JP2867278B2 - 低圧鋳造装置 - Google Patents
低圧鋳造装置Info
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- JP2867278B2 JP2867278B2 JP34134989A JP34134989A JP2867278B2 JP 2867278 B2 JP2867278 B2 JP 2867278B2 JP 34134989 A JP34134989 A JP 34134989A JP 34134989 A JP34134989 A JP 34134989A JP 2867278 B2 JP2867278 B2 JP 2867278B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はアルミ溶湯等を保持した溶湯保持炉内にガス
圧を作用させて、上方に配置されている金型内にストー
ク管を介してアルミ溶湯等を加圧注入して鋳造品を得る
低圧鋳造装置に関する。
圧を作用させて、上方に配置されている金型内にストー
ク管を介してアルミ溶湯等を加圧注入して鋳造品を得る
低圧鋳造装置に関する。
（従来技術と問題点） 従来低圧鋳造装置としては門形フレームの下部位置に
溶湯保持炉を設け、その上方に門形フレームの支柱に沿
って下ダイプレート、分割金型の金型開閉機及び上ダイ
プレートを配設し、この下ダイプレートと保持炉とはス
トーク管を介して連通し使用されている。
溶湯保持炉を設け、その上方に門形フレームの支柱に沿
って下ダイプレート、分割金型の金型開閉機及び上ダイ
プレートを配設し、この下ダイプレートと保持炉とはス
トーク管を介して連通し使用されている。
しかし、このような低圧鋳造装置における金型あるい
はストーク管の交換は、鋳造装置の中央部へ新旧金型あ
るいはストーク管をクレーン等を利用して入出させなけ
ればならずこのために下ダイプレートの上方に広い空間
を構成できるように金型開閉機等の垂直移動距離を大き
くする等の配慮がしてあり、装置全体として大型化する
問題があった。
はストーク管の交換は、鋳造装置の中央部へ新旧金型あ
るいはストーク管をクレーン等を利用して入出させなけ
ればならずこのために下ダイプレートの上方に広い空間
を構成できるように金型開閉機等の垂直移動距離を大き
くする等の配慮がしてあり、装置全体として大型化する
問題があった。
また、金型あるいはストローク管の交換作業は全て鋳
造装置の中央部で行う必要があり作業がしにくいという
問題もあった。
造装置の中央部で行う必要があり作業がしにくいという
問題もあった。
（目的） 本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので金型ある
いはストーク管交換を容易に行ない得るようにした低圧
鋳造装置を提供することを目的とするものである。
いはストーク管交換を容易に行ない得るようにした低圧
鋳造装置を提供することを目的とするものである。
（問題 解決のための手段） 上記の目的を達成するために本発明における低圧鋳造
装置は、門形フレームの天井部からシリンダを介して上
ダイプレートを昇降可能に吊り設し、該門形フレームの
下部位置に機外に延びるレールを敷設すると共に該レー
ル上に駆動台車を配置し、該駆動台車上に溶湯保持炉を
設けると共に該駆動台車上における溶融保持炉の両外側
位置に上向シリンダを配設し、該上向シリンダのピスト
ンロッド先端に前記溶湯保持炉の蓋を兼ねる下ダイプレ
ートを連結治具を介して着脱可能にして取り付けたこと
を特徴とするものである。
装置は、門形フレームの天井部からシリンダを介して上
ダイプレートを昇降可能に吊り設し、該門形フレームの
下部位置に機外に延びるレールを敷設すると共に該レー
ル上に駆動台車を配置し、該駆動台車上に溶湯保持炉を
設けると共に該駆動台車上における溶融保持炉の両外側
位置に上向シリンダを配設し、該上向シリンダのピスト
ンロッド先端に前記溶湯保持炉の蓋を兼ねる下ダイプレ
ートを連結治具を介して着脱可能にして取り付けたこと
を特徴とするものである。
（実施例） 実施例について図面を参照して詳細に説明する。支柱
（２）（２）と天井フレーム（３）により構成された門
形フレーム（１）の天井フレーム（３）には２本の上向
シリンダ（４）（４）が設けられていて、該上向シリン
ダ（４）（４）のピストンロッド先端には連結フレーム
（５）が固着されている。
（２）（２）と天井フレーム（３）により構成された門
形フレーム（１）の天井フレーム（３）には２本の上向
シリンダ（４）（４）が設けられていて、該上向シリン
ダ（４）（４）のピストンロッド先端には連結フレーム
（５）が固着されている。
該連結フレーム（５）の下面四隅には４本のガイドロ
ッド（６）（６）が吊設されており、該ガイドロッド
（６）（６）は前記天井フレーム（３）に設けられたガ
イド筒（７）（７）に上下摺動可能にして嵌合されてい
ると共に該ガイドロッド（６）（６）の下端間には取付
プレートを兼ねた上金型（Ａ）用上ダイプレート（８）
が固着されている。さらに該上ダイプレート（８）の下
面には左右金型（Ｂ）（Ｃ）の金型開閉機（９）（９）
