JP2810550B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

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JP2810550B2
JP2810550B2 JP3017643A JP1764391A JP2810550B2 JP 2810550 B2 JP2810550 B2 JP 2810550B2 JP 3017643 A JP3017643 A JP 3017643A JP 1764391 A JP1764391 A JP 1764391A JP 2810550 B2 JP2810550 B2 JP 2810550B2
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成 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外線に対し複数の着信
モードを有するボタン電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電話交換装置においても、音声応
答、転送等の外線着信モードを設定することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、外線に対し通常着信モード以外の例えば音声
応答、転送電話等の着信モードを設定し、その後当該外
線の着信モードの設定を前記着信モードに設定したこと
自体を忘れた場合、あるいは当該外線を通常着信モード
に戻し忘れた場合、大切な連絡や顧客からの注文を逃が
してしまうことがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の外線及
び内線電話機を接続するボタン電話装置において、前記
外線に対し、着信モードを設定する設定手段と、前記内
線電話機がアイドル状態である場合に、前記外線が通常
着信モードか、それとも、通常着信モード以外の着信モ
ードが前記設定手段により設定されているかに応じて、
前記外線に対応する外線ランプを駆動するとともに、前
記設定手段により設定された着信モードを表示するよう
に前記内線電話機を制御する制御手段とを有し、前記設
定手段により設定される着信モードには音声応答モード
含まれ、音声応答モードが設定されている場合には、
アイドル状態の内線電話機において、通常着信モードと
は区別できるように、複数の外線の内の前記音声応答
ードが設定されている外線に対応する外線ランプが駆動
される様にしたものである。また、本発明は、複数の外
線及び外線ランプと文字表示手段を有する内線電話機を
接続するボタン電話装置において、前記外線に対し、着
信モードを設定する設定手段と、前記内線電話機がアイ
ドル状態である場合に、前記外線が通常着信モードか、
それとも、通常着信モード以外の着信モードが前記設定
手段により設定されているかに応じて、前記外線に対応
する外線ランプを駆動するとともに、前記設定手段によ
り設定された着信モードを表示するように前記文字表示
手段を制御する制御手段とを有し、前記設定手段により
設定される着信モードには転送電話モードが含まれ、転
送電話モードが設定されている場合には、アイドル状態
の内線電話機において、通常着信モードとは区別できる
ように、複数の外線の内の前記転送電話モードが設定さ
れている外線に対応する外線ランプが駆動される様にし
たものである。
【0005】
【実施例】図1は本発明を実施したボタン電話システム
の構成を表わすブロツク図であり、1は交換機能を有す
る主装置、2は専用電話機(内線電話機)、3は公衆網
あるいは構内交換機の内線からなる外線である。4は各
部の制御を司どるCPU(中央処理部)、5はCPU4
のプログラムが格納されたROM(リードオンリメモ
リ)、6は各外線に設定されている着信モード、各外線
の状態を含む各種情報を記憶すると共に、CPU4の演
算用にワークエリアを提供するRAM(ランダム アク
セス メモリ)である。7は呼の交換を司どる通話路
部、8は外線i/F(インターフェース)、9は内線i
/F、10は外線着信モードの1つである音声応答を実
現する音声応答回路である。
【0006】以下11〜22は専用電話機2の構成要素
であり、11は専用電話機2の各部の制御を司るCP
U、12はCPU11のプログラムが格納されたRO
M、13はCPU11の各種情報を記憶すると共にCP
U11の演算用にワークエリアを提供するRAMであ
る。14は主装置1との通信を行なうためのi/F部、
19はキーボード、20は外線ボタン、21は外線の発
着信等の状態の表示を行なう外線LED(発光ダイオー
