JP2812944B2 - 金型交換装置 - Google Patents

金型交換装置

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JP2812944B2
JP2812944B2 JP63007844A JP784488A JP2812944B2 JP 2812944 B2 JP2812944 B2 JP 2812944B2 JP 63007844 A JP63007844 A JP 63007844A JP 784488 A JP784488 A JP 784488A JP 2812944 B2 JP2812944 B2 JP 2812944B2
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広光 菅沼
弘 水谷
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、鋳造用型締め装置に対する金型の交換装置
に関する。
〈従来の技術〉 金型を用いた鋳造装置に於ては、固定盤と可動盤とか
らなる型締め装置に対して金型が交換可能なように構成
されている。この金型は、一般的に大重量であることか
ら、交換作業に際しては、鋳造機の上方に敷設された走
行ホイストを用いたり、或いは鋳造機付近への金型の搬
送には台車を用い、型締め装置に対する金型の着脱は鋳
造機と近接設置されたジブクレーンなどを用いて行なう
ことが通例である。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかるに、上記のように、ホイストやチェーンブロッ
クなどの汎用の搬機を用いての金型交換は、多数の熟練
した人手を要する上に、安全確保の都合上、作業効率を
高めることが困難であった。
本発明はこのような従来技術の問題点、即ち金型交換
作業効率の低劣な現状に鑑みなされたものであり、その
主な目的は、能率良くかつ安全に作業を行ない得る金型
交換装置を提供することにある。
[発明の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、互いに相対接離
可能な一対の金型取付け盤を備えた型締め装置に対して
合せ金型の着脱交換を行なうための装置であって、前記
金型取付け盤の金型取付け面に平行する方向に延設した
レール上を自走可能な走行台車と、該走行台車の一側に
片寄せて設けた支持台上に垂直に固設したポストと、モ
ータ駆動されるピニオンギヤに噛合するリングギヤを備
えて回転駆動されると共に直接摺動アクチュエータで上
下駆動されるべく前記ポストの外面に回動および摺動自
在に嵌着した支持ヘッドと、該支持ヘッドの外面に回転
中心を挟んで互いに反対方向へ向けて水平に延出した2
組のハンガアームとを有することを特徴とする金型交換
装置を提供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、走行台車上の一方のハンガアーム
にて新規に交換する金型を金型保管場所から取り出し、
型締め装置の金型取付面に他方のハンガアームを対向さ
せて型締め装置から既設の金型の取り出しが行なえる。
この際、支持ヘッドの上下動と走行台車の進退移動とに
より、型締め装置に対する金型の位置調節が行なえる。
そして取り出した旧金型とこれから取り付ける新金型と
の位置を支持ヘッドの回転によって交換し、一方のハン
ガアームに積載した新金型を型締め装置の金型取付面に
対向させると同時に、旧金型を積載した他方のハンガア
ームを金型保管場所に向けることができる。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳し
く説明する。
第1図は、本発明に基づく金型交換装置と型締め装置
との関係を示す配置図である。
型締め装置1は、ベース2上に固設された固定盤3
と、固定盤3に固設されて水平方向に延在する複数のタ
イバー4と、タイバー4に沿って摺動自在なように設け
られた可動盤5とを有している。これら固定盤3と可動
盤5との互いに対向する内面には、一対の合せ金型6a・
6bが取付けられており、油圧装置7を用いて固定盤3に
対して可動盤5を接離移動することにより、これら金型
6a・6bの型合せ及び型開きが行なえるようにされてい
る。
固定盤3及び可動盤5の金型取付け面3a・5aに平行す
る方向に沿って、型締め装置1に隣接して2条の走行レ
ール8が敷設されている。そして、この走行レール8上
には、本発明装置である金型交換装置9が設置されてい
る。
第2・3図に良く示すように、金型交換装置9は、走
行レール8上を自走し得る走行台車10と、走行台車10上
の型締め装置1側に片寄せた位置に立設された支持装置
11とからなっている。
走行台車10は、電動機12及びギヤ装置13を介して駆動
される車輪14を備えており、床面15に延設されたレール
8上を自走し得るようにされている。この走行台車10に
は、レール8のフランジ部8aを抱きとめる爪16が要所に
設けられており、偏荷重などによりレール8から車輪14
が浮き上がることのないようにされている。また走行台
車10下面の適所には、レール8のフランジ部8aを空圧シ
リンダなどを用いて挟み込むブレーキ17が設けられてお
り、任意位置での確実な停止を行ない得るようにされて
いる。
支持装置11は、走行台車10上に固設された支持台18
と、支持台18上に固設された中空円筒状をなすポスト19
と、このポスト19の外面に対して回動及び摺動自在に嵌
着される共に上端を閉塞された支持ヘッド20と、油圧シ
リンダ21にて上下同し得るようにポスト19内面に摺合し
たラム22とを有している。
支持ヘッド20は、水平方向に沿う2条のT溝23を凹設
してなる一対のハンガ取付板24をその上部に備えると共
に、支持台18上に固設された油圧モータ25にて駆動され
るピニオンギヤ26に噛合したリングギヤ27をその下端部
に備えている。また、支持ヘッド20の閉塞された上端の
内面は、スラスト軸受け28を介してラム22の上端に係合
している。
以上のようにして支持ヘッド20は、油圧モータ25によ
り回動駆動されると共に、油圧シリンダ21によりラム22
を介して昇降駆動される。
一対のハンガ取付板24は、支持ヘッド20外面の回転中
心を挟んで互いに背中合せの位置に互いに平行に固着さ
れており、それぞれが一対からなるハンガアーム29a・2
9bを各々のT溝23にて支持している。これらハンガアー
ム29a・29bは、T溝23に沿って互いに独立して移動し得
ると共に、水平方向にかつ互いに反対方向へそれぞれ延
出されており、その上縁にピン30が突設されている。