が取り付けられている。
ッド（６）（６）が吊設されており、該ガイドロッド
（６）（６）は前記天井フレーム（３）に設けられたガ
イド筒（７）（７）に上下摺動可能にして嵌合されてい
ると共に該ガイドロッド（６）（６）の下端間には取付
プレートを兼ねた上金型（Ａ）用上ダイプレート（８）
が固着されている。さらに該上ダイプレート（８）の下
面には左右金型（Ｂ）（Ｃ）の金型開閉機（９）（９）
が取り付けられている。
前記門形フレーム（１）内における床面には前後方向
に指向する山形レール（10）（10）が適当な間隔をおい
て敷設されており、該山形レール（10）（10）は該門形
フレーム（１）の内部から前後に若干突出する位置まで
延設されている。
に指向する山形レール（10）（10）が適当な間隔をおい
て敷設されており、該山形レール（10）（10）は該門形
フレーム（１）の内部から前後に若干突出する位置まで
延設されている。
また該山形レール（10）（10）の後端部両外側には該
山形レール（10）（10）と同一方向に指向する平レール
（11）（11）が山形レール（10）（10）と一部をラップ
させた状態にして延設されている。
山形レール（10）（10）と同一方向に指向する平レール
（11）（11）が山形レール（10）（10）と一部をラップ
させた状態にして延設されている。
さらに前記山形レール（10）（10）及び平レール（1
1）（11）上には、モータ（12）の駆動により回転され
るＶ溝ローラ（13）（13）及び平ローラ（14）（14）を
介して台車（15）が係合載置されており、該台車（15）
上にはアルミ溶湯を保持する溶湯保持炉（16）が設けら
れている。
1）（11）上には、モータ（12）の駆動により回転され
るＶ溝ローラ（13）（13）及び平ローラ（14）（14）を
介して台車（15）が係合載置されており、該台車（15）
上にはアルミ溶湯を保持する溶湯保持炉（16）が設けら
れている。
該台車（15）上における溶湯保持炉（16）の両側に
は、取付台（17）（17）を介して上向シリンダ（18）
（18）が設けられており、該上向シリンダ（18）（18）
のピストンロッド先端には前記溶湯保持炉（16）の蓋を
兼ねる（下金型（Ｄ）の取り付けの）下ダイプレート
（19）が連続治具（20）（20）を介して着脱可能に取り
付けられている。
は、取付台（17）（17）を介して上向シリンダ（18）
（18）が設けられており、該上向シリンダ（18）（18）
のピストンロッド先端には前記溶湯保持炉（16）の蓋を
兼ねる（下金型（Ｄ）の取り付けの）下ダイプレート
（19）が連続治具（20）（20）を介して着脱可能に取り
付けられている。
さらに該下ダイプレート（19）の四隅位置下面には、
ガイドロッド（21）（21）が吊設されていて、該ガイド
ロッド（21）（21）は台車（15）上に取付台（22）（2
2）を介して取付られたガイド筒（23）（23）に上下摺
動可能にして嵌合されている。
ガイドロッド（21）（21）が吊設されていて、該ガイド
ロッド（21）（21）は台車（15）上に取付台（22）（2
2）を介して取付られたガイド筒（23）（23）に上下摺
動可能にして嵌合されている。
前記上金型（Ａ）は上ダイプレート（８）に、左右金
型（Ｂ）（Ｃ）は金型開閉機（９）（９）に、下金型
（Ｄ）は下ダイプレート（19）にそれぞれ図示されない
ボルトナットにより取り付けられている。また図中（2
4）は台車（15）の位置決め機である。
型（Ｂ）（Ｃ）は金型開閉機（９）（９）に、下金型
（Ｄ）は下ダイプレート（19）にそれぞれ図示されない
ボルトナットにより取り付けられている。また図中（2
4）は台車（15）の位置決め機である。
尚、下ダイプレート（19）には溶湯保持炉（16）内に
達するストーク管（Ｓ）が連通接続されている。
達するストーク管（Ｓ）が連通接続されている。
このように構成されたものについての金型交換作業の
手順を説明する。第１図の状態において作業者の手作業
により金型（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）を上ダイプレート（８）
及び金型開閉機（９）（９）からボルトナット等を操作
して取りはずし、金型開閉機（９）（９）を開いた後シ
リンダ（４）（４）を伸長作動させて上ダイプレート
（８）及び金型開閉機（９）（９）を上昇させ第２図の
状態にする。
手順を説明する。第１図の状態において作業者の手作業
により金型（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）を上ダイプレート（８）
及び金型開閉機（９）（９）からボルトナット等を操作
して取りはずし、金型開閉機（９）（９）を開いた後シ
リンダ（４）（４）を伸長作動させて上ダイプレート
（８）及び金型開閉機（９）（９）を上昇させ第２図の
状態にする。
次にモーター（12）を駆動させて台車（15）と共に溶
湯保持炉（16）、下ダイプレート（19）並びに型合わせ
された金型（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）を第３図の鎖線図