ド)、22は専用電話機からの各種操作に伴ない各種表
示を行なうと共に、専用電話機アイドル時に通常着信モ
ード以外の着信モードに設定されている外線に対して当
該着信モードの表示を行なう液晶表示器である。
【0007】以下、図2のフローチャートに従って、本
実施例の動作を説明する。本実施例の収容外線数をnと
し、液晶表示器22を有する専用電話機2がアイドル状
態であるかを、専用電話機のCPU11、i/F部1
4、内線i/F9を介して主装置のCPU4が判断する
(S301)。アイドル状態でない場合は、アイドル状
態になるまで上記S301のステップを繰返す。アイド
ル状態の場合、i=0として(S302)、次にi=n
であるか判断し(S303)、i=nの場合はそこで終
了する。又、i≠nの場合はi=i+1とiをインクリ
メントする(S304)。そして、CPU4は外線iの
着信モードが通常着信モードであるかどうかをRAM6
内の外線の着信モードの設定データを読んで判断し(S
305)、外線iが通常着信モードに設定されている場
合はS303に戻る。一方、通常着信モード以外の着信
モードに設定されている場合は、CPU4は外線iに対
応する外線LEDを点灯させるとともに、外線iの着信
モード(音声応答モード、転送モードなど)表示を液晶
表示器22に、内線i/F9、CPU11を介して表示
させ(S306)、S303に戻る。
【0008】尚、本実施例では、複数の外線が通常着信
モード以外の着信モードに設定されている場合、CPU
4は、その複数の外線の外線LEDを点滅させるととも
に、外線番号(i)が最も若い外線の着信モードを液晶
表字器22に表示させる。
【0009】又、他の実施例では、この様な場合、CP
U4は通常着信モード以外の着信モードの設定されてい
る1つの外線に対応する外線LED21を点灯させると
ともに、その外線の着信モードを液晶表示器22に表示
させる。そして、次に他の外線に対応する外線LED2
1を点灯させるとともにその外線の着信モードを表示さ
せる。例えば、外線“2”と“4”がそれぞれ音声応答
モード、転送モードに設定されている場合は、外線
“2”の外線LED点灯、他の外線LED消灯、オンセ
イオウトウの液晶表示を例えば1秒間行なった後、外線
“4”の外線LED点灯、他の外線LED消灯、テンソ
ウの液晶表示を1秒間行ない、この動作をくり返す。
【0010】又、通常着信モードについても、ツウジョ
ウと表示する様にしてもよい。
【0011】尚、着信モードの表示中にその外線に着信
があった場合は、その外線に対応するLEDを着信表示
(点滅)させるとともに、液晶表示器22の外線モード
表示を中断させる。
【0012】以上説明した様に、通常着信モード以外の
着信モードに設定されている外線に対して、当該着信モ
ードが設定されている旨の表示を液晶表示器に表示させ
ることにより、一目でどの外線がどの着信モードである
かが分かり、通常着信モード以外の着信モードに設定し
た外線を通常着信モードに戻し忘れたような場合に、当
該液晶表示器の表示により戻し忘れを発見させ、あるい
は、このような戻し忘れを防止し、外線の有効活用に寄
与するという大きな効果がある。
【0013】本発明の更に他の実施例では、本ボタン電
話装置のシステム設定を行なうことが許されているマス
ター電話機に割り当てられた専用電話機に、通常着信モ
ード以外の着信モードが設定されている外線が使用され
ていない場合、当該外線ボタンの外線LEDを赤色点灯
する。外線LEDは赤色と緑色の2色LEDとし、外線
を発信、通話中で使用している専用電話機においては該
当外線LEDを緑色点灯し、他の専用電話機においては
当該外線LEDを赤色点灯する。また、外線を保留した
場合は、該保留を行なった専用電話機の当該外線LED
を第1の周期で緑色点滅させ、他の専用電話機の当該外
線LEDを第1の周期で赤色点滅させる。通常の着信モ
ードに設定されている外線に着信があった場合は、全て
の専用電話機の当該外線LEDを第2の周期で赤色点滅
させる。一方、液晶表示器22の表示については、上述
の実施例と同様に行なう。
【0014】従って、通常着信モード以外の着信モード
に設定されている外線が使用されていない場合、マスタ
ー電話機に割り当てられた専用電話機の当該外線LED
のみ赤色点灯し、他の専用電話機の当該LEDは消灯し
ていることにより、当該外線が通常着信モード以外の着
信モードに設定されていることがわかる。
【0015】このように、液晶表示器に加えて、外線L
EDに表示させることにより、どの外線が通常着信モー
ド以外の着信モードに設定されているかがより明確とな
る。また、どの外線が通常着信モード以外の着信モード
に設定されているかを外線LEDに表示させれば、液晶
