ない基板を処理する。
【0076】以上説明したように本実施例の回転式基板
処理装置1は、ある基板処理手順を優先基板処理手順と
して予め記憶しておき、電源投入当初から、この優先基
板処理手順における処理条件に適合するよう各処理機器
(回転塗布機器,熱処理機器等)を制御して、この優先
基板処理手順に基づく基板処理準備を速やかに完了させ
る。これにより、電源投入後即座に、例えば加熱処理機
器はその処理室を室温から処理温度まで昇温し、冷却処
理機器は処理室を室温より低温の温度に冷却させる。
【0077】この結果、電源投入後の最先の基板処理を
行なうための基板処理手順を優先基板処理手順とすれ
ば、電源投入当初から優先基板処理手順に基づいた基板
処理を即座に開始することができるので、基板処理の効
率が向上する。特に、優先基板処理手順を処理頻度の高
い基板に適合した基板処理手順や電源遮断時の基板処理
手順としておけば、基板処理を開始するに当たってオペ
レータは電源投入操作と処理すべき基板に関する指示操
作とをするだけでよいので、操作性並びに使い勝手が向
上する。
【0078】また、優先基板処理手順による基板処理準
備完了後に、最先基板処理手順として新たな基板処理手
順(指定基板処理手順)が指示されこの手順に基づき最
先の基板処理を行なう場合でも、各処理機器は一旦優先
基板処理手順における処理条件に適合するよう制御され
ているので、例えば加熱処理機器の処理室は室温を越え
る温度にまですでに昇温しているので、変更指示された
最先基板処理手順の処理条件に適合するよう各処理機器
を制御することが容易となるとともに、その制御は短時
間のうちに完了する。
【0079】更に、本実施例では、優先基板処理手順を
記憶するに当たり、基板処理手順を特定するための手順
番号数値コードだけを記憶するよう構成したので、基板
処理手順そのものを記憶する場合に比べて、必要な記憶
領域を小さくすることができる。つまり、大容量の記憶
装置を用いる必要がなくなりその構成が簡単となる。ま
た、ただ単に手順番号数値コードをテンキー等により入
力するだけでよいので、操作が簡単である。
【0080】次に、第2実施例の回転式基板処理装置に
ついて説明する。第2実施例の回転式基板処理装置は、
上記実施例における回転式基板処理装置1と同様の熱処
理機器等の機器構成を備え、その基板処理制御(ルーチ
ン)について、上記実施例における回転式基板処理装置
1と異なる。従って、この第2実施例の回転式基板処理
装置の説明に当たっては、上記実施例の回転式基板処理
装置1と共通する各処理機器については同一の符号を用
いつつ、基板処理制御(ルーチン)の説明に止めること
とする。
【0081】第2実施例における回転式基板処理装置が
行なう基板処理制御(ルーチン)は、図11に示すよう
に、その前半部分で回転式基板処理装置1と異なり、図
6におけるS145以降の処理は同一である。そして、
当該基板処理ルーチンは、回転式基板処理装置1におけ
る基板処理制御(ルーチン)と同様、電源が投入された
ときにのみ実施する図示しない初期処理を経て、電源投
入時から電源遮断時までの間に渡って繰り返し実行され
る。
【0082】図11に示すように、この基板処理ルーチ
ンは、上記初期処理の後に、まず、記憶ディスク54の
所定アドレスに記憶されている所定処理機器に関する制
御データを読み込む(S300)。つまり、基板処理を
開始する前に予め制御を開始しておく基板処理前制御対
象処理機器に関する制御データ(制御パラメータ)を読
み込む。ここで、基板処理前制御対象処理機器とは、実
際の基板処理の際に安定した制御状態に制御されている
ことを要する処理機器をいい、プロセス処理ユニット3
における各加熱用熱処理機器や各冷却用熱処理機器がこ
れに該当する。
【0083】なお、この制御データは、装置の導入時或
いは工場出荷時等において、主操作パネル5等から、該
当する処理機器に対応して予め記憶ディスク54の所定
アドレスに記憶されている。また、このように特別な制
御データとして、既述した基板処理手順と別個に記憶し
てもよいが、ある基板処理手順が上記基板処理前制御対
象処理機器に関して規定する処理条件を上記制御データ
として抜き出して記憶してもよい。
【0084】また、プロセス処理ユニット3に、基板の
外周付近についてのみ露光するいわゆるエッジ露光処理
機器や減圧しつつ基板に所定処理を行なう減圧付随処理
機器等が付設された場合には、エッジ露光処理機器や減
圧付随処理機器を基板処理前制御対象処理機器とするこ
ともできる。