（金型は省略してある）の如く上方が開放されている後
方位置へ移動させる。ここで下金型（Ｄ）と下ダイプレ
ート（19）の締結を手作業により取りはずすと共に金型
（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）をクレーン等を利用して取り
除き、新規の金型（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）を下ダイプ
レート（19）上に載置して上記の操作と逆の操作をする
ことにより新旧金型の交換が行なわれる。
湯保持炉（16）、下ダイプレート（19）並びに型合わせ
された金型（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）を第３図の鎖線図
（金型は省略してある）の如く上方が開放されている後
方位置へ移動させる。ここで下金型（Ｄ）と下ダイプレ
ート（19）の締結を手作業により取りはずすと共に金型
（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）をクレーン等を利用して取り
除き、新規の金型（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）を下ダイプ
レート（19）上に載置して上記の操作と逆の操作をする
ことにより新旧金型の交換が行なわれる。
また、溶湯保持炉（16）等のメンテナンスを行なう場
合について説明すると、各金型（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）
（Ｄ）は第１図のまま上下ダイプレート（８）金型開閉
機（９）（９）並びに下ダイプレート（19）にそれぞれ
締結した状態で第３図の鎖線図の位置に台車（15）と共
に溶湯保持炉（16）下ダイプレート（19）及び下金型
（Ｄ）（鎖線図には示してない）を移動させる。
合について説明すると、各金型（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）
（Ｄ）は第１図のまま上下ダイプレート（８）金型開閉
機（９）（９）並びに下ダイプレート（19）にそれぞれ
締結した状態で第３図の鎖線図の位置に台車（15）と共
に溶湯保持炉（16）下ダイプレート（19）及び下金型
（Ｄ）（鎖線図には示してない）を移動させる。
次に上向シリンダ（18）（18）を伸長作動させて下ダ
イプレート（19）を若干上昇させた後図示されない落下
防止具により下ダイプレート（19）の落下を阻止した状
態にし連結治具（20）（20）を操作してシリンダ（18）
（18）と下ダイプレート（19）との連結を取りはずす。
次にクレーン等を利用してガイドロッド（21）（21）を
ガイド筒（23）（23）から引き抜くと共に下ダイプレー
ト（19）を溶湯保持炉（16）の上方から乗り除き溶湯保
持炉（16）内あるいは下ダイプレート（19）に連通して
いるストーク管（Ｓ）等のメンテナンスを行なうのであ
る。
イプレート（19）を若干上昇させた後図示されない落下
防止具により下ダイプレート（19）の落下を阻止した状
態にし連結治具（20）（20）を操作してシリンダ（18）
（18）と下ダイプレート（19）との連結を取りはずす。
次にクレーン等を利用してガイドロッド（21）（21）を
ガイド筒（23）（23）から引き抜くと共に下ダイプレー
ト（19）を溶湯保持炉（16）の上方から乗り除き溶湯保
持炉（16）内あるいは下ダイプレート（19）に連通して
いるストーク管（Ｓ）等のメンテナンスを行なうのであ
る。
本実施例では金型開閉機を上ダイプレートに配置した
例を説明したが、金型開閉機を下ダイプレートに配置し
て下ダイプレートと一緒に機外へ移動する形式のものに
も応用できることはいうまでもない。
例を説明したが、金型開閉機を下ダイプレートに配置し
て下ダイプレートと一緒に機外へ移動する形式のものに
も応用できることはいうまでもない。
（効果） 本発明は上記の説明からも明らかなように溶湯保持炉
及び下ダイプレートを台車上に設けて鋳造位置の内外へ
出入りさせ得るようにしたから金型あるいはストーク管
交換時に機外で金型あるいはストーク管の交換ができる
ようになり、作業が容易になると共に装置を大型化しな
くてもすむようになり、加えて溶湯保持炉関係のメンテ
ナンスも容易になる等種々の効果があり、利とするとこ
ろは著大である。
及び下ダイプレートを台車上に設けて鋳造位置の内外へ
出入りさせ得るようにしたから金型あるいはストーク管
交換時に機外で金型あるいはストーク管の交換ができる
ようになり、作業が容易になると共に装置を大型化しな
くてもすむようになり、加えて溶湯保持炉関係のメンテ
ナンスも容易になる等種々の効果があり、利とするとこ
ろは著大である。
図面は本発明の実施例を示すものにして第１図は正面
図、第２図は金型交換の状態を示す正面図、第３図は第
１図における右側面図である。 （１）：門形フレーム （８）：上ダイプレート （９）：金型開閉機 （15）：台車 （16）：溶湯保持炉 （18）：上向シリンダ （19）：下ダイプレート （20）：連結治具 （Ａ）：上金型 （Ｂ）：左金型 （Ｃ）：右金型 （Ｄ）：下金型