また、支持台18上には、空圧シリンダ31にて上下方向
に出没自在なようにされた位置決めピン32が設けられて
おり、両ハンガアーム29a・29bが走行レール8に平行す
る位置にてこの位置決めピン32先端を支持ヘッド20に設
けられた対応孔33に突入させることにより、支持ヘッド
20の回動位置規定が行なわれる。
一方、金型6a・6bの上端部には、固定盤3及び可動盤
5の金型取付部の肩部分に係合するように、オーバーハ
ング部34がそれぞれ形成されている。このオーバーハン
グ部34の下面には、前記したハンガアーム29a・29b上縁
に突設されたピン30に対応する孔が凹設されており、こ
れにより閉じた状態で連結された合せ金型のハンガアー
ム29a・29bに対する位置決めがなし得るようにされてい
る。
次に上記実施例の作動要領について説明する。
金型を交換するに際しては、予め金型保管場所より新
規に用うべく金型6a′・6b′を取り出し、一方のハンガ
アーム29b上に載置した上で空のハンガアーム29aを型締
め装置1に向けて前進移動させる。
型締め装置1上にある交換されるべき金型6a・6bは、
予め閉じた状態にて連結した上で固定盤3及び可動盤5
とのクランプを解除されると共に、例えばエジェクタ装
置などの駆動力を利用することにより、金型取付け面3a
・5aと金型の背面との間にハンガアーム29aをさしこめ
る隙間が開けられている。
走行台車10を前進させ、空のハンガアーム29aを金型6
a・6bのオーバーハング部34下側に差し込み、ピン30の
位置合せを行った後、油圧シリンダ21によりラム22を介
して支持ヘッド20と共にハンガアーム29a・29bを上昇さ
せる。ハンガアーム29a上に金型6a・6bが載置されたな
らば、走行台車10を後退させて型締め装置1から金型6a
・6bを引き抜き、型締め装置1と金型6a・6bとが干渉し
ない位置にて油圧モータ25により支持ヘッド20と共に、
ハンガアーム29a・29bを180度回動させ、新規の金型6
a′・6b′と取外した金型6a・6bとの位置を交換する。
次いで、再度走行台車10を型締め装置1に向けて前進
させ、上記とは逆の手順にて新たな金型6a′・6b′を型
締め装置1に取付ける。この後、走行台車10を金型保管
場所に向けて後退移動させることにより、一連の作業が
終了する。
[発明の効果] このように本発明によれば、走行台車上に載置した状
態のままで型締め装置に対する金型の位置合せを行なう
ことが可能となり、積み換え作業や玉掛け作業などが不
要となることから、金型の交換に於ける作業性及び安全
性を向上する上に極めて大きな効果がある。これに加え
て、走行台車上の型締め装置側に片寄った位置に支持装
置を立設することによってできた走行台車の上面の空き
スペースに、金型保管場所から取り出した新金型、或い
は型締め装置から取り外した旧金型を装置すれば、走行
台車の上面で金型の荷重を受けることができるので、ハ
ンガアームの負担が軽減される。しかも水平方向に延在
する2組のハンガアームを互いに背中合わせに設置する
ことにより、両ハンガアームの高さを同一に設定できる
ので、2組のハンガアームを共通の支持ヘッド上に設け
た上で装置全体の高さ寸法を過大にせずに済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく金型交換装置と型締め装置との
関係を示す配置図である。 第2図は金型交換装置を部分的に切除して示す正面図で
ある。 第3図は同じく側面図である。 1……型締め装置、2……ベース 3……固定盤、3a……金型取付け面 4……タイバー、5……可動盤 5a……金型取付け面、6a・6b……合せ金型 7……油圧装置、8……走行レール 8a……フランジ部、9……金型交換装置 10……走行台車、11……支持装置 12……電動機、13……ギヤ装置 14……車輪、15……床面 16……爪、17……ブレーキ 18……支持台、19……ポスト 20……支持ヘッド、21……油圧シリンダ 22……ラム、23……T溝 24……ハンガ取付板、25……油圧モータ 26……ピニオンギヤ、27……リングギヤ 28……スラスト軸受 29a・29b……ハンガアーム 30……ピン、31……空圧シリンダ 32……位置決めピン、33……対応孔 34……オーバーハング部
フロントページの続き (72)発明者 水谷 弘 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 ホンダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 長谷川 仁 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 ホンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−159699(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 17/22 B29C 33/30,45/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに相対接離可能な一対の金型取付け盤
    を備えた型締め装置に対して合せ金型の着脱交換を行な
    うための金型交換装置であって、 前記金型取付け盤の金型取付け面に平行する方向に延設
    したレール上を自走可能な走行台車と、 該走行台車の一側に片寄せて設けた支持台上に垂直に固
    設したポストと、 モータ駆動されるピニオンギヤに噛合するリングギヤを
    備えて回転駆動されると共に直線摺動アクチュエータで
    上下駆動されるべく前記ポストの外面に回動および摺動
    自在に嵌着した支持ヘッドと、 該支持ヘッドの外面に回転中心を挟んで互いに反対方向
    へ向けて水平に延出した2組のハンガアームとを有する
    ことを特徴とする金型交換装置。
JP63007844A 1988-01-18 1988-01-18 金型交換装置 Expired - Lifetime JP2812944B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59159699U (ja) * 1983-04-08 1984-10-26 住友重機械工業株式会社 射出成形機等の金型等の昇降装置

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JPH01181949A (ja) 1989-07-19

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