【0085】こうして、S300にて基板処理前制御対
象処理機器に関する制御データ(制御パラメータ)を読
み込んだ後は、読み込んだ制御パラメータに基づいて基
板処理前制御対象処理機器を制御する(S305)。そ
の後、基板授受ユニットコントローラ60からの基板収
納状況データの入力有無を判断し(S301)、この基
板収納状況データが入力されるまで待機する。つまり、
基板収納状況データの入力を待機する間に、読み込んだ
制御パラメータに基づいく基板処理前制御対象処理機器
の制御を行なうことにより、各基板処理前制御対象処理
機器の制御状態を読み込んだ制御パラメータに基づく制
御状態とする。
【0086】そして、この基板収納状況データの入力を
受けると、回転式基板処理装置1におけるS110と同
様、基板授受ユニットコントローラ60からの基板関連
情報に何らかの不都合がないか、或いは、プロセス処理
ユニット3の各処理機器から何らかの異常の報知を受け
ていないか、その他諸々を確認することにより、基板の
回転処理を開始できる態勢が整っているか否かを判断す
る(S320)。
【0087】S320における基板関連情報等のチェッ
クの結果、何らかの不備がある場合には、基板授受ユニ
ット2の収納元カセットからプロセス処理ユニット3へ
基板を供給する基板供給移送に支障があるとして、S1
15同様、基板供給移送を禁止し(S325)、その
後、S320に移行して、基板関連情報等に不備がなく
なるまで待機する。
【0088】一方、S320でのチェック結果に何の不
備がないと判断した場合には、電源投入直後の最先の基
板処理を、電源投入後に入力された手順番号数値コード
を介して特定される基板処理手順に基づき実施すべく、
S130,135と同様な処理を行なう。つまり、図8
に示す基板収納状況データに基づいて、基板授受ユニッ
ト2側で検出された基板毎に、基板情報と、カセット単
位の情報(カセット情報)と、上記新たに入力を受けた
手順番号数値コード、例えば11とを対応付けた、図1
0に示すような基板データを作成してこれを記憶ディス
ク54に記憶し、該当する基板処理手順における処理条
件の制御パラメータに基づき各処理機器を制御する(S
330)。この際、基板データの作成・記憶の完了に伴
って、メインコントローラ50からは、指定基板処理手
順に該当するプロセス処理ユニット3の各処理機器付属
のコントローラへ、手順番号数値コード11を含んだ図
4のアドレスA11(図示せず)に書き込まれている基板
処理手順に関する詳細な条件やデータが転送される。
【0089】その後、基板処理手順における制御パラメ
ータに基づく各処理機器の制御状態が基板処理可能な状
態(熱処理機器における温度制御完了等)にあるか否か
を、S140と同様、各処理機器毎のコントローラから
の制御状態に関する検出結果の良否に基づき判断し(S
340)、指定基板処理手順に該当する総ての処理機器
における制御状態が基板処理が可能な状態となるまで待
機する。しかる後は、既述したS145以降の処理を、
回転式基板処理装置1と同様にら実施する。
【0090】従って、第2実施例の回転式基板処理装置
は、熱処理機器等の基板処理前制御対象処理機器を、電
源投入当初から、予め記憶した制御条件に適合するよう
制御して、基板処理に先立つ基板処理準備を速やかに完
了させる。これにより、電源投入後即座に、例えば加熱
処理機器はその処理室を室温から処理温度まで昇温し、
冷却処理機器は処理室を室温より低温の温度に冷却させ
る。
【0091】この結果、電源投入後の最先の基板処理を
行なうための基板処理手順が指示されれば、基板処理前
制御対象処理機器を始めとする各処理機器の制御状態
を、この基板処理手順の規定する基板処理条件に適合す
る制御状態に早期のうちに推移させることができ、基板
処理の効率が向上する。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明にかかる
回転式基板処理装置によれば、電源投入直後からある一
つの基板処理手順における処理条件に適合するよう各処
理機器を制御し、基板処理準備を速やかに完了させるこ
とができる。この結果、各処理機器の制御状態を、電源
投入当初から上記ある一つの基板処理手順に基づいた基
板処理を即座に開始することが可能な制御状態とするの
で、電源投入後のオペレータによる基板処理手順の指定
を待機する必要がなくなり基板処理の効率が向上する。
特に、このある一つの基板処理手順である優先基板処理
手順を、処理頻度の高い基板に適合した基板処理手順や
電源遮断時の基板処理手順としておけば、基板処理を開