図、第２図は金型交換の状態を示す正面図、第３図は第
１図における右側面図である。 （１）：門形フレーム （８）：上ダイプレート （９）：金型開閉機 （15）：台車 （16）：溶湯保持炉 （18）：上向シリンダ （19）：下ダイプレート （20）：連結治具 （Ａ）：上金型 （Ｂ）：左金型 （Ｃ）：右金型 （Ｄ）：下金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−296953（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−209765（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−76358（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B22D 18/04,18/06
Claims (1)
- 【請求項１】門形フレームの天井部からシリンダを介し
て上ダイプレートを昇降可能に吊設し、該門形フレーム
の下部位置に機外に延びるレールを敷設すると共に該レ
ール上に駆動台車を配置し、該駆動台車上に溶湯保持炉
を設けるとともに該駆動台車上における溶湯保持炉の両
外側位置に上向シリンダを配置し、該上向シリンダのピ
ストンロッド先端に前記溶湯保持炉の蓋を兼ねる下ダイ
プレートを連結治具を介して着脱可能にして取り付けた
ことを特徴とする低圧鋳造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34134989A JP2867278B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 低圧鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34134989A JP2867278B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 低圧鋳造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03204157A JPH03204157A (ja) | 1991-09-05 |
| JP2867278B2 true JP2867278B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=18345379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34134989A Expired - Fee Related JP2867278B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 低圧鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2867278B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030180B1 (ko) * | 2010-10-12 | 2011-04-18 | 에스.에이.코선 아이엔씨 | 저압 주조기 |
| KR101030168B1 (ko) * | 2010-10-12 | 2011-04-21 | 에스.에이.코선 아이엔씨 | 저압 주조기 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103869741B (zh) * | 2012-12-18 | 2016-06-01 | 沈阳威泰科技发展有限公司 | 热压炉模具破裂探测方法及其装置 |
| KR101694116B1 (ko) * | 2014-12-26 | 2017-01-09 | 주식회사 포스코 | 듀얼워엄감속기용 분해조립장치 |
| CN107377940A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-24 | 江苏天宏机械工业有限公司 | 保温炉能升降和更换的低压铸造机 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP34134989A patent/JP2867278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030180B1 (ko) * | 2010-10-12 | 2011-04-18 | 에스.에이.코선 아이엔씨 | 저압 주조기 |
| KR101030168B1 (ko) * | 2010-10-12 | 2011-04-21 | 에스.에이.코선 아이엔씨 | 저압 주조기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03204157A (ja) | 1991-09-05 |
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