表示器の方にはどの着信モードであるかを表示させるだ
けでよくなり、液晶表示器への表示の負荷が軽くなると
いう効果がある。
【0016】また、外線LEDの表示のさせ方として
は、上記した方法に限らず、緑色と赤色の交互点灯にし
てもよい。
【0017】
【発明の効果】本願発明によれば、複数の外線の内のど
の外線に音声応答モードのような通常着信モード以外の
着信モードが設定されているかを、アイドル状態の内線
電話機において、複数の外線の内のその着信モードが設
定されている外線に対応する外線ランプにより使用者に
確実に知らせるとともに、設定された着信モードも使用
者に知らせることができる。また、本願発明によれば、
複数の外線の内のどの外線に転送電話モードのような通
常着信モード以外の着信モードが設定されているかを、
アイドル状態の内線電話機において、複数の外線の内の
その着信モードが設定されている外線に対応する外線ラ
ンプにより使用者に確実に知らせるとともに、設定され
た着信モードも文字表示手段により使用者に知らせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したボタン電話装置の構成図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 主装置 2 専用電話機 4 CPU 6 RAM 21 外線LED 22 液晶表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/02 - 1/23 H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外線及び内線電話機を接続するボ
    タン電話装置において、 前記外線に対し、着信モードを設定する設定手段と、 前記内線電話機がアイドル状態である場合に、前記外線
    が通常着信モードか、それとも、通常着信モード以外の
    着信モードが前記設定手段により設定されているかに応
    じて、前記外線に対応する外線ランプを駆動するととも
    に、前記設定手段により設定された着信モードを表示す
    るように前記内線電話機を制御する制御手段とを有し、 前記設定手段により設定される着信モードには音声応答
    モードが含まれ、 音声応答モードが設定されている場合には、アイドル状
    態の内線電話機において、通常着信モードとは区別でき
    るように、複数の外線の内の前記音声応答モードが設定
    されている外線に対応する外線ランプが駆動されること
    を特徴とするボタン電話装置。
  2. 【請求項2】 複数の外線及び外線ランプと文字表示手
    段を有する内線電話機を接続するボタン電話装置におい
    て、 前記外線に対し、着信モードを設定する設定手段と、 前記内線電話機がアイドル状態である場合に、前記外線
    が通常着信モードか、それとも、通常着信モード以外の
    着信モードが前記設定手段により設定されているかに応
    じて、前記外線に対応する外線ランプを駆動するととも
    に、前記設定手段により設定された着信モードを表示す
    るように前記文字表示手段を制御する制御手段とを有
    し、 前記設定手段により設定される着信モードには転送電話
    モードが含まれ、 転送電話モードが設定されている場合には、アイドル状
    態の内線電話機において、通常着信モードとは区別でき
    るように、複数の外線の内の前記転送電話モードが設定
    されている外線に対応する外線ランプが駆動されること
    を特徴とするボタン電話装置。
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JPH04256268A JPH04256268A (ja) 1992-09-10
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JPS63257363A (ja) * 1987-04-14 1988-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電話通信装置
JPH0295071A (ja) * 1988-09-30 1990-04-05 Nec Corp 電話交換システム
JPH02108355A (ja) * 1988-10-18 1990-04-20 Canon Inc ボタン電話装置
JPH04185198A (ja) * 1990-11-20 1992-07-02 Canon Inc 電話交換装置

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