始するに当たってオペレータは電源投入操作等の僅かな
初期操作をするだけでよいので、操作性及びその使い勝
手が向上する。
【0093】また、第2の発明にかかる回転式基板処理
装置によれば、熱処理機器等の所定の処理機器を、電源
投入当初から、予め記憶した初期制御条件に適合するよ
う制御して、基板処理に先立つ基板処理準備を速やかに
完了させることができる。この結果、電源投入後の最先
の基板処理を行なうための基板処理手順が指示されれ
ば、上記所定の処理機器を始めとする各処理機器の制御
状態を、この指示された基板処理手順の規定する基板処
理条件に適合する制御状態に早期のうちに推移させるこ
とができ、基板処理の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の回転式基板処理装置1の概略斜視図。
【図2】実施例の回転式基板処理装置1の一部平面を破
断して示す平面図。
【図3】回転式基板処理装置1の全体を統括制御するメ
インコントローラ50を中心とした制御系のブロック
図。
【図4】本実施例のプロセス処理ユニット3の各処理機
器が行なう回転基板処理の基板処理手順を説明するため
の説明図。
【図5】回転式基板処理装置1において実行される基板
処理ルーチンの前半を示すフローチャート。
【図6】回転式基板処理装置1において実行される基板
処理ルーチンの後半を示すフローチャート。
【図7】回転式基板処理装置1において実行される優先
基板処理手順更新ルーチンを示すフローチャート。
【図8】基板処理ルーチンにおける処理を説明するため
の説明図。
【図9】基板処理ルーチンにおける処理を説明するため
の説明図。
【図10】基板処理ルーチンにおける処理を説明するた
めの説明図。
【図11】第2実施例における回転式基板処理装置にお
いて実行される基板処理ルーチンの前半を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 回転式基板処理装置 2 基板授受ユニット 3 プロセス処理ユニット 4 カセット設置台 5 主操作パネル 6 基板移送機器 18 カセットコントロールパネル 50 メインコントローラ 54 記憶ディスク 60 基板授受ユニットコントローラ C1,C2,C3,C4 カセット W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−164017(JP,A) 特開 平2−65120(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 B05C 11/08 B05C 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の処理液を用いて基板に回転処理を
    施す回転処理機器を始めとする複数の処理機器への基板
    搬送順序と搬送された各処理機器における基板処理条件
    とを含む基板処理手順を複数記憶し、該記憶した複数の
    基板処理手順のうちから随時指定された基板処理手順に
    基づいて前記処理機器を制御して、基板を処理する回転
    式基板処理装置であって、前記記憶した複数の基板処理
    手順のうちから予め指定された基板処理手順を、優先基
    板処理手順として記憶する優先手順記憶手段と、電源投
    入時には、該優先手順記憶手段の記憶した優先基板処理
    手順に基づいて前記複数の処理機器を制御する初期制御
    手段とを備えたことを特徴とする回転式基板処理装置。
  2. 【請求項2】 所要の処理液を用いて基板に回転処理を
    施す回転処理機器を始めとする複数の処理機器への基板
    搬送順序と搬送された各処理機器における基板処理条件
    とを含む基板処理手順を複数記憶し、該記憶した複数の
    基板処理手順のうちから随時指定された基板処理手順に
    基づいて前記処理機器を制御して、基板を処理する回転
    式基板処理装置であって、前記記憶した複数の基板処理
    手順の規定する複数の処理機器のうちの所定の処理機器
    について、該処理機器における初期制御条件を記憶する
    初期制御条件記憶手段と、電源投入時には、該初期制御
    条件記憶手段の記憶した初期制御条件に基づいて前記所
    定の処理機器の個々を制御する初期制御手段とを備えた
    ことを特徴とする回転式基板処理装置